JP3366795B2 - 鍵盤蓋の支持装置 - Google Patents
鍵盤蓋の支持装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グランドピアノな
どの鍵盤蓋を回動自在に支持する鍵盤蓋の支持装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】グランドピアノでは一般に、側板の左右
の内側面にそれぞれ取り付けた釣金具で、鍵盤蓋を回動
自在に支持するように構成されている。図5〜図7は、
そのような従来の鍵盤蓋の支持装置を示している。この
支持装置では、図7に示すように、釣金具51は、U字
状の板で構成され、上方に突出する前突部51aと、こ
れよりやや長い後突部51bとを有し、両者51a、5
1bの間に、上方に開口する支持溝51cが画成されて
いる。釣金具51の下側前後の隅部が角ばっているのに
対し、前後の突部51a、51bにはRが付けられてい
る。また、釣金具51の寸法は、例えば幅W1が22mm、
高さH1が35mm程度である。各釣金具51は、前後2本
の取付けねじ52によって、側板53の左右の内側面に
ねじ止めされている。 【0003】一方、グランドピアノの鍵盤蓋54は、図
5および図6にこれを立てた(開いた)状態で示されて
おり、長方形の平板部55と、その前端の垂下部56
と、平板部55の後部から斜め後方に延びる湾曲部57
とから、一体に形成されている。平板部55の両側面後
部には、これと平行に幅6mm程度の切欠き58が形成さ
れており、この切欠き58は、湾曲部57に向かって円
弧状に延びている。また、切欠き58の切欠き面59の
所定位置には係合ピン60が突出して設けられている。 【0004】そして、図5に示すように、鍵盤蓋54
は、各係合ピン60を対応する釣金具51の支持溝51
cに上方から差し込み、係合させることによって、釣金
具51、51間に回動自在に支持され、図6に示す開位
置と図示しない水平な閉位置との間で開閉される。この
場合、切欠き58は、平板部55の裏面に開口している
ことにより、釣金具51に対する「逃げ」になってお
り、この切欠き58による逃げによって、鍵盤蓋54
は、釣金具51の前突部51aに当たってこれに邪魔さ
れることなく、円滑に開閉される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の支持装置では、釣金具51に対する逃げを確保する
ために、切欠き58が、鍵盤蓋54の裏面に開口するよ
うに形成されるので、鍵盤蓋54を開いたときに、この
切欠き58および釣金具51が見えてしまう。鍵盤蓋5
4の裏面部は、演奏時に演奏者の正面から最もよく見え
る、デザイン的に重要な部分であるため、上記のような
構成では、グランドピアノの外観が著しく損われてしま
う。 【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、鍵盤蓋の全体形状を変更するこ
となく、鍵盤蓋を開いたときの外観を向上させることが
できる鍵盤蓋の支持装置を提供することを目的としてい
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、側板の内側面に取り付けられた左右一対
の支持金具によって回動自在に支持する鍵盤蓋の支持装
置であって、鍵盤蓋は、長方形の平板部と、この平板部
から後方に延びる湾曲部と、鍵盤蓋の両側面に平板部か
ら湾曲部にわたって形成され、後方に開口し且つ下方が
平板部の裏面で閉塞された左右一対の切欠きと、一対の
切欠き内にそれぞれ側方に突出する一対の係合ピンとを
備え、支持金具は、上方に開口し且つ鍵盤蓋の係合ピン
を係合させて回動自在に支持する支持溝を有するととも
に、鍵盤蓋が支持溝を中心として回動するときの切欠き
の周壁の回動軌跡の範囲内となるような大きさおよび形
状を有していることを特徴としている。 【0008】この鍵盤蓋の支持装置によれば、鍵盤蓋
は、これを立てた状態で、各係合ピンを対応する支持金
具の支持溝に上方から差し込み、係合させることによっ
て、支持金具間に回動自在に支持され、開閉される。こ
の場合、支持金具は、鍵盤蓋が支持溝を中心として回動
するときの鍵盤蓋の切欠きの周壁の回動軌跡の範囲内と
なるような大きさおよび形状を有しているので、切欠き
の周壁が支持金具に当たってその回動を阻害されること
はなく、したがって、鍵盤蓋を円滑に開閉することがで
きる。 【0009】このように、支持金具の大きさおよび形状
によって鍵盤蓋の「逃げ」が確保される結果、鍵盤蓋の
裏面に開口する従来の切欠きは不要となるので、この切
欠きを後方のみに開口させ、下方を平板部の裏面で閉塞
することにより、演奏者からは切欠きは見えなくなる。
その結果、平板部の裏面両側部が切欠きの現れない直線
状となって、鍵盤蓋の裏面がきれいな長方形となること
