JP3358148B2 - 通信システム及び方法並びに受信機 - Google Patents
通信システム及び方法並びに受信機Info
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Description
信機と受信機並びにその通信方法に関し、例えばスペク
トラム拡散方式を用いて通信するコードレス電話システ
ムに適用して好適なものである。
においては、一般的に子機の電池寿命をのばすため待ち
受け時に子機側で間欠受信を行うようになされている。
ここでこの間欠受信について図25及び図26を用いて
説明する。図25に示すように、スペクトラム拡散方式
を用いたコードレス電話システムの送信機1において
は、データレートfD の情報データS1を情報変調部2
に入力するようになされている。情報変調部2は入力さ
れた情報データS1に基づいて所定の搬送波に変調を施
し、その結果得た搬送波周波数f0 、帯域幅BWD の1
次変調波S2を乗算器3に出力する。この場合、情報変
調部2としては例えばBPSK(Binary Phase Shift K
eying : いわゆる2相位相偏移変調)変調器やFM(Fr
equency Modulation:いわゆる周波数変調)変調器が用
いられる。
N発生器4で発生したPN(PseudoNoise code )信号
S3とを乗算することによつて当該1次変調波S2にス
ペクトラム拡散変調を施し、その結果得たスペクトラム
拡散波S4をバンドパスフイルタ(BPF)5に出力す
る。バンドパスフイルタ5は入力されたスペクトラム拡
散波S4の帯域を制限し、帯域幅BWSSに帯域制限され
たスペクトラム拡散波S5を出力する。このスペクトラ
ム拡散波S5は電力増幅部6に入力され、ここで増幅さ
れた後、アンテナ7から輻射される。
拡散方式を用いたコードレス電話システムの受信機8に
おいては、アンテナ9で受信した受信信号をバンドパス
フイルタ(BPF)10に入力するようになされてい
る。バンドパスフイルタ10は受信信号から中心周波数
f0 、帯域幅BWSSのスペクトラム拡散波S6を抜き出
す。この抜き出されたスペクトラム拡散波S6は2分さ
れ、一方は時間分別制御回路11に供給され、他方は乗
算器12に供給される。
維持を担う回路であり、PN発生器13に作用して受信
信号中のPN信号S3とPN発生器13が発生するPN
信号S7とが同期を保つように制御する。具体的には、
時間分別制御回路11はスペクトラム拡散波S6とPN
発生器13で発生したPN信号S7との同期を調べ、そ
の調べた同期結果に応じてPN発生器13を制御するこ
とにより、同期獲得及び同期維持を行う。因みに、時間
分別制御回路11は、スライデイング相関器、デイレイ
ロツクループ回路等によつて構成されている。
波S6とPN発生器13で発生したPN信号S7とを乗
算することにより、スペクトラム拡散波S6に逆拡散を
施し、その結果得た逆拡散波S8をバンドパスフイルタ
(BPF)14に出力する。バンドパスフイルタ14は
逆拡散波S8の帯域を制限し、帯域幅BWD の1次変調
波S9を取り出す。この1次変調波S9は情報復調部1
5に入力され、ここで情報変調部2に対応した復調を行
うことにより、情報データS10が得られる。
用いた場合には、1次変調波S9はBPSK変調波にな
るため、情報復調部15としては例えば遅延検波器が用
いられる。また情報変調部2にFM変調器を用いた場合
には、1次変調波S9はFM変調波になるため、情報復
調部15としては例えば周波数検波器が用いられる。
いては、待ち受け時、図27に示すようなタイミングで
間欠受信を行う。すなわち受信機8は、時間TONの区間
受信動作し、時間TOFF の区間受信動作を停止する。そ
してこれを時間TW の周期で繰り返す。因みに、時間T
ONは例えば 1.2〔ms〕程度に設定され、時間TW は例え
ば3〔s〕程度に設定される。
28に示す。受信機8においては、まずステツプSP0
から入つてステツプSP1で受信を開始する。このとき
ステツプSP2において、受信機8は所定のタイマの時
間Tを「0」に設定する。次にステツプSP3におい
て、受信機8は時間分別制御回路11によつてPN信号
の同期獲得を行う。このとき受信機8が受信を開始して
からPN信号の同期獲得ができるまでに必要な時間をT
1 とする。受信機8はPN信号の同期を獲得すると、P
N発生器13によつて受信信号に同期したPN信号S7
を発生すると共に、時間分別制御回路11によつてPN
信号S7の同期を維持する。この場合、時間分別制御回
路11は、スライデイング相関器によつて同期獲得を行
い、デイレイロツクループ回路によつて同期維持を行
う。
ステツプSP4に移行し、同期が獲得できなければステ
ツプSP5に移行する。ステツプSP4において、受信
機8は情報復調部15によつて復調を開始し、次のステ
ツプSP6に移行してID(いわゆる識別子)の確認を
する。この場合、受信機8は受信信号中に含まれるID
と自局のIDとを比較することによつてIDを確認し、
このIDの確認によつて自局が呼び出されたことを知
る。このとき復調を開始してからIDの確認ができるま
でに必要な時間をT2 とする。受信機8はこのIDの確
認によつて自局の呼び出しを検知したときには次のステ
ツプSP7に移行し、回線設定を開始する。
認ができなければ受信機8はステツプSP8に移行し、
ここでタイマの時間Tと受信時間TONとを比較し、タイ
マの時間Tの方が小さければステツプSP4に戻つて処
理を繰り返し、タイマの時間Tの方が大きければステツ
プSP9に移行する。ステツプSP9において、受信機
8は受信を終了し、次のステツプSP10でタイマの時
間Tと間欠受信の繰り返し周期TW とを比較する。その
結果、タイマの時間Tが繰り返し周期TW よりも大きく
なればステツプSP1に戻つて再び受信を開始する。
期が獲得できずにステツプSP5に移行した場合、受信
機8はタイマの時間Tと受信時間TONとを比較する。そ
の結果、タイマの時間Tの方が小さければステツプSP
3に戻つて同期獲得の処理を繰り返し、タイマの時間T
の方が大きければステツプSP9に移行して受信を終了
する。
を開始したとき、受信信号がなかつたり、信号強度が弱
かつたり、或いは妨害を受けたりして受信時間TON以内
にPN信号の同期が獲得できなければ受信を終了すると
共に、同期が獲得できたとしてもIDの確認ができなか
つたり、IDが自局のものでなければ受信を終了する。
そして受信機8は、(TW −TON)の時間、受信動作を
停止し、その時間が経過したら再び受信を開始する。こ
のため受信機8においては、受信時間TONとしては、少
なくとも同期獲得時間T1 とID確認時間T2 との和
(=T1 +T2 )以上必要になる。
話システムの電池寿命は、待ち受け時の平均電力が小さ
いほど長くなる傾向にある。このため受信時間TONと繰
り返し周期TW との比TON/TW が小さく、しかも回路
の消費電力が小さい方が望ましい。繰り返し周期TW を
長くすると、待ち受け時の平均電力は減少するが、その
反面、親機から呼ばれても時間TW の間子機が受信動作
をしないため、呼び出しが間延びしてしまう欠点を生じ
る。従つて、繰り返し周期TW はあまり長くできないこ
とになる(実質的な数値としては、3秒以下程度)。
な問題がある。スペクトラム拡散方式においては、復調
に先立ち、まずPN信号の同期獲得が必要である。一般
的に、PN信号の同期獲得方法にはスライデイング相関
器を用いる方法と、マツチトフイルタを用いる方法の2
種類がある。
ツプレートと受信信号のチツプレートとを僅かにずらす
ことによつて相関値の変化を調べ、相関値のピークを探
す回路である。このスライデイング相関器は、回路構成
を簡易にできると共に、消費電力を小さくできる反面、
同期獲得に時間がかかる欠点がある。すなわちスライデ
イング相関器を用いた場合には、同期獲得時間T1 が長
くなるため受信時間TONが長くなり、その結果、待ち受
け時の消費電力が大きくなつてしまう欠点がある。
周期以内にPN信号の先頭位相を見つける回路であり、
同期獲得時間T1 を短くすることができる反面、消費電
力が大きくなる欠点がある。すなわちマツチトフイルタ
を用いた場合には、受信時間TONを短くできるが、全体
的に消費電力が大きくなつてしまう欠点がある。このよ
うにどちらの方法を採用した場合にも、待ち受け時の平
均消費電力を低減できないという共通の欠点がある。こ
れは、PN信号の同期を獲得する必要があるという点に
根本的な原因がある。
合には、PN信号の同期を獲得しなければならず、非ス
ペクトラム拡散方式に比べて一段階多くの処理が必要に
なる。このため電池寿命を長くするという点において
は、スペクトラム拡散方式は不利であるということにな
る。しかしながらスペクトラム拡散方式を用いた場合で
も、PN信号の同期獲得以前にIDの確認ができれば、
受信時間TONを短くすることができ、待ち受け時の消費
電力を低減して電池寿命を長くすることができると考え
られる。
で、待ち受け時の消費電力を低減して電池寿命を長くす
ることができる通信システム及びその送信機と受信機並
びにその通信方法を提案しようとするものである。
め本発明においては、入力された情報データに基づいて
変調された1次変調波にスペクトラム拡散変調を施し、
