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JP3368685B2 - 配管漏洩検知装置 - Google Patents
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JP3368685B2 - 配管漏洩検知装置 - Google Patents

配管漏洩検知装置

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JP3368685B2 JP23099694A JP23099694A JP3368685B2 JP 3368685 B2 JP3368685 B2 JP 3368685B2 JP 23099694 A JP23099694 A JP 23099694A JP 23099694 A JP23099694 A JP 23099694A JP 3368685 B2 JP3368685 B2 JP 3368685B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のガスメータの上
流側の配管のガス漏洩の有無を自動的に検知する配管漏
洩検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のガスメータの上流側の配管
のガス漏洩検知は、第一の従来例として実開平2−14
0343号公報に示すような構成が一般的であった。以
下、その構成について図7、図8を参照しながら説明す
る。
【0003】図に示すように、公共地域Pにあるガス集
中供給パイプライン等のガス集団供給手段1からガス供
給管2により分岐手段3を介して私用地域Mにある集合
住宅4内の各宅に設けられたガスメータ5にガスが供給
される。各ガスメータ5にはガス器具6が接続され、ガ
スの供給を受ける。ガス集団供給手段1と分岐手段3の
間に全ガスメータ5に供給されるガスの総合流量を計測
するガス総合流量計測手段7が接続されており、その計
測流量値情報でガスメータ上流のガス漏洩を判別する配
管漏洩判別手段8を有している。配管漏洩判別情報は、
電話網制御装置9および電話回線10を介して集中監視
センター11に送られ対処される。
【0004】また、第二の従来例として上記と同様の構
成で、各ガスメータ5で検知されたガス流量の総和を演
算し、ガス総合流量計測手段のガス総合流量計測値と比
較する構成が特開平4−363638号公報に開示され
ている。
【0005】上記従来例に共通したガスメータの流量特
性を図9で説明する。ガスメータはガス流量として最大
使用流量Mまでガス器具に流すことが出来、一番少ない
流量としてはガスコンロを絞って使った時の500Kca
l/h程度である。最大使用流量Mは各宅のガス器具所有
量によって変わり、ガスメータの容量もそれに応じたも
のが選定される。従ってガスの安全使用監視域としては
500Kcal/hから最大使用流量Mまでの範囲になり、
それを越えるとガスホース抜けや配管の折損などの不安
全な状態が発生したものとしてガスメータが所有する遮
断機能を付勢してガスを遮断するものが一般的である。
また、ガスメータはその下流のガス漏洩を検知する機能
を有しており、漏洩判定値(約20Kcal/h程度)から
ガスの安全使用監視域の下限値500Kcal/hまでの流
量の有無を監視し、30日間連続して漏洩判定値L以上
のガスが流れ続けた時に下流漏洩有りの警報を出す。し
かし、ガス器具として口火を有するものに有っては、一
般的な口火流量域が斜線で示すように200Kcal/h〜
300Kcal/h程度で下流漏洩検知域に入るため、口火
をつけ放しにしておくと下流漏洩有りの警報が出てしま
う。それを回避するためにその家の口火流量を登録もし
くは自動検知しておき、その流量を検出しても無視する
方法がとられている。
【0006】上記第一の従来例の構成において、集合住
宅においても全宅のガス器具が同時に使用されない期間
は当然あるという期待の下に、ガス総合流量計測手段7
で30日間連続してガス流量が計測され、かつ計測され
た流量値が配管漏洩判別手段8によって漏洩判定値Lを
常に越えていたと判別された時にはガスメータ上流にガ
ス漏れ有りと判別されていた。
【0007】また、第二の従来例においてはガス総合流
量計測手段での総合流量計測値から各ガスメータ5で検
