JP3368971B2 - 周波数同期装置及びクロック信号再生装置 - Google Patents
周波数同期装置及びクロック信号再生装置Info
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Description
L)型の周波数同期装置及びそれを利用したクロック再
生装置に関し、特にノンリターンゼロ(NRZ)のデー
タ信号からクロック信号を再生するクロック再生装置に
関する。
おいては、データの送信効率を高めるために、ノンリタ
ーンゼロ(NRZ)の方式でデータが送信されることが
多い。NRZの方式で送信されたデータ信号を受信側で
再生するためには、データ信号の変化と同期するクロッ
ク信号が受信側に必要である。そのため、受信側に受信
したデータ信号からクロック信号を再生するクロック信
号再生装置を設け、そこで再生したクロック信号に従っ
てデータ信号の再生を行うようにしている。
及び図16に示す。図15のクロック信号再生装置は、
Q値の高いフィルタを使用してクロック信号を再生する
もので、(1)に回路構成を、(2)にその動作のタイ
ムチャートを示す。図示のように、図15の(1)のク
ロック信号再生装置は、データ信号をあらかじめわかっ
ているクロック信号の半周期分遅延させるT/2遅延線
151と、T/2遅延線151で遅延されたデータ信号
と元のデータ信号の排他的論理和をとるEXORゲート
152と、高いQ値を有しクロック信号の周波数付近の
信号のみを通過させるフィルタ153と、その出力を増
幅するアンプ154と、アンプ154の出力したクロッ
ク信号の位相を変化させる位相調整部155を有する。
このクロック信号再生装置の動作を図15の(2)に従
って説明する。
クロック信号が図示の通りであったとする。T/2遅延
線151により遅延されたデータ信号はノードaに示す
ような信号になるため、EXORゲート152の出力と
して図示のようなクロック信号の一部を除いたような信
号が得られる。フィルタ153はQ値が高いため、この
ような信号が入力されると、クロック信号の周波数の発
振信号を出力する。しかしこの信号の位相は、原クロッ
ク信号の位相と一致していないため、位相調整部155
で原クロック信号と位相が一致するように変化させる。
位相調整部155における遅延量の調整は、通常配線長
を変化させることにより行う。
単であるが、再生できるのはフィルタ153の通過周波
数内の非常に狭い周波数範囲の信号であり、周波数の異
なるクロック信号に対してはフィルタを変える必要があ
り、使用できる周波数が固定されるという問題がある。
また、位相調整部155の遅延量はそれぞれの装置毎に
定める必要があり、製造工程において配線長を調整する
必要があるため、製造工程が複雑になり、IC化するの
が難しいという問題がある。
範囲のクロック信号が再生できることが求められてお
り、図15のクロック信号再生装置では要求を満たすこ
とができない。そこで、図16に示すPLL回路による
クロック信号再生装置が提案されている。図16のクロ
ック信号再生装置において、参照番号161は電圧制御
発振器(VCO)、163はローパスフィルタ、164
は位相周波数比較器(PFD)、165はPFD用チャ
ージポンプ、166は位相比較器(PD)、167はP
D用チャージポンプ、168は1/2分周器、169は
位相誤差検出器(ロック検出器)である。このクロック
信号再生装置においては、VCO161と、ローパスフ
ィルタ163と、PFD164と、PFD用チャージポ
ンプ165とが第1のループを構成し、VCO161
と、ローパスフィルタ163と、PD166と、PD用
チャージポンプ167とが第2のループを構成する。第
1のループは、基準クロック信号frとVCO161の
出力するクロック信号の位相をPFD164で比較して
PFD用チャージポンプ165とローパスフィルタ16
3を介してVCO161にフィードバックすることによ
り、VCO161の出力するクロック信号を基準クロッ
ク信号frに同期させて周波数を一致させるループであ
る。第2のループは、VCO161の出力するクロック
信号を1/2分周器168で分周した信号の位相とデー
タ信号の位相をPD166で比較してPD用チャージポ
ンプ167とローパスフィルタ163を介してVCO1
