JP3358124B2 - 積層材の端末処理装置とその端末処理方法 - Google Patents
積層材の端末処理装置とその端末処理方法Info
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の内装材等に
使用される積層材、例えばドアトリムの端末を処理する
積層材の端末処理装置とその端末処理方法に関する。
使用される積層材、例えばドアトリムの端末を処理する
積層材の端末処理装置とその端末処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車の内装材としてのドアトリ
ム60は、図10、図11に示すようにポリプロピレン
(PP)に木粉を混入した材料により形成された芯材a
と、この芯材aの表面を被覆する表皮材bとよりなる積
層材cが使用されている。この表皮材bは発泡PVCシ
ートの裏面に基布を積層したものである。
ム60は、図10、図11に示すようにポリプロピレン
(PP)に木粉を混入した材料により形成された芯材a
と、この芯材aの表面を被覆する表皮材bとよりなる積
層材cが使用されている。この表皮材bは発泡PVCシ
ートの裏面に基布を積層したものである。
【0003】また、この積層材cよりなるドアトリム6
0を自動車の車室内面に取付ける場合、ドアトリム60
の端末における芯材aが表に表出しないよう表皮材bを
巻き込む端末処理を行っており、このように、ドアトリ
ム60の端末を処理するには、図10、図11に示す積
層材の端末処理装置が使用されていた。
0を自動車の車室内面に取付ける場合、ドアトリム60
の端末における芯材aが表に表出しないよう表皮材bを
巻き込む端末処理を行っており、このように、ドアトリ
ム60の端末を処理するには、図10、図11に示す積
層材の端末処理装置が使用されていた。
【0004】すなわち、この積層材の端末処理装置は、
床部40に設置された昇降装置41により昇降動が可能
な受け治具42と、この受け治具42にセットされたド
アトリム60を上から押える製品押え部材43とを備え
ている。
床部40に設置された昇降装置41により昇降動が可能
な受け治具42と、この受け治具42にセットされたド
アトリム60を上から押える製品押え部材43とを備え
ている。
【0005】前記受け治具42の上面部には、ドアトリ
ム60の表側に倣う型部44が形成してあり、この受け
治具42の周部44Aは、型部44の面部44aより一
段高くしてある。そして、受け治具42の周部44A
は、ドアトリム60の形状に合わせてほぼ長方形状に成
されている。
ム60の表側に倣う型部44が形成してあり、この受け
治具42の周部44Aは、型部44の面部44aより一
段高くしてある。そして、受け治具42の周部44A
は、ドアトリム60の形状に合わせてほぼ長方形状に成
されている。
【0006】そして、型部44の一端側の辺縁部45a
の外方には、この辺縁部45aの長手方向に平行して辺
縁部押え型47Aが配置してあり、一端側の辺縁部45
aに隣り合う左右の辺縁部45b、45cの外方には、
この辺縁部45b、45cの長手方向に平行して複数の
辺縁部押え型47Bが所定の間隔を置いて配置してあ
り、また、前記コーナー部46の外方には、コーナー部
押え型48が配置してある。
の外方には、この辺縁部45aの長手方向に平行して辺
縁部押え型47Aが配置してあり、一端側の辺縁部45
aに隣り合う左右の辺縁部45b、45cの外方には、
この辺縁部45b、45cの長手方向に平行して複数の
辺縁部押え型47Bが所定の間隔を置いて配置してあ
り、また、前記コーナー部46の外方には、コーナー部
押え型48が配置してある。
【0007】前記辺縁部押え型47A、47B及びコー
ナー部押え型48は、それぞれが単独で、前記床部40
に設置された作動アクチュエータ49の作動ロッド49
aの端部に固着してあり、作動アクチュエータ49の作
動により、受け治具42の周部44A側に進退するもの
である。
ナー部押え型48は、それぞれが単独で、前記床部40
に設置された作動アクチュエータ49の作動ロッド49
aの端部に固着してあり、作動アクチュエータ49の作
動により、受け治具42の周部44A側に進退するもの
である。
【0008】前記辺縁部押え型47A、47B及びコー
ナー部押え型48は金属製であり、辺縁部押え型47
A、47B及びコーナー部押え型48の押え面50、5
1は平坦面にしてある。
ナー部押え型48は金属製であり、辺縁部押え型47
A、47B及びコーナー部押え型48の押え面50、5
1は平坦面にしてある。
【0009】そして、前記受け治具42の型部44に、
ドアトリム60が、その表皮材b側(表側)を下にして
セットされる。この場合、ドアトリム60の端末では表
皮材bが芯材aよりも長くなって突出しており、この表
皮材bの突出部分が折り曲げ部b−1である。この折り
曲げ部b−1におけるコーナー折り曲げ部b−2には複
数の切り込み52が形成してある。そして、表皮材bの
端側b−3は、受け治具42の周部44A上に載せてあ
り、芯材aの端末a−1が表皮材bの端側b−3に接合
してある。そして、折り曲げ部b−1の内面(図11に
おいては上面)には接着剤が塗布してある。
ドアトリム60が、その表皮材b側(表側)を下にして
セットされる。この場合、ドアトリム60の端末では表
皮材bが芯材aよりも長くなって突出しており、この表
皮材bの突出部分が折り曲げ部b−1である。この折り
曲げ部b−1におけるコーナー折り曲げ部b−2には複
数の切り込み52が形成してある。そして、表皮材bの
端側b−3は、受け治具42の周部44A上に載せてあ
り、芯材aの端末a−1が表皮材bの端側b−3に接合
してある。そして、折り曲げ部b−1の内面(図11に
おいては上面)には接着剤が塗布してある。
【0010】そして、前記昇降装置41により受け治具
42を所定の位置に保持した状態で、材料押え部材43
を下降して、ドアトリム60を上から押える。次に、前
記辺縁部押え型47A、47Bのそれぞれの作動アクチ
ュエータ49の作動ロッド49aを伸張作動して、辺縁
部押え型47A、47Bを前進させ、これらの辺縁部押
え型47A、47Bの端面50Qで前記折り曲げ部b−
1を押し曲げて、辺縁部押え型47A、47Bの押え面
50が、折り曲げられた折り曲げ部b−1の上側に当接
する。この状態で、前記昇降装置41を作動させて受け
治具42を上昇させて、前記辺縁部押え型47A、47
Bの押え面50で前記折り曲げ部b−1を押圧して、こ
の折り曲げ部b−1を芯材aの端末a−1上に重ねて接
着する。
42を所定の位置に保持した状態で、材料押え部材43
を下降して、ドアトリム60を上から押える。次に、前
記辺縁部押え型47A、47Bのそれぞれの作動アクチ
ュエータ49の作動ロッド49aを伸張作動して、辺縁
部押え型47A、47Bを前進させ、これらの辺縁部押
え型47A、47Bの端面50Qで前記折り曲げ部b−
1を押し曲げて、辺縁部押え型47A、47Bの押え面
50が、折り曲げられた折り曲げ部b−1の上側に当接
する。この状態で、前記昇降装置41を作動させて受け
治具42を上昇させて、前記辺縁部押え型47A、47
Bの押え面50で前記折り曲げ部b−1を押圧して、こ
の折り曲げ部b−1を芯材aの端末a−1上に重ねて接
着する。
【0011】次に、前記昇降装置41を作動させて受け
治具42を下降させて、前記辺縁部押え型47A、47
Bの押え面50での前記折り曲げ部b−1の押圧を解除
し、前記辺縁部押え型47A、47Bのそれぞれの作動
アクチュエータ49の作動ロッド49aを縮小作動し
て、辺縁部押え型47A、47Bを後退させる。
治具42を下降させて、前記辺縁部押え型47A、47
Bの押え面50での前記折り曲げ部b−1の押圧を解除
し、前記辺縁部押え型47A、47Bのそれぞれの作動
アクチュエータ49の作動ロッド49aを縮小作動し
て、辺縁部押え型47A、47Bを後退させる。
【0012】次に、コーナー部押え型48のそれぞれの
作動アクチュエータ49の作動ロッド49aを伸張作動
して、コーナー部押え型48を前進させ、これらのコー
ナー部押え型48の端面51Qで前記折り曲げ部b−1
を押し曲げて、コーナー部押え型48の押え面51が、
折り曲げられた折り曲げ部b−1の上側に当接する。こ
の状態で、前記昇降装置41を作動させて受け治具42
を上昇させて、前記コーナー部押え型48の押え面51
で前記折り曲げ部b−1を押圧して、これらのコーナー
折り曲げ部b−2を芯材aの端末a−1上に重ねて接着
する。
作動アクチュエータ49の作動ロッド49aを伸張作動
して、コーナー部押え型48を前進させ、これらのコー
ナー部押え型48の端面51Qで前記折り曲げ部b−1
を押し曲げて、コーナー部押え型48の押え面51が、
折り曲げられた折り曲げ部b−1の上側に当接する。こ
の状態で、前記昇降装置41を作動させて受け治具42
を上昇させて、前記コーナー部押え型48の押え面51
で前記折り曲げ部b−1を押圧して、これらのコーナー
折り曲げ部b−2を芯材aの端末a−1上に重ねて接着
する。
【0013】次に、前記コーナー部押え型48のそれぞ
れの作動アクチュエータ49の作動ロッド49aを縮小
作動して、コーナー部押え型48を後退させ、前記昇降
装置41を下降作動して受け治具42を下降させ、ま
た、材料押え部材43を上昇させて材料押え部材43に
よるドアトリム60の押えを解除して、端末処理された
ドアトリム60を受け治具42から取り出す。
れの作動アクチュエータ49の作動ロッド49aを縮小
作動して、コーナー部押え型48を後退させ、前記昇降
装置41を下降作動して受け治具42を下降させ、ま
た、材料押え部材43を上昇させて材料押え部材43に
よるドアトリム60の押えを解除して、端末処理された
