JP3357149B2 - 機関砲の給弾装置 - Google Patents
機関砲の給弾装置Info
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Description
するものである。
関部に弾薬を供給する給弾装置は、弾薬を貯溜する保弾
部と、弾薬を、機関部での消費に応じて保弾部から機関
部に送り込む送弾機構とからなる方式が一般に採用され
ている。一方、弾薬の方式としては、リンクにて弾薬を
繋いだベルトリンク方式と、弾薬単体にて送弾するリン
クレス方式とがある。
主として下記のものが知られている。 .円筒形容器を、弾薬の収納できるスペースとして扇
形の小部屋に区切り、これにベルトリンク方式の弾薬を
収納する。 .立方体形状の容器にリンクレス弾を送弾子にて束ね
た形として収納する。 .エンドレスチェーンに複数個の保弾子を取り付け、
これにそれぞれ弾薬を保持して収納する。 .立方体形状の容器に、ベルトリンク方式の弾薬を層
状に積み重ねて収納する。 .円筒容器を層状に区切り、各層に送弾チェーンを設
けて、この上に弾薬を収納する。
下記のものが知られている。 .エンドレスチェーンに送弾爪を複数配置し、保弾部
から弾薬を受取り、機関部に送り込む。 .送弾ホイールを駆動して、保弾部からのベルトリン
ク方式の弾薬を機関部に送り込む。 .ベルトリンク方式の弾薬を、直接、機関部の送弾機
構によつて機関部に引き込む。
にあつては、下記の技術的課題がある。 (1)ベルトリンク方式の弾薬にあつては、中、大口径
の砲には、ベルトリンクに掛かる力が過大となること、
また、弾薬の重量も大となつて動きに制限があるため、
特殊な場合以外は使用されず、専ら、小口径の砲に使用
されている。
式は、保弾部から送弾機構への弾薬の受渡しが、各弾束
毎で受渡し位置が変わるので、保弾部及び送弾機構の動
きを正確に連動させる必要がある。このため、機構に複
雑かつ精密なものが要求される。
する弾薬数が制限され、かつ、これを駆動するのにチェ
ーンをも駆動するため、多大な動力を必要とし、砲との
連動に速やかに応答し難い。 (4)保弾部、送弾機構共に、チェーンにて駆動する方
式は、チェーンを駆動するためにそれぞれにチェーンホ
イールを必要とするので、必然的に寸法が大となり、給
弾装置のコンパクト化の妨げとなる。
リンクレス弾を使用し、以下を達成することを目的とす
る。 ・機構を複雑、精密でなく、 ・機関砲の弾薬消費に素早く応答して弾薬を送り、 ・送弾のための動力を極力小さくし、 ・更に、送弾部の寸法を小とする、
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、請求項1
の発明の構成は、リンクレス弾からなる複数個の弾薬3
8を貯溜する保弾部22と、保弾部22から送り込まれ
る弾薬38を上昇駆動する揚弾部12と、揚弾部12か
ら送り込まれる弾薬38を受け取り、機関部5の給弾通
路Cに送り込む送弾部4と、機関部5に配置され、給弾
通路Cからの弾薬38を受入れる凹部68aを有する送
弾ホイール68とを順次に備える機関砲の給弾装置であ
つて、前記保弾部22が、ほぼ立方体をなし、隔壁27
aによつて弾薬38が収容可能な多段のスペース27b
に区切られる保弾部ケース27と、最下端のスペース2
7bを除く各スペース27bの下側の隔壁27aの揚弾
部12側の端部に設けられ、上昇揺動状態にて弾薬38
の転動通過を拘束し、下降揺動状態にて弾薬38の転動
通過を許容するほぼL字形をなし、下側のスペース27
bにある弾薬38にて上昇揺動し、下側のスペース27
bに弾薬38がない状態で、下側のスペース27bに下
降揺動する弾止めレバー53を配置することを特徴とす
る給弾装置である。そして、各スペース27b内の弾薬
38を揚弾部12側に向けて弾性的に付勢する弾押機構
21を、各スペース27bに設けることができる。請求
項3の発明の構成は、リンクレス弾からなる複数個の弾
薬38を貯溜する保弾部22と、保弾部22から送り込
まれる弾薬38を上昇駆動する揚弾部12と、揚弾部1
2から送り込まれる弾薬38を受け取り、機関部5の給
弾通路Cに送り込む送弾部4と、機関部5に配置され、
給弾通路Cからの弾薬38を受入れる凹部68aを有す
る送弾ホイール68とを順次に備える機関砲の給弾装置
であつて、前記揚弾部12が、中心軸線回りの回転自
在、かつ、中心軸線を平行に配置される一対のコイルス
プリングからなる揚弾ばね23,47と、一対の揚弾ば
