JP3360053B2 - 移動通信端末 - Google Patents
移動通信端末Info
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- communication terminal
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. Transmission Power Control [TPC] or power classes
- H04W52/04—Transmission power control [TPC]
- H04W52/30—Transmission power control [TPC] using constraints in the total amount of available transmission power
- H04W52/36—Transmission power control [TPC] using constraints in the total amount of available transmission power with a discrete range or set of values, e.g. step size, ramping or offsets
- H04W52/362—Aspects of the step size
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. Transmission Power Control [TPC] or power classes
- H04W52/04—Transmission power control [TPC]
- H04W52/06—TPC algorithms
- H04W52/08—Closed loop power control
-
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- H04W52/04—Transmission power control [TPC]
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- H04W52/36—Transmission power control [TPC] using constraints in the total amount of available transmission power with a discrete range or set of values, e.g. step size, ramping or offsets
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04W52/04—Transmission power control [TPC]
- H04W52/54—Signalisation aspects of the TPC commands, e.g. frame structure
- H04W52/58—Format of the TPC bits
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/02—Terminal devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Transmitters (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(符号分
割多元接続)方式による移動通信システムにおける送信
電力制御に関し、特に閉ループ送信電力制御に関する。
割多元接続)方式による移動通信システムにおける送信
電力制御に関し、特に閉ループ送信電力制御に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子通信技術の進展に伴い、自動
車電話、携帯電話等の移動通信システムが急速に普及し
てきており、移動通信方式もTDMA(時分割多元接
続)方式からCDMA(符号分割多元接続)方式に移行
している。
車電話、携帯電話等の移動通信システムが急速に普及し
てきており、移動通信方式もTDMA(時分割多元接
続)方式からCDMA(符号分割多元接続)方式に移行
している。
【0003】このCDMA方式のセルラー移動通信シス
テムは、一般的に次のような利点を持っている。 混信、妨害などの干渉に対する耐久性が強い。 電力スペクトラム密度が低いので他へ与える干渉が少
ない。 電力スペクトラム密度が低いので秘匿性に優れる。 拡散符号による秘話性に優れる。 異なる拡散符号を用いることにより多元接続が可能。 過負荷通信が可能。
テムは、一般的に次のような利点を持っている。 混信、妨害などの干渉に対する耐久性が強い。 電力スペクトラム密度が低いので他へ与える干渉が少
ない。 電力スペクトラム密度が低いので秘匿性に優れる。 拡散符号による秘話性に優れる。 異なる拡散符号を用いることにより多元接続が可能。 過負荷通信が可能。
【0004】しかし、このような利点と同時に問題点も
存在しており、そのなかに遠近問題がある。遠近問題と
は、基地局と遠方の希望移動通信端末との通信中におい
て基地局近傍の他の干渉移動通信端末が通信中の希望移
動通信端末に対して大きな妨害を与える現象である。こ
れはCDMAに限ったことではなく、従来の移動通信シ
ステムでもチャネル間干渉(同一チャネル干渉/隣接チ
ャネル干渉)として知られているものであるが、CDM
Aでは多数の移動通信端末が同一周波数を共用するため
特に問題になる。
存在しており、そのなかに遠近問題がある。遠近問題と
は、基地局と遠方の希望移動通信端末との通信中におい
て基地局近傍の他の干渉移動通信端末が通信中の希望移
動通信端末に対して大きな妨害を与える現象である。こ
れはCDMAに限ったことではなく、従来の移動通信シ
ステムでもチャネル間干渉(同一チャネル干渉/隣接チ
ャネル干渉)として知られているものであるが、CDM
Aでは多数の移動通信端末が同一周波数を共用するため
特に問題になる。
【0005】このような遠近問題を解決するために、C
DMA方式の移動通信システムには干渉量を減らすため
の各種送信電力制御手段を有している。送信電力制御手
段には、基地局から移動通信端末へのフォワードリンク
送信電力制御手段および移動通信端末から基地局へのリ
バースリンク送信電力制御手段があり、CDMAで重要
となるのは遠近問題の影響が大きいリバースリンク送信
