JP3358722B2 - エンコーダマトリックス回路 - Google Patents
エンコーダマトリックス回路Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度計コードをバ
イナリーコードに変換するエンコーダマトリックス回路
に係り、より詳細には、エンコーダマトリックス回路の
低消費電力化やノイズ対策化に関するものである。
イナリーコードに変換するエンコーダマトリックス回路
に係り、より詳細には、エンコーダマトリックス回路の
低消費電力化やノイズ対策化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ADコンバータでは、複数のコンパレー
タからの比較出力に基づいた温度計コード列をバイナリ
ーコード列やグレイコード列に変換するために、エンコ
ーダマトリックス回路が用いられている。
タからの比較出力に基づいた温度計コード列をバイナリ
ーコード列やグレイコード列に変換するために、エンコ
ーダマトリックス回路が用いられている。
【0003】図6(a)及び(b)は、第1従来例のエ
ンコーダマトリックス回路の回路図及びタイムチャート
である。同図(a)に示すように、このエンコーダマト
リックス回路は、温度計コード列から8進コード列に変
換するコレクション部101、及び、8進コード列から
3ビットバイナリーコード列に変換するマトリックス部
104で構成される。マトリックス部104には、コー
ド変換制御信号1によって制御されるリセット期間とコ
ード出力期間とがあり、リセット期間では、ダイナミッ
ク動作ライン8〜10と電源ラインとが導通し、コード
出力期間では、ディスチャージ動作ライン11〜13と
グランドラインとが導通する。nチャネル型トランジス
タ29〜40は、ゲートに入力する8進コード列に基づ
くスイッチ制御信号22〜28がハイレベルになると、
対応するダイナミック動作ライン8〜10とディスチャ
ージ動作ライン11〜13とを導通させる。
ンコーダマトリックス回路の回路図及びタイムチャート
である。同図(a)に示すように、このエンコーダマト
リックス回路は、温度計コード列から8進コード列に変
換するコレクション部101、及び、8進コード列から
3ビットバイナリーコード列に変換するマトリックス部
104で構成される。マトリックス部104には、コー
ド変換制御信号1によって制御されるリセット期間とコ
ード出力期間とがあり、リセット期間では、ダイナミッ
ク動作ライン8〜10と電源ラインとが導通し、コード
出力期間では、ディスチャージ動作ライン11〜13と
グランドラインとが導通する。nチャネル型トランジス
タ29〜40は、ゲートに入力する8進コード列に基づ
くスイッチ制御信号22〜28がハイレベルになると、
対応するダイナミック動作ライン8〜10とディスチャ
ージ動作ライン11〜13とを導通させる。
【0004】上記エンコーダマトリックス回路では、ダ
イナミック動作ライン8〜10が、リセット期間でハイ
レベルに充電され、コード出力期間でローレベルに放電
されるか否かで決定される論理を有し、インバータ41
〜43が、3ビットバイナリーコード列としてバイナリ
ーコード信号D0〜D2を出力する。
イナミック動作ライン8〜10が、リセット期間でハイ
レベルに充電され、コード出力期間でローレベルに放電
されるか否かで決定される論理を有し、インバータ41
〜43が、3ビットバイナリーコード列としてバイナリ
ーコード信号D0〜D2を出力する。
【0005】図6と図7を参照して、ダイナミック動作
ライン9及びディスチャージ動作ライン12の電位レベ
ルの変化について説明する。図7(a)〜(d)は、夫
々、図6(b)に例示した条件下にあるダイナミック動
作ライン9の動作を示している。同図の接続回路では、
オン状態のトランジスタを実線で、オフ状態のトランジ
スタを破線で、表現している。
ライン9及びディスチャージ動作ライン12の電位レベ
ルの変化について説明する。図7(a)〜(d)は、夫
々、図6(b)に例示した条件下にあるダイナミック動
作ライン9の動作を示している。同図の接続回路では、
オン状態のトランジスタを実線で、オフ状態のトランジ
スタを破線で、表現している。
【0006】図7(a)のコード列Eのリセット期間で
は、ダイナミック動作ライン9及びディスチャージ動作
ライン12は高電圧電源ラインの電位VCCになる。図
7(b)のコード列Eのコード出力期間では、ダイナミ
ック動作ライン9及びディスチャージ動作ライン12は
低電圧電源ライン(グランドライン)のグランド電位に
なる。図7(c)のコード列Dのリセット期間では、ダ
イナミック動作ライン9が電位VCCになり、図7
(d)のコード列Dのコード出力期間では、ディスチャ
ージ動作ライン12がグランド電位になる。
は、ダイナミック動作ライン9及びディスチャージ動作
ライン12は高電圧電源ラインの電位VCCになる。図
7(b)のコード列Eのコード出力期間では、ダイナミ
ック動作ライン9及びディスチャージ動作ライン12は
低電圧電源ライン(グランドライン)のグランド電位に
なる。図7(c)のコード列Dのリセット期間では、ダ
イナミック動作ライン9が電位VCCになり、図7
(d)のコード列Dのコード出力期間では、ディスチャ
ージ動作ライン12がグランド電位になる。
【0007】図6のエンコーダマトリックス回路では、
図7(c)のリセット期間で、ディスチャージ動作ライ
ン12が高インピーダンス状態となり、図7(d)のコ
ード出力期間で、ダイナミック動作ライン9が高インピ
ーダンス状態となるので、ライン上の電位が不安定とな
り誤動作の原因になるという問題があった。
図7(c)のリセット期間で、ディスチャージ動作ライ
ン12が高インピーダンス状態となり、図7(d)のコ
ード出力期間で、ダイナミック動作ライン9が高インピ
ーダンス状態となるので、ライン上の電位が不安定とな
り誤動作の原因になるという問題があった。
【0008】図8(a)及び(b)は夫々、高インピー
ダンス状態となるラインを有しない第2従来例のエンコ
ーダマトリックス回路の回路図及びタイムチャートであ
る。この従来例は、文献“Power−Efficie
ntMetastabilityErrorReduc
tioninCMOSFlashA/DConvert
ers”,IEEEJournalofSolid−S
tateCircuits,vol.31,No.8,
pp.1132−1140に記載されている。コード変
換制御信号1によって制御されるリセット期間及びコー
ド出力期間がない点が、先の従来例と異なる。
ダンス状態となるラインを有しない第2従来例のエンコ
ーダマトリックス回路の回路図及びタイムチャートであ
る。この従来例は、文献“Power−Efficie
ntMetastabilityErrorReduc
tioninCMOSFlashA/DConvert
ers”,IEEEJournalofSolid−S
tateCircuits,vol.31,No.8,
