JP3362782B2 - 星形構造を有するポリマーを含有する組成物、該ポリマー及びそれらの用途 - Google Patents
星形構造を有するポリマーを含有する組成物、該ポリマー及びそれらの用途Info
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- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高度に特定的な規
則構造を有する少なくとも1つのポリマーを適切な媒体
中に含有してなる組成物、特に化粧品用又は製薬用組成
物に関する。これらの組成物は、メークアップの分野に
おいて特定の用途を有しており、皮膚、半粘膜及び/又
は粘膜に適用することができる。
則構造を有する少なくとも1つのポリマーを適切な媒体
中に含有してなる組成物、特に化粧品用又は製薬用組成
物に関する。これらの組成物は、メークアップの分野に
おいて特定の用途を有しており、皮膚、半粘膜及び/又
は粘膜に適用することができる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】皮膚、
半粘膜及び/又は粘膜に適用される組成物、例えば口紅
及びファンデーションは、一般的に棒状、柔軟なペース
ト状又はキャストペーストの形態で提供され、脂肪物
質、例えば油類、ペースト状化合物及び/又はロウ、及
び一般にフィラーと顔料とからなる粒子相を含有してい
る。
半粘膜及び/又は粘膜に適用される組成物、例えば口紅
及びファンデーションは、一般的に棒状、柔軟なペース
ト状又はキャストペーストの形態で提供され、脂肪物
質、例えば油類、ペースト状化合物及び/又はロウ、及
び一般にフィラーと顔料とからなる粒子相を含有してい
る。
【0003】しかしながら、これらの組成物のなかに
は、移ってしまうという欠点を示すものもある。これ
は、組成物と接触させられたある基体、例えば、ガラ
ス、カップ、衣類又は皮膚に組成物が少なくとも部分的
に付着し得ることを意味するものと理解される。付着す
ると、前記組成物は前記基体に跡を残す。よって、その
結果、皮膚、半粘膜又は粘膜上の組成物の残存性が劣
り、組成物を規則的に新たに適用する必要が生じる。さ
らに、ある種の衣類、特にブラウスの襟などに、許容で
きない跡が付くと、女性の中には、この種のメークアッ
プを使用しなくなる者も出てくる。
は、移ってしまうという欠点を示すものもある。これ
は、組成物と接触させられたある基体、例えば、ガラ
ス、カップ、衣類又は皮膚に組成物が少なくとも部分的
に付着し得ることを意味するものと理解される。付着す
ると、前記組成物は前記基体に跡を残す。よって、その
結果、皮膚、半粘膜又は粘膜上の組成物の残存性が劣
り、組成物を規則的に新たに適用する必要が生じる。さ
らに、ある種の衣類、特にブラウスの襟などに、許容で
きない跡が付くと、女性の中には、この種のメークアッ
プを使用しなくなる者も出てくる。
【0004】これらの組成物の他の欠点は、移入(migra
tion)の問題にある。これは、ある組成物は、ファンデ
ーションの場合、皮膚のコジワ(fine lines)及び/又は
シワ(wrinkles)の内部に;口紅の場合には唇の周りのコ
ジワに;アイシャドウの場合には、瞼のヒダの内部に広
がる傾向にあることが観察されているからである。ま
た、特にアイシャドウの場合には、瞼の動きにより、メ
ークアップに縞が現れることも観察されている。また、
アイライナーは流れ落ちる危険性があることも観察され
ている。これらの現象は全て回避することが明らかに望
ましい美的でない影響をもたらす。
tion)の問題にある。これは、ある組成物は、ファンデ
ーションの場合、皮膚のコジワ(fine lines)及び/又は
シワ(wrinkles)の内部に;口紅の場合には唇の周りのコ
ジワに;アイシャドウの場合には、瞼のヒダの内部に広
がる傾向にあることが観察されているからである。ま
た、特にアイシャドウの場合には、瞼の動きにより、メ
ークアップに縞が現れることも観察されている。また、
アイライナーは流れ落ちる危険性があることも観察され
ている。これらの現象は全て回避することが明らかに望
ましい美的でない影響をもたらす。
【0005】多くの化粧品研究者は、数年の間、「移り
のない」化粧品用組成物、特に口紅用又はファンデーシ
ョン用組成物に興味を抱いていた。例えば、1〜70重
量%のシリケートの繰り返し単位を有するシリコーン樹
脂、10〜98重量%の揮発性シリコーン油、及び粉状
フィラーを含有する「色移りのない」口紅用組成物が案
出されている。しかし、シリコーン油が蒸発した後に唇
上に得られる皮膜は、経時的に不快感(乾燥感と突っ張
り感)をもたらすという欠点を有するものであった。
のない」化粧品用組成物、特に口紅用又はファンデーシ
ョン用組成物に興味を抱いていた。例えば、1〜70重
量%のシリケートの繰り返し単位を有するシリコーン樹
脂、10〜98重量%の揮発性シリコーン油、及び粉状
フィラーを含有する「色移りのない」口紅用組成物が案
出されている。しかし、シリコーン油が蒸発した後に唇
上に得られる皮膜は、経時的に不快感(乾燥感と突っ張
り感)をもたらすという欠点を有するものであった。
【0006】また、少なくとも12の炭素原子を有する
懸垂状のエステル化鎖を含む液状シリコーン樹脂と揮発
性のシリコーンを含む「移りのない」口紅も知られてい
る。特に、口紅の皮膜は快適な適用感に欠け、特に乾燥
しすぎるという欠点を示していた。
懸垂状のエステル化鎖を含む液状シリコーン樹脂と揮発
性のシリコーンを含む「移りのない」口紅も知られてい
る。特に、口紅の皮膜は快適な適用感に欠け、特に乾燥
しすぎるという欠点を示していた。
【0007】さらに、水溶液中に皮膜形成ポリマーを含
有するメークアップ用化粧品組成物が開示されている;
しかし、これらの組成物は水の影響を受けやすく、特に
唇には適用できない。ポリマーがアルコール又は水性/
アルコール媒体に溶解される場合は、得られた組成物に
より、皮膚の刺激及び/又は脱水化の問題が惹起され、
結果として使用者に一定の不快感がもたらされることも
知見されている。また、皮膚、半粘膜及び/又は粘膜に
適用可能な組成物として、皮膜形成ポリマー粒子の水性
分散液を重合系に含有し、該重合系により、約200M
Pa未満のヤング率を有する皮膜を得ることができるも
のが、例えば欧州特許第820764号公報において知
られている。
有するメークアップ用化粧品組成物が開示されている;
しかし、これらの組成物は水の影響を受けやすく、特に
唇には適用できない。ポリマーがアルコール又は水性/
アルコール媒体に溶解される場合は、得られた組成物に
より、皮膚の刺激及び/又は脱水化の問題が惹起され、
結果として使用者に一定の不快感がもたらされることも
知見されている。また、皮膚、半粘膜及び/又は粘膜に
適用可能な組成物として、皮膜形成ポリマー粒子の水性
分散液を重合系に含有し、該重合系により、約200M
Pa未満のヤング率を有する皮膜を得ることができるも
のが、例えば欧州特許第820764号公報において知
られている。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明の目的は、従来の欠点を示さず、特に快適な適用感
と着用感があると同時に、粘着性のある触感のない(粘
着性の欠如)組成物を提供することである。これは、一
般に皮膜形成ポリマーを含有するファンデーション、口
紅又は手入れ用組成物のような、皮膚に適用することを
意図した組成物は、適用が快適であると同時に、乾燥後
でさえ触感があまり粘着質でないということはないこと
が知見されたからである。
発明の目的は、従来の欠点を示さず、特に快適な適用感
と着用感があると同時に、粘着性のある触感のない(粘
着性の欠如)組成物を提供することである。これは、一
般に皮膜形成ポリマーを含有するファンデーション、口
紅又は手入れ用組成物のような、皮膚に適用することを
意図した組成物は、適用が快適であると同時に、乾燥後
でさえ触感があまり粘着質でないということはないこと
が知見されたからである。
【0009】本出願人は、本発明の主題事項である新規
ポリマーを使用することにより、消費者に望まれている
適切な化粧品特性を組成物中に保持しながら、これら2
つの性質について化粧品的に満足のいくように折衷する
ことが可能であることを幸いにも証明できた。
ポリマーを使用することにより、消費者に望まれている
適切な化粧品特性を組成物中に保持しながら、これら2
つの性質について化粧品的に満足のいくように折衷する
ことが可能であることを幸いにも証明できた。
【0010】よって、本発明の主題事項は、次の式
(I): A-[(M1)p1-(M2)p2・・・(Mi)pj]n [上式中: − Aは「n」の官能性(functionality)を有する多官
能中心(polyfunctional centre)を表し、nは2以上の
整数であり; − [(M1)p1-(M2)p2・・・(Mi)pj]は、重合指
標(polymerization index)pjを有する同一又は異なっ
たモノマーMiが重合してなる、「分枝(branch)」とし
ても知られているポリマー鎖を表し、各分枝は同一でも
異なっていてもよく、前記中心Aに共有結合的にグラフ
トしており; − iは2以上であり、pjは2以上である]によって
表される「星型」構造を有するポリマーであって、該ポ
リマーは一又は複数のモノマーMiを含有し、その対応
するホモポリマーが、約0℃以上、好ましくは5℃以
上、さらに好ましくは20℃以上のTgを示し;この又
はこれらのモノマーMiが、モノマーの全重量に対して
約40重量%の最小量、好ましくは50〜99重量%の
量、さらに好ましくは60〜90重量%の量で、最終ポ
リマー中に存在しているもの;及び該ポリマーが一又は
複数のモノマーMjをさらに含有し、その対応するホモ
ポリマーが、約0℃以下、好ましくは−10℃以下、さ
らに好ましくは−15℃以下のTgを示し;この又はこ
れらのモノマーMjが、モノマーの全重量に対して約6
0重量%の最大量、好ましくは1〜50重量%の量、さ
らに好ましくは10〜40重量%の量で、最終ポリマー
中に存在しているもの;にある。
(I): A-[(M1)p1-(M2)p2・・・(Mi)pj]n [上式中: − Aは「n」の官能性(functionality)を有する多官
能中心(polyfunctional centre)を表し、nは2以上の
整数であり; − [(M1)p1-(M2)p2・・・(Mi)pj]は、重合指
標(polymerization index)pjを有する同一又は異なっ
たモノマーMiが重合してなる、「分枝(branch)」とし
ても知られているポリマー鎖を表し、各分枝は同一でも
異なっていてもよく、前記中心Aに共有結合的にグラフ
トしており; − iは2以上であり、pjは2以上である]によって
表される「星型」構造を有するポリマーであって、該ポ
リマーは一又は複数のモノマーMiを含有し、その対応
するホモポリマーが、約0℃以上、好ましくは5℃以
上、さらに好ましくは20℃以上のTgを示し;この又
はこれらのモノマーMiが、モノマーの全重量に対して
約40重量%の最小量、好ましくは50〜99重量%の
量、さらに好ましくは60〜90重量%の量で、最終ポ
リマー中に存在しているもの;及び該ポリマーが一又は
複数のモノマーMjをさらに含有し、その対応するホモ
ポリマーが、約0℃以下、好ましくは−10℃以下、さ
らに好ましくは−15℃以下のTgを示し;この又はこ
れらのモノマーMjが、モノマーの全重量に対して約6
0重量%の最大量、好ましくは1〜50重量%の量、さ
らに好ましくは10〜40重量%の量で、最終ポリマー
中に存在しているもの;にある。
【0011】本発明の他の主題事項は、生理学的に許容
可能な媒体中に、上述した少なくとも1つポリマーを含
有してなる組成物にある。
可能な媒体中に、上述した少なくとも1つポリマーを含
有してなる組成物にある。
【0012】本発明の他の主題事項は、上述した化粧品
用組成物を、皮膚、毛髪、頭皮、眉毛又は唇等のケラチ
ン物質に適用することからなることを特徴とする、該ケ
ラチン物質の美容処理方法にある。
用組成物を、皮膚、毛髪、頭皮、眉毛又は唇等のケラチ
ン物質に適用することからなることを特徴とする、該ケ
ラチン物質の美容処理方法にある。
【0013】本発明の他の主題事項は、付着した組成物
皮膜の移りを低減させ、実際にはなくしさえするため
の、化粧品用組成物における又は製薬組成物の調製にお
ける上述した少なくとも1つポリマーの使用、換言すれ
ば、上述した少なくとも1つのポリマーからなる、付着
した組成物皮膜の移りを低減させ、実際にはなくしさえ
するための薬剤にある。
皮膜の移りを低減させ、実際にはなくしさえするため
の、化粧品用組成物における又は製薬組成物の調製にお
ける上述した少なくとも1つポリマーの使用、換言すれ
ば、上述した少なくとも1つのポリマーからなる、付着
した組成物皮膜の移りを低減させ、実際にはなくしさえ
するための薬剤にある。
【0014】本発明の組成物は、軽いテクスチャーを示
し、一日中つけていても非常に快適である。さらにこれ
らの組成物により、移らず、接触した基体にシミを付け
ず、経時的な移入もない、非常に良好な保持力を有する
皮膜を得ることができる。この皮膜は、皮膚上におい
て、ソフトで(soft)、しなやかで(supple)、弾性があ
