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JP3362091B2 - 卓上表示装置 - Google Patents
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JP3362091B2 - 卓上表示装置 - Google Patents

卓上表示装置

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JP3362091B2
JP3362091B2 JP24206795A JP24206795A JP3362091B2 JP 3362091 B2 JP3362091 B2 JP 3362091B2 JP 24206795 A JP24206795 A JP 24206795A JP 24206795 A JP24206795 A JP 24206795A JP 3362091 B2 JP3362091 B2 JP 3362091B2
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JP24206795A
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淳士 太田
伸治 嶋田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂製の卓上標示装
置に係り、特にカレンダー、写真などの表示対象物を表
示するのに好適に利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】卓上カレンダー、写真立て等の卓上表示
装置は、表示対象物を表示する額縁部とこれを収納する
収納部とが一体成形され、さらに、この収納部を自立せ
しめるための衝立が樹脂で一体成形されていたものがあ
った。そして、この卓上表示装置を組み立てるときに、
衝立を背板部材から切り離し、収納部の背部に設けてお
いた嵌合穴に衝立の先端を嵌合固定するようにしたもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の卓上表示装
置では、一体成形品であるため型が複雑になり、型の取
り出しなどが煩雑で製造が困難になり、かえってコスト
アップとなった。そのうえ、表示物の挿入口側の飾り縁
は薄肉となるので、射出成形時にこの飾り縁に反り、引
けが生じて前記挿入口の飾り縁が湾曲して表示対象物の
挿入が困難になり、最悪の場合には卓上表示装置として
の使用が不可能になる。
【0004】さらに、収納部から衝立部を切り離す作業
が面倒であり、また、切り離した部分に生じるバリによ
って手などを傷つけるおそれがある。さらに、収納部か
ら切り離した衝立を組み立てる前に紛失する場合もあ
り、そうなると卓上表示装置を組み立てられなくなる。
【0005】また、従来の卓上表示装置では、収納部を
設置面に対してある一つの起立角度の傾斜姿勢にしか設
定することが出来なかったので、卓上表示部を置く位置
によっては表示対象物が見にくい場合がある。
【0006】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであって、構造が簡単で製造容易で、かつ安価な卓上
表示装置を提供することを第1の目的とする。さらに、
射出成形時に生じる反り、引けによる表示物の挿入口側
の飾り縁部の湾曲の生じない卓上表示装置を提供するこ
とを第2の目的とする。さらに、衝立部を収納部から切
り離すことなく、しかも簡単に組み立てることができる
卓上表示装置を提供することを第3の目的とする。さら
に、収納部の起立角度を選択可能として、表示対象物を
見やすくした卓上表示装置を提供するのを第4の目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、以下の手段を採用した。本発明は、表示
対象物を表示する窓穴を設けた額縁部材と、この額縁部
材の内側に固定された背板部材とからなり、前記額縁部
材には前記窓穴を囲む飾り縁が形成され、前記背板部材
には衝立部を一体に形成すると共にこの背板部材の周囲
には一辺には開口部を、残り3辺に側壁を形成し、前記