により、鍵盤蓋を開いたときの外観が向上する。 【0010】また、従来と比較し、切欠きを平板部の裏
面で塞ぐとともに、支持金具の大きさおよび形状を変え
るだけでよく、係合ピンの設置位置は従来と同一位置の
ままでよいので、鍵盤蓋の全体形状を変更することな
く、上記作用が得られる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図3
は、本発明を適用したグランドピアノの鍵盤蓋の支持装
置を示している。この支持装置では、鍵盤蓋4は、従来
の鍵盤蓋54と同様に、ラワン合板などで構成され、長
方形の平板部5と、その前端の垂下部6と、平板部5の
後部から斜め後方に延びる湾曲部7とから、一体に形成
されている。 【0012】図1に示すように、鍵盤蓋4の両側面に
は、平板部5から湾曲部7にわたって、一対の切欠き
8、8(一方のみ図示)が形成されている。各切欠き8
は、従来の切欠き58と異なり、平板部5の裏面から所
定距離、例えば3mm程度の位置から湾曲部57側にかけ
て形成されている。すなわち、切欠き8は、鍵盤蓋4の
後方(図1の下方)にのみ開口し、下方(同図の右方)
は平板部5の裏面で閉塞されていて、平板部5の裏面側
からは見えないようになっている。このため、平板部5
の裏面両側部は、図2に示すように、切欠き8の現れな
い直線状となり、鍵盤蓋4の裏面がきれいな長方形とな
ることによって、鍵盤蓋4を開いたときの外観を向上さ
せることができる。また、切欠き8の他の構成は、従来
の切欠き58と同じであり、各切欠き面9には、従来と
同じ位置に係合ピン10が、側方に突出して設けられて
いる。 【0013】一方、釣金具(支持金具)1は、図3に示
すように、変形U字状のプラスチックなどの板で構成さ
れ、上方に突出する前突部1aと、これよりも上方にや
や長く且つ幅の広い後突部1bとを有し、両者1a、1
bの間に、上方に開口する支持溝1cが画成されてい
る。図3と7図の比較から明らかなように、釣金具1
は、従来の釣金具51よりも小さな寸法に形成されてお
り、例えば幅Wが18mm、高さHは22mm程度である。ま
た、前後の突部1a、1bの上面にRが付けられている
だけでなく、下側前隅部も面取りされたR部11になっ
ている。各釣金具1は、後突部1b側に通した上下2本
の取付けねじ2によって、側板3の左右の内側面にねじ
止めされている。 【0014】上記構成の支持装置によれば、鍵盤蓋4
は、これを図1に示すように立てた状態で、各係合ピン
10を対応する釣金具1の支持溝1cに上方から差し込
み、係合させることにより、支持溝1cを中心として釣
り金具1、1間に回動自在に支持され、図2に示す開位
置と図示しない水平の閉位置との間で開閉される。 【0015】図4は、釣金具1による鍵盤蓋4の支持状
況を示しており、開位置では、実線で示すように、鍵盤
蓋4の切欠き8を構成する周壁12の曲線部12aが、
釣り金具1の後突部1bのR付きの上面に、平板5の裏
面で構成される周壁12の直線部12bが、前突部1a
の前面に、それぞれ軽く接触した状態になっている。こ
の開位置から、鍵盤蓋4を同図の時計方向に回動させる
と、鍵盤蓋4は、その周壁12の曲線部12aが後突部
1bの上面に沿って、且つ直線部12bが下側前隅部の
R部11に沿って、それぞれ案内されながら回り込み、
支持溝1cを中心として約90度、回動し、閉位置(同
図の2点鎖線)に達する。 【0016】このように、本実施形態の支持装置では、
釣金具1を全体として小型化するとともに、切欠き8の
周壁12を下側前隅部に形成したR部11に沿って回り
込ませるようにしているので、切欠き8を平板部5の裏
面で閉塞した場合でも、切欠き8の周壁12が釣金具1
に当たってその回動を阻害されることはなく、したがっ
て、鍵盤蓋4を円滑に開閉することができる。 【0017】また、従来の支持装置と比較し、釣金具の
大きさおよび形状を変えただけであり、係合ピン10の
設置位置は従来と同一位置のままであるので、鍵盤蓋4
の全体形状を変更することなく、上記効果を得ることが
できる。また、釣金具1の小型化によって、その分、材
料コストを削減できるという利点をも有している。 【0018】なお、上述した実施形態では、グランドピ
アノの鍵盤蓋を例にとり説明したが、本発明を、平板部
とその後方に延びる湾曲部とを有する、グランドタイプ
のアップライトピアノの鍵盤蓋などにも適用できること
は、もちろんである。また、釣金具の寸法や形状など
を、例示した以外のものに適宜、変更するなど、本発明
の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが
可能である。 【0019】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明の鍵盤蓋の
支持装置は、鍵盤蓋の全体形状を変更することなく、鍵