61にフィードバックすることにより、VCO161の
出力するクロック信号をデータ信号の基本クロック信号
に同期させるループである。
1のループでVCO161の出力するクロック信号を基
準クロック信号frに十分同期させる。クロック信号の
周波数と基準クロック信号frの周波数がほぼ一致した
時点で、PFD164を非動作状態にPD166を動作
状態にすることにより、第1のループを非動作状態に、
第2のループを動作状態に切り換え、VCO161の出
力するクロック信号をデータ信号に同期させる。これに
よりデータ再生に必要なクロック信号が再生される。も
しデータ信号の周波数又は位相が変化してVCO161
の出力するクロック信号とデータ信号とが同期しなくな
った時にはロック検出器169でこれを検出し、第2ル
ープを非動作状態に、第1ループを動作状態に切り換
え、再びクロック信号の周波数を基準クロック信号fr
に一致させた上で、第1ループから第2ループに切り換
えてデータ信号に同期させる。
クロック信号を再生する場合、周波数と位相の両方を一
致させる必要があるが、両方を直接一致させるのは難し
いため、図16の装置のように第1のループで再生クロ
ック信号の周波数を基準クロック信号frの周波数にま
ず引き込み、その後第2のループに引き込んでデータ信
号の位相に再生クロック信号の位相を一致させる。
も明らかなように、図16のクロック信号再生装置で
は、ロック検出器によりPFDとPDを動作状態と非動
作状態の間で切り換えることにより、第1のループと第
2のループを切り換えるが、PFDとPDの間には位相
のオフセットがあるため、第2のループに切り換えてか
ら引き込まれるまでに時間がかかるという問題がある。
また、データ信号との同期がとれなくなったために第1
のループに切り換えた場合にも、位相のオーバシュート
が発生して基準クロック信号frの周波数に引き込むま
で時間がかかる。すなわち、データ信号との同期がとれ
なくなった時には、再び同期するまでに時間がかかると
いう問題がある。このような問題があると、データが受
信できるようになるまでに時間がかかり、通信効率が低
下することになる。
であり、データ信号からクロック信号を再生するクロッ
ク信号再生装置において応答性を改良すること及びこの
ような装置で使用されるクロック信号の周波数をあらか
じめ基準クロック信号の周波数に同期させる周波数同期
装置の実現を目的とする。
期装置の原理構成図であり、(1)は基本構成を示し、
(2)はこの装置におけるフィードバック特性を示す。
図1において、参照番号1は印加する電圧に応じて発振
周波数を変化させることが可能な電圧制御発振器、2は
第1基準信号frと前記電圧制御発振器1の出力する発
振信号を比較して位相差に応じた信号を出力する基準位
相検出手段、3は基準位相検出手段2の出力信号から高
周波数成分を除去するローパスフィルタである。ローパ
スフィルタ3の出力を電圧制御発振器1にフィードバッ
クすることにより、電圧制御発振器1の出力する発振信
号を第1基準信号frに同期させる。この周波数同期装
置のフィードバック系は、第1基準信号frと電圧制御
発振器1の出力する発振信号を比較し、比較結果が電圧
制御発振器に入力される第1フィードバック系と、第1
基準信号frと電圧制御発振器1の出力する発振信号を
比較し、比較結果が前記電圧制御発振器に入力される第
2フィードバック系と、を備え、前記第1フィードバッ
ク系と前記第2フィードバック系は、略同一のゲインを
有するとともに、フィードバックの方向が逆方向である
ことを特徴とする。この周波数同期装置のフィードバッ
ク系は、上記の構成により、位相誤差がゼロである場合
を含む所定の位相誤差範囲では電圧制御発振器1の発振
周波数を変化させない。更に、それ以外の範囲では電圧
制御発振器1の発振周波数を第1基準信号frの周波数
に一致させる方向に働く特性を有するようにする。
は、図1の(2)に示すようなフィードバック特性を有
する。図示のように、位相誤差がゼロの部分を含む矢印
の範囲では位相誤差にかかわらずローパスフィルタ3の
出力電圧、すなわちVCO1へのフィードバック電圧
は、発振周波数を変化させない。この範囲は例えば−π
から+πの範囲である。2つのクロック信号の周波数が
一致しており位相のみが異なる場合には、位相誤差は一