電力制御手段である。このリバースリンク送信電力制御
手段は、基地局において全ての移動通信端末からの受信
電力が等しくなるように移動通信端末の送信電力制御を
するもので、これにはオープンループ(開ループ)送信
電力制御手段およびクローズドループ(閉ループ)送信
電力制御手段がある。
DMA方式の移動通信システムには干渉量を減らすため
の各種送信電力制御手段を有している。送信電力制御手
段には、基地局から移動通信端末へのフォワードリンク
送信電力制御手段および移動通信端末から基地局へのリ
バースリンク送信電力制御手段があり、CDMAで重要
となるのは遠近問題の影響が大きいリバースリンク送信
電力制御手段である。このリバースリンク送信電力制御
手段は、基地局において全ての移動通信端末からの受信
電力が等しくなるように移動通信端末の送信電力制御を
するもので、これにはオープンループ(開ループ)送信
電力制御手段およびクローズドループ(閉ループ)送信
電力制御手段がある。
【0006】開ループ送信電力制御手段における受信電
力測定は移動通信端末の受信部で行われ、各移動通信端
末は基地局から全ての移動通信端末に向けて送信(ブロ
ードキャスト)される情報信号の受信電力を常に監視
し、その受信電力を基に自局と基地局間の伝搬損失を推
定する。そして推定された伝搬損失から移動通信端末の
送信電力を決定する。
力測定は移動通信端末の受信部で行われ、各移動通信端
末は基地局から全ての移動通信端末に向けて送信(ブロ
ードキャスト)される情報信号の受信電力を常に監視
し、その受信電力を基に自局と基地局間の伝搬損失を推
定する。そして推定された伝搬損失から移動通信端末の
送信電力を決定する。
【0007】閉ループ送信電力制御手段における受信電
力測定は基地局の受信部で行われ、基地局は移動通信端
末から開ループ送信電力制御の下で送られてきた信号に
対し、その受信電力が規定のしきい値より大きければ送
信電力を下げるように移動通信端末に対して指示を出
し、またその受信電力が規定のしきい値より小さければ
送信電力を上げるように移動通信端末に対して指示を出
す。
力測定は基地局の受信部で行われ、基地局は移動通信端
末から開ループ送信電力制御の下で送られてきた信号に
対し、その受信電力が規定のしきい値より大きければ送
信電力を下げるように移動通信端末に対して指示を出
し、またその受信電力が規定のしきい値より小さければ
送信電力を上げるように移動通信端末に対して指示を出
す。
【0008】この開ループ送信電力制御手段は推定され
た伝搬損失を基に行われるため、推定誤差あるいは推定
から制御までの間に変動する伝搬損失を補正することが
難しく、きめ細かな送信電力制御は困難である。これに
対して閉ループ送信電力制御手段では移動通信端末から
送られてきた信号に対し基地局主導で制御が行われるた
め、精度の高い送信電力制御が可能である。
た伝搬損失を基に行われるため、推定誤差あるいは推定
から制御までの間に変動する伝搬損失を補正することが
難しく、きめ細かな送信電力制御は困難である。これに
対して閉ループ送信電力制御手段では移動通信端末から
送られてきた信号に対し基地局主導で制御が行われるた
め、精度の高い送信電力制御が可能である。
【0009】このような移動通信端末から基地局へのリ
バースリンクにおける閉ループ送信電力制御手段は、例
えばTIA/EIA(Telecmmunication Industry Assci
ation/Electonic Industry Assciation)のIS−95
A規格では、基地局から1.25ms毎に移動通信端末に
対して送信電力制御指示を行う送信電力制御ビットの送
信を行い、移動通信端末はこの送信電力制御ビットを受
信し、ビット数値に従って移動通信端末送信電力を1dB
ステップで上昇または下降の制御を行っている。また同
じくTIA/EIAのIS−95B規格では基地局から
の制御ステップ変更指令により、この移動通信端末送信
電力制御ステップ幅を1dBステップまたは0.5dBステ
ップまたは0.25dBステップの3段階に変化させるこ
とができる。
バースリンクにおける閉ループ送信電力制御手段は、例
えばTIA/EIA(Telecmmunication Industry Assci
ation/Electonic Industry Assciation)のIS−95
A規格では、基地局から1.25ms毎に移動通信端末に
対して送信電力制御指示を行う送信電力制御ビットの送
信を行い、移動通信端末はこの送信電力制御ビットを受
信し、ビット数値に従って移動通信端末送信電力を1dB
ステップで上昇または下降の制御を行っている。また同
じくTIA/EIAのIS−95B規格では基地局から
の制御ステップ変更指令により、この移動通信端末送信
電力制御ステップ幅を1dBステップまたは0.5dBステ
ップまたは0.25dBステップの3段階に変化させるこ
とができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リバースリンクにおける閉ループ送信電力制御にあって
は、次のような問題点があった。
リバースリンクにおける閉ループ送信電力制御にあって
は、次のような問題点があった。
【0011】TIA/EIAのIS−95B規格で
は、移動通信端末送信電力制御ステップ幅が3段階しか
なく、フェージングが激しい状況では送信電力制御ステ
ップ幅が不足し、無線回線品質の急激な変化に追従でき
ない。また、フェージングがほとんどない状況では送信
電力制御ステップ幅が大き過ぎて無線回線品質以上に送
信電力制御を行ってしまい、その結果不必要な電波が送
信されることになり他の通信に与える干渉量が増えるこ
とになる。
は、移動通信端末送信電力制御ステップ幅が3段階しか
なく、フェージングが激しい状況では送信電力制御ステ
ップ幅が不足し、無線回線品質の急激な変化に追従でき
ない。また、フェージングがほとんどない状況では送信
電力制御ステップ幅が大き過ぎて無線回線品質以上に送
信電力制御を行ってしまい、その結果不必要な電波が送
信されることになり他の通信に与える干渉量が増えるこ
とになる。
【0012】さらに、同じくTIA/EIAのIS−
95B規格では、基地局内に対象移動通信端末に関する
適切な送信電力制御ステップを決定する機能を設ける必
要があり、その上、一つの移動通信端末からの電波を複
数の基地局で受信するCDMA方式特有のソフトハンド
オフ機能が基地局内に設けられているため、この送信電
力制御ステップを決定する機能のアルゴリズムが複雑に
なり、基地局のハードウェア規模が大きくなってしま
う。
