JP3360166B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
ンパクトプリンタのように、記録ヘッドによる記録の進
行に伴って記録用紙を所定方向に所要量ずつ間欠的に搬
送するための搬送手段を駆動する用紙搬送用駆動源と、
プラテンローラを回転駆動するプラテン用駆動源とを互
いに独立に有する画像記録装置に関する。
録装置においては、プラテンローラに装着された記録用
紙の記録面と記録ヘッドとの間隙が微小であるため、段
差媒体や紙ホッチキス用紙などのように部分的に紙厚の
厚い部分が存在する記録用紙の場合、記録ヘッドとプラ
テンローラとの間で記録用紙が引っ掛かり、破れてしま
うことがあった。
ラテンローラを回転させるモータとを共用し、このモー
タによりベルトを介してプラテンローラを回転させるこ
とによって、ベルトとプラテンローラとの間の滑りを利
用して記録用紙の破損を防止する構成が採用されてい
る。
合、一般的な印刷動作として記録動作と紙送り動作とが
交互に繰り返されるときに、ドットインパクトプリンタ
のように高速記録可能な画像記録装置では紙送りに与え
られる時間が極めて短いため、モータは停止してもプラ
テンローラが慣性力により停止できないことから、記録
ヘッドによる記録中にプラテンローラが回転する結果と
なり、印字品質が大幅に劣化してしまう。
ドットインパクトプリンタのように高速記録可能な画像
記録装置では、プラテンローラを回転させずに固定した
まま印刷を行う構成のものも存在した。この画像記録装
置においては、記録ヘッドとプラテンローラとの間隙を
広げることにより、記録用紙の損傷を防止している。
ドとプラテンローラとの間隙が広いことに起因する各種
の不都合が発生する。たとえば、このような構成をドッ
トインパクトプリンタに採用した場合、記録ヘッドとプ
ラテンローラとの間隙が広いことから、ヘッドピンのス
トローク量が規定値よりも大きくなり、ヘッドピンの根
元が磨耗して寿命が低下し、画像記録装置の稼働率や信
頼性が低下してしまう。
されたものであって、記録ヘッドとプラテンローラとの
間隙を広げることなく記録用紙の損傷を防止でき、しか
も慣性力によるプラテンローラの静定遅れに起因する印
字品質の劣化を防止できる画像記録装置を提供すること
を、その課題とする。
次の技術的手段を講じている。
と、プラテンローラと、記録用紙を所定方向に所要量ず
つ間欠的に搬送する搬送手段とを有する画像記録装置で
あって、搬送手段を駆動する用紙搬送用駆動源と、プラ
テンローラを回転駆動するプラテン用駆動源と、記録用
紙の所要搬送量が所定量以上であるか、あるいは記録用
紙の紙厚が所定厚以上であるきには、用紙搬送用駆動源
の作動中にプラテン用駆動源を作動させ、記録用紙の所
要搬送量が所定量未満であるか、あるいは記録用紙の紙
厚が所定厚未満であるきには、用紙搬送用駆動源の作動
中にプラテン用駆動源を停止させておくプラテン用駆動
源制御手段とを備えたことを特徴とする、画像記録装置
が提供される。
連続紙であってもよい。
パクト方式や熱転写方式などを採用できるが、これらに
限るものではない。
ては、ステッピングモータを採用できるが、これに限る
ものではない。
グラムに基づいて動作するCPU(central processing
unit )によって実現できるが、これに限るものではな
い。このプラテン用駆動源制御手段は、記録用紙の所要
搬送量と記録用紙の紙厚とのうちのいずれか一方に基づ
いて、プラテン用駆動源を制御する。
駆動源制御手段は、プラテン用駆動源を作動させたとき
には、用紙搬送用駆動源の作動停止時点よりも前にプラ
テン用駆動源の作動を停止させる。
と、プラテンローラと、記録用紙を所定方向に所要量ず
つ間欠的に搬送する搬送手段とを有する画像記録装置で
あって、搬送手段を駆動する用紙搬送用駆動源と、プラ
テンローラを回転駆動するプラテン用駆動源と、用紙搬
送用駆動源の作動開始によりプラテン用駆動源の作動を