り、フレキシブル(flexible)であり;ひび割れ及び/又
は剥離を生じることなく、付着している基体の動きに追
随する。特に、顔の唇に完全に付着する。
し、一日中つけていても非常に快適である。さらにこれ
らの組成物により、移らず、接触した基体にシミを付け
ず、経時的な移入もない、非常に良好な保持力を有する
皮膜を得ることができる。この皮膜は、皮膚上におい
て、ソフトで(soft)、しなやかで(supple)、弾性があ
り、フレキシブル(flexible)であり;ひび割れ及び/又
は剥離を生じることなく、付着している基体の動きに追
随する。特に、顔の唇に完全に付着する。
【0015】本発明の他の利点は、非粘着質で快適感が
あり、移りのない皮膜を得ることができることにある。
本発明の組成物は容易に適用することができ、とりわ
け、顔の唇上で容易に広がる。特に本発明の組成物は、
ヒトの皮膚、粘膜及び/又は半粘膜のメークアップの分
野において特に有利な用途を有している。「粘膜」とい
う用語は、特に下瞼の内側部分を意味するものと解さ
れ;「半粘膜」とは、より詳細には顔の唇を意味するも
のと解される。
あり、移りのない皮膜を得ることができることにある。
本発明の組成物は容易に適用することができ、とりわ
け、顔の唇上で容易に広がる。特に本発明の組成物は、
ヒトの皮膚、粘膜及び/又は半粘膜のメークアップの分
野において特に有利な用途を有している。「粘膜」とい
う用語は、特に下瞼の内側部分を意味するものと解さ
れ;「半粘膜」とは、より詳細には顔の唇を意味するも
のと解される。
【0016】よって、本発明の組成物は、顔の唇のメー
クアップ用製品の分野、特に口紅として、好適な用途を
有している。また、ファンデーション、フェイスパウダ
ー又はアイシャドウの分野においても有利な用途を有し
ている。
クアップ用製品の分野、特に口紅として、好適な用途を
有している。また、ファンデーション、フェイスパウダ
ー又はアイシャドウの分野においても有利な用途を有し
ている。
【0017】よって、本発明の組成物は、一般的に次の
式(I): A-[(M1)p1-(M2)p2・・・(Mi)pj]n [上式中: − Aは「n」の官能性を有する多官能中心を表し、n
は2以上、好ましくは4〜10の整数であり; − [(M1)p1-(M2)p2・・・(Mi)pj]は、重合指
標pjを有する同一又は異なったモノマーMiが重合し
てなる、「分枝」としても知られているポリマー鎖を表
し、各分枝は同一でも異なっていてもよく、前記中心A
に共有結合的にグラフトしており; − iは2以上、好ましくは2〜10であり; − pjは2以上、好ましくは10〜20000であ
る]によって表すことのできる「星型」構造を有する有
するポリマーを含有する。
式(I): A-[(M1)p1-(M2)p2・・・(Mi)pj]n [上式中: − Aは「n」の官能性を有する多官能中心を表し、n
は2以上、好ましくは4〜10の整数であり; − [(M1)p1-(M2)p2・・・(Mi)pj]は、重合指
標pjを有する同一又は異なったモノマーMiが重合し
てなる、「分枝」としても知られているポリマー鎖を表
し、各分枝は同一でも異なっていてもよく、前記中心A
に共有結合的にグラフトしており; − iは2以上、好ましくは2〜10であり; − pjは2以上、好ましくは10〜20000であ
る]によって表すことのできる「星型」構造を有する有
するポリマーを含有する。
【0018】ポリマー鎖は、好ましくは500以上で2
000000までとできる範囲の分子量を有するブロッ
クの形態で提供される。好ましい実施態様においては、
本発明で使用されるポリマーは、「リビング」ラジカル
重合としても知られている制御ラジカル重合(controlle
d radical polymerization)により得ることができる。
この技術により、特に従来のラジカル重合に固有の制約
を克服することが可能である。すなわち形成されるポリ
マー鎖の長さを制御して、ブロック構造体を得ることが
できる。
000000までとできる範囲の分子量を有するブロッ
クの形態で提供される。好ましい実施態様においては、
本発明で使用されるポリマーは、「リビング」ラジカル
重合としても知られている制御ラジカル重合(controlle
d radical polymerization)により得ることができる。
この技術により、特に従来のラジカル重合に固有の制約
を克服することが可能である。すなわち形成されるポリ
マー鎖の長さを制御して、ブロック構造体を得ることが
できる。
【0019】制御ラジカル重合により、成長ラジカル種
が不活性化される反応、特に停止段階を減少させること
ができるが、この反応は通常のラジカル重合反応では不
可逆的かつ非制御な形でポリマー鎖の成長を妨害するも
のである。停止反応の確率を低減するために、低解離エ
ネルギーの結合によって、いわゆる「休眠(dermant)」
活性種を形成することにより、成長ラジカル種を一時的
かつ可逆的な形でブロックすることがなされる。
が不活性化される反応、特に停止段階を減少させること
ができるが、この反応は通常のラジカル重合反応では不
可逆的かつ非制御な形でポリマー鎖の成長を妨害するも
のである。停止反応の確率を低減するために、低解離エ
ネルギーの結合によって、いわゆる「休眠(dermant)」
活性種を形成することにより、成長ラジカル種を一時的
かつ可逆的な形でブロックすることがなされる。
【0020】特にC-ONR型結合(ニトロキシルとの反
応)を使用する可能性を挙げることができる;これは、
特に巨大分子(Macromolecules),1997,第30巻,4238-4242
頁に刊行されている「ニトロキシ-官能化ターミネータ
を使用するアニオン重合によるニトロキシ-官能化ポリ
ブタジエンの合成(Synthesis of nitroxy-functionaliz
ed polybutadiene by anionic polymerization using a
nitroxy-functionalized terminator)」の文献で例証
されている。
応)を使用する可能性を挙げることができる;これは、
特に巨大分子(Macromolecules),1997,第30巻,4238-4242
頁に刊行されている「ニトロキシ-官能化ターミネータ
を使用するアニオン重合によるニトロキシ-官能化ポリ
ブタジエンの合成(Synthesis of nitroxy-functionaliz
ed polybutadiene by anionic polymerization using a
nitroxy-functionalized terminator)」の文献で例証
されている。
【0021】また、(金属/リガンド錯体の存在下にお
いて)C-ハライド型の結合を使用する可能性も挙げるこ
とができる。そして、これはATRPなる略称でも知ら
れている原子移動ラジカル重合として記述されている。
この種の重合により、形成されるポリマーの質量が制御
され、鎖の重量による多分散系指標(polydispersityind
ex)が低くなる。
いて)C-ハライド型の結合を使用する可能性も挙げるこ
とができる。そして、これはATRPなる略称でも知ら
れている原子移動ラジカル重合として記述されている。
この種の重合により、形成されるポリマーの質量が制御
され、鎖の重量による多分散系指標(polydispersityind
ex)が低くなる。
【0022】原子移動ラジカル重合は、一般的に:
− 一又は複数のラジカル的に重合可能なモノマーを、
− 少なくとも1つのラジカル的に移動可能な原子又は
基を有する開始剤と、 − 開始剤と「休眠」ポリマー鎖と共に還元段階に関与
しうる遷移金属を含んでなる化合物と、 − 窒素(N)、酸素(O)、リン(P)又は硫黄(S)原子を
含有し、遷移金属を含んでなる前記化合物にσ結合を介
して配位結合可能な化合物、又は炭素原子を含んでな
り、遷移金属を含んでなる前記化合物にπ又はσ結合を
介して配位結合可能な化合物から選択することができる
リガンドと、の存在下において重合させることにより実
施され、生成中におけるポリマーと遷移金属を含んでな
る前記化合物との間の直接結合の生成が回避される。こ
の方法は、特に国際公開第97/18247号において
例証されており、その教示は、本発明の範囲に入るポリ
マーを調製する際に当業者により参照され得る。
基を有する開始剤と、 − 開始剤と「休眠」ポリマー鎖と共に還元段階に関与
しうる遷移金属を含んでなる化合物と、 − 窒素(N)、酸素(O)、リン(P)又は硫黄(S)原子を
含有し、遷移金属を含んでなる前記化合物にσ結合を介
して配位結合可能な化合物、又は炭素原子を含んでな
り、遷移金属を含んでなる前記化合物にπ又はσ結合を
介して配位結合可能な化合物から選択することができる
リガンドと、の存在下において重合させることにより実
施され、生成中におけるポリマーと遷移金属を含んでな
る前記化合物との間の直接結合の生成が回避される。こ
の方法は、特に国際公開第97/18247号において
例証されており、その教示は、本発明の範囲に入るポリ
マーを調製する際に当業者により参照され得る。
【0023】モノマー、開始剤(類)、遷移金属を含む化
合物(類)及びリガンド(類)の種類及び量は、当業者であ
れば、所望される結果に従って自身の知識全体に基づき
選択するであろう。
合物(類)及びリガンド(類)の種類及び量は、当業者であ
れば、所望される結果に従って自身の知識全体に基づき
選択するであろう。
【0024】特にモノマー「M」は、次の式:
【化2】
[上式、R1、R2、R3及びR4は互いに独立して:
− 水素原子;
− ハロゲン原子;
− 一又は複数の-OH基及び/又は一又は複数のハロ
ゲンで置換されていてもよい、1〜20、好ましくは1
〜6、さらに好ましくは1〜4の炭素原子を有する直鎖
状又は分枝状のアルキル基; − 一又は複数のハロゲンで置換されていてもよい、2
〜10、好ましくは2〜6、さらに好ましくは2〜4の
炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルケニル又はア
ルキニル基; − 一又は複数のハロゲン、窒素、硫黄又は酸素原子で
置換されていてもよい、3〜8の炭素原子を有する環状
の炭化水素性(hydrocarbonaceous)(シクロアルキル)
基; − ヘテロサイクリル、アリール、付加的なR8基で第
四級化されていてもよい、NR8 2、YP(=Y)
R5 2、YPR5 2、P(=Y)R5 2、PR5 2、NR
8SO2R5、OSO2R5、SO2R5、SOR5、
環状NC(=Y)R5、YC(=Y)R5、C(=Y)NR6R
7、C(=Y)R5、CNであって、 − YはO、S又はNR8(好ましくはO)を表し、 − R5は直鎖状又は分枝状で1〜20の炭素原子を有
するアルキル、アルキルチオ又はアルコキシ基;OH
基;M'=アルカリ金属であるOM'基;アリールオキシ
基又はヘテロサイクリルオキシ基を表し; − R6とR7は互いに独立して、H又は直鎖状又は分
枝状で1〜20の炭素原子を有するアルキル基を表し;
R6とR7は結合して、2〜7、好ましくは2〜5の炭
素原子を有するアルキレン基を形成可能であり; − R8はH、直鎖状又は分枝状で1〜20の炭素原子
を有するアルキル基又はアリール基を表す、ものから選
択される基; − -COOR基であって、Rが直鎖状又は分枝状で、
1〜20、好ましくは1〜6の炭素原子を有するアルキ
ル基であり、一又は複数のハロゲンで置換されていても
よいもの; − -CONHR'基であって、R'が水素、又は飽和又
は不飽和、直鎖状又は分枝状で1〜20、好ましくは1
〜6の炭素原子を有する炭化水素性基であり、一又は複
数のハロゲン、窒素及び/又は酸素で置換されていても
よいもの; − -OCOR''基であって、R''が水素、又は飽和又
は不飽和、直鎖状又は分枝状で、1〜20の炭素原子を
有する炭化水素性基であり、一又は複数のハロゲン、窒
素及び/又は酸素で置換されていてもよいもの; − Rが、直鎖状又は分枝状で1〜20の炭素原子を有
するアルキル、アルキルチオ、アルコキシ、アリールオ
キシ又はヘテロサイクルオキシ基である、-OCO-R-
シロキサン基、-COOR-シロキサン基、-CONHR-
シロキサン基、-R-シロキサン基等の基である、少なく
とも1つのケイ素原子を含有する基;から選択される]
に相当するエチレン性不飽和を有するラジカル重合可能
な化合物から、単独で又は混合物として選択することが
できる。
ゲンで置換されていてもよい、1〜20、好ましくは1
〜6、さらに好ましくは1〜4の炭素原子を有する直鎖
状又は分枝状のアルキル基; − 一又は複数のハロゲンで置換されていてもよい、2
〜10、好ましくは2〜6、さらに好ましくは2〜4の
炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルケニル又はア
ルキニル基; − 一又は複数のハロゲン、窒素、硫黄又は酸素原子で
置換されていてもよい、3〜8の炭素原子を有する環状
の炭化水素性(hydrocarbonaceous)(シクロアルキル)
基; − ヘテロサイクリル、アリール、付加的なR8基で第
四級化されていてもよい、NR8 2、YP(=Y)
R5 2、YPR5 2、P(=Y)R5 2、PR5 2、NR
8SO2R5、OSO2R5、SO2R5、SOR5、
環状NC(=Y)R5、YC(=Y)R5、C(=Y)NR6R