pp.1132−1140に記載されている。コード変
換制御信号1によって制御されるリセット期間及びコー
ド出力期間がない点が、先の従来例と異なる。
【0009】このエンコーダマトリックス回路は、温度
計コード列から8進コード列に変換するコレクション部
101、及び、8進コード列から3ビットバイナリーコ
ード列に変換するマトリックス部105で構成される。
マトリックス部105では、ダイナミック動作ライン8
〜10が、nチャネル型トランジスタ2〜4のオン抵抗
R2〜R4を介して電源ラインに接続され、ディスチャ
ージ動作ライン11〜13は、グランドラインに直接に
接続される。
計コード列から8進コード列に変換するコレクション部
101、及び、8進コード列から3ビットバイナリーコ
ード列に変換するマトリックス部105で構成される。
マトリックス部105では、ダイナミック動作ライン8
〜10が、nチャネル型トランジスタ2〜4のオン抵抗
R2〜R4を介して電源ラインに接続され、ディスチャ
ージ動作ライン11〜13は、グランドラインに直接に
接続される。
【0010】ダイナミック動作ライン8〜10が、ディ
スチャージ動作ライン11〜13と導通するか否かで決
定される論理を有し、インバータ41〜43が、これを
3ビットのバイナリーコード列を有するバイナリーコー
ド信号D0〜D2として出力する。
スチャージ動作ライン11〜13と導通するか否かで決
定される論理を有し、インバータ41〜43が、これを
3ビットのバイナリーコード列を有するバイナリーコー
ド信号D0〜D2として出力する。
【0011】図9(a)及び(b)は、図8(b)に例
示した条件下にあるダイナミック動作ライン9の動作を
示している。図9(a)のコード列Eのコード出力期間
では、ダイナミック動作ライン9はローレベルである電
位V1aになり、ディスチャージ動作ライン12はグラ
ンド電位になる。なお、電位V1aは、R34×VCC
/(R3+R34)であり、オン抵抗R3はオン抵抗R
34より大きい。図9(b)のコード列Dのコード出力
期間では、ダイナミック動作ライン9は電源電位VCC
になり、ディスチャージ動作ライン12はグランド電位
になる。
示した条件下にあるダイナミック動作ライン9の動作を
示している。図9(a)のコード列Eのコード出力期間
では、ダイナミック動作ライン9はローレベルである電
位V1aになり、ディスチャージ動作ライン12はグラ
ンド電位になる。なお、電位V1aは、R34×VCC
/(R3+R34)であり、オン抵抗R3はオン抵抗R
34より大きい。図9(b)のコード列Dのコード出力
期間では、ダイナミック動作ライン9は電源電位VCC
になり、ディスチャージ動作ライン12はグランド電位
になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記第2の従来例のエ
ンコーダマトリックス回路では、図9(a)のコード出
力期間では、電源ラインとグランドラインとの間にオン
抵抗R3及びR34が直列に接続されており、ダイナミ
ック動作ライン9とディスチャージ動作ライン12との
間には、大きさがVCC/(R3+R34)である定常
的な電流が流れる。このため、第1の従来例のようなダ
イナミック動作ラインやディスチャージ動作ラインが高
インピーダンス状態となって不安定となる欠点はない
が、この電流のために回路の消費電力が大きくなるとい
う別の欠点がある。
ンコーダマトリックス回路では、図9(a)のコード出
力期間では、電源ラインとグランドラインとの間にオン
抵抗R3及びR34が直列に接続されており、ダイナミ
ック動作ライン9とディスチャージ動作ライン12との
間には、大きさがVCC/(R3+R34)である定常
的な電流が流れる。このため、第1の従来例のようなダ
イナミック動作ラインやディスチャージ動作ラインが高
インピーダンス状態となって不安定となる欠点はない
が、この電流のために回路の消費電力が大きくなるとい
う別の欠点がある。
【0013】本発明は、上記したような従来の技術が有
する問題点を解決するためになされたものであり、回路
の消費電力が少なくノイズ対策がなされたエンコーダマ
トリックス回路を提供することを目的とする。
する問題点を解決するためになされたものであり、回路
の消費電力が少なくノイズ対策がなされたエンコーダマ
トリックス回路を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のエンコーダマトリックス回路は、温度計コ
ード列が入力し2n進コード列を出力するコレクション
部と、前記2n進コード列が入力しnビットバイナリコ
ードを出力するマトリックス部とを有し、前記マトリッ
クス部が、前記コレクション部の出力ビット数に対応す
る数の入力ラインと、前記バイナリコードのビット数に
対応する数のダイナミック動作ライン及びディスチャー
ジ動作ラインの対と、対応する前記入力ラインがゲート
に入力し、対応する前記ダイナミック動作ラインと前記
ディスチャージ動作ラインとを導通させる複数の第1ト
ランジスタと、前記ダイナミック動作ラインに対応して
配設され、対応するダイナミック動作ラインが入力に接
続されるインバータとを備え、前記ダイナミック動作ラ
インが第1の電源に接続され且つ前記2n進コード列の
入力に対応して前記第1トランジスタが前記ダイナミッ
ク動作ラインと対応するディスチャージ動作ラインとを
導通させるリセット期間と、前記ディスチャージ動作ラ
インが第2の電源に接続され且つ前記2n進コード列の
入力に対応して前記第1トランジスタが前記ダイナミッ
ク動作ラインと対応するディスチャージ動作ラインとを
導通させるコード出力期間とを有し、前記インバータの
出力から前記nビットバイナリコードを出力する型式の
エンコーダマトリックス回路において、各ダイナミック
動作ライン及びディスチャージ動作ラインの対に対応し
て配設され、ゲートが対応するダイナミック動作ライン
に、ソースが前記第2の電源に、ドレインが対応するデ
ィスチャージ動作ラインに夫々接続される第2トランジ
スタを備えることを特徴とする。
め、本発明のエンコーダマトリックス回路は、温度計コ
ード列が入力し2n進コード列を出力するコレクション
部と、前記2n進コード列が入力しnビットバイナリコ
ードを出力するマトリックス部とを有し、前記マトリッ
クス部が、前記コレクション部の出力ビット数に対応す
る数の入力ラインと、前記バイナリコードのビット数に
対応する数のダイナミック動作ライン及びディスチャー
ジ動作ラインの対と、対応する前記入力ラインがゲート
に入力し、対応する前記ダイナミック動作ラインと前記
ディスチャージ動作ラインとを導通させる複数の第1ト
ランジスタと、前記ダイナミック動作ラインに対応して
配設され、対応するダイナミック動作ラインが入力に接
続されるインバータとを備え、前記ダイナミック動作ラ
インが第1の電源に接続され且つ前記2n進コード列の
入力に対応して前記第1トランジスタが前記ダイナミッ
