JP3377905B2 - データ受信装置 - Google Patents
データ受信装置Info
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- JP3377905B2 JP3377905B2 JP05079996A JP5079996A JP3377905B2 JP 3377905 B2 JP3377905 B2 JP 3377905B2 JP 05079996 A JP05079996 A JP 05079996A JP 5079996 A JP5079996 A JP 5079996A JP 3377905 B2 JP3377905 B2 JP 3377905B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル移動通
信等に使用するデータ受信装置に関し、特に、様々な伝
搬特性下での送受信間のキャリア周波数オフセットを精
度良く推定できるようにしたデータ受信装置に関するも
のである。
信等に使用するデータ受信装置に関し、特に、様々な伝
搬特性下での送受信間のキャリア周波数オフセットを精
度良く推定できるようにしたデータ受信装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ受信装置のキャリア周波数
オフセット推定手段(電子情報通信学会論文誌 B-II p
p.884-895 1992/12)の構成を図6に示す。図6におい
て、データ受信装置のキャリア周波数オフセット推定手
段は、受信信号が入力される入力端子6−1と、あらか
じめ周波数オフセットの存在しそうな周波数を細かい間
隔δωで刻んで得られた幾通りかの周波数を補償するよ
うに回転させる第1の位相回転部6−2と、回転させた
信号と相関演算を行なう相関演算部6−3と、最大の相
関値を抽出し、その時の位相回転量を検出する最大値検
出部6−4と、受信信号を1シンボル(または1ビッ
ト)毎に出力する遅延部6−5と、最大値検出部6−4
で抽出された位相回転量を補償するように位相回転が掛
けられる第2の位相回転部6−6と、周波数オフセット
が補償された受信信号を出力する出力端子6−7とから
構成されている。
オフセット推定手段(電子情報通信学会論文誌 B-II p
p.884-895 1992/12)の構成を図6に示す。図6におい
て、データ受信装置のキャリア周波数オフセット推定手
段は、受信信号が入力される入力端子6−1と、あらか
じめ周波数オフセットの存在しそうな周波数を細かい間
隔δωで刻んで得られた幾通りかの周波数を補償するよ
うに回転させる第1の位相回転部6−2と、回転させた
信号と相関演算を行なう相関演算部6−3と、最大の相
関値を抽出し、その時の位相回転量を検出する最大値検
出部6−4と、受信信号を1シンボル(または1ビッ
ト)毎に出力する遅延部6−5と、最大値検出部6−4
で抽出された位相回転量を補償するように位相回転が掛
けられる第2の位相回転部6−6と、周波数オフセット
が補償された受信信号を出力する出力端子6−7とから
構成されている。
【0003】次に前記従来例の動作について説明する
(図20のフローチャート参照)。
(図20のフローチャート参照)。
【0004】ステップ1において、入力端子6−1に受
信信号が入力されると、第1の位相回転部6−2におい
て、あらかじめ存在すると考えられる周波数オフセット
範囲に対してある細かい間隔δωで刻んで得られた幾通
りかの周波数オフセットを補償するように受信信号に回
転を掛ける。
信信号が入力されると、第1の位相回転部6−2におい
て、あらかじめ存在すると考えられる周波数オフセット
範囲に対してある細かい間隔δωで刻んで得られた幾通
りかの周波数オフセットを補償するように受信信号に回
転を掛ける。
【0005】ステップ2において、相関演算部6−3
は、各々回転が掛かった受信信号と既知信号との相関演
算を行なう。
は、各々回転が掛かった受信信号と既知信号との相関演
算を行なう。