盤蓋を開いたときの外観を向上させることができるなど
の効果を有している。
どの鍵盤蓋を回動自在に支持する鍵盤蓋の支持装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】グランドピアノでは一般に、側板の左右
の内側面にそれぞれ取り付けた釣金具で、鍵盤蓋を回動
自在に支持するように構成されている。図5〜図7は、
そのような従来の鍵盤蓋の支持装置を示している。この
支持装置では、図7に示すように、釣金具51は、U字
状の板で構成され、上方に突出する前突部51aと、こ
れよりやや長い後突部51bとを有し、両者51a、5
1bの間に、上方に開口する支持溝51cが画成されて
いる。釣金具51の下側前後の隅部が角ばっているのに
対し、前後の突部51a、51bにはRが付けられてい
る。また、釣金具51の寸法は、例えば幅W1が22mm、
高さH1が35mm程度である。各釣金具51は、前後2本
の取付けねじ52によって、側板53の左右の内側面に
ねじ止めされている。 【0003】一方、グランドピアノの鍵盤蓋54は、図
5および図6にこれを立てた(開いた)状態で示されて
おり、長方形の平板部55と、その前端の垂下部56
と、平板部55の後部から斜め後方に延びる湾曲部57
とから、一体に形成されている。平板部55の両側面後
部には、これと平行に幅6mm程度の切欠き58が形成さ
れており、この切欠き58は、湾曲部57に向かって円
弧状に延びている。また、切欠き58の切欠き面59の
所定位置には係合ピン60が突出して設けられている。 【0004】そして、図5に示すように、鍵盤蓋54
は、各係合ピン60を対応する釣金具51の支持溝51
cに上方から差し込み、係合させることによって、釣金
具51、51間に回動自在に支持され、図6に示す開位
置と図示しない水平な閉位置との間で開閉される。この
場合、切欠き58は、平板部55の裏面に開口している
ことにより、釣金具51に対する「逃げ」になってお
り、この切欠き58による逃げによって、鍵盤蓋54
は、釣金具51の前突部51aに当たってこれに邪魔さ
れることなく、円滑に開閉される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の支持装置では、釣金具51に対する逃げを確保する
ために、切欠き58が、鍵盤蓋54の裏面に開口するよ
うに形成されるので、鍵盤蓋54を開いたときに、この
切欠き58および釣金具51が見えてしまう。鍵盤蓋5
4の裏面部は、演奏時に演奏者の正面から最もよく見え
る、デザイン的に重要な部分であるため、上記のような
構成では、グランドピアノの外観が著しく損われてしま
う。 【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、鍵盤蓋の全体形状を変更するこ
となく、鍵盤蓋を開いたときの外観を向上させることが
できる鍵盤蓋の支持装置を提供することを目的としてい
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、側板の内側面に取り付けられた左右一対
の支持金具によって回動自在に支持する鍵盤蓋の支持装
置であって、鍵盤蓋は、長方形の平板部と、この平板部
から後方に延びる湾曲部と、鍵盤蓋の両側面に平板部か
ら湾曲部にわたって形成され、後方に開口し且つ下方が
平板部の裏面で閉塞された左右一対の切欠きと、一対の
切欠き内にそれぞれ側方に突出する一対の係合ピンとを
備え、支持金具は、上方に開口し且つ鍵盤蓋の係合ピン
を係合させて回動自在に支持する支持溝を有するととも
に、鍵盤蓋が支持溝を中心として回動するときの切欠き
の周壁の回動軌跡の範囲内となるような大きさおよび形
状を有していることを特徴としている。 【0008】この鍵盤蓋の支持装置によれば、鍵盤蓋
は、これを立てた状態で、各係合ピンを対応する支持金
具の支持溝に上方から差し込み、係合させることによっ
て、支持金具間に回動自在に支持され、開閉される。こ
の場合、支持金具は、鍵盤蓋が支持溝を中心として回動
するときの鍵盤蓋の切欠きの周壁の回動軌跡の範囲内と
なるような大きさおよび形状を有しているので、切欠き
の周壁が支持金具に当たってその回動を阻害されること
はなく、したがって、鍵盤蓋を円滑に開閉することがで
きる。 【0009】このように、支持金具の大きさおよび形状
によって鍵盤蓋の「逃げ」が確保される結果、鍵盤蓋の
裏面に開口する従来の切欠きは不要となるので、この切
欠きを後方のみに開口させ、下方を平板部の裏面で閉塞
することにより、演奏者からは切欠きは見えなくなる。
その結果、平板部の裏面両側部が切欠きの現れない直線
状となって、鍵盤蓋の裏面がきれいな長方形となること
により、鍵盤蓋を開いたときの外観が向上する。 【0010】また、従来と比較し、切欠きを平板部の裏
面で塞ぐとともに、支持金具の大きさおよび形状を変え