ク動作ラインと対応するディスチャージ動作ラインとを
導通させるリセット期間と、前記ディスチャージ動作ラ
インが第2の電源に接続され且つ前記2n進コード列の
入力に対応して前記第1トランジスタが前記ダイナミッ
ク動作ラインと対応するディスチャージ動作ラインとを
導通させるコード出力期間とを有し、前記インバータの
出力から前記nビットバイナリコードを出力する型式の
エンコーダマトリックス回路において、各ダイナミック
動作ライン及びディスチャージ動作ラインの対に対応し
て配設され、ゲートが対応するダイナミック動作ライン
に、ソースが前記第2の電源に、ドレインが対応するデ
ィスチャージ動作ラインに夫々接続される第2トランジ
スタを備えることを特徴とする。
【0015】また、本発明のエンコーダマトリックス回
路では、温度計コード列が入力し2 n進コード列を出力
するコレクション部と、前記2n進コード列が入力しn
ビットバイナリコードを出力するマトリックス部とを有
し、前記マトリックス部が、前記コレクション部の出力
ビット数に対応する数の入力ラインと、前記バイナリコ
ードのビット数に対応する数のダイナミック動作ライン
及びディスチャージ動作ラインの対と、対応する前記入
力ラインがゲートに入力し、対応する前記ダイナミック
動作ラインと前記ディスチャージ動作ラインとを導通さ
せる複数の第1トランジスタと、前記ダイナミック動作
ラインに対応して配設され、対応するダイナミック動作
ラインが入力に接続されるインバータとを備え、前記ダ
イナミック動作ラインが第1の電源に接続され且つ前記
2n進コード列の入力に対応して前記第1トランジスタ
が前記ダイナミック動作ラインと対応するディスチャー
ジ動作ラインとを導通させるリセット期間と、前記ディ
スチャージラインが第2の電源に接続され且つ前記2n
進コード列の入力に対応して前記第1トランジスタが前
記ダイナミック動作ラインと対応するディスチャージ動
作ラインとを導通させるコード出力期間とを有し、前記
インバータの出力から前記nビットバイナリコードを出
力する型式のエンコーダマトリックス回路において、前
記ディスチャージ動作ラインに対応して配設され、前記
2n進コード列の入力に応答し、前記ダイナミック動作
ラインと導通しない前記ディスチャージ動作ラインを選
択的に前記第2の電源に導通する電位保持回路を備える
ことを特徴とする。
路では、温度計コード列が入力し2 n進コード列を出力
するコレクション部と、前記2n進コード列が入力しn
ビットバイナリコードを出力するマトリックス部とを有
し、前記マトリックス部が、前記コレクション部の出力
ビット数に対応する数の入力ラインと、前記バイナリコ
ードのビット数に対応する数のダイナミック動作ライン
及びディスチャージ動作ラインの対と、対応する前記入
力ラインがゲートに入力し、対応する前記ダイナミック
動作ラインと前記ディスチャージ動作ラインとを導通さ
せる複数の第1トランジスタと、前記ダイナミック動作
ラインに対応して配設され、対応するダイナミック動作
ラインが入力に接続されるインバータとを備え、前記ダ
イナミック動作ラインが第1の電源に接続され且つ前記
2n進コード列の入力に対応して前記第1トランジスタ
が前記ダイナミック動作ラインと対応するディスチャー
ジ動作ラインとを導通させるリセット期間と、前記ディ
スチャージラインが第2の電源に接続され且つ前記2n
進コード列の入力に対応して前記第1トランジスタが前
記ダイナミック動作ラインと対応するディスチャージ動
作ラインとを導通させるコード出力期間とを有し、前記
インバータの出力から前記nビットバイナリコードを出
力する型式のエンコーダマトリックス回路において、前
記ディスチャージ動作ラインに対応して配設され、前記
2n進コード列の入力に応答し、前記ダイナミック動作
ラインと導通しない前記ディスチャージ動作ラインを選
択的に前記第2の電源に導通する電位保持回路を備える
ことを特徴とする。
【0016】本発明のエンコーダマトリックス回路は、
ディスチャージ動作ラインが高インピーダンスとなる状
態がないので、ノイズによる誤動作が抑えられると共
に、ダイナミック動作ラインとディスチャージ動作ライ
ンとの間に定常的な電流が流れないので、回路の消費電
力も抑えることができる。
ディスチャージ動作ラインが高インピーダンスとなる状
態がないので、ノイズによる誤動作が抑えられると共
に、ダイナミック動作ラインとディスチャージ動作ライ
ンとの間に定常的な電流が流れないので、回路の消費電
力も抑えることができる。
【0017】本発明のエンコーダマトリックス回路で
は、前記インバータに対応して配設され、ゲートが該イ
ンバータの出力に、ソースが前記第1の電源に、ドレイ
ンが前記インバータの入力に夫々接続される第3トラン
ジスタを更に備えることが好ましい。
は、前記インバータに対応して配設され、ゲートが該イ
ンバータの出力に、ソースが前記第1の電源に、ドレイ
ンが前記インバータの入力に夫々接続される第3トラン
ジスタを更に備えることが好ましい。
【0018】この場合、ダイナミック動作ラインが高イ
ンピーダンスとなる状態がないので、ノイズによる誤動
作を更に抑えることができる。
ンピーダンスとなる状態がないので、ノイズによる誤動
作を更に抑えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】まず、エンコーダマトリックス回
路の動作の説明に先立って、エンコーダマトリックス回
路が取り扱う温度計コード列、8進コード列、及び、3
ビットバイナリーコード列について説明する。図3は、
各コード列の対応を示す表である。各コード列は、コー
ド列Aからコード列Hまでの8種類がある。
路の動作の説明に先立って、エンコーダマトリックス回
路が取り扱う温度計コード列、8進コード列、及び、3
ビットバイナリーコード列について説明する。図3は、
各コード列の対応を示す表である。各コード列は、コー
ド列Aからコード列Hまでの8種類がある。
【0020】温度計コード列は、夫々が7ビットのコー
ドからなり、最大コードを有するコードAは全てのビッ
トが“1”であり、次に大きなコードBはコードAのM
SBの“1”が“0”に置き変わったコード列を有し、
以下、次に小さなコードに行くに従って順位の高いビッ
トが“1”から“0”に置き変わった構造である。最小
コードを有するコードHは全てのビットが“0”であ
る。つまり、このコード列では、ビット“0”の上位桁
に“1”、及び、“1”の下位桁に“0”の数字が並ば
ないコード列である。8進コード列は、7つのビットの
内いずれか1つのビットのみが“1”であるコード列で
ある。3ビットバイナリーコード列は、2進数表現され
た3ビットのコード列である。
ドからなり、最大コードを有するコードAは全てのビッ
トが“1”であり、次に大きなコードBはコードAのM
SBの“1”が“0”に置き変わったコード列を有し、
以下、次に小さなコードに行くに従って順位の高いビッ