【0006】ステップ3において、最大値検出部6−4
は、前記ステップ2で求めた各々の相関値から最大の相
関値を抽出し、その時の位相回転量が補償すべきその時
にかかっている周波数オフセットであると判断する。
は、前記ステップ2で求めた各々の相関値から最大の相
関値を抽出し、その時の位相回転量が補償すべきその時
にかかっている周波数オフセットであると判断する。
【0007】ステップ4において、第2の位相回転部6
−6は、前記ステップ3で求めた補償すべき位相回転量
を、遅延部6−5から1シンボル(または1ビット)毎
に出力した受信信号に掛け、出力端子6−7に出力す
る。
−6は、前記ステップ3で求めた補償すべき位相回転量
を、遅延部6−5から1シンボル(または1ビット)毎
に出力した受信信号に掛け、出力端子6−7に出力す
る。
【0008】このように、前記従来のデータ受信装置の
キャリア周波数オフセット推定手段では、相関演算処理
を用いて、送受信間の周波数差等に起因する周波数オフ
セットを推定するようにしている。
キャリア周波数オフセット推定手段では、相関演算処理
を用いて、送受信間の周波数差等に起因する周波数オフ
セットを推定するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データ受信装置のキャリア周波数オフセット推定手段で
は、様々な伝搬状況に対応できていないため、かなり大
きな推定誤差を持つという問題点があった。
データ受信装置のキャリア周波数オフセット推定手段で
は、様々な伝搬状況に対応できていないため、かなり大
きな推定誤差を持つという問題点があった。
【0010】特に、複数ブランチを有するデータ受信装
置において、各ブランチ毎に従来のキャリア周波数オフ
セット推定手段を適応すると、ノイズの大きい場合など
で各ブランチ毎で大きな推定誤差を持ったオフセットで
補償してしまうため、推定誤差によるビット誤り率の劣
化が大きなものとなるという問題点があった。
置において、各ブランチ毎に従来のキャリア周波数オフ
セット推定手段を適応すると、ノイズの大きい場合など
で各ブランチ毎で大きな推定誤差を持ったオフセットで
補償してしまうため、推定誤差によるビット誤り率の劣
化が大きなものとなるという問題点があった。
【0011】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、推定後の周波数オフセット値にインパル
スパワー成分を掛け合わせたり、復調信号の誤差成分か
ら最小2乗法を用いたりすることで、周波数オフセット
の推定精度を上げ、伝搬特性に左右されにくいキャリア
周波数オフセット推定手段を有するデータ受信装置を提
供することを目的としている。
るものであり、推定後の周波数オフセット値にインパル
スパワー成分を掛け合わせたり、復調信号の誤差成分か
ら最小2乗法を用いたりすることで、周波数オフセット
の推定精度を上げ、伝搬特性に左右されにくいキャリア
周波数オフセット推定手段を有するデータ受信装置を提
供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、相関演算により推定される周波数オフセッ
ト量とその時に求められるインパルスパワー等を用いて
周波数オフセットを推定し、その推定周波数オフセット
を補償した後に復調するようにしたものであって、更に
推定精度を上げるために、その推定周波数オフセットを
補償した後に復調した信号より最小2乗法を用いて逐次
周波数オフセットを更に推定することで、精度良く、伝
搬特性に左右されにくい周波数オフセット推定手段を有
するデータ受信装置を実現できるようにしたものであ
る。
するために、相関演算により推定される周波数オフセッ
ト量とその時に求められるインパルスパワー等を用いて
周波数オフセットを推定し、その推定周波数オフセット
を補償した後に復調するようにしたものであって、更に
推定精度を上げるために、その推定周波数オフセットを
補償した後に復調した信号より最小2乗法を用いて逐次
