JP3369962B2 - ガスアシスト成形法による樹脂製品の成形方法及び成形装置 - Google Patents
ガスアシスト成形法による樹脂製品の成形方法及び成形装置Info
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1704—Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のサイドモ
ールディング等、中空部分を有する樹脂製品の成形方法
及び成形装置の技術分野に属する。
ールディング等、中空部分を有する樹脂製品の成形方法
及び成形装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】自動車のサイドモールディング等、中空
部分を有する樹脂製品は、ガスアシスト成形法によって
成形されることが多い。ガスアシスト成形法とは、射出
成形をするとき、成形品の厚肉部(「ガスチャンネル」
と呼ばれる。)にガスを注入して、中空部分のある射出
成形品を得る方法であり、これは、「ガスインジェクシ
ョン」とも呼ばれる。
部分を有する樹脂製品は、ガスアシスト成形法によって
成形されることが多い。ガスアシスト成形法とは、射出
成形をするとき、成形品の厚肉部(「ガスチャンネル」
と呼ばれる。)にガスを注入して、中空部分のある射出
成形品を得る方法であり、これは、「ガスインジェクシ
ョン」とも呼ばれる。
【0003】図7に、自動車のサイドモールディングを
成形するための、従来のガスアシスト成形装置100を
示す。この装置は、2つの金型要素からなる金型120
を具え、2つの金型要素の間に、製造されるサイドモー
ルディングMの形状に対応するキャビティ122が形成
され、キャビティ122の幅方向中央部に、長手方向に
沿って延びるガスチャンネル部124が設けられてい
る。図7に示すように、通常は、同時に複数のサイドモ
ールディングMを成形するために、金型120には複数
のキャビティ122が形成されている。
成形するための、従来のガスアシスト成形装置100を
示す。この装置は、2つの金型要素からなる金型120
を具え、2つの金型要素の間に、製造されるサイドモー
ルディングMの形状に対応するキャビティ122が形成
され、キャビティ122の幅方向中央部に、長手方向に
沿って延びるガスチャンネル部124が設けられてい
る。図7に示すように、通常は、同時に複数のサイドモ
ールディングMを成形するために、金型120には複数
のキャビティ122が形成されている。
【0004】金型120には、外部から金型120内へ
溶融樹脂を供給するためのスプル127と、溶融樹脂を
キャビティ122内に導くランナ128、及び金型12
0のガスチャンネル部124にガスを注入するためのガ
ス注入口129が形成されている。ランナ128、及び
ガス注入口129は、ゲート126を介してキャビティ
122に連結されている。スプル127からランナ12
8、及びゲート126を介して、それぞれのキャビティ
122に溶融樹脂を充填した後、或いは充填しながら、
溶融樹脂が固化する前に、ガス注入口129及びゲート
126を介して、ガスチャンネル部124にガスが供給
され、中空部分が成形される。
溶融樹脂を供給するためのスプル127と、溶融樹脂を
キャビティ122内に導くランナ128、及び金型12
0のガスチャンネル部124にガスを注入するためのガ
ス注入口129が形成されている。ランナ128、及び
ガス注入口129は、ゲート126を介してキャビティ
122に連結されている。スプル127からランナ12
8、及びゲート126を介して、それぞれのキャビティ
122に溶融樹脂を充填した後、或いは充填しながら、
溶融樹脂が固化する前に、ガス注入口129及びゲート
126を介して、ガスチャンネル部124にガスが供給
され、中空部分が成形される。
【0005】図8は、図7の金型120を用いて成形し
たサイドモールディングMを示し、図8(a)はガスチ
ャンネル側から見た正面図、図8(b)は図8(a)の
b−b線縦断面図、図8(c)は図8(a)のc−c線
縦断面図である。図8(b)及び図8(c)に示すよう
に、ガスチャンネル124’には、ガスの圧力によっ
て、中空部分150が形成されている。
たサイドモールディングMを示し、図8(a)はガスチ
ャンネル側から見た正面図、図8(b)は図8(a)の
b−b線縦断面図、図8(c)は図8(a)のc−c線
縦断面図である。図8(b)及び図8(c)に示すよう
に、ガスチャンネル124’には、ガスの圧力によっ