定であるためかならず矢印の範囲に入るからVCO1の
発振周波数は変化しないことになる。しかし、周波数が
異なる場合には、たとえ初期段階で位相が一致していて
も位相誤差が徐々に拡大し、矢印の範囲を越えた場合に
フィードバックがかかるため、周波数は一致することに
なる。
範囲で異なる可能性があり、位相も不定である第2基準
信号と同期させてクロック信号を再生する装置を、本発
明の周波数同期装置のVCO1の出力信号又はその分周
信号と第2基準信号の位相誤差を検出してVCO1にフ
ィードバックする第2のループを形成することにより構
成すれば、VCO1の出力信号は常時第1基準信号fr
の周波数に一致するようにフィードバックされているた
め、図16の従来のクロック信号再生装置で生じた切り
換えに伴う問題は発生しなくなる。
の全体構成を示す図である。図2において、参照番号1
1はVCO、21はディジタル式の位相周波数比較器
(PFD:Phase Frequency Detector)、22はPFD
21の出力をローパスフィルタ31への充放電信号に変
換するPFD用チャージポンプ、23はディジタル式の
位相比較器(PD:Phase Detector)、24はPD23
の出力をローパスフィルタ31への充放電信号に変換す
るチャージポンプ、31はローパスフィルタである。ロ
ーパスフィルタ31は、図示のように抵抗と容量素子で
構成される。
プ22の回路構成を示す図であり、図4はその動作を示
すタイムチャートである。図3のPFDは通常のPLL
回路では、単に位相比較器と呼ばれることもあるが、こ
こでは位相周波数比較器(PFD)と位相比較器(P
D)とは区別する。図3のPFDは広く知られており、
ここでは詳細な説明は省略するが、S入力がR入力に対
して位相が進んでいるか遅れているかによってU又はD
に正か負の信号が現れる。位相が進んでいる場合にはD
にパルスが出力され、位相が遅れている場合にはUにパ
ルスが出力され、そのパルス幅は位相の進み量に応じて
変化する。しかし、図3の回路は順序回路であるため、
入力端子RとSのレベルだけで一義的に端子UとDの状
態が決定されるものではなく、その前の状態に影響され
る。Uのパルスはインバータで反転された後、チャージ
ポンプ24のPチャンネルトランジスタのゲートに印加
され、Pチャンネルトランジスタを導通させる。これに
よりパルス幅の期間だけ高電位側の電源端子より抵抗を
介して出力端子に充電が行われる。Dのパルスはチャー
ジポンプ24のNチャンネルトランジスタのゲートに印
加され、Nチャンネルトランジスタを導通させる。これ
によりパルス幅の期間だけ抵抗を介して出力端子から低
電位側の電源端子に放電が行われる。すなわち、位相の
差に応じてローパスフィルタ31への充放電が行われ、
VCO11にフィードバックされて位相差がゼロになる
ように制御される。ここでは、R入力として基準信号f
rが入力され、S入力としてVCO1の出力するクロッ
ク信号が入力されるので、VCO1の出力するクロック
信号の位相が基準信号frより進んでいる時にはDにパ
ルスが出力されて放電が行われ、位相が遅れている場合
にはUにパルスが出力されて充電が行われる。
4の回路構成を示す図であり、図6はその動作を示すタ
イムチャートである。図5の回路では、R入力の信号は
1/2分周器231によって分周された後、排他的論理
和(EXOR)ゲート234に入力される。S入力の信
号はインバータゲート232で反転された後、1/2分
周器233によって分周されてEXORゲート234に
入力される。EXORゲート234の出力は、図6に示
すように、位相が一致している場合は高レベルの状態と
低レベルの状態の期間が等しく、S入力の信号がR入力
の信号より位相が進んでいる時には低レベルの状態の割
合が大きくなり、位相が遅れている場合には高レベルの
状態の割合が大きくなる。EXORゲート234の出力
はCMOSインバータゲートを構成するPチャンネルト
ランジスタとNチャンネルトランジスタのゲートに印加
される。これにより、EXORゲート234の出力が低
レベルの状態ではPチャンネルトランジスタが導通して
高電位側の電源端子よりその期間だけ抵抗を介して出力
端子に充電が行われ、EXORゲート234の出力が高
レベルの状態ではNチャンネルトランジスタが導通して
その期間だけ抵抗を介して出力端子から低電位側の電源