周波数オフセットを更に推定することで、精度良く、伝
搬特性に左右されにくい周波数オフセット推定手段を有
するデータ受信装置を実現できるようにしたものであ
る。
【0013】また、複数ブランチを有するデータ受信装
置では、各ブランチでの受信状態を、相関演算により求
めたインパルスパワーが大きいブランチで推定した周波
数オフセットほど推定精度が良いとして、周波数オフセ
ットを推定するため更に精度良く周波数オフセットが推
定でき、精度良く、伝搬特性に左右されにくい周波数オ
フセット推定手段を有するデータ受信装置を実現できる
ようにしたものである。
置では、各ブランチでの受信状態を、相関演算により求
めたインパルスパワーが大きいブランチで推定した周波
数オフセットほど推定精度が良いとして、周波数オフセ
ットを推定するため更に精度良く周波数オフセットが推
定でき、精度良く、伝搬特性に左右されにくい周波数オ
フセット推定手段を有するデータ受信装置を実現できる
ようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態の構成を示すものである。図1において、データ受信
装置のキャリア周波数オフセット推定手段は、位相回転
部1−2とオフセット補償部1−6−1〜1−6−nに
接続され、受信信号が入力される入力端子1−1−1〜
1−1−nと、既知信号に、ある周波数オフセット量を
掛ける位相回転部1−2と、位相回転部1−2に接続さ
れ、ある周波数オフセット量が掛けられた既知信号と受
信信号との相関をとる相関演算部1−3−1〜1−3−
nと、相関演算部1−3−1〜1−3−nに接続され、
各相関演算部で求められたインパルスパワーを用いて各
ブランチにおける周波数オフセットを推定する周波数オ
フセット抽出部1−4と、周波数オフセット抽出部1−
4に接続され、前記各ブランチにおける最大インパルス
パワーと推定周波数オフセットを用いて、そのデータ受
信装置における周波数オフセットを求める第1の推定値
制御部1−5と、入力端子1−1−1〜1−1−nと第
1の推定値制御部1−5に接続され、推定された周波数
オフセット分を受信信号に対して補償するオフセット補
償部1−6−1〜1−6−nと、周波数オフセット分が
補償された信号を出力する出力端子1−7−1〜1−7
−nとから構成されている。
態の構成を示すものである。図1において、データ受信
装置のキャリア周波数オフセット推定手段は、位相回転
部1−2とオフセット補償部1−6−1〜1−6−nに
接続され、受信信号が入力される入力端子1−1−1〜
1−1−nと、既知信号に、ある周波数オフセット量を
掛ける位相回転部1−2と、位相回転部1−2に接続さ
れ、ある周波数オフセット量が掛けられた既知信号と受
信信号との相関をとる相関演算部1−3−1〜1−3−
nと、相関演算部1−3−1〜1−3−nに接続され、
各相関演算部で求められたインパルスパワーを用いて各
ブランチにおける周波数オフセットを推定する周波数オ
フセット抽出部1−4と、周波数オフセット抽出部1−
4に接続され、前記各ブランチにおける最大インパルス
パワーと推定周波数オフセットを用いて、そのデータ受
信装置における周波数オフセットを求める第1の推定値
制御部1−5と、入力端子1−1−1〜1−1−nと第
1の推定値制御部1−5に接続され、推定された周波数
オフセット分を受信信号に対して補償するオフセット補
償部1−6−1〜1−6−nと、周波数オフセット分が
補償された信号を出力する出力端子1−7−1〜1−7
−nとから構成されている。
【0015】次に前記第1の実施の形態の動作について
説明する。まず、入力端子1−1−1〜1−1−nに受
信信号が入力されると、位相回転部1−2で、考えられ
る範囲の周波数オフセットにある間隔で刻んで得られる
周波数オフセット量を既知信号に掛ける。
説明する。まず、入力端子1−1−1〜1−1−nに受
信信号が入力されると、位相回転部1−2で、考えられ
る範囲の周波数オフセットにある間隔で刻んで得られる