95B規格では、基地局内に対象移動通信端末に関する
適切な送信電力制御ステップを決定する機能を設ける必
要があり、その上、一つの移動通信端末からの電波を複
数の基地局で受信するCDMA方式特有のソフトハンド
オフ機能が基地局内に設けられているため、この送信電
力制御ステップを決定する機能のアルゴリズムが複雑に
なり、基地局のハードウェア規模が大きくなってしま
う。
【0013】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、移動通信端末の受信部に受信
電力変動測定部を設けて受信信号電力の変動の大きさと
速さを測定し、この値に応じて移動通信端末における閉
ループ送信電力制御の制御ステップを変更することで高
速でしかも細かな送信電力制御が可能になり、基地局の
ハードウェア規模を大きくすることなく無線回線品質の
向上と他の通信に与える干渉量を最小にできる閉ループ
送信電力制御方式を提供することにある。
その目的とするところは、移動通信端末の受信部に受信
電力変動測定部を設けて受信信号電力の変動の大きさと
速さを測定し、この値に応じて移動通信端末における閉
ループ送信電力制御の制御ステップを変更することで高
速でしかも細かな送信電力制御が可能になり、基地局の
ハードウェア規模を大きくすることなく無線回線品質の
向上と他の通信に与える干渉量を最小にできる閉ループ
送信電力制御方式を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の移動通信端末及び閉ループ電力制
御方式は、移動通信端末から送信される電波を基地局に
おいて受信し、当該受信電波の受信信号電力に基づいて
前記移動通信端末が送信する電波の送信電力制御を指示
する情報を前記基地局から前記移動通信端末に送信する
リバースリンクの閉ループ電力制御方式を用いたCDM
A(符号分割多元接続)移動通信システムにおいて、
(イ)前記基地局から送信される電波を受信し、当該受
信電波における受信信号電力の変動の大きさ及び変動の
速さを測定し、当該測定結果に基づいて送信電力制御の
制御ステップを決定する受信電力変動測定手段と、
(ロ)前記基地局から受信した前記移動通信端末の送信
電力の上げ下げを指示する情報と前記受信電力変動測定
手段が決定した送信電力制御の制御ステップに基づいて
送信電力を制御する送信電力制御手段とを備え、前記受
信信号電力の変動の大きさを測定する手段の回路構成
は、(イ)前記移動通信端末の受信信号を包絡線検波す
る検波器と、(ロ)前記検波器出力の包絡線検波信号の
平均値を求める平均化回路と、(ハ)前記検波器出力の
包絡線検波信号の最小値を求める最小値測定回路と、
(ニ)前記平均化回路出力の平均値と前記最小値測定回
路出力の最小値との差分値を求めることで受信信号電力
の変動の大きさを測定する最小値−平均値比較回路とを
具備させる。
めになされた本発明の移動通信端末及び閉ループ電力制
御方式は、移動通信端末から送信される電波を基地局に
おいて受信し、当該受信電波の受信信号電力に基づいて
前記移動通信端末が送信する電波の送信電力制御を指示
する情報を前記基地局から前記移動通信端末に送信する
リバースリンクの閉ループ電力制御方式を用いたCDM
A(符号分割多元接続)移動通信システムにおいて、
(イ)前記基地局から送信される電波を受信し、当該受
信電波における受信信号電力の変動の大きさ及び変動の
速さを測定し、当該測定結果に基づいて送信電力制御の
制御ステップを決定する受信電力変動測定手段と、
(ロ)前記基地局から受信した前記移動通信端末の送信
電力の上げ下げを指示する情報と前記受信電力変動測定
手段が決定した送信電力制御の制御ステップに基づいて
送信電力を制御する送信電力制御手段とを備え、前記受
信信号電力の変動の大きさを測定する手段の回路構成
は、(イ)前記移動通信端末の受信信号を包絡線検波す
る検波器と、(ロ)前記検波器出力の包絡線検波信号の
平均値を求める平均化回路と、(ハ)前記検波器出力の
包絡線検波信号の最小値を求める最小値測定回路と、
(ニ)前記平均化回路出力の平均値と前記最小値測定回
路出力の最小値との差分値を求めることで受信信号電力
の変動の大きさを測定する最小値−平均値比較回路とを
具備させる。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】また、前記制御ステップを決定する手段
は、前記最小値−平均値比較回路出力の比較値に対応し
た制御ステップ値と、前記フェージングピッチ測定回路
出力の測定値に対応した制御ステップ値を合計した制御
ステップ値によって決まる手段を具備させる。
は、前記最小値−平均値比較回路出力の比較値に対応し
た制御ステップ値と、前記フェージングピッチ測定回路
出力の測定値に対応した制御ステップ値を合計した制御
ステップ値によって決まる手段を具備させる。
【0019】また、前記制御ステップを決定する手段
は、前記最小値−平均値比較回路出力の比較値に対応し
た制御ステップ値をテーブルの縦軸に割り当て、前記フ
ェージングピッチ測定回路出力の測定値に対応した制御
ステップ値をテーブルの横軸に割り当て、縦軸横軸それ
ぞれの制御ステップ値の交点に実際の制御ステップ値を
記載するテーブル形式によって決まる手段を具備させ
る。
は、前記最小値−平均値比較回路出力の比較値に対応し
た制御ステップ値をテーブルの縦軸に割り当て、前記フ
ェージングピッチ測定回路出力の測定値に対応した制御
ステップ値をテーブルの横軸に割り当て、縦軸横軸それ
ぞれの制御ステップ値の交点に実際の制御ステップ値を
記載するテーブル形式によって決まる手段を具備させ
る。
【0020】また、前記受信電力変動測定手段の回路構
成は、(イ)前記移動通信端末の受信信号を包絡線検波
する検波器と、(ロ)前記検波器出力の包絡線検波信号
をデジタル信号に変換するA/D変換器と、(ハ)前記
デジタル信号を周期的にサンプリングするサンプリング
回路と、(ニ)前記サンプルデータの分散状態を統計的
に求める分散測定回路と、(ホ)前記分散測定値が大き
くなるフェージングが激しく発生している時は送信電力
制御ステップを制御ステップ幅の中心値より大きく決定
し、前記分散測定値が小さくなるフェージングがほとん
ど発生していない時は送信電力制御ステップを制御ステ
ップ幅の中心値より小さく決定する送信電力制御ステッ
プ決定回路とを具備させる。
成は、(イ)前記移動通信端末の受信信号を包絡線検波
する検波器と、(ロ)前記検波器出力の包絡線検波信号
をデジタル信号に変換するA/D変換器と、(ハ)前記