ね23,47を回転させる回転駆動装置10と、一対の
揚弾ばね23,47の1ピッチ間に保弾部(22)から
送り込まれて弾性的に保持される弾薬38を案内する境
壁4bと、各揚弾ばね23,47の上端部に設けられ、
上昇する弾薬38を送弾部4に向けて押し出し案内する
案内部24aとを備えることを特徴とする給弾装置であ
る。そして、揚弾ばね23,47が、右撚れ及び左撚れ
の一対のコイルスプリングからなり、一対の揚弾ばね2
3,47を互いに反対方向に回転させる回転駆動装置2
4,25,50,26,51,20,9,10を備える
ことができる。請求項5の発明の構成は、リンクレス弾
からなる複数個の弾薬38を貯溜する保弾部22と、保
弾部22から送り込まれる弾薬38を上昇駆動する揚弾
部12と、揚弾部12から送り込まれる弾薬38を受け
取り、機関部5の給弾通路Cに送り込む送弾部4と、機
関部5に配置され、給弾通路Cからの弾薬38を受入れ
る凹部68aを有する送弾ホイール68とを順次に備え
る機関砲の給弾装置であつて、揚弾部12から送り込ま
れる1個の弾薬38を係止して保弾可能な係止部32a
を、無端環状の連鎖をなすチェーンリンク32に所定間
隔にて有し、一方向に回転駆動される送弾チェーン69
と、揚弾部12と送弾部4との間の開口部4cに取り付
ける揺動可能なストップレバー29とを備え、ストップ
レバー29が、弾薬38を受入れ支持する係止部32a
に対する次位の係止部32aの先端部が係合して、前記
開口部4cを閉鎖し、送弾停止状態を形成し、該次位の
係止部32aの先端部との係合を解除して、前記開口部
4cを開放可能とし、送弾可能状態を形成することを特
徴とする給弾装置である。そして、送弾チェーン69の
係止部32aの先端部に、ストップレバー29に接触す
るローラ30を設けることができる。
クレス弾からなる弾薬38の給弾は、弾薬38を保弾部
ケース27の各層となるスペース27bに下段から順次
に入れて行う。これにより、各弾止めレバー53が、下
側のスペース27bにある弾薬38にて上昇揺動し、上
側のスペース27bにある弾薬38を係止して、その転
動通過を拘束している。しかして、例えば各スペース2
7bを揚弾部12に向けて下り傾斜に形成して転動さ
せ、或いは手動にて押し込むことにより、最下段のスペ
ース27bの弾薬38から順次に、揚弾部12に供給す
ることができる。揚弾部12への弾薬38の供給によ
り、下側のスペース27bが空になれば、弾止めレバー
53が下側のスペース27bに下降揺動し、弾薬38の
転動通過を許容するようになるので、順次に上側のスペ
ース27bの弾薬38が、揚弾部12に供給される。
揚弾部12側に向けて弾性的に付勢する弾押機構21
を、各スペース27bに設ければ、各スペース27b内
の弾薬38が、弾止めレバー53の下降揺動状態におい
て、揚弾部12に円滑に供給される。
揚弾部12に供給された弾薬38は、一対のコイルスプ
リングからなる揚弾ばね23,47の1ピッチ間に送り
込まれて弾性的に保持される。このため、弾薬38の揚
弾ばね23,47への受渡し位置を上下に不特定とし
て、円滑な受渡しが可能である。そして、平行に配置さ
れる揚弾ばね23,47を回転駆動装置10によつて中
心軸線回りに所定方向に回転させることにより、弾薬3
8をねじ作用によつて上昇駆動することができる。揚弾
ばね23,47に保持される弾薬38は、境壁4bにて
案内されながら上昇し、各揚弾ばね23,47の上端部
に設けた案内部24aに接触することにより、送弾部4
に向けて押し出される。
び左撚れの一対のコイルスプリングからなり、一対の揚
弾ばね23,47を互いに反対方向に回転させる回転駆
動装置24,25,50,26,51,20,9,10
を備えれば、上昇駆動される弾薬38に作用する横方向
力が一対の揚弾ばね23,47にて相殺されるので、弾
薬38の上昇移動が円滑になされる。
9を一方向に回転駆動すれば、揚弾部12と送弾部4と
の間の開口部4cから送り込まれる1個毎の弾薬38
が、チェーンリンク32に所定間隔にて設けた係止部3
2aに保弾されながら移送される。1個の弾薬38が係
止部32aに受入れ支持されれば、チェーンリンク32
の回転に伴つて、次位の係止部32aの先端部がストッ
プレバー29に係合してストップレバー29を揺動さ
せ、開口部4cを閉鎖し、送弾停止状態を形成する。こ
のため、弾薬38が次々に送弾部4に送り込まれて送弾
チェーン69の駆動抵抗が増大することが防止される。
更に、送弾チェーン69が回転すれば、ストップレバー