その結果得たスペクトラム拡散信号を送信する送信機
と、送信機から送信されたスペクトラム拡散信号を受信
する受信機とでなる通信システムにおいて、送信機は、
情報データに基づいて周波数f0の搬送波に所定の変調
を施して1次変調波を生成し、繰り返し周波数fPNが1
次変調波の帯域幅BWDよりも大きい拡散符号を1次変
調波に乗算することによつて当該1次変調波にスペクト
ラム拡散変調を施すようにし、受信機は、送信側で用い
た拡散符号に対する同期が獲得できるまでの間又は同期
がはずれたとき、受信したスペクトラム拡散信号の部分
的な帯域である帯域幅BWDの1次変調波成分を1つ取
り出し、取り出した1次変調波成分を基に情報データを
復調し、送信側で用いた拡散符号に対する同期が獲得で
きた場合には、当該送信側で用いた拡散符号に同期した
拡散符号を発生し、受信したスペクトラム拡散信号に逆
拡散を施して情報データを復調するようにした。
分的な帯域である帯域幅BWDの1次変調波成分を1つ
取り出し、取り出した1次変調波成分を基に情報データ
を復調し、送信側で用いた拡散符号に対する同期が獲得
できた場合には、当該送信側で用いた拡散符号に同期し
た拡散符号を発生し、受信したスペクトラム拡散信号に
逆拡散を施して情報データを復調するようにした。この
ようにしたことにより、拡散符号の同期獲得に要する時
間分だけ待ち受け時の受信時間を従来に比して短くで
き、待ち受け時の消費電力を低減することができると共
に、送信側で用いた拡散符号に対する同期が獲得できた
場合には、通常のスペクトラム拡散方式の受信に切り換
えて良好に通信することができ、通信品質を向上させる
ことができる。
する。
次変調波の帯域幅をBWD、1次変調波の搬送波周波数
をf0とし、スペクトラム拡散波の帯域幅をBWSS、拡
散符号として用いるPN信号の繰り返し周波数をfPN、
PN信号の1周期をTPN、チツプレートをfCPとする。
PN信号は周期を持つているため、PN信号の周波数ス
ペクトルは連続ではなく、図1に示すように、fPN=1
/TPNの間隔で多くのキヤリアが並び広がつている。但
し、この図1においては、PN信号の1周期の長さ、す
なわちチツプ数nが15の場合を示している。
幅BWD とPN信号の繰り返し周波数fPNとを、次式
散波の周波数スペクトルは図2に示すようになる。この
図2に示すように、周波数軸上に帯域幅BWD の1次変
調波のスペクトルが複数並ぶことになる。例えば1次変
調波がBPSK変調波である場合には、これら1本1本
が相似形のBPSK変調波になる。この場合、(1)式
を満足する限り、隣り合うスペクトルは重なり合うこと
はない。このためスペクトラム拡散波の1本1本のスペ
クトルを分離して抜き出すことができる。
1本のスペクトルを抜き出すと、その抜き出したスペク
トルは1次変調波になつている。従つて、この抜き出し
たスペクトルを復調すれば、逆拡散を施さなくても情報
データを復調することができる。またこのスペクトラム
拡散波に送信側に同期したPN信号を乗算して逆拡散を
施すと、1本のスペクトルの1次変調波になる。この場
合にも、この得られた1次変調波を復調すれば、情報デ
ータを復調することができる。
トラム拡散波は、拡散変調波としても、また1本1本の
1次変調波としても復調することができる。従つて、送
信側で(1)式を満足するような変調を行えば、受信側
で状況に応じて有利な復調方式を選択して復調すること
ができる。例えば間欠受信時、スペクトラム拡散波の任
意の1本のスペクトル(すなわち任意の1つの1次変調
波)を抜き出して復調すれば、PN信号による逆拡散を
行わなくてもIDの確認ができ、自局が呼ばれているか
否かを早期に確認することができる。
の図3に示すように、従来では少なくともPN信号の同
期獲得時間T1 とID確認時間T2 の両方の時間分だけ
受信時間TONが必要であつたが、上述のようにして送信
すればスペクトラム拡散波の任意の1本のスペクトルを
抜き出して復調でき、受信時間TONとしてはID確認時
間T2 だけで良くなる。従つてこの方法によれば、受信
時間TONを短くすることができ、全体として待ち受け時
の消費電力を低減することができる。
タの具体例を図4に示す。図4(A)に示すように、P
N信号は15チツプで1周期を形成し、1チツプの時間
TCPは 0.6〔μS 〕に設定される。このためチツプレー
トfCPは、次式
〔μS 〕になるため、繰り返し周波数fPNは、次式
いては、情報変調部から出力される1次変調波の帯域幅
BWD をデータレートfD とし、拡散変調部の後段に設
けられたバンドパスフイルタの帯域幅BWSSをチツプレ
ートfCPとする。
の1ビツトはPN信号の2周期分に相当するようにする
と、データ1ビツトの時間TD は20〔μS 〕になる。従
つて情報変調部から出力される1次変調波の帯域幅BW
D はデータレートfD となり、次式
機においては、上述の(1)式を満足するようにPN信
号と情報データを決める。以下、PN信号と情報データ
とが上述のような値に設定されているものとして、各実
施例によるコードレス電話システムの送信機と受信機に
ついて説明する。
レートfD の情報データS1を情報変調部21に入力す
るようになされている。情報変調部21は入力された情
報データS1に基づいて所定の搬送波に変調を施し、そ
の結果得た搬送波周波数f0 、帯域幅BWD の1次変調
波S2を拡散変調部22に出力する。
算器23に入力する。乗算器23はPN発生器24で発
生した繰り返し周波数fPN(>BWD )のPN信号S1
0と1次変調波S2とを乗算することによつて当該1次
変調波S2にスペクトラム拡散変調を施し、その結果得
たスペクトラム拡散波S11を濾波手段としてのバンド
パスフイルタ(BPF)25に出力する。バンドパスフ
イルタ25は入力されたスペクトラム拡散波S11の帯
域を制限し、帯域幅BWSSに帯域制限されたスペクトラ
ム拡散波S12を出力する。このスペクトラム拡散波S
12は電力増幅部26に入力され、ここで増幅された
後、アンテナ27から輻射される。
信機を示し、アンテナ31で受信した受信信号S13を
バンドパスフイルタ(BPF)32に入力するようにな
されている。バンドパスフイルタ32は、中心周波数が
f0 +k・fPN(但し、kは整数)で、かつ帯域幅がB
WD の濾波手段であり、受信信号S13の一部分のスペ
クトルを取り出すことによつて任意の1つの1次変調波
を抜き出す。この場合、バンドパスフイルタ32の中心
周波数は、スペクトラム拡散波の帯域内であれば任意に
選ぶことができ、kを任意の整数としてf0 +k・fPN
に設定することができる。図2から明らかなように、最
もエネルギーの高いスペクトルはk=±1 のときのスペ
クトルであるので、通常、バンドパスフイルタ32の中
心周波数はf0+fPN又はf0 −fPNに設定される。因
みに、f0 +fPN又はf0 −fPNの帯域に妨害波がある
ことが分かつている場合には、kを別の値に設定してバ
ンドパスフイルタ32の中心周波数を別の値に設定す
る。
抜き出した1つの1次変調波S14を情報復調部33に
出力する。情報復調部33は1次変調波S14に対して
送信側の情報変調部21に対応した復調処理を行い、情
報データS10を復調して出力する。
い狭帯域の1次変調波専用の受信機によつて構成されて
いる。この構成では受信したスペクトラム拡散波のエネ
ルギーの一部だけを利用して復調しているため効率が良
いとは言えないが、十分な電界強度がある場所で使用す
る分には何ら問題はなく、逆拡散を行わない分消費電力
を低減することができる。なぜなら逆拡散を行わないた
め同期獲得時間T1 の分だけ待ち受け時の受信時間TON
が短くなるからである。この受信機30の使用方法とし
ては、待ち受け時に自局が呼び出されたか否かを知るだ
けの端末として、或いは簡易型の受信機として使用する
方法が考えられる。また通常の逆拡散を行う受信機を用
いた端末をこの受信機30を用いた端末と併用したり、
或いは1つの端末内にこの受信機30と通常の逆拡散を
行う受信機とを設けて併用するようにすれば、通話品質
も保証することができる。
K変調器を用いた場合には、1次変調波S14はBPS
K変調波になるため、情報復調部33としては例えば遅
延検波器が用いられる。また情報変調部21にFM(Fr
equency Modulation:いわゆる周波数変調)、FSK
(Frequency Shift Keying:いわゆる周波数偏移変
調)、MSK(Minimum Shift Keying:いわゆる狭帯域
周波数偏移変調)、GMSK(Guassian filtered Mini
mum Shift Keying:いわゆる帯域制限した狭帯域周波数
偏移変調)等の周波数変調、QPSK(Quadrature Pha
se Shift Keying :いわゆる4相位相偏移変調)等の位
相偏移変調、AM(Amplitude Modulation:いわゆる振
幅変調)、DSB(Double SideBand :いわゆる両側波
帯変調)、ASK(Amplitude Shift Keying:いわゆる
振幅偏移変調)等の振幅変調を用いた場合、情報復調部
33には各変調方式に対応した復調器(例えば周波数検
波器、位相検波器、飽絡線検波器等)が用いられる。
多値データ、アナログ信号など任意の波形の信号を用い