デジタル信号を周期的にサンプリングするサンプリング
回路と、(ニ)前記サンプルデータの分散状態を統計的
に求める分散測定回路と、(ホ)前記分散測定値が大き
くなるフェージングが激しく発生している時は送信電力
制御ステップを制御ステップ幅の中心値より大きく決定
し、前記分散測定値が小さくなるフェージングがほとん
ど発生していない時は送信電力制御ステップを制御ステ
ップ幅の中心値より小さく決定する送信電力制御ステッ
プ決定回路とを具備させる。
【0021】即ち、本発明では、移動通信端末の受信部
に受信電力変動測定部を設けて受信信号電力の変動の大
きさと速さを測定し、フェージングが激しく発生してい
る状況では移動通信端末における閉ループ送信電力制御
の制御ステップを制御ステップ幅の中心値より大きくす
ることにより、無線回線の大幅な変動に追従して移動通
信端末の送信電力を大きく制御することができる。
に受信電力変動測定部を設けて受信信号電力の変動の大
きさと速さを測定し、フェージングが激しく発生してい
る状況では移動通信端末における閉ループ送信電力制御
の制御ステップを制御ステップ幅の中心値より大きくす
ることにより、無線回線の大幅な変動に追従して移動通
信端末の送信電力を大きく制御することができる。
【0022】また、フェージングがほとんど発生してい
ない状況では移動通信端末における閉ループ送信電力制
御の制御ステップを制御ステップ幅の中心値より小さく
することにより、無線回線の小幅な変動に追従して移動
通信端末の送信電力を小さく制御することができる。
ない状況では移動通信端末における閉ループ送信電力制
御の制御ステップを制御ステップ幅の中心値より小さく
することにより、無線回線の小幅な変動に追従して移動
通信端末の送信電力を小さく制御することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】(第一の実施の形態)以下に図面
を参照しつつ、本発明における第一の実施の形態を説明
する。図1は本発明における第一の実施形態の閉ループ
送信電力制御方式を備えている移動通信端末の構成を表
すブロック図である。図1に示すように、アンテナ14
は無線電波を受信し、共用器13を経由してこの受信電
波を受信部11に送る。受信部11は受信電波を受信ア
ンプ15で増幅し、増幅された受信電波を受信電力変動
測定部2の検波器8と受信部11のミキサ16に送る。
ミキサ16は無線電波の高周波信号を中間周波数信号に
変換し、変換された中間周波数信号を復調回路17に送
る。復調回路17は中間周波数信号を復調し、復調され
た受信データを出力すると共に基地局から移動通信端末
への送信電力制御を行う送信電力制御ビット21を抽出
して送信電力制御回路10に送る。
を参照しつつ、本発明における第一の実施の形態を説明
する。図1は本発明における第一の実施形態の閉ループ
送信電力制御方式を備えている移動通信端末の構成を表
すブロック図である。図1に示すように、アンテナ14
は無線電波を受信し、共用器13を経由してこの受信電
波を受信部11に送る。受信部11は受信電波を受信ア
ンプ15で増幅し、増幅された受信電波を受信電力変動
測定部2の検波器8と受信部11のミキサ16に送る。
ミキサ16は無線電波の高周波信号を中間周波数信号に
変換し、変換された中間周波数信号を復調回路17に送
る。復調回路17は中間周波数信号を復調し、復調され
た受信データを出力すると共に基地局から移動通信端末
への送信電力制御を行う送信電力制御ビット21を抽出
して送信電力制御回路10に送る。
【0024】一方、受信電力変動測定部2の検波器8は
入力された無線電波を包絡線検波し、この検波信号30
を最小値測定回路4と平均化回路5とフェージングピッ
チ測定回路6に送る。最小値測定回路4はある一定時間
内における包絡線検波出力信号30の最も小さくなった
値を保持しておき、適時この最小値32を最小値−平均
値比較回路3に送る。平均化回路5はある一定時間内に
おける包絡線検波出力信号30の平均値を計算し、この
平均値31を最小値−平均値比較回路3とフェージング
ピッチ測定回路6に送る。なお、この平均化回路は一般
的なローパスフィルタを使用しても良い。
入力された無線電波を包絡線検波し、この検波信号30
を最小値測定回路4と平均化回路5とフェージングピッ
チ測定回路6に送る。最小値測定回路4はある一定時間
内における包絡線検波出力信号30の最も小さくなった
値を保持しておき、適時この最小値32を最小値−平均
値比較回路3に送る。平均化回路5はある一定時間内に
おける包絡線検波出力信号30の平均値を計算し、この
平均値31を最小値−平均値比較回路3とフェージング
ピッチ測定回路6に送る。なお、この平均化回路は一般
的なローパスフィルタを使用しても良い。
【0025】最小値−平均値比較回路3は平均化回路5
から入力された平均値31と最小値測定回路4から入力
された最小値32との差を計算し、この差分値33を送
信電力制御ステップ決定回路7へ送る。また、フェージ
ングピッチ測定回路6はタイマ9からの一定時間間隔に
出力されるトリガ信号で区切られた時間内において検波
器8からの包絡線検波信号30が平均化回路5からの平
均値レベル31を基に設定されたしきい値より低い値に
なる回数をカウントし、このカウント値41を送信電力
制御ステップ決定回路7へ送る。
から入力された平均値31と最小値測定回路4から入力
された最小値32との差を計算し、この差分値33を送
信電力制御ステップ決定回路7へ送る。また、フェージ
ングピッチ測定回路6はタイマ9からの一定時間間隔に
出力されるトリガ信号で区切られた時間内において検波
器8からの包絡線検波信号30が平均化回路5からの平
均値レベル31を基に設定されたしきい値より低い値に
なる回数をカウントし、このカウント値41を送信電力
制御ステップ決定回路7へ送る。
【0026】送信電力制御ステップ決定回路7はタイマ
9からの一定時間間隔に出力されるトリガ信号で区切ら
れた時間内において最小値−平均値比較回路3からの差
分値33と、フェージングピッチ測定回路6からのカウ
ント値41を基に送信電力制御ステップ値を決定し、こ
の決定値を送信電力制御回路10に設定する。
9からの一定時間間隔に出力されるトリガ信号で区切ら
れた時間内において最小値−平均値比較回路3からの差
分値33と、フェージングピッチ測定回路6からのカウ
ント値41を基に送信電力制御ステップ値を決定し、こ
の決定値を送信電力制御回路10に設定する。
【0027】送信電力制御回路10は受信部11の復調
回路17からの送信電力制御ビット21と送信電力制御