29が、該次位の係止部32aの先端部との係合を解除
して、開口部4cを開放可能とし、送弾可能状態を形成
するので、該次位の係止部32aに、1個の弾薬38が
受入れ支持される。このようにして、揚弾部12からの
弾薬38が1個毎に送弾部4に送り込まれる。
の先端部に、ストップレバー29に接触するローラ30
を設ければ、係止部32aとストップレバー29との摩
擦抵抗力が軽減され、送弾チェーン69の回転駆動力が
減少する。
て説明する。図1〜図11は、本発明に係る機関砲の給
弾装置の1実施例を示す。先ず、図1〜図3を参照して
機関砲の概略について説明する。機関砲は、例えば戦闘
車両の砲塔と一体の床Aに固定されている。すなわち、
床Aには、リンクレス弾からなる複数個の弾薬38を貯
溜する保弾部22と、弾薬38を上昇駆動する揚弾部1
2と、機関部5を支持する砲架2とが配置され、保弾部
22上に送弾部4が配置されている。
部12に送り込まれた後に送弾部4が受け取り、送弾部
4から機関部5の給弾通路Cに送り込まれ、給弾通路C
からの弾薬38は、機関部5内に配置した送弾ホイール
68の弾薬保持部である凹部68aに受入れる。砲身1
及び機関部5を含む俯仰体は、一対の砲架2にそれぞれ
砲耳ベアリング3を介在して回動自在に保持され、図1
に示す耳軸線Oを俯仰中心として俯仰運動できる。な
お、送弾部4、揚弾部12及び保弾部22は、機関部5
の両側に一対配置され、各保弾部22には通常異なる種
類の弾薬38を貯溜している。
方体をなす保弾部ケース27を備え、保弾部ケース27
内は、揚弾部12に向けて下り傾斜する隔壁27aによ
り、弾薬38が収容可能な上下に多段をなすスペース2
7bに層状に区切られている。各弾薬38は、各隔壁2
7a上に、中心軸線が水平をなし、砲身1の中心軸線の
延在方向とほぼ合致するように挿入されているので、隔
壁27aが揚弾部12に向けて下り傾斜していることに
より、各スペース27b内の弾薬38は、揚弾部12に
向けて容易に転動する。
心軸線方向の両側には、各スペース27b内の弾薬38
を揚弾部12に向けて弾性的に押し出し付勢する弾押機
構21が、図4,図5に示すように揚弾部12に渡つて
それぞれ設けられている。弾押機構21は、図6〜図9
に示すように各スペース27bの両側部となる保弾部ケ
ース27に設けた長穴27cを覆うように、それぞれケ
ース54が固着され、各ケース54内の空間部54aに
は、図6,図7に示すようにプーリ56を有するヨーク
59及びフック64,65を有するボディ63が、長穴
27cに沿つて移動可能に収容されている。ヨーク59
は、図6〜図8に示すように各ケース54内壁を摺動す
るプッシャ58を一体に備え、フック64,65は、図
6,図7に示すようにボディ63に中心軸線回りの揺動
可能に取付けられている。
ケース54内壁に接するように収容され、長穴27cの
一端部には、比較的大きな開口部F及び係止部F1 を有
する。しかして、各ボディ63は、一端部に引き寄せた
状態にてフック64,65を中心軸線回りに回動させ、
フック64,65を係止部F1 に係止させることによ
り、フック64,65の各スペース27b内への突入状
態が解除されるので、保弾部ケース27に弾薬38を収
納する作業が支障なく行い得る。また、フック64,6
5の係止部F1 への係止を解除することにより、フック
64,65が弾薬38を係止しながら長穴27cに案内
されつつボディ63と一体に中心軸線方向に移動可能で
ある。
ク59に回転自在に保持され、ヨーク59には、プッシ
ャ58が固着されている。各ケース54内には、弾薬3
8の転動方向に延在する棒状のばねガイド55が架設さ
れ、ばねガイド55には、一端部が各ケース54の一端
部に当接するばね60が外装されている。ヨーク59
は、ばね60の他端部が当接するプッシャ58を介し
て、揚弾部12に向けて弾性的に押されている。ばねガ
イド55は、プッシャ58の通孔と遊挿状態にある。な
お、ばね60及びプッシャ58は、図8,図9に示すよ
うにケース54の円形穴部に受入れられている。このよ
うなプーリ56には、一端がボディ63の軸62に掛止
し、他端がケース54のワイヤ止め67に掛止するワイ
ヤ61が巻掛けられている。
58、ヨーク59及びプーリ56が空間部54a内を移
動することにより、ワイヤ61に引かれるボディ63
が、2倍のストロークにて移動することになる。このた
め、ばね60は、短くてよく、収容スペースを削減でき
る。ボディ63の移動により、それぞれのフック64,