端子に放電が行われる。すなわち、位相の差に応じてロ
ーパスフィルタ31への充放電が行われ、VCO11に
フィードバックされて位相差がゼロになるように制御さ
れる。この回路も順序回路であり、直前の状態によって
出力の状態が影響を受ける。ここでも、R入力として基
準信号frが入力され、S入力としてVCO1の出力す
るクロック信号が入力されるので、VCO1の出力する
クロック信号の位相が基準信号frより進んでいる時に
はPチャンネルトランジスタの導通する割合が大きくな
り、充電が行われる。クロック信号の位相が基準信号f
rより遅れている時にはNチャンネルトランジスタの導
通する割合が大きくなり、放電が行われる。
ンプ22の第1のフィードバック系と、PD23とPF
D用チャージポンプ24の第2のフィードバック系で
は、位相誤差に対するフィードバックの方向が逆である
点が重要である。また、2つの系のゲインは−πから+
πお範囲で等しくなるように設定されている。これにつ
いては後で説明する。
る。図7のVCO11はMESトランジスタで構成した
発振回路であり、2つのMESトランジスタが交互に導
通しながら容量素子の充放電を繰り返すことにより発振
するが、低電位側の電源端子との間のMESトランジス
タのゲート電圧Vcを変化させることにより、容量素子
の充放電の時定数が変化して発振周波数が変化する。こ
こでは電圧Vcを増加させれば発振周波数も増加し、電
圧Vcを低下させれば発振周波数も低下する。
の各要素の説明であるが、装置全体のフィードバック系
について、図8を参照して説明する。図8は装置全体の
フィードバック系における位相誤差とローパスフィルタ
31の出力電圧、すなわちVCO11への印加電圧の関
係を示す位相誤差出力特性の図である。
FD用チャージポンプ22の第1のフィードバック系の
位相誤差出力特性を示し、2点鎖線はPD23とPD用
チャージポンプ24の第2のフィードバック系の位相誤
差出力特性を示す。上記のように、2つのフィードバッ
ク系のゲインは等しく、フィードバックの方向が逆であ
るため、図2に示すように、PFD用チャージポンプ2
2とPD用チャージポンプ24の出力を接続してローパ
スフィルタ31に入力すると、合成した位相誤差出力特
性は実線で示したようになる。すなわち、−πから+π
の位相誤差範囲内では、2つのフィードバック系の出力
が互いに打ち消し合い、たとえ位相誤差があってもロー
パスフィルタの出力電圧は一定に保持される。また、−
πから+πの範囲外では、位相誤差に応じてローパスフ
ィルタの出力電圧が変化するが、位相が進んだ状態又は
遅れた状態でローパスフィルタの出力電圧が中心レベル
を越えて変化することはない。
により、2つのクロック信号の周波数が少しでも異な
り、位相差が徐々にでも拡大する場合には、2つのクロ
ック信号の周波数を一致させるようにフィードバックが
働くが、2つのクロック信号の周波数が同じ場合には、
位相差は−π以下又は+π以上には拡大しないため、位
相差があってもフィードバックは働かないことになる。
であるが、このような周波数同期装置を使用してデータ
信号からクロック信号を再生するクロック再生装置の実
施例を以下に説明する。図9は第2実施例のクロック再
生装置の構成を示す図であり、図9において、参照番号
91はVCO、93はローパスフィルタ、921はPF
D、922はPFD用チャージポンプ、923はPD、
924はPD用チャージポンプであり、これらは図2の
周波数同期装置の各要素と同一である。本実施例のクロ
ック再生装置は、更にデータ信号用位相検出器(PD)
94と、データ信号チャージポンプ95とを有する。
号チャージポンプ95の回路を示す図である。図5と図
10を比べて明らかなように、図10の回路は図5の回
路に類似しているが、1/2分周器231がない点が異
なる。この回路で比較するのはVCO91の出力するク
ロック信号とデータ信号であり、データ信号はNRZ信
号であるため、データ信号の基本周期はクロック信号を
1/2に分周した周期に等しい。従って、R入力として
入力されるデータ信号を分周する必要はなく、1/2分
周器231は除かれている。
43が使用さているが、この代わりに排他的否定論理和
(EXNOR)ゲートを使用してもよい。いずれにし
ろ、図9の回路では、VCO91の出力するクロック信