ドアトリム60を受け治具42から取り出す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
にあっては、前記辺縁部押え型47A、47B及びコー
ナー部押え型48が金属製で固いために、辺縁部押え型
47A、47Bとコーナー部押え型48とを同時に前進
させて干渉した場合、作動不能に陥ることがあって、同
時に前進させて折り曲げ部b−1及びコーナー折り曲げ
部b−2を芯材aの端末a−1上に重ねて接着すること
ができず、まず、辺縁部押え型47A、47Bを前進さ
せて折り曲げ部b−1を芯材aの端末a−1上に重ねて
接着した後に、コーナー部押え型48を前進させてコー
ナー折り曲げ部b−1を芯材aの端末a−1上に重ねて
接着するようになるために、作業時間が長くなり、コス
トアップになるという問題点があった。
にあっては、前記辺縁部押え型47A、47B及びコー
ナー部押え型48が金属製で固いために、辺縁部押え型
47A、47Bとコーナー部押え型48とを同時に前進
させて干渉した場合、作動不能に陥ることがあって、同
時に前進させて折り曲げ部b−1及びコーナー折り曲げ
部b−2を芯材aの端末a−1上に重ねて接着すること
ができず、まず、辺縁部押え型47A、47Bを前進さ
せて折り曲げ部b−1を芯材aの端末a−1上に重ねて
接着した後に、コーナー部押え型48を前進させてコー
ナー折り曲げ部b−1を芯材aの端末a−1上に重ねて
接着するようになるために、作業時間が長くなり、コス
トアップになるという問題点があった。
【0015】また、前記辺縁部押え型47A、47B及
びコーナー部押え型48が金属製で固いために、多少の
ドアトリム60の変形やセットずれで、折り曲げ部b−
1及びコーナー折り曲げ部b−2を傷付けるという問題
点があったし、また、図9に示すように折り曲げ部b−
1及びコーナー折り曲げ部b−2に、辺縁部押え型47
A、47B及びコーナー部押え型48の押え面50、5
1の形状を合わせる必要があるために、ドアトリム60
の段差Fのある部位の調整が困難であるという問題点が
あった。
びコーナー部押え型48が金属製で固いために、多少の
ドアトリム60の変形やセットずれで、折り曲げ部b−
1及びコーナー折り曲げ部b−2を傷付けるという問題
点があったし、また、図9に示すように折り曲げ部b−
1及びコーナー折り曲げ部b−2に、辺縁部押え型47
A、47B及びコーナー部押え型48の押え面50、5
1の形状を合わせる必要があるために、ドアトリム60
の段差Fのある部位の調整が困難であるという問題点が
あった。
【0016】また、前記辺縁部押え型47A、47Bと
コーナー部押え型48とがそれぞれに独立したものであ
るために、複数の辺縁部押え型47Bで押えた折り曲げ
部b−1の部分間には皺や切れが発生するという問題点
があったし、また、前記辺縁部押え型47A、47B及
びコーナー部押え型48は、それぞれが単独で、前記床
部40に設置された作動アクチュエータ49の作動ロッ
ド49aの端部に固着してあり、前記辺縁部押え型47
A、47Bとコーナー部押え型48とを別々に作動させ
るなど、構造や動作が複雑で調整が困難であるという問
題点があった。
コーナー部押え型48とがそれぞれに独立したものであ
るために、複数の辺縁部押え型47Bで押えた折り曲げ
部b−1の部分間には皺や切れが発生するという問題点
があったし、また、前記辺縁部押え型47A、47B及
びコーナー部押え型48は、それぞれが単独で、前記床
部40に設置された作動アクチュエータ49の作動ロッ
ド49aの端部に固着してあり、前記辺縁部押え型47
A、47Bとコーナー部押え型48とを別々に作動させ
るなど、構造や動作が複雑で調整が困難であるという問
題点があった。
【0017】本発明は上記した問題点に着目してなされ
たものであって、その第1の目的とするところは、折り
曲げ部を芯材の端末上に重ねた状態で多少の凹凸があっ
ても、この凹凸を吸収することができ、また、製品の段
差のある部位の調整が容易になるし、また、折り曲げ部
における皺や切れの発生の無い積層材の端末処理が可能
になるばかりか、構造や動作が従来の装置に比べて簡単
になり、その調整も容易になる積層材の端末処理装置を
提供することにある。
たものであって、その第1の目的とするところは、折り
曲げ部を芯材の端末上に重ねた状態で多少の凹凸があっ
ても、この凹凸を吸収することができ、また、製品の段
差のある部位の調整が容易になるし、また、折り曲げ部
における皺や切れの発生の無い積層材の端末処理が可能
になるばかりか、構造や動作が従来の装置に比べて簡単
になり、その調整も容易になる積層材の端末処理装置を
提供することにある。
【0018】また、本発明の第2の目的とするところ
は、折り曲げ部を芯材の端末上に重ねた状態で多少の凹
凸があっても、この凹凸を吸収することができ、また、
折り曲げ部における皺や切れの発生の無い積層材の端末
処理が可能になる積層材の端末処理方法を提供すること
にある。
は、折り曲げ部を芯材の端末上に重ねた状態で多少の凹
凸があっても、この凹凸を吸収することができ、また、
折り曲げ部における皺や切れの発生の無い積層材の端末
処理が可能になる積層材の端末処理方法を提供すること
にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記した第1の目的を達
成するために、請求項1の発明に係わる積層材の端末処
理装置は、少なくとも芯材と表皮材とから成り且つ前記
芯材の端末より前記表皮材の端末が突出して、この表皮
材の突出部分を折り曲げ部にした積層材がセットされる
受け治具と、板状の弾性部材をその中間部で曲げて一方
の直線部と他方の直線部とを形成し、前記一方の直線部
の端側を固定して前記他方の直線部を前記受け治具側に
移動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の当接点
への当接により弾性変形させて、前記一方の直線部の前
記当接点より外の部分を膨出させて、前記膨出部分で前
記折り曲げ部を巻き込んで、前記折り曲げ部を前記芯材
の端末上に重ねる折り曲げ手段とを備え、前記折り曲げ
部を前記芯材の端末上に重ねた際に、前記折り曲げ部を
前記芯材の端末に接合するようにしたことを特徴とす
る。
成するために、請求項1の発明に係わる積層材の端末処
理装置は、少なくとも芯材と表皮材とから成り且つ前記
芯材の端末より前記表皮材の端末が突出して、この表皮
材の突出部分を折り曲げ部にした積層材がセットされる
受け治具と、板状の弾性部材をその中間部で曲げて一方
の直線部と他方の直線部とを形成し、前記一方の直線部
の端側を固定して前記他方の直線部を前記受け治具側に
移動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の当接点
への当接により弾性変形させて、前記一方の直線部の前
記当接点より外の部分を膨出させて、前記膨出部分で前
記折り曲げ部を巻き込んで、前記折り曲げ部を前記芯材
の端末上に重ねる折り曲げ手段とを備え、前記折り曲げ
部を前記芯材の端末上に重ねた際に、前記折り曲げ部を
前記芯材の端末に接合するようにしたことを特徴とす
る。
【0020】かかる構成により、前記積層材を受け治具
にセットして、折り曲げ手段の他方の直線部を受け治具
側に移動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の当
接点への当接により弾性変形させて、前記一方の直線部
の前記当接点より外の部分を膨出させて、膨出部分で積
層材の折り曲げ部を巻き込んで、この折り曲げ部を芯材
の端末上に重ね合わせ、接合することができる。
にセットして、折り曲げ手段の他方の直線部を受け治具
側に移動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の当
接点への当接により弾性変形させて、前記一方の直線部
の前記当接点より外の部分を膨出させて、膨出部分で積
層材の折り曲げ部を巻き込んで、この折り曲げ部を芯材
の端末上に重ね合わせ、接合することができる。
【0021】前記折り曲げ手段が、板状の弾性部材をそ
の中間部で曲げて一方の直線部と他方の直線部とを形成
して構成してあって、従来の辺縁部押え型及びコーナー
部押え型に相当するものが弾性部材であって、軟らかい
ために、製品の変形やセットずれで、折り曲げ部を芯材
の端末上に重ねた状態で多少の凹凸があっても、この凹
凸を吸収することが可能になって、製品の段差のある部
位の調整が容易になるし、また、折り曲げ手段を構成す
る弾性部材が、軟らかいことと相俟って、積層材の折り
曲げ部の長さ方向の全長に亘る大きさにすることができ
るので、積層材の折り曲げ部の全部を一体にして折り曲
げることが可能になり、折り曲げ部における皺や切れの
発生を防止することができる。
の中間部で曲げて一方の直線部と他方の直線部とを形成
して構成してあって、従来の辺縁部押え型及びコーナー
部押え型に相当するものが弾性部材であって、軟らかい
ために、製品の変形やセットずれで、折り曲げ部を芯材
の端末上に重ねた状態で多少の凹凸があっても、この凹
凸を吸収することが可能になって、製品の段差のある部
位の調整が容易になるし、また、折り曲げ手段を構成す
る弾性部材が、軟らかいことと相俟って、積層材の折り
曲げ部の長さ方向の全長に亘る大きさにすることができ
るので、積層材の折り曲げ部の全部を一体にして折り曲
げることが可能になり、折り曲げ部における皺や切れの
発生を防止することができる。
【0022】また、折り曲げ手段を構成する弾性部材
を、積層材の折り曲げ部の長さ方向の全長に亘る大きさ
にすることができるので、この弾性部材の折り曲げ操作
を行う操作手段、例えば、作動アクチュエータが1個で
よく、また、前記折り曲げ手段が、板状の弾性部材をそ