7、C(=Y)R5、CNであって、 − YはO、S又はNR8(好ましくはO)を表し、 − R5は直鎖状又は分枝状で1〜20の炭素原子を有
するアルキル、アルキルチオ又はアルコキシ基;OH
基;M'=アルカリ金属であるOM'基;アリールオキシ
基又はヘテロサイクリルオキシ基を表し; − R6とR7は互いに独立して、H又は直鎖状又は分
枝状で1〜20の炭素原子を有するアルキル基を表し;
R6とR7は結合して、2〜7、好ましくは2〜5の炭
素原子を有するアルキレン基を形成可能であり; − R8はH、直鎖状又は分枝状で1〜20の炭素原子
を有するアルキル基又はアリール基を表す、ものから選
択される基; − -COOR基であって、Rが直鎖状又は分枝状で、
1〜20、好ましくは1〜6の炭素原子を有するアルキ
ル基であり、一又は複数のハロゲンで置換されていても
よいもの; − -CONHR'基であって、R'が水素、又は飽和又
は不飽和、直鎖状又は分枝状で1〜20、好ましくは1
〜6の炭素原子を有する炭化水素性基であり、一又は複
数のハロゲン、窒素及び/又は酸素で置換されていても
よいもの; − -OCOR''基であって、R''が水素、又は飽和又
は不飽和、直鎖状又は分枝状で、1〜20の炭素原子を
有する炭化水素性基であり、一又は複数のハロゲン、窒
素及び/又は酸素で置換されていてもよいもの; − Rが、直鎖状又は分枝状で1〜20の炭素原子を有
するアルキル、アルキルチオ、アルコキシ、アリールオ
キシ又はヘテロサイクルオキシ基である、-OCO-R-
シロキサン基、-COOR-シロキサン基、-CONHR-
シロキサン基、-R-シロキサン基等の基である、少なく
とも1つのケイ素原子を含有する基;から選択される]
に相当するエチレン性不飽和を有するラジカル重合可能
な化合物から、単独で又は混合物として選択することが
できる。
【0025】「シロキサン」という用語は、Ra及びR
bが互いに独立して、水素;ハロゲン;飽和又は不飽
和、直鎖状又は分枝状で1〜36の炭素原子を有し、一
又は複数のハロゲン、窒素及び/又は酸素で置換されて
いてもよい炭化水素性基;又は1〜20の炭素原子を有
する環状の炭化水素性基を示し、nが1以上である、(-
SiRaRbO-)n単位を有する化合物を意味すると理
解されるものである。特に、1〜200、好ましくは1
00未満の繰り返し単位を有するポリジメチルシロキサ
ン類(PDMS)を挙げることができる。
bが互いに独立して、水素;ハロゲン;飽和又は不飽
和、直鎖状又は分枝状で1〜36の炭素原子を有し、一
又は複数のハロゲン、窒素及び/又は酸素で置換されて
いてもよい炭化水素性基;又は1〜20の炭素原子を有
する環状の炭化水素性基を示し、nが1以上である、(-
SiRaRbO-)n単位を有する化合物を意味すると理
解されるものである。特に、1〜200、好ましくは1
00未満の繰り返し単位を有するポリジメチルシロキサ
ン類(PDMS)を挙げることができる。
【0026】さらに、R1及びR3は互いに結合して、
一又は複数のハロゲン及び/又は酸素及び/又は窒素及
び/又は1〜6の炭素原子を有するアルキル基で置換可
能な式(CH2)nの環を形成することもできる。
一又は複数のハロゲン及び/又は酸素及び/又は窒素及
び/又は1〜6の炭素原子を有するアルキル基で置換可
能な式(CH2)nの環を形成することもできる。
【0027】「アリール」又は「ヘテロサイクリル」と
いう用語は、従来技術である国際公開第97/1824
7号において例証され、当業者に一般的に理解されてい
る定義のものを意味すると理解されるものである。
いう用語は、従来技術である国際公開第97/1824
7号において例証され、当業者に一般的に理解されてい
る定義のものを意味すると理解されるものである。
【0028】好ましくは、モノマーMは:
− 直鎖状、分枝状又は環状の脂肪族アルコール類、及
び/又は芳香族アルコール類、好ましくはC1-C20
アルコール類から得られるアクリル酸又はメタクリル酸
のエステル類、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)
アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)
アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル又は
(メタ)アクリル酸tert-ブチル; − C1-C4ヒドロキシアルキル(メタ)アクリラート
類、例えば2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリラート又
は2-ヒドロキシプロピル(メタ)アクリラート; − ヒドロキシル又はエーテル末端を有するエチレング
リコール、ジエチレングリコール又はポリエチレングリ
コール(メタ)アクリラート類; − 直鎖状又は分枝状のC1-C10又は環状のC1-C
6脂肪族アルコール類、及び/又は芳香族アルコール
類、好ましくはC1-C6アルコール類から得られるビ
ニル、アリル又はメタリルのエステル類、例えば酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル又はtert-
ブチル安息香酸ビニル; − N-ビニルピロリドン;ビニルカプロラクタム;1
〜6の炭素原子を有するビニル-N-アルキルピロール
類;ビニルオキサゾール類;ビニルチアゾール類;ビニ
ルピリミジン類;ビニルイミダゾール類;及びビニルケ
トン類; − 直鎖状、分枝状又は環状の脂肪族アミン類、及び/
又は芳香族アミン類、好ましくはC1-C20アミン類
から得られる(メタ)アクリルアミド類、例えばtert-ブ
チルアクリルアミド;及び(メタ)アクリルアミド類、例
えばアクリルアミド、メタクリルアミド又はジ(C1-C
4)アルキル(メタ)アクリルアミド類; − オレフィン類、例えばエチレン、プロピレン、スチ
レン又は置換されたスチレン; − フッ化又は過フッ化されたアクリル又はビニルのモ
ノマー、特にペルフルオロアルキル単位を有する(メタ)
アクリル酸エステル類; − 遊離、又は部分的もしくは完全に中和された、又は
部分的もしくは完全に第4級化された形態の、アミン官
能基を有するモノマー、例えばジメチルアミノエチル
(メタ)アクリラート、ジメチルアミノエチルメタクリル
アミド、ビニルアミン、ビニルピリジン又はジアリルジ
メチルアンモニウムクロリド; − 環状のスルホン類(プロパン-スルホン)により、又
は移動性ハライド(mobilehalide)(例えば、クロロ酢酸
ナトリウム)を含有するカルボン酸のナトリウム塩によ
り、アミン官能基を有するエチレン性不飽和を有するモ
ノマーを、部分的又は完全に第四級化して得られるスル
ホベタイン類又はカルボキシベタイン類; − シリコーンを含有する(メタ)アクリラート類又は
(メタ)アクリルアミド類、特にシロキサン単位を有する
(メタ)アクリル酸エステル類; − それらの混合物;からなる群から選択することがで
きる。
び/又は芳香族アルコール類、好ましくはC1-C20
アルコール類から得られるアクリル酸又はメタクリル酸
のエステル類、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)
アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)
アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル又は
(メタ)アクリル酸tert-ブチル; − C1-C4ヒドロキシアルキル(メタ)アクリラート
類、例えば2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリラート又
は2-ヒドロキシプロピル(メタ)アクリラート; − ヒドロキシル又はエーテル末端を有するエチレング
リコール、ジエチレングリコール又はポリエチレングリ
コール(メタ)アクリラート類; − 直鎖状又は分枝状のC1-C10又は環状のC1-C
6脂肪族アルコール類、及び/又は芳香族アルコール
類、好ましくはC1-C6アルコール類から得られるビ
ニル、アリル又はメタリルのエステル類、例えば酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル又はtert-
ブチル安息香酸ビニル; − N-ビニルピロリドン;ビニルカプロラクタム;1
〜6の炭素原子を有するビニル-N-アルキルピロール
類;ビニルオキサゾール類;ビニルチアゾール類;ビニ
ルピリミジン類;ビニルイミダゾール類;及びビニルケ
トン類; − 直鎖状、分枝状又は環状の脂肪族アミン類、及び/
又は芳香族アミン類、好ましくはC1-C20アミン類
から得られる(メタ)アクリルアミド類、例えばtert-ブ
チルアクリルアミド;及び(メタ)アクリルアミド類、例
えばアクリルアミド、メタクリルアミド又はジ(C1-C
4)アルキル(メタ)アクリルアミド類; − オレフィン類、例えばエチレン、プロピレン、スチ
レン又は置換されたスチレン; − フッ化又は過フッ化されたアクリル又はビニルのモ
ノマー、特にペルフルオロアルキル単位を有する(メタ)
アクリル酸エステル類; − 遊離、又は部分的もしくは完全に中和された、又は
部分的もしくは完全に第4級化された形態の、アミン官
能基を有するモノマー、例えばジメチルアミノエチル
(メタ)アクリラート、ジメチルアミノエチルメタクリル
アミド、ビニルアミン、ビニルピリジン又はジアリルジ
メチルアンモニウムクロリド; − 環状のスルホン類(プロパン-スルホン)により、又
は移動性ハライド(mobilehalide)(例えば、クロロ酢酸
ナトリウム)を含有するカルボン酸のナトリウム塩によ
り、アミン官能基を有するエチレン性不飽和を有するモ
ノマーを、部分的又は完全に第四級化して得られるスル
ホベタイン類又はカルボキシベタイン類; − シリコーンを含有する(メタ)アクリラート類又は
(メタ)アクリルアミド類、特にシロキサン単位を有する
(メタ)アクリル酸エステル類; − それらの混合物;からなる群から選択することがで
きる。
【0029】特に好ましいモノマーは:
− 直鎖状又は分枝状の脂肪族アルコール類、好ましく
はC1-C20アルコール類から得られる(メタ)アクリ
ル酸エステル類; − ペルフルオロアルキル単位を有するC1-C20(メ
タ)アクリル酸エステル類; − シロキサン単位を有するC1-C20(メタ)アクリ
ル酸エステル類; − 直鎖状、分枝状又は環状の脂肪族アミン類、及び/
又は芳香族アミン類、好ましくはC1-C20アミン類
から得られる(メタ)アクリルアミド類、例えばtert-ブ
チルアクリルアミド;又は(メタ)アクリルアミド類、例
えばアクリルアミド、メタクリルアミド又はジ(C1-C
4)アルキル(メタ)アクリルアミド類; − 直鎖状又は分枝状のC1-C10又は環状のC1-C
6脂肪族アルコール類から得られるビニル、アリル又は
メタリルのエステル類; − ビニルカプロラクタム; − 置換されていてもよいスチレン; − それらの混合物;から選択される。
はC1-C20アルコール類から得られる(メタ)アクリ
ル酸エステル類; − ペルフルオロアルキル単位を有するC1-C20(メ
タ)アクリル酸エステル類; − シロキサン単位を有するC1-C20(メタ)アクリ
ル酸エステル類; − 直鎖状、分枝状又は環状の脂肪族アミン類、及び/
又は芳香族アミン類、好ましくはC1-C20アミン類
から得られる(メタ)アクリルアミド類、例えばtert-ブ
チルアクリルアミド;又は(メタ)アクリルアミド類、例
えばアクリルアミド、メタクリルアミド又はジ(C1-C
4)アルキル(メタ)アクリルアミド類; − 直鎖状又は分枝状のC1-C10又は環状のC1-C
6脂肪族アルコール類から得られるビニル、アリル又は
メタリルのエステル類; − ビニルカプロラクタム; − 置換されていてもよいスチレン; − それらの混合物;から選択される。
【0030】本発明において、開始剤は、重合によりラ
ジカル的に移動可能な少なくとも2つの原子及び/又は
基を有する任意の化合物、特に分子又は重合化合物であ
ってよい。開始剤は、特にラジカル重合、重縮合、アニ
オン又はカチオン重合、又は開環により得ることのでき
るポリマー又はオリゴマーであってよい。前記移動可能
な原子及び/又は基は、ポリマー鎖の末端に位置するも
のでも又は骨格に沿って位置するものであってよい。
ジカル的に移動可能な少なくとも2つの原子及び/又は
基を有する任意の化合物、特に分子又は重合化合物であ
ってよい。開始剤は、特にラジカル重合、重縮合、アニ
オン又はカチオン重合、又は開環により得ることのでき
るポリマー又はオリゴマーであってよい。前記移動可能
な原子及び/又は基は、ポリマー鎖の末端に位置するも
のでも又は骨格に沿って位置するものであってよい。
【0031】特に、次の式:
− R11CO-X;
− R11 xR12 yR13 zC-(RX)t、[ここで、
x、y及びzは0〜4の範囲の整数を表し、tは1〜4
の範囲の整数を表し、x+y+z=4-tである]; − R13 xC6-(RX)y(6つの炭素を有する飽和し
た環)、[ここで、xは7〜11の範囲の整数を表し、y
は1〜5の範囲の整数を表し、x+y=12である]; − R13 xC6-(RX)y(6つの炭素を有する不飽和
の環)、[ここで、xは0〜5の範囲の整数を表し、yは