65に係止する各スペース27b内の弾薬38は、揚弾
部12に向けて押し出し付勢される。なお、隔壁27a
の傾斜角度を充分に確保し、弾薬38が揚弾部12に向
けて確実に転動するように構成すれば、弾押機構21を
省略することができる。
スペース27bの下側の隔壁27aの揚弾部12側の端
部には、図3,図6に示すように軸52にて揺動可能に
L字状をなす弾止めレバー53が設けられている。しか
して、弾止めレバー53が、図3に示すように下側のス
ペース27bにある弾薬38にて上昇揺動し、上側のス
ペース27bにある弾薬38を係止して、その転動通過
を拘束し、また、下側のスペース27bに弾薬38がな
い状態で、図11に示すように弾止めレバー53は下側
のスペース27bに向けて下降揺動し、上側のスペース
27bの弾薬38の転動通過を許容し、ばねを動力とす
る弾押機構21によつて、弾薬38を揚弾部12に順序
良く送り込む。これにより、各スペース27b内の弾薬
38が、揚弾部12にて移動中の弾薬38と干渉して、
揚弾部12の駆動抵抗となることが防止され、揚弾部1
2での駆動力の低減が図られる。なお、この弾止めレバ
ー53の揚弾部12側の側面53aは、後記する送弾部
ケース4aの境壁4bと共に、揚弾部12を移動中の弾
薬38のガイドとなつている。
れ、図3,図4に示すように各スペース27bの他端部
を覆うようにコ字状断面をなし、下壁39及び上壁70
を付属する揚弾部ケース12aを備え、揚弾部ケース1
2aの下壁39付近の中間壁71と上壁70との間に、
中心軸線を平行とする一対の軸部材24がそれぞれベア
リング43,46にて回転自在に支持されている。上下
方向に延在する軸部材24の上端部、つまり後記する揚
弾ばね23,47の上端部中央部には、それぞれ上方に
向けて次第に拡径するテーパ部によつて案内部24aを
形成し、弾薬38を側方に押し出すようになつている。
44,45は、それぞれベアリング押さえである。
4の上端部及び下端部には、それぞれバネ受け41,4
9が固着されている。40,42は、それぞれバネ受け
41,49を支持するスラストベアリングである。この
対向する一対のバネ受け41,49間に、右撚れ及び左
撚れの一対のコイルスプリングからなり、互いに反対方
向に回転駆動される揚弾ばね23,47を、適宜の荷重
を付与させて備える。揚弾ばね23,47は、1ピッチ
の間隔が1個の弾薬38を受入れ可能に設定されてい
る。各揚弾ばね23,47の下端は、バネ受け49にキ
ー48に係止しており、軸部材24からの回転力が伝達
されるようになつている。しかして、揚弾ばね23,4
7は、中心軸線回りの回転自在、かつ、中心軸線を平行
に配置されている。
部材24には、ウオームホイール25,50がそれぞれ
固着され、軸20に固着したウオーム26,51が、そ
れぞれウオームホイール25,50に噛合し、軸20の
端部には、図2に示すように内部のうず巻ばねが巻き込
まれるばねモータ9及びモータ10が結合している。但
し、一方のウオーム26及びウオームホイール25と、
他方のウオーム51及びウオームホイール50とは、揚
弾ばね23,47の右撚れ及び左撚れに対応して、逆向
きのねじれ方向を有している。ばねモータ9とモータ1
0との間は、チェーンホイール16,18及びチェーン
17にて連結している。11は、モータ10を床Aに支
持する支持枠である。この各軸部材24、ウオームホイ
ール25,50、ウオーム26,51、ばねモータ9及
びモータ10により、回転駆動装置を構成している。
ーンホイール16、チェーン17、チェーンホイール1
8及びばねモータ9を介して、軸20が回転駆動される
ので、ウオーム26,51及びウオームホイール25,
50を介して軸部材24及び各揚弾ばね23,47が中
心軸線回りに正逆方向に回転駆動される。かくして、一
方の揚弾ばね23に図4上にて反時計方向の回転を与
え、他方の揚弾ばね47に時計方向の回転を与えれば、
一対のコイル間に保持している弾薬38をねじ作用によ
つて上方に送ることができる。このように、揚弾ばね2
3,47は、それぞれ反対方向に回るので、コイル間に
保持される弾薬38に作用する横方向力が相殺される。
の揚弾ばね23,47の下端部のコイルの1ピッチの間
隙に送り込まれ、弾薬38が弾性的に保持され、各弾止
めレバー53の側面53a及び揚弾部12と送弾部4と
を仕切る送弾部ケース4aの境壁4bにて案内されなが
ら上昇し、軸部材24の案内部24aに接触した後は、
弾薬38が境壁4bの上縁との係合を次第に離脱し、後