周波数オフセット量を既知信号に掛ける。
【0016】例えば、±1kHzの範囲の周波数オフセ
ットが考えられ、500Hz刻みに周波数オフセット量を
掛けるとすると、まず、−1kHz、次に−500Hz、
0Hz、500Hz、1kHzと既知信号に順次オフセッ
ト量を掛ける。
ットが考えられ、500Hz刻みに周波数オフセット量を
掛けるとすると、まず、−1kHz、次に−500Hz、
0Hz、500Hz、1kHzと既知信号に順次オフセッ
ト量を掛ける。
【0017】次に、相関演算部1−3−1〜1−3−n
で、位相回転部1−2で周波数オフセット量が掛けられ
た既知信号と受信信号との相関演算を行ない各周波数オ
フセットに対するインパルスパワーを計算し、周波数オ
フセット抽出部1−4で、各ブランチにおける最大イン
パルスパワーを検出し(各ブランチにおいて求められた
最大インパルスパワーを、imp1、imp2、・・・・・、impnと
する)、そのとき既知信号に掛けていた周波数オフセッ
ト量をそのブランチにおける周波数オフセット(df1、d
f2、・・・・・、dfnとする)とし、推定値制御部1−5で、
周波数オフセット抽出部1−4で求められた各ブランチ
の推定周波数オフセットに対し下記数式1の演算を施す
ことで、そのデータ受信装置における周波数オフセット
Δfを推定する。そして、第1のオフセット補償部1−
6−1〜1−6−nで、推定値制御部1−5で推定され
た周波数オフセットを受信信号に対して補償し、出力端
子1−7−1〜1−7−nに出力する。
で、位相回転部1−2で周波数オフセット量が掛けられ
た既知信号と受信信号との相関演算を行ない各周波数オ
フセットに対するインパルスパワーを計算し、周波数オ
フセット抽出部1−4で、各ブランチにおける最大イン
パルスパワーを検出し(各ブランチにおいて求められた
最大インパルスパワーを、imp1、imp2、・・・・・、impnと
する)、そのとき既知信号に掛けていた周波数オフセッ
ト量をそのブランチにおける周波数オフセット(df1、d
f2、・・・・・、dfnとする)とし、推定値制御部1−5で、
周波数オフセット抽出部1−4で求められた各ブランチ
の推定周波数オフセットに対し下記数式1の演算を施す
ことで、そのデータ受信装置における周波数オフセット
Δfを推定する。そして、第1のオフセット補償部1−
6−1〜1−6−nで、推定値制御部1−5で推定され
た周波数オフセットを受信信号に対して補償し、出力端
子1−7−1〜1−7−nに出力する。
【0018】
【数1】
以上のように、前記第1の実施の形態によれば、考えら
れる範囲の周波数オフセット全てを対象にしているた
め、かなり大きな周波数オフセットに対しても推定で
き、更に、各ブランチでの推定値にその時のインパルス
パワーを寄与させることで、状態良く受かっているブラ
ンチの推定値が大きく寄与することになり精度良く周波
数オフセットが推定できるという利点を有する。
れる範囲の周波数オフセット全てを対象にしているた
め、かなり大きな周波数オフセットに対しても推定で
き、更に、各ブランチでの推定値にその時のインパルス
パワーを寄与させることで、状態良く受かっているブラ
ンチの推定値が大きく寄与することになり精度良く周波
数オフセットが推定できるという利点を有する。
【0019】図2は、本発明の第2の実施の形態の構成
を示すものである。図2において、データ受信装置のキ
ャリア周波数オフセット推定手段は、第2のオフセット
補償部2−2−1〜2−2−nに接続され、受信信号が
入力される入力端子2−1−1〜2−1−nと、入力端
子2−1−1〜2−1−nと第2の推定値制御部2−7
に接続され、入力端子2−1−1〜2−1−nから入力
された受信信号に、第2の推定値制御部2−7で推定さ
れた位相回転量を基にして周波数オフセットを補償する
第2のオフセット補償部2−2−1〜2−2−nと、第
2のオフセット補償部2−2−1〜2−2−nに接続さ
れ、受信信号を復調する復調部2−3と、復調部2−3
に接続され、復調部2−3で復調した信号を0、1デー