1〜6の範囲の整数を表し、x+y=6である]; − -[-(R11)(R12)(R13)C-(RX)-]n、[こ
こで、nは1以上である]で、環状又は直鎖状のもの; − -[-(R12)xC6(RX)y-R11-]n、[ここ
で、xは0〜6の範囲の整数を表し、yは1〜6の範囲
の整数を表し、nは1以上であり、x+y=4又は6であ
る]で、環状又は直鎖状のもの; − -[-(R12)xC6(RX)y-R11-]n、[ここ
で、xは0〜12の範囲の整数を表し、yは1〜12の
範囲の整数を表し、nは1以上であり、x+y=10又は
12である]で、環状又は直鎖状のもの; − R11R12R13Si-X、 − -[OSi(R11)x(RX)y]n、[ここで、x及び
yは0〜2の範囲の整数を表し、nは1以上であり、x
+y=2である]で、環状又は直鎖状のもの; − R11R12N-X、 − R11N-X2、 − (R11)xP(O)y-X3−x、[ここで、x及びy
は0〜2の範囲の整数を表し、x+y=5である]; − (R11O)xP(O)y-X3−x、[ここで、x及び
yは0〜2の範囲の整数を表し、x+y=5である]; − -[(R11)tNzP(O)x(O-RX)y-]n、[ここ
で、xは0〜4の範囲の整数を表し、yは1〜5の範囲
の整数を表し、zは0〜2の範囲の整数を表し、tは0
〜3の範囲の整数を表し、nは1以上である]で、環状
又は直鎖状のもの;で、 − R、R11、R12及びR13は互いに独立して、
水素又はハロゲン原子;直鎖状又は分枝状で、1〜2
0、好ましくは1〜10、さらに好ましくは1〜6の炭
素原子を有するアルキル基;3〜8の炭素原子を有する
シクロアルキル基;-C(=Y)R5、-C(=Y)NR6R7
又は-R8 3Si基(R5ないしR8は上述した定義を参
照);-COCl;-OH;-CN;2〜20、好ましくは
2〜6の炭素原子を有するアルケニル又はアルキニル
基;オキシラニル(oxiranyl)又はグリシジルで置換され
たアルキレン又はアルケニレン基又はオキシラニル又は
グリシジル基;アリール、ヘテロサイクリル、アラルキ
ル又はアラルケニル基;又は水素原子の全部又は一部が
フッ素、塩素又は臭素等のハロゲン原子、又は1〜4の
炭素原子を有するアルコキシ基、又はアリール、ヘテロ
サイクリル、-C(=Y)R5、-C(=Y)NR6R7、オキ
シラニル又はグリシジル基で置換された、1〜6の炭素
原子を有するアルキル基を表し; − Xは、Cl、Br又はI等のハロゲン原子、又は-
OR'、-SR、-SeR、-OC(=O)R'、-OP(=O)
R'、-OP(=O)(OR')2、-OP(=O)OR'、-O-N
R'2、-S-C(=S)NR'2、-CN、-NC、-SCN、
-CNS、-OCN、-CNO及び-N3基を表し、ここ
で、R'は一又は複数のハロゲン原子、特にフッ素及び
/又は塩素原子で置換されていてもよく、1〜20の炭
素原子を有するアルキル基を表し、Rは直鎖状又は分枝
状で、1〜20、好ましくは1〜10の炭素原子を有す
るアルキル又はアリール基を表し、さらに-NR'2基
は、2つのR'基が結合して、5-、6-又は7員の複素
環を形成する、環状基(cyclic group)を表すことができ
るもの、の一つに相当する化合物を挙げることができ
る。好ましくは、Xはハロゲン原子、特に塩素又は臭素
原子を表す。
x、y及びzは0〜4の範囲の整数を表し、tは1〜4
の範囲の整数を表し、x+y+z=4-tである]; − R13 xC6-(RX)y(6つの炭素を有する飽和し
た環)、[ここで、xは7〜11の範囲の整数を表し、y
は1〜5の範囲の整数を表し、x+y=12である]; − R13 xC6-(RX)y(6つの炭素を有する不飽和
の環)、[ここで、xは0〜5の範囲の整数を表し、yは
1〜6の範囲の整数を表し、x+y=6である]; − -[-(R11)(R12)(R13)C-(RX)-]n、[こ
こで、nは1以上である]で、環状又は直鎖状のもの; − -[-(R12)xC6(RX)y-R11-]n、[ここ
で、xは0〜6の範囲の整数を表し、yは1〜6の範囲
の整数を表し、nは1以上であり、x+y=4又は6であ
る]で、環状又は直鎖状のもの; − -[-(R12)xC6(RX)y-R11-]n、[ここ
で、xは0〜12の範囲の整数を表し、yは1〜12の
範囲の整数を表し、nは1以上であり、x+y=10又は
12である]で、環状又は直鎖状のもの; − R11R12R13Si-X、 − -[OSi(R11)x(RX)y]n、[ここで、x及び
yは0〜2の範囲の整数を表し、nは1以上であり、x
+y=2である]で、環状又は直鎖状のもの; − R11R12N-X、 − R11N-X2、 − (R11)xP(O)y-X3−x、[ここで、x及びy
は0〜2の範囲の整数を表し、x+y=5である]; − (R11O)xP(O)y-X3−x、[ここで、x及び
yは0〜2の範囲の整数を表し、x+y=5である]; − -[(R11)tNzP(O)x(O-RX)y-]n、[ここ
で、xは0〜4の範囲の整数を表し、yは1〜5の範囲
の整数を表し、zは0〜2の範囲の整数を表し、tは0
〜3の範囲の整数を表し、nは1以上である]で、環状
又は直鎖状のもの;で、 − R、R11、R12及びR13は互いに独立して、
水素又はハロゲン原子;直鎖状又は分枝状で、1〜2
0、好ましくは1〜10、さらに好ましくは1〜6の炭
素原子を有するアルキル基;3〜8の炭素原子を有する
シクロアルキル基;-C(=Y)R5、-C(=Y)NR6R7
又は-R8 3Si基(R5ないしR8は上述した定義を参
照);-COCl;-OH;-CN;2〜20、好ましくは
2〜6の炭素原子を有するアルケニル又はアルキニル
基;オキシラニル(oxiranyl)又はグリシジルで置換され
たアルキレン又はアルケニレン基又はオキシラニル又は
グリシジル基;アリール、ヘテロサイクリル、アラルキ
ル又はアラルケニル基;又は水素原子の全部又は一部が
フッ素、塩素又は臭素等のハロゲン原子、又は1〜4の
炭素原子を有するアルコキシ基、又はアリール、ヘテロ
サイクリル、-C(=Y)R5、-C(=Y)NR6R7、オキ
シラニル又はグリシジル基で置換された、1〜6の炭素
原子を有するアルキル基を表し; − Xは、Cl、Br又はI等のハロゲン原子、又は-
OR'、-SR、-SeR、-OC(=O)R'、-OP(=O)
R'、-OP(=O)(OR')2、-OP(=O)OR'、-O-N
R'2、-S-C(=S)NR'2、-CN、-NC、-SCN、
-CNS、-OCN、-CNO及び-N3基を表し、ここ
で、R'は一又は複数のハロゲン原子、特にフッ素及び
/又は塩素原子で置換されていてもよく、1〜20の炭
素原子を有するアルキル基を表し、Rは直鎖状又は分枝
状で、1〜20、好ましくは1〜10の炭素原子を有す
るアルキル又はアリール基を表し、さらに-NR'2基
は、2つのR'基が結合して、5-、6-又は7員の複素
環を形成する、環状基(cyclic group)を表すことができ
るもの、の一つに相当する化合物を挙げることができ
る。好ましくは、Xはハロゲン原子、特に塩素又は臭素
原子を表す。
【0032】開始剤は、好ましくは次の式:
− R13 xC6-(RX)y(6つの炭素を有する飽和し
た環)、[ここで、xは7〜11の範囲の整数を表し、y
は1〜5の範囲の整数を表し、x+y=12である]; − -[-(R12)xC6(RX)y-R11-]n、[ここ
で、xは0〜6の範囲の整数を表し、yは1〜6の範囲
の整数を表し、nは1以上であり、x+y=4又は6であ
る]で、環状又は直鎖状のもの; − -[OSi(R11)x(RX)y]n、[ここで、x及び
yは0〜2の範囲の整数を表し、nは1以上であり、x
+y=2である]で、環状又は直鎖状のもの;の化合物か
ら選択される。
た環)、[ここで、xは7〜11の範囲の整数を表し、y
は1〜5の範囲の整数を表し、x+y=12である]; − -[-(R12)xC6(RX)y-R11-]n、[ここ
で、xは0〜6の範囲の整数を表し、yは1〜6の範囲
の整数を表し、nは1以上であり、x+y=4又は6であ
る]で、環状又は直鎖状のもの; − -[OSi(R11)x(RX)y]n、[ここで、x及び
yは0〜2の範囲の整数を表し、nは1以上であり、x
+y=2である]で、環状又は直鎖状のもの;の化合物か
ら選択される。
【0033】開始剤として、特に次の化合物:
− オクタ(2-イソブチリルブロミド)オクタ(tert-ブ
チル)カリックス(8)アレーン、 − オクタ(2-プロピオニルブロミド)オクタ(tert-ブ
チル)カリックス(8)アレーン、及び − ヘキサキス(α-ブロモメチル)ベンゼン、を挙げる
ことができる。
チル)カリックス(8)アレーン、 − オクタ(2-プロピオニルブロミド)オクタ(tert-ブ
チル)カリックス(8)アレーン、及び − ヘキサキス(α-ブロモメチル)ベンゼン、を挙げる
ことができる。
【0034】「休眠」ポリマー鎖及び開始剤と共に、還
元段階に関与可能な遷移金属を含む化合物は、式: Mn+X'n [上式中: − MはCu、Au、Ag、Hg、Ni、Pd、Pt、
Rh、Co、Ir、Fe、Ru、Os、Re、Mn、C
r、Mo、W、V、Nb、Ta及びZnから選択するこ
とができ; − X'はハロゲン(特に臭素又は塩素)、OH、(O)
1/2、1〜6の炭素原子を有するアルコキシ基、(S
O4)1/2、(PO4)1/3、(HPO4)1/2、(H
2PO4)、トリフレート、ヘキサフルオロホスファー
ト、メタンスルホナート、アリールスルホナート、Se
R、CN、NC、SCN、CNS、OCN、CNO、N
3及びR'CO2基で、Rが直鎖状又は分枝状で1〜2
0、好ましくは1〜10の炭素原子を有するアルキル又
はアリール基を表し、R'がH、又は直鎖状又は分枝状
で1〜6の炭素原子を有するアルキル基、又は一又は複
数のハロゲン原子、特にフッ素及び/又は塩素原子で置
換されていてもよいアリール基を示すことができ; − nは金属の電荷である]に相当するものから選択す
ることができる。
元段階に関与可能な遷移金属を含む化合物は、式: Mn+X'n [上式中: − MはCu、Au、Ag、Hg、Ni、Pd、Pt、
Rh、Co、Ir、Fe、Ru、Os、Re、Mn、C
r、Mo、W、V、Nb、Ta及びZnから選択するこ
とができ; − X'はハロゲン(特に臭素又は塩素)、OH、(O)
1/2、1〜6の炭素原子を有するアルコキシ基、(S
O4)1/2、(PO4)1/3、(HPO4)1/2、(H
2PO4)、トリフレート、ヘキサフルオロホスファー
ト、メタンスルホナート、アリールスルホナート、Se
R、CN、NC、SCN、CNS、OCN、CNO、N
3及びR'CO2基で、Rが直鎖状又は分枝状で1〜2
0、好ましくは1〜10の炭素原子を有するアルキル又
はアリール基を表し、R'がH、又は直鎖状又は分枝状
で1〜6の炭素原子を有するアルキル基、又は一又は複
数のハロゲン原子、特にフッ素及び/又は塩素原子で置
換されていてもよいアリール基を示すことができ; − nは金属の電荷である]に相当するものから選択す
ることができる。
【0035】好ましくは、Mが銅又はルテニウムを表
し、X'が臭素又は塩素を表すものが選択される。特に
臭化銅を挙げることができる。
し、X'が臭素又は塩素を表すものが選択される。特に
臭化銅を挙げることができる。
【0036】本発明で使用可能なリガンドとしては、遷
移金属を含有する化合物とσ結合を介して配位結合可能
な、少なくとも1つの窒素、酸素、リン及び/又は硫黄
原子を含有する化合物を挙げることができる。
移金属を含有する化合物とσ結合を介して配位結合可能
な、少なくとも1つの窒素、酸素、リン及び/又は硫黄
原子を含有する化合物を挙げることができる。
【0037】また、遷移金属を含有する化合物とπ結合
を介して配位結合可能な、少なくとも2つの炭素原子を
含有する化合物も挙げることができる。
を介して配位結合可能な、少なくとも2つの炭素原子を
含有する化合物も挙げることができる。
【0038】さらに、遷移金属を含有する化合物とσ結
合を介して配位結合可能な、少なくとも1つの炭素原子
を含有し、重合中にモノマーと炭素-炭素結合を形成し
ない化合物、すなわちモノマーとのβ-付加反応に関与
しない化合物を挙げることもできる。
合を介して配位結合可能な、少なくとも1つの炭素原子
を含有し、重合中にモノマーと炭素-炭素結合を形成し
ない化合物、すなわちモノマーとのβ-付加反応に関与
しない化合物を挙げることもできる。
【0039】またさらに、遷移金属を含有する化合物と
μ又はη結合を介して配位結合可能な化合物を挙げるこ
ともできる。
μ又はη結合を介して配位結合可能な化合物を挙げるこ
ともできる。
【0040】特に、式:
R9-Z-(R14-Z)m-R10
[上式中:
− R9及びR10は互いに独立して、-C(=Y)R5又
は-C(=Y)NR6R7及び/又はYC(=Y)R8基(R5
ないしR8及びYは上述した定義を参照)、又は1〜4
の炭素原子を有するジアルキルアミノ基、又は1〜6の
炭素原子を有するアルコキシ基で置換された1〜6の炭
素原子を有するアルキル基;ヘテロサイクリル基;アリ
ール基;直鎖状又は分枝状で1〜20、好ましくは1〜
10の炭素原子を有するアルキル基;又は水素原子であ
り;R9及びR10は結合して、飽和又は不飽和の環を
形成可能であり; − R14は互いに独立して、2〜4の炭素原子を有す