知されたガス流量の総和を引算し、その値が正であれば
ガスメータ上流にガス漏れ有りと判別されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第一の従来例のような
配管漏洩検知装置では、全宅のガス器具6が同時に使用
されない期間は当然あるという期待の下に配管漏洩判別
を行っているが、集合住宅4の宅数が大きくなり居住者
の生活形態が様々になってくると本当にガスメータ5の
上流にガス漏れが有るのか、それとも実際にガス器具6
が連続して使われているのかあいまいになり、配管漏洩
判別手段8による漏洩判断の信頼性が著しく低下してし
まう課題があった。
【0009】また、第二の従来例ではガス流量計測で±
3%程度の誤差があるため、各ガスメータとガス総合流
量計測手段の誤差が重畳して拡大し、引き算の結果の値
がガス漏れが無いのに正になったり、ガス漏れが発生し
ても負になったりして漏洩判断の信頼性が著しく低下し
てしまう課題があった。
【0010】また、第一と第二の従来例に共通の課題と
して、100戸以上にもなる大規模な集合住宅ではガス
器具の接続数が大きくなるため、ガス器具閉止時の許容
漏れの合計値が配管漏洩判別値を上回り、配管漏洩が発
生していないにもかかわらず、配管漏洩有りと判別され
ることが有った。ガス器具は1戸当たり3台所有してい
ると仮定すると例えば150戸の集合住宅におけるガス
器具接続数は450台となる。またガス器具閉止時の許
容漏れは一般的に0.07l/h程度であると考えられ
るので、その集合住宅では最大0.07×450=3
1.5l/hの漏れを許容する必要があるが、それは漏
洩判定値(約20Kcal/h程度)を越えてしまうので、
配管漏洩の発生がなく、かつガス器具が全て正常であっ
ても配管漏洩有りと判別される問題を生じていた。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、その
第一の目的は、漏洩自動判別の信頼性を高めることにあ
る。
【0012】第二の目的は、漏洩自動判別中のガス器具
使用で不安全な状態が発生しないようにすることにあ
る。
【0013】第三の目的は、その漏洩自動判別によって
居住者の利便性が損なわれないようにすることにある。
【0014】第四の目的は、本装置の集合住宅への設置
を容易にすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、その第一の構成は、ガスを供給するガス集
団供給手段と、ガスメータに内蔵され、ガス流量を検知
するメータ流量検知手段と、ガスメータに内蔵され、メ
ータ流量検知手段からの検知流量によってガス器具が使
用されているか否かを判別する器具使用判別手段と、ガ
スメータに内蔵され、ガスの開閉を行う供給制御手段
と、ガス集団供給手段から供給されるガスを分岐手段を
介して各ガスメータに供給するガス供給管と、ガス集団
供給手段から前記分岐手段の間に設けられガスの総合流
量を計測するガス総合流量計測手段と、各ガスメータの
器具使用判別手段からの情報によりガス器具使用総合監
視を行う器具使用総合判断手段と、器具使用総合判段手
段によってガス器具不使用情報の同時成立が判別された
ときにガスメータの供給手段に指示してガス供給の開閉
を行うメータ開閉制御手段と、ガス供給の開閉制御と連
動してガス供給の閉時にガス総合流量計測手段を付勢し
ガスの総合流量を計測する計測制御手段とを設けたもの
である。
【0016】第二の構成は、ガスメータに供給制御手段
の下流側に設けたガス圧力を検出する圧力センサと、前
記供給制御手段への開指示時において前記圧力センサに
よって検知されるガス圧力が所定の値より低下していた
場合には前記開指示を禁止する開禁止手段とを設けたも
のである。
【0017】第三の構成は、ガスメータに供給制御手段
の下流側に設けたガスの圧力を検出する圧力センサと、
供給制御手段による閉時において前記圧力センサによっ
て検知されるガス圧力が所定の値より低下した場合には
前記供給制御手段を付勢して開状態にする圧力低下開手
段とを設けたものである。
【0018】第四の構成は、器具使用判別手段の情報を
ガスメータの識別符号とともに発信しメータ開閉制御手
段の情報を受信する第一の無線手段と、前記器具使用判
別手段からの発信情報を受信し前記メータ開閉制御手段