ることができる。ここでその場合の情報変調部21の構
成を説明する。まず情報データS1として2値データを
用い、情報変調部21をBPSK変調器で構成した場合
について、図7を用いて説明する。BPSK変調器40
では、2値データでなる情報データS1を乗算器41に
入力する。乗算器41は入力された情報データS1と搬
送波発振器42で発生した周波数f0 の正弦波信号S2
0とを乗算し、その結果得た変調波S21をバンドパス
フイルタ43に出力する。かくして帯域幅BWD のバン
ドパスフイルタ43によつて変調波S21の帯域を制限
することにより、搬送波周波数f0 、帯域幅BWD でな
るBPSK変調波S22が得られる。
い、情報変調部21をFM変調器で構成した場合につい
て、図8を用いて説明する。FM変調器50では、アナ
ログ値でなる情報データS1をローパスフイルタ51に
入力する。ローパスフイルタ51は適切なインパルスレ
スポンスを有し、入力された情報データS1を波形成形
して電圧制御発振器52に出力する。電圧制御発振器5
2は入力された情報データS1に応じて発振周波数を変
化させることにより、搬送波周波数f0 、帯域幅BWD
のFM変調波S23を発生して出力する。因みに、この
構成で2値信号でなる情報データS1を入力すると、F
SK変調波やMSK変調波、GMSK変調波が得られ
る。
においては、実際上、図9に示すような手順を実行して
待ち受け時に間欠受信する。まず受信機30はステツプ
SP20から入つてステツプSP21で受信を開始す
る。このときステツプSP22において、受信機30は
所定のタイマの時間Tを「0」に設定する。次にステツ
プSP23において、受信機30はバンドパスフイルタ
32によつて受信信号S13中の任意の1つの1次変調
波を抜き出し、その抜き出した1次変調波に対して送信
側に対応した復調処理を行い、情報データS10を復調
する。
4において、受信信号S13中に含まれるIDと自局の
IDとを比較することによつてIDの確認をする。その
結果、IDが自局のものと一致した場合には、受信機3
0は自局が呼び出されたと判断して次のステツプSP2
5に移行する。ステツプSP25において、受信機30
は呼び出しベルを鳴らす等の処理をして通信回線の設定
を開始する。
きなかつた場合には、受信機30はステツプSP26に
移行し、ここでタイマの時間Tと受信時間TONとを比較
する。その結果、タイマの時間Tの方が小さければ、受
信機30はステツプSP23に戻つて復調処理を繰り返
し、タイマの時間Tの方が大きければステツプSP27
に移行して受信を終了する。そして受信機30は次のス
テツプSP28でタイマの時間Tと間欠受信の繰り返し
周期TW とを比較し、タイマの時間Tの方が大きくなれ
ばステツプSP21に戻つて再び受信を開始する。
信時間TONの間に自局宛の呼び出しを検出できなければ
受信動作を停止し、その後、時間(TW −TON)が経過
したら再び受信を開始する。このとき受信機30では、
従来のように逆拡散を行わないためPN信号の同期獲得
時間T1 の分だけ受信時間TONが短くなり、待ち受け時
の消費電力を低減することができる。
60周期を要し、ID確認に30データビツトを要する
とすると、同期獲得時間T1 が 0.6〔ms〕、ID確認時
間T2 が 0.6〔ms〕になるため受信時間TON(=T1 +
T2 )としては 1.2〔ms〕必要になる。しかしながらこ
の実施例の場合には、逆拡散を行わないため同期獲得時
間T1 が不要になり、受信時間TON(=T2 )としては
0.6〔ms〕になり、従来の半分で良くなる。従つてこの
実施例の場合には、待ち受け時のみで単純計算すると電
池寿命は2倍に延びることになる。
域幅BWD の1次変調波S2を、当該帯域幅BWD より
も大きい繰り返し周波数fPN(>BWD )でなるPN信
号S10を用いて拡散して送信し、受信側では受信した
スペクトラム拡散波S13の帯域内の部分的な帯域であ
る帯域幅BWD の1次変調波を1つ取り出して復調す
る。これにより受信機30においては、PN信号の同期
獲得以前に自局の呼び出しを確認することができ、同期
獲得に要した分だけ受信時間を短くして待ち受け時の消
費電力を低減することができる。
側においては、帯域幅BWD の1次変調波S2を繰り返
し周波数fPN(>BWD )でなるPN信号S10を用い
てスペクトラム拡散変調して送信するようにし、受信側
においては、受信したスペクトラム拡散波S13のうち
帯域幅BWD の1次変調波を1つ取り出して復調するよ
うにしたことにより、受信機30の待ち受け時の消費電
力を低減して電池寿命を長くすることができる。
て、60は全体として第2実施例による受信機を示し、
濾波手段として3つのバンドパスフイルタ61A〜61
Cを設けたことを除いて図6に示した受信機30とほぼ
同様に構成されている。但し、この実施例の場合には、
送信機は図5に示した送信機20と同じであるため説明
は省略する。
は、切り換えスイツチ62Aによつてバンドパスフイル
タ61A、61B又は61Cに入力される。バンドパス
フイルタ61A〜61Cはそれぞれ受信信号S13中の
任意の1つの1次変調波を抜き出すためのものである。
バンドパスフイルタ61Aは帯域幅がBWD に設定さ
れ、中心周波数がf0 −fPNに設定されており、中心周
波数がf0 −fPNの1次変調波を抜き出す。またバンド
パスフイルタ61Bは帯域幅がBWD に設定され、中心
周波数がf0 に設定されており、中心周波数がf0 の1
次変調波を抜き出す。またバンドパスフイルタ61Cは
帯域幅がBWD に設定され、中心周波数がf0 +fPNに
設定されており、中心周波数がf0 +fPNの1次変調波
を抜き出す。
出された1次変調波S14は切り換えスイツチ62Bを
介して情報復調部33に入力され、ここで送信側に対応
した復調処理を施すことにより、情報データS10に復
調される。
は同期して切り換わり、例えば切り換えスイツチ62A
がバンドパスフイルタ61A側に切り換わつた場合には
切り換えスイツチ62Bもバンドパスフイルタ61A側
に切り換わる。このとき切り換えスイツチ62A、62
Bの切り換えは、所持者の手動操作又は外部から供給さ
れた制御信号によつて行われる。
は、第1実施例で用いた中心周波数が可変可能なバンド
パスフイルタ32の代わりに、中心周波数が異なる3つ
のバンドパスフイルタ61A〜61Cを設けておき、妨
害波等の状況に応じて使用するバンドパスフイルタを切
り換える。これにより抜き出す1次変調波を切り換え、
最良な1次変調波を抜き出して受信することができる。
因みに、この実施例の場合も、抜き出した1次変調波に
対して復調を行うため、逆拡散の必要はなく、PN信号
の同期獲得時間T1 の分だけ受信時間TONを短くして待
ち受け時の消費電力を低減することができる。
周波数が異なる3つのバンドパスフイルタ61A〜61
Cを設け、妨害波等の状況に応じて切り換えるようにし
たことにより、最良な1次変調波を抜き出して受信する
ことができ、良好な通信状態を確保することができる。
また抜き出した1次変調波に対して復調を行うため、P
N信号の同期獲得時間T1 の分だけ受信時間TONを短く
して待ち受け時の消費電力を低減することができ、これ
により受信機60の電池の寿命を長くすることができ
る。
いて、65は全体として第3実施例による受信機を示
し、通信品質測定部66を設けたことを除いて図10に
示した受信機60とほぼ同様に構成されている。
タ61A、61B又は61Cによつて抜き出した1次変
調波S14が入力されると共に、情報復調部33で復調
した情報データS10が入力されている。通信品質測定
部66は入力された1次変調波S14及び情報データS
10を基に信号レベルやデータの誤り発生率等の受信状
態の良否を判定し、その判定結果に応じて切り換え制御
信号S30を出力して切り換えスイツチ62A、62B
を切り換える。これによりこの受信機65では、妨害波
等の状況に応じて使用するバンドパスフイルタ(61A
〜61C)を切り換えることができ、抜き出す1次変調
波を切り換えて最良な1次変調波を抜き出して受信する
ことができる。
やデータの誤り発生率等を判定するパラメータを測定し
得るものであれば良く、例えば1次変調波S14や情報
データS10のアイパターン開口率や、信号対妨害波比
C/Iを測定するようなもので良い。またこの実施例の
場合にも、抜き出した1次変調波に対して復調を行うた
め、逆拡散の必要はなく、PN信号の同期獲得時間T1
の分だけ受信時間TONを短くして待ち受け時の消費電力
を低減することができる。
品質測定部66によつて受信状態を判定し、その判定結
果に応じてバンドパスフイルタ(61A〜61C)を切
り換えるようにしたことにより、最良な1次変調波を抜
き出して受信することができ、良好な通信状態を確保す
ることができる。また抜き出した1次変調波に対して復
調を行うため、PN信号の同期獲得時間T1 の分だけ受
信時間TONを短くして待ち受け時の消費電力を低減する
ことができ、これにより受信機60の電池の寿命を長く
することができる。
いて、70は全体として第4実施例による受信機を示
し、この実施例の場合には、周波数変換を行うことによ
り1つのバンドパスフイルタ(BPF)71で最良の1
次変調波を抜き出して受信する。
受信信号S13は濾波手段としてのバンドパスフイルタ