て、中空部分150が形成されている。
【0006】また、図9は、上述のガスアシスト成形法
によって成形した、他の実施形態のサイドモールディン
グM’であり、図9(a)は正面図、図9(b)は図9
(a)のb−b線縦断面図、図9(c)は図9(a)の
c−c線縦断面図である。サイドモールディングM’を
成形するために使用した金型(図示せず。)は、図7の
装置100に使用した金型120のガスチャンネル部1
24の幅を、長手方向に沿って途中から次第に広くし、
続いて一定の幅に、最後に収束させたものである。
によって成形した、他の実施形態のサイドモールディン
グM’であり、図9(a)は正面図、図9(b)は図9
(a)のb−b線縦断面図、図9(c)は図9(a)の
c−c線縦断面図である。サイドモールディングM’を
成形するために使用した金型(図示せず。)は、図7の
装置100に使用した金型120のガスチャンネル部1
24の幅を、長手方向に沿って途中から次第に広くし、
続いて一定の幅に、最後に収束させたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法に
よると、ゲート126を介してキャビティ122の一方
端から溶融樹脂を充填するため、図8に示すサイドモー
ルディングMのような長尺の製品を成形するために長尺
の金型120を使用した場合には、金型120の終端に
近付くにつれて、充填された溶融樹脂の温度が下がっ
て、樹脂の流動性が低下してしまうことになる。
よると、ゲート126を介してキャビティ122の一方
端から溶融樹脂を充填するため、図8に示すサイドモー
ルディングMのような長尺の製品を成形するために長尺
の金型120を使用した場合には、金型120の終端に
近付くにつれて、充填された溶融樹脂の温度が下がっ
て、樹脂の流動性が低下してしまうことになる。
【0008】そのため、ガスの圧力によって中空部分1
50が形成されにくくなり、図8(a)の破線で示すよ
うに、中空部分150の断面積が次第に小さくなり、そ
の分、中空部分150の肉厚が厚くなる。図8(c)に
示すように、中空部分150cの断面積が小さくなり、
中空部分150cに対応するガスチャンネル124が厚
肉となると、製品の表面にひけSが発生して強度が低下
し、見栄えも悪くなるという問題を有する。
50が形成されにくくなり、図8(a)の破線で示すよ
うに、中空部分150の断面積が次第に小さくなり、そ
の分、中空部分150の肉厚が厚くなる。図8(c)に
示すように、中空部分150cの断面積が小さくなり、
中空部分150cに対応するガスチャンネル124が厚
肉となると、製品の表面にひけSが発生して強度が低下
し、見栄えも悪くなるという問題を有する。
【0009】さらに、図9に示すサイドモールディング
M’では、図9(a)の破線で示したように、終端に近
付くにつれて中空部分150’の断面積が次第に小さく
なる一方、ガスチャンネルの幅が途中から広くなるた
め、終端付近の中空部分150c’に対応するガスチャ
ンネル124’の肉厚はさらに厚くなり、製品表面にひ
けSが、より発生しやすくなる。
M’では、図9(a)の破線で示したように、終端に近
付くにつれて中空部分150’の断面積が次第に小さく
なる一方、ガスチャンネルの幅が途中から広くなるた
め、終端付近の中空部分150c’に対応するガスチャ
ンネル124’の肉厚はさらに厚くなり、製品表面にひ
けSが、より発生しやすくなる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガスアシスト
成形法によるガスチャンネルを有する樹脂製品の成形方
法において、金型の前記ガスチャンネルに対応する部分
の温度をガス注入口から遠ざかるにつれて次第に高温と
なるようにしたことを特徴とする、成形方法によって、
前記の課題を解決した。
成形法によるガスチャンネルを有する樹脂製品の成形方
法において、金型の前記ガスチャンネルに対応する部分
の温度をガス注入口から遠ざかるにつれて次第に高温と
なるようにしたことを特徴とする、成形方法によって、
前記の課題を解決した。
【0011】請求項2は上記の方法を実施するための装
置であり、金型のガスチャンネルに対応する部分の長手
方向に沿って複数のヒータと温度センサを具え、ガス注
入口から遠ざかるにつれて次第に高温となるように温度
制御するようにした、ガスアシスト成形法による樹脂製
品の成形装置である。
置であり、金型のガスチャンネルに対応する部分の長手
方向に沿って複数のヒータと温度センサを具え、ガス注