ステップ決定回路7からの送信電力制御ステップ値を基
に送信電力制御量を算出し、この制御量を送信部12の
減衰器19に送り、減衰量を制御することで送信部12
の送信出力を最適にコントロールしている。
回路17からの送信電力制御ビット21と送信電力制御
ステップ決定回路7からの送信電力制御ステップ値を基
に送信電力制御量を算出し、この制御量を送信部12の
減衰器19に送り、減衰量を制御することで送信部12
の送信出力を最適にコントロールしている。
【0028】図2は本発明の受信電力変動測定部2の最
小値測定回路4を表す回路例である。図2に示すよう
に、抵抗RとダイオードDとコンデンサCで構成された
回路の入力端子に検波器8の出力である包絡線信号30
が加えられ、コンデンサCの両端から出力信号が取り出
され、この最小値測定回路出力信号32は最小値−平均
値比較回路3に送られる。
小値測定回路4を表す回路例である。図2に示すよう
に、抵抗RとダイオードDとコンデンサCで構成された
回路の入力端子に検波器8の出力である包絡線信号30
が加えられ、コンデンサCの両端から出力信号が取り出
され、この最小値測定回路出力信号32は最小値−平均
値比較回路3に送られる。
【0029】図3は本発明の受信電力変動測定部2の検
波器8と、最小値測定回路4と、平均化回路5と、最小
値−平均値比較回路3の関係を表す動作概念図である。
図3に示すように、この図の縦軸は受信レベルを表し、
横軸は時間tを表している。検波器8からの包絡線検波
出力信号30における一定時間の平均を取ったものが平
均値31であり、検波器8からの包絡線検波出力信号3
0における最小値を取ったものが最小値測定回路出力信
号32となる。なお、この最小値測定回路出力信号32
は最小値測定回路のコンデンサ放電特性により多少傾い
た値になる。
波器8と、最小値測定回路4と、平均化回路5と、最小
値−平均値比較回路3の関係を表す動作概念図である。
図3に示すように、この図の縦軸は受信レベルを表し、
横軸は時間tを表している。検波器8からの包絡線検波
出力信号30における一定時間の平均を取ったものが平
均値31であり、検波器8からの包絡線検波出力信号3
0における最小値を取ったものが最小値測定回路出力信
号32となる。なお、この最小値測定回路出力信号32
は最小値測定回路のコンデンサ放電特性により多少傾い
た値になる。
【0030】この平均値と最小値は最小値−平均値比較
回路3に送られ、最小値−平均値比較回路3において平
均値31と最小値32の差分値が計算され、最小値−平
均値比較回路出力33となる。そしてこの値は送信電力
制御ステップ決定回路7に送られ、二つある送信電力制
御ステップ決定要因の一つになる。
回路3に送られ、最小値−平均値比較回路3において平
均値31と最小値32の差分値が計算され、最小値−平
均値比較回路出力33となる。そしてこの値は送信電力
制御ステップ決定回路7に送られ、二つある送信電力制
御ステップ決定要因の一つになる。
【0031】図4は本発明の受信電力変動測定部2の検
波器8と、平均化回路5と、フェージングピッチ測定回
路6の関係を表す動作概念図である。図4に示すよう
に、この図の縦軸は受信レベルを表し、横軸は時間tを
表している。検波器8からの包絡線検波出力信号30に
おける一定時間の平均を取ったものが平均値31であ
り、フェージングピッチ測定回路6に検波器8からの包
絡線検波出力信号30とこの平均値31が入力される。
フェージングピッチ測定回路6では平均値31から計算
されたしきい値40と包絡線検波出力信号30が比較さ
れ、包絡線検波出力信号30がしきい値40以下になる
回数をタイマ9からのトリガ間隔の一定時間だけカウン
トして、このカウント値をフェージングピッチ測定回路
出力41とする。そしてこの値は送信電力制御ステップ
決定回路7に送られ、二つある送信電力制御ステップ決
定要因の残りの一つになる。
波器8と、平均化回路5と、フェージングピッチ測定回
路6の関係を表す動作概念図である。図4に示すよう
に、この図の縦軸は受信レベルを表し、横軸は時間tを
表している。検波器8からの包絡線検波出力信号30に
おける一定時間の平均を取ったものが平均値31であ
り、フェージングピッチ測定回路6に検波器8からの包
絡線検波出力信号30とこの平均値31が入力される。
フェージングピッチ測定回路6では平均値31から計算
されたしきい値40と包絡線検波出力信号30が比較さ
れ、包絡線検波出力信号30がしきい値40以下になる
回数をタイマ9からのトリガ間隔の一定時間だけカウン
トして、このカウント値をフェージングピッチ測定回路
出力41とする。そしてこの値は送信電力制御ステップ
決定回路7に送られ、二つある送信電力制御ステップ決
定要因の残りの一つになる。
【0032】図5は本発明のフェージングピッチ測定回
路6の動作フローチャート図であり、図4の概念図と共
に参照して説明する。図4、図5に示すように、まず内
部のカウンタの値を初期化してゼロクリアする(ステッ
プA1)。次に平均化回路5の出力である平均値31に
対して一定のレベルだけ低い値を計算してしきい値40
とし、このしきい値40と検波器8の出力である包絡線
検波出力信号30を比較し(ステップA2)、包絡線検
波出力信号30の値がしきい値より低くなった時に内部
のカウンタに1を加える(ステップA3)。
路6の動作フローチャート図であり、図4の概念図と共
に参照して説明する。図4、図5に示すように、まず内
部のカウンタの値を初期化してゼロクリアする(ステッ
プA1)。次に平均化回路5の出力である平均値31に
対して一定のレベルだけ低い値を計算してしきい値40
とし、このしきい値40と検波器8の出力である包絡線
検波出力信号30を比較し(ステップA2)、包絡線検
波出力信号30の値がしきい値より低くなった時に内部
のカウンタに1を加える(ステップA3)。
【0033】一方、包絡線検波出力信号30の値がしき
い値より高い場合は次のステップへ行き、タイマ9から
の一定時間間隔に出力されるトリガ信号があるかどうか
を調べ(ステップA4)、トリガ信号がない場合はステ
ップA2へ戻り、しきい値40と検波器8の出力である
包絡線検波出力信号30の比較処理を繰り返す。
い値より高い場合は次のステップへ行き、タイマ9から
の一定時間間隔に出力されるトリガ信号があるかどうか
を調べ(ステップA4)、トリガ信号がない場合はステ
ップA2へ戻り、しきい値40と検波器8の出力である
包絡線検波出力信号30の比較処理を繰り返す。
【0034】タイマ9からの一定時間間隔に出力される