記する第1開口部4cから送弾部4に送り込まれる。
ス27上に一体に形成される送弾部ケース4aを有し、
送弾部ケース4aには、揚弾部12に開口する第1開口
部4cと機関部5の給弾通路Cに開口する第2開口部4
dとを有し、両開口部4c,4d間となる送弾部ケース
4aの下部内面は、後記するチェーンリンク32のロー
ラ30との接触を避けて所定間隙を有し、チェーンリン
ク32の係止部32aにて保持される弾薬38の落下を
防止している。
離間させて水平な一対の回転軸19,34が回転自在に
支持されている。上側の回転軸19には、チェーンホイ
ール35が固着され、下側の回転軸34には、チェーン
ホイール33が固着されている。下側のチェーンホイー
ル33及び回転軸19は、図1,図2に示すようにモー
タ7、チェーンホイール13,15、チェーン14及び
内部のうず巻ばねが巻き込まれるばねモータ6からなる
回転駆動装置によつて回転駆動される。
チェーンホイール33,35間には、送弾チェーン69
が巻掛けられる。送弾チェーン69は、係止部32aを
有してT字状をなす複数個のチェーンリンク32同士
を、ローラ37を有する軸36にて無端環状の連鎖をな
すように連結して構成され、各チェーンリンク32の係
止部32aの先端に、軸31にて回転自在に支持される
ローラ30を有する。
35及び送弾チェーン69は、図10から判るように一
対の回転軸19,34の中心軸線方向に所定間隔を有し
て2組配置され、軸31にて連結される一対の送弾チェ
ーン69の両側に、図3に示すように機関部5の機関部
ケース5aから送弾部ケース4a内に突出する係止突出
部5bが位置している。係止突出部5bの下面は、先端
部が次第に下方に垂下する湾曲面を形成し、送弾チェー
ン69にて移送される弾薬38を機関部5の給弾通路C
の方向に案内しながら押し出すようになつている。
口する第1開口部4cには、図3,図10に示すように
上壁70に設けた軸28にて中間部が揺動自在に支持さ
れるストッパ29が設けられ、ストッパ29の上端部
は、送弾部ケース4aの外面に当接して一方向のみの揺
動が許容され、下端部は送弾部ケース4a内に一方向に
揺動して侵入可能である。ストッパ29に対応する箇所
の両チェーンリンク32の背後には、図3,図5に示す
ように送弾部ケース4aと一体のローラガイド75が形
成され、両チェーンリンク32の湾曲変形が防止されて
いる。
ェーン69のローラ30が当たつている間は、揚弾ばね
23,47及び軸部材24の案内部24aの作用で送弾
部4に向けて弾性的に押されている弾薬38の移動を止
めており、既に送弾チェーン69に押し込まれて移送さ
れる弾薬38との干渉を防止している。同時に、弾薬3
8を保持しているチェーンリンク32の隣接する係止部
32aの間に、無理に次の弾薬38を送り込むことも防
止される。ローラ30がストッパ29の下端部から離れ
れば、ストッパ29は自由となり、揚弾部12の弾薬3
8が、送弾チェーン69、具体的には隣接するチェーン
リンク32の次位の係止部32aの間に弾性的に押し込
まれる。更に、送弾チェーン69が移動すれば、ローラ
30が再びストッパ29の下端部を押して、弾薬38の
供給を止める状態となる。なお、ストッパ29を押して
いるローラ30のチェーンリンク32は、ローラガイド
75にて背後が支持されているので、ローラ30によつ
てストッパ29をストップ位置に確実に揺動させる。
在に支持される周知の送弾ホイール68を備え、送弾ホ
イール68の外周部には、図2に示すように周方向の所
定間隔にて4個の凹部68aが形成されている。そし
て、送弾部ケース4aの第2開口部4dの下縁に接続し
て、給弾通路Cが水平に形成され、この給弾通路Cの先
端に、回転する送弾ホイール68の凹部68aが次々に
回転移動してくる。
込まれた弾薬38は、間欠的に停止している送弾ホイー
ル68の凹部68aに侵入し、その後の送弾ホイール6
8の回転によつて砲身1と中心軸線を合致させる位置に
移送され、図示を省略した遊底によつて弾薬38が砲身
1内に装填される。送弾ホイール68の回転中は、給弾
通路Cから送り込まれる弾薬38は、送弾ホイール68
の周縁部にて移動が止められる。弾薬38が砲身1に装
填され、弾丸が発射され、その後、遊底が所定量後退し
た状態で、送弾ホイール68が再度回り、次の弾薬38
が凹部68aに送り込まれ得る状態となる。かくして、
送弾部4から給弾通路Cに押し込まれる弾薬38は、機
関部5において砲身1に次々に装填されて、発射され
る。