入口から遠ざかるにつれて次第に高温となるように温度
制御するようにした、ガスアシスト成形法による樹脂製
品の成形装置である。
【0012】
【作用】本発明では、溶融樹脂が充填される金型のガス
チャンネルに対応する部分の温度をガス注入口から遠ざ
かるにつれて次第に高温となるようにしたから、金型に
充填される溶融樹脂の流動性を金型の長手方向に均一と
することができる。従って、ガスチャンネルの長手方向
に亘って、肉厚が均一な中空部分を具えた製品を成形す
ることができるようになった。すなわち、ガスアシスト
成形法によって、中空部分の周りの肉厚が等しい樹脂製
品を得ることができるようになった。
チャンネルに対応する部分の温度をガス注入口から遠ざ
かるにつれて次第に高温となるようにしたから、金型に
充填される溶融樹脂の流動性を金型の長手方向に均一と
することができる。従って、ガスチャンネルの長手方向
に亘って、肉厚が均一な中空部分を具えた製品を成形す
ることができるようになった。すなわち、ガスアシスト
成形法によって、中空部分の周りの肉厚が等しい樹脂製
品を得ることができるようになった。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、本発明によるガスアシス
ト成形装置10の概略正面図を示し、図2は図1の2−
2線縦断面図である。この装置10は、従来のものと同
様に、2つの金型要素20a,20bからなる金型20
を具えている(図2参照)。金型20には、キャビティ
22、ゲート26、スプル27、ランナ28及びガス注
入口29が形成されているが、その構成は従来のものと
同様であるので、説明を省略する。
ト成形装置10の概略正面図を示し、図2は図1の2−
2線縦断面図である。この装置10は、従来のものと同
様に、2つの金型要素20a,20bからなる金型20
を具えている(図2参照)。金型20には、キャビティ
22、ゲート26、スプル27、ランナ28及びガス注
入口29が形成されているが、その構成は従来のものと
同様であるので、説明を省略する。
【0014】図2に示すように、製品のガスチャンネル
に対応する両壁面には、長手方向に沿って、2つのヒー
タ32,32と1つの温度センサ34からなる一組の温
度制御手段30が、複数組設置されている。これはガス
アシスト成形法では、溶融樹脂がガスチャンネルの部分
を優先して流れる特性を利用したものである。各温度制
御手段30は、データ入力部36を具えた制御部38に
接続されている。データ入力部36には、各温度制御手
段30が維持すべき温度が予め設定されており、この設
定温度に基づいて、制御部38によって、各温度制御手
段30への加熱入力が制御される。ガスチャンネルに対
応する部分の金型の温度は、製品のゲート口26’から
遠ざかるにつれて次第に高温となるように設定される。
に対応する両壁面には、長手方向に沿って、2つのヒー
タ32,32と1つの温度センサ34からなる一組の温
度制御手段30が、複数組設置されている。これはガス
アシスト成形法では、溶融樹脂がガスチャンネルの部分
を優先して流れる特性を利用したものである。各温度制
御手段30は、データ入力部36を具えた制御部38に
接続されている。データ入力部36には、各温度制御手
段30が維持すべき温度が予め設定されており、この設
定温度に基づいて、制御部38によって、各温度制御手
段30への加熱入力が制御される。ガスチャンネルに対
応する部分の金型の温度は、製品のゲート口26’から
遠ざかるにつれて次第に高温となるように設定される。
【0015】図1及び図2では、温度制御手段30は2
つのヒータ32,32と1つの温度センサ34で構成さ
れているが、必ずしも2つのヒータ32に対して1つの
温度センサ34を必要とするものではない。また、ヒー
タ32と温度センサ34の配置も、これに限定されるも
のではなく、各位置において適切に温度が検知され、温
度の制御ができればどのような配置であってもよい。
つのヒータ32,32と1つの温度センサ34で構成さ
れているが、必ずしも2つのヒータ32に対して1つの
温度センサ34を必要とするものではない。また、ヒー
タ32と温度センサ34の配置も、これに限定されるも
のではなく、各位置において適切に温度が検知され、温
度の制御ができればどのような配置であってもよい。
【0016】このガスアシスト成形装置10には冷却水
供給部40が設けられており、キャビティ22に沿って
設けられた配管内を通過する冷却水によって、温度制御