飾り縁と前記側壁によって表示対象物の収納部を構成
し、前記開口部を表示対象物の挿入口に構成し、さらに
前記挿入口の飾り縁の断面形状を略L字形に形成した卓
上表示装置である(請求項1に対応)。
【0008】前記開口部は卓上表示装置の上部に設ける
のが好ましいが、左側又は右側に設けることも可能であ
る。また、この卓上表示装置を構成する額縁部材と背板
部材はポリプロピレン等の合成樹脂製であり、両者を組
み込んでから超音波接合などの手段によって両者を接合
することができる。さらに、前記記表示対象物として
は、カレンダー、写真、絵画等種々のものが適用可能で
ある。
【0009】<本発明における付加的構成要件>本発明
は、前記必須の構成要素からなるが、以下の構成を付加
した上でも、成立する。
【0010】〔第1の付加的構成要素〕前記衝立部は第
1衝立部と第2衝立部からなり、第1衝立部は、左右一
対のアームとこれらアームの基部を連結する連結部によ
り略逆U字状をなし、連結部は背板部材の上方に配され
た第1ヒンジ部により後方に傾動可能にされていて、前
記両アームの下端部には互いに接近する方向に突出する
突出部が形成され、これら突出部の互いに対向する部位
にそれぞれ第1係合凹部が形成されており、第2衝立部
は舌片状をなし、前記第1衝立部の両アーム間に配され
ていて、前記背板部材の下方に配された第2ヒンジ部に
より後方に傾動可能にされており、両側部には前記第1
衝立部の第1係合凹部に係合可能な第2係合凹部を形成
することができる(請求項2に対応)。
【0011】〔第2の付加的構成要素〕前記第1衝立部
と前記第2衝立部を、前記背板部材に形成した一本の溝
穴によって離隔することもできる(請求項3に対応)。
【0012】〔第3の付加的構成要素〕前記第1衝立部
におけるアームの突出部の上縁を、前記第1係合凹部に
接近するにしたがって前記第2衝立部に接近するように
傾斜して形成するのが好ましい。(請求項4に対応)。
ここでいう傾斜は、直線的な傾斜あるいは曲線的の傾斜
を含むものである。このようにすると、この傾斜部に第
2衝立部の第2係合凹部を当てて相対摺動させたとき
に、この傾斜部が第1衝立部の両アームの拡開をガイド
し、組み立て易くなる。
【0013】〔第4の付加的構成要素〕前記第2衝立部
に前記第2係合部を複数組(即ち、2組あるいは3組以
上)形成することも可能である(請求項5に対応)。
【0014】〔第5の付加的構成要素〕第2衝立部に第
2係合凹部を複数組形成した場合において、隣ある第2
係合凹部を結ぶ第2衝立部の両縁を、前記第2ヒンジ部
に接近するにしたがって対向する前記第1衝立部のアー
ムに漸次接近するように傾斜して形成するのが好ましい
(請求項6に対応)。ここでいう傾斜は、直線的な傾斜
あるいは曲線的な傾斜を含むものである。このようにす
ると、この傾斜部が第1衝立部の両アームの拡開をガイ
ドし、組み立て易くなる。
【0015】〔作用〕本発明の卓上表示装置は、表示物
の挿入口側の飾り縁部には射出成形時に反り、引けなど
による湾曲が生ずることなく、十分な強度が保たれる。
そのうえ、本発明の卓上表示装置は構造が簡単で製造が
容易である。
【0016】さらに、本発明の卓上表示装置は、第1衝
立部および第2衝立部を背板部材から分離させることな
く、組み立てることができる。その結果、衝立を紛失し
て組み立て不能になることがない。
【0017】卓上表示装置を自立可能に組み立てるに
は、背板部材から第1衝立部及び第2衝立部を後方へ傾
動し、第1衝立部の第1係合凹部戸第2衝立部の第2係
合凹部とを係合する。
【0018】第2衝立部に複数組の第2係合凹部を設け
た場合には、第1係合凹部と係合させるべき第2係合凹
部を選択することによって、設置面に対する収納部の起
立角度を変えることができ、使用者は自分の見易い角度
を選択して使用することができ、使い勝手がよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0020】
【第1の実施の形態】第1の実施の形態を図1から図4
を参照して説明する。以下の実施の形態における卓上表
示装置として、表示対象物たるカレンダーを収納して表
示するカレンダースタンドを示す。図1はカレンダース