るアルカンジイル類;2〜4の炭素原子を有するアルケ
ニレン類;3〜8の炭素原子を有するシクロアルカンジ
イル類;3〜8の炭素原子を有するシクロアルケンジイ
ル類;アレーンジイル類及びヘテロサイクリレン類から
選択される二価の基を表し; − Zは、-C(=Y)R5又は-C(=Y)NR6R7及び/
又はYC(=Y)R8基(R 5ないしR8及びYは上述した
定義を参照)、又は1〜4の炭素原子を有するジアルキ
ルアミノ基、又は1〜6の炭素原子を有するアルコキシ
基で置換された1〜6の炭素原子を有するアルキル基;
ヘテロサイクリル基;アリール基;直鎖状又は分枝状で
1〜20の炭素原子を有するアルキル基;又はO、S、
NR15又はPR15で、R15がHを表すものを表
し; − mは0〜6である]の化合物を挙げることができ
る。
は-C(=Y)NR6R7及び/又はYC(=Y)R8基(R5
ないしR8及びYは上述した定義を参照)、又は1〜4
の炭素原子を有するジアルキルアミノ基、又は1〜6の
炭素原子を有するアルコキシ基で置換された1〜6の炭
素原子を有するアルキル基;ヘテロサイクリル基;アリ
ール基;直鎖状又は分枝状で1〜20、好ましくは1〜
10の炭素原子を有するアルキル基;又は水素原子であ
り;R9及びR10は結合して、飽和又は不飽和の環を
形成可能であり; − R14は互いに独立して、2〜4の炭素原子を有す
るアルカンジイル類;2〜4の炭素原子を有するアルケ
ニレン類;3〜8の炭素原子を有するシクロアルカンジ
イル類;3〜8の炭素原子を有するシクロアルケンジイ
ル類;アレーンジイル類及びヘテロサイクリレン類から
選択される二価の基を表し; − Zは、-C(=Y)R5又は-C(=Y)NR6R7及び/
又はYC(=Y)R8基(R 5ないしR8及びYは上述した
定義を参照)、又は1〜4の炭素原子を有するジアルキ
ルアミノ基、又は1〜6の炭素原子を有するアルコキシ
基で置換された1〜6の炭素原子を有するアルキル基;
ヘテロサイクリル基;アリール基;直鎖状又は分枝状で
1〜20の炭素原子を有するアルキル基;又はO、S、
NR15又はPR15で、R15がHを表すものを表
し; − mは0〜6である]の化合物を挙げることができ
る。
【0041】また、式:
R20R21C[C(=Y)R5]
[上式中:
− R20及びR21は互いに独立して、水素原子;ハ
ロゲン原子;直鎖状又は分枝状で1〜20、好ましくは
1〜10の炭素原子を有するアルキル基;アリール基;
又はヘテロサイクリル基であり;R20及びR21は結
合して、飽和又は不飽和の環を形成可能であり;さらに
各基は、1〜6の炭素原子を有するアルキル基、1〜6
の炭素原子を有するアルコキシ基又はアリール基で置換
可能であり; − R5及びYは上述したものである]の化合物を挙げ
ることもできる。
ロゲン原子;直鎖状又は分枝状で1〜20、好ましくは
1〜10の炭素原子を有するアルキル基;アリール基;
又はヘテロサイクリル基であり;R20及びR21は結
合して、飽和又は不飽和の環を形成可能であり;さらに
各基は、1〜6の炭素原子を有するアルキル基、1〜6
の炭素原子を有するアルコキシ基又はアリール基で置換
可能であり; − R5及びYは上述したものである]の化合物を挙げ
ることもできる。
【0042】さらにリガンドとして、一酸化炭素;置換
されていてもよいポルフィリン類及びポルフィセン類;
置換されていてもよいエチレンジアミン及びプロピレン
ジアミン;第3級アミンを有するポリアミン類、例えば
ペンタメチルジエチレントリアミン;置換されていても
よいアミノプロパノール及びアミノエタノール等のアミ
ノアルコール類;置換されていてもよいエチレングリコ
ール又はプロピレングリコール等のグリコール類;置換
されていてもよいベンゼン等のアレーン類;置換されて
いてもよいシクロペンタジエン;置換されていてもよい
ピリジン類及びビピリジン類;アセトニトリル;1,1
0-フェナントロリン;クリプタンド類及びクラウンエ
ーテル類;又はスパルテインを挙げることができる。
されていてもよいポルフィリン類及びポルフィセン類;
置換されていてもよいエチレンジアミン及びプロピレン
ジアミン;第3級アミンを有するポリアミン類、例えば
ペンタメチルジエチレントリアミン;置換されていても
よいアミノプロパノール及びアミノエタノール等のアミ
ノアルコール類;置換されていてもよいエチレングリコ
ール又はプロピレングリコール等のグリコール類;置換
されていてもよいベンゼン等のアレーン類;置換されて
いてもよいシクロペンタジエン;置換されていてもよい
ピリジン類及びビピリジン類;アセトニトリル;1,1
0-フェナントロリン;クリプタンド類及びクラウンエ
ーテル類;又はスパルテインを挙げることができる。
【0043】好ましいリガンドは、C2-C15アルキ
ル基、特にC6-C12基、中でもノニル基で置換され
ていてもよいピリジン類及びビピリジン類;又は第3級
アミンを有するポリアミン類、例えばペンタメチルジエ
チレントリアミンから特に選択される。
ル基、特にC6-C12基、中でもノニル基で置換され
ていてもよいピリジン類及びビピリジン類;又は第3級
アミンを有するポリアミン類、例えばペンタメチルジエ
チレントリアミンから特に選択される。
【0044】開始剤、遷移金属を含有する化合物及び活
性剤として作用するリガンドの存在下において、モノマ
ーを重合させることにより、結果として上述した式(I)
により表すことのできる星型構造を有するポリマーが生
産される。ここでは、モノマーが重合して、開始剤から
誘導される多官能中心Aに全て結合する「n」の同様の
又は異なるポリマー鎖が得られる。
性剤として作用するリガンドの存在下において、モノマ
ーを重合させることにより、結果として上述した式(I)
により表すことのできる星型構造を有するポリマーが生
産される。ここでは、モノマーが重合して、開始剤から
誘導される多官能中心Aに全て結合する「n」の同様の
又は異なるポリマー鎖が得られる。
【0045】本発明が追求している目的を達成するた
め、すなわち従来技術の欠点を示さず、特に快適な適用
感と着用感があると同時に、粘着性の触感のない(粘着
性の欠如)組成物を得るために、次の基準に相当するポ
リマーを選択する必要がある: − 一又は複数のモノマーMiを含有しなければなら
ず、その対応ホモポリマーが約0℃以上、好ましくは5
℃以上、さらに好ましくは10℃以上のTgを示すも
の; − この又はこれらのモノマーMiが、モノマーの全重
量に対して約40重量%の最小量、好ましくは50〜9
9重量%の量、さらに好ましくは60〜90重量%の量
で、最終ポリマー中に存在しているもの;及び − 一又は複数のモノマーMjをさらに含有しなければ
ならないポリマーで、その対応するホモポリマーが、約
0℃以下、好ましくは−10℃以下、さらに好ましくは
−15℃以下のTgを示すもの; − この又はこれらのモノマーMjが、モノマーの全重
量に対して約60重量%の最大量、好ましくは1〜50
重量%の量、さらに好ましくは10〜40重量%の量
で、最終ポリマー中に存在しているもの。Tg(ガラス
転移温度)はASTM規格D3418−97に従い、D
SC(示差走査熱量計)で測定される。
め、すなわち従来技術の欠点を示さず、特に快適な適用
感と着用感があると同時に、粘着性の触感のない(粘着
性の欠如)組成物を得るために、次の基準に相当するポ
リマーを選択する必要がある: − 一又は複数のモノマーMiを含有しなければなら
ず、その対応ホモポリマーが約0℃以上、好ましくは5
℃以上、さらに好ましくは10℃以上のTgを示すも
の; − この又はこれらのモノマーMiが、モノマーの全重
量に対して約40重量%の最小量、好ましくは50〜9
9重量%の量、さらに好ましくは60〜90重量%の量
で、最終ポリマー中に存在しているもの;及び − 一又は複数のモノマーMjをさらに含有しなければ
ならないポリマーで、その対応するホモポリマーが、約
0℃以下、好ましくは−10℃以下、さらに好ましくは
−15℃以下のTgを示すもの; − この又はこれらのモノマーMjが、モノマーの全重
量に対して約60重量%の最大量、好ましくは1〜50
重量%の量、さらに好ましくは10〜40重量%の量
で、最終ポリマー中に存在しているもの。Tg(ガラス
転移温度)はASTM規格D3418−97に従い、D
SC(示差走査熱量計)で測定される。
【0046】本発明で定義されたポリマーは、皮膜を形
成しなければならないものであるか、又は皮膜を形成可
能な付加的な薬剤を添加することにより、皮膜を形成可
能にできるものである。「皮膜形成」という用語は、ポ
リマーが、基体に適用されて溶媒(水性又は有機)が蒸発
した後に、透明でひび割れのない皮膜になることを意味
するものと理解される。
成しなければならないものであるか、又は皮膜を形成可
能な付加的な薬剤を添加することにより、皮膜を形成可
能にできるものである。「皮膜形成」という用語は、ポ
リマーが、基体に適用されて溶媒(水性又は有機)が蒸発
した後に、透明でひび割れのない皮膜になることを意味
するものと理解される。
【0047】皮膜を形成可能なこのような付加的な薬剤
は、所望の役割を果たすことができるものとして当業者
に知られている任意の化合物から選択することができ、
特に、可塑剤及び/又は癒着剤(coalescence agents)か
ら選択することができる。特に: − グリコール類及びそれらの誘導体、例えばジエチレ
ングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメ
チルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、
ジエチレングリコールヘキシルエーテル、エチレングリ
コールエチルエーテル、エチレングリコールブチルエー
テル又はエチレングリコールヘキシルエーテル; − グリセロールエステル類、例えばグリセロールジア
タセタート(ジアセチン)及びグリセロールトリアセター
ト(トリアセチン); − プロピレングリコール誘導体、特にプロピレングリ
コールフェニルエーテル、プロピレングリコールジアタ
セタート、プロピレングリコールメチルエーテル、プロ
ピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコー
ルブチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエー
テル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、ジプロ
ピレングリコールエチルエーテル、トリプロピレングリ
コールブチルエーテル又はトリプロピレングリコールメ
チルエーテル; − 酸エステル類、特にカルボン酸エステル類、例えば
クエン酸エステル類、フタル酸エステル類、アジピン酸
エステル類、炭酸エステル類、酒石酸エステル類、リン
酸エステル類又はセバシン酸エステル類; − オキシエチレン化誘導体、例えばオキシエチレン化
油、特に植物性油、例えばヒマシ油;又はオキシエチレ
ン化シリコーン油;の単独物又は混合物を挙げることが
できる。
は、所望の役割を果たすことができるものとして当業者
に知られている任意の化合物から選択することができ、
特に、可塑剤及び/又は癒着剤(coalescence agents)か
ら選択することができる。特に: − グリコール類及びそれらの誘導体、例えばジエチレ
ングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメ
チルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、
ジエチレングリコールヘキシルエーテル、エチレングリ
コールエチルエーテル、エチレングリコールブチルエー
テル又はエチレングリコールヘキシルエーテル; − グリセロールエステル類、例えばグリセロールジア
タセタート(ジアセチン)及びグリセロールトリアセター
ト(トリアセチン); − プロピレングリコール誘導体、特にプロピレングリ
コールフェニルエーテル、プロピレングリコールジアタ
セタート、プロピレングリコールメチルエーテル、プロ
ピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコー
ルブチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエー
テル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、ジプロ
ピレングリコールエチルエーテル、トリプロピレングリ
コールブチルエーテル又はトリプロピレングリコールメ
チルエーテル; − 酸エステル類、特にカルボン酸エステル類、例えば
クエン酸エステル類、フタル酸エステル類、アジピン酸
エステル類、炭酸エステル類、酒石酸エステル類、リン
酸エステル類又はセバシン酸エステル類; − オキシエチレン化誘導体、例えばオキシエチレン化
油、特に植物性油、例えばヒマシ油;又はオキシエチレ
ン化シリコーン油;の単独物又は混合物を挙げることが
できる。
【0048】皮膜を形成可能な付加的な薬剤の量は、組
成物において化粧品的に許容可能な性質を保持しつつ、
所望の機械的特性を有する皮膜が得られるように、当業
者であれば、自身の全知識に基いて選択することができ
る。
成物において化粧品的に許容可能な性質を保持しつつ、
所望の機械的特性を有する皮膜が得られるように、当業