手段30によって加熱された金型が適切に冷却され、そ
の後、冷却水は排出口44から排出されるようになって
いる。冷却水供給部40のバルブ42が制御部38に連
結され、冷却水の水量は、制御部38によって適切に制
御される。従って、ヒータ32と冷却水供給部40の併
用によって、細かい温度制御が可能になっている。
供給部40が設けられており、キャビティ22に沿って
設けられた配管内を通過する冷却水によって、温度制御
手段30によって加熱された金型が適切に冷却され、そ
の後、冷却水は排出口44から排出されるようになって
いる。冷却水供給部40のバルブ42が制御部38に連
結され、冷却水の水量は、制御部38によって適切に制
御される。従って、ヒータ32と冷却水供給部40の併
用によって、細かい温度制御が可能になっている。
【0017】図3(a)は、図1及び図2に示した本発
明のガスアシスト成形装置10を用いて成形した、中空
部分50を有するサイドモールディングMの正面図であ
り、図3(b)は、図3(a)のサイドモールディング
Mを成形する際に、サイドモールディングMのゲート口
26’から終端までの距離に対するチャンネル部温度の
関係を示す図である。この場合、ゲート口26’から終
端にかけて100mm毎に温度制御手段30が設置され
た金型を使用し、図3(b)では、温度制御手段30が
設置された各位置でのチャンネル部温度をプロットし
た。図3(a)の破線で示すように、このサイドモール
ディングMの中空部分50は、長手方向に沿って一定の
幅で成形されているため、中空部分50に対応するガス
チャンネル24の肉厚も一定となっている。図3(b)
に示すように、このサイドモールディングMを成形する
際には、ゲート口26’から終端までの距離に比例し
て、チャンネル部温度が次第に高温となるように設定さ
れている。
明のガスアシスト成形装置10を用いて成形した、中空
部分50を有するサイドモールディングMの正面図であ
り、図3(b)は、図3(a)のサイドモールディング
Mを成形する際に、サイドモールディングMのゲート口
26’から終端までの距離に対するチャンネル部温度の
関係を示す図である。この場合、ゲート口26’から終
端にかけて100mm毎に温度制御手段30が設置され
た金型を使用し、図3(b)では、温度制御手段30が
設置された各位置でのチャンネル部温度をプロットし
た。図3(a)の破線で示すように、このサイドモール
ディングMの中空部分50は、長手方向に沿って一定の
幅で成形されているため、中空部分50に対応するガス
チャンネル24の肉厚も一定となっている。図3(b)
に示すように、このサイドモールディングMを成形する
際には、ゲート口26’から終端までの距離に比例し
て、チャンネル部温度が次第に高温となるように設定さ
れている。
【0018】次に、図4は、本発明のガスアシスト成形
法による樹脂製品の成形装置10で成形された、第2実
施形態のサイドモールディングM’であり、図4(a)
は正面図、図4(b)は図4(a)のb−b線縦断面
図、図4(c)は図4(a)のc−c線縦断面図であ
る。このサイドモールディングM’は、図3のサイドモ
ールディングMと比較して、図9の場合と同じく、ガス
チャンネル24’の幅を長手方向に沿って途中から次第
に大きくし、その後は一定の幅で、最後は収束するよう
にしたものである。図4(b)の中空部分50b’と比
較して、図4(c)ではガスチャンネル24’の幅に対
応して中空部分50c’の断面積も大きくなるように成
形されているため、中空部分50’に対応するガスチャ
ンネル24’の肉厚は、常に一定となっている。
法による樹脂製品の成形装置10で成形された、第2実
施形態のサイドモールディングM’であり、図4(a)
は正面図、図4(b)は図4(a)のb−b線縦断面
図、図4(c)は図4(a)のc−c線縦断面図であ
る。このサイドモールディングM’は、図3のサイドモ
ールディングMと比較して、図9の場合と同じく、ガス
チャンネル24’の幅を長手方向に沿って途中から次第
に大きくし、その後は一定の幅で、最後は収束するよう
にしたものである。図4(b)の中空部分50b’と比
較して、図4(c)ではガスチャンネル24’の幅に対
応して中空部分50c’の断面積も大きくなるように成
形されているため、中空部分50’に対応するガスチャ
ンネル24’の肉厚は、常に一定となっている。
【0019】また、図5は、図4のサイドモールディン
グM’を成形する際の、サイドモールディングM’のゲ
ート口26’から終端までの距離に対する、チャンネル