タンドの全体正面図、図2は図1のII-II線における断
面図、図3は図1におけるIII-IIIにおける部分切断平
面図、図4は背面図である。
【0021】〔第1の実施の形態〕この実施の形態で
は、卓上表示装置としてのはカレンダースタンドAは額
縁部材1と背板部材10とから構成される。また、この
カレンダースタンドAは、ポリプロピレン等の合成樹脂
で形成されている。
【0022】前記額縁部材1は、上部飾り縁2、下部飾
り縁3、左右の側部飾り縁4a、4bを有する。そし
て、左右の側部飾り縁4a、4bの上端は上部飾り縁2
によって連結され、同じく下端は下部飾り縁3によって
連結されている。また、これらの飾り縁2,3,4a、
4bは窓穴5を形成している。上部飾り縁2、下部飾り
縁3、左右の側部飾り縁4a、4bは、前記窓穴5に向
けて厚みが薄くなる面取り部7a、7b、7c、7dが
形成されている。
【0023】さらに、前記下部飾り縁3、左右の側部飾
り縁4a、4bは内方に一体に折曲形成された側板6
a、6b、6cを有し、上部飾り縁2は左右に一体に折
曲形成された一対の側板6d、6eを有し、各側板6
a、6b、6c、6d、6eによって額縁部材1は箱形
状をなしている。また、前記上部飾り縁2は側板6d,
6eを除き薄肉となっていて、図2に示すように断面形
状が略L字形をなしている。
【0024】前記背板部材10は前記額縁部材1の前記
側板6a、6b、6cの内面に挿入可能の大きさの板状
体である。この背板部材10は左右及び下部に連続的に
折曲形成された下部側壁12a、左右側壁12b、12
cを有する。さらに、この側壁は周囲の平板状の周縁部
11a、11b、11cに続いている。このようにし
て、背板部材10には上方に開口部13を有する凹部1
4が形成される。
【0025】図4に示すように前記背板部材10を額縁
部材1に組み込むとともに、例えば超音波を用いた点溶
着により一体に取付けられ、卓上表示装置が形成され
る。その結果、前記凹部14は表示対象物であるカレン
ダーの収納部となり、前記開口部13はカレンダーの挿
入口となる。上部飾り縁2は、その断面形状が略L字形
をなしているために、射出成形時における引けや反りの
影響を受けずに十分な強度を保持している。
【0026】そして、前記挿入口14から複数枚の紙製
の月別カレンダー(図示せず)が挿脱可能であり、挿入
された月別カレンダーは背板部材10に寄り掛かるよう
に立てかけられ、下部の側壁12aによって支持され、
同時に窓穴5の面取り部7a、7b、7c、7dによっ
て四方から係止されていて、カレンダーの脱落が阻止さ
れており、窓穴5から月別カレンダーの表示を見ること
ができるようになっている。
【0027】前記収納部14における背板部材10の中
央位置に、溝穴16によって区画された第1衝立部15
が背板部材10と一体に形成されている。前記第1衝立
部15は、略U字状をなし、左右一対のアーム17,1
8と、これらアーム17、18の上端を連結する連結部
19を有している。連結部19は背板部材10の上部に
形成された水平方向に延びる第1薄肉ヒンジ(第1ヒン
ジ部)20によって後方へ傾動可能にされており、連結
部19を傾動することにより両アーム17、18を同時
に傾動せしめることができるようになっている。
【0028】各アーム17、18の下端部には、互いに
接近する方向に突出する突出部21、22が形成されて
おり、各突出部21、22において互いに対向する部位
の中央には第1係合凹部23a、23bが形成されてい
る。
【0029】各突出部21、22におい第1係合凹部2
3a、23bの上側に位置する上縁24a、24b、及
び第1係合凹部23a、23bの下側に位置する下縁2
5a、25bは、第1係合凹部23a、23bに接近す
るにしたがって、第2衝立部26に接近するように略直
線的に傾斜している。
【0030】一方、第2衝立部26は溝穴16を介して
第1衝立部15の内側に位置しており、両衝立部15、
26は破砕可能の連結部8によって連結している。第2
衝立部26は左右先端部分を丸められた舌片状をなし、
第1衝立部15の両アーム17、18の間に設けられて
いる。第2衝立部26は、背板部材10の下部に形成さ
れた水平方向に延びる第2薄肉ヒンジ部27(第2ヒン