者であれば、自身の全知識に基いて選択することができ
る。
【0049】本発明の好ましい実施態様において、皮膜
を形成可能な付加的な薬剤と組合せてもよいポリマー
は、次の物理化学的特徴: − 弾性率(ヤング率)が約200MPa未満、好ましく
は2〜100MPa、さらに好ましくは5〜80MP
a; − 硬度が110未満、好ましくは1〜70、さらに好
ましくは5〜55;の少なくとも1つを有する皮膜が得
られるように選択される。測定方法は、実施例の前に記
載する。
を形成可能な付加的な薬剤と組合せてもよいポリマー
は、次の物理化学的特徴: − 弾性率(ヤング率)が約200MPa未満、好ましく
は2〜100MPa、さらに好ましくは5〜80MP
a; − 硬度が110未満、好ましくは1〜70、さらに好
ましくは5〜55;の少なくとも1つを有する皮膜が得
られるように選択される。測定方法は、実施例の前に記
載する。
【0050】上述したポリマーは、考慮される用途に応
じて、水性、有機又は水性/有機相、特にアルコール又
は水性/アルコール相、及び/又は脂肪相に溶解又は分
散した形態で媒体中に存在可能である。
じて、水性、有機又は水性/有機相、特にアルコール又
は水性/アルコール相、及び/又は脂肪相に溶解又は分
散した形態で媒体中に存在可能である。
【0051】前記ポリマーは、考慮される用途に応じ
て、当業者により容易に決定することができる量、特
に、乾燥基準で、組成物の全重量に対して1〜50重量
%、好ましくは1〜40重量%、さらに好ましくは5〜
35重量%の量で、本発明の組成物中に存在することが
できる。
て、当業者により容易に決定することができる量、特
に、乾燥基準で、組成物の全重量に対して1〜50重量
%、好ましくは1〜40重量%、さらに好ましくは5〜
35重量%の量で、本発明の組成物中に存在することが
できる。
【0052】よって、本発明の化粧品用又は製薬用組成
物は、考慮される用途に応じて当業者により選択される
化粧品的又は製薬的に許容可能な媒体をさらに含有する
ことができる。この媒体は、水相及び/又は脂肪相を含
有可能である。また、無水物であってもよい。水相は水
及び/又は温水及び/又は湧泉水及び/又は鉱水及び/
又は花の水(floral water)を含有してもよい。
物は、考慮される用途に応じて当業者により選択される
化粧品的又は製薬的に許容可能な媒体をさらに含有する
ことができる。この媒体は、水相及び/又は脂肪相を含
有可能である。また、無水物であってもよい。水相は水
及び/又は温水及び/又は湧泉水及び/又は鉱水及び/
又は花の水(floral water)を含有してもよい。
【0053】また、一又は複数の化粧品的に許容可能な
有機溶媒、又は一又は複数の化粧品的に許容可能な有機
溶媒と水の混合物を含有することもできる。これらの有
機溶媒としては: − C1-C4アルコール類、例えばエタノール、イソ
プロパノール又はn-プロパノール; − エーテル類、例えばジメトキシエタン; − ケトン類、例えばアセトン又はメチルエチルケト
ン; − 低級C1-C3カルボン酸エステル類、例えば酢酸
メチル又は酢酸エチル;を挙げることができる。
有機溶媒、又は一又は複数の化粧品的に許容可能な有機
溶媒と水の混合物を含有することもできる。これらの有
機溶媒としては: − C1-C4アルコール類、例えばエタノール、イソ
プロパノール又はn-プロパノール; − エーテル類、例えばジメトキシエタン; − ケトン類、例えばアセトン又はメチルエチルケト
ン; − 低級C1-C3カルボン酸エステル類、例えば酢酸
メチル又は酢酸エチル;を挙げることができる。
【0054】脂肪相は、従来からの、動物、植物、鉱物
又は合成由来のガム及び/又はロウ、揮発性又は非揮発
性油、特に: − 有機修飾されていてもよい、直鎖状、分枝状又は環
状で、揮発性又は非揮発性のシリコーン油;フェニル化
シリコーン類;又は室温で液状のシリコーン樹脂及びガ
ム; − 鉱物性油、例えば流動パラフィン及び流動ワセリ
ン; − 動物由来の油、例えばペルヒドロスクワレン又はラ
ノリン; − 植物由来の油、例えば流動トリグリセリド類、例え
ばヒマワリ、トウモロコシ、ダイズ、ホホバ、ヒョウタ
ン、グレープシード、ゴマ、ハゼルナッツ、アプリコッ
ト、マカダミア、アボカド、スイートアルモンド又はヒ
マシ油、カプリル酸/カプリン酸のトリグリセリド類、
オリブ油、グランドナッツ油、菜種油又はヤシ油; − 合成油、例えばプルセリン(purcellin)油、イソパ
ラフィン、脂肪アルコール類又は脂肪酸のエステル類; − フッ化又は過フッ化油、又はフッ化シリコーン油; − 公知の動物性、化石性、植物性、鉱物性又は合成ロ
ウから選択されるロウ、例えばパラフィンロウ、ポリエ
チレンロウ、カルナウバ又はキャンデリラロウ、ミツロ
ウ、ラノリンロウ、シナロウ、ライスワックス(rice wa
x)、オーリクリーロウ(ouricury wax)、アフリカハネガ
ヤロウ(esparto wax)、コルク繊維ロウ、サトウキビロ
ウ、モクロウ、スマックロウ(sumach wax)、モンタンロ
ウ、マイクロクリスタリンワックス、オゾケライト、フ
ィッシャー-トロプシュ合成法により得られるロウ、シ
リコーンロウ又はそれらの混合物;を単独で、又は混合
物として含有可能である。
又は合成由来のガム及び/又はロウ、揮発性又は非揮発
性油、特に: − 有機修飾されていてもよい、直鎖状、分枝状又は環
状で、揮発性又は非揮発性のシリコーン油;フェニル化
シリコーン類;又は室温で液状のシリコーン樹脂及びガ
ム; − 鉱物性油、例えば流動パラフィン及び流動ワセリ
ン; − 動物由来の油、例えばペルヒドロスクワレン又はラ
ノリン; − 植物由来の油、例えば流動トリグリセリド類、例え
ばヒマワリ、トウモロコシ、ダイズ、ホホバ、ヒョウタ
ン、グレープシード、ゴマ、ハゼルナッツ、アプリコッ
ト、マカダミア、アボカド、スイートアルモンド又はヒ
マシ油、カプリル酸/カプリン酸のトリグリセリド類、
オリブ油、グランドナッツ油、菜種油又はヤシ油; − 合成油、例えばプルセリン(purcellin)油、イソパ
ラフィン、脂肪アルコール類又は脂肪酸のエステル類; − フッ化又は過フッ化油、又はフッ化シリコーン油; − 公知の動物性、化石性、植物性、鉱物性又は合成ロ
ウから選択されるロウ、例えばパラフィンロウ、ポリエ
チレンロウ、カルナウバ又はキャンデリラロウ、ミツロ
ウ、ラノリンロウ、シナロウ、ライスワックス(rice wa
x)、オーリクリーロウ(ouricury wax)、アフリカハネガ
ヤロウ(esparto wax)、コルク繊維ロウ、サトウキビロ
ウ、モクロウ、スマックロウ(sumach wax)、モンタンロ
ウ、マイクロクリスタリンワックス、オゾケライト、フ
ィッシャー-トロプシュ合成法により得られるロウ、シ
リコーンロウ又はそれらの混合物;を単独で、又は混合
物として含有可能である。
【0055】組成物は、化粧品及びメークアップの分野
で従来から使用されている少なくとも1つの水溶性の染
料及び/又は少なくとも1つの顔料をさらに含有しても
よい。「顔料」という用語は、組成物を着色する及び/
又は不透明にすることを意図した、媒体に不溶で、白色
又は有色、無機又は有機の粒子を意味するものと理解さ
れる。顔料は、最終組成物の全重量に対して0〜20重
量%、好ましくは1〜5重量%の割合で、組成物中に存
在可能である。それらは、白色又は有色で、無機物及び
/又は有機物であり、通常又はナノメートルサイズのも
のであってよい。無機顔料又はナノピグメントとして
は、チタン、ジルコニウム又はセリウムの酸化物、並び
に亜鉛、鉄又はクロムの酸化物、又はフェリックブルー
を挙げることができる。有機顔料としては、カーボンブ
ラック、及びバリウム、ストロンチウム、カルシウム又
はアルミニウムのレーキ類を挙げることができる。水溶
性の染料としては、考慮される分野において標準的な染
料、例えばポンソーの二ナトリウム塩、アリザリンの二
ナトリウム塩、キノリンイエロー、アマランスの三ナト
リウム塩、タートラジンの二ナトリウム塩、ローダミン
の一ナトリウム塩、キサントフィル又はフクシンの二ナ
トリウム塩を挙げることができる。
で従来から使用されている少なくとも1つの水溶性の染
料及び/又は少なくとも1つの顔料をさらに含有しても
よい。「顔料」という用語は、組成物を着色する及び/
又は不透明にすることを意図した、媒体に不溶で、白色
又は有色、無機又は有機の粒子を意味するものと理解さ
れる。顔料は、最終組成物の全重量に対して0〜20重
量%、好ましくは1〜5重量%の割合で、組成物中に存
在可能である。それらは、白色又は有色で、無機物及び
/又は有機物であり、通常又はナノメートルサイズのも
のであってよい。無機顔料又はナノピグメントとして
は、チタン、ジルコニウム又はセリウムの酸化物、並び
に亜鉛、鉄又はクロムの酸化物、又はフェリックブルー
を挙げることができる。有機顔料としては、カーボンブ
ラック、及びバリウム、ストロンチウム、カルシウム又
はアルミニウムのレーキ類を挙げることができる。水溶
性の染料としては、考慮される分野において標準的な染
料、例えばポンソーの二ナトリウム塩、アリザリンの二
ナトリウム塩、キノリンイエロー、アマランスの三ナト
リウム塩、タートラジンの二ナトリウム塩、ローダミン
の一ナトリウム塩、キサントフィル又はフクシンの二ナ
トリウム塩を挙げることができる。
【0056】さらに、本発明の組成物は、特に局所適用
を意図した化粧品用又は製薬用組成物に通常使用される
アジュバント類を含有することができる。特にこれらの
組成物は: − 化粧品用及び/又は製薬用活性剤、例えば柔軟剤、
酸化防止剤、乳白剤、エモリエント、ヒドロキシ酸、消
泡剤、保湿剤、ビタミン類、香料、防腐剤、金属イオン
封鎖剤、UV遮蔽剤、セラミド類、抗フリーラジカル
剤、痩身剤、殺菌剤、抗フケ剤、錯化剤、臭気吸収剤;
手入れ用活性剤、例えば抗座そう剤;抜毛防止剤、抗真
菌剤又は消毒薬(antiseptic agents)、制汗剤又は抗菌
剤; − フィラー、真珠光沢剤、レーキ類、増粘剤、ゲル化
剤、ポリマー類、特に固定用又はコンディショニング用
ポリマー、噴霧剤、塩基性又は酸性化剤、可塑剤又は界
面活性剤; − 付加的な親水性ポリマー、例えばポリ(ビニルアル
コール)類及びそれらのコポリマー、多糖類又はセルロ
ースポリマー、又は天然タンパク質又は合成ポリペプチ
ド; − 水溶性ポリマー;をさらに含有することができる。
を意図した化粧品用又は製薬用組成物に通常使用される
アジュバント類を含有することができる。特にこれらの
組成物は: − 化粧品用及び/又は製薬用活性剤、例えば柔軟剤、
酸化防止剤、乳白剤、エモリエント、ヒドロキシ酸、消
泡剤、保湿剤、ビタミン類、香料、防腐剤、金属イオン
封鎖剤、UV遮蔽剤、セラミド類、抗フリーラジカル
剤、痩身剤、殺菌剤、抗フケ剤、錯化剤、臭気吸収剤;
手入れ用活性剤、例えば抗座そう剤;抜毛防止剤、抗真
菌剤又は消毒薬(antiseptic agents)、制汗剤又は抗菌
剤; − フィラー、真珠光沢剤、レーキ類、増粘剤、ゲル化
剤、ポリマー類、特に固定用又はコンディショニング用
ポリマー、噴霧剤、塩基性又は酸性化剤、可塑剤又は界
面活性剤; − 付加的な親水性ポリマー、例えばポリ(ビニルアル
コール)類及びそれらのコポリマー、多糖類又はセルロ
ースポリマー、又は天然タンパク質又は合成ポリペプチ
ド; − 水溶性ポリマー;をさらに含有することができる。
【0057】もちろん、当業者であれば、考慮される添
加により、本発明の組成物の有利な特性が悪影響を受け
ないように、又は実質的に受けないように留意して、こ
れらの付加的なアジュバント及び/又はその量を選択す
るであろう。
加により、本発明の組成物の有利な特性が悪影響を受け
ないように、又は実質的に受けないように留意して、こ
れらの付加的なアジュバント及び/又はその量を選択す
るであろう。
【0058】本発明の組成物は、種々の形態、特に水中
油型又は油中水型エマルション;水性又は油性の分散液
又は溶剤分散液;水性又は油性の溶液又は溶剤溶液の形
態;増粘又はゲル化した流動体の形態、半固体状の形態
又は柔軟なペースト状の形態;又は固体状の形態、例え
ばスティック又はチューブ状の形態で提供することがで
きる。好ましくは、半固体状、ペースト状又は固体状の
形態で提供される。
油型又は油中水型エマルション;水性又は油性の分散液
又は溶剤分散液;水性又は油性の溶液又は溶剤溶液の形
態;増粘又はゲル化した流動体の形態、半固体状の形態
又は柔軟なペースト状の形態;又は固体状の形態、例え
ばスティック又はチューブ状の形態で提供することがで
きる。好ましくは、半固体状、ペースト状又は固体状の
形態で提供される。
【0059】本発明の組成物は、皮膚、毛髪、眉毛、粘
膜又は頭皮の美容的又は薬理学的トリートメントの多く
に利用されることが見出されている。それらは、顔又は
ボディのメークアップ用製品、特に口紅、ファンデーシ
ョン、フェイスパウダー、アイシャドウ又はアイライナ
ーとしての、特定の用途が見出されている。
膜又は頭皮の美容的又は薬理学的トリートメントの多く
に利用されることが見出されている。それらは、顔又は
ボディのメークアップ用製品、特に口紅、ファンデーシ
ョン、フェイスパウダー、アイシャドウ又はアイライナ
ーとしての、特定の用途が見出されている。
【0060】また、顔又はボディの皮膚、又は毛髪、頭