部温度の関係を示す図である。この場合も、図3と同様
に、ゲート口26’から終端にかけて100mm毎に温
度制御手段30が設置された金型を使用し、温度制御手
段30が設置された各位置でのチャンネル部温度をプロ
ットした。このサイドモールディングM’は、図4
(a)に示すように、中空部分50’の幅が長手方向に
沿って途中から変化して、中空部分50’の断面積が大
きくなるのに対応して、チャンネル部温度も、長手方向
に、より高温となるように設定されているが、その後、
中空部分50’の幅は一定となるので、設定温度の上が
り方は緩やかになっている。
グM’を成形する際の、サイドモールディングM’のゲ
ート口26’から終端までの距離に対する、チャンネル
部温度の関係を示す図である。この場合も、図3と同様
に、ゲート口26’から終端にかけて100mm毎に温
度制御手段30が設置された金型を使用し、温度制御手
段30が設置された各位置でのチャンネル部温度をプロ
ットした。このサイドモールディングM’は、図4
(a)に示すように、中空部分50’の幅が長手方向に
沿って途中から変化して、中空部分50’の断面積が大
きくなるのに対応して、チャンネル部温度も、長手方向
に、より高温となるように設定されているが、その後、
中空部分50’の幅は一定となるので、設定温度の上が
り方は緩やかになっている。
【0020】次に、図6は、本発明のガスアシスト成形
法による樹脂製品の成形装置10で成形される、第3実
施形態のサイドモールディングM’’であり、図6
(a)は正面図、図6(b)は図6(a)のb−b線縦
断面図、図6(c)は図6(a)のc−c線縦断面図で
ある。このサイドモールディングM’’は、長手方向に
沿って、ガスチャンネル24’’の部分だけでなく、モ
ールディングM’’全体の幅も複雑に変化している。こ
の場合も、図6(b)の中空部分50b’’と比較し
て、図6(c)では、ガスチャンネル24’’の幅に対
応して中空部分50c’’の断面積も大きくなるように
成形されるため、中空部分50’’に対応するガスチャ
ンネル24’’の肉厚は、常に一定となっている。
法による樹脂製品の成形装置10で成形される、第3実
施形態のサイドモールディングM’’であり、図6
(a)は正面図、図6(b)は図6(a)のb−b線縦
断面図、図6(c)は図6(a)のc−c線縦断面図で
ある。このサイドモールディングM’’は、長手方向に
沿って、ガスチャンネル24’’の部分だけでなく、モ
ールディングM’’全体の幅も複雑に変化している。こ
の場合も、図6(b)の中空部分50b’’と比較し
て、図6(c)では、ガスチャンネル24’’の幅に対
応して中空部分50c’’の断面積も大きくなるように
成形されるため、中空部分50’’に対応するガスチャ
ンネル24’’の肉厚は、常に一定となっている。
【0021】この実施形態では、サイドモールディング
M’’のゲート口26’からの距離に対する、チャンネ
ル部温度の関係を示す図の図示を省略したが、図4のサ
イドモールディングM’とほぼ同様に、中空部分5
0’’の幅が広くなるのに対応して、チャンネル部温度
がより高温となるように設定されている。
M’’のゲート口26’からの距離に対する、チャンネ
ル部温度の関係を示す図の図示を省略したが、図4のサ
イドモールディングM’とほぼ同様に、中空部分5
0’’の幅が広くなるのに対応して、チャンネル部温度
がより高温となるように設定されている。
【0022】本発明のガスアシスト成形法による樹脂製
品の成形装置10において、ガスチャンネル24,2
4’,24’’の各位置に対応する金型の温度は、成形
材料、製品の形状、チャンネル部の肉厚の程度等の条件
に応じて、適宜、設定される。また、ガスチャンネル2
4,24’,24’’に対応する金型の部分に設けられ
る温度制御手段30の数、及びその配置も、条件によっ
て変更することができる。
品の成形装置10において、ガスチャンネル24,2
4’,24’’の各位置に対応する金型の温度は、成形
材料、製品の形状、チャンネル部の肉厚の程度等の条件
に応じて、適宜、設定される。また、ガスチャンネル2
4,24’,24’’に対応する金型の部分に設けられ
る温度制御手段30の数、及びその配置も、条件によっ
て変更することができる。
【0023】なお、本発明のガスアシスト成形法による
樹脂製品の成形装置10によって成形される樹脂製品
は、サイドモールディングに限定されるものではなく、
金型のガスチャンネルに対応する部分の温度を適切に制
御することによって、中空部分を有する複雑な形状の樹