る。先ず、保弾部22への弾薬38の給弾を行う。すな
わち、フック64,65をケース54の開口部Fまで手
動操作にて引き戻して手動操作にて90°回し、図7に
示すようにケース54の係止部F1 に引つ掛ける。弾薬
38は、この状態にて保弾部ケース27の各層となるス
ペース27bに下段から順次に入れる。各スペース27
bに充分な弾薬38が貯溜されたなら、フック64,6
5を手動操作にて90°回し、図6に示すようにケース
54の係止部F1 との掛止を解除する。これにより、各
スペース27b内の一連の弾薬38が、フック64,6
5によつて揚弾部12に向けて弾性的に押圧される。し
かし、最下段のスペース27bの弾薬38以外は、弾止
めレバー53が、下側のスペース27bにある弾薬38
にて上昇揺動し、上側のスペース27bにある弾薬38
を係止して、その転動通過を拘束している。
弾部12及び送弾部4を共に給弾方向に作動させれば、
先ず、最も下のスペース27bの弾薬38から順次に、
一対の揚弾ばね23,47の1ピッチの間に入り込み、
一対のコイル間に保弾されている弾薬38がねじ作用に
よつて上昇移動する。このため、弾薬38の揚弾ばね2
3,47への受渡し位置を上下に不特定として、円滑な
受渡しがなされる。この弾薬38の上昇移動に際して
は、弾薬38は、各弾止めレバー53の側面53a及び
送弾部ケース4aの境壁4bにて案内されながら上昇
し、軸部材24の案内部24aに接触した後は、送弾部
4に向けて押し出される。保弾部ケース27の各スペー
ス27bの下側のスペース27bに弾薬38が存在する
状態では、弾薬38は、弾止めレバー53を上昇揺動さ
せて、上側のスペース27bの弾薬38の移動を拘束し
ている。従つて、複数の弾押機構21の弾発力に基づく
揚弾部12における抵抗力は、1個の弾押機構21によ
る押力のみとなる。このため、揚弾部12の駆動力を軽
減できる。
の下端部から離れた状態で、揚弾部12からの弾薬38
が、送弾チェーン69、具体的には隣接するチェーンリ
ンク32の係止部32aの間に弾性的に押し込まれる。
送弾チェーン69が移動すれば、ローラ30がストッパ
29を押して、弾薬38の供給を止める状態となる。ロ
ーラ30がストッパ29の下端部から離れれば、ストッ
パ29は自由となり、揚弾部12の弾薬38が、次位の
隣接するチェーンリンク32の次位の係止部32aの間
に弾性的に押し込まれる。このようにして送弾チェーン
69にて移送される弾薬38は、機関部ケース5aから
突出する係止突出部5bの下面である湾曲面にて案内さ
れながら給弾通路Cに押し出される。給弾通路Cに次々
に入つた弾薬38は、次第に押し込まれて機関部5内に
配置した送弾ホイール68の弾薬保持部である凹部68
aに受入れられる。
Cに送り込まれてローラ30がストッパ29の下端部に
接している図3に示す状態から、送弾チェーン69がX
だけ進めば、ストッパ29は、自由に揺動できる状態と
なる。このため、揚弾部12の揚弾ばね23,47にて
弾性的に押されている弾薬38は、送弾チェーン69の
隣接する係止部32aの間に押し込まれる。更に、図3
に示す状態から、送弾チェーン69がYだけ進むと、ロ
ーラ30は再びストッパ29を弾薬38を止める位置に
復帰させる。かくして、揚弾部12による弾薬38の押
し付け力が、ローラ30の回転摩擦抵抗によつて受け止
められ、送弾チェーン69の進行を阻害することが抑制
されるので、送弾チェーン69の回転駆動力の減少を図
ることができる。また、既に送弾チェーン69に押し込
まれている弾薬38と、次に送られてくる弾薬38との
干渉はなく、この面からの抵抗力も小さくてすむ。
5の送弾ホイール68の凹部68aに受入れて停止する
まで、送弾作業を続ける。このようにして送弾作業が終
了した状態で、弾薬38は、保弾部22の弾押機構2
1、揚弾部12のばねモータ9及び送弾部4のばねモー
タ6によつて、機関部5に向けて弾性的に押されてお
り、先端の弾薬38は、送弾ホイール68にて止められ
ている。
のスペース27bがあれば、そこに適宜に弾薬38を給
弾する。このようして送弾作業が終了したなら、射撃を
開始する。射撃中の送弾も、同様にして行われる。すな
わち、送弾ホイール68が射撃によつて回り、凹部68
aに受入れた最初の弾薬38が移動し、次位の凹部68
aが給弾通路Cに合致して止まると、各機構で弾性的に
押されている弾薬38は、送弾ホイール68の方向に動
き、凹部68aに送り込まれる。
本発明に係る機関砲の給弾装置によれば、下記の効果が