るだけでよく、係合ピンの設置位置は従来と同一位置の
ままでよいので、鍵盤蓋の全体形状を変更することな
く、上記作用が得られる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図3
は、本発明を適用したグランドピアノの鍵盤蓋の支持装
置を示している。この支持装置では、鍵盤蓋4は、従来
の鍵盤蓋54と同様に、ラワン合板などで構成され、長
方形の平板部5と、その前端の垂下部6と、平板部5の
後部から斜め後方に延びる湾曲部7とから、一体に形成
されている。 【0012】図1に示すように、鍵盤蓋4の両側面に
は、平板部5から湾曲部7にわたって、一対の切欠き
8、8(一方のみ図示)が形成されている。各切欠き8
は、従来の切欠き58と異なり、平板部5の裏面から所
定距離、例えば3mm程度の位置から湾曲部57側にかけ
て形成されている。すなわち、切欠き8は、鍵盤蓋4の
後方(図1の下方)にのみ開口し、下方(同図の右方)
は平板部5の裏面で閉塞されていて、平板部5の裏面側
からは見えないようになっている。このため、平板部5
の裏面両側部は、図2に示すように、切欠き8の現れな
い直線状となり、鍵盤蓋4の裏面がきれいな長方形とな
ることによって、鍵盤蓋4を開いたときの外観を向上さ
せることができる。また、切欠き8の他の構成は、従来
の切欠き58と同じであり、各切欠き面9には、従来と
同じ位置に係合ピン10が、側方に突出して設けられて
いる。 【0013】一方、釣金具(支持金具)1は、図3に示
すように、変形U字状のプラスチックなどの板で構成さ
れ、上方に突出する前突部1aと、これよりも上方にや
や長く且つ幅の広い後突部1bとを有し、両者1a、1
bの間に、上方に開口する支持溝1cが画成されてい
る。図3と7図の比較から明らかなように、釣金具1
は、従来の釣金具51よりも小さな寸法に形成されてお
り、例えば幅Wが18mm、高さHは22mm程度である。ま
た、前後の突部1a、1bの上面にRが付けられている
だけでなく、下側前隅部も面取りされたR部11になっ
ている。各釣金具1は、後突部1b側に通した上下2本
の取付けねじ2によって、側板3の左右の内側面にねじ
止めされている。 【0014】上記構成の支持装置によれば、鍵盤蓋4
は、これを図1に示すように立てた状態で、各係合ピン
10を対応する釣金具1の支持溝1cに上方から差し込
み、係合させることにより、支持溝1cを中心として釣
り金具1、1間に回動自在に支持され、図2に示す開位
置と図示しない水平の閉位置との間で開閉される。 【0015】図4は、釣金具1による鍵盤蓋4の支持状
況を示しており、開位置では、実線で示すように、鍵盤
蓋4の切欠き8を構成する周壁12の曲線部12aが、
釣り金具1の後突部1bのR付きの上面に、平板5の裏
面で構成される周壁12の直線部12bが、前突部1a
の前面に、それぞれ軽く接触した状態になっている。こ
の開位置から、鍵盤蓋4を同図の時計方向に回動させる
と、鍵盤蓋4は、その周壁12の曲線部12aが後突部
1bの上面に沿って、且つ直線部12bが下側前隅部の
R部11に沿って、それぞれ案内されながら回り込み、
支持溝1cを中心として約90度、回動し、閉位置(同
図の2点鎖線)に達する。 【0016】このように、本実施形態の支持装置では、
釣金具1を全体として小型化するとともに、切欠き8の
周壁12を下側前隅部に形成したR部11に沿って回り
込ませるようにしているので、切欠き8を平板部5の裏
面で閉塞した場合でも、切欠き8の周壁12が釣金具1
に当たってその回動を阻害されることはなく、したがっ
て、鍵盤蓋4を円滑に開閉することができる。 【0017】また、従来の支持装置と比較し、釣金具の
大きさおよび形状を変えただけであり、係合ピン10の
設置位置は従来と同一位置のままであるので、鍵盤蓋4
の全体形状を変更することなく、上記効果を得ることが
できる。また、釣金具1の小型化によって、その分、材
料コストを削減できるという利点をも有している。 【0018】なお、上述した実施形態では、グランドピ
アノの鍵盤蓋を例にとり説明したが、本発明を、平板部
とその後方に延びる湾曲部とを有する、グランドタイプ
のアップライトピアノの鍵盤蓋などにも適用できること
は、もちろんである。また、釣金具の寸法や形状など
を、例示した以外のものに適宜、変更するなど、本発明
の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが
可能である。 【0019】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明の鍵盤蓋の
支持装置は、鍵盤蓋の全体形状を変更することなく、鍵
盤蓋を開いたときの外観を向上させることができるなど
の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したグランドピアノの鍵盤蓋の支