脂製品を、全体に亘って均一な肉厚で成形することがで
きる。
樹脂製品の成形装置10によって成形される樹脂製品
は、サイドモールディングに限定されるものではなく、
金型のガスチャンネルに対応する部分の温度を適切に制
御することによって、中空部分を有する複雑な形状の樹
脂製品を、全体に亘って均一な肉厚で成形することがで
きる。
【0024】
【発明の効果】本発明のガスアシスト成形法による樹脂
製品の成形方法及び成形装置によると、キャビティに射
出された溶融樹脂は、キャビティの長手方向に亘って流
動性を均一に維持することができる。従って、ガスチャ
ンネルに、長手方向に亘って均一な肉厚の中空部分を成
形することができ、その結果、製品表面にひけ等が発生
することがなく、意匠性が向上するという効果を奏す
る。
製品の成形方法及び成形装置によると、キャビティに射
出された溶融樹脂は、キャビティの長手方向に亘って流
動性を均一に維持することができる。従って、ガスチャ
ンネルに、長手方向に亘って均一な肉厚の中空部分を成
形することができ、その結果、製品表面にひけ等が発生
することがなく、意匠性が向上するという効果を奏す
る。
【0025】さらに、製品の途中からガスチャンネルの
幅が変わるものや、複雑な形状のものであっても、金型
の温度を適切に制御することによって、所定の大きさの
中空部分を有して、且つ、中空部分周りのガスチャンネ
ルの肉厚を等しく成形することができる効果がある。
幅が変わるものや、複雑な形状のものであっても、金型
の温度を適切に制御することによって、所定の大きさの
中空部分を有して、且つ、中空部分周りのガスチャンネ
ルの肉厚を等しく成形することができる効果がある。
【図1】 本発明のガスアシスト成形法による樹脂製品
の成形装置の概略図。
の成形装置の概略図。
【図2】 図1の成形装置の2−2線縦断面図。
【図3】 図3(a)は、図1の成形装置によって成形
されるサイドモールディングの正面図で、図3(b)
は、図3(a)のサイドモールディングを形成する際
の、サイドモールディングのゲート口からの距離とチャ
ンネル部温度の関係図。
されるサイドモールディングの正面図で、図3(b)
は、図3(a)のサイドモールディングを形成する際
の、サイドモールディングのゲート口からの距離とチャ
ンネル部温度の関係図。
【図4】 本発明のガスアシスト成形法による樹脂製品
の成形装置によって成形される、第2実施形態のサイド
モールディングを示し、図4(a)は正面図、図4
(b)は図4(a)のb−b線縦断面図、図4(c)は
図4(a)のc−c線縦断面図。
の成形装置によって成形される、第2実施形態のサイド
モールディングを示し、図4(a)は正面図、図4
(b)は図4(a)のb−b線縦断面図、図4(c)は
図4(a)のc−c線縦断面図。
【図5】 図4のサイドモールディングを成形する際
の、サイドモールディングのゲート口からの距離とチャ
ンネル部温度の関係図。
の、サイドモールディングのゲート口からの距離とチャ
ンネル部温度の関係図。
【図6】 本発明のガスアシスト成形法による樹脂製品
の成形装置によって成形される、第3実施形態のサイド
モールディングを示し、図6(a)は正面図、図6
(b)は図6(a)のb−b線縦断面図、図6(c)は
図6(a)のc−c線縦断面図。
の成形装置によって成形される、第3実施形態のサイド
モールディングを示し、図6(a)は正面図、図6
(b)は図6(a)のb−b線縦断面図、図6(c)は
図6(a)のc−c線縦断面図。
【図7】 従来のガスアシスト成形法による樹脂製品の
成形装置の概略図。
成形装置の概略図。
【図8】 図7の装置によって成形されたサイドモール
ディングを示し、図8(a)は正面図、図8(b)は図
8(a)のb−b線縦断面図、図8(c)は図8(a)
のc−c線縦断面図。
ディングを示し、図8(a)は正面図、図8(b)は図
8(a)のb−b線縦断面図、図8(c)は図8(a)
のc−c線縦断面図。
【図9】 図7の装置によって成形されたサイドモール
ディングの他の形態を示し、図9(a)は正面図、図9
(b)は図9(a)のb−b線縦断面図、図8(c)は
図9(a)のc−c線縦断面図。
ディングの他の形態を示し、図9(a)は正面図、図9
(b)は図9(a)のb−b線縦断面図、図8(c)は
図9(a)のc−c線縦断面図。
10:ガスアシスト成形法による樹脂製品の成形装置
20:金型
24:ガスチャンネル
30:温度制御手段
32:ヒータ
34:温度センサ
38:制御部