タに識別する識別部2−4と、復調部2−3と識別部2
−4に接続され、復調部2−3で復調された復調信号と
識別部2−4で識別された信号との誤差から位相回転量
を求める位相回転抽出部2−5と、位相回転抽出部2−
5に接続され、位相回転量を推定するための近似式を求
める近似式推定部2−6と、近似式推定部2−6に接続
され、前記近似式より推定された位相回転量の精度を上
げる第2の推定値制御部2−7と、識別部2−4に接続
され、識別された信号を出力する出力端子2−8とから
構成されている。
を示すものである。図2において、データ受信装置のキ
ャリア周波数オフセット推定手段は、第2のオフセット
補償部2−2−1〜2−2−nに接続され、受信信号が
入力される入力端子2−1−1〜2−1−nと、入力端
子2−1−1〜2−1−nと第2の推定値制御部2−7
に接続され、入力端子2−1−1〜2−1−nから入力
された受信信号に、第2の推定値制御部2−7で推定さ
れた位相回転量を基にして周波数オフセットを補償する
第2のオフセット補償部2−2−1〜2−2−nと、第
2のオフセット補償部2−2−1〜2−2−nに接続さ
れ、受信信号を復調する復調部2−3と、復調部2−3
に接続され、復調部2−3で復調した信号を0、1デー
タに識別する識別部2−4と、復調部2−3と識別部2
−4に接続され、復調部2−3で復調された復調信号と
識別部2−4で識別された信号との誤差から位相回転量
を求める位相回転抽出部2−5と、位相回転抽出部2−
5に接続され、位相回転量を推定するための近似式を求
める近似式推定部2−6と、近似式推定部2−6に接続
され、前記近似式より推定された位相回転量の精度を上
げる第2の推定値制御部2−7と、識別部2−4に接続
され、識別された信号を出力する出力端子2−8とから
構成されている。
【0020】次に前記第2の実施の形態の動作について
説明する。まず、入力端子2−1−1〜2−1−nに受
信信号が入力されると、第2のオフセット補償部2−2
−1〜2−2−nで、第2の推定値制御部2−7におい
て推定された位相回転量を基にして周波数オフセットを
受信信号に対して補償する(初期値は0とする)。補償
された受信信号が、復調部2−3において復調され、識
別部2−4で識別され、識別された信号は出力端子2−
8から出力される。
説明する。まず、入力端子2−1−1〜2−1−nに受
信信号が入力されると、第2のオフセット補償部2−2
−1〜2−2−nで、第2の推定値制御部2−7におい
て推定された位相回転量を基にして周波数オフセットを
受信信号に対して補償する(初期値は0とする)。補償
された受信信号が、復調部2−3において復調され、識
別部2−4で識別され、識別された信号は出力端子2−
8から出力される。
【0021】一方、位相回転抽出部2−5において、図
7に示すように、復調部2−3で復調された信号を
(1、0)に縮退させ、そのarctanをとることで
位相回転量を推定し、さらに近似式推定部2−6で、前
記推定された位相回転量の複数シンボル分を用いて最小
2乗法により、位相回転量を推定するための近似式を更
新し、第2の推定値制御部2−7で前記近似式を用いて
推定された位相回転量の推定精度を更にあげるために、
前回との推定値との差がある値よりも大きい場合は推定
誤差が大きいと判断し、考慮しない等の制御を加える。
7に示すように、復調部2−3で復調された信号を
(1、0)に縮退させ、そのarctanをとることで
位相回転量を推定し、さらに近似式推定部2−6で、前
記推定された位相回転量の複数シンボル分を用いて最小
2乗法により、位相回転量を推定するための近似式を更
新し、第2の推定値制御部2−7で前記近似式を用いて
推定された位相回転量の推定精度を更にあげるために、
前回との推定値との差がある値よりも大きい場合は推定
誤差が大きいと判断し、考慮しない等の制御を加える。
【0022】このように、前記第2の実施の形態によれ
ば、あるシンボル毎に各ブランチでの周波数オフセット