の中間部で曲げて一方の直線部と他方の直線部とを形成
してあり、この折り曲げ手段で、折り曲げ部を芯材の端
末上に重ねる操作も、他方の直線部を受け治具側に移動
するだけでよいために、構造や動作が従来の装置に比べ
て簡単になり、その調整も容易になる。
を、積層材の折り曲げ部の長さ方向の全長に亘る大きさ
にすることができるので、この弾性部材の折り曲げ操作
を行う操作手段、例えば、作動アクチュエータが1個で
よく、また、前記折り曲げ手段が、板状の弾性部材をそ
の中間部で曲げて一方の直線部と他方の直線部とを形成
してあり、この折り曲げ手段で、折り曲げ部を芯材の端
末上に重ねる操作も、他方の直線部を受け治具側に移動
するだけでよいために、構造や動作が従来の装置に比べ
て簡単になり、その調整も容易になる。
【0023】また、上記した第1の目的を達成するため
に、請求項2の発明に係わる積層材の端末処理装置は、
請求項1に記載の積層材の端末処理装置において、前記
受け治具が、複数の辺縁部と、隣り合う前記辺縁部が成
すコーナー部とを有し、前記折り曲げ手段が、板状の弾
性部材を、その中間部で曲げて前記一方の直線部と前記
他方の直線部とを形成した辺縁部用弾性部材及びコーナ
ー部用弾性部材とを有し、前記当接点が前記受け治具の
縁部又は前記芯材である。
に、請求項2の発明に係わる積層材の端末処理装置は、
請求項1に記載の積層材の端末処理装置において、前記
受け治具が、複数の辺縁部と、隣り合う前記辺縁部が成
すコーナー部とを有し、前記折り曲げ手段が、板状の弾
性部材を、その中間部で曲げて前記一方の直線部と前記
他方の直線部とを形成した辺縁部用弾性部材及びコーナ
ー部用弾性部材とを有し、前記当接点が前記受け治具の
縁部又は前記芯材である。
【0024】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用と同様な作用を奏し得るばかりか、辺縁部用弾
性部材及びコーナー部用弾性部材とは、いずれも軟らか
いために、辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性部材
とが互いに干渉しても作動不能に陥ることが無いため
に、辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性部材とを、
同時に前進させて折り曲げ部及びコーナー折り曲げ部を
芯材の端末上に重ねて接合することができて、作業時間
が短くなって、コストを低減することができるし、ま
た、辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性部材とが前
進した時に、辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性部
材との間に隙間が無くなる寸法を、従来の金属製の辺縁
部押え型及びコーナー部押え型の場合に比べて精度よく
する必要が無く、装置の設計、製作が容易になる。
明の作用と同様な作用を奏し得るばかりか、辺縁部用弾
性部材及びコーナー部用弾性部材とは、いずれも軟らか
いために、辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性部材
とが互いに干渉しても作動不能に陥ることが無いため
に、辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性部材とを、
同時に前進させて折り曲げ部及びコーナー折り曲げ部を
芯材の端末上に重ねて接合することができて、作業時間
が短くなって、コストを低減することができるし、ま
た、辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性部材とが前
進した時に、辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性部
材との間に隙間が無くなる寸法を、従来の金属製の辺縁
部押え型及びコーナー部押え型の場合に比べて精度よく
する必要が無く、装置の設計、製作が容易になる。
【0025】また、上記した第1の目的を達成するため
に、請求項3の発明に係わる積層材の端末処理装置は、
請求項1又は請求項2に記載の積層材の端末処理装置に
おいて、前記辺縁部用弾性部材及び前記コーナー部用弾
性部材の前記他方の直線部の端部を、作動アクチュエー
タの作動ロッドの端部のホルダーの互いに平行する2枚
の保持板で保持し、前記辺縁部用弾性部材及び前記コー
ナー部用弾性部材の前記一方の直線部を弾性変形させて
形成される前記膨出部分の前記折り曲げ部を巻き込む方
向とは逆方向に位置する一方の保持板を他方の保持板よ
り前記受け治具側に突出させた。
に、請求項3の発明に係わる積層材の端末処理装置は、
請求項1又は請求項2に記載の積層材の端末処理装置に
おいて、前記辺縁部用弾性部材及び前記コーナー部用弾
性部材の前記他方の直線部の端部を、作動アクチュエー
タの作動ロッドの端部のホルダーの互いに平行する2枚
の保持板で保持し、前記辺縁部用弾性部材及び前記コー
ナー部用弾性部材の前記一方の直線部を弾性変形させて
形成される前記膨出部分の前記折り曲げ部を巻き込む方
向とは逆方向に位置する一方の保持板を他方の保持板よ
り前記受け治具側に突出させた。
【0026】かかる構成により、上記した請求項1又は
請求項2の発明の作用と同様な作用を奏し得るばかり
か、前記辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性部材の
他方の直線部を受け治具側に移動して、前記一方の直線
部の前記受け治具側の当接点への当接により弾性変形さ
せて、前記一方の直線部の前記当接点より外の部分を膨
出させた場合に、一方の保持板が他方の保持板より前記
受け治具側に突出させてあるために、膨出は、前記折り
曲げ部を巻き込む方向にのみ発生するようになって、前
記折り曲げ部を確実に巻き込んで、この折り曲げ部を芯
材の端末上に確実に重ねることができる。
請求項2の発明の作用と同様な作用を奏し得るばかり
か、前記辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性部材の
他方の直線部を受け治具側に移動して、前記一方の直線
部の前記受け治具側の当接点への当接により弾性変形さ
せて、前記一方の直線部の前記当接点より外の部分を膨
出させた場合に、一方の保持板が他方の保持板より前記
受け治具側に突出させてあるために、膨出は、前記折り
曲げ部を巻き込む方向にのみ発生するようになって、前
記折り曲げ部を確実に巻き込んで、この折り曲げ部を芯
材の端末上に確実に重ねることができる。
【0027】また、上記した第1の目的を達成するため
に、請求項4の発明に係わる積層材の端末処理装置は、
請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の積層材の端
末処理装置において、前記弾性部材がシリコン発泡体、
ゴム発泡体、ウレタン発泡体のいずれかであり、且つ接
合手段が接着もしくは溶着である。
に、請求項4の発明に係わる積層材の端末処理装置は、
請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の積層材の端
末処理装置において、前記弾性部材がシリコン発泡体、
ゴム発泡体、ウレタン発泡体のいずれかであり、且つ接
合手段が接着もしくは溶着である。
【0028】かかる構成により、上記した請求項1又は
請求項2又は請求項3の発明の作用と同様な作用を奏し
得るばかりか、前記弾性部材がシリコン発泡体、ゴム発
泡体、ウレタン発泡体のいずれかであるために、劣化が
少なく、特に、シリコン発泡体の場合では耐熱性に富む
し、折り曲げ部を接着剤で接合する場合には、この接着
剤が付着しても容易に剥がせることができる。また、ウ
レタン発泡体の場合には、スキン層をそのまま使用でき
るために、より劣化が少なくなる。
請求項2又は請求項3の発明の作用と同様な作用を奏し
得るばかりか、前記弾性部材がシリコン発泡体、ゴム発
泡体、ウレタン発泡体のいずれかであるために、劣化が
少なく、特に、シリコン発泡体の場合では耐熱性に富む
し、折り曲げ部を接着剤で接合する場合には、この接着
剤が付着しても容易に剥がせることができる。また、ウ
レタン発泡体の場合には、スキン層をそのまま使用でき
るために、より劣化が少なくなる。
【0029】また、上記した第2の目的を達成するため
に、請求項5の発明に係わる積層材の端末処理方法は、
少なくとも芯材と表皮材とから成り且つ前記芯材の端末
より前記表皮材の端末が突出して、この表皮材の突出部
分を折り曲げ部にし、この折り曲げ部を折り曲げて前記
芯材に接合して端末処理する積層材の端末処理方法にお
いて、前記積層材を受け治具にセットするセット工程
と、板状の弾性部材を、その中間部で曲げて一方の直線
部と他方の直線部とを形成し且つ前記一方の直線部の端
側を固定した折り曲げ手段を有して、この折り曲げ手段
の前記他方の直線部を前記受け治具側に移動して、前記
一方の直線部の前記受け治具側の当接点への当接により
弾性変形させて、前記一方の直線部の前記当接点より外
の部分を膨出させて、前記膨出部分で前記積層材の前記
折り曲げ部を巻き込んで、前記折り曲げ部を前記芯材の
端末上に重ね合わせる折り曲げ工程と、前記折り曲げ工
程における前記膨出部分が前記折り曲げ部を巻き込んだ
状態を所定時間保持して、前記折り曲げ部を前記芯材の
端末に接合する接合工程とを備えるようにしたことを特
徴とする。
に、請求項5の発明に係わる積層材の端末処理方法は、
少なくとも芯材と表皮材とから成り且つ前記芯材の端末
より前記表皮材の端末が突出して、この表皮材の突出部
分を折り曲げ部にし、この折り曲げ部を折り曲げて前記
芯材に接合して端末処理する積層材の端末処理方法にお