トが“1”から“0”に置き変わった構造である。最小
コードを有するコードHは全てのビットが“0”であ
る。つまり、このコード列では、ビット“0”の上位桁
に“1”、及び、“1”の下位桁に“0”の数字が並ば
ないコード列である。8進コード列は、7つのビットの
内いずれか1つのビットのみが“1”であるコード列で
ある。3ビットバイナリーコード列は、2進数表現され
た3ビットのコード列である。
【0021】以下、本発明のエンコーダマトリックス回
路について図面を参照して説明する。図1(a)及び
(b)夫々は、本発明の第1実施形態例のエンコーダマ
トリックス回路の回路図及びタイムチャートである。同
図(a)に示すように、このエンコーダマトリックス回
路は、温度計コード列から8進コード列に変換するコレ
クション部101、及び、8進コード列から3ビットバ
イナリーコード列に変換するマトリックス部102で構
成される。
路について図面を参照して説明する。図1(a)及び
(b)夫々は、本発明の第1実施形態例のエンコーダマ
トリックス回路の回路図及びタイムチャートである。同
図(a)に示すように、このエンコーダマトリックス回
路は、温度計コード列から8進コード列に変換するコレ
クション部101、及び、8進コード列から3ビットバ
イナリーコード列に変換するマトリックス部102で構
成される。
【0022】コレクション部101は、温度計コード列
の各ビットに対応して配設される3入力ANDゲート7
1〜77、及び、温度計コード列のLSBを除く各ビッ
トが入力される6個のインバータ61〜66を有する。
図中ANDゲート71がLSBに対応し、ANDゲート
77がMSBに対応する。全ての各ビットに対応する3
入力ANDゲート71〜77は夫々、第2入力に対応す
る各ビットの温度計型コード信号14〜20を入力す
る。MSBを除く各ビットに対応する3入力ANDゲー
ト71〜76は夫々、第1入力にインバータ61〜66
を介して、対応する各ビットより一つ上位の温度計型コ
ード信号15〜20を入力する。MSBのビットに対応
する3入力ANDゲート77は、第1入力を3入力AN
Dゲート76の第3入力に接続する。LSBを除く各ビ
ットに対応する3入力ANDゲート72〜77は夫々、
第3入力に対応する各ビットより一つ下位の温度計型コ
ード信号14〜19を入力する。LSBのビットに対応
する3入力ANDゲート71は、第3入力を3入力AN
Dゲート72の第1入力に接続する。
の各ビットに対応して配設される3入力ANDゲート7
1〜77、及び、温度計コード列のLSBを除く各ビッ
トが入力される6個のインバータ61〜66を有する。
図中ANDゲート71がLSBに対応し、ANDゲート
77がMSBに対応する。全ての各ビットに対応する3
入力ANDゲート71〜77は夫々、第2入力に対応す
る各ビットの温度計型コード信号14〜20を入力す
る。MSBを除く各ビットに対応する3入力ANDゲー
ト71〜76は夫々、第1入力にインバータ61〜66
を介して、対応する各ビットより一つ上位の温度計型コ
ード信号15〜20を入力する。MSBのビットに対応
する3入力ANDゲート77は、第1入力を3入力AN
Dゲート76の第3入力に接続する。LSBを除く各ビ
ットに対応する3入力ANDゲート72〜77は夫々、
第3入力に対応する各ビットより一つ下位の温度計型コ
ード信号14〜19を入力する。LSBのビットに対応
する3入力ANDゲート71は、第3入力を3入力AN
Dゲート72の第1入力に接続する。
【0023】マトリックス部102は、3ビットバイナ
リコードの各ビットに対応するダイナミック動作ライン
(出力ライン)8〜10と、この出力ラインと対を成す
ディスチャージ動作ライン11〜13とを有する。ま
た、ANDゲートの各出力がゲートに接続されるnチャ
ネル型トランジスタ29〜40と、対応する出力ライン
がゲートに接続されるnチャネル型トランジスタ47〜
49と、対応するインバータの各出力がゲートに接続さ
れるpチャネル型トランジスタ44〜46と、コード変
換信号1がゲートに入力されるnチャネル型トランジス
タ2〜4、及び、pチャネル型トランジスタ5〜7とを
有する。
リコードの各ビットに対応するダイナミック動作ライン
(出力ライン)8〜10と、この出力ラインと対を成す
ディスチャージ動作ライン11〜13とを有する。ま
た、ANDゲートの各出力がゲートに接続されるnチャ
ネル型トランジスタ29〜40と、対応する出力ライン
がゲートに接続されるnチャネル型トランジスタ47〜
49と、対応するインバータの各出力がゲートに接続さ
れるpチャネル型トランジスタ44〜46と、コード変
換信号1がゲートに入力されるnチャネル型トランジス
タ2〜4、及び、pチャネル型トランジスタ5〜7とを
有する。
【0024】ダイナミック動作ライン8〜10は夫々、
一端がコード変換信号1がゲートに入力されるnチャネ
ル型トランジスタ2〜4を介して電源ラインに接続さ
れ、他端がインバータ41〜43の入力及びpチャネル
型トランジスタ44〜46のドレインに接続され、pチ
ャネル型トランジスタのソースは電源ラインに接続さ
れ、ゲートはインバータ41〜43の出力に接続され、
インバータの出力がバイナリーコード信号D0〜D2を
構成する。ディスチャージ動作ライン11〜13は夫
々、コード変換信号1がゲートに入力されるpチャネル
型トランジスタ5〜7を介して一端がグランドラインに
接続され、ゲートがダイナミック動作ライン8〜10に
接続されるnチャネル型トランジスタ47〜49を介し
て他端がグランドラインに接続される。
一端がコード変換信号1がゲートに入力されるnチャネ
ル型トランジスタ2〜4を介して電源ラインに接続さ
れ、他端がインバータ41〜43の入力及びpチャネル
型トランジスタ44〜46のドレインに接続され、pチ
ャネル型トランジスタのソースは電源ラインに接続さ
れ、ゲートはインバータ41〜43の出力に接続され、
インバータの出力がバイナリーコード信号D0〜D2を
構成する。ディスチャージ動作ライン11〜13は夫
々、コード変換信号1がゲートに入力されるpチャネル
型トランジスタ5〜7を介して一端がグランドラインに
接続され、ゲートがダイナミック動作ライン8〜10に
接続されるnチャネル型トランジスタ47〜49を介し
て他端がグランドラインに接続される。
【0025】ダイナミック動作ライン8とディスチャー
ジ動作ライン11との間には、スイッチ制御信号22が
ゲートに入力するnチャネル型トランジスタ29、スイ
ッチ制御信号24がゲートに入力するnチャネル型トラ
ンジスタ30、スイッチ制御信号26がゲートに入力す
るnチャネル型トランジスタ31、及び、スイッチ制御
信号28がゲートに入力するnチャネル型トランジスタ
32が並列に接続される。ダイナミック動作ライン9と
ディスチャージ動作ライン12との間には、スイッチ制
御信号23がゲートに入力するnチャネル型トランジス
タ33、スイッチ制御信号24がゲートに入力するnチ