を補償していくので、細かい刻みで精度良く周波数オフ
セットを補償できるため、推定誤差によるビット誤り率
の劣化を殆どさせることなくデータ受信装置を実現でき
るという利点を有する。また、前記第1の実施の形態
は、広範囲、例えば±15kHzの周波数オフセットが
考えられる場合などの推定は適しているが、粗い推定精
度(フェージング、ノイズ下で、だいたい推定精度が±
1kHz以内)であり、一方、本実施の形態は、逐次近
似式を更新させつつ推定しているので高精度(フェージ
ング、ノイズ下で、だいたい推定精度が±200Hz以
内)に推定できるという利点を有する。
ば、あるシンボル毎に各ブランチでの周波数オフセット
を補償していくので、細かい刻みで精度良く周波数オフ
セットを補償できるため、推定誤差によるビット誤り率
の劣化を殆どさせることなくデータ受信装置を実現でき
るという利点を有する。また、前記第1の実施の形態
は、広範囲、例えば±15kHzの周波数オフセットが
考えられる場合などの推定は適しているが、粗い推定精
度(フェージング、ノイズ下で、だいたい推定精度が±
1kHz以内)であり、一方、本実施の形態は、逐次近
似式を更新させつつ推定しているので高精度(フェージ
ング、ノイズ下で、だいたい推定精度が±200Hz以
内)に推定できるという利点を有する。
【0023】図3は、本発明の第3の実施の形態の構成
を示すものである。図3において、データ受信装置のキ
ャリア周波数オフセット推定手段は、第2のオフセット
補償部3−2に接続され、受信信号が入力される入力端
子3−1と、入力端子3−1と第2の推定値制御部3−
11に接続され、入力端子3−1から入力された受信信号
に、第2の推定値制御部3−11で推定された位相回転量
を基にして周波数オフセットを補償する第2のオフセッ
ト補償部3−2と、既知信号に、ある周波数オフセット
量を掛ける位相回転部3−3と、位相回転部3−3に接
続され、ある周波数オフセット量が掛けられた既知信号
と受信信号との相関をとる相関演算部3−4と、相関演
算部3−4に接続され、各相関演算部で求められたイン
パルスパワーを用いて各ブランチにおける周波数オフセ
ットを推定する周波数オフセット抽出部3−5と、第2
のオフセット補償部3−2と周波数オフセット抽出部3
−5に接続され、推定された周波数オフセット分を受信
信号に対して補償する第1のオフセット補償部3−6
と、第1のオフセット補償部3−6に接続され、受信信
号を復調する復調部3−7と、復調部3−7に接続さ
れ、復調部3−7で復調された信号を0、1データに識
別する識別部3−8と、復調部3−7と識別部3−8に
接続され、復調部3−7で復調された復調信号と識別部
3−8で識別された信号との誤差から位相回転量を求め
る位相回転抽出部3−9と、位相回転抽出部3−9に接
続され、位相回転量を推定するための近似式を求める近
似式推定部3−10と、近似式推定部3−10に接続され、
前記近似式より推定された位相回転量の精度を上げる第
2の推定値制御部3−11と、識別部3−8に接続され、
識別された信号を出力する出力端子3−12とから構成さ
れている。
を示すものである。図3において、データ受信装置のキ
ャリア周波数オフセット推定手段は、第2のオフセット
補償部3−2に接続され、受信信号が入力される入力端
子3−1と、入力端子3−1と第2の推定値制御部3−
11に接続され、入力端子3−1から入力された受信信号
に、第2の推定値制御部3−11で推定された位相回転量
を基にして周波数オフセットを補償する第2のオフセッ
ト補償部3−2と、既知信号に、ある周波数オフセット
量を掛ける位相回転部3−3と、位相回転部3−3に接
続され、ある周波数オフセット量が掛けられた既知信号
と受信信号との相関をとる相関演算部3−4と、相関演
算部3−4に接続され、各相関演算部で求められたイン
パルスパワーを用いて各ブランチにおける周波数オフセ
ットを推定する周波数オフセット抽出部3−5と、第2
のオフセット補償部3−2と周波数オフセット抽出部3