開始させ、用紙搬送用駆動源の作動停止時点よりも前に
プラテン用駆動源の作動を停止させるプラテン用駆動源
制御手段とを備えたことを特徴とする、画像記録装置が
提供される。
駆動源制御手段は、プラテン用駆動源の作動停止時点か
ら用紙搬送用駆動源の作動停止時点までの時間が、記録
用紙の所要搬送量に比例するか、あるいは記録用紙の紙
厚に反比例するように、プラテン用駆動源を制御する。
搬送用駆動源の作動停止時点までの時間は、記録用紙の
所要搬送量あるいは記録用紙の紙厚に応じて、連続的に
可変させてもよいし、段階的に可変させてもよい。
ン用駆動源制御手段は、プラテンローラによる記録用紙
の搬送速度が、搬送手段による記録用紙の搬送速度以下
で、かつ記録用紙の所要搬送量あるいは記録用紙の紙厚
に比例するように、プラテン用駆動源を制御する。
は、記録用紙の所要搬送量あるいは記録用紙の紙厚に応
じて、連続的に可変させてもよいし、段階的に可変させ
てもよい。
送用駆動源が作動していないときに、プラテンローラの
回動を阻止するロック手段を備えている。
採用できるが、これに限るものではない。
ン用駆動源が作動していないときに、プラテンローラの
回動を阻止するロック手段を備えている。
による指示操作に基づいて、プラテン用駆動源制御手段
による制御動作を禁止し、プラテン用駆動源の動作を指
示操作に応じて制御する強制制御手段を備えている。
記録用紙の紙厚に応じてプラテンローラの回転の有無を
切り換えたり、あるいは用紙搬送用駆動源の作動停止時
点よりも前にプラテン用駆動源の作動を停止させるの
で、記録ヘッドとプラテンローラとの間隙を広げること
なく記録用紙の損傷を防止でき、しかも慣性力によるプ
ラテンローラの静定遅れに起因する印字品質の劣化を防
止できる。
場合や、記録用紙の紙厚が薄い場合は、プラテンローラ
を回転させなくても記録用紙が損傷する恐れはないの
で、プラテンローラを回転させない。これにより、プラ
テンローラの静定遅れに起因する印字品質の劣化を防止
できる。また、用紙搬送用駆動源の作動停止時点よりも
前にプラテン用駆動源の作動を停止させれば、プラテン
ローラの静定時間を十分に確保できることから、プラテ
ンローラの静定遅れに起因する印字品質の劣化を防止で
きる。また、プラテンローラを常に固定しておく場合の
ように、記録ヘッドとプラテンローラとの間隙を広げる
必要がないので、インパクトプリンタにおけるヘッドピ
ンの損傷のような、記録ヘッドとプラテンローラとの間
隙を広げることに起因する不都合を回避できる。
ときに、ロック手段によりプラテンローラの回動を阻止
するようにすれば、記録ヘッドによる記録時の衝撃によ
ってプラテンローラが回転してしまうことがなく、印字
品質を一層良好に維持できる。
ときに、ロック手段によりプラテンローラの回動を阻止
するようにすれば、プラテンローラの静定時間を一層短
縮することができ、印字品質を一層良好に維持できる。
図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明
らかとなろう。
面を参照して具体的に説明する。
としてのインパクトプリンタの要部の概略側面図であっ
て、記録ヘッド1とプラテンローラ2との間隙には、連
続紙からなる記録用紙3の搬送経路と、インクリボン4
の搬送経路とが位置している。記録用紙3は、上トラク
タ5と下トラクタ6とによって矢印方向に搬送される。
上トラクタ5および下トラクタ6は、ステッピングモー
タからなる用紙搬送用駆動源7によって、用紙搬送用駆
動源7の出力軸に取り付けられたプーリ7aおよび無端
ベルト8を介して回転駆動される。無端ベルト8は、テ
ンションローラ9によって張力を調整されている。
要部の概略平面図、図3は、図2におけるA−A矢視断
面図であって、記録ヘッド1は、支持ロッド11に沿っ
て往復移動可能なリニアシャトル12に取付けられてい
る。記録ヘッド1には、図示しないが、主走査方向に1