ャネル型トランジスタ34、スイッチ制御信号27がゲ
ートに入力するnチャネル型トランジスタ35、及び、
スイッチ制御信号28がゲートに入力するnチャネル型
トランジスタ36が並列に接続される。ダイナミック動
作ライン10とディスチャージ動作ライン13との間に
は、スイッチ制御信号25がゲートに入力するnチャネ
ル型トランジスタ37、スイッチ制御信号26がゲート
に入力するnチャネル型トランジスタ38、スイッチ制
御信号27がゲートに入力するnチャネル型トランジス
タ39、及び、スイッチ制御信号28がゲートに入力す
るnチャネル型トランジスタ40が並列に接続される。
ジ動作ライン11との間には、スイッチ制御信号22が
ゲートに入力するnチャネル型トランジスタ29、スイ
ッチ制御信号24がゲートに入力するnチャネル型トラ
ンジスタ30、スイッチ制御信号26がゲートに入力す
るnチャネル型トランジスタ31、及び、スイッチ制御
信号28がゲートに入力するnチャネル型トランジスタ
32が並列に接続される。ダイナミック動作ライン9と
ディスチャージ動作ライン12との間には、スイッチ制
御信号23がゲートに入力するnチャネル型トランジス
タ33、スイッチ制御信号24がゲートに入力するnチ
ャネル型トランジスタ34、スイッチ制御信号27がゲ
ートに入力するnチャネル型トランジスタ35、及び、
スイッチ制御信号28がゲートに入力するnチャネル型
トランジスタ36が並列に接続される。ダイナミック動
作ライン10とディスチャージ動作ライン13との間に
は、スイッチ制御信号25がゲートに入力するnチャネ
ル型トランジスタ37、スイッチ制御信号26がゲート
に入力するnチャネル型トランジスタ38、スイッチ制
御信号27がゲートに入力するnチャネル型トランジス
タ39、及び、スイッチ制御信号28がゲートに入力す
るnチャネル型トランジスタ40が並列に接続される。
【0026】同図(b)に示すように、マトリックス部
102では、コード変換制御信号1がハイレベルである
リセット期間とローレベルであるコード出力期間とがあ
る。マトリックス部102は、リセット期間に、ダイナ
ミック動作ライン8〜10が電源ラインに導通して、ハ
イレベルに充電される。マトリックス部102は、スイ
ッチ制御信号22〜28に基づいた論理でダイナミック
動作ライン8〜10とディスチャージ動作ライン11〜
13とを導通させ、コード出力期間に導通していれば、
ダイナミック動作ライン8〜10を放電してローレベル
にする。
102では、コード変換制御信号1がハイレベルである
リセット期間とローレベルであるコード出力期間とがあ
る。マトリックス部102は、リセット期間に、ダイナ
ミック動作ライン8〜10が電源ラインに導通して、ハ
イレベルに充電される。マトリックス部102は、スイ
ッチ制御信号22〜28に基づいた論理でダイナミック
動作ライン8〜10とディスチャージ動作ライン11〜
13とを導通させ、コード出力期間に導通していれば、
ダイナミック動作ライン8〜10を放電してローレベル
にする。
【0027】図1と図2を参照して、ダイナミック動作
ライン9及びディスチャージ動作ライン12の電位レベ
ルの変化について説明する。図2(a)〜(d)は、夫
々、図1(b)に例示した条件下にあるダイナミック動
作ライン9の動作を示している。図2の等価回路図中の
抵抗は、接続回路図中の対応する(添字の番号が等し
い)トランジスタのオン抵抗を表わしている。トランジ
スタ44〜49のオン抵抗の値は、他のトランジスタと
比べて数倍以上大きいオン抵抗の値を持つように設計さ
れている。
ライン9及びディスチャージ動作ライン12の電位レベ
ルの変化について説明する。図2(a)〜(d)は、夫
々、図1(b)に例示した条件下にあるダイナミック動
作ライン9の動作を示している。図2の等価回路図中の
抵抗は、接続回路図中の対応する(添字の番号が等し
い)トランジスタのオン抵抗を表わしている。トランジ
スタ44〜49のオン抵抗の値は、他のトランジスタと
比べて数倍以上大きいオン抵抗の値を持つように設計さ
れている。
【0028】電源ラインとグランドラインとの間は、電
位差VCCに維持されている。図2(a)に示すよう
に、コード列Eのリセット期間に、ダイナミック動作ラ
イン9の電位V1aは、(R34+R48)×VCC/
(((R3×R45)/(R3+R45))+R34+
R48)であり、R34とR48の直列抵抗分はR3と
R45の並列抵抗分より大きいので、インバータ42の
しきい値電圧より高いハイレベルになる。ディスチャー
ジ動作ライン12の電位V2aは、R48×VCC/
(((R3×R45)/(R3+R45))+R34+
R48)になる。ダイナミック動作ライン9とディスチ
ャージ動作ライン12との間を流れる電流(以下、ライ
ン間電流と呼ぶ)は、(V1a−V2a)/R34の電
流値が定常的に流れるが、オン抵抗R48が他の抵抗よ
り数倍大きな抵抗値を有しているので、この電流値は比
較的小さくなる。
位差VCCに維持されている。図2(a)に示すよう
に、コード列Eのリセット期間に、ダイナミック動作ラ
イン9の電位V1aは、(R34+R48)×VCC/
(((R3×R45)/(R3+R45))+R34+
R48)であり、R34とR48の直列抵抗分はR3と
R45の並列抵抗分より大きいので、インバータ42の
しきい値電圧より高いハイレベルになる。ディスチャー
ジ動作ライン12の電位V2aは、R48×VCC/
(((R3×R45)/(R3+R45))+R34+
R48)になる。ダイナミック動作ライン9とディスチ
ャージ動作ライン12との間を流れる電流(以下、ライ
ン間電流と呼ぶ)は、(V1a−V2a)/R34の電
流値が定常的に流れるが、オン抵抗R48が他の抵抗よ
り数倍大きな抵抗値を有しているので、この電流値は比
較的小さくなる。
【0029】同図(b)に示すように、コード列Eのコ
ード出力期間に、ダイナミック動作ライン9の電位V1
bは、(R34+((R6×R48)/(R6+R4
8)))×VCC/(R45+R34+((R6×R4
8)/(R6+R48)))であり、R45の抵抗分は
R34とR6とR48からなる抵抗分より大きいので、
インバータ42のしきい値電圧より低いローレベルにな
る。更に、ダイナミック動作ライン9の電位V1bは、
pチャネル型トランジスタ45がオフしオン抵抗R45
の値が増加するので、グランドラインの電位GNDに近
づいていく。ディスチャージ動作ライン12の電位V2
bは、((R6×R48)/(R6+R48))×VC
C/(R45+R34+((R6×R48)/(R6+
R48)))であり、ダイナミック動作ライン9と同様
の理由で、グランドラインの電位GNDに近づいてい
く。ライン間電流は、(V1b−V2b)/R34の電
流値が過渡的に流れる。
ード出力期間に、ダイナミック動作ライン9の電位V1
bは、(R34+((R6×R48)/(R6+R4
8)))×VCC/(R45+R34+((R6×R4
8)/(R6+R48)))であり、R45の抵抗分は