(BPF)72に入力される。バンドパスフイルタ72
は帯域幅がBWSSに設定され、中心周波数がf0 に設定
されており、受信信号S13中のスペクトラム拡散波だ
けを抜き出し、その抜き出したスペクトラム拡散波S3
1を乗算器73に出力する。乗算器73は入力されたス
ペクトラム拡散波S31と正弦波発振器74で発生した
発振信号S32とを乗算することによつて当該スペクト
ラム拡散波S31に周波数変換を施し、その結果得た周
波数変換されたスペクトラム拡散波S33を濾波手段と
してのバンドパスフイルタ71に出力する。
に設定され、中心周波数がf0 に設定されており、周波
数変換されたスペクトラム拡散波S33のうち中心周波
数がf0 の1次変調波を1つだけ抜き出し、その抜き出
した1次変調波S34を情報復調部33に出力する。情
報復調部33は入力された1次変調波S34に対して送
信側に対応した復調処理を施すことにより、情報データ
S10を復調する。
及び情報データS10が入力されている。通信品質測定
部66は1次変調波S34及び情報データS10を基に
受信状態を判定し、その判定結果に応じて正弦波発振器
74で発生する発振信号S32の発振周波数を変化させ
る。これにより最良な1次変調波を中心周波数f0 に周
波数変換でき、その最良な1次変調波をバンドパスフイ
ルタ71で抜き出して最良な状態で受信することができ
る(すなわち発振周波数を変化させることにより、バン
ドパスフイルタ71で抜き出す1次変調波を切り換える
ことができる)。
は発振周波数がk・fPN(但し、k≧0)でなる発振信
号S32を発生させており、通信品質測定部66はこの
kの値を変化させる。例えばk=1にした場合には、発
振信号S32の発振周波数はfPNになる。そのため中心
周波数f0 に変換される1次変調波は中心周波数がf0
+fPNとf0 −fPNの2つの1次変調波である。すなわ
ちこの2つの1次変調波の合成が中心周波数f0 に周波
数変換される。
が直流成分であることを意味し、周波数変換を行わない
ことを意味する。なお、図2にから明らかなように、妨
害波がなければ信号対雑音比S/Nが最大になるk=1
のときが通常最適となる。またk=1の場合とk=−1
の場合とでは同じ周波数になるため、k≧0についての
み行えば良い。またこの実施例の場合にも、抜き出した
1次変調波に対して復調を行うため、逆拡散の必要はな
く、PN信号の同期獲得時間T1 の分だけ受信時間TON
を短くして待ち受け時の消費電力を低減することができ
る。
数変換手段として乗算器73と正弦波発振器74とを設
け、受信したスペクトラム拡散波S31に対してその周
波数変換手段を用いて周波数変換を施すようにしたこと
により、受信状態に応じて周波数変換手段を制御すれ
ば、最良な1次変調波を抜き出して受信することがで
き、良好な通信状態を確保することができる。また抜き
出した1次変調波に対して復調を行うため、PN信号の
同期獲得時間T1 の分だけ受信時間TONを短くして待ち
受け時の消費電力を低減することができ、これにより受
信機70の電池の寿命を長くすることができる。
いて、75は全体として第5実施例による受信機を示
し、この実施例の場合には、スペクトラム拡散波をベー
スバンドに周波数変換することによりローパスフイルタ
(LPF)76で最良の1次変調波を抜き出して受信す
る。
受信信号S13はバンドパスフイルタ72に入力され、
ここでスペクトラム拡散波S31だけが抜き出される。
このスペクトラム拡散波S31は乗算器73に入力され
る。乗算器73は入力されたスペクトラム拡散波S31
と正弦波発振器77で発生した発振信号S35とを乗算
することによつて当該スペクトラム拡散波S31に周波
数変換を施し、その結果得た周波数変換されたスペクト
ラム拡散波S36をローパスフイルタ76に出力する。
がBWD /2に設定されており、周波数変換されたスペ
クトラム拡散波S36のうち、ベースバンドに変換され
た1次変調波を1つだけ抜き出し、その抜き出した1次
変調波S37を情報復調部33に出力する。情報復調部
33は入力された1次変調波S37に対して送信側に対
応した復調処理を施すことにより、情報データS10を
復調する。
がf0 +k・fPN(但し、kは整数)でなる発振信号S
35を発生させている。従つてスペクトラム拡散波31
のうち良好に受信し得る1次変調波が丁度ベースバンド
に変換されるように、このkの値を予め設定しておけ
ば、最良の1次変調波を抜き出して受信することができ
る。図2から明らかなように、妨害波がなければ信号対
雑音比S/Nが最大になるk=±1のときが通常最適と
なる。例えばk=1とし、発振周波数がf0 +fPNでな
る発振信号S35を発生した場合には、ベースバンドに
変換される1次変調波は中心周波数がf0 +fPNの1次
変調波である。因みに、この実施例の場合にも、抜き出
した1次変調波に対して復調を行うため、逆拡散の必要
はなく、PN信号の同期獲得時間T1 の分だけ受信時間
TONを短くして待ち受け時の消費電力を低減することが
できる。
数変換手段として乗算器73と正弦波発振器77とを設
けると共に、その周波数変換手段によつて周波数変換し
たスペクトラム拡散波S36のうちベースバンドに周波
数変換された1次変調波を抜き出すローパスフイルタ7
6とを設けるようにしたことにより、最良な1次変調波
を抜き出して受信することができ、良好な通信状態を確
保することができる。また抜き出した1次変調波に対し
て復調を行うため、PN信号の同期獲得時間T1 の分だ
け受信時間TONを短くして待ち受け時の消費電力を低減
することができ、これにより受信機75の電池の寿命を
長くすることができる。
いて、78は全体として第6実施例による受信機を示
し、通信品質測定部79によつて正弦波発振器77の発
振周波数を制御することを除いて図13に示した受信機
75とほぼ同様に構成されている。
変調波S37及び情報データS10が入力されており、
通信品質測定部79はこの入力された1次変調波S37
及び情報データS10を基に受信状態を判定し、その判
定結果に応じて正弦波発振器77で発生する発振信号S
35の発振周波数を変化させる。この場合、正弦波発振
器77は発振周波数がf0 +k・fPN(但し、kは整
数)の発振信号S35を発生しており、通信品質測定部
79としてはこのkの値を変化させる。これによりスペ
クトラム拡散波S31のうちの最良な1次変調波をベー
スバンドに周波数変換することができ、その最良な1次
変調波をローパスフイルタ76で抜き出して最良な状態
で受信することができる(すなわち発振周波数を変化さ
せることにより、ローパスフイルタ76で抜き出す1次
変調波を切り換えることができる)。
状態に応じて正弦波発振器77の発振周波数を変化させ
る通信品質測定部79を設けたことにより、スペクトラ
ム拡散波S31のうちの最良な1次変調波を抜き出して
受信することができ、良好な通信状態を確保することが
できる。
信機を示し、受信信号の復調手段を2つ備えていること
に特徴がある。具体的に説明すると、まずアンテナ31
で受信した受信信号S13は濾波手段としてのバンドパ
スフイルタ(BPF)72に入力される。バンドパスフ
イルタ72は帯域幅がBWSSに設定され、中心周波数が
f0 に設定されており、受信信号S13中のスペクトラ
ム拡散波だけを抜き出し、その抜き出したスペクトラム
拡散波S31を出力する。この出力されたスペクトラム
拡散波S31は2分され、一方は第1の復調部81に入
力され、他方は第2の復調部82に入力される。
ペクトラム拡散波S31を濾波手段としてのバンドパス
フイルタ(BPF)83に入力するようになされてい
る。バンドパスフイルタ83は帯域幅がBWD に設定さ
れ、中心周波数がf0 +k・fPN(但し、kは整数)に
設定されており、スペクトラム拡散波S31の一部分の
スペクトルを取り出すことによつて任意の1つの1次変
調波を抜き出し、その抜き出した1次変調波S40を情
報復調部84に出力する。
波数はf0 +k・fPNに設定されているため、このkの
値を変化させれば中心周波数を変化させることができ、
任意の1次変調波を抜き出すことができる。また図2か
ら明らかなように、妨害波がなければ信号対雑音比S/
Nが最大になるk=±1のときが通常最適となる。情報
復調部84は入力された1次変調波S40に対して送信
側に対応した復調処理を施すことにより情報データS1
0Aを復調し、その情報データS10Aを切り換えスイ
ツチ85に出力する。
スペクトラム拡散波S31を乗算器86及び時間分別制
御回路87に入力するようになされている。時間分別制
御回路87は同期獲得及び同期維持を担う回路であり、
PN発生器88に作用して受信信号中のPN信号とPN
発生器88が発生するPN信号S42とが同期を保つよ
うに制御する。具体的には、時間分別制御回路87はス
ペクトラム拡散波S31中のPN信号とPN発生器88
で発生したPN信号S42との同期を調べ、その調べた
同期結果に応じてPN発生器88を制御することによ
り、同期獲得及び同期維持を行う。因みに、時間分別制
御回路87は、スライデイング相関器、デイレイロツク
ループ回路等によつて構成されている。
PN発生器88で発生したPN信号S42とを乗算する
ことによつて当該スペクトラム拡散波S31に逆拡散を
施し、その結果得た逆拡散波S43を濾波手段としての