トリガ信号があると上記ループフローチャートを終了
し、内部のカウンタに蓄積した値をフェージングピッチ
測定回路6の出力とする(ステップA5)。その後、こ
のカウンタ値を送信電力制御ステップ決定回路7に送
り、ステップA1へ戻る。
トリガ信号があると上記ループフローチャートを終了
し、内部のカウンタに蓄積した値をフェージングピッチ
測定回路6の出力とする(ステップA5)。その後、こ
のカウンタ値を送信電力制御ステップ決定回路7に送
り、ステップA1へ戻る。
【0035】図6は本発明の送信電力制御ステップ決定
回路7の動作フローチャート図である。図6に示すよう
に、まずタイマ9からの一定時間間隔に出力されるトリ
ガ信号があるかどうかを調べ(ステップB1)、トリガ
信号が出力されるまでこの処理を繰り返す。
回路7の動作フローチャート図である。図6に示すよう
に、まずタイマ9からの一定時間間隔に出力されるトリ
ガ信号があるかどうかを調べ(ステップB1)、トリガ
信号が出力されるまでこの処理を繰り返す。
【0036】トリガ信号が出力されると、フェージング
ピッチ測定回路6の測定値を取り込み(ステップB
2)、この測定値に対応した送信電力制御ステップ値a
を保持しておく(ステップB3)。次に最小値−平均値
比較回路3の比較値を取り込み(ステップB4)、この
比較値に対応した送信電力制御ステップ値bを保持して
おく(ステップB5)。
ピッチ測定回路6の測定値を取り込み(ステップB
2)、この測定値に対応した送信電力制御ステップ値a
を保持しておく(ステップB3)。次に最小値−平均値
比較回路3の比較値を取り込み(ステップB4)、この
比較値に対応した送信電力制御ステップ値bを保持して
おく(ステップB5)。
【0037】そしてこのステップ値aとステップ値bを
合計して最終送信電力制御ステップ値を決定し(ステッ
プB6)、この最終送信電力制御ステップ値を送信電力
制御回路10へ設定して(ステップB7)ステップB1
へ戻る。
合計して最終送信電力制御ステップ値を決定し(ステッ
プB6)、この最終送信電力制御ステップ値を送信電力
制御回路10へ設定して(ステップB7)ステップB1
へ戻る。
【0038】なお、このステップ値aとステップ値bを
合計する処理は単純な加算処理を行うケースや、ステッ
プ値a(フェージングピッチ測定回路6の測定値)を横
軸に取り、ステップ値b(最小値−平均値比較回路3の
比較値)を縦軸に取ったテーブル(表)を用意し、この
テーブル内に実際の制御ステップ値を記入しておくケー
スなどが考えられる。
合計する処理は単純な加算処理を行うケースや、ステッ
プ値a(フェージングピッチ測定回路6の測定値)を横
軸に取り、ステップ値b(最小値−平均値比較回路3の
比較値)を縦軸に取ったテーブル(表)を用意し、この
テーブル内に実際の制御ステップ値を記入しておくケー
スなどが考えられる。
【0039】図7は本発明のフェージングピッチ測定結
果に対応した送信電力制御ステップ値aと最小値−平均
値比較結果に対応した送信電力制御ステップ値bを処理
するテーブル図の一例である。図7に示すように、この
テーブルの横軸にはフェージングピッチ測定結果に対応
した送信電力制御ステップ値aを割り当て、縦軸には最
小値−平均値比較結果に対応した送信電力制御ステップ
値bを割り当てており、それぞれの制御ステップ値を最
小値1から最大値5までの5段階に評価している。
果に対応した送信電力制御ステップ値aと最小値−平均
値比較結果に対応した送信電力制御ステップ値bを処理
するテーブル図の一例である。図7に示すように、この
テーブルの横軸にはフェージングピッチ測定結果に対応
した送信電力制御ステップ値aを割り当て、縦軸には最
小値−平均値比較結果に対応した送信電力制御ステップ
値bを割り当てており、それぞれの制御ステップ値を最
小値1から最大値5までの5段階に評価している。
【0040】そして、横軸縦軸それぞれの制御ステップ
値の交点に実際の制御ステップ値を記載しており、制御
ステップ値は0.1dBから2.0dBの範囲に分布してい
る。なお、この実際の制御ステップ値を確定するために
は、実験等で最適値を見つける必要があるが、大体の傾
向はこの図7に示すとおりである。
値の交点に実際の制御ステップ値を記載しており、制御
ステップ値は0.1dBから2.0dBの範囲に分布してい
る。なお、この実際の制御ステップ値を確定するために
は、実験等で最適値を見つける必要があるが、大体の傾
向はこの図7に示すとおりである。
【0041】最後に、送信電力制御回路10では受信部
11の復調回路17からの送信電力制御ビット21を見
て、基地局が移動通信端末に対して送信電力を上げる要
求をしているか下げる要求をしているかを判断し、送信
電力制御ステップ決定回路7にて決定した制御ステップ
に応じて送信部12の減衰器19の減衰量を制御する。
なお、この送信電力制御ビット21は、このように基地
局が移動通信端末に対して送信電力を上げる要求をして
いるか下げる要求をしているかのみの情報で良く、1ビ
ットで構成可能である。
11の復調回路17からの送信電力制御ビット21を見
て、基地局が移動通信端末に対して送信電力を上げる要
求をしているか下げる要求をしているかを判断し、送信
電力制御ステップ決定回路7にて決定した制御ステップ
に応じて送信部12の減衰器19の減衰量を制御する。
なお、この送信電力制御ビット21は、このように基地
局が移動通信端末に対して送信電力を上げる要求をして
いるか下げる要求をしているかのみの情報で良く、1ビ
ットで構成可能である。
【0042】そして、送信部12では送信データを変調
器20で変調し、この変調波を減衰器19の減衰量で制
御し、この制御変調波を送信アンプ18で増幅し、共用
器13を経由してアンテナ14から放射し、移動通信端
末1の送信電力制御動作を行う。
器20で変調し、この変調波を減衰器19の減衰量で制
御し、この制御変調波を送信アンプ18で増幅し、共用
器13を経由してアンテナ14から放射し、移動通信端
末1の送信電力制御動作を行う。
【0043】このように、第一の実施形態では、移動通
信端末の受信部に受信信号電力の平均値と最小値の差分
を測定する機能と、受信信号電力の急激な落ち込み回数
(フェージングピッチ回数)を測定する機能を設けて受
信信号電力の変動の大きさと速さを測定し、この値に応
じて移動通信端末における閉ループ送信電力制御の制御
ステップを変更することで高速でしかも細かな送信電力
制御が可能になり、基地局のハードウェア規模を大きく
することなく無線回線品質の向上と他の通信に与える干