R34とR6とR48からなる抵抗分より大きいので、
インバータ42のしきい値電圧より低いローレベルにな
る。更に、ダイナミック動作ライン9の電位V1bは、
pチャネル型トランジスタ45がオフしオン抵抗R45
の値が増加するので、グランドラインの電位GNDに近
づいていく。ディスチャージ動作ライン12の電位V2
bは、((R6×R48)/(R6+R48))×VC
C/(R45+R34+((R6×R48)/(R6+
R48)))であり、ダイナミック動作ライン9と同様
の理由で、グランドラインの電位GNDに近づいてい
く。ライン間電流は、(V1b−V2b)/R34の電
流値が過渡的に流れる。
【0030】同図(c)に示すように、コード列Dのリ
セット期間に、ダイナミック動作ライン9の電位は、ハ
イレベルである電源ラインの電位VCCとなる。ディス
チャージ動作ライン12の電位は、ローレベルであるグ
ランド電位となる。両ライン間が高インピーダンスとな
るので、ライン間電流は流れない。
セット期間に、ダイナミック動作ライン9の電位は、ハ
イレベルである電源ラインの電位VCCとなる。ディス
チャージ動作ライン12の電位は、ローレベルであるグ
ランド電位となる。両ライン間が高インピーダンスとな
るので、ライン間電流は流れない。
【0031】同図(d)に示すように、コード列Dのコ
ード出力期間に、ダイナミック動作ライン9の電位は、
ハイレベルである電源ラインの電位VCCとなる。ディ
スチャージ動作ライン12の電位は、ローレベルである
グランド電位となる。両ライン間が高インピーダンスと
なるので、ライン間電流は流れない。
ード出力期間に、ダイナミック動作ライン9の電位は、
ハイレベルである電源ラインの電位VCCとなる。ディ
スチャージ動作ライン12の電位は、ローレベルである
グランド電位となる。両ライン間が高インピーダンスと
なるので、ライン間電流は流れない。
【0032】上記実施形態例によれば、ダイナミック動
作ライン及びディスチャージ動作ラインが高インピーダ
ンスとならないので、ノイズによる誤動作を抑えること
ができる。
作ライン及びディスチャージ動作ラインが高インピーダ
ンスとならないので、ノイズによる誤動作を抑えること
ができる。
【0033】図4(a)及び(b)は、本発明の第2実
施形態例のエンコーダマトリックス回路の回路図であ
り、同図(c)は、タイムチャートである。本実施形態
例のエンコーダマトリックス回路では、リセット期間の
ディスチャージ動作ラインがグランドラインと導通する
条件が、ダイナミック動作ラインの電位に基づく論理で
はなくスイッチ制御信号に基づく論理である点におい
て、先の実施形態例とは異なる。
施形態例のエンコーダマトリックス回路の回路図であ
り、同図(c)は、タイムチャートである。本実施形態
例のエンコーダマトリックス回路では、リセット期間の
ディスチャージ動作ラインがグランドラインと導通する
条件が、ダイナミック動作ラインの電位に基づく論理で
はなくスイッチ制御信号に基づく論理である点におい
て、先の実施形態例とは異なる。
【0034】同図(a)に示すように、マトリックス部
103は、ディスチャージ動作ライン電位保持回路50
〜52を有する。同図(b)に示すように、ディスチャ
ージ動作ライン電位保持回路50は、4入力NORゲー
ト56、及び、nチャネル型トランジスタ53で構成さ
れる。4入力NORゲート56は、第1入力にスイッチ
制御信号22を、第2入力にスイッチ制御信号24を、
第3入力にスイッチ制御信号26を、第4入力にスイッ
チ制御信号28を入力する。nチャネル型トランジスタ
53は、ゲートが4入力NORゲート56の出力に接続
され、ディスチャージ動作ライン11とグランドライン
との間に接続される。ディスチャージ動作ライン電位保
持回路51は、4入力NORゲート57、及び、nチャ
ネル型トランジスタ54で構成される。4入力NORゲ
ート57は、第1入力にスイッチ制御信号23が、第2
入力にスイッチ制御信号24が、第3入力にスイッチ制
御信号27が、第4入力にスイッチ制御信号28が入力
する。nチャネル型トランジスタ54は、ゲートが4入
力NORゲート57の出力に接続され、ディスチャージ
動作ライン12とグランドラインとの間に接続される。
ディスチャージ動作ライン電位保持回路52は、4入力
NORゲート58、及び、nチャネル型トランジスタ5
5で構成される。4入力NORゲート58は、第1入力
にスイッチ制御信号25が、第2入力にスイッチ制御信
号26が、第3入力にスイッチ制御信号27が、第4入
力にスイッチ制御信号28が入力する。nチャネル型ト
ランジスタ55は、ゲートが4入力NORゲート58の
出力に接続され、ディスチャージ動作ライン13とグラ
ンドラインとの間に接続される。
103は、ディスチャージ動作ライン電位保持回路50
〜52を有する。同図(b)に示すように、ディスチャ
ージ動作ライン電位保持回路50は、4入力NORゲー
ト56、及び、nチャネル型トランジスタ53で構成さ
れる。4入力NORゲート56は、第1入力にスイッチ
制御信号22を、第2入力にスイッチ制御信号24を、
第3入力にスイッチ制御信号26を、第4入力にスイッ
チ制御信号28を入力する。nチャネル型トランジスタ
53は、ゲートが4入力NORゲート56の出力に接続
され、ディスチャージ動作ライン11とグランドライン
との間に接続される。ディスチャージ動作ライン電位保
持回路51は、4入力NORゲート57、及び、nチャ
ネル型トランジスタ54で構成される。4入力NORゲ
ート57は、第1入力にスイッチ制御信号23が、第2
入力にスイッチ制御信号24が、第3入力にスイッチ制
御信号27が、第4入力にスイッチ制御信号28が入力
する。nチャネル型トランジスタ54は、ゲートが4入
力NORゲート57の出力に接続され、ディスチャージ
動作ライン12とグランドラインとの間に接続される。
ディスチャージ動作ライン電位保持回路52は、4入力
NORゲート58、及び、nチャネル型トランジスタ5
5で構成される。4入力NORゲート58は、第1入力
にスイッチ制御信号25が、第2入力にスイッチ制御信
号26が、第3入力にスイッチ制御信号27が、第4入
力にスイッチ制御信号28が入力する。nチャネル型ト
ランジスタ55は、ゲートが4入力NORゲート58の
出力に接続され、ディスチャージ動作ライン13とグラ
ンドラインとの間に接続される。
【0035】図4と図5を参照して、ダイナミック動作
ライン9及びディスチャージ動作ライン12の電位レベ
ルの変化について説明する。図5(a)〜(d)は、夫
々、図4(c)に例示した条件下にあるダイナミック動
作ライン9の動作を示している。
ライン9及びディスチャージ動作ライン12の電位レベ
ルの変化について説明する。図5(a)〜(d)は、夫
々、図4(c)に例示した条件下にあるダイナミック動
作ライン9の動作を示している。
【0036】図5(a)に示すように、コード列Eのリ
セット期間に、ダイナミック動作ライン9及びディスチ