の情報を発信する第二の無線手段とを設けたものであ
る。
【0019】
【作用】本発明は上記した第一の構成により、器具使用
総合判断手段で全ガス器具が使用されていないと判断さ
れた時にメータ開閉制御手段から各ガスメータの供給手
段を付勢して閉止するとともに、計測制御手段からガス
総合流量計測手段を付勢してガス総合流量計測を行うも
のである。その結果、居住者のガス使用へ制限を加える
ことなく、かつガス器具の許容漏れの影響を受けずに配
管漏洩検知を行うことが出来る。
【0020】また第二の構成により、メータ開閉制御手
段で各ガスメータの供給手段を付勢して閉止させると同
時に計測制御手段でガス総合流量計測手段を付勢してガ
ス総合流量計測を行っている時に、偶然居住者がガス器
具を使用しガスが出ないためにガス器具の使用を諦めし
かもガス器具を開放したまま放置した場合には、ガス器
具開放によるガス圧力低下を圧力センサによって検知す
ることにより、ガス総合流量計測後計測制御手段から各
ガスメータの供給手段へ開指示が出されたときにそのガ
スメータのみ開指示を禁止することが出来、ガス器具か
らの生ガス放出を防止することができる。
【0021】また第三の構成により、メータ開閉制御手
段で各ガスメータの供給手段を付勢して閉止させると同
時に計測制御手段でガス総合流量計測手段を付勢してガ
ス総合流量計測を行っている時に、偶然居住者がガス器
具を使用するためにガス器具を開放した場合に、ガス器
具開放によるガス圧力低下を圧力センサによって検知し
メータ開閉制御手段から各ガスメータの供給手段を付勢
して開放しガスを供給することにより、居住者のガス使
用を妨げない用にすることが出来る。
【0022】また第四の構成により、ガスメータと器具
使用総合判断手段もしくはメータ開閉制御手段との情報
のやりとりを、第一の無線手段と第二の無線手段を用い
て空中を介して行うので、既築の鉄筋を用いた集合住宅
で各ガスメータから器具使用総合判断手段もしくはメー
タ開閉制御手段への配線が不可能な建物でも本装置の設
置が容易に出来る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例について図1、
図2を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ部分
には同一の符号を付し、説明は省略する。
【0024】図に示すように、ガスメータ5には、メー
タを通過するガスの流量を計測するメータ流量検知手段
12と、このメータ流量検知手段12による検知流量に
よってガス器具が使用されているか否かを判別する器具
使用判別手段13と、ガスの開閉を行う供給制御手段1
4とを設けている。
【0025】また、器具使用判別手段13からの情報に
より集合住宅のガス器具使用総合監視を行う器具使用総
合判断手段15と、器具使用総合判断手段15の情報に
基づいて、各メータの供給制御手段14に指示してガス
供給の開閉を行うメータ開閉制御手段16と、メータ開
閉制御手段16と連動してガス総合流量計測手段7を制
御する計測制御手段17を設けている。
【0026】上記構成において動作を説明すると、メー
タ流量検知手段12で計測されるガス流量はガスメータ
5に接続されているガス器具6が不使用になるとガス器
具許容漏れの値まで大幅に落ちる。器具使用判別手段1
3はその変化を捕らえてこのガスメータ5ではガス器具
不使用の状態にあると判断し、器具使用総合判断手段1
5にその情報を送る。器具使用総合判断手段15は各ガ
スメータからのガス器具不使用情報が同時に成立する
と、今この集合住宅ではガス器具が使用されていないと
判断し、メータ開閉制御手段16を介して全ガスメータ
の供給制御手段14を付勢し閉止する。閉止と同時に計
測制御手段17を介してガス総合流量計測手段7を付勢
し、ガス流量計測を例えば10秒間行う。このときその
値が配管漏洩判定値(約20Kcal/h程度)を越えた場
合には配管漏洩判別手段8によって配管漏洩有りと判断
される。ガス総合流量計測手段7による約10秒間のガ
ス流量計測が終わるとメータ開閉制御手段16を介して
全ガスメータの供給制御手段14を付勢し開放する。従
って元々ガス器具が使用されていないときにおいて供給
制御手段14の短時間の閉止・開放を行うので、居住者
へのガス器具使用の利便性への影響は無いとともに、ガ