号は、PFD921と、PFD用チャージポンプ922
と、PD923と、PD用チャージポンプ924と、ロ
ウパスフィルタ93とで構成される周波数同期装置によ
って基準信号frの周波数に一致するように常時制御さ
れた上、データ信号用PD94とデータ信号チャージポ
ンプ95と、ロウパスフィルタ93とで構成されるルー
プによりデータ信号の原クロック信号に周波数と位相が
一致するように制御されることになる。これにより、切
り換えてから引き込まれるまでに時間がかかるという図
16に示した従来のクロック信号再生装置での問題は解
決される。
置の構成を示すブロック図である。本実施例は、本発明
を周波数合成器(シンセサイザ)に適用した例である。
図11において、参照番号111はVCO、113はロ
ーパスフィルタ、1121はPFD、1122はPFD
用チャージポンプ、1123はPD、1124はPD用
チャージポンプ、117はデータ信号用位相検出器(P
D)、118はデータ信号チャージポンプ95であり、
これらは、図9の第2実施例の各要素と同一のものであ
る。本実施例では、更に、VCO111の出力するクロ
ック信号を分周する2モジュールプリスケラ114と、
スワロカウンタ115と、プログラマブルカウンタ11
6とを有している。
ため、VCO111の出力するクロック信号が非常な高
周波である場合、基準信号とクロック信号の位相差を直
接検出するのは難しい。そのため、クロック信号を分周
比Nで分周し、基準信号も1/Nに分周した信号にす
る。2モジュールプリスケラ114と、スワロカウンタ
115と、プログラマブルカウンタ116とで構成され
る部分は、任意の整数Nの分周比でクロック信号を分周
するための部分である。
Modulous Prescaler)114の回路構成を示す図であ
る。この回路は1/P又は1/(P+1)(Pは任意の
整数)に分周する回路である。1/Pと1/(P+1)
のいずれかに分周するかはモード選択端子に印加る信号
で選択される。図11の構成において、スワロカウンタ
115が2モジュラスプリスケーラ114の出力をA
(Aは任意の整数)カウントし終えるまで、2モジュラ
スプリスケーラ114が(P+1)分周を行う。従っ
て、この間にはA(P+1)のカウントが行われる。そ
の後、プログラマブルカウンタ116が2モジュラスプ
リスケーラ114の出力を(M−A)だけカウントする
まで、2モジラスルプリスケーラ114がP分周を行
う。従って、この間には(M−A)Pのカウントが行わ
れる。従って、全体としてはこの間にカウントされる数
Nは、次式のようになる。
任意に設定できる。図11に示した第3実施例の動作
は、基準信号が1/Nに分周されている点とVCO11
の出力が1/Nに分周される点を除けば第2実施例の動
作と同じである。
置の構成を示す図である。図13において、第1VCO
131、第1ローパスフィルタ133、第1PFD13
21、第1PFD用チャージポンプ1322、第1PD
1323、及び第1PD用チャージポンプ1324で構
成される第1の部分と、第2VCO151、第2ローパ
スフィルタ136、第2PFD1351、第2PFD用
チャージポンプ1352、第2PD1353、及び第2
PD用チャージポンプ1354で構成される第2の部分
は、それぞれ図2に示した周波数同期装置と同様の構成
を有するが、第1VCO131と第2VCO151がデ
ータ信号に応じて相補的に動作する点が異なる。第1V
CO131と第2VCO151から出力されるクロック
信号はORゲート137で合成され、合成したクロック
信号と基準信号frとの位相差が第3PD138で検出
される。第3PD138で検出された誤差信号は第3P
D用チャージポンプA139と第3PD用チャージポン
プB140とを介して第1の部分のローパスフィルタ1
33と第2の部分のローパスフィルタ136にフィード
バックされる。第3PD138は、第1PD及び第2P
Dと同様の構成を有する。
の部分と第2部分はそれぞれ第1VCO131と第2V
CO151がデータ信号に応じて相補的に動作するた
め、データ信号に応じて相補的に動作状態と非動作状態
を繰り返すことになる。しかも非動作状態から動作状態
への変化はデータ信号の変化に同期しているため、第1
VCO131と第2VCO151から出力されるクロッ