2本、副走査方向に24本、合計288本のヘッドピン
を有するヘッドブロックが、主走査方向に沿って14個
設置されている。
は、プーリ14が取り付けられており、このプーリ14
と、ステッピングモータからなるプラテン用駆動源15
の出力軸16に固定されたプーリ17とにわたって、無
端ベルト18が巻回されている。無端ベルト18は、テ
ンションローラ19によって張力を調整されている。
けられており、記録用紙3の幅方向両端部に所定間隔お
きに形成された搬送孔22を利用して記録用紙3を搬送
する。一対の下トラクタ6は、回転軸23に取付けられ
ており、記録用紙3の幅方向両端部に所定間隔おきに形
成された搬送孔22を利用して記録用紙3を搬送する。
は、ロック手段としての電磁クラッチ24が取り付けら
れており、この電磁クラッチ24は、内蔵しているソレ
ノイドに通電されていない状態では、回転軸13を機械
的にロックして回転軸13の回転を阻止し、内蔵してい
るソレノイドに通電されている状態では、回転軸13の
機械的ロックを解除して回転軸13の回転を許容する。
概略回路ブロック図であって、用紙搬送用駆動源7は、
紙送りモータ制御用MPU(micro processing unit )
31からのモータ制御信号によって制御され、プラテン
用駆動源15は、プラテンモータ制御用MPU32から
のモータ制御信号によって制御される。電磁クラッチ2
4は、紙送りモータ制御用MPU31からの励磁制御信
号によって制御される。紙送りモータ制御用MPU31
およびプラテンモータ制御用MPU32は、上位MPU
33によって制御され、上位MPU33には、使用者に
よって操作されるキースイッチ群を備えたオペレータパ
ネル34からの操作信号が入力される。紙送りモータ制
御用MPU31には、用紙搬送用駆動源7からエンコー
ダ信号が入力され、プラテンモータ制御用MPU32に
は、プラテン用駆動源15からエンコーダ信号が入力さ
れる。図示していないが、紙送りモータ制御用MPU3
1およびプラテンモータ制御用MPU32には、ROM
(read only memory)やRAM(random access memor
y)やタイマー回路などがバス接続されている。
記録ヘッド1のヘッドピンが画像データに応じて選択的
に突出駆動され、ヘッドピンの先端がインクリボン4を
介して記録用紙3の記録面に当接する。これにより、イ
ンクリボン4のインクが記録用紙3の記録面にドット状
に転写され、画像データに応じた画像が記録される。こ
のとき、記録用紙3はプラテンローラ2により紙厚方向
の移動を規制されているので、ヘッドピンの衝撃により
記録用紙3が逃げることはない。このような動作が、リ
ニアシャトル12の支持ロッド11に沿う移動に伴って
繰り返され、記録用紙3の記録面に1バンド分の画像が
記録される。
復動により1バンド分の画像が記録されると、上位MP
U33から紙送りモータ制御用MPU31に紙送り動作
が指令され、これにより紙送りモータ制御用MPU31
が用紙搬送用駆動源7にモータ制御信号を出力する。こ
の結果、用紙搬送用駆動源7の出力軸が回動し、その回
動力がプーリ7aおよび無端ベルト8を介して回転軸2
1,23に伝達されて、上トラクタ5および下トラクタ
6が回動する結果、記録用紙3が図1の矢印方向に搬送
される。このときの搬送量は、既に記録した領域と次に
記録すべき領域との距離によって決定され、その搬送量
に応じたステップ数だけ用紙搬送用駆動源7が駆動され
る。すなわち、記録すべき文字や図形などの画像が記録
用紙3の搬送方向に連続した領域では、記録ヘッド1に
よる副走査方向の記録幅だけ記録用紙3が搬送される
が、記録すべき画像が存在しない空白領域や頁の境界部
分などでは、記録ヘッド1による副走査方向の記録幅よ
りも長い距離だけ記録用紙3が搬送される。
によって電磁クラッチ24が制御され、用紙搬送用駆動
源7の作動中は、電磁クラッチ24による回転軸13の
ロックが解除され、プラテンローラ2が回動可能な状態