いて、前記積層材を受け治具にセットするセット工程
と、板状の弾性部材を、その中間部で曲げて一方の直線
部と他方の直線部とを形成し且つ前記一方の直線部の端
側を固定した折り曲げ手段を有して、この折り曲げ手段
の前記他方の直線部を前記受け治具側に移動して、前記
一方の直線部の前記受け治具側の当接点への当接により
弾性変形させて、前記一方の直線部の前記当接点より外
の部分を膨出させて、前記膨出部分で前記積層材の前記
折り曲げ部を巻き込んで、前記折り曲げ部を前記芯材の
端末上に重ね合わせる折り曲げ工程と、前記折り曲げ工
程における前記膨出部分が前記折り曲げ部を巻き込んだ
状態を所定時間保持して、前記折り曲げ部を前記芯材の
端末に接合する接合工程とを備えるようにしたことを特
徴とする。
【0030】したがって、前記積層材を受け治具にセッ
トして、折り曲げ手段の他方の直線部を受け治具側に移
動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の当接点へ
の当接により弾性変形させて、前記一方の直線部の前記
当接点より外の部分を膨出させて、膨出部分で積層材の
折り曲げ部を巻き込んで、この折り曲げ部を芯材の端末
上に重ね合わせ、接合することができて、折り曲げ部を
芯材の端末上に重ねた状態で多少の凹凸があっても、こ
の凹凸を吸収することができ、また、折り曲げ部におけ
る皺や切れの発生の無い積層材の端末処理が可能にな
る。
トして、折り曲げ手段の他方の直線部を受け治具側に移
動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の当接点へ
の当接により弾性変形させて、前記一方の直線部の前記
当接点より外の部分を膨出させて、膨出部分で積層材の
折り曲げ部を巻き込んで、この折り曲げ部を芯材の端末
上に重ね合わせ、接合することができて、折り曲げ部を
芯材の端末上に重ねた状態で多少の凹凸があっても、こ
の凹凸を吸収することができ、また、折り曲げ部におけ
る皺や切れの発生の無い積層材の端末処理が可能にな
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、自動車の内装材
であるドアトリムに実施した実施の形態について図面を
参照して詳述する。図1は本発明に係わる積層材の端末
処理装置の一部省略した平面図、図2は積層材の端末処
理装置の一部省略した断面図である。
であるドアトリムに実施した実施の形態について図面を
参照して詳述する。図1は本発明に係わる積層材の端末
処理装置の一部省略した平面図、図2は積層材の端末処
理装置の一部省略した断面図である。
【0032】図1において、1は、例えばドアトリムを
構成する積層材であり、この積層材1はプレスモールド
工法、同時圧着成形工法または真空成形工法により成形
してある。プレスモールド工法による積層材1の成形
は、図5の(1)に示すように、PVCシートの裏面に
発泡ポリプロピレンを接着した表皮材1bを成形型であ
る上、下型2、3間に搬入し、次に、図5の(2)に示
すように、下型3上に、加熱され軟化したポリプロピレ
ン(又はポリプロピレン複合材)1a−1を供給した
後、図5の(3)に示すように、上型2を下降して表皮
材1bをポリプロピレン(又はポリプロピレン複合材)
1a−1に重ねて押圧し、ポリプロピレン(又はポリプ
ロピレン複合材)1a−1を薄く延ばして芯材1aと
し、表皮材1bの発泡ポリプロピレンと芯材1aのポリ
プロピレンとの相溶性により、この芯材1aの表面に表
皮材1bを溶着して積層材1を成形するものである。
構成する積層材であり、この積層材1はプレスモールド
工法、同時圧着成形工法または真空成形工法により成形
してある。プレスモールド工法による積層材1の成形
は、図5の(1)に示すように、PVCシートの裏面に
発泡ポリプロピレンを接着した表皮材1bを成形型であ
る上、下型2、3間に搬入し、次に、図5の(2)に示
すように、下型3上に、加熱され軟化したポリプロピレ
ン(又はポリプロピレン複合材)1a−1を供給した
後、図5の(3)に示すように、上型2を下降して表皮
材1bをポリプロピレン(又はポリプロピレン複合材)
1a−1に重ねて押圧し、ポリプロピレン(又はポリプ
ロピレン複合材)1a−1を薄く延ばして芯材1aと
し、表皮材1bの発泡ポリプロピレンと芯材1aのポリ
プロピレンとの相溶性により、この芯材1aの表面に表
皮材1bを溶着して積層材1を成形するものである。
【0033】また、同時圧着成形工法による積層材1の
成形は、芯材としてポリプロピレンと木粉とを適宜配合
比で混合した熱可塑性複合樹脂板を用いて、この芯材を
まず加熱軟化させた状態でコールドプレス用金型上に載
置し、さらに、その上方から発泡ポリプロピレンの裏面
に基布を接着した表皮材をセットして、コールドプレス
用金型間で型締めすることにより、芯材1aの表面に表
皮材1bを接着して積層材1を成形するものである。
成形は、芯材としてポリプロピレンと木粉とを適宜配合
比で混合した熱可塑性複合樹脂板を用いて、この芯材を
まず加熱軟化させた状態でコールドプレス用金型上に載
置し、さらに、その上方から発泡ポリプロピレンの裏面
に基布を接着した表皮材をセットして、コールドプレス
用金型間で型締めすることにより、芯材1aの表面に表
皮材1bを接着して積層材1を成形するものである。
【0034】また、真空成形工法による積層材1の成形
は、図6に示すように、所定形状に予め成形された芯材
(木質系芯材)1aと、加熱され軟化した表皮材(PV
Cシートの裏面に発泡ポリプロピレン(発泡PP)を積
層した表皮材)1bとを上、下型2−1、3−1間に搬
入し、次に、閉型した後、上、下型2−1、3−1にそ
れぞれ設けたバキューム孔4、5から真空吸引して型形
状になじませた後、冷却することにより、芯材1aの表
面に表皮材1bを接着して積層材1を成形するものであ
る。
は、図6に示すように、所定形状に予め成形された芯材
(木質系芯材)1aと、加熱され軟化した表皮材(PV
Cシートの裏面に発泡ポリプロピレン(発泡PP)を積
層した表皮材)1bとを上、下型2−1、3−1間に搬
入し、次に、閉型した後、上、下型2−1、3−1にそ
れぞれ設けたバキューム孔4、5から真空吸引して型形
状になじませた後、冷却することにより、芯材1aの表
面に表皮材1bを接着して積層材1を成形するものであ
る。
【0035】一方、前記積層材1の端末を処理する端末
処理装置は、図1及び図2に示すように床部6に設置さ
れた支持部材7により支持された受け治具8と、この受
け治具8にセットされた積層材1を上から押える材料押
え手段である材料押え部材9とを備えている。
処理装置は、図1及び図2に示すように床部6に設置さ
れた支持部材7により支持された受け治具8と、この受
け治具8にセットされた積層材1を上から押える材料押
え手段である材料押え部材9とを備えている。
【0036】前記受け治具8の上面部には、積層材1の
表側に倣う型部10が形成してあり、この受け治具8の
周部10Aには、一端側を除いて、この型部10の面部
10aより一段高くしてある。そして、受け治具8の周
部10Aは、積層材1の形状に合わせてほぼ長方形状に
成されており、3つの直線状の辺縁部11A、11B、
11Cと、隣り合う辺縁部11A、11B、11Cが成
す円弧状のコーナー部12A、12Bとを有している。
表側に倣う型部10が形成してあり、この受け治具8の
周部10Aには、一端側を除いて、この型部10の面部
10aより一段高くしてある。そして、受け治具8の周
部10Aは、積層材1の形状に合わせてほぼ長方形状に
成されており、3つの直線状の辺縁部11A、11B、
11Cと、隣り合う辺縁部11A、11B、11Cが成
す円弧状のコーナー部12A、12Bとを有している。
【0037】そして、受け治具8の辺縁部11A、11
B、11Cの外方には、この辺縁部11A、11B、1
1Cの長手方向に平行して折り曲げ手段である辺縁部用
弾性部材13A、13B、13Cが配置してあり、ま
た、前記コーナー部12A、12Bの外方には、折り曲
げ手段であるコーナー部用弾性部材14A、14Bが配
置してある。前記辺縁部用弾性部材13A、13B、1
3Cはそれぞれが辺縁部11A、11B、11Cの長さ
寸法に等しい長方形状で板状の弾性部材で構成してあ
る。これら辺縁部用弾性部材13A、13B、13Cの
弾性部材は、例えば、シリコン発泡体、ウレタン発泡
体、ゴム発泡体のような軟らかいものが使用してある。
B、11Cの外方には、この辺縁部11A、11B、1
1Cの長手方向に平行して折り曲げ手段である辺縁部用
弾性部材13A、13B、13Cが配置してあり、ま
た、前記コーナー部12A、12Bの外方には、折り曲
げ手段であるコーナー部用弾性部材14A、14Bが配
置してある。前記辺縁部用弾性部材13A、13B、1
3Cはそれぞれが辺縁部11A、11B、11Cの長さ
寸法に等しい長方形状で板状の弾性部材で構成してあ
る。これら辺縁部用弾性部材13A、13B、13Cの
弾性部材は、例えば、シリコン発泡体、ウレタン発泡
体、ゴム発泡体のような軟らかいものが使用してある。
【0038】また、コーナー部用弾性部材14A、14
Bは、前記コーナー部12A、12Bの幅寸法に等しい
幅の短冊状の弾性部材で構成してあり、これらコーナー
部用弾性部材14A、14Bの弾性部材は、例えば、シ
リコン発泡体、ウレタン発泡体、ゴム発泡体のような軟
らかいものが使用してある。
Bは、前記コーナー部12A、12Bの幅寸法に等しい
幅の短冊状の弾性部材で構成してあり、これらコーナー
部用弾性部材14A、14Bの弾性部材は、例えば、シ
リコン発泡体、ウレタン発泡体、ゴム発泡体のような軟
らかいものが使用してある。
【0039】そして、前記辺縁部用弾性部材13A、1
3B、13C及びコーナー部用弾性部材14A、14B