バンドパスフイルタ(BPF)89に出力する。バンド
パスフイルタ89は帯域幅がBWD に設定され、中心周
波数がf0 に設定されており、逆拡散波S43から1次
変調波S44を抜き出して情報復調部90に出力する。
情報復調部90は入力された1次変調波S44に対して
送信側に対応した復調処理を施すことにより情報データ
S10Bを復調し、その情報データS10Bを切り換え
スイツチ85に出力する。
件に応じて切り換わり、情報データS10A、S10B
のうち一方を選択して出力する。具体的には、切り換え
スイツチ85は始めに第1の復調部81側に切り換わ
り、時間分別制御回路87がPN信号S42の同期を獲
得した後は良好に受信できる第2の復調部82側に切り
換わる。このように切り換える場合には、例えば時間分
別制御回路87におけるPN信号S42の同期獲得結果
に応じて切り換えれば良い。すなわち時間分別制御回路
87がPN信号S42の同期獲得を検知したとき切り換
えスイツチ85を第2の復調部82側に切り換え、PN
信号S42の同期が獲得できるまで、又は同期が外れた
ときに切り換えスイツチ85を第1の復調部81側に切
り換えれば良い。
情報変調部にBPSK変調器を用いた場合には情報復調
部84、90に例えば遅延検波器が用いられ、情報変調
部にFM変調器を用いた場合には情報復調部84、90
に例えば周波数検波器が用いられる。
おいては、実際上、図16に示すような手順を実行して
受信する。まず受信機80はステツプSP30から入つ
てステツプSP31で受信を開始する。このときステツ
プSP32において、受信機80は所定のタイマの時間
Tを「0」に設定する。ここで受信機80では、復調手
段(81、82)が2つあることに対応して受信手順も
2つの経路に分岐する。すなわち受信機80では、ステ
ツプSP32の後、一方はステツプSP33に移行し、
他方はステツプSP34に移行する。
バンドパスフイルタ83によつてスペクトラム拡散波S
31中の任意の1つの1次変調波を抜き出し、その抜き
出した1次変調波に対して送信側に対応した復調処理を
行い、情報データS10Aを復調する。そして受信機8
0は、次のステツプSP35において、受信信号S13
中に含まれるIDと自局のIDとを比較することによつ
てIDの確認をする。その結果、IDが自局のものと一
致した場合には、受信機80は自局が呼び出されたと判
断して次の通信回線設定手順に進み、一致しなかつた場
合には、ステツプSP36に移行する。
の時間Tと受信時間TONとを比較する。その結果、タイ
マの時間Tの方が小さければ、受信機80はステツプS
P33に戻つて復調処理を繰り返し、タイマの時間Tの
方が大きければステツプSP37に移行して受信を終了
する。そして受信機80は次のステツプSP38でタイ
マの時間Tと間欠受信の繰り返し周期TW とを比較し、
タイマの時間Tの方が大きくなればステツプSP31に
戻つて再び受信を開始する。
において、受信機80は時間分別制御回路87によつて
PN信号の同期獲得を行う。そして受信機80はPN信
号の同期を獲得すると、PN発生器88によつて受信信
号S13に同期したPN信号S42を発生すると共に、
時間分別制御回路87によつてPN信号S42の同期を
維持する。この場合、時間分別制御回路87は、例えば
スライデイング相関器によつて同期獲得を行い、デイレ
イロツクループ回路によつて同期維持を行う。
とステツプSP34から抜けてステツプSP39に移行
する。ステツプSP39において受信機80は情報復調
部90によつて復調を行い、次のステツプSP40に移
行してIDの確認をする。この場合、受信機80は受信
信号S13中に含まれるIDと自局のIDとを比較する
ことによつてIDを確認する。その結果、IDが一致し
なければ、受信機80はステツプSP34に戻つて同期
獲得を繰り返し、IDが一致したら通信回線設定手順に
進む。
ならば(すなわちステツプSP35でIDの確認ができ
たならば)、ステツプSP41に移行して通信回線を設
定するが、第2の経路側でPN信号の同期が獲得できた
ならば(すなわちステツプSP40で肯定結果を得て抜
けたならば)、第2の経路側からステツプSP41に入
つて通信回線を設定する。すなわちPN信号の同期が獲
得できるまでは復調部81で復調を行つて通信回線を設
定し、PN信号の同期が獲得できたならば復調部82で
復調を行つて通信回線を設定する。因みに、妨害波等の
影響によつてPN信号の同期が獲得できなかつたり、或
いは同期が外れた場合には第1の経路側(すなわち復調
部81側)で復調を継続する。
調手段として2つの復調部81、82を有し、この2つ
の復調部81、82によつて復調を行う。すなわち受信
機80では、復調部81によつてスペクトラム拡散波S
31のうち任意の1つの1次変調波S40を抜き出して
復調を行うと共に、復調部82によつてスペクトラム拡
散波S31に逆拡散を施し、その結果得た逆拡散波S4
3を基に復調を行う。このようにすることにより、受信
機80では、復調部81によつて復調した情報データS
10AからID確認を先に行うことができると共に、復
調部82によつて同期獲得ができたならば当該復調部8
2によつて復調した良好な品質状態の情報データS10
Bの方に切り換えることができる。従つて受信機80で
は、PN信号の同期獲得時間T1 の分だけ受信時間TON
を短くして待ち受け時の消費電力を低減することがで
き、電池の寿命を長くすることができると共に、PN信
号の同期獲得以降は通常のスペクトラム拡散方式の受信
に切り換えて通信品質を向上させることができる。
ラム拡散波S31のうち任意の1つの1次変調波を抜き
出して復調する復調部81と通常のスペクトラム拡散方
式の復調部82の2つの復調手段を備えることにより、
2つの方式を選択して復調することができる。これによ
りスペクトラム拡散方式の特徴である耐妨害性に加え
て、周波数ダイバーシテイ方式による耐妨害性が備わる
ため、良好な通信状態を確保でき、通信品質を向上させ
ることができる。
妨害波の強さが希望のスペクトラム拡散波の強さに比べ
て拡散利得倍を越えると妨害波の影響を受けて受信でき
なくなる。しかしながらこの実施例の場合には、狭帯域
の復調部である復調部81によつてスペクトラム拡散波
のうち狭帯域の妨害波がない部分だけを抜き出して復調
するため(すなわち周波数ダイバーシテイ方式によつて
受信するため)、妨害波の影響を受け難くなる。この場
合、受信電力は減少するが、それ以上に妨害波の電力が
減少するため信号対妨害波比C/Iは向上することにな
る。
(Industrial Scientific Medical)バンドのように、
どんな電波形式の信号がどの周波数でどの帯域幅でどの
強度で現れるか分からない環境では特に効果がある。
S31のうち任意の1つの1次変調波を抜き出して復調
する復調部81と、通常のスペクトラム拡散方式の復調
部82の2つの復調手段を設けるようにしたことによ
り、復調部81によつて復調した情報データS10Aか
らID確認を先に行うことができると共に、復調部82
によつて同期獲得ができたならば通常のスペクトラム拡
散方式に切り換えて復調することができる。これにより
受信時間TONを短くして待ち受け時の消費電力を低減
し、電池の寿命を長くすることができると共に、PN信
号の同期獲得以降は通常のスペクトラム拡散方式の受信
に切り換えて通信品質を向上させることができる。
信機を示し、受信したスペクトラム拡散波に対して周波
数変換を施して復調すると共に、スペクトラム拡散波に
対して逆拡散を施して復調する。すなわちこの実施例
は、図12に示した第4実施例の受信機70に通常のス
ペクトラム拡散方式の復調手段を追加したものである。
受信した受信信号S13は濾波手段としてのバンドパス
フイルタ(BPF)72に入力される。バンドパスフイ
ルタ72は帯域幅がBWSSに設定され、中心周波数がf
0 に設定されており、受信信号S13中のスペクトラム
拡散波だけを抜き出し、その抜き出したスペクトラム拡
散波S31を出力する。この出力されたスペクトラム拡
散波S31は2分され、一方は乗算器86に入力され、
他方は時間分別制御回路87に入力される。
正弦波発振器74側に切り換わる。これにより乗算器8
6はスペクトラム拡散波S31と正弦波発振器74で発
生した発振周波数がk・fPN(但し、kは整数)でなる
発振信号S32とを乗算することによつて当該スペクト
ラム拡散波S31に周波数変換を施し、その結果得た周
波数変換されたスペクトラム拡散波S33を濾波手段と
してのバンドパスフイルタ89に出力する。
に設定され、中心周波数がf0 に設定されており、周波
数変換されたスペクトラム拡散波S33のうち、中心周
波数がf0 の1次変調波を抜き出し、その抜き出した1
次変調波S34を情報復調部90に出力する。情報復調
部90はこの1次変調波S34を復調して情報データS
10を出力する。受信機95では、この得られた情報デ
ータS10を基にIDの確認を行い、自局の呼び出しを
検出する。
は、入力されたスペクトラム拡散波S31を基にPN発
生器88が発生するPN信号S42の同期を獲得する。
その結果、PN信号S42の同期が獲得できると、受信
機95は切り換えスイツチ96をPN発生器88側に切
り換える。これにより乗算器86はスペクトラム拡散波