になる。プラテンローラ2はプラテンモータ制御用MP
U32によって制御され、記録用紙3の所要搬送量に応
じて、回動する場合と回動しない場合とがあり、また回
動した場合にもプラテン用駆動源15の作動停止の時点
が用紙搬送用駆動源7の作動停止の時点と異なるのであ
るが、このようなプラテンローラ2やプラテン用駆動源
15の挙動の詳細については後述する。
よび復動毎に記録ヘッド1による記録と用紙搬送用駆動
源7による紙送りとが繰り返され、記録用紙3上に画像
が記録される。
MPU32によるプラテン用駆動源15の制御処理手順
を説明するフローチャートであって、このフローチャー
トを参照しながらプラテンローラ2の挙動を説明する。
上位MPU33から紙送り動作指令が入力されたか否か
を判断する(S1)。すなわち、上位MPU33からの
紙送り動作指令は、紙送りモータ制御用MPU31とプ
ラテンモータ制御用MPU32との双方に同時に供給さ
れるので、その紙送り動作指令が入力されたかどうかを
調べる。
されれば(S1:YES)、プラテンモータ制御用MP
U32が、用紙搬送用駆動源7の駆動ステップ数が所定
ステップ数以上であるか否かを判断する(S2)。すな
わち、上位MPU33からは紙送り動作指令とともに記
録用紙3の所要搬送量に関するデータも入力されるの
で、その所要搬送量が所定値以上であるかどうかを調べ
る。
定ステップ数以上であれば(S2:YES)、プラテン
モータ制御用MPU32が、プラテン用駆動源15を駆
動すべき駆動ステップ数を演算する(S3)。すなわ
ち、プラテンローラ2は重量が重くて慣性力が大きいの
で、プラテン用駆動源15の作動を停止させてもプラテ
ンローラ2が慣性力によって回転を継続することから、
プラテン用駆動源15の作動停止時点を用紙搬送用駆動
源7の作動停止時点と一致させた場合、記録ヘッド1に
より記録が開始されてもプラテンローラ2の回転が停止
せず、印字品質が劣化してしまうので、プラテン用駆動
源15の作動停止時点を用紙搬送用駆動源7の作動停止
時点よりも前に設定すべく、プラテン用駆動源15の駆
動ステップ数を演算するのである。
止時点から用紙搬送用駆動源7の作動停止時点までの時
間が、用紙搬送用駆動源7による記録用紙3の搬送量に
比例するように、プラテン用駆動源15の駆動ステップ
数が演算される。すなわち、記録用紙3の搬送量が大き
い場合、プラテンローラ2の回転時間が長く、しかも後
述のように回転速度を速くするので、蓄積されるエネル
ギーが大きくなる結果、静定に多くの時間を要すること
から、プラテン用駆動源15の作動停止時点から用紙搬
送用駆動源7の作動停止時点までの時間を長くするので
ある。
が、プラテン用駆動源15の駆動速度を演算する(S
4)。すなわち、記録用紙3の搬送量が大きい場合、上
トラクタ5および下トラクタ6の周速とプラテンローラ
2の周速との差が大きいと、記録用紙3が損傷を受け易
くなるので、プラテンローラ2による記録用紙3の搬送
速度が、上トラクタ5および下トラクタ6による記録用
紙3の搬送速度以下で、かつ記録用紙3の所要搬送量に
比例するように、プラテン用駆動源15の駆動速度を演
算するのである。
が、プラテン用駆動源15の駆動を開始する(S5)。
すなわち、プラテン用駆動源15への駆動パルスの供給
を開始する。これにより、プラテン用駆動源15の出力
軸16が回動し、その回動力がプーリ17、無端ベルト
18、およびプーリ14を介して回転軸13に伝達さ
れ、プラテンローラ2が回転する。
転動作とプラテン用駆動源15の出力軸16の回転動作
との関係を説明する説明図であって、ここでは、用紙搬
送用駆動源7の出力軸の回転速度とプラテン用駆動源1
5の出力軸16の回転速度とが等しいときに、上トラク
タ5および下トラクタ6の周速とプラテンローラ2の周
速とが等しくなるものとしている。図6において、縦軸
は回転速度、横軸は駆動ステップ数であって、プラテン
用駆動源15の出力軸の回転動作を実線で示し、用紙搬
送用駆動源7の出力軸16の回転動作を一点鎖線で示し
ている。図6からも明らかなように、プラテン用駆動源
15の出力軸16の駆動停止時点は、用紙搬送用駆動源
7の出力軸の駆動停止時点よりも早く、またプラテン用
駆動源15の出力軸16の回転速度は、用紙搬送用駆動
源7の出力軸の回転速度よりも遅い。これは、ステップ
S3,S4における演算結果に基づいてプラテンモータ
制御用MPU32がプラテン用駆動源15を駆動したた
めであり、このようにプラテンローラ2を制御すること
によって、記録用紙3の損傷の防止と印字品質の劣化防
止との両立を図っている。
プラテン用駆動源15の駆動が終了したか否かを判断す
る(S6)。すなわち、ステップS3で演算したステッ
プ数だけプラテン用駆動源15を駆動したかどうかを調
べる。
(S6:YES)、このルーチンを終了する。プラテン
用駆動源15の駆動を終了しても、プラテンローラ2は
慣性力により回転を継続するが、この時点では用紙搬送
用駆動源7が駆動されており、記録用紙3が搬送されて
いるのであって、記録ヘッド1による記録が行われてい
ないことから、プラテンローラ2が回転しても印字品質
の劣化はない。そして、用紙搬送用駆動源7の駆動が終
了した時点では、プラテンローラ2は静定している。す
なわち、図6に示す先行減速量は、プラテンローラ2の
静定に必要な時間を経験値などから予測して設定されて
いるのである。
15の駆動が終了していなければ(S6:NO)、ステ
ップS6に戻ってプラテン用駆動源15の駆動が終了す
るのを待つ。
7の駆動ステップ数が所定ステップ数以上でなければ
(S2:NO)、このルーチンを終了する。すなわち、
用紙搬送用駆動源7の駆動ステップ数が所定ステップ数
以上でないということは、記録用紙3の所要搬送量が所
定量以下ということであるので、プラテンローラ2を回
転させなくても記録用紙3が損傷することはなく、しか
も、プラテンローラ2を回転させた場合、プラテンロー
ラ2の静定時間を確保することができず、用紙搬送用駆
動源7の停止時点以後もプラテンローラ2の慣性力によ
る回転が継続してしまい、印字品質が劣化するので、プ
ラテンローラ2を回転させないのである。
ら紙送り動作指令が入力されていなければ(S1:N
O)、ステップS1に戻って上位MPU33から紙送り
動作指令が入力されるのを待つ。
自動制御するモードであるが、使用者は、オペレータパ
ネル34のキースイッチ群に所定の操作を施すことによ
り、プラテンローラ2の回転を手動制御するモードに切
り換えることができる。すなわち、使用者がオペレータ
パネル34のキースイッチ群に所定の操作を施すことに
より、用紙搬送用駆動源7の作動中にプラテン用駆動源
15を作動させないようにすることもできるし、あるい
は、用紙搬送用駆動源7の作動中に常にプラテン用駆動
源15が作動するようにすることもできる。
用駆動源15の先行減速量や駆動速度を記録用紙3の搬
送量に応じて決定するように構成したが、プラテン用駆
動源15の先行減速量や駆動速度を記録用紙3の紙厚に
応じて決定するように構成してもよい。このときのプラ
テンモータ制御用MPU32によるプラテン用駆動源1
5の制御処理手順を、図7に示すフローチャートを参照
しながら説明する。
上位MPU33から紙送り動作指令が入力されたか否か
を判断する(S11)。すなわち、紙送りモータ制御用
MPU31からの紙送り動作指令は、紙送りモータ制御
用MPU31とプラテンモータ制御用MPU32との双
方に同時に供給されるので、その紙送り動作指令が入力
されたかどうかを調べる。
されれば(S11:YES)、プラテンモータ制御用M
PU32が、記録用紙3の紙厚が所定厚以上であるか否
かを判断する(S12)。すなわち、上位MPU33か
らは紙送り動作指令とともに記録用紙3の紙厚に関する
データも入力されるので、その紙厚が所定値以上である
かどうかを調べる。ここでいう紙厚とは、たとえば記録
用紙3の各頁の一部に別の紙が貼付されている場合のよ
うに、記録用紙3の厚みが不均一なときには、最も厚い
部分の寸法である。
(S12:YES)、プラテンモータ制御用MPU32
が、プラテン用駆動源15を駆動すべき駆動ステップ数
を演算する(S13)。すなわち、プラテンローラ2は
重量が重くて慣性力が大きいので、プラテン用駆動源1
5の作動を停止させてもプラテンローラ2が慣性力によ
って回転を継続することから、プラテン用駆動源15の
作動停止時点を用紙搬送用駆動源7の作動停止時点と一
致させた場合、記録ヘッド1により記録が開始されても
プラテンローラ2の回転が停止せず、印字品質が劣化し
てしまうので、プラテン用駆動源15の作動停止時点を
用紙搬送用駆動源7の作動停止時点よりも前に設定すべ
く、プラテン用駆動源15の駆動ステップ数を演算する
のである。
止時点から用紙搬送用駆動源7の作動停止時点までの時
間が、記録用紙3の紙厚に逆比例するように、プラテン
用駆動源15の駆動ステップ数が演算される。すなわ
ち、記録用紙3の紙厚が厚い場合、搬送中にプラテンロ
ーラ2を停止させている時間が長いと記録用紙3が損傷
し易いことから、プラテン用駆動源15の作動停止時点
から用紙搬送用駆動源7の作動停止時点までの時間を短
くするのである。
が、プラテン用駆動源15の駆動速度を演算する(S1
4)。すなわち、記録用紙3の紙厚が厚い場合、上トラ
クタ5および下トラクタ6の周速とプラテンローラ2の
周速との差が大きいと、記録用紙3が損傷を受け易くな
るので、プラテンローラ2による記録用紙3の搬送速度
が、上トラクタ5および下トラクタ6による記録用紙3
の搬送速度以下で、かつ記録用紙3の紙厚に比例するよ
うに、プラテン用駆動源15の駆動速度を演算するので
ある。
が、プラテン用駆動源15の駆動を開始する(S1
5)。すなわち、プラテン用駆動源15への駆動パルス
の供給を開始する。これにより、プラテン用駆動源15
の出力軸16が回動し、その回動力がプーリ17、無端
ベルト18、およびプーリ14を介して回転軸13に伝
達され、プラテンローラ2が回転する。
プラテン用駆動源15の駆動が終了したか否かを判断す
る(S16)。すなわち、ステップS13で演算したス
テップ数だけプラテン用駆動源15を駆動したかどうか
を調べる。
(S16:YES)、このルーチンを終了する。プラテ
ン用駆動源15の駆動を終了しても、プラテンローラ2
は慣性力により回転を継続するが、この時点では用紙搬
送用駆動源7が駆動されており、記録用紙3が搬送され
ているのであって、記録ヘッド1による記録が行われて
いないことから、プラテンローラ2が回転しても印字品
質の劣化はない。そして、用紙搬送用駆動源7の駆動が
終了した時点では、プラテンローラ2は静定している。
源15の駆動が終了していなければ(S16:NO)、
ステップS16に戻ってプラテン用駆動源15の駆動が
終了するのを待つ。
厚が所定厚以上でなければ(S12:NO)、このルー
チンを終了する。すなわち、記録用紙3の紙厚が所定厚
よりも薄ければ、プラテンローラ2を回転させなくても
記録用紙3が損傷することはないので、プラテンローラ
2を回転させないのである。
から紙送り動作指令が入力されていなければ(S11:
NO)、ステップS11に戻って上位MPU33から紙
送り動作指令が入力されるのを待つ。
3の所要搬送量が所定量以上であるか、あるいは記録用
紙3の紙厚が所定厚以上であるきにのみ、用紙搬送用駆
動源7の作動中にプラテン用駆動源15を作動させ、か
つ、記録用紙3の所要搬送量あるいは紙厚に応じて先行
減速量およびプラテン用駆動源15の駆動速度を可変さ
せたが、記録用紙3の所要搬送量が所定量以上である
か、あるいは記録用紙3の紙厚が所定厚以上であるきに
のみ、用紙搬送用駆動源7の作動中にプラテン用駆動源
15を作動させるという制御と、記録用紙3の所要搬送
量あるいは紙厚に応じて先行減速量およびプラテン用駆
動源15の駆動速度を可変させるという制御とのうち
の、いずれか一方のみを実行するように構成してもよ
い。
は紙厚に応じて、先行減速量とプラテン用駆動源15の
駆動速度とのうちのいずれか一方のみを可変させるよう
に構成してもよい。
ッチ24を設けて、用紙搬送用駆動源7が作動していな
いときに、プラテンローラ2の回動を阻止するように構
成したが、電磁クラッチ24をプラテンモータ制御用M
PU32により制御して、プラテン用駆動源15が作動
していないときに、電磁クラッチ24によりプラテンロ
ーラ2の回動を阻止するように構成してもよい。さらに
は、電磁クラッチ24を設けなくてもよい。
タパネル34により手動制御モードに切り換えることが
できるように構成したが、手動制御モードへの切り換え
ができないように構成してもよい。
記録用紙の所要搬送量や記録用紙の紙厚に応じてプラテ
ンローラの回転の有無を切り換えたり、あるいは用紙搬
送用駆動源の作動停止時点よりも前にプラテン用駆動源
の作動を停止させるので、記録ヘッドとプラテンローラ
との間隙を広げることなく記録用紙の損傷を防止でき、
しかも慣性力によるプラテンローラの静定遅れに起因す
る印字品質の劣化を防止できる。
パクトプリンタの要部の概略側面図である。
面図である。
ック図である。
プラテン用駆動源の制御処理手順を説明するフローチャ
ートである。
ン用駆動源の出力軸の回転動作との関係を説明する説明
図である。
PUによるプラテン用駆動源の制御処理手順を説明する
フローチャートである。
Claims (8)
- 【請求項1】 記録ヘッドと、プラテンローラと、記録
用紙を所定方向に所要量ずつ間欠的に搬送する搬送手段
とを有する画像記録装置であって、 前記搬送手段を駆動する用紙搬送用駆動源と、 前記プラテンローラを回転駆動するプラテン用駆動源
と、 前記記録用紙の所要搬送量が所定量以上であるか、ある
いは前記記録用紙の紙厚が所定厚以上であるきには、前
記用紙搬送用駆動源の作動中に前記プラテン用駆動源を
作動させ、前記記録用紙の所要搬送量が所定量未満であ
るか、あるいは前記記録用紙の紙厚が所定厚未満である
きには、前記用紙搬送用駆動源の作動中に前記プラテン
用駆動源を停止させておくプラテン用駆動源制御手段と
を備えたことを特徴とする、画像記録装置。 - 【請求項2】 前記プラテン用駆動源制御手段は、前記
プラテン用駆動源を作動させたときには、前記用紙搬送
用駆動源の作動停止時点よりも前に前記プラテン用駆動
源の作動を停止させる、請求項1に記載の画像記録装
置。 - 【請求項3】 記録ヘッドと、プラテンローラと、記録
用紙を所定方向に所要量ずつ間欠的に搬送する搬送手段
とを有する画像記録装置であって、 前記搬送手段を駆動する用紙搬送用駆動源と、 前記プラテンローラを回転駆動するプラテン用駆動源
と、 前記用紙搬送用駆動源の作動開始により前記プラテン用
駆動源の作動を開始させ、前記用紙搬送用駆動源の作動
停止時点よりも前に前記プラテン用駆動源の作動を停止
させるプラテン用駆動源制御手段とを備えたことを特徴
とする、画像記録装置。 - 【請求項4】 前記プラテン用駆動源制御手段は、前記
プラテン用駆動源の作動停止時点から前記用紙搬送用駆
動源の作動停止時点までの時間が、前記記録用紙の所要
搬送量に比例するか、あるいは前記記録用紙の紙厚に反
比例するように、前記プラテン用駆動源を制御する、請
求項2または3に記載の画像記録装置。 - 【請求項5】 前記プラテン用駆動源制御手段は、前記
プラテンローラによる前記記録用紙の搬送速度が、前記
搬送手段による前記記録用紙の搬送速度以下で、かつ前
記記録用紙の所要搬送量あるいは前記記録用紙の紙厚に
比例するように、前記プラテン用駆動源を制御する、請
求項2ないし4のいずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項6】 前記用紙搬送用駆動源が作動していない
ときに、前記プラテンローラの回動を阻止するロック手
段を備えた、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像
記録装置。 - 【請求項7】 前記プラテン用駆動源が作動していない
ときに、前記プラテンローラの回動を阻止するロック手
段を備えた、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像
記録装置。 - 【請求項8】 使用者による指示操作に基づいて、前記
プラテン用駆動源制御手段による制御動作を禁止し、前
記プラテン用駆動源の動作を前記指示操作に応じて制御
する強制制御手段を備えた、請求項1ないし7のいずれ
かに記載の画像記録装置。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP33690898A JP3360166B2 (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 画像記録装置 |
| KR1019990023066A KR100545949B1 (ko) | 1998-11-27 | 1999-06-18 | 화상 기록 장치 |
| CN99108646A CN1132739C (zh) | 1998-11-27 | 1999-06-18 | 图像记录装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33690898A JP3360166B2 (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 画像記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000159404A JP2000159404A (ja) | 2000-06-13 |
| JP3360166B2 true JP3360166B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=18303755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33690898A Expired - Fee Related JP3360166B2 (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 画像記録装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3360166B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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- 1998-11-27 JP JP33690898A patent/JP3360166B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-06-18 KR KR1019990023066A patent/KR100545949B1/ko not_active Expired - Lifetime
- 1999-06-18 CN CN99108646A patent/CN1132739C/zh not_active Expired - Lifetime
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| KR100545949B1 (ko) | 2006-01-26 |
| CN1132739C (zh) | 2003-12-31 |
| KR20000034874A (ko) | 2000-06-26 |
| JP2000159404A (ja) | 2000-06-13 |
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