は、それぞれの下端部において、受け治具8の辺縁部1
1A、11B、11C及びコーナー部12A、12Bの
下部に固定用ボルト15及び当金部材16により固定し
てあり、また、前記辺縁部用弾性部材13A、13B、
13CB及びコーナー部用弾性部材14A、14Bの上
端部は、それぞれが単独で、前記床部6に設置された作
動アクチュエータ17の作動ロッド17aの端部にホル
ダー20を介して固着してある。
3B、13C及びコーナー部用弾性部材14A、14B
は、それぞれの下端部において、受け治具8の辺縁部1
1A、11B、11C及びコーナー部12A、12Bの
下部に固定用ボルト15及び当金部材16により固定し
てあり、また、前記辺縁部用弾性部材13A、13B、
13CB及びコーナー部用弾性部材14A、14Bの上
端部は、それぞれが単独で、前記床部6に設置された作
動アクチュエータ17の作動ロッド17aの端部にホル
ダー20を介して固着してある。
【0040】したがって、前記辺縁部用弾性部材13
A、13B、13C及びコーナー部用弾性部材14A、
14Bは、その中間部で直角に曲げられており、下部の
固定部イから曲げ部ロまでの一方の直線部である垂直部
ハと、他方の直線部である水平部ニとから成る。そし
て、垂直部ハは、受け治具8の辺縁部11A、11B、
11C及びコーナー部12A、12Bの上縁より上方に
突出している。
A、13B、13C及びコーナー部用弾性部材14A、
14Bは、その中間部で直角に曲げられており、下部の
固定部イから曲げ部ロまでの一方の直線部である垂直部
ハと、他方の直線部である水平部ニとから成る。そし
て、垂直部ハは、受け治具8の辺縁部11A、11B、
11C及びコーナー部12A、12Bの上縁より上方に
突出している。
【0041】前記ホルダー20は、側面逆コ字形状をし
ていて、辺縁部用弾性部材13A、13B、13Cの長
さ寸法にほぼ等しい上、下側の保持板21、22を有し
ている。そして、上側の保持板21は下側の保持板22
より、その移動方向の寸法がLだけ大きくしてある。
ていて、辺縁部用弾性部材13A、13B、13Cの長
さ寸法にほぼ等しい上、下側の保持板21、22を有し
ている。そして、上側の保持板21は下側の保持板22
より、その移動方向の寸法がLだけ大きくしてある。
【0042】そして、前記ホルダー20の上、下側の保
持板21、22間に、辺縁部用弾性部材13A、13
B、13CB及びコーナー部用弾性部材14A、14B
の水平部ニのそれぞれの先側部が挿入してあって、固定
ボルト25により前記ホルダー20に固定してある。
持板21、22間に、辺縁部用弾性部材13A、13
B、13CB及びコーナー部用弾性部材14A、14B
の水平部ニのそれぞれの先側部が挿入してあって、固定
ボルト25により前記ホルダー20に固定してある。
【0043】次に、上記した端末処理装置を使用して積
層材1の端末を処理する方法について説明する。
層材1の端末を処理する方法について説明する。
【0044】前記受け治具8の型部10に、積層材1
が、その表皮材1b側(表側)を下にしてセットされ
る。この場合、積層材1の端末では表皮材1bが芯材1
aよりも長くなって突出しており、この表皮材1bの突
出部分が折り曲げ部1b−1である。この折り曲げ部1
b−1におけるコーナー折り曲げ部1b−2には複数の
切り込み26が形成してある。そして、表皮材1bの端
側1b−3は、受け治具8の辺縁部11A、11B、1
1Cの周部10A上に載せてあり、芯材1aの端末1a
−1が表皮材1bの端側1b−3に重合してある。この
場合、前記折り曲げ部1b−1は、前記辺縁部用弾性部
材13A、13B、13CB及びコーナー部用弾性部材
14A、14Bの垂直部ハに当接して図3の(1)に示
すように垂直に立ち上がる。また、前記折り曲げ部1b
−1の内面(図3においては上面)には接着剤が塗布し
てある。
が、その表皮材1b側(表側)を下にしてセットされ
る。この場合、積層材1の端末では表皮材1bが芯材1
aよりも長くなって突出しており、この表皮材1bの突
出部分が折り曲げ部1b−1である。この折り曲げ部1
b−1におけるコーナー折り曲げ部1b−2には複数の
切り込み26が形成してある。そして、表皮材1bの端
側1b−3は、受け治具8の辺縁部11A、11B、1
1Cの周部10A上に載せてあり、芯材1aの端末1a
−1が表皮材1bの端側1b−3に重合してある。この
場合、前記折り曲げ部1b−1は、前記辺縁部用弾性部
材13A、13B、13CB及びコーナー部用弾性部材
14A、14Bの垂直部ハに当接して図3の(1)に示
すように垂直に立ち上がる。また、前記折り曲げ部1b
−1の内面(図3においては上面)には接着剤が塗布し
てある。
【0045】そして、材料押え部材9を下降して、積層
材1を上から押える。次に、前記辺縁部用弾性部材13
A、13B、13C及びコーナー部用弾性部材14A、
14Bのそれぞれの作動アクチュエータ17の作動ロッ
ド17aを伸張作動して、辺縁部用弾性部材13A、1
3B、13C及びコーナー部用弾性部材14A、14B
のそれぞれの水平部ニを前進させ、これらの辺縁部用弾
性部材13A、13B、13C及びコーナー部用弾性部
材14A、14Bで前記折り曲げ部1b−1を巻き込ん
で、これらの折り曲げ部1b−1を芯材1aの端末1a
−1上に重ねて接着する。
材1を上から押える。次に、前記辺縁部用弾性部材13
A、13B、13C及びコーナー部用弾性部材14A、
14Bのそれぞれの作動アクチュエータ17の作動ロッ
ド17aを伸張作動して、辺縁部用弾性部材13A、1
3B、13C及びコーナー部用弾性部材14A、14B
のそれぞれの水平部ニを前進させ、これらの辺縁部用弾
性部材13A、13B、13C及びコーナー部用弾性部
材14A、14Bで前記折り曲げ部1b−1を巻き込ん
で、これらの折り曲げ部1b−1を芯材1aの端末1a
−1上に重ねて接着する。
【0046】すなわち、前記辺縁部用弾性部材13A、
13B、13C及びコーナー部用弾性部材14A、14
Bのそれぞれの水平部ニが前進すると、辺縁部用弾性部
材13A、13B、13C及びコーナー部用弾性部材1
4A、14Bのそれぞれの垂直部ハが、図3の(2)、
図4の(1)に示すように受け治具8の辺縁部11A、
11B、11C上に位置する芯材1aの端末1a−1及
びコーナー部12A、12B上に位置する芯材1aの端
末1a−1である当接点PにA点付近で当接し、さらに
押されるために、辺縁部用弾性部材13A、13B、1
3C及びコーナー部用弾性部材14A、14Bの垂直部
ハが、その曲げ部ロを中心にして図4の(2)に示すよ
うに変形して、図4の(2)において矢印の力の流れを
示すように内圧によってA点に下方向に圧力が加わり、
辺縁部用弾性部材13A、13B、13C及びコーナー
部用弾性部材14A、14BのA点より上の部分が膨出
して下方向に移行する。この膨出部分ホが前記折り曲げ
部1b−1を巻き込んで、これらの折り曲げ部1b−1
を芯材1aの端末1a−1上に重ねる。
13B、13C及びコーナー部用弾性部材14A、14
Bのそれぞれの水平部ニが前進すると、辺縁部用弾性部
材13A、13B、13C及びコーナー部用弾性部材1
4A、14Bのそれぞれの垂直部ハが、図3の(2)、
図4の(1)に示すように受け治具8の辺縁部11A、
11B、11C上に位置する芯材1aの端末1a−1及
びコーナー部12A、12B上に位置する芯材1aの端
末1a−1である当接点PにA点付近で当接し、さらに
押されるために、辺縁部用弾性部材13A、13B、1
3C及びコーナー部用弾性部材14A、14Bの垂直部
ハが、その曲げ部ロを中心にして図4の(2)に示すよ
うに変形して、図4の(2)において矢印の力の流れを
示すように内圧によってA点に下方向に圧力が加わり、
辺縁部用弾性部材13A、13B、13C及びコーナー
部用弾性部材14A、14BのA点より上の部分が膨出
して下方向に移行する。この膨出部分ホが前記折り曲げ
部1b−1を巻き込んで、これらの折り曲げ部1b−1
を芯材1aの端末1a−1上に重ねる。
【0047】次に、上記のように膨出部分ホが前記折り
曲げ部1b−1を巻き込んだ状態で折り曲げ部1b−1
を芯材1aの端末1a−1に接着する。
曲げ部1b−1を巻き込んだ状態で折り曲げ部1b−1
を芯材1aの端末1a−1に接着する。
【0048】次に、前記作動アクチュエータ17の作動
ロッド17aを縮小作動して、前記辺縁部用弾性部材1
3A、13B、13C及びコーナー部用弾性部材14
A、14Bの水平部ニを後退させると、図3の(3)、
図4の(2)から図4の(1)にように上記した膨出部
分ホの巻き込みの場合とは逆に、巻き込みが解除され
て、辺縁部用弾性部材13A、13B、13C及びコー
ナー部用弾性部材14A、14Bは、元の状態に戻る。
そして、前記製品用弾性部材9を上昇して、製品用弾性
部材43による積層材1の押えを解除して、端末処理さ
れた積層材1を受け治具8から取り出す。
ロッド17aを縮小作動して、前記辺縁部用弾性部材1
3A、13B、13C及びコーナー部用弾性部材14
A、14Bの水平部ニを後退させると、図3の(3)、
図4の(2)から図4の(1)にように上記した膨出部
分ホの巻き込みの場合とは逆に、巻き込みが解除され
て、辺縁部用弾性部材13A、13B、13C及びコー
ナー部用弾性部材14A、14Bは、元の状態に戻る。
そして、前記製品用弾性部材9を上昇して、製品用弾性
部材43による積層材1の押えを解除して、端末処理さ
れた積層材1を受け治具8から取り出す。
【0049】また、積層材1の端末処理に、折り曲げ部
1b−1を芯材1aの端末1a−1に接着剤で接着する
場合の他に、プレスモールド工法の場合に、特に有効な
例として、折り曲げ部1b−1を芯材1aの端末1a−
1に溶着する場合がある。この溶着は、図7の(1)、