得られる。請求項1の発明によれば、各段に貯溜される
多数個の弾薬の保弾部での送りは、小形かつ簡素な構造
の保弾部ケースのスペースの最下端から確実かつ円滑に
行われる。請求項3の発明によれば、揚弾部における弾
薬の送りは、コイルスプリングからなる一対の揚弾ばね
の回転による。このため、収容スペースを小さくでき、
また、弾薬が充分に供給されて送りが停止した状態で、
送り途中の弾薬には揚弾ばねによる弾性的な推力が作用
しているため、弾薬の消費に追従して瞬間的に弾薬を押
し出して供給することができる。また、コイルスプリン
グを使用するので、精密な機械加工が省け、更に軽量化
が可能となつた。加えて、回転駆動装置の容量を小さく
できた。
との間の開口部にストップレバーを揺動可能に取り付
け、ストップレバーの揺動可否を送弾チェーンの動き自
体で切り替え、揚弾部から送弾部への弾薬の送りを制御
している。このため、揚弾部の弾薬と送弾部の弾薬との
干渉は解消し、送弾チェーンの動きが円滑になる。以上
の各効果によつて、機関砲の給弾装置の小形化、送弾の
円滑化、必要動力の減少並びに低価格化が可能となつ
た。
図。
(開口部)、5:機関部、9:ばねモータ(回転駆動装
置)、10:モータ(回転駆動装置)、12:揚弾部、
21:弾押機構、22:保弾部、23,47:揚弾ば
ね、24a:案内部、27:保弾部ケース、27a:隔
壁、27b:スペース、29:ストップレバー、30:
ローラ、32:チェーンリンク、32a:係止部、3
8:弾薬、53:弾止めレバー、68:送弾ホイール、
68a:凹部、69:送弾チェーン、C:給弾通路。
Claims (6)
- 【請求項1】 リンクレス弾からなる複数個の弾薬(3
8)を貯溜する保弾部(22)と、保弾部(22)から
送り込まれる弾薬(38)を上昇駆動する揚弾部(1
2)と、揚弾部(12)から送り込まれる弾薬(38)
を受け取り、機関部(5)の給弾通路(C)に送り込む
送弾部(4)と、機関部(5)に配置され、給弾通路
(C)からの弾薬(38)を受入れる凹部(68a)を
有する送弾ホイール(68)とを順次に備える機関砲の
給弾装置であつて、前記保弾部(22)が、ほぼ立方体
をなし、隔壁(27a)によつて弾薬(38)が収容可
能な多段のスペース(27b)に区切られる保弾部ケー
ス(27)と、最下端のスペース(27b)を除く各ス
ペース(27b)の下側の隔壁(27a)の揚弾部(1
2)側の端部に設けられ、上昇揺動状態にて弾薬(3
8)の転動通過を拘束し、下降揺動状態にて弾薬(3
8)の転動通過を許容するほぼL字形をなし、下側のス
ペース(27b)にある弾薬(38)にて上昇揺動し、
下側のスペース(27b)に弾薬(38)がない状態
で、下側のスペース(27b)に下降揺動する弾止めレ
バー(53)を配置することを特徴とする給弾装置。 - 【請求項2】 各スペース(27b)内の弾薬(38)
を揚弾部(12)側に向けて弾性的に付勢する弾押機構
(21)を、各スペース(27b)に設けることを特徴
とする請求項1の給弾装置。 - 【請求項3】 リンクレス弾からなる複数個の弾薬(3
8)を貯溜する保弾部(22)と、保弾部(22)から
送り込まれる弾薬(38)を上昇駆動する揚弾部(1
2)と、揚弾部(12)から送り込まれる弾薬(38)
を受け取り、機関部(5)の給弾通路(C)に送り込む
送弾部(4)と、機関部(5)に配置され、給弾通路
(C)からの弾薬(38)を受入れる凹部(68a)を
有する送弾ホイール(68)とを順次に備える機関砲の
給弾装置であつて、前記揚弾部(12)が、中心軸線回
りの回転自在、かつ、中心軸線を平行に配置される一対
のコイルスプリングからなる揚弾ばね(23,47)
と、一対の揚弾ばね(23,47)を回転させる回転駆
動装置(10)と、一対の揚弾ばね(23,47)の1
ピッチ間に保弾部(22)から送り込まれて弾性的に保
持される弾薬(38)を案内する境壁(4b)と、各揚
弾ばね(23,47)の上端部に設けられ、上昇する弾
薬(38)を送弾部(4)に向けて押し出し案内する案
内部(24a)とを備えることを特徴とする給弾装置。 - 【請求項4】 揚弾ばね(23,47)が、右撚れ及び
左撚れの一対のコイルスプリングからなり、一対の揚弾
ばね(23,47)を互いに反対方向に回転させる回転
駆動装置(24,25,50,26,51,20,9,
10)を備えることを特徴とする請求項3の給弾装置。 - 【請求項5】 リンクレス弾からなる複数個の弾薬(3
8)を貯溜する保弾部(22)と、保弾部(22)から