ジ部)によって後方へ傾動可能にされている。
【0031】第2衝立部26の両側部には、第1衝立部
15の第1係合凹部23a、23bに係合可能な2組の
第2係合凹部28a、28b,29a、29bが設けら
れている。また、図5は第2衝立部26の縦断面図であ
り、この図に示すように第2係合凹部28a、28b、
29a、29bの裏面側はテーパ面になっている。
【0032】第2係合凹部28a、28bの離間寸法、
及び、第2係合凹部29a、29bの離間寸法は、第1
衝立部15における第1係合凹部23a、23bの離間
寸法とほぼ同寸法に設定されている。
【0033】また、第2衝立部26の両側部において、
第2係合凹部28aと第2係合凹部29aとを結ぶ側縁
30a、及び第2係合凹部28bと第2係合凹部29b
とを結ぶ側縁30bは、第2係合凹部29aあるいは2
9bに接近するにしたがって(換言すれば、第2薄肉ヒ
ンジ部27に接近するにしたがって)、対向する第1衝
立部15のアーム17、18に接近するように凸曲状に
傾斜している。次に、前記構成からなるカレンダースタ
ンドAの組立て方法を説明する。このカレンダースタン
ドAには二つの組立て方法が考えられる。
【0034】第1の組立て方法は、まず、第1衝立部1
5を第2衝立部26の先端(後端)から差し込んでいく
方法である。この方法の場合には、まず、第1衝立部1
5を第1薄肉ヒンジ20を支点にして後方に大きく傾転
するとともに、第2衝立部26を第2薄肉ヒンジ27を
支点にして後方に傾転し、第1衝立部15の両突出部2
1、22を第2衝立部26の先端よりも後方に位置せし
める。この際、第1衝立部15と第2衝立部26を連結
する連結部8を破砕することにより、両者を分離する。
【0035】そして、第1係合凹部23a、23bに第
2衝立部26の先端を挿入する。すると、第1衝立部1
5の両アーム17、18は第2衝立部26における先端
両側の円弧部31a、31bにガイドされて弾性的に若
干拡開し、第1係合凹部23a、23bが第2衝立部2
6の側縁に圧接する。
【0036】この後、第1係合凹部23a、23bを第
2衝立部26の側縁に沿って前方へ摺動させるようにし
て、第1衝立部15を第2衝立部26の基部側へ傾動す
る。第1係合凹部23a、23bが第2衝立部26の先
端側の第2係合凹部28a、28bの到達すると、拡開
していた第1衝立部15の両アーム17、18が閉じ、
第1係合凹部23a、23bは第2係合凹部28a、2
8bと係合することとなる。
【0037】図6は、第1係合凹部23a、23bを先
端側の第2係合凹部28a、28bに係合させて、カレ
ンダースタンドAを自立させた状態を示している。この
時、この実施例では、水平面に対する収納部14の起立
角度が58.57度となる。
【0038】カレンダースタンドAの設置場所や、使用
者の支点の位置や、周囲の照明との関係等によっては、
前記起立角度では見にくいため、カレンダースタンドA
をもう少し起こして用いた場合がある。
【0039】その場合には、第1衝立部15を第2衝立
部26の基部側へ更に傾動し、第1係合凹部23a、2
3bを第2衝立部26の両側縁30a、30bに沿って
前方へ摺動させる。すると、この両側縁30a、30b
は第1係合凹部23a、23bをガイドして両アーム1
7、18を弾性的に拡開せしめ、第1係合凹部23a、
23bが第2衝立部26の基部側の第2係合凹部29
a、29bに到達すると、拡開した両アーム17、18
が閉じ、第1係合凹部23a、23bは第2係合凹部2
9a、29bと係合することとなる。
【0040】図7は、第1係合凹部23a、23bを基
部側の第2係合凹部29a、29bに係合させて、カレ
ンダースタンドAを自立させた状態を示している。この
時、この実施例では、水平面に対する収納部14の起立
角度が68.25度となる。以上が第1の組立て方法で
ある。第2の組立方法は、第2衝立部26を第1衝立部
15の上方から押入する方法である。
【0041】この方法の場合には、まず、第1衝立部1
5を第1薄肉ヒンジ部20を支点にして後方に傾倒し、
第2衝立部26を第2薄肉ヒンジ部27を支点にして後
方に傾転して、第2衝立部26の第2係合凹部28a、
28b、あるいは、第2係合凹部29a、29bを、第