S31とPN信号S42とを乗算することによつて当該
スペクトラム拡散波S31に逆拡散を施し、その結果得
た逆拡散波S43をバンドパスフイルタ89に出力す
る。バンドパスフイルタ89は逆拡散波S43から1次
変調波S44を抜き出し、情報復調部90はその抜き出
された1次変調波S44を復調して情報データS10を
出力する。
振器74、乗算器86を用いてスペクトラム拡散波S3
1に周波数変換を施し、その周波数変換されたスペクト
ラム拡散波S33から1つの1次変調波を抜き出して復
調することにより、PN信号の同期獲得以前にIDを確
認する。これにより受信機95では、受信時間TONを従
来に比して短くすることができ、待ち受け時の消費電力
を低減して電池の寿命を長くすることができる。
分別制御回路87でPN信号の同期を獲得する。その結
果、同期が獲得できると、切り換えスイツチ96を切り
換えてスペクトラム拡散波S31に逆拡散を施して復調
する。これにより受信機95では、PN信号の同期獲得
以降は通常のスペクトラム拡散方式の受信に切り換えて
通信品質を向上させることができる。
クトラム拡散波S31に周波数変換を施し、任意の1つ
の1次変調波を抜き出して復調する復調手段(74、8
6、89、90)と、スペクトラム拡散波S31に対し
て通常のスペクトラム拡散方式の復調を施す復調手段
(87、88)と、その2つの復調手段を切り換える切
り換えスイツチ96とを設けるようにしたことにより、
待ち受け時に受信時間TONを短くして電池の寿命を長く
することができると共に、PN信号の同期獲得以降は通
常のスペクトラム拡散方式の受信に切り換えて通信品質
を向上させることができる。
示した第4実施例の受信機70と同様に受信状態を判定
する通信品質測定部を設け、その通信品質測定部によつ
て正弦波発振器74の発振周波数を変化させるようにし
ても良い。
機を示し、受信したスペクトラム拡散波に対してベース
バンドへの周波数変換を施して復調すると共に、スペク
トラム拡散波に対して逆拡散を施し、その結果得た逆拡
散波に対してもベースバンドへの周波数変換を施して復
調する。すなわちこの実施例は、図13に示した第5実
施例の受信機75に通常のスペクトラム拡散方式の復調
手段を追加したものである。具体的に説明すると、アン
テナ31、バンドパスフイルタ72を介して得られたス
ペクトラム拡散波S31は2分され、一方は切り換えス
イツチ101に入力され、他方は乗算器86及び時間分
別制御回路87に入力される。
は第1の経路であるバンドパスフイルタ72の出力側に
切り換わる。これにより乗算器73にはスペクトラム拡
散波S31が入力される。乗算器73はこの入力された
スペクトラム拡散波S31と正弦波発振器77で発生し
た発振周波数がf0 +k・fPN(但し、kは整数)でな
る発振信号S35とを乗算することにより、当該スペク
トラム拡散波S31に対してベースバンドへの周波数変
換を施し、その結果得たスペクトラム拡散波S36をロ
ーパスフイルタ76に出力する。ローパスフイルタ76
はカツトオフ周波数がBWD /2に設定されており、周
波数変換されたスペクトラム拡散波S36のうちベース
バンドに変換された1次変調波だけを抜き出す。情報復
調部90はその抜き出された1次変調波S37を復調し
て情報データS10を出力する。受信機100では、こ
の得られた情報データS10を基にIDの確認を行い、
自局の呼び出しを検出する。
は、入力されたスペクトラム拡散波S31を基にPN発
生器88が発生するPN信号S42の同期を獲得する。
その結果、PN信号S42の同期が獲得できると、受信
機100は切り換えスイツチ101を乗算器86側に切
り換える。これにより乗算器86でスペクトラム拡散波
S31とPN信号S42とを乗算することによつて得ら
れた逆拡散波S43が乗算器73に入力される。
正弦波発振器77で発生した発振信号S35を乗算する
ことによつて当該逆拡散波S43に対してベースバンド
への周波数変換を施し、その結果得た周波数変換された
逆拡散波S50をローパスフイルタ76に出力する。ロ
ーパスフイルタ76は周波数変換された逆拡散波S50
から1次変調波S51を抜き出し、情報復調部90はそ
の抜き出された1次変調波S51を復調して情報データ
S10を出力する。
発振器77、乗算器73を用いてスペクトラム拡散波S
31に周波数変換を施し、その周波数変換されたスペク
トラム拡散波S36のうちベースバンドに変換された1
次変調波S37だけを抜き出して復調することにより、
PN信号の同期獲得以前にIDを確認する。これにより
受信機100では、受信時間TONを従来に比して短くす
ることができ、待ち受け時の消費電力を低減して電池の
寿命を長くすることができる。
間分別制御回路87でPN信号の同期を獲得する。その
結果、同期が獲得できると、切り換えスイツチ101を
切り換えてスペクトラム拡散波S31に逆拡散を施して
復調する。これにより受信機100では、PN信号の同
期獲得以降は通常のスペクトラム拡散方式の受信に切り
換えて通信品質を向上させることができる。
クトラム拡散波S31に周波数変換を施し、その周波数
変換されたスペクトラム拡散波S36のうちベースバン
ドに変換された1次変調波S37だけを抜き出して復調
する復調手段(73、76、77、90)と、スペクト
ラム拡散波S31に対して逆拡散を施し、その結果得た
逆拡散波S43をベースバンドに周波数変換して復調す
る復調手段(86〜88)と、その2つの復調手段を切
り換える切り換えスイツチ101とを設けるようにした
ことにより、待ち受け時に受信時間TONを短くして電池
の寿命を長くすることができると共に、PN信号の同期
獲得以降は通常のスペクトラム拡散方式の受信に切り換
えて通信品質を向上させることができる。
示した第6実施例の受信機78と同様に受信状態を判定
する通信品質測定部を設け、その通信品質測定部によつ
て正弦波発振器77の発振周波数を変化させるようにし
ても良い。
る受信機を示し、図18に示した受信機100の周波数
変換手段(73、77)の位置を変えたものである。
ドパスフイルタ72を介して得られたスペクトラム拡散
波S31は乗算器73に入力される。乗算器73は入力
されたスペクトラム拡散波S31と正弦波発振器77で
発生した発振周波数がf0 +k・fPN(但し、kは整
数)でなる発振信号S35とを乗算することにより、当
該スペクトラム拡散波S31に対してベースバンドへの
周波数変換を施し、その結果得たスペクトラム拡散波S
55を濾波手段としてのローパスフイルタ106に出力
する。ローパスフイルタ106はカツトオフ周波数がf
CP/2に設定されており、ベースバンドに変換されたス
ペクトラム拡散波S55からスペクトラム拡散波成分だ
けを抜き出し、その結果得たスペクトラム拡散波S56
を切り換えスイツチ107と、乗算器86及び時間分別
制御回路87との2経路に分離して出力する。
は第1の経路であるローパスフイルタ106の出力側に
切り換わる。これによりローパスフイルタ76にはスペ
クトラム拡散波S56が入力される。ローパスフイルタ
76はカツトオフ周波数がBWD /2に設定されてお
り、スペクトラム拡散波S56のうちベースバンドに変
換された1次変調波だけを抜き出す。情報復調部90は
その抜き出された1次変調波S37を復調して情報デー
タS10を出力する。受信機105では、この得られた
情報データS10を基にIDの確認を行い、自局の呼び
出しを検出する。
は、入力されたスペクトラム拡散波S56を基にPN発
生器88が発生するPN信号S42の同期を獲得する。
その結果、PN信号S42の同期が獲得できると、受信
機105は切り換えスイツチ107を乗算器86側に切
り換える。これにより乗算器86でスペクトラム拡散波
S56とPN信号S42とを乗算することによつて得ら
れた逆拡散波S57がローパスフイルタ76に入力され
る。ローパスフイルタ76は逆拡散波S57から1次変
調波S51を抜き出し、情報復調部90はその抜き出さ
れた1次変調波S51を復調して情報データS10を出
力する。
発振器77、乗算器73を用いてスペクトラム拡散波S
31に周波数変換を施し、その周波数変換されたスペク
トラム拡散波S55のうちベースバンドに変換された1
次変調波S37だけを抜き出して復調することにより、
PN信号の同期獲得以前にIDを確認する。これにより
受信機105では、受信時間TONを従来に比して短くす
ることができ、待ち受け時の消費電力を低減して電池の
寿命を長くすることができる。
間分別制御回路87でPN信号の同期を獲得し、同期が
獲得できると、切り換えスイツチ107を切り換えて逆
拡散波S57に復調を施す。これにより受信機105で
は、PN信号の同期獲得以降は通常のスペクトラム拡散
方式の受信に切り換えて通信品質を向上させることがで
きる。
クトラム拡散波S31に周波数変換を施し、その周波数
変換されたスペクトラム拡散波S55のうちベースバン
ドに変換された1次変調波S37だけを抜き出して復調
する復調手段(73、77、76、90、106)と、
周波数変換されたスペクトラム拡散波S55に対して逆
拡散を施して復調する復調手段(86〜88)と、その
2つの復調手段を切り換える切り換えスイツチ107と
を設けるようにしたことにより、待ち受け時に受信時間
TONを短くして電池の寿命を長くすることができると共