ク信号の位相はデータ信号の位相と一致している。しか
も各部分は図2の周波数同期装置と同様の構成を有する
ため、第1VCO131と第2VCO151から出力さ
れるクロック信号の周波数は基準信号frの周波数に一
致しており、第1VCO131と第2VCO151の出
力するクロック信号をORゲート137で合成すれば、
基準信号と同じ周波数のデータ信号と位相が一致したク
ロック信号が得られる。
と基準信号frの位相差を第3PD138で検出して、
第3PD用チャージポンプA139と第3PD用チャー
ジポンプB139を介して第1の部分及び第2の部分に
フィードバックすると、合成クロック信号と基準信号f
rの位相差に応じて第1VCO131と第2VCO13
4の発振周波数を変化させることになる。上記の説明か
ら明らかなように、合成クロック信号の位相はデータ信
号の変化に確実に一致するため、このようなフィードバ
ックをかけることにより、第1VCO131と第2VC
O134の発振周波数がデータ信号の基本クロック信号
に一致するように制御されることになる。従って、最終
的にはデータ信号の基本クロック信号に同期したクロッ
ク信号が再生されることになる。
置の構成を示す図である。図14において、VCO14
1、ローパスフィルタ143、PFD1421、PFD
用チャージポンプ1422、PD1423、PD用チャ
ージポンプ1424、データ信号用PD144、及びデ
ータ信号第1チャージポンプ145は、それぞれ図9の
各要素に対応し、同様の構成を有する。図9と異なるの
は、基準信号を発生する基準VCO146が装置の外部
に設けられ、データ信号用PD144で検出した位相誤
差をデータ信号第2チャージポンプ147とローパスフ
ィルタ148を介して基準VCO146にフィードバッ
クしていることである。
説明した実施例では、基準信号frは水晶振動子等を利
用した発振器から出力され、常時一定の周波数で連続的
に発振している信号としていた。基準信号frの発振周
波数はデータ信号の基本クロック信号の周波数に近似し
て選択されるが、完全には一致していないため、周波数
同期装置でVCOの発振周波数を基準信号frに一致さ
せても、データ信号との位相比較結果に基づいて位相を
一致させるだけでなく、周波数も一致させるように若干
変化させる必要がある。そのため、実際のフィードバッ
ク制御においては、VCOの発振周波数を基準信号fr
に一致させようとする制御とデータ信号の基本クロック
信号の周波数に一致させようとする2つのフィードバッ
ク制御が行われることになり、非常に複雑な制御が行わ
れることになる。
41のクロック信号を、基準VCO146の出力する基
準信号frの周波数に等しくなるように制御した上で、
データ信号の基本クロック信号の周波数と位相に一致さ
せるように制御されるが、VCO141のクロック信号
とデータ信号との位相差に応じたフィードバックが基準
VCO146に対して行われるため、基準VCO146
の発振周波数自体がデータ信号の基本クロック信号の周
波数に一致するように制御されることになる。これによ
り、基準VCO146の発生する基準信号frとVCO
141の発生するクロック信号が共にデータ信号の基本
クロック信号に同期した状態になる。
期装置を用いれば、NRZのデータ信号から基本クロッ
ク信号を再生するクロック信号再生装置の応答性を改善
することができ、それにより通信効率の向上を図ること
ができる。
る。
ンプの回路図である。
る図である。
路図である。
図である。
性を示すグラフである。
ある。
路図である。
である。
である。
である。
す図である。
す図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 印加する電圧に応じて発振周波数を変化
させることが可能な電圧制御発振器と、 第1基準信号と前記電圧制御発振器の出力する発振信号
を比較して位相差に応じた信号を出力する基準位相検出
手段と、前記 基準位相検出手段の出力信号から高周波数成分を除
去するローパスフィルタとを備え、 前記ローパスフィルタの出力を前記電圧制御発振器にフ
ィードバックすることにより、前記電圧制御発振器の出
力する発振信号を前記第1基準信号に同期させる周波数
同期装置であって、前記第1基準信号と前記電圧制御発振器の出力する発振
信号を比較し、該比較結果が前記電圧制御発振器に入力