ス総合流量計測手段7によるガス流量計測は全ガスメー
タの供給制御手段14を閉止した状態で行うので、ガス
器具の許容漏れの影響を受けずに配管漏洩検知を行うこ
とが出来る。
【0027】次に本発明の第二の実施例について図3を
参照して説明する。図に示すように、ガスメータ5は、
供給制御手段14の下流側に設けたガス圧力センサ18
と、供給制御手段14の閉時において圧力センサ18に
よって検知されるガス圧力が所定の値より低下した場合
にはメータ開閉制御手段16の開指示を禁止する開禁止
手段19とを有している。
【0028】上記構成において動作を説明すると、もし
ガス流量計測の10秒間にガス器具6を使用するような
ことがあれば、圧力センサ18の上流側は供給制御手段
14で閉止されており下流側はガス器具6の使用で開放
されているので圧力センサ18で検知されるガス圧力は
最終的に零まで低下する。その結果、ガス総合流量計測
手段7によるガス流量計測が終わってメータ開閉制御手
段16から開指示が出された時に開禁止手段19はその
指示を禁止するので、供給制御手段14は閉止を継続す
る。従って、発生確立は低いが、居住者がガス流量計測
の10秒間に安全装置のついていないガス器具6を使用
し、ガスの火がつかないので器具の使用を諦め、しかも
ガス器具を開放にしたまま放置された場合でもそのガス
メータのガス供給は行われないので、安全を確保するこ
とが出来る。
【0029】次に本発明の第三の実施例について図4を
参照して説明する。図に示すように、ガスメータ5は、
供給制御手段14の閉時において圧力センサ18によっ
て検知されるガス圧力が所定の値より低下した場合には
供給制御手段14を開放してガスの供給を行う圧力低下
開手段20を有している。
【0030】上記構成において動作を説明すると、もし
ガス流量計測の10秒間にガス器具6を使用するような
ことがあれば、圧力センサ18の上流側は供給制御手段
14で閉止されており下流側はガス器具6の使用で開放
されているので圧力センサ18で検知されるガス圧力は
最終的に零まで低下する。そのガス圧力低下をガス器具
の使用に支障の無い領域内に在る内に圧力低下開手段2
0で判別し供給制御手段14を開放してガスの供給を再
開し、居住者のガス器具使用の利便性に影響を与えない
ようにするものである。
【0031】次に本発明の第四の実施例について図5、
図6を参照して説明する。図に示すように、第一の実施
例にガスメータ5の情報をガスメータの識別符号ととも
に無線発信し後記第二の無線手段からの情報を無線受信
する第一の無線手段21と、その第一の無線手段21に
発信し前記識別符号を用いて各ガスメータを順次呼び出
しメータ開閉制御手段16の開閉指示を各供給制御手段
14に伝達するとともに第一の無線手段21の情報を受
信して器具使用総合判断手段15に情報を伝達する第二
の無線手段22を加えたものである。
【0032】上記構成において動作を説明すると、第二
の無線手段22は適宜第一の無線手段21に発信し識別
符号を用いて各ガスメータを順次呼び出す。呼び出され
たガスメータは器具使用判別手段13の情報を第一の無
線手段21でガスメータの識別符号とともに無線発信
し、それは第二の無線手段22で受信され器具使用総合
判断手段15に伝達され、メータ開閉制御手段16の開
閉指示を各供給制御手段14に伝達するものである。従
って、特に本配管漏洩検知装置を必要とする既築の集合
住宅においては、各宅のガスメータ5から器具使用総合
判断手段15やメータ開閉制御手段16に配線するため
に各所の鉄筋コンクリート工事等が必要となり、実質設
置が不可能な場合が多いが、この実施例ではその配線工
事が不要となり、設置が容易となって既築集合住宅の安
全性を高める事が出来る。加えて伝送の同時重なりの発
生が無いので伝送待ちや再伝送等の無駄な時間遅れの発
生が無く、特に宅数の多い特殊な集合住宅においても情
報伝達を容易にすることが出来て安全性を高めることが
できる。
【0033】なお、上記実施例において、器具使用総合
判断手段15は各宅のガス器具不使用情報が重なった時
点で適宜ガス総合流量計測手段7でガス流量計測を行わ
せるとしたが、これはガス器具使用時のガス総合流量計
測手段7でのガス流量計測値をガス漏洩の判断に用いな
いという意味であり、他の目的でガス器具使用時のガス
総合流量計測手段7でのガス流量計測値が必要な場合に