(2)に示すように昇降動が可能なヒーター27を備え
た端末処理装置を使用して行われる。
1b−1を芯材1aの端末1a−1に接着剤で接着する
場合の他に、プレスモールド工法の場合に、特に有効な
例として、折り曲げ部1b−1を芯材1aの端末1a−
1に溶着する場合がある。この溶着は、図7の(1)、
(2)に示すように昇降動が可能なヒーター27を備え
た端末処理装置を使用して行われる。
【0050】この場合には、材料押え部材9を下降し
て、積層材1を上から押え、次に、ヒーター27を下降
させて、このヒーター27を、芯材1aの端末1a−1
と表皮材1bの端側1b−1とに近接させてこの端側1
b−1の裏面の発泡ポリプロピレン側を溶かした後に、
ヒーター27を上昇させる。
て、積層材1を上から押え、次に、ヒーター27を下降
させて、このヒーター27を、芯材1aの端末1a−1
と表皮材1bの端側1b−1とに近接させてこの端側1
b−1の裏面の発泡ポリプロピレン側を溶かした後に、
ヒーター27を上昇させる。
【0051】次に、前記作動アクチュエータ17の作動
ロッド17aを伸張作動して、辺縁部用弾性部材13
A、13B、13C及びコーナー部用弾性部材14A、
14Bの水平部ニを前進させ、これらの辺縁部用弾性部
材13A、13B、13C及びコーナー部用弾性部材1
4A、14Bのそれぞれの膨出部分ホで前記折り曲げ部
1b−1を巻き込んで、これらの折り曲げ部1b−1を
芯材1aの端末1a−1上に重ねて接合する。この場
合、前記当接点Pは前記受け治具8の縁部になる。
ロッド17aを伸張作動して、辺縁部用弾性部材13
A、13B、13C及びコーナー部用弾性部材14A、
14Bの水平部ニを前進させ、これらの辺縁部用弾性部
材13A、13B、13C及びコーナー部用弾性部材1
4A、14Bのそれぞれの膨出部分ホで前記折り曲げ部
1b−1を巻き込んで、これらの折り曲げ部1b−1を
芯材1aの端末1a−1上に重ねて接合する。この場
合、前記当接点Pは前記受け治具8の縁部になる。
【0052】次に、上記のように膨出部分ホが前記折り
曲げ部1b−1を巻き込んだ状態で自然冷却を行う。従
って、芯材1aと表皮材1bの裏面の発泡ポリプロピレ
ンとは相溶性があるために、折り曲げ部1b−1が芯材
1aの端末1a−1に溶着される。そして、積層材1の
端末処理に、折り曲げ部1b−1を芯材1aの端末1a
−1に接着剤で接着する場合と同様に、前記作動アクチ
ュエータ17の作動ロッド17aを縮小作動して、前記
辺縁部用弾性部材13A、13B、13C及びコーナー
部用弾性部材14A、14Bの水平部ニを後退させ、前
記材料押え部材9を上昇して、積層材1の押えを解除し
て、端末処理された積層材1を受け治具8から取り出
す。
曲げ部1b−1を巻き込んだ状態で自然冷却を行う。従
って、芯材1aと表皮材1bの裏面の発泡ポリプロピレ
ンとは相溶性があるために、折り曲げ部1b−1が芯材
1aの端末1a−1に溶着される。そして、積層材1の
端末処理に、折り曲げ部1b−1を芯材1aの端末1a
−1に接着剤で接着する場合と同様に、前記作動アクチ
ュエータ17の作動ロッド17aを縮小作動して、前記
辺縁部用弾性部材13A、13B、13C及びコーナー
部用弾性部材14A、14Bの水平部ニを後退させ、前
記材料押え部材9を上昇して、積層材1の押えを解除し
て、端末処理された積層材1を受け治具8から取り出
す。
【0053】上記のように前記折り曲げ手段が、板状の
弾性部材をその中間部で曲げて垂直部ハと水平部ニとを
形成して構成してあって、従来の辺縁部押え型及びコー
ナー部押え型に相当するものが弾性部材であって、軟ら
かいために、製品の変形やセットずれで、折り曲げ部1
b−1を芯材1aの端末1a−1上に重ねた状態で多少
の凹凸があっても、この凹凸を吸収することが可能にな
る。また、図8に示すように製品の外周に段差Fがある
場合でも、前記辺縁部用弾性部材13A、13B、13
C及びコーナー部用弾性部材14A、14Bの押え面の
形状を合わせる必要がなく、製品の段差Fのある部位の
調整が容易になるし、また、折り曲げ手段を構成する弾
性部材が、軟らかいことと相俟って、積層材1の折り曲
げ部1b−1の長さ方向の全長に亘る大きさにすること
ができるので、積層材1の折り曲げ部1b−1の全部を
一体にして折り曲げることが可能になり、折り曲げ部1
b−1における皺や切れの発生を防止することができ
る。
弾性部材をその中間部で曲げて垂直部ハと水平部ニとを
形成して構成してあって、従来の辺縁部押え型及びコー
ナー部押え型に相当するものが弾性部材であって、軟ら
かいために、製品の変形やセットずれで、折り曲げ部1
b−1を芯材1aの端末1a−1上に重ねた状態で多少
の凹凸があっても、この凹凸を吸収することが可能にな
る。また、図8に示すように製品の外周に段差Fがある
場合でも、前記辺縁部用弾性部材13A、13B、13
C及びコーナー部用弾性部材14A、14Bの押え面の
形状を合わせる必要がなく、製品の段差Fのある部位の
調整が容易になるし、また、折り曲げ手段を構成する弾
性部材が、軟らかいことと相俟って、積層材1の折り曲
げ部1b−1の長さ方向の全長に亘る大きさにすること
ができるので、積層材1の折り曲げ部1b−1の全部を
一体にして折り曲げることが可能になり、折り曲げ部1
b−1における皺や切れの発生を防止することができ
る。
【0054】また、前記弾性部材がシリコン発泡体、ゴ
ム発泡体、ウレタン発泡体のいずれかであるために、劣
化が少なく、特に、シリコン発泡体の場合では耐熱性に
富むし、折り曲げ部を接着剤で接合する場合には、この
接着剤が付着しても容易に剥がせることができる。ま
た、ウレタン発泡体の場合には、スキン層をそのまま使
用できるために、より劣化が少なくなる。
ム発泡体、ウレタン発泡体のいずれかであるために、劣
化が少なく、特に、シリコン発泡体の場合では耐熱性に
富むし、折り曲げ部を接着剤で接合する場合には、この
接着剤が付着しても容易に剥がせることができる。ま
た、ウレタン発泡体の場合には、スキン層をそのまま使
用できるために、より劣化が少なくなる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係わる積層材の端末処理装置によれば、少なくとも芯材
と表皮材とから成り且つ前記芯材の端末より前記表皮材
の端末が突出して、この表皮材の突出部分を折り曲げ部
にした積層材がセットされる受け治具と、板状の弾性部
材をその中間部で曲げて一方の直線部と他方の直線部と
を形成し、前記一方の直線部の端側を固定して前記他方
の直線部を前記受け治具側に移動して、前記一方の直線
部の前記受け治具側の当接点への当接により弾性変形さ
せて、前記一方の直線部の前記当接点より外の部分を膨
出させて、前記膨出部分で前記折り曲げ部を巻き込ん
で、前記折り曲げ部を前記芯材の端末上に重ねる折り曲
げ手段とを備え、前記折り曲げ部を前記芯材の端末上に
重ねた際に、前記折り曲げ部を前記芯材の端末に接合す
るようにしたことにより、前記積層材を受け治具にセッ
トして、折り曲げ手段の他方の直線部を受け治具側に移
動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の当接点へ
の当接により弾性変形させて、前記一方の直線部の前記
当接点より外の部分を膨出させて、膨出部分で積層材の
折り曲げ部を巻き込んで、この折り曲げ部を芯材の端末
上に重ね合わせ、接合することができる。
係わる積層材の端末処理装置によれば、少なくとも芯材
と表皮材とから成り且つ前記芯材の端末より前記表皮材
の端末が突出して、この表皮材の突出部分を折り曲げ部
にした積層材がセットされる受け治具と、板状の弾性部
材をその中間部で曲げて一方の直線部と他方の直線部と
を形成し、前記一方の直線部の端側を固定して前記他方
の直線部を前記受け治具側に移動して、前記一方の直線
部の前記受け治具側の当接点への当接により弾性変形さ
せて、前記一方の直線部の前記当接点より外の部分を膨
出させて、前記膨出部分で前記折り曲げ部を巻き込ん
で、前記折り曲げ部を前記芯材の端末上に重ねる折り曲
げ手段とを備え、前記折り曲げ部を前記芯材の端末上に
重ねた際に、前記折り曲げ部を前記芯材の端末に接合す
るようにしたことにより、前記積層材を受け治具にセッ
トして、折り曲げ手段の他方の直線部を受け治具側に移
動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の当接点へ
の当接により弾性変形させて、前記一方の直線部の前記
当接点より外の部分を膨出させて、膨出部分で積層材の
折り曲げ部を巻き込んで、この折り曲げ部を芯材の端末
上に重ね合わせ、接合することができる。
【0056】前記折り曲げ手段が、板状の弾性部材をそ
の中間部で曲げて一方の直線部と他方の直線部とを形成
して構成してあって、従来の辺縁部押え型及びコーナー
部押え型に相当するものが弾性部材であって、軟らかい
ために、製品の変形やセットずれで、折り曲げ部を芯材
の端末上に重ねた状態で多少の凹凸があっても、この凹
凸を吸収することが可能になって、製品の段差のある部
位の調整が容易になるし、また、折り曲げ手段を構成す
る弾性部材が、軟らかいことと相俟って、積層材の折り
曲げ部の長さ方向の全長に亘る大きさにすることができ
るので、積層材の折り曲げ部の全部を一体にして折り曲
げることが可能になり、折り曲げ部における皺や切れの
発生を防止することができる。
の中間部で曲げて一方の直線部と他方の直線部とを形成
して構成してあって、従来の辺縁部押え型及びコーナー
部押え型に相当するものが弾性部材であって、軟らかい
ために、製品の変形やセットずれで、折り曲げ部を芯材
の端末上に重ねた状態で多少の凹凸があっても、この凹
凸を吸収することが可能になって、製品の段差のある部