される第1フィードバック系と、 前記第1基準信号と前記電圧制御発振器の出力する発振
信号を比較し、該比較結果が前記電圧制御発振器に入力
される第2フィードバック系と、 を備え、 前記第1フィードバック系と前記第2フィードバック系
は、略同一のゲインを有するとともに、フィードバック
の方向が逆方向であること を特徴とする周波数同期装
置。 - 【請求項2】 前記基準位相検出手段は、 前記第1基準信号と前記電圧制御発振器の出力する発振
信号を比較する位相周波数比較器と、該位相周波数比較
器の出力を前記ローパスフィルタへの充放電信号に変換
するPFD用チャージポンプとで構成される第1位相比
較手段と、 前記第1基準信号と前記電圧制御発振器の出力する発振
信号を比較する位相比較器と、該位相比較器の出力を前
記ローパスフィルタへの充放電信号に変換するPD用チ
ャージポンプとで構成される第2位相比較手段とを、備
えることを特徴とする請求項1に記載の周波数同期装
置。 - 【請求項3】 前記電圧制御発振器の出力する発振信号
を1/N(N:1以外の正の整数)に分周する分周手段
を備え、前記第1基準信号の発振周波数は前記電圧制御
発振器の発振周波数の1/Nであることを特徴とする請
求項1又は2に記載の周波数同期装置。 - 【請求項4】 印加する電圧に応じて発振周波数を変化
させることが可能な電圧制御発振器と、第1基準信号と
前記電圧制御発振器の出力する発振信号を比較して位相
差に応じた信号を出力する基準位相検出手段と、該基準
位相検出手段の出力信号から高周波数成分を除去するロ
ーパスフィルタとを備え、位相誤差がゼロである場合を
含む所定の位相誤差範囲では前記電圧制御発振器の発振
周波数を変化させず、それ以外の範囲では前記電圧制御
発振器の発振周波数を前記第1基準信号の周波数に一致
させる方向に働くように前記ローパスフィルタの出力を
前記電圧制御発振器にフィードバックする周波数同期装
置と、 第2基準信号と前記電圧制御発振器の出力する発振信号
又はその分周信号を比較して位相差に応じた信号を出力
する第2基準位相検出器とを備え、該第2基準位相検出
器の出力を前記ローパスフィルタに入力して前記電圧制
御発振器にフィードバックすることにより、前記第1基
準信号に対して周波数同期された前記電圧制御発振器を
前記第2基準信号に対して更に同期させることを特徴と
するクロック再生装置。 - 【請求項5】 前記第2基準信号はシリアル伝送データ
信号であり、前記電圧制御発振器の出力は再生クロック
信号であることを特徴とする請求項4に記載のクロック
再生装置。 - 【請求項6】 前記基準位相検出手段は、 前記第1基準信号と前記電圧制御発振器の出力する発振
信号を比較し、前記ローパスフィルタへの充放電信号に
変換する第1位相比較手段と、 前記第1基準信号と前記電圧制御発振器の出力する発振
信号を比較し前記ローパスフィルタへの充放電信号に変
換する第2位相比較手段とを備え、前記第1位相比較手
段と前記第2位相比較手段は略同一のゲインを有し、そ
れらの出力を合成した時に実質的に減算されるように構
成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の
クロック再生装置。 - 【請求項7】 前記第1位相比較手段は、前記第1基準
信号と前記電圧制御発振器の出力する発振信号を比較す
る位相周波数比較器と、該位相周波数比較器の出力を前
記ローパスフィルタへの充放電信号に変換するPFD用
チャージポンプとで構成され、 前記第2位相比較手段は、前記第1基準信号と前記電圧
制御発振器の出力する発振信号を比較する位相比較器
と、該位相比較器の出力を前記ローパスフィルタへの充
放電信号に変換するPD用チャージポンプとで構成され
ることを特徴とする請求項6に記載のクロック再生装
置。 - 【請求項8】 前記電圧制御発振器の出力する発振信号
を1/n(n:1以外の正の整数)に分周する分周手段
を備え、前記第1基準信号の発振周波数は前記電圧制御
発振器の発振周波数の1/nであることを特徴とする請
求項4乃至7のいずれかに記載のクロック再生装置。 - 【請求項9】 前記第1基準信号を発生する回路は、印
加する電圧に応じて発振周波数を変化させることが可能
な基準電圧制御発振器であり、 前記第2基準位相検出器の出力は前記基準電圧制御発振