に、PN信号の同期獲得以降は通常のスペクトラム拡散
方式の受信に切り換えて通信品質を向上させることがで
きる。
示した第6実施例の受信機78と同様に受信状態を判定
する通信品質測定部を設け、その通信品質測定部によつ
て正弦波発振器77の発振周波数を変化させるようにし
ても良い。
5を情報復調部84、90の後段に設けた場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、図20に示すよう
に、切り換えスイツチ85を情報復調部111の前段に
設けるようにしても上述の場合と同様の効果を得ること
ができる。またこの場合には、情報復調部を1つ減らし
て構成を一段と簡易にすることができる。因みに、この
場合には、バンドパスフイルタ83、89から出力され
る信号(S40、S44)の中心周波数が異なるため
(具体的にはf0 +k・fPNとf0)、情報復調部11
1はその両方に対応できるようにする必要がある。
うに、バンドパスフイルタ116〜118を切り換える
ようにしても上述の場合と同様の効果を得ることができ
る。この場合、バンドパスフイルタとしては、中心周波
数がf0 +fPNのバンドパスフイルタ116と、中心周
波数がf0 のバンドパスフイルタ117と、中心周波数
がf0 −fPNのバンドパスフイルタ118の3種類があ
る。また切り換えスイツチとしては、復調切換用の切り
換えスイツチ119と、フイルタ切換用の切り換えスイ
ツチ120A、120Bの2種類がある。
切り換えスイツチ85と同様にPN信号の同期獲得を基
準に切り換えられる。一方、切り換えスイツチ120
A、120Bの切り換え条件としては次のようになる。
待ち受け時で妨害波がない場合には、中心周波数がf0
+fPNのバンドパスフイルタ116又は中心周波数がf
0 −fPNのバンドパスフイルタ118を選ぶように切り
換えスイツチ120A、120Bを切り換える。また待
ち受け時で妨害波がある場合には、信号対妨害波比C/
Iが最良となる1次変調波を抜き出せるように切り換え
スイツチ120A、120Bを切り換える。呼び出しを
受けてIDを確認し、PN信号の同期が獲得できた場合
には、中心周波数がf0 のバンドパスフイルタ117を
選ぶように切り換えスイツチ120A、120Bを切り
換える。
3実施例の受信機65と同様に受信状態を判定する通信
品質測定部を設け、その通信品質測定部によつて切り換
えスイツチ120A、120Bを切り換えるようにして
も良い。またここでは3つのバンドパスフイルタの中心
周波数をそれぞれf0 +fPN、f0 、f0 −fPNに設定
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、3
つのバンドパスフイルタの中心周波数をそれぞれf0 +
k・fPN(但し、kは整数)に設定し、kの値を変化さ
せて中心周波数を変えられるようにしても良い。このよ
うにすれば受信状態に応じて最良の1次変調波を抜き出
して復調することができる。
ンドパスフイルタを切り換えない場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、図22に示すように、復調
部81側に中心周波数がそれぞれf0 +fPN、f0 、f
0 −fPNの3つのバンドパスフイルタ126〜128を
設け、この3つのバンドパスフイルタ126〜128を
切り換えスイツチ129A、129Bによつて切り換え
るようにしても上述の場合と同様の効果を得ることがで
きる。
3実施例の受信機65と同様に受信状態を判定する通信
品質測定部を設け、その通信品質測定部によつて切り換
えスイツチ129A、129Bを切り換えるようにして
も良い。またここでは3つのバンドパスフイルタの中心
周波数をそれぞれf0 +fPN、f0 、f0 −fPNに設定
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、3
つのバンドパスフイルタの中心周波数をそれぞれf0 +
k・fPN(但し、kは整数)に設定し、kの値を変化さ
せて中心周波数を変えられるようにしても良い。このよ
うにすれば受信状態に応じて最良の1次変調波を抜き出
して復調することができる。
6によつて乗算器86に入力する信号(S32、S4
2)を切り換えた場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、図23に示すように、バンドパスフイルタ8
9の入力側に切り換えスイツチ96を設け、バンドパス
フイルタ89に入力する信号(S33、S43)を切り
換えるようにしても上述の場合と同様の効果を得ること
ができる。因みに、この場合にも、図12に示した第4
実施例の受信機70と同様に受信状態を判定する通信品
質測定部を設け、その通信品質測定部によつて正弦波発
振器74の発振周波数を変化させるようにしても良い。
乗算器73との間にバンドパスフイルタ72を設け、乗
算器73の出力側にローパスフイルタ106を設けた場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、図24に
示すように、アンテナ31と乗算器73との間に櫛形フ
イルタ136を設け、乗算器73の出力側に櫛形フイル
タ137を設けるようにしても良い。このようにする
と、スペクトルの谷間にある雑音(すなわち妨害波)だ
けを取り除いて信号成分を抜き出すことができ、信号対
妨害波比C/Iを向上させて耐妨害特性を向上させるこ
とができる。因みに、櫛形フイルタ136、137はS
AWフイルタやデイジタルフイルタによつて実現され
る。またこの変形例の場合にも、図24に示すように、
受信状態を判定する通信品質測定部138を設け、その
通信品質測定部138によつて正弦波発振器77の発振
周波数を変化させるようにしても良い。また同様の考え
方で、第8実施例から第9実施例及び第1変形例から第
3変形例に示したバンドパスフイルタ72も櫛形フイル
タに変換するようにしても上述の場合と同様の効果が得
られる。
ドパスフイルタの中心周波数をそれぞれf0 +fPN、f
0 、f0 −fPNに設定した場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、3つのバンドパスフイルタの中心周
波数をそれぞれf0 +k・fPN(但し、kは整数)に設
定し、kの値を変化させて中心周波数を変えられるよう
にしても良い。このようにすれば受信状態に応じて最良
の1次変調波を抜き出して復調することができる。また
バンドパスフイルタとしては3つでなく他の個数でも良
い。
のバンドパスフイルタやローパスフイルタの特性を固定
するようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、外部からの制御信号によつて受信機のバンドパ
スフイルタやローパスフイルタの特性を変えられるよう
にしても上述の場合と同様の効果を得ることができる。
波数f0 やベースバンドに周波数変換した場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、中間周波に周波数変
換するようにした場合にも上述の場合と同様の効果を得
ることができる。ローカル発振周波数をfLOとすると、
正弦波発振器では発振周波数がfLO+k・fPNの発振信
号を発生すれば良い。この場合には、1次変調波を抜き
出すための濾波手段は、中心周波数をf0 +fLO又はf
0 −fLO又はfLO−f0 に設定し、帯域幅をBWD に設
定すれば良い。
ムの送信機及び受信機に本発明を適用した場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、その通信システムに
も広く適用することができる。
おいて、受信したスペクトラム拡散信号の部分的な帯域
である帯域幅BWDの1次変調波成分を1つ取り出し、
取り出した1次変調波成分を基に情報データを復調し、
送信側で用いた拡散符号に対する同期が獲得できた場合
には、当該送信側で用いた拡散符号に同期した拡散符号
を発生し、受信したスペクトラム拡散信号に逆拡散を施
して情報データを復調するようにした。このようにした
ことにより、拡散符号の同期獲得に要する時間分だけ待
ち受け時の受信時間を従来に比して短くでき、待ち受け
時の消費電力を低減して電池寿命を長くすることができ
ると共に、送信側で用いた拡散符号に対する同期が獲得
できた場合には、通常のスペクトラム拡散方式の受信に
切り換えて良好に通信することができ、通信品質を向上
させることができる。
トルを示す略線図である。
波のスペクトルを示す略線図である。
る。
図である。
図である。
成を示すブロツク図である。
示すブロツク図である。
ーチヤート図である。
ク図である。
ク図である。
ク図である。
ク図である。
ク図である。
ク図である。
ローチヤート図である。
ク図である。
ク図である。
ツク図である。
ク図である。
ク図である。
ク図である。
ク図である。
ク図である。
る。
る。
イミングを示す略線図である。
ト図である。
0、14、25、32、43、61A〜61C、71、
72、83、89、116〜118、126〜128…
…バンドパスフイルタ、8、30、60、65、70、
75、78、80、95、100、105、110、1
15、125、130、135……受信機、11、87