ャージ動作ライン12の電位は、ハイレベルである電源
ラインの電位VCCになる。両ライン間が同電位となる
ので、ライン間電流は流れない。
セット期間に、ダイナミック動作ライン9及びディスチ
ャージ動作ライン12の電位は、ハイレベルである電源
ラインの電位VCCになる。両ライン間が同電位となる
ので、ライン間電流は流れない。
【0037】同図(b)に示すように、コード列Eのコ
ード出力期間に、ダイナミック動作ライン9の電位V1
bは、(R34+R6)×VCC/(R45+R34+
R6)であり、R45の抵抗分はR34とR6との直列
抵抗分より大きいので、インバータ42のしきい値電圧
より低いローレベルになる。更に、ダイナミック動作ラ
イン9の電位V1bは、pチャネル型トランジスタ45
がオフしオン抵抗R45の値が増加するので、グランド
電位に近づいていく。ディスチャージ動作ライン12の
電位V2bは、R6×VCC/(R45+R34+R
6)であり、ダイナミック動作ライン9と同様の理由
で、グランド電位に近づいていく。ライン間電流は、
(V1b−V2b)/R34の電流値が過渡的に流れ
る。
ード出力期間に、ダイナミック動作ライン9の電位V1
bは、(R34+R6)×VCC/(R45+R34+
R6)であり、R45の抵抗分はR34とR6との直列
抵抗分より大きいので、インバータ42のしきい値電圧
より低いローレベルになる。更に、ダイナミック動作ラ
イン9の電位V1bは、pチャネル型トランジスタ45
がオフしオン抵抗R45の値が増加するので、グランド
電位に近づいていく。ディスチャージ動作ライン12の
電位V2bは、R6×VCC/(R45+R34+R
6)であり、ダイナミック動作ライン9と同様の理由
で、グランド電位に近づいていく。ライン間電流は、
(V1b−V2b)/R34の電流値が過渡的に流れ
る。
【0038】同図(c)及び(d)に示すコード列Dに
おける状態は、図2(c)及び(d)に示すコード列D
における状態と、同様な結果になる。コード出力期間及
びリセット期間に、ダイナミック動作ライン9の電位
は、電源ラインの電位VCCとなる。ディスチャージ動
作ライン12の電位は、グランド電位となる。両ライン
間が高インピーダンスとなるので、ライン間電流は流れ
ない。
おける状態は、図2(c)及び(d)に示すコード列D
における状態と、同様な結果になる。コード出力期間及
びリセット期間に、ダイナミック動作ライン9の電位
は、電源ラインの電位VCCとなる。ディスチャージ動
作ライン12の電位は、グランド電位となる。両ライン
間が高インピーダンスとなるので、ライン間電流は流れ
ない。
【0039】上記実施形態例によれば、ダイナミック動
作ラインと導通するディスチャージ動作ラインは、リセ
ット期間の際にグランドラインと導通しない論理を採用
することで、ノイズによる誤動作を抑え且つ消費電力を
少なくすることできる。
作ラインと導通するディスチャージ動作ラインは、リセ
ット期間の際にグランドラインと導通しない論理を採用
することで、ノイズによる誤動作を抑え且つ消費電力を
少なくすることできる。
【0040】なお、本発明のエンコーダマトリックス回
路の実施形態例では、8進コード列を取り扱う場合だけ
を説明したが、それ以外の2n進コード列を取り扱う場
合についても容易に適用することが可能である。
路の実施形態例では、8進コード列を取り扱う場合だけ
を説明したが、それ以外の2n進コード列を取り扱う場
合についても容易に適用することが可能である。
【0041】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明のエンコーダマトリックス回
路は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるものでな
く、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施
したエンコーダマトリックス回路も、本発明の範囲に含
まれる。
づいて説明したが、本発明のエンコーダマトリックス回
路は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるものでな
く、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施
したエンコーダマトリックス回路も、本発明の範囲に含
まれる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエンコー
ダマトリックス回路では、回路の消費電力が少なくノイ
ズ対策がなされたエンコーダマトリックス回路を提供で
きるので、ADコンバータ等への利用が容易になる。
ダマトリックス回路では、回路の消費電力が少なくノイ
ズ対策がなされたエンコーダマトリックス回路を提供で
きるので、ADコンバータ等への利用が容易になる。
【図1】(a)及び(b)は、本発明の第1実施形態例
のエンコーダマトリックス回路の回路図及びタイムチャ
ートである。
のエンコーダマトリックス回路の回路図及びタイムチャ
ートである。
【図2】(a)〜(d)は、夫々、図1(b)に例示し
た条件下にあるダイナミック動作ライン9の動作を示し
ている。
た条件下にあるダイナミック動作ライン9の動作を示し
ている。
【図3】各コード列の対応を示す表である。
【図4】(a)及び(b)は、本発明の第2実施形態例
のエンコーダマトリックス回路の回路図であり、同図
(c)は、タイムチャートである。
のエンコーダマトリックス回路の回路図であり、同図
(c)は、タイムチャートである。
【図5】(a)〜(d)は、夫々、図4(c)に例示し
た条件下にあるダイナミック動作ライン9の動作を示し
ている。
た条件下にあるダイナミック動作ライン9の動作を示し
ている。
【図6】(a)及び(b)は、第1従来例のエンコーダ
マトリックス回路の回路図及びタイムチャートである。
マトリックス回路の回路図及びタイムチャートである。
【図7】(a)〜(d)は、夫々、図6(b)に例示し
た条件下にあるダイナミック動作ライン9の動作を示し
ている。
た条件下にあるダイナミック動作ライン9の動作を示し
ている。
【図8】(a)及び(b)は、高インピーダンス状態と
なるラインを有しない第2従来例のエンコーダマトリッ
クス回路の回路図及びタイムチャートである。
なるラインを有しない第2従来例のエンコーダマトリッ
クス回路の回路図及びタイムチャートである。
【図9】(a)及び(b)は、図8(b)に例示した条
件下にあるダイナミック動作ライン9の動作を示してい
る。
件下にあるダイナミック動作ライン9の動作を示してい
る。
1 コード変換制御信号 22〜28 スイッチ制御信号 14〜20 温度計型コード信号 D0〜D2 バイナリーコード信号 8〜10 ダイナミック動作ライン 11〜13 ディスチャージ動作ライン 2〜4,29〜40,47〜49,53〜55 nチャ