は、ガス総合流量計測手段7はガス器具使用時において
も当然ガス流量計測を行うことになる。また、第一の無
線手段21はガスメータ5に内蔵されていても外付けで
も構わず、第二の無線手段22も器具使用総合判断手段
15やメータ開閉制御手段16に内蔵されていても外付
けでも構わず、この実施例に限定されるものでは無い。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればメータ流量検知手段からの検知流量によってガ
ス器具が使用されているか否かを判別する器具使用判別
手段およびガスの開閉を行う供給制御手段とを有する複
数のガスメータと、ガス集団供給手段から供給されるガ
スを分岐手段を介して各ガスメータに供給するガス供給
管と、ガス集団供給手段から前記分岐手段の間に設けら
れガスの総合流量を計測するガス総合流量計測手段と、
各ガスメータの器具使用判別手段からの情報によりガス
器具使用総合監視を行う器具使用総合判段手段と、器具
使用総合判断手段によってガス器具不使用情報の同時成
立が判別されたときにガスメータの供給手段に指示して
ガス供給の開閉を行うメータ開閉制御手段と、メータの
開閉制御と連動してメータの閉時にガス総合流量計測手
段を付勢しガスの総合流量を計測する計測制御手段とを
設け、器具使用総合判断手段で全ガス器具が使用されて
いないと判断された時にメータ開閉制御手段から各ガス
メータの供給手段を付勢して閉止するとともに、計測制
御手段からガス総合流量計測手段を付勢してガス総合流
量計測を行うものであるため、居住者に一定期間ガスの
使用を止めてもらったりガスの使用中に勝手に止めたり
といった居住者のガス使用の利便性に影響を与えること
が少ない。またメータを閉止してガス総合流量計測を行
うので、確実な配管漏洩検知が行え、演算誤差の発生も
無く、しかもガス器具の許容漏れの影響を受けずに配管
漏洩検知を行うことが出来るので従来は難しかった戸数
の多い大規模集合住宅でも信頼性の高い配管漏洩検知を
行うことが出来る。
【0035】また、ガスメータに、供給制御手段の下流
側に設けたガスの圧力センサと、前記供給制御手段への
開指示時において前記圧力センサによって検知されるガ
ス圧力が所定の値より低下していた場合には前記開指示
を禁止する開禁止手段とを設けたので、メータ開閉制御
手段で各ガスメータの供給手段を付勢して閉止し計測制
御手段でガス総合流量計測手段を付勢してガス総合流量
計測を行っている時に、居住者が安全装置のついていな
いガス器具を使用し、ガスの火がつかないので器具の使
用を諦め、しかもガス器具を開放したまま放置された場
合においても、ガス器具開放によるガス圧力低下を圧力
センサによって検知することにより、ガス総合流量計測
後計測制御手段から各ガスメータの供給手段へ開指示が
出されたときにそのガスメータのみ開指示を禁止するこ
とが出来、ガス器具からの生ガス放出を防止し安全を確
保することが出来る。しかも他のメータには影響を与え
ず、開指示禁止を行ったメータについてもガス供給者は
その居住者についてのみいったんガス器具を閉止しても
らってセンターから供給制御手段を開放するという、最
小限の対応で済むという特徴を有する。
【0036】また、ガスメータに、供給制御手段の下流
側に設けたガスの圧力センサと、供給制御手段による閉
時において前記圧力センサによって検知されるガス圧力
が所定の値より低下した場合には前記供給制御手段を付
勢して開状態にする圧力低下開手段とを設けたので、メ
ータ開閉制御手段で各ガスメータの供給手段を付勢して
閉止し計測制御手段でガス総合流量計測手段を付勢して
ガス総合流量計測を行っている時に、居住者がガス器具
を使用するためにガス器具を開放した場合においても、
ガス器具開放によるガス圧力低下を圧力センサによって
検知しメータ開閉制御手段から各ガスメータの供給手段
を付勢して開放しガスを供給することにより、漏洩自動
判別の作業より居住者のガス使用を優先し、居住者の利
便性が損なわれないようにすることが出来る。
【0037】また、ガスメータの情報をガスメータの識
別符号とともに無線発信し後記第二の無線手段からの情
報を無線受信する第一の無線手段と、その第一の無線手
段に発信し前記識別符号を用いて各ガスメータを順次呼
び出しメータ開閉制御手段の開閉指示を各供給制御手段
に伝達するとともに第一の無線手段の情報を受信して器