1衝立部15の両突出部21、22の上方へ位置せしめ
る。第2衝立部26の基部側と先端側のいずれの第2係
合凹部を突出部21、22の上方に位置せしめるかは、
使用者が適宜選択する。
【0042】例えば、収納部14を起こして(水平面に
対する起立角度を68.25度にして)自立させるため
に、第1係合凹部23a、23bを第2係合凹部29
a、29bに係合させたい場合には、第2係合凹部29
a、29bを両突出部21、22の上縁24a、24b
の上に当接させ、第2衝立部26を下方に傾動する。
【0043】すると、第1衝立部26の両アーム17、
18は、両上縁24a、24bが第2係合凹部29a、
29bを摺動することにより、拡開しながら下降する。
そして、第2係合凹部29a、29bが各上縁24a、
24bを乗り越えて第1係合凹部23a、23bに到達
すると、拡開した両アーム17、18が閉じ、第1係合
凹部23a、23bは第2係合凹部29a、29bと係
合して、カレンダースタンドAは図7に示す状態にな
る。
【0044】第1係合凹部23a、23bを第2係合凹
部28a、28bに係合する場合も、同様な手順で組み
立てることができる。このように、第2の組立方法の場
合には、起立角度が小なる形態を経由せずして起立角度
が大なる形態に組み立てることができる。
【0045】なお、初めに第2の組立方法により第1係
合凹部23a、23bを第2係合凹部28a、28bに
係合し、この後、第1の組立て方法の手順により、第1
係合凹部23a、23bを第2係合凹部29a、29b
に係合せしめることも可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に必須の構成
要素によれば、表示対象物を表示する窓穴を設けた額縁
部材には窓穴を囲む飾り縁を形成し、この額縁部材の内
側に固定された背板部材に衝立部を一体に形成し周囲の
一辺には開口部を、残り3辺に側壁を形成し、飾り縁と
側壁によって表示対象物の収納部を構成し、さらに、開
口部に表示対象物の挿入口を構成し、挿入口の飾り縁の
断面形状を略L字形に形成したことによって、表示物の
挿入口側の飾り縁部には射出成形時に反り、引けなどに
よる湾曲が生ずることはなく、十分な強度が保たれる。
そのうえ、本発明の卓上表示装置は構造が簡単で製造が
容易となる。
【0047】さらに、付加構成要素によれば、第1衝立
部と第2衝立部はそれぞれ第1ヒンジ部あるいは第2ヒ
ンジ部によって背板部材に対して後方へ傾動可能になっ
ており、第1衝立部と第2衝立部には互いに係合可能な
第1係合凹部と第2係合凹部が設けられているので、第
1衝立部と第2衝立部を収納部から切り放さずに組み立
てることができ、且つ、卓上表示装置を簡単に組み立て
ることができるという優れた効果が奏せられる。
【0048】また、第2衝立部に複数組の第2係合凹部
を設けた場合には、第1係合凹部と係合させるべき第2
係合凹部を適宜に選択することにより、設置面に対する
収納部の起立角度を変えることができ、表示対象物を使
用者の見易い角度に設定することができ、使い勝手が極
めてよいという優れた効果を生じる。
【0049】また、第1衝立部におけるアームの突出部
の上縁を、第1係合に接近するにしたがって第2衝立部
に接近するように傾斜して形成した場合には、この上縁
が組立て時に第1衝立部の両アームを拡開せしめるガイ
ドとなるので、組立て易くなるという効果がある。
【0050】また、第2係合凹部を複数組設けた場合で
あって、隣合う第2係合部を結ぶ第2衝立部の側縁を、
第2ヒンジ部に接近するにしたがって対向する第1衝立
部のアームに漸次接近するように傾斜して形成した場合
には、この側縁が組立て時に第1衝立部の両アームを拡
開せしめるガイドとなるので、組立て易くなると言う効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における卓上表示装
置としてのカレンダースタンドの全体正面図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】図1のIII−III線における部分切断平面図であ
る。
【図4】図1の背面図である。