ネル型トランジスタ 5〜7,44〜46 pチャネル型トランジスタ 41〜43,61〜66 インバータ 71〜77 3入力ANDゲート 50〜52 ディスチャージ動作ライン電位保持回路 56〜58 4入力NORゲート 101 コレクション部 102〜105 マトリックス部
ネル型トランジスタ 5〜7,44〜46 pチャネル型トランジスタ 41〜43,61〜66 インバータ 71〜77 3入力ANDゲート 50〜52 ディスチャージ動作ライン電位保持回路 56〜58 4入力NORゲート 101 コレクション部 102〜105 マトリックス部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 7/16 H03K 17/00 H03M 1/12
Claims (4)
- 【請求項1】 温度計コード列が入力し2n進コード列
を出力するコレクション部と、前記2n進コード列が入
力しnビットバイナリコードを出力するマトリックス部
とを有し、前記マトリックス部が、前記コレクション部
の出力ビット数に対応する数の入力ラインと、前記バイ
ナリコードのビット数に対応する数のダイナミック動作
ライン及びディスチャージ動作ラインの対と、対応する
前記入力ラインがゲートに入力し、対応する前記ダイナ
ミック動作ラインと前記ディスチャージ動作ラインとを
導通させる複数の第1トランジスタと、前記ダイナミッ
ク動作ラインに対応して配設され、対応するダイナミッ
ク動作ラインが入力に接続されるインバータとを備え、
前記ダイナミック動作ラインが第1の電源に接続され且
つ前記2n進コード列の入力に対応して前記第1トラン
ジスタが前記ダイナミック動作ラインと対応するディス
チャージ動作ラインとを導通させるリセット期間と、前
記ディスチャージ動作ラインが第2の電源に接続され且
つ前記2n進コード列の入力に対応して前記第1トラン
ジスタが前記ダイナミック動作ラインと対応するディス
チャージ動作ラインとを導通させるコード出力期間とを
有し、前記インバータの出力から前記nビットバイナリ
コードを出力する型式のエンコーダマトリックス回路に
おいて、 各ダイナミック動作ライン及びディスチャージ動作ライ
ンの対に対応して配設され、ゲートが対応するダイナミ
ック動作ラインに、ソースが前記第2の電源に、ドレイ
ンが対応するディスチャージ動作ラインに夫々接続され
る第2トランジスタを備えることを特徴とするエンコー
ダマトリックス回路。 - 【請求項2】 前記インバータに対応して配設され、ゲ
ートが該インバータの出力に、ソースが前記第1の電源
に、ドレインが前記インバータの入力に夫々接続される
第3トランジスタを更に備える、請求項1に記載のエン
コーダマトリックス回路。 - 【請求項3】 温度計コード列が入力し2n進コード列
を出力するコレクション部と、前記2n進コード列が入
力しnビットバイナリコードを出力するマトリックス部
とを有し、前記マトリックス部が、前記コレクション部
の出力ビット数に対応する数の入力ラインと、前記バイ
ナリコードのビット数に対応する数のダイナミック動作
ライン及びディスチャージ動作ラインの対と、対応する
前記入力ラインがゲートに入力し、対応する前記ダイナ
ミック動作ラインと前記ディスチャージ動作ラインとを
導通させる複数の第1トランジスタと、前記ダイナミッ
ク動作ラインに対応して配設され、対応するダイナミッ
ク動作ラインが入力に接続されるインバータとを備え、
前記ダイナミック動作ラインが第1の電源に接続され且
つ前記2n進コード列の入力に対応して前記第1トラン
ジスタが前記ダイナミック動作ラインと対応するディス
チャージ動作ラインとを導通させるリセット期間と、前
記ディスチャージラインが第2の電源に接続され且つ前
記2n進コード列の入力に対応して前記第1トランジス
タが前記ダイナミック動作ラインと対応するディスチャ
ージ動作ラインとを導通させるコード出力期間とを有
し、前記インバータの出力から前記nビットバイナリコ
ードを出力する型式のエンコーダマトリックス回路にお
いて、 前記ディスチャージ動作ラインに対応して配設され、前
記2n進コード列の入力に応答し、前記ダイナミック動
作ラインと導通しない前記ディスチャージ動作ラインを
選択的に前記第2の電源に導通する電位保持回路を備え
ることを特徴とするエンコーダマトリックス回路。 - 【請求項4】 前記インバータに対応して配設され、ゲ
ートが該インバータの出力に、ソースが前記第1の電源
に、ドレインが前記インバータの入力に夫々接続される
第3トランジスタを更に備える、請求項3に記載のエン
コーダマトリックス回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20431699A JP3358722B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | エンコーダマトリックス回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20431699A JP3358722B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | エンコーダマトリックス回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001036411A JP2001036411A (ja) | 2001-02-09 |
| JP3358722B2 true JP3358722B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=16488472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20431699A Expired - Fee Related JP3358722B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | エンコーダマトリックス回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3358722B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4842989B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2011-12-21 | 株式会社アドバンテスト | プライオリティエンコーダならびにそれを利用した時間デジタル変換器、試験装置 |
-
1999
- 1999-07-19 JP JP20431699A patent/JP3358722B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001036411A (ja) | 2001-02-09 |
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