皮、粘膜又は半粘膜の手入れ用組成物;抗日光又は自己
サンタン用組成物;皮膚、半粘膜及び/又は粘膜へ適用
される製薬用組成物又は皮膚病用組成物の分野において
も利用することができる。さらに、ボディの衛生用組成
物、例えば脱臭用スティック、又は毛髪用組成物として
も利用することができる。
皮、粘膜又は半粘膜の手入れ用組成物;抗日光又は自己
サンタン用組成物;皮膚、半粘膜及び/又は粘膜へ適用
される製薬用組成物又は皮膚病用組成物の分野において
も利用することができる。さらに、ボディの衛生用組成
物、例えば脱臭用スティック、又は毛髪用組成物として
も利用することができる。
【0061】それらは、さらに好ましくは、移りのない
メークアップ用組成物、特に移りのない口紅用組成物、
好ましくは固体形態のもの、例えばスティック、又は増
粘又はゲル化した形態のもの、及び/又は固体状又は半
固体状の移りのないファンデーション用組成物、特にコ
ンパクト形態のもの、又は増粘していてもよい流動体形
態のものとして使用される。
メークアップ用組成物、特に移りのない口紅用組成物、
好ましくは固体形態のもの、例えばスティック、又は増
粘又はゲル化した形態のもの、及び/又は固体状又は半
固体状の移りのないファンデーション用組成物、特にコ
ンパクト形態のもの、又は増粘していてもよい流動体形
態のものとして使用される。
【0062】
【実施例】本発明を、次の実施例により、さらに詳細に
例証する。
例証する。
【0063】A)硬度の測定
皮膜の硬度を、ペルソズ(Persoz)振子を使用し、NF−
T規格30−016(1981年、10月)又はASTM規格D
−43−66に従い測定した。基体に付着した皮膜は、
乾燥前に約300ミクロンの厚みを有するものでなくて
はならない。30℃、相対湿度50%で24時間乾燥さ
せた後、約100ミクロンの厚みを有する皮膜が得られ
た;ついで、その硬度を30℃、相対湿度50%で測定
した。
T規格30−016(1981年、10月)又はASTM規格D
−43−66に従い測定した。基体に付着した皮膜は、
乾燥前に約300ミクロンの厚みを有するものでなくて
はならない。30℃、相対湿度50%で24時間乾燥さ
せた後、約100ミクロンの厚みを有する皮膜が得られ
た;ついで、その硬度を30℃、相対湿度50%で測定
した。
【0064】B)ヤング率(又は弾性率)の測定
ASTM規格、巻06.01 D2307-92の「有機コーティング
の伸張性の標準試験方法」に従い、ヤング率を測定し
た。基体上に付着した皮膜は、乾燥前に約300ミクロ
ンの厚みを有すものでなくてはならない。21℃、相対
湿度50%で7日間乾燥させた後、約100ミクロンの
厚みを有する皮膜が得られた。測定したサンプルは、幅
5mm、厚さ100ミクロンを有するものであった。把
持顎の距離は25mmである。張力をかける速度は1分
当たり1000mmにした。
の伸張性の標準試験方法」に従い、ヤング率を測定し
た。基体上に付着した皮膜は、乾燥前に約300ミクロ
ンの厚みを有すものでなくてはならない。21℃、相対
湿度50%で7日間乾燥させた後、約100ミクロンの
厚みを有する皮膜が得られた。測定したサンプルは、幅
5mm、厚さ100ミクロンを有するものであった。把
持顎の距離は25mmである。張力をかける速度は1分
当たり1000mmにした。
【0065】実施例1:開始剤の調製
調製した開始剤は、5,11,17,23,29,35,4
1,47-オクタ(2-プロピオニルブロミド)-49,50,
51,52,53,54,55,56-オクタ(tert-ブチル)
カリックス(8)アレーン(M=2378g)である。使用
した反応体は次のものである: − 8つのフェノール単位を含有する4-(tert-ブチル) カリックス(8)アレーン(M=1298g)[アルドリ ッチ社(Aldrich)製] 15g − 式CH3-CHBr-COBrの2-ブロモプロピオニ ルブロミド 59.9g − トリエチルアミン 28g − テトラヒドロフラン(THF) 120g
1,47-オクタ(2-プロピオニルブロミド)-49,50,
51,52,53,54,55,56-オクタ(tert-ブチル)
カリックス(8)アレーン(M=2378g)である。使用
した反応体は次のものである: − 8つのフェノール単位を含有する4-(tert-ブチル) カリックス(8)アレーン(M=1298g)[アルドリ ッチ社(Aldrich)製] 15g − 式CH3-CHBr-COBrの2-ブロモプロピオニ ルブロミド 59.9g − トリエチルアミン 28g − テトラヒドロフラン(THF) 120g
【0066】4-(t-ブチル)カリックス(8)アレーンと
溶媒であるTHFを、攪拌機と温度計を具備した丸底フ
ラスコに添加し;混合物を室温で10分間攪拌した。続
いて、約15分かけてトリエチルアミンを添加した。つ
いで、予めTHFに溶解させておいた2-ブロモプロピ
オニルブロミドを、約1時間30分かけて、約5℃の温
度で添加した。混合物を少なくとも12時間5℃で攪拌
し、ついで温度を室温まで徐々に上げた。
溶媒であるTHFを、攪拌機と温度計を具備した丸底フ
ラスコに添加し;混合物を室温で10分間攪拌した。続
いて、約15分かけてトリエチルアミンを添加した。つ
いで、予めTHFに溶解させておいた2-ブロモプロピ
オニルブロミドを、約1時間30分かけて、約5℃の温
度で添加した。混合物を少なくとも12時間5℃で攪拌
し、ついで温度を室温まで徐々に上げた。
【0067】得られた溶液をTHFを蒸発させて濃縮し
た。生成物を水/氷の混合物から沈殿させ、ついで、エ
チルエーテルにより抽出し、抽出物を硫酸マグネシウム
上で乾燥させた。得られた溶液を濃縮し、化合物をメタ
ノール/氷(90/10)の混合物から沈殿させ、化合物
/沈殿物の比が1/5になるようにした。23g、すな
わち85%の収率で、パウダー状の形態で存在する化合
物が得られた。NMR/GC又はHPLCにより特徴付
けを行った。得られた化合物は、予想されたものと一致
する値を示した。
た。生成物を水/氷の混合物から沈殿させ、ついで、エ
チルエーテルにより抽出し、抽出物を硫酸マグネシウム
上で乾燥させた。得られた溶液を濃縮し、化合物をメタ
ノール/氷(90/10)の混合物から沈殿させ、化合物
/沈殿物の比が1/5になるようにした。23g、すな
わち85%の収率で、パウダー状の形態で存在する化合
物が得られた。NMR/GC又はHPLCにより特徴付
けを行った。得られた化合物は、予想されたものと一致
する値を示した。
【0068】実施例2:8つの分枝を有し、各分枝がブ
ロックコポリマーである星型ポリマーの調製 1)第1工程:8つのポリ(tert-ブチルアクリラート)分
枝を有する星型ポリマーの調製 使用した反応体は次のものである: − モノマー1:tert-ブチルアクリラート(Tg=50℃) 100g − モノマー2:メタクリル酸ラウリル(Tg=−20℃) 80g − 開始剤(実施例1で調製されたもの) 1.19g (4x10−3モルのRBrに相当) − CuBr(4x10−3モルに相当) 0.57g − ビピリジン(8x10−3モルに相当) 1.25g モノマーを予め蒸留しておいた。モノマーを除く反応体
を、窒素挿入口を具備する、密封され、火炎処理された
反応器中で混合し、ついでモノマー1を添加した。反応
器を窒素下にて、約120℃まで加熱し、ついで120
℃で4時間反応させ、窒素挿入口を取り外した。
ロックコポリマーである星型ポリマーの調製 1)第1工程:8つのポリ(tert-ブチルアクリラート)分
枝を有する星型ポリマーの調製 使用した反応体は次のものである: − モノマー1:tert-ブチルアクリラート(Tg=50℃) 100g − モノマー2:メタクリル酸ラウリル(Tg=−20℃) 80g − 開始剤(実施例1で調製されたもの) 1.19g (4x10−3モルのRBrに相当) − CuBr(4x10−3モルに相当) 0.57g − ビピリジン(8x10−3モルに相当) 1.25g モノマーを予め蒸留しておいた。モノマーを除く反応体
を、窒素挿入口を具備する、密封され、火炎処理された
反応器中で混合し、ついでモノマー1を添加した。反応
器を窒素下にて、約120℃まで加熱し、ついで120
℃で4時間反応させ、窒素挿入口を取り外した。
【0069】2)第2工程:各分枝末端における第2の
ブロックの形成 ついで、モノマー2、すなわち80gのメタクリル酸ラ
ウリルを添加した。再度、120℃で4時間反応させ
た。反応後、反応混合物を冷却したところ、粘度のある
緑の溶液が得られた。この溶液をジクロロメタンに溶解
させた。ポリマー溶液を中性アルミナに通し、得られた
透明な溶液をメタノール/水(80/20)の混合物で沈
殿させ、ポリマー/沈殿物の比が1/5になるようにし
た。
ブロックの形成 ついで、モノマー2、すなわち80gのメタクリル酸ラ
ウリルを添加した。再度、120℃で4時間反応させ
た。反応後、反応混合物を冷却したところ、粘度のある
緑の溶液が得られた。この溶液をジクロロメタンに溶解
させた。ポリマー溶液を中性アルミナに通し、得られた
透明な溶液をメタノール/水(80/20)の混合物で沈
殿させ、ポリマー/沈殿物の比が1/5になるようにし
た。
【0070】165g、すなわち90%の収率で、粘度
のある生成物の形態で存在するポリマーが得られた。こ
のポリマーは、カリックス(ポリ(tert-ブチルアクリラ
ート)-ブロック-ポリ(メタクリル酸ラウリル))8ブロッ
クコポリマーである。GCで特徴付けを行ったところ:
THF-直鎖状ポリスチレン等価物、光散乱検出:32
9800g/モル(理論量、約346400);多分散系
指標:2であった。得られたポリマーは、予想されたも
のと一致する値を示した。 ヤング率:6MPa 硬度:15s
のある生成物の形態で存在するポリマーが得られた。こ
のポリマーは、カリックス(ポリ(tert-ブチルアクリラ
ート)-ブロック-ポリ(メタクリル酸ラウリル))8ブロッ
クコポリマーである。GCで特徴付けを行ったところ:
THF-直鎖状ポリスチレン等価物、光散乱検出:32
9800g/モル(理論量、約346400);多分散系
指標:2であった。得られたポリマーは、予想されたも
のと一致する値を示した。 ヤング率:6MPa 硬度:15s
【0071】実施例3:口紅
実施例2で調製されたポリマーの25%イソドデカン溶
液を調製した。続いて、以下のものを含有する口紅用組
成物を調製した: − ポリマーの25%イソドデカン溶液 5g − ロウ(カルナウバ、ポリエチレン) 20g − 油(硬化ヤシ、ホホバ、ヒマシ) 35g − ラノリン酸イソプロピル 25g − フィラー/顔料 15g 唇に適用可能で、粘着性のない皮膜を付与する化粧品的
に満足のいく組成物が得られた。
液を調製した。続いて、以下のものを含有する口紅用組
成物を調製した: − ポリマーの25%イソドデカン溶液 5g − ロウ(カルナウバ、ポリエチレン) 20g − 油(硬化ヤシ、ホホバ、ヒマシ) 35g − ラノリン酸イソプロピル 25g − フィラー/顔料 15g 唇に適用可能で、粘着性のない皮膜を付与する化粧品的
に満足のいく組成物が得られた。
【0072】実施例4:ファンデーション
実施例2で調製されたポリマーの25%イソドデカン溶
液を調製した。続いて、以下のものを含有するファンデ
ーション用組成物を調製した: − ポリマーの25%イソドデカン溶液 82g − ナイロンパウダー 8g − 酸化チタン 8g − 酸化鉄 2g 首と顔に適用可能なファンデーションが得られた。メー
クアップは自然で不快なものではなかった。移りもな
く、耐水性もあった。
液を調製した。続いて、以下のものを含有するファンデ
ーション用組成物を調製した: − ポリマーの25%イソドデカン溶液 82g − ナイロンパウダー 8g − 酸化チタン 8g − 酸化鉄 2g 首と顔に適用可能なファンデーションが得られた。メー
クアップは自然で不快なものではなかった。移りもな
く、耐水性もあった。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
A61K 47/34 A61K 47/34
C08F 4/00 C08F 4/00
18/02 18/02
297/00 297/00
C08K 5/04 C08K 5/04
C08L 33/00 C08L 33/00
(56)参考文献 特開2000−319325(JP,A)
特開2000−319326(JP,A)
特開2000−319327(JP,A)
特開2000−319328(JP,A)
特表 昭61−502610(JP,A)
米国特許5804664(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C08F 20/00
A61K 7/00
A61K 7/02
A61K 7/025
A61K 47/32
A61K 47/34
C08F 4/00
C08F 18/02
C08F 297/00
C08K 5/04
C08L 33/00
Claims (16)
- 【請求項1】 次の式(I): A-[(M1)p1-(M2)p2・・・(Mi)pj]n [上式中: − Aは「n」の官能性を有する多官能中心を表し、n
は2以上の整数であり; − [(M1)p1(M2)p2・・・(Mi)pj]は、「分
枝」として知られ、重合指標pjを有する同一又は異な
ったモノマーMiが重合してなるポリマー鎖を表し、各