位の調整が容易になるし、また、折り曲げ手段を構成す
る弾性部材が、軟らかいことと相俟って、積層材の折り
曲げ部の長さ方向の全長に亘る大きさにすることができ
るので、積層材の折り曲げ部の全部を一体にして折り曲
げることが可能になり、折り曲げ部における皺や切れの
発生を防止することができる。
【0057】また、折り曲げ手段を構成する弾性部材
を、積層材の折り曲げ部の長さ方向の全長に亘る大きさ
にすることができるので、この弾性部材の折り曲げ操作
を行う操作手段、例えば、作動アクチュエータが1個で
よく、また、前記折り曲げ手段が、板状の弾性部材をそ
の中間部で曲げて一方の直線部と他方の直線部とを形成
してあり、この折り曲げ手段で、折り曲げ部を芯材の端
末上に重ねる操作も、他方の直線部を受け治具側に移動
するだけでよいために、構造や動作が従来の装置に比べ
て簡単になり、その調整も容易になる。
を、積層材の折り曲げ部の長さ方向の全長に亘る大きさ
にすることができるので、この弾性部材の折り曲げ操作
を行う操作手段、例えば、作動アクチュエータが1個で
よく、また、前記折り曲げ手段が、板状の弾性部材をそ
の中間部で曲げて一方の直線部と他方の直線部とを形成
してあり、この折り曲げ手段で、折り曲げ部を芯材の端
末上に重ねる操作も、他方の直線部を受け治具側に移動
するだけでよいために、構造や動作が従来の装置に比べ
て簡単になり、その調整も容易になる。
【0058】また、請求項2の発明に係わる積層材の端
末処理装置によれば、請求項1に記載の積層材の端末処
理装置において、前記受け治具が、複数の辺縁部と、隣
り合う前記辺縁部が成すコーナー部とを有し、前記折り
曲げ手段が、板状の弾性部材を、その中間部で曲げて前
記一方の直線部と前記他方の直線部とを形成した辺縁部
用弾性部材及びコーナー部用弾性部材とを有し、前記当
接点が前記受け治具の縁部又は前記芯材であることによ
り、上記した請求項1の発明の効果と同様な効果を奏し
得るばかりか、辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性
部材とは、いずれも軟らかいために、辺縁部用弾性部材
及びコーナー部用弾性部材とが互いに干渉しても作動不
能に陥ることが無いために、辺縁部用弾性部材及びコー
ナー部用弾性部材とを、同時に前進させて折り曲げ部及
びコーナー折り曲げ部を芯材の端末上に重ねて接合する
ことができて、作業時間が短くなって、コストを低減す
ることができるし、また、辺縁部用弾性部材及びコーナ
ー部用弾性部材とが前進した時に、辺縁部用弾性部材及
びコーナー部用弾性部材との間に隙間が無くなる寸法
を、従来の金属製の辺縁部押え型及びコーナー部押え型
の場合に比べて精度よくする必要が無く、装置の設計、
製作が容易になる。
末処理装置によれば、請求項1に記載の積層材の端末処
理装置において、前記受け治具が、複数の辺縁部と、隣
り合う前記辺縁部が成すコーナー部とを有し、前記折り
曲げ手段が、板状の弾性部材を、その中間部で曲げて前
記一方の直線部と前記他方の直線部とを形成した辺縁部
用弾性部材及びコーナー部用弾性部材とを有し、前記当
接点が前記受け治具の縁部又は前記芯材であることによ
り、上記した請求項1の発明の効果と同様な効果を奏し
得るばかりか、辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性
部材とは、いずれも軟らかいために、辺縁部用弾性部材
及びコーナー部用弾性部材とが互いに干渉しても作動不
能に陥ることが無いために、辺縁部用弾性部材及びコー
ナー部用弾性部材とを、同時に前進させて折り曲げ部及
びコーナー折り曲げ部を芯材の端末上に重ねて接合する
ことができて、作業時間が短くなって、コストを低減す
ることができるし、また、辺縁部用弾性部材及びコーナ
ー部用弾性部材とが前進した時に、辺縁部用弾性部材及
びコーナー部用弾性部材との間に隙間が無くなる寸法
を、従来の金属製の辺縁部押え型及びコーナー部押え型
の場合に比べて精度よくする必要が無く、装置の設計、
製作が容易になる。
【0059】また、請求項3の発明に係わる積層材の端
末処理装置によれば、請求項1又は請求項2に記載の積
層材の端末処理装置において、前記辺縁部用弾性部材及
び前記コーナー部用弾性部材の前記他方の直線部の端部
を、作動アクチュエータの作動ロッドの端部のホルダー
の互いに平行する2枚の保持板で保持し、前記辺縁部用
弾性部材及び前記コーナー部用弾性部材の前記一方の直
線部を弾性変形させて形成される前記膨出部分の前記折
り曲げ部を巻き込む方向とは逆方向に位置する一方の保
持板を他方の保持板より前記受け治具側に突出させたこ
とにより、上記した請求項1又は請求項2の発明の効果
と同様な効果を奏し得るばかりか、前記辺縁部用弾性部
材及びコーナー部用弾性部材の他方の直線部を受け治具
側に移動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の当
接点への当接により弾性変形させて、前記一方の直線部
の前記当接点より外の部分を膨出させた場合に、一方の
保持板が他方の保持板より前記受け治具側に突出させて
あるために、膨出は、前記折り曲げ部を巻き込む方向に
のみ発生するようになって、前記折り曲げ部を確実に巻
き込んで、この折り曲げ部を芯材の端末上に確実に重ね
ることができる。
末処理装置によれば、請求項1又は請求項2に記載の積
層材の端末処理装置において、前記辺縁部用弾性部材及
び前記コーナー部用弾性部材の前記他方の直線部の端部
を、作動アクチュエータの作動ロッドの端部のホルダー
の互いに平行する2枚の保持板で保持し、前記辺縁部用
弾性部材及び前記コーナー部用弾性部材の前記一方の直
線部を弾性変形させて形成される前記膨出部分の前記折
り曲げ部を巻き込む方向とは逆方向に位置する一方の保
持板を他方の保持板より前記受け治具側に突出させたこ
とにより、上記した請求項1又は請求項2の発明の効果
と同様な効果を奏し得るばかりか、前記辺縁部用弾性部
材及びコーナー部用弾性部材の他方の直線部を受け治具
側に移動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の当
接点への当接により弾性変形させて、前記一方の直線部
の前記当接点より外の部分を膨出させた場合に、一方の
保持板が他方の保持板より前記受け治具側に突出させて
あるために、膨出は、前記折り曲げ部を巻き込む方向に
のみ発生するようになって、前記折り曲げ部を確実に巻
き込んで、この折り曲げ部を芯材の端末上に確実に重ね
ることができる。
【0060】また、請求項4の発明に係わる積層材の端
末処理装置によれば、請求項1又は請求項2又は請求項
3に記載の積層材の端末処理装置において、前記弾性部
材がシリコン発泡体、ゴム発泡体、ウレタン発泡体のい
ずれかであり、且つ接合手段が接着もしくは溶着である
ことにより、上記した請求項1又は請求項2又は請求項
3の発明の効果と同様な効果を奏し得るばかりか、前記
弾性部材がシリコン発泡体、ゴム発泡体、ウレタン発泡
体のいずれかであるために、劣化が少なく、特に、シリ
コン発泡体の場合では耐熱性に富むし、折り曲げ部を接
着剤で接合する場合には、この接着剤が付着しても容易
に剥がせることができる。また、ウレタン発泡体の場合
には、スキン層をそのまま使用できるために、より劣化
が少なくなる。
末処理装置によれば、請求項1又は請求項2又は請求項
3に記載の積層材の端末処理装置において、前記弾性部
材がシリコン発泡体、ゴム発泡体、ウレタン発泡体のい
ずれかであり、且つ接合手段が接着もしくは溶着である
ことにより、上記した請求項1又は請求項2又は請求項
3の発明の効果と同様な効果を奏し得るばかりか、前記
弾性部材がシリコン発泡体、ゴム発泡体、ウレタン発泡
体のいずれかであるために、劣化が少なく、特に、シリ
コン発泡体の場合では耐熱性に富むし、折り曲げ部を接
着剤で接合する場合には、この接着剤が付着しても容易
に剥がせることができる。また、ウレタン発泡体の場合
には、スキン層をそのまま使用できるために、より劣化
が少なくなる。
【0061】また、請求項5の発明に係わる積層材の端
末処理方法によれば、少なくとも芯材と表皮材とから成
り且つ前記芯材の端末より前記表皮材の端末が突出し
て、この表皮材の突出部分を折り曲げ部にし、この折り
曲げ部を折り曲げて前記芯材に接合して端末処理する積
層材の端末処理方法において、前記積層材を受け治具に
セットするセット工程と、板状の弾性部材を、その中間
部で曲げて一方の直線部と他方の直線部とを形成し且つ
前記一方の直線部の端側を固定した折り曲げ手段を有し
て、この折り曲げ手段の前記他方の直線部を前記受け治
具側に移動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の
当接点への当接により弾性変形させて、前記一方の直線
部の前記当接点より外の部分を膨出させて、前記膨出部
分で前記積層材の前記折り曲げ部を巻き込んで、前記折
り曲げ部を前記芯材の端末上に重ね合わせる折り曲げ工
程と、前記折り曲げ工程における前記膨出部分が前記折
り曲げ部を巻き込んだ状態を所定時間保持して、前記折
り曲げ部を前記芯材の端末に接合する接合工程とを備え
るようにしたことにより、前記積層材を受け治具にセッ
トして、折り曲げ手段の他方の直線部を受け治具側に移
動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の当接点へ
の当接により弾性変形させて、前記一方の直線部の前記
当接点より外の部分を膨出させて、膨出部分で積層材の
折り曲げ部を巻き込んで、この折り曲げ部を芯材の端末
上に重ね合わせ、接合することができて、折り曲げ部を
芯材の端末上に重ねた状態で多少の凹凸があっても、こ
の凹凸を吸収することができ、また、折り曲げ部におけ