持装置の分解斜視図である。 【図2】鍵盤蓋を開いた状態の正面図である。 【図3】釣金具の平面図である。 【図4】釣金具による鍵盤蓋の支持状況を示す側面図で
ある。 【図5】従来のグランドピアノの鍵盤蓋の支持装置を示
す分解斜視図である。 【図6】従来の鍵盤蓋を開いた状態の正面図である。 【図7】従来の釣金具による鍵盤蓋の支持状況を示す側
面図である。 【符号の説明】 1 釣金具 1c 支持溝 3 側板 4 鍵盤蓋 5 平板部 7 湾曲部 8 切欠き 10 係合ピン 12 切欠きの周壁
持装置の分解斜視図である。 【図2】鍵盤蓋を開いた状態の正面図である。 【図3】釣金具の平面図である。 【図4】釣金具による鍵盤蓋の支持状況を示す側面図で
ある。 【図5】従来のグランドピアノの鍵盤蓋の支持装置を示
す分解斜視図である。 【図6】従来の鍵盤蓋を開いた状態の正面図である。 【図7】従来の釣金具による鍵盤蓋の支持状況を示す側
面図である。 【符号の説明】 1 釣金具 1c 支持溝 3 側板 4 鍵盤蓋 5 平板部 7 湾曲部 8 切欠き 10 係合ピン 12 切欠きの周壁
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G10C 3/02
G10C 3/12
G10B 3/00
G10H 1/32
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 側板の内側面に取り付けられた左右一対
の支持金具によって鍵盤蓋を回動自在に支持する鍵盤蓋
の支持装置であって、 前記鍵盤蓋は、長方形の平板部と、この平板部から後方
に延びる湾曲部と、当該鍵盤蓋の両側面に前記平板部か
ら前記湾曲部にわたって形成され、後方に開口し且つ下
方が前記平板部の裏面で閉塞された左右一対の切欠き
と、当該一対の切欠き内にそれぞれ側方に突出する左右
一対の係合ピンとを備え、 前記支持金具は、上方に開口し且つ前記鍵盤蓋の係合ピ
ンを係合させて回動自在に支持する支持溝を有するとと
もに、前記鍵盤蓋が当該支持溝を中心として回動すると
きの前記切欠きの周壁の回動軌跡の範囲内となるような
大きさおよび形状を有していることを特徴とする鍵盤蓋
の支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32214895A JP3366795B2 (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 鍵盤蓋の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32214895A JP3366795B2 (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 鍵盤蓋の支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09146533A JPH09146533A (ja) | 1997-06-06 |
| JP3366795B2 true JP3366795B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=18140473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32214895A Expired - Fee Related JP3366795B2 (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 鍵盤蓋の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3366795B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001318666A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-16 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | グランドピアノのダンパー |
-
1995
- 1995-11-16 JP JP32214895A patent/JP3366795B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09146533A (ja) | 1997-06-06 |
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| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020924 |
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