分枝は同一でも異なっていてもよく、前記中心Aに共有
結合的にグラフトしており; − iは2以上であり、pjは2以上である] によって表される「星型」構造を有するポリマーであっ
て、 該ポリマーがイソブチレンではない一又は複数のモノマ
ーMiを含有し、その対応するホモポリマーが、約0℃
以上のTgを示し;これ又はこれらのモノマーMiが、
モノマーの全重量に対して約40重量%の最小量で最終
ポリマー中に存在しており;及び該ポリマーがイソブチ
レンではない一又は複数のモノマーMjをさらに含有
し、その対応するホモポリマーが、約0℃以下のTgを
示し;これ又はこれらのモノマーMjが、モノマーの全
重量に対して約60重量%の最大量で最終ポリマー中に
存在している; ことを特徴とするポリマー。 - 【請求項2】 ポリマー鎖が500〜2000000の
分子量を有するブロックの形態で提供されることを特徴
とする請求項1に記載のポリマー。 - 【請求項3】 モノマーが、次の式: 【化1】 [上式、R1、R2、R3及びR4は互いに独立して: − 水素原子; − ハロゲン原子; − 一又は複数の-OH基及び/又は一又は複数のハロ
ゲンで置換されていてもよい、1〜20の炭素原子を有
する直鎖状又は分枝状のアルキル基; − 一又は複数のハロゲンで置換されていてもよい、2
〜10の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルケニ
ル又はアルキニル基; − 一又は複数のハロゲン、窒素、硫黄又は酸素原子で
置換されていてもよい、3〜8の炭素原子を有する環状
の炭化水素性(シクロアルキル)基; − ヘテロサイクリル、アリール、付加的なR8基で第
4級化されていてもよい、NR8 2、YP(=Y)
R5 2、YPR5 2、P(=Y)R5 2、PR5 2、NR
8SO2R5、OSO2R5、SO2R5、SOR5、
環状NC(=Y)R5、YC(=Y)R5、C(=Y)NR6R
7、C(=Y)R5、CNであって、 − YはO、S又はNR 8 を表し、 − R5は直鎖状又は分枝状で1〜20の炭素原子を有
するアルキル、アルキルチオ又はアルコキシ基;OH
基;M'がアルカリ金属であるOM'基;アリールオキシ
基又はヘテロサイクリルオキシ基を表し; − R6とR7は互いに独立して、H又は直鎖状又は分
枝状で1〜20の炭素原子を有するアルキル基を表し;
R6とR7は結合して、2〜7の炭素原子を有するアル
キレン基を形成可能であり; − R8はH、直鎖状又は分枝状で1〜20の炭素原子
を有するアルキル基又はアリール基を表す、 ものから選択される基; − -COOR基であって、Rが直鎖状又は分枝状で、
1〜20の炭素原子を有するアルキル基であり、一又は
複数のハロゲンで置換されていてもよいもの; − -CONHR'基であって、R'が水素、又は飽和又
は不飽和、直鎖状又は分枝状で1〜20の炭素原子を有
する炭化水素性基であり、一又は複数のハロゲン、窒素
及び/又は酸素で置換されていてもよいもの; − -OCOR''基であって、R''が水素、又は飽和又
は不飽和、直鎖状又は分枝状で、1〜20の炭素原子を
有する炭化水素性基であり、一又は複数のハロゲン、窒
素及び/又は酸素で置換されていてもよいもの; − Rが、直鎖状又は分枝状で1〜20の炭素原子を有
するアルキル、アルキルチオ、アルコキシ、アリールオ
キシ又はヘテロサイクルオキシ基である、-OCO-R-
シロキサン基、-COOR-シロキサン基、-CONHR-
シロキサン基、-R-シロキサン基等の基である、少なく
とも1つのケイ素原子を含有する基; − R1及びR3基は互いに結合して、1から6の炭素
原子を有するアルキル基及び/又は窒素及び/又は酸素
及び/又はハロゲンの一又は複数で置換可能な式(CH
2)nの環を形成可能なもの; から選択される] に相当するエチレン性不飽和を有するラジカル重合可能
な化合物から、単独で又は混合物として選択されること
を特徴とする請求項1又は2に記載のポリマー。 - 【請求項4】 モノマーが: − (メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチ
ル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチ
ル、(メタ)アクリル酸イソブチル又はtert-ブチル-(メ
タ)アクリラート等で、C1-C20アルコール類等の芳
香族アルコール類及び/又は直鎖状、分枝状又は環状の
脂肪族アルコール類から得られるアクリル酸又はメタク
リル酸のエステル類; − 2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリラート又は2-ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリラート等のC1-C4ヒ
ドロキシアルキル(メタ)アクリラート類; − ヒドロキシル又はエーテル末端を有するエチレング
リコール、ジエチレングリコール又はポリエチレングリ
コール(メタ)アクリラート類; − 酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル
又はtert-ブチル安息香酸ビニル等で、C1-C6アルコ
ール類等の芳香族アルコール類及び/又は直鎖状又は分
枝状のC1-C10又は環状のC1-C6脂肪族アルコー
ル類から得られるビニル、アリル又はメタリルのエステ
ル類; − N-ビニルピロリドン;ビニルカプロラクタム;1
〜6の炭素原子を有するビニル-N-アルキルピロール
類;ビニルオキサゾール類;ビニルチアゾール類;ビニ
ルピリミジン類;ビニルイミダゾール類;及びビニルケ
トン類; − アクリルアミド、メタクリルアミド又はジ(C1-C
4)アルキル(メタ)アクリルアミド類等の(メタ)アクリ
ルアミド類;及びtert-ブチルアクリルアミド等の、C
1-C20アミン類等の芳香族アミン類及び/又は直鎖
状、分枝状又は環状の脂肪族アミン類から得られる(メ
タ)アクリルアミド類; − スチレン又は置換スチレン; − ペルフルオロアルキル単位を有する(メタ)アクリル
酸エステル類等のフッ化又は過フッ化されたアクリル又
はビニルのモノマー; − ジメチルアミノエチル(メタ)アクリラート、ジメチ
ルアミノエチルメタクリルアミド、ビニルアミン、ビニ
ルピリジン又はジアリルジメチルアンモニウムクロリド
等の、遊離、又は部分的もしくは完全に中和された、又
は部分的もしくは完全に第4級化された形態で、アミン
官能基を有するモノマー; − 環状のスルホン類(プロパン-スルホン)により、又
は(クロロ酢酸ナトリウム等の)移動性ハライドを含有す
るカルボン酸のナトリウム塩により、アミン官能基を有
するエチレン性不飽和を有するモノマーを、部分的又は
完全に第4級化して得られるスルホベタイン類又はカル
ボキシベタイン類; − シロキサン単位を有する(メタ)アクリル酸エステル
類等の、シリコーンを含有する(メタ)アクリラート類又
は(メタ)アクリルアミド類; − それらの混合物; から選択されることを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれか1項に記載のポリマー。 - 【請求項5】 モノマーが: − C1-C20アルコール類等の直鎖状又は分枝状の
脂肪族アルコール類から得られる(メタ)アクリル酸エス
テル類; − ペルフルオロアルキル単位を有するC1-C20(メ
タ)アクリル酸エステル類; − シロキサン単位を有するC1-C20(メタ)アクリ
ル酸エステル類; − アクリルアミド、メタクリルアミド又はジ(C1-C
4)アルキル(メタ)アクリルアミド類等の(メタ)アクリ
ルアミド類;又はtert-ブチルアクリルアミド等の、C
1-C20アミン類等の芳香族アミン類及び/又は直鎖
状、分枝状又は環状の脂肪族アミン類から得られる(メ
タ)アクリルアミド類、; − 直鎖状又は分枝状のC1-C10又は環状のC1-C
6脂肪族アルコール類から得られるビニル、アリル又は
メタリルのエステル類; − ビニルカプロラクタム; − 置換されていてもよいスチレン; − それらの混合物; から選択されることを特徴とする請求項1ないし4のい
ずれか1項に記載のポリマー。 - 【請求項6】 弾性率(ヤング率)が約200MPa未満
の物理化学的特徴を有する皮膜が得られるものであるこ
とを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載
のポリマー。 - 【請求項7】 生理学的に許容可能な媒体に、次の式
(I): A-[(M1) p1 -(M2) p2 ・・・ (Mi) pj ] n [上式中: − Aは「n」の官能性を有する多官能中心を表し、n
は2以上の整数であり; − [(M1) p1 (M2) p2 ・・・ (Mi) pj ]は、「分
枝」として知られ、重合指標pjを有する同一又は異な
ったモノマーMiが重合してなるポリマー鎖を表し、各
分枝は同一でも異なっていてもよく、前記中心Aに共有
結合的にグラフトしており; − iは2以上であり、pjは2以上である] によって表される「星型」構造を有するポリマーであっ
て、 該ポリマーが一又は複数のモノマーMiを含有し、その
対応するホモポリマーが、約0℃以上のTgを示し;こ
れ又はこれらのモノマーMiが、モノマーの全重量に対
して約40重量%の最小量で最終ポリマー中に存在して
おり;及び該ポリマーが一又は複数のモノマーMjをさ
らに含有し、その対応するホモポリマーが、約0℃以下
のTgを示し;これ又はこれらのモノマーMjが、モノ
マーの全重量に対して約60重量%の最大量で最終ポリ
マー中に存在している ポリマーを含有せしめてなること
を特徴とする組成物。 - 【請求項8】 化粧品的又は製薬的に許容可能な媒体を
含有する化粧品用又は製薬用組成物の形態で提供される
ことを特徴とする請求項7に記載の組成物。 - 【請求項9】 可塑剤及び/又は癒着剤等の皮膜を形成
可能な付加的な薬剤をさらに含有することを特徴とする
請求項7又は8に記載の組成物。 - 【請求項10】 前記ポリマーが、乾燥基準で組成物の
全重量に対して1〜50重量%の量で存在していること
を特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に記載の
組成物。 - 【請求項11】 ポリマーが、アルコール又は水性/ア
ルコール相等の水性、有機又は水性/有機相、及び/又
は脂肪相に溶解又は分散した形態で媒体中に存在してい
ることを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1項
に記載の組成物。 - 【請求項12】 水中油型又は油中水型エマルション;
水性又は油性の分散液又は溶剤分散液;水性又は油性の
溶液又は溶剤溶液の形態;増粘又はゲル化した流動体の
形態、半固体状の形態又は柔軟なペースト状の形態;又
はスティック又はチューブ等の固体状の形態で提供され
ることを特徴とする請求項7ないし11のいずれか1項
に記載の組成物。 - 【請求項13】 口紅、ファンデーション、フェイスパ
ウダー、アイシャドウ、アイライナー等の顔又はボディ
のメークアップ用製品;顔又はボディの皮膚、又は毛
髪、頭皮、粘膜又は半粘膜の手入れ用組成物;抗日光又
は自己サンタン用組成物;皮膚用組成物;皮膚、半粘膜
及び/又は粘膜へ適用される製薬用組成物;ボディの衛
生用組成物;毛髪用組成物の形態で提供されることを特
徴とする請求項7ないし12のいずれか1項に記載の組
成物。 - 【請求項14】 移りのない口紅用組成物及び/又は移
りのないファンデーション用組成物等の移りのないメー
クアップ用組成物の形態で提供されることを特徴とする
請求項7ないし13のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項15】 請求項7ないし14のいずれか1項に
記載の化粧品用組成物を、皮膚、毛髪、頭皮、眉毛又は
唇等のケラチン物質に適用することからなることを特徴
とするケラチン物質の美容処理方法。 - 【請求項16】 次の式(I): A-[(M1) p1 -(M2) p2 ・・・ (Mi) pj ] n [上式中: − Aは「n」の官能性を有する多官能中心を表し、n
は2以上の整数であり; − [(M1) p1 (M2) p2 ・・・ (Mi) pj ]は、「分
枝」として知られ、重合指標pjを有する同一又は異な
ったモノマーMiが重合してなるポリマー鎖を表し、各
分枝は同一でも異なっていてもよく、前記中心Aに共有
結合的にグラフトしており; − iは2以上であり、pjは2以上である] によって表される「星型」構造を有するポリマーであっ
て、 該ポリマーが一又は複数のモノマーMiを含有し、その
対応するホモポリマーが、約0℃以上のTgを示し;こ
れ又はこれらのモノマーMiが、モノマーの全重量に対
して約40重量%の最小量で最終ポリマー中に存在して
おり;及び該ポリマーが一又は複数のモノマーMjをさ
らに含有し、その対応するホモポリマーが、約0℃以下
のTgを示し;これ又はこれらのモノマーMjが、モノ
マーの全重量に対して約60重量%の最大量で最終ポリ
マー中に存在している ポリマーからなり、化粧品用組成
物に、又は製薬用組成物の調製に使用され、付与した該
組成物の皮膜の移りを低減又はなくしてしまう薬剤。
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