る皺や切れの発生の無い積層材の端末処理が可能にな
る。
末処理方法によれば、少なくとも芯材と表皮材とから成
り且つ前記芯材の端末より前記表皮材の端末が突出し
て、この表皮材の突出部分を折り曲げ部にし、この折り
曲げ部を折り曲げて前記芯材に接合して端末処理する積
層材の端末処理方法において、前記積層材を受け治具に
セットするセット工程と、板状の弾性部材を、その中間
部で曲げて一方の直線部と他方の直線部とを形成し且つ
前記一方の直線部の端側を固定した折り曲げ手段を有し
て、この折り曲げ手段の前記他方の直線部を前記受け治
具側に移動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の
当接点への当接により弾性変形させて、前記一方の直線
部の前記当接点より外の部分を膨出させて、前記膨出部
分で前記積層材の前記折り曲げ部を巻き込んで、前記折
り曲げ部を前記芯材の端末上に重ね合わせる折り曲げ工
程と、前記折り曲げ工程における前記膨出部分が前記折
り曲げ部を巻き込んだ状態を所定時間保持して、前記折
り曲げ部を前記芯材の端末に接合する接合工程とを備え
るようにしたことにより、前記積層材を受け治具にセッ
トして、折り曲げ手段の他方の直線部を受け治具側に移
動して、前記一方の直線部の前記受け治具側の当接点へ
の当接により弾性変形させて、前記一方の直線部の前記
当接点より外の部分を膨出させて、膨出部分で積層材の
折り曲げ部を巻き込んで、この折り曲げ部を芯材の端末
上に重ね合わせ、接合することができて、折り曲げ部を
芯材の端末上に重ねた状態で多少の凹凸があっても、こ
の凹凸を吸収することができ、また、折り曲げ部におけ
る皺や切れの発生の無い積層材の端末処理が可能にな
る。
【図1】本発明に係わる積層材の端末処理装置の一部省
略した平面図である。
略した平面図である。
【図2】同積層材の端末処理装置の一部省略した断面図
である。
である。
【図3】(1)、(2)、(3)は本発明に係わる積層
材の端末処理方法の工程説明図である。
材の端末処理方法の工程説明図である。
【図4】(1)、(2)は辺縁部用弾性部材及びコーナ
ー部用弾性部材を構成する弾性部材の作動説明図であ
る。
ー部用弾性部材を構成する弾性部材の作動説明図であ
る。
【図5】(1)、(2)、(3)は同時圧着成形方法に
よる積層材の製造方法の工程説明図である。
よる積層材の製造方法の工程説明図である。
【図6】真空成形方法による積層材の製造方法の説明図
である。
である。
【図7】(1)、(2)は本発明に係わる他の積層材の
端末処理方法の工程説明図である。
端末処理方法の工程説明図である。
【図8】本発明に係わるの積層材の端末処理方法におけ
る辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性部材の押え面
と段差との説明図である。
る辺縁部用弾性部材及びコーナー部用弾性部材の押え面
と段差との説明図である。
【図9】従来の積層材の端末処理装置における辺縁部用
弾性部材及びコーナー部用弾性部材の押え面と段差との
説明図である。
弾性部材及びコーナー部用弾性部材の押え面と段差との
説明図である。
【図10】従来の積層材の端末処理装置の一部省略した
平面図である。
平面図である。
【図11】同積層材の端末処理装置の一部省略した断面
図である。
図である。
1 積層材 1a 芯材 1a−1 端末 1b 表皮材 1b−1 折り曲げ部 8 受け治具 9 材料押え部材 11A、11B、11C 辺縁部 12A、12B コーナー部 13A、13B、13C 辺縁部用弾性部材(折り曲げ
手段) 14A、14B コーナー部用弾性部材(折り曲げ手
段) P 当接点 ハ 垂直部(一方の直線部) ニ 水平部(他方の直線部) ホ 膨出部分
手段) 14A、14B コーナー部用弾性部材(折り曲げ手
段) P 当接点 ハ 垂直部(一方の直線部) ニ 水平部(他方の直線部) ホ 膨出部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−202737(JP,A) 特開 平10−166438(JP,A) 特開 平8−198027(JP,A) 特開 平8−197625(JP,A) 特開 平8−150660(JP,A) 特開 平5−200879(JP,A) 特開 平5−69744(JP,A) 実開 昭57−183149(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B60R 13/02 B60J 5/00 - 5/10 B29C 65/00 - 65/82
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも芯材と表皮材とから成り且つ
前記芯材の端末より前記表皮材の端末が突出して、この
表皮材の突出部分を折り曲げ部にした積層材がセットさ
れる受け治具と、 板状の弾性部材をその中間部で曲げて一方の直線部と他
方の直線部とを形成し、前記一方の直線部の端側を固定
して前記他方の直線部を前記受け治具側に移動して、前
記一方の直線部の前記受け治具側の当接点への当接によ
り弾性変形させて、前記一方の直線部の前記当接点より
外の部分を膨出させて、前記膨出部分で前記折り曲げ部
を巻き込んで、前記折り曲げ部を前記芯材の端末上に重
ねる折り曲げ手段とを備え、 前記折り曲げ部を前記芯材の端末上に重ねた際に、前記
折り曲げ部を前記芯材の端末に接合するようにしたこと
を特徴とする積層材の端末処理装置。 - 【請求項2】 前記受け治具が、複数の辺縁部と、隣り
合う前記辺縁部が成すコーナー部とを有し、前記折り曲
げ手段が、板状の弾性部材を、その中間部で曲げて前記
一方の直線部と前記他方の直線部とを形成した辺縁部用
弾性部材及びコーナー部用弾性部材とを有し、前記当接
点が前記受け治具の縁部又は前記芯材である請求項1に
記載の積層材の端末処理装置。 - 【請求項3】 前記辺縁部用弾性部材及び前記コーナー
部用弾性部材の前記他方の直線部の端部を、作動アクチ
ュエータの作動ロッドの端部のホルダーの互いに平行す
る2枚の保持板で保持し、前記辺縁部用弾性部材及び前
記コーナー部用弾性部材の前記一方の直線部を弾性変形
させて形成される前記膨出部分の前記折り曲げ部を巻き
込む方向とは逆方向に位置する一方の保持板を他方の保
持板より前記受け治具側に突出させた請求項1又は請求
項2に記載の積層材の端末処理装置。 - 【請求項4】 前記弾性部材がシリコン発泡体、ゴム発
泡体、ウレタン発泡体のいずれかであり、且つ接合手段
が接着もしくは溶着である請求項1又は請求項2又は請
求項3に記載の積層材の端末処理装置。 - 【請求項5】 少なくとも芯材と表皮材とから成り且つ
前記芯材の端末より前記表皮材の端末が突出して、この
表皮材の突出部分を折り曲げ部にし、この折り曲げ部を
折り曲げて前記芯材に接合して端末処理する積層材の端
末処理方法において、 前記積層材を受け治具にセットするセット工程と、 板状の弾性部材を、その中間部で曲げて一方の直線部と
他方の直線部とを形成し且つ前記一方の直線部の端側を
固定した折り曲げ手段を有して、この折り曲げ手段の前
記他方の直線部を前記受け治具側に移動して、前記一方
の直線部の前記受け治具側の当接点への当接により弾性
変形させて、前記一方の直線部の前記当接点より外の部
分を膨出させて、前記膨出部分で前記積層材の前記折り
曲げ部を巻き込んで、前記折り曲げ部を前記芯材の端末
上に重ね合わせる折り曲げ工程と、 前記折り曲げ工程における前記膨出部分が前記折り曲げ
部を巻き込んだ状態を所定時間保持して、前記折り曲げ
部を前記芯材の端末に接合する接合工程とを備えるよう
にしたことを特徴とする積層材の端末処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02570697A JP3358124B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 積層材の端末処理装置とその端末処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02570697A JP3358124B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 積層材の端末処理装置とその端末処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10202816A JPH10202816A (ja) | 1998-08-04 |
| JP3358124B2 true JP3358124B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=12173240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02570697A Expired - Fee Related JP3358124B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 積層材の端末処理装置とその端末処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3358124B2 (ja) |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP02570697A patent/JP3358124B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10202816A (ja) | 1998-08-04 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |