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JP3360711B2 - パネル取付型コネクタ - Google Patents
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JP3360711B2 - パネル取付型コネクタ - Google Patents

パネル取付型コネクタ

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JP3360711B2
JP3360711B2 JP17515096A JP17515096A JP3360711B2 JP 3360711 B2 JP3360711 B2 JP 3360711B2 JP 17515096 A JP17515096 A JP 17515096A JP 17515096 A JP17515096 A JP 17515096A JP 3360711 B2 JP3360711 B2 JP 3360711B2
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル取付型コネ
クタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパネル取付型コネクタの
一例として、図8ないし図10に示す、自動車のドアパ
ネルに取り付けられるものが知られている。以下図に基
づいて説明する。
【0003】パネル取付型コネクタ1は合成樹脂材にて
成形され、その一方端に備えられた断面矩形のフード部
2の上面には可撓性のロック片3が設けられ、その先端
にはロック突部3aが設けられている。また、このフー
ド部2のロック片3を除いた周面にはフランジ4が備え
られるとともに、フード部2の下面にはフランジ4より
先方側においては、図9に示すように、下面側突部5が
備えられている。一方、ドアパネル9には、貫通孔9a
がプレスの打ち抜きによって形成されている。
【0004】このパネル取付型コネクタ1をパネル9に
取り付ける際には、図9に示すように、コネクタ全体を
斜めにして下面側突部5を貫通孔9aの下方側縁部に係
止させ、この係止部分を中心に回動させてロック片3側
を貫通孔9a内に押し込む。すると、ロック突部3aが
貫通孔9aの縁部によって押し込められ、ここを貫通後
に復元して貫通孔9aの縁部に係止する。かくして、本
パネル取付型コネクタ1がパネル9に取付られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記貫通孔
9aの縁部には、プレス加工によるバリが発生すること
がある。図10に示すように、そのバリ(同図において
符号B)がパネル取付型コネクタを挿入する側に突出す
る場合には、ロック突部3aを貫通孔9aの縁部に係合
させる過程でバリBがロック突部3aに突き刺さってし
まい、パネル取付型コネクタの取り付けを困難にするこ
とがあった。
【0006】この対策として、パネルの打ち抜き方向を
制約して、バリをパネル取付型コネクタの挿入方向と反
対向きに突出させるようにすればよいという考えもある
が、モデルチェンジが激しい今日では種々のプレスの設
計上の制約が増え、パネル取付型コネクタの取付の便宜
のためだけに、プレスの打ち抜き方向を決定することが
できない。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、パネル貫通孔の縁部にバリが発生した場合でも、容
易に取り付け作業を行うことができるパネル取付型コネ
クタの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】<請求項1の発明> 上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、パネ
ルの貫通孔に挿入可能なフード部には可撓性を有するロ
ック片が片持ち状に形成され、このロック片を内方へ撓
ませて同ロック片に設けられた係止突部を貫通孔の縁部
に弾性的に係止させて取付けを行うパネル取付型コネク
タであって、ロック片にはロック片全体を押し込み変形
可能な強制操作部が形成され、この強制操作部の押し込
みによって係止突部を貫通孔に対しその縁部と接触させ
ることなく、くぐり抜け可能としており、強制操作部の
背面は、ロック片の回動軌跡に対してほぼ法線方向に沿
った傾斜面となっているところに特徴を有する。
【0009】
【0010】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>請求項1の構成のものでは、コネク
タをパネルに取り付ける場合に、強制操作部を押圧して
ロック片を撓み変形させる。これにより、係止突部を貫
通孔の縁部に接触させずにフード部を貫通孔に挿入させ
ることができ、フード部が完全に挿入された状態でその
押圧操作を解除するとロック片が復元して係止突部が貫
通孔の縁部に抜け止め状態となり、パネル取付型コネク
タがパネルに取り付けられる。
【0011】このように、係止突部をパネルの貫通孔の
縁部に接触させることなくコネクタの取り付けを行うこ
とができるので、例えば、パネルの縁部にバリが生じて
いても、そのバリが係止突部に引っかかることなく、取
付作業をスムーズに行うことができる。
【0012】また、強制操作部の背面をロック片の回動
軌跡のほぼ線方向に沿うように形成したため、操作力
を有効にロック片に作用させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1な
いし図6に基づいて説明する。図1において、符号10
はパネル取付型コネクタであって、合成樹脂で形成され
た略直方体状のコネクタハウジング11を備え、その一
方端に形成されたフード部12を自動車のドアパネルP
に形成された貫通孔P1に挿入できるようになってい
る。
【0014】このフード部12は、同図において上下方
向に長い断面矩形状に形成され、その内部に図示しない
相手側コネクタを嵌合挿入可能となっている。フード部
12の上面側には、貫通孔P1の縁部P2に係合可能な
ロック片13が設けられている。このロック片13は、
フード部12の上面壁12aをU字状に切り欠くことに
よりフード部12の先端側に自由端を有する片持ち梁状
に形成され、内方へ撓み変形可能となっているととも
に、その先端部には、図2に示すように、係止突部14
が設けられている。
【0015】係止突部14は、図2に示すように、挿入
方向の前方面が後方上がり(同図右上がり)の傾斜面1
4aをなし、背面は垂直面14bとなっている。そし
て、この垂直面14bは、貫通孔P1内にフード部12
を挿入した状態で上方縁部P2に挿入方向の反対側から
対面し、本パネル取付型コネクタ10がドアパネルPに
係止される。
【0016】ロック片13において、この係止突部14
より後方側には、ロック片13を強制的に押し下げ変形
させるための操作突部15(本発明の「強制操作部」に
相当する)が形成されている。この操作突部15におけ
る挿入方向の前方面は垂直面となって係止突部14と隙
間を介して対面し、背面は操作傾斜面15aとなってい
る。操作傾斜面15aは、強制操作部の背面をロック片
の回動軌跡のほぼ法線方向に沿うように形成されてい
る。従って、この操作傾斜面15aを垂直に押圧すれば
(図4参照)、その付け根に発生する操作力を有効にロ
ック片に作用させ、効率よくロック片13を撓ませるこ
とができる。また、操作傾斜面15aを押圧してロック
片13を撓ませると、図4に示すように、係止突部14
が上面壁12a内の面位置より内側に入り込んで、縁部
P2に係止突部14を当接させずに貫通孔P1内にフー
ド部12を挿入することができる。
【0017】図2に示すように、フード部12の下面側
には、挿入方向において係止突部14と対応する位置に
引っかけ突部16が形成され、図3に示すように、本パ
ネル取付型コネクタを取付ける際に、貫通孔P1の下方
縁部P3に係止するようになっている。
【0018】フード部12において上記したロック片1
3を除く周面には、図1に示すように、フランジ17が
形成されている。このフランジ17は、挿入方向におい
て、係止突部14及び引っかけ突部16より後方におい
てパネルPの厚さ分に等しい隙間を介して形成され、本
パネル取付型コネクタ10が貫通孔P1に挿入されると
貫通孔P1の縁部に対面してフード部12の挿入位置が
決められる。
【0019】係るフード部12の挿入方向後方側には、
図1に示すように複数の雄端子金具(図示せず)が挿入
される端子収容部18が連接され、その雄端子金具のタ
ブがフード部12内に突出するようになっている。この
端子収容部18には、上面側からリテーナ19が挿入さ
れ、雄端子金具の二重係止が図られている。但し、前記
操作突部15の前面はフランジ17の前面より僅かに後
方に位置するようにしてある。
【0020】一方、ドアパネルPはプレス加工にて形成
され、この際、貫通孔P1がプレスの打ち抜きにて形成
される。このプレスのパンチは、貫通孔P1にフード部
12を挿入する方向とは逆向きに打ち抜かれる。
【0021】次に、本実施形態の作用について説明す
る。図3に示すように、作業者は本パネル取付型コネク
タ10の下方側をドアパネルPに向けて突き出すように
して貫通孔P1内に挿入し、下方縁部P3に引っかけ突
部16を係止させる。そして、この引っかけ突部16を
回動中心として回動させ、ロック片13を備えた側を貫
通孔P1内に押し込む。この際、図4及び図5に示すよ
うに、作業者は操作突部15の押圧傾斜面15aを指で
押圧した状態を保ちながら行う。この場合、押圧傾斜面
15aが、ロック片13の回動軌跡のほぼ線方向に沿
うように形成してあるため、操作力はロック片13を撓
み変形させるのに、有効に作用するため、結果的に軽い
力で撓み変形を行わせることができる。すると、ロック
片13は、フード部12の内側に向かって撓み、係止突
部14が接触することなく貫通孔P1をくぐらせること
ができる。従って、同図に示すように、縁部P2にバリ
Bが発生し、プレスの打ち抜き方向に従ってそのバリB
が係止突部14側に突出しても、係止突部14にバリが
引っかかることなく、取付作業をスムーズに行うことが
できる。
【0022】フランジ17全体がパネルに当接するまで
押し込んだところで操作突部15の押圧を止めると、図
6に示すように、ロック片13が復帰方向に変形し、係
止突部14が挿入方向の反対側から上方縁部P2に係止
して本パネル取付型コネクタ10がドアパネルPに固定
される。なお、パネル取付型コネクタ10を押し込む際
に、バリBは操作突部15の前面に突き当たり、後面
(操作傾斜面15a)を押圧している作業者の指を傷つ
けてしまうことはない。
【0023】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
【0024】(1)本実施形態のロック片13は、挿入
方向の前方に自由端を備えているが、図7に示すよう
に、後方に自由端を備えたロック片に本発明に係る操作
突部を設けてもよい。この場合、例えば、同図に示すよ
うに、ロック片20の固定端側に係止突部21を設け、
自由端先端部を操作突部22とすることができる。 但
し、本実施形態のように挿入方向の前方に自由端を備
え、その先端に係止突部14を設けたものであれば、係
止突部14をバリBに当てないようにするのに必要なロ
ック片13の撓み量が小さくてすむので、操作が容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネル取付型コネクタを示す斜視図で
ある。
【図2】その側断面図である。
【図3】同パネル取付型コネクタの下端側を貫通孔に係
止させた状態を示す側断面図である。
【図4】ロック片を指で押し下げた状態を示す側断面図
である。
【図5】同状態を示す一部拡大断面図
【図6】取り付け完了状態を示す側断面図である。
【図7】変形例を示す斜視図である。
【図8】従来のパネル取付型コネクタを示す斜視図であ
る。
【図9】その側断面図である。
【図10】その一部を拡大した側断面図である。
【符号の説明】
10…パネル取付型コネクタ 12…フード部 13…ロック片 14…係止突部 15…操作突部(強制操作部) 15a…操作傾斜面 20…ロック片 21…係止突部 22…操作突部(強制操作部) P…ドアパネル(パネル) P1…貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−293352(JP,A) 実開 平5−2384(JP,U) 実開 昭62−18979(JP,U) 実開 平5−94969(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/74

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルの貫通孔に挿入可能なフード部に
    は可撓性を有するロック片が片持ち状に形成され、この
    ロック片を内方へ撓ませて同ロック片に設けられた係止
    突部を前記貫通孔の縁部に弾性的に係止させて取付けを
    行うパネル取付型コネクタであって、 前記ロック片にはロック片全体を押し込み変形可能な強
    制操作部が形成され、この強制操作部の押し込みによっ
    て前記係止突部を前記貫通孔に対しその縁部と接触させ
    ることなく、くぐり抜け可能としており、 前記強制操作部の背面は、前記ロック片の回動軌跡に対
    してほぼ法線方向に沿った傾斜面となっている ことを特
    徴とするパネル取付型コネクタ。
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