【図5】第1の実施の形態のカレンダースタンドの第2
衝立部の拡大断面図である。
【図6】第1の実施の形態のカレンダースタンドの自立
形態を示す右側面図である。
【図7】第1の実施の形態のカレンダースタンドの自立
形態を示す右側面図である。
【符号の説明】
1 額縁部材 2 上部飾り縁 3 下部飾り縁 4 側部飾り縁 5 窓穴 6 側板 7 面取り部 8 連結部 10 背板部材 11 周縁部 12 側壁 13 挿入口(開口部) 14 収納部(凹部) 15 第1衝立部 16 溝穴 17 アーム 18 アーム 19 連結部 20 第1ヒンジ部(第1薄肉ヒンジ部) 21 突出部 22 突出部 23 第1係合凹部 24 上縁 25 下縁 26 第2衝立部 27 第2ヒンジ部(第2薄肉ヒンジ部) 28 第2係合凹部 29 第2係合凹部 30 側縁 31 円弧部 A 卓上表示装置
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−138363(JP,U) 実開 平5−88978(JP,U) 実開 昭55−169453(JP,U) 実公 昭49−33129(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 1/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示対象物を表示する窓穴を設けた額縁
    部材と、この額縁部材の内側に固定された背板部材とか
    らなり、前記額縁部材には前記窓穴を囲む飾り縁が形成
    され、前記背板部材には衝立部を一体に形成すると共に
    この背板部材の周囲には一辺に開口部を、残り3辺に側
    壁を形成し、前記飾り縁と前記側壁によって表示対象物
    の収納部を構成し、前記開口部を表示対象物の挿入口に
    構成し、さらに前記挿入口の飾り縁の断面形状を略L字
    形に形成したことを特徴とする卓上表示装置。
  2. 【請求項2】 前記衝立部は第1衝立部と第2衝立部か
    らなり、第1衝立部は、左右一対のアームとこれらアー
    ムの基部を連結する連結部により略逆U字状をなし、連
    結部は背板部材の上方に配された第1ヒンジ部により後
    方に傾動可能にされていて、前記両アームの下端部には
    互いに接近する方向に突出する突出部が形成され、これ
    ら突出部の互いに対向する部位にそれぞれ第1係合凹部
    が形成されており、 第2衝立部は舌片状をなし、前記第1衝立部の両アーム
    間に配されていて、前記背板部材の下方に配された第2
    ヒンジ部により後方に傾動可能にされており、両側部に
    は前記第1衝立部の第1係合凹部に係合可能な第2係合
    凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    卓上表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1衝立部と前記第2衝立部が、前
    記背板部材に形成した一本の溝穴によって離隔されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の卓上表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1衝立部におけるアームの突出部
    の上縁が、前記第1係合凹部に接近するにしたがって前
    記第2衝立部に接近するように傾斜して形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の卓上表示装置。
  5. 【請求項5】 前記第2衝立部に前記第2係合部が複数
    組形成されていることを特徴とする請求項2記載の卓上
    表示装置。
  6. 【請求項6】 隣合う前記第2係合凹部を結ぶ前記第2
    衝立部の側縁が、前記第2ヒンジ部に接近するにしたが
    って対向する前記第1衝立部のアームに漸次接近するよ
    うに傾斜して形成されていることを特徴とする請求項5
    記載の卓上表示装置。
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