渉量を最小にできる。
信端末の受信部に受信信号電力の平均値と最小値の差分
を測定する機能と、受信信号電力の急激な落ち込み回数
(フェージングピッチ回数)を測定する機能を設けて受
信信号電力の変動の大きさと速さを測定し、この値に応
じて移動通信端末における閉ループ送信電力制御の制御
ステップを変更することで高速でしかも細かな送信電力
制御が可能になり、基地局のハードウェア規模を大きく
することなく無線回線品質の向上と他の通信に与える干
渉量を最小にできる。
【0044】(第ニの実施の形態)次に、本発明におけ
る第二の実施の形態について図面を参照しつつ、説明す
る。図8は本発明における第二の実施形態の閉ループ送
信電力制御方式を備えている移動通信端末の構成を表す
ブロック図である。図8に示すように、図1の移動通信
端末の構成を表すブロック図との相違点は、受信電力変
動測定部50の構成が大きく異なる点である。ここで
は、この受信電力変動測定部50を中心に説明し、図1
における構成並びに動作が同じとなる送信電力制御回路
10と、受信部11と、送信部12と、共用器13と、
アンテナ14は図1と同じ番号を付し、説明を省略す
る。
る第二の実施の形態について図面を参照しつつ、説明す
る。図8は本発明における第二の実施形態の閉ループ送
信電力制御方式を備えている移動通信端末の構成を表す
ブロック図である。図8に示すように、図1の移動通信
端末の構成を表すブロック図との相違点は、受信電力変
動測定部50の構成が大きく異なる点である。ここで
は、この受信電力変動測定部50を中心に説明し、図1
における構成並びに動作が同じとなる送信電力制御回路
10と、受信部11と、送信部12と、共用器13と、
アンテナ14は図1と同じ番号を付し、説明を省略す
る。
【0045】受信電力変動測定部50の検波器8は入力
された無線電波を包絡線検波し、この検波信号をA/D
変換器51に送る。A/D変換器51ではこのアナログ
信号である包絡線検波出力信号をデジタル信号に変換
し、サンプリング回路52に送る。サンプリング回路5
2ではデジタル化された包絡線検波出力信号を周期的に
サンプリングし、そのサンプルされたデータを分散測定
回路53に送る。
された無線電波を包絡線検波し、この検波信号をA/D
変換器51に送る。A/D変換器51ではこのアナログ
信号である包絡線検波出力信号をデジタル信号に変換
し、サンプリング回路52に送る。サンプリング回路5
2ではデジタル化された包絡線検波出力信号を周期的に
サンプリングし、そのサンプルされたデータを分散測定
回路53に送る。
【0046】分散測定回路53では規定された数のサン
プルデータを取り込み、そのサンプルデータの分散状態
を統計的に求め、分散測定値を送信電力制御ステップ決
定回路54に送る。送信電力制御ステップ決定回路54
ではこの分散測定値が大きい時は激しいフェージングが
発生している状況にあると判断し、送信電力制御ステッ
プを制御ステップ幅の中心値より大きい値に決定する。
また、この分散測定値が小さい時はフェージングがほと
んど発生していない状況にあると判断し、送信電力制御
ステップを制御ステップ幅の中心値より小さい値に決定
する。そしてこの決定値を送信電力制御回路10に設定
し、図1と同じように移動通信端末1の送信電力制御動
作を行う。
プルデータを取り込み、そのサンプルデータの分散状態
を統計的に求め、分散測定値を送信電力制御ステップ決
定回路54に送る。送信電力制御ステップ決定回路54
ではこの分散測定値が大きい時は激しいフェージングが
発生している状況にあると判断し、送信電力制御ステッ
プを制御ステップ幅の中心値より大きい値に決定する。
また、この分散測定値が小さい時はフェージングがほと
んど発生していない状況にあると判断し、送信電力制御
ステップを制御ステップ幅の中心値より小さい値に決定
する。そしてこの決定値を送信電力制御回路10に設定
し、図1と同じように移動通信端末1の送信電力制御動
作を行う。
【0047】このように、第ニの実施形態では、移動通
信端末の受信部に受信信号電力の分散状態を測定する機
能を設けて受信信号電力の変動の大きさと速さを測定
し、この値に応じて移動通信端末における閉ループ送信
電力制御の制御ステップを変更することで高速でしかも
細かな送信電力制御が可能になり、基地局のハードウェ
ア規模を大きくすることなく無線回線品質の向上と他の
通信に与える干渉量を最小にできる。
信端末の受信部に受信信号電力の分散状態を測定する機
能を設けて受信信号電力の変動の大きさと速さを測定
し、この値に応じて移動通信端末における閉ループ送信
電力制御の制御ステップを変更することで高速でしかも
細かな送信電力制御が可能になり、基地局のハードウェ
ア規模を大きくすることなく無線回線品質の向上と他の
通信に与える干渉量を最小にできる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、移動通信端末の受信部に受信電力変動測定部
を設けて受信信号電力の変動の大きさと速さを測定し、
フェージングが激しく発生している状況では移動通信端
末における閉ループ送信電力制御の制御ステップを制御
ステップ幅の中心値より大きくすることにより、無線回
線の大幅な変動に追従して移動通信端末の送信電力を大
きく制御することができ、この結果として無線回線品質
を向上させることができる。
によれば、移動通信端末の受信部に受信電力変動測定部
を設けて受信信号電力の変動の大きさと速さを測定し、
フェージングが激しく発生している状況では移動通信端
末における閉ループ送信電力制御の制御ステップを制御
ステップ幅の中心値より大きくすることにより、無線回
線の大幅な変動に追従して移動通信端末の送信電力を大
きく制御することができ、この結果として無線回線品質
を向上させることができる。
【0049】また、移動通信端末の受信部に受信電力変
動測定部を設けて受信信号電力の変動の大きさと速さを
測定し、フェージングがほとんど発生していない状況で
は移動通信端末における閉ループ送信電力制御の制御ス
テップを制御ステップ幅の中心値より小さくすることに
より、無線回線の小幅な変動に追従して移動通信端末の
送信電力を小さく制御することができ、この結果として
他の通信に与える干渉量を最小にすることができる。
動測定部を設けて受信信号電力の変動の大きさと速さを
測定し、フェージングがほとんど発生していない状況で
は移動通信端末における閉ループ送信電力制御の制御ス
テップを制御ステップ幅の中心値より小さくすることに
より、無線回線の小幅な変動に追従して移動通信端末の