具使用総合判断手段に情報を伝達する第二の無線手段を
加えたので、ガスメータと器具使用総合判断手段もしく
はメータ開閉制御手段との情報のやりとりを、第一の無
線手段と第二の無線手段を用いて空中を介して行うこと
が出来る。従って既築の鉄筋を用いた集合住宅で各ガス
メータから器具使用総合判断手段もしくはメータ開閉制
御手段への配線が不可能な建物でも本装置の設置が用意
に出来、集合住宅の安全性を高める事が出来る。加えて
伝送の同時重なりの発生が無いので伝送待ちや再伝送等
の無駄な時間遅れの発生が無く、特に宅数の多い特殊な
集合住宅においても情報伝達を容易にすることが出来て
安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の配管漏洩検知装置の機
能ブロック図
【図2】同装置の配置図
【図3】本発明の第二の実施例の配管漏洩検知装置の機
能ブロック図
【図4】本発明の第三の実施例の配管漏洩検知装置の機
能ブロック図
【図5】本発明の第四の実施例の配管漏洩検知装置の機
能ブロック図
【図6】同装置の配置図
【図7】従来の配管漏洩検知装置の機能ブロック図
【図8】同装置の配置図
【図9】同装置のガスメータのガス流量特性図
【符号の説明】
1 ガス集団供給手段 2 ガス供給管 3 分岐手段 5 ガスメータ 7 ガス総合流量計測手段 8 配管漏洩判別手段 12 メータ流量検知手段 13 器具使用判別手段 14 供給制御手段 15 器具使用総合判断手段 16 メータ開閉制御手段 17 計測制御手段 18 圧力センサ 19 開禁止手段 20 圧力低下開手段 21 第一の無線手段 22 第二の無線手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/28 G01M 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスを供給するガス集団供給手段と、ガス
    メータに内蔵されガス流量を検知するメータ流量検知手
    段と、ガスメータに内蔵され前記メータ流量検知手段か
    らの検知流量によってガス器具が使用されているか否か
    を判別する器具使用判別手段と、ガスメータに内蔵され
    ガスの開閉を行う供給制御手段と、前記ガス集団供給手
    段から供給されるガスを分岐手段を介して前記各ガスメ
    ータに供給するガス供給管と、前記ガス集団供給手段か
    ら前記分岐手段の間に設けられガスの総合流量を計測す
    るガス総合流量計測手段と、前記各ガスメータの器具使
    用判別手段からの情報によりガス器具使用総合監視を行
    う器具使用総合判断手段と、前記器具使用総合判段手段
    によってガス器具不使用情報の同時成立が判別されたと
    きに前記ガスメータの供給手段に指示してガス供給の開
    閉を行うメータ開閉制御手段と、ガス供給の開閉制御と
    連動してガス供給の閉時に前記ガス総合流量計測手段を
    付勢しガスの総合流量を計測する計測制御手段とで構成
    した配管漏洩検知装置。
  2. 【請求項2】ガスメータは供給制御手段の下流側に設け
    たガス圧力を検出する圧力センサと、前記供給制御手段
    への開指示時において前記圧力センサによって検知され
    るガス圧力が所定の値より低下していた場合には前記開
    指示を禁止する開禁止手段とを有する請求項1記載の配
    管漏洩検知装置。
  3. 【請求項3】ガスメータは供給制御手段の下流側に設け
    たガスの圧力を検出する圧力センサと、供給制御手段に
    よる閉時において前記圧力センサによって検知されるガ
    ス圧力が所定の値より低下した場合には前記供給制御手
    段を付勢して開状態にする圧力低下開手段を有する請求
    項1記載の配管漏洩検知装置。
  4. 【請求項4】器具使用判別手段の情報をガスメータの識
    別符号とともに発信しメータ開閉制御手段の情報を受信
    する第一の無線手段と、前記器具使用判別手段からの発
    信情報を受信し前記メータ開閉制御手段の情報を発信す
    る第二の無線手段とを有する請求項1記載の配管漏洩検
    知装置。
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