送り込まれる弾薬(38)を上昇駆動する揚弾部(1
2)と、揚弾部(12)から送り込まれる弾薬(38)
を受け取り、機関部(5)の給弾通路(C)に送り込む
送弾部(4)と、機関部(5)に配置され、給弾通路
(C)からの弾薬(38)を受入れる凹部(68a)を
有する送弾ホイール(68)とを順次に備える機関砲の
給弾装置であつて、揚弾部(12)から送り込まれる1
個の弾薬(38)を係止して保弾可能な係止部(32
a)を、無端環状の連鎖をなすチェーンリンク(32)
に所定間隔にて有し、一方向に回転駆動される送弾チェ
ーン(69)と、揚弾部(12)と送弾部(4)との間
の開口部(4c)に取り付ける揺動可能なストップレバ
ー(29)とを備え、ストップレバー(29)が、弾薬
(38)を受入れ支持する係止部(32a)に対する次
位の係止部(32a)の先端部が係合して、前記開口部
(4c)を閉鎖し、送弾停止状態を形成し、該次位の係
止部(32a)の先端部との係合を解除して、前記開口
部(4c)を開放可能とし、送弾可能状態を形成するこ
とを特徴とする給弾装置。 - 【請求項6】 送弾チェーン(69)の係止部(32
a)の先端部に、ストップレバー(29)に接触するロ
ーラ(30)を設けることを特徴とする請求項5の給弾
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29759593A JP3357149B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 機関砲の給弾装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29759593A JP3357149B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 機関砲の給弾装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07127997A JPH07127997A (ja) | 1995-05-19 |
| JP3357149B2 true JP3357149B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=17848597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29759593A Expired - Fee Related JP3357149B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 機関砲の給弾装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3357149B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220045265A (ko) | 2020-10-05 | 2022-04-12 | 국방과학연구소 | 단위 장약 자동 적재 및 이송 시스템 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111272006B (zh) * | 2020-03-23 | 2024-08-23 | 重庆建设工业(集团)有限责任公司 | 一种具有纵向脱链功能的两轴供弹机 |
| CN114518054B (zh) * | 2022-03-14 | 2023-06-16 | 重庆建设工业(集团)有限责任公司 | 一种防损坏弹性拨弹机构及其工作方法 |
| CN114777560B (zh) * | 2022-05-17 | 2024-01-12 | 上海东湖机械厂 | 一种舰炮扬弹机调试平台 |
-
1993
- 1993-11-04 JP JP29759593A patent/JP3357149B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| KR20220045265A (ko) | 2020-10-05 | 2022-04-12 | 국방과학연구소 | 단위 장약 자동 적재 및 이송 시스템 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07127997A (ja) | 1995-05-19 |
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