送信電力を小さく制御することができ、この結果として
他の通信に与える干渉量を最小にすることができる。
【0050】さらに、基地局から移動通信端末に対して
送信電力制御指示を行う送信電力制御ビットには送信電
力制御幅に関する情報を入れ込む必要がなく送信電力を
上げるもしくは下げるという1ビットの情報だけでよ
く、実際の送信電力制御ステップ幅は移動通信端末側で
制御するため、基地局のハードウエア規模(装置規模)
を小さくすることができる。
送信電力制御指示を行う送信電力制御ビットには送信電
力制御幅に関する情報を入れ込む必要がなく送信電力を
上げるもしくは下げるという1ビットの情報だけでよ
く、実際の送信電力制御ステップ幅は移動通信端末側で
制御するため、基地局のハードウエア規模(装置規模)
を小さくすることができる。
【図1】本発明における第一の実施形態の閉ループ送信
電力制御方式を備えている移動通信端末の構成を表すブ
ロック図である。
電力制御方式を備えている移動通信端末の構成を表すブ
ロック図である。
【図2】本発明の受信電力変動測定部の最小値測定回路
を表す回路例である。
を表す回路例である。
【図3】本発明の受信電力変動測定部の検波器と、最小
値測定回路と、平均化回路と、最小値−平均値比較回路
の関係を表す動作概念図である。
値測定回路と、平均化回路と、最小値−平均値比較回路
の関係を表す動作概念図である。
【図4】本発明の受信電力変動測定部の検波器と、平均
化回路と、フェージングピッチ測定回路の関係を表す動
作概念図である。
化回路と、フェージングピッチ測定回路の関係を表す動
作概念図である。
【図5】本発明のフェージングピッチ測定回路の動作フ
ローチャート図である。
ローチャート図である。
【図6】本発明の送信電力制御ステップ決定回路の動作
フローチャート図である。
フローチャート図である。
【図7】本発明のフェージングピッチ測定結果に対応し
た送信電力制御ステップ値aと最小値−平均値比較結果
に対応した送信電力制御ステップ値bを処理するテーブ
ル図の一例である。
た送信電力制御ステップ値aと最小値−平均値比較結果
に対応した送信電力制御ステップ値bを処理するテーブ
ル図の一例である。
【図8】本発明における第二の実施形態の閉ループ送信
電力制御方式を備えている移動通信端末の構成を表すブ
ロック図である。
電力制御方式を備えている移動通信端末の構成を表すブ
ロック図である。
1 移動通信端末 2 第一の実施形態の受信電力変動測定部 3 最小値−平均値比較回路 4 最小値測定部 5 平均化回路 6 フェージングピッチ測定回路 7 第一の実施形態の送信電力制御ステップ決定回路 8 検波器 9 タイマ 10 送信電力制御回路 11 受信部 12 送信部 13 共用器 14 アンテナ 15 受信アンプ 16 ミキサ 17 復調回路 18 送信アンプ 19 減衰器 20 変調器 30 包絡線検波出力信号 31 平均値 32 最小値測定回路出力信号 33 最小値−平均値比較回路出力 40 しきい値 41 フェージングピッチ測定回路出力 50 第ニの実施形態の受信電力変動測定部 51 A/D変換器 52 サンプリング回路 53 分散測定回路 54 第ニの実施形態の送信電力制御ステップ決定回
路
路
Claims (4)
- 【請求項1】 移動通信端末から送信される電波を基地
局において受信し、当該受信電波の受信信号電力に基づ
いて前記移動通信端末が送信する電波の送信電力制御を
指示する情報を前記基地局から前記移動通信端末に送信
するリバースリンクの閉ループ電力制御方式を用いたC
DMA(符号分割多元接続)移動通信システムの移動通
信端末において、 前記移動通信端末は、前記基地局から送信される電波を
受信し、当該受信電波における受信信号電力の変動の大
きさ及び変動の速さを測定し、当該測定結果に基づいて
送信電力制御の制御ステップを決定する受信電力変動測
定手段と、前記基地局から受信した前記移動通信端末の
送信電力の上げ下げを指示する情報と前記受信電力変動
測定手段が決定した送信電力制御の制御ステップに基づ
いて送信電力を制御する送信電力制御手段とを備え、 前記受信信号電力の変動の大きさを測定する手段の回路
構成は、前記移動通信端末の受信信号を包絡線検波する
検波器と、前記検波器出力の包絡線検波信号の平均値を
求める平均化回路と、前記検波器出力の包絡線検波信号
の最小値を求める最小値測定回路と、前記平均化回路出
力の平均値と前記最小値測定回路出力の最小値との差分
値を求めることで受信信号電力の変動の大きさを測定す
る最小値−平均値比較回路とを有することを特徴とする
移動通信端末。 - 【請求項2】 前記制御ステップを決定する手段の回路
構成は、前記最小値−平均値比較回路出力の比較値に対
応した制御ステップ値と、フェージングピッチ測定回路
出力の測定値に対応した制御ステップ値を合計した制御
ステップ値によって決まることを特徴とする請求項1記
載の移動通信端末。 - 【請求項3】 前記制御ステップを決定する手段の回路
構成は、前記最小値−平均値比較回路出力の比較値に対
応した制御ステップ値をテーブルの縦軸に割り当て、前
記フェージングピッチ測定回路出力の測定値に対応した
制御ステップ値をテーブルの横軸に割り当て、縦軸横軸
それぞれの制御ステップ値の交点に実際の制御ステップ
値を記載するテーブル形式によって決まることを特徴と
する請求項1記載の移動通信端末。 - 【請求項4】 前記受信電力変動測定手段の回路構成
は、前記移動通信端末の受信信号を包絡線検波する検波
器と、前記検波器出力の包絡線検波信号をデジタル信号
に変換するA/D変換器と、前記デジタル信号を周期的
にサンプリングするサンプリング回路と、前記サンプル
データの分散状態を統計的に求める分散測定回路と、前
記分散測定値が大きくなるフェージングが激しく発生し
ている時は送信電力制御ステップを制御ステップ幅の中
心値より大きく決定し、前記分散測定値が小さくなるフ
ェージングがほとんど発生していない時は送信電力制御
ステップを制御ステップ幅の中心値より小さく決定する
送信電力制御ステップ決定回路とを有することを特徴と
する請求項1記載の移動通信端末。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33042599A JP3360053B2 (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | 移動通信端末 |
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