……時間分別制御回路、15、33、84、90、11
1……情報復調部、51、76、106……ローパスフ
イルタ、62A〜62B、85、101、107、11
9、120A〜120B、129A〜129B……切り
換えスイツチ、66、79……通信品質測定部、81、
82……復調部、136、137……櫛形フイルタ。
Claims (14)
- 【請求項1】入力された情報データに基づいて変調され
た1次変調波にスペクトラム拡散変調を施し、その結果
得たスペクトラム拡散信号を送信する送信機と、上記送
信機から送信されたスペクトラム拡散信号を受信する受
信機とでなる通信システムにおいて、 上記送信機は、 上記情報データに基づいて周波数f0の搬送波に所定の
変調を施して1次変調波を生成出力する情報変調手段
と、 繰り返し周波数fPNが上記1次変調波の帯域幅BWDよ
りも大きい拡散符号を上記1次変調波に乗算することに
より、当該1次変調波にスペクトラム拡散変調を施す拡
散変調手段とを具え、 上記受信機は、 受信した上記スペクトラム拡散信号の部分的な帯域であ
る帯域幅BWDの1次変調波成分を1つ取り出す濾波手
段と、上記濾波手段によつて取り出した上記1次変調波
成分を基に上記情報データを復調する情報復調手段とで
なる第1の復調手段と、 送信側で用いた拡散符号に同期した拡散符号を発生し、
当該拡散符号を用いて、受信した上記スペクトラム拡散
信号に逆拡散を施して上記情報データを復調する第2の
復調手段とを具え、送信側で用いた拡散符号に対する同
期が獲得できるまで又は同期が外れた場合には上記第1
の復調手段で復調し、同期が獲得できた場合には上記第
2の復調手段で復調するようにしたことを特徴とする通
信システム。 - 【請求項2】kを任意の整数とした場合、 上記濾波手段は、 中心周波数がf0+k・fPNで、帯域幅がBWDの複数の
バンドパスフイルタからなり、上記バンドパスフイルタ
を切り換えることにより取り出す上記1次変調波成分を
切り換え、最良の上記1次変調波成分を取り出すように
したことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 【請求項3】上記受信機は、 上記1次変調波成分及び又は復調した上記情報データを
基に受信状態の良否を判定する通信品質測定手段を具
え、上記通信品質測定手段の判定結果に応じて上記バン
ドパスフイルタを切り換えるようにしたことを特徴とす
る請求項2に記載の通信システム。 - 【請求項4】上記受信機は、 受信した上記スペクトラム拡散信号に周波数変換を施す
周波数変換手段を具え、上記周波数変換手段によつて上
記スペクトラム拡散信号に周波数変換を施すことによ
り、上記濾波手段によつて取り出す上記1次変調波成分
を切り換え、最良の上記1次変調波成分を取り出すよう
にしたことを特徴とする請求項1に記載の通信システ
ム。 - 【請求項5】kを任意の整数とし、fLOをローカル発振
周波数とした場合、 上記周波数変換手段は、 発振周波数がk・fPN又はf0+k・fPN又はfLO+k
・fPNでなる発振信号を発生する発振器と、 上記スペクトラム拡散信号と上記発振信号とを乗算する
乗算器とを具え、kの値を変えることにより、上記濾波
手段によつて取り出す上記1次変調波成分を切り換える
ようにしたことを特徴とする請求項4に記載の通信シス
テム。 - 【請求項6】上記濾波手段は、 発振周波数がk・fPNでなる発振信号を用いた場合に
は、中心周波数がf0に周波数変換された上記1次変調
波成分を取り出し、 発振周波数がf0+k・fPNでなる発振信号を用いた場
合には、ベースバンドに周波数変換された上記1次変調
波成分を取り出し、 発振周波数がfLO+k・fPNでなる発振信号を用いた場
合には、中心周波数がf0+fLO又はf0−fLO又はfLO
−f0に周波数変換された上記1次変調波成分を取り出
すことを特徴とする請求項5に記載の通信システム。 - 【請求項7】上記受信機は、 上記1次変調波成分及び又は復調した上記情報データを
基に受信状態の良否を判定する通信品質測定手段を具
え、上記通信品質測定手段の判定結果に応じてkの値を
変化させるようにしたことを特徴とする請求項5に記載
の通信システム。 - 【請求項8】上記受信機は、 受信した上記スペクトラム拡散信号からスペクトルの谷
間にある雑音を取り除いて信号成分だけを抜き出す櫛形
フイルタを具えることを特徴とする請求項1に記載の通
信システム。 - 【請求項9】上記濾波手段は、 外部から入力される制御信号に基づいて特性を変化し得
るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の通信シ
ステム。 - 【請求項10】入力された情報データに基づいて周波数
f0の搬送波に所定の変調を施して得られる1次変調波
に、繰り返し周波数fPNが上記1次変調波の帯域幅BW
Dよりも大きい拡散符号を乗算して得られるスペクトラ
ム拡散信号を受信し、上記情報データを復調する受信機
において、 受信した上記スペクトラム拡散信号の部分的な帯域であ
る帯域幅BWDの1次変調波成分を1つ取り出す濾波手
段と、上記濾波手段によつて取り出した上記1次変調波
成分を基に上記情報データを復調する情報復調手段とで
なる第1の復調手段と、 送信側で用いた拡散符号に同期した拡散符号を発生し、
当該拡散符号を用いて、受信した上記スペクトラム拡散
信号に逆拡散を施して上記情報データを復調する第2の
復調手段とを具え、送信側で用いた拡散符号に対する同
期が獲得できるまで又は同期が外れた場合には上記第1
の復調手段で復調し、同期が獲得できた場合には上記第
2の復調手段で復調するようにしたことを特徴とする受
信機。 - 【請求項11】kを任意の整数とした場合、 上記濾波手段は、 中心周波数がf0+k・fPNで、帯域幅がBWDの複数の
バンドパスフイルタからなり、上記バンドパスフイルタ
を切り換えることにより取り出す上記1次変調波成分を
切り換え、最良の上記1次変調波成分を取り出すように
したことを特徴とする請求項10に記載の受信機。 - 【請求項12】受信した上記スペクトラム拡散信号に周
波数変換を施す周波数変換手段を具え、上記周波数変換
手段によつて上記スペクトラム拡散信号に周波数変換を
施すことにより、上記濾波手段によつて取り出す上記1
次変調波成分を切り換え、最良の上記1次変調波成分を
取り出すようにしたことを特徴とする請求項10に記載
の受信機。 - 【請求項13】受信した上記スペクトラム拡散信号から
スペクトルの谷間にある雑音を取り除いて信号成分だけ
を抜き出す櫛形フイルタを具えることを特徴とする請求
項10に記載の受信機。 - 【請求項14】入力された情報データに基づいて変調さ
れた1次変調波にスペクトラム拡散変調を施し、その結
果得たスペクトラム拡散信号を送信する送信機と、上記
送信機から送信されたスペクトラム拡散信号を受信する
受信機とでなる通信システムの通信方法において、 上記送信機は、 上記情報データに基づいて周波数f0の搬送波に所定の
変調を施して1次変調波を生成し、 繰り返し周波数fPNが上記1次変調波の帯域幅BWDよ
りも大きい拡散符号を上記1次変調波に乗算することに
よつて当該1次変調波にスペクトラム拡散変調を施し、 上記受信機は、 受信した上記スペクトラム拡散信号の部分的な帯域であ
る帯域幅BWDの1次変調波成分を1つ取り出し、取り
出した上記1次変調波成分を基に上記情報データを復調
し、 送信側で用いた拡散符号に対する同期が獲得できた場合
には、当該送信側で用いた拡散符号に同期した拡散符号
を発生し、受信した上記スペクトラム拡散信号に逆拡散
を施して上記情報データを復調することを特徴とする通
信方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9781995A JP3358148B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 通信システム及び方法並びに受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9781995A JP3358148B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 通信システム及び方法並びに受信機 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP9781995A Expired - Fee Related JP3358148B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 通信システム及び方法並びに受信機 |
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|---|---|---|---|---|
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1995
- 1995-03-29 JP JP9781995A patent/JP3358148B2/ja not_active Expired - Fee Related
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