器に印加されることを特徴とする請求項4乃至8のいず
れかに記載のクロック再生装置。 - 【請求項10】 前記基準電圧制御発振器を除く各要素
は1チップ上に形成され、前記基準電圧制御発振器は該
チップの外部に設けられることを特徴とする請求項9に
記載のクロック再生装置。 - 【請求項11】 印加する電圧に応じて発振周波数を変
化させることが可能な電圧制御発振器と、第1基準信号
と前記電圧制御発振器の出力する発振信号を比較して位
相差に応じた信号を出力する基準位相検出手段と、該基
準位相検出手段の出力信号から高周波数成分を除去する
ローパスフィルタとを備え、位相誤差がゼロである場合
を含む所定の位相誤差範囲では前記電圧制御発振器の発
振周波数を変化させず、それ以外の範囲では前記電圧制
御発振器の発振周波数を前記第1基準信号の周波数に一
致させる方向に働くように前記ローパスフィルタの出力
を前記電圧制御発振器にフィードバックする周波数同期
装置を複数個備え、前記電圧制御発振器は第2基準信号
に応じて相補的に動作することを特徴とするクロック再
生装置。 - 【請求項12】 各電圧制御発振器の出力を合成して連
続したクロック信号を生成する連続クロック信号合成手
段と、 該連続クロック信号合成手段の出力する合成クロック信
号と前記第1基準信号 とを比較して位相差に応じた信号
を前記ローパスフィルタに出力する位相検出手段とを備
えることを特徴とする請求項11に記載のクロック再生
装置。 - 【請求項13】 印加する電圧に応じて発振周波数を変
化させることが可能な電圧制御発振器と、 第1基準信号と前記電圧制御発振器の出力する発振信号
を比較して位相差に応じた信号を出力する基準位相検出
手段と、 前記基準位相検出手段の出力信号から高周波数成分を除
去するローパスフィルタとを備え、 前記ローパスフィルタの出力を前記電圧制御発振器にフ
ィードバックすることにより、前記電圧制御発振器の出
力する発振信号を前記第1基準信号に同期させる周波数
同期装置であって、 前記第1基準信号と前記電圧制御発振器の出力する発振
信号を比較する第1位相比較手段を備え、該第1位相比
較手段の出力が前記ローパスフィルタに出力される第1
フィードバック系と、 前記第1基準信号と前記電圧制御発振器の出力する発振
信号を比較する第2位相比較手段を備え、該第2位相比
較手段の出力が前記ローパスフィルタに出力される第2
フィードバック系と、 を備え、 前記第1フィードバック系と前記第2フィードバック系
は、略同一のゲインを有すると共に、フィードバックの
方向が逆方向であることを特徴とする周波数同期装置。 - 【請求項14】 前記第1位相比較手段と前記第2位相
比較手段との出力を合成した時に実質的に減算されるよ
うに構成されていることを特徴とする請求項13に記載
の周波数同期装置。 - 【請求項15】 前記第1フィードバック系と前記第2
フィードバック系で構成されるフィードバック系は、 位相差がゼロである場合を含む所定の位相誤差範囲で
は、前記電圧制御発振器の発振周波数を変化させず、 それ以外の範囲では、前記電圧制御発振器の発振周波数
を、前記第1基準信号の周波数に一致させる方向に働く
特性を有することを特徴とする請求項1、13又は14
のいずれか1項に記載の周波数同期装置。
Priority Applications (8)
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
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| CN121602995B (zh) * | 2026-01-30 | 2026-04-21 | 灿芯半导体(成都)有限公司 | 一种时钟相位同步电路 |
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1994
- 1994-03-17 JP JP04714594A patent/JP3368971B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH07264058A (ja) | 1995-10-13 |
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