−5に接続され、推定された周波数オフセット分を受信
信号に対して補償する第1のオフセット補償部3−6
と、第1のオフセット補償部3−6に接続され、受信信
号を復調する復調部3−7と、復調部3−7に接続さ
れ、復調部3−7で復調された信号を0、1データに識
別する識別部3−8と、復調部3−7と識別部3−8に
接続され、復調部3−7で復調された復調信号と識別部
3−8で識別された信号との誤差から位相回転量を求め
る位相回転抽出部3−9と、位相回転抽出部3−9に接
続され、位相回転量を推定するための近似式を求める近
似式推定部3−10と、近似式推定部3−10に接続され、
前記近似式より推定された位相回転量の精度を上げる第
2の推定値制御部3−11と、識別部3−8に接続され、
識別された信号を出力する出力端子3−12とから構成さ
れている。
【0024】次に前記第3の実施の形態の動作について
説明する。まず、入力端子3−1に受信信号が入力され
ると、第2のオフセット補償部3−2で、第2の推定値
制御部3−11において推定された位相回転量を基にして
周波数オフセットを受信信号に対して補償する(初期値
は0)。次に、既知信号に対し、位相回転部3−3で、
考えられる範囲の周波数オフセットにある間隔で刻んで
得られる周波数オフセット量を掛ける。
説明する。まず、入力端子3−1に受信信号が入力され
ると、第2のオフセット補償部3−2で、第2の推定値
制御部3−11において推定された位相回転量を基にして
周波数オフセットを受信信号に対して補償する(初期値
は0)。次に、既知信号に対し、位相回転部3−3で、
考えられる範囲の周波数オフセットにある間隔で刻んで
得られる周波数オフセット量を掛ける。
【0025】例えば、±1kHzの範囲の周波数オフセ
ットが考えられ、500Hz刻みに周波数オフセット量を
掛けるとすると、まず、−1kHz、次に−500Hz、
0Hz、500Hz、1kHzと既知信号に順次周波数オ
フセット量を掛ける。そして、相関演算部3−4で、位
相回転部3−3で周波数オフセット量が掛けられた既知
信号と受信信号との相関演算を行ない、各周波数オフセ
ットに対するインパルスパワーを計算し、周波数オフセ
ット抽出部3−5で、最大インパルスパワーを検出し、
そのとき既知信号に掛けていた周波数オフセット量を推
定周波数オフセットとする。
ットが考えられ、500Hz刻みに周波数オフセット量を
掛けるとすると、まず、−1kHz、次に−500Hz、
0Hz、500Hz、1kHzと既知信号に順次周波数オ
フセット量を掛ける。そして、相関演算部3−4で、位
相回転部3−3で周波数オフセット量が掛けられた既知
信号と受信信号との相関演算を行ない、各周波数オフセ
ットに対するインパルスパワーを計算し、周波数オフセ
ット抽出部3−5で、最大インパルスパワーを検出し、
そのとき既知信号に掛けていた周波数オフセット量を推
定周波数オフセットとする。
【0026】そして、第1のオフセット補償部3−6
で、周波数オフセット抽出部3−5で推定された周波数
オフセットを受信信号に対して補償する。補償された受
信信号が、復調部3−7において復調され、識別部3−
8で識別され、識別された信号が出力端子3−12から出
力される。
で、周波数オフセット抽出部3−5で推定された周波数
オフセットを受信信号に対して補償する。補償された受
信信号が、復調部3−7において復調され、識別部3−
8で識別され、識別された信号が出力端子3−12から出
力される。
【0027】一方、位相回転抽出部3−9において、図
7に示すように復調部3−7で復調された信号を(1、
0)に縮退させ、そのarctanをとることで位相回
転量を推定し、近似式推定部3−10で、前記推定された
位相回転量の複数シンボル分を用いて最小2乗法によ
り、位相回転量を推定するための近似式を更新し、第2
の推定値制御部3−11で、前記近似式を用いて推定され
た位相回転量の推定精度を更に上げるために、前回との
推定値との差がある値よりも大きい場合は推定誤差が大
きいと判断し、考慮しない等