40:冷却水供給部
50:中空部分
Claims (3)
- 【請求項1】 ガスアシスト成形法によるガスチャンネ
ルを有する樹脂製品の成形方法において、 金型の前記ガスチャンネルに対応する部分の温度をガス
注入口から遠ざかるにつれて次第に高温となるようにし
たことを特徴とする、 ガスアシスト成形法による樹脂製品の成形方法。 - 【請求項2】 ガスアシスト成形法によるガスチャンネ
ルを有する樹脂製品の成形装置において、 金型の前記ガスチャンネルに対応する部分の長手方向に
沿って複数のヒータと温度センサとを具え、ガス注入口
から遠ざかるにつれて次第に高温となるように温度制御
することを特徴とする、 ガスアシスト成形法による樹脂製品の成形装置。 - 【請求項3】 冷却水供給部をさらに具えた、請求項2
のガスアシスト成形法による樹脂製品の成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13260198A JP3369962B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | ガスアシスト成形法による樹脂製品の成形方法及び成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13260198A JP3369962B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | ガスアシスト成形法による樹脂製品の成形方法及び成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11309740A JPH11309740A (ja) | 1999-11-09 |
| JP3369962B2 true JP3369962B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=15085157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13260198A Expired - Fee Related JP3369962B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | ガスアシスト成形法による樹脂製品の成形方法及び成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3369962B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7502663B2 (ja) * | 2022-01-13 | 2024-06-19 | 横浜ゴム株式会社 | 屈曲樹脂管の製造方法および装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996016783A1 (en) | 1994-11-25 | 1996-06-06 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Improved injection molding method for producing resin blow molded article and mold used for said method |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP13260198A patent/JP3369962B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996016783A1 (en) | 1994-11-25 | 1996-06-06 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Improved injection molding method for producing resin blow molded article and mold used for said method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11309740A (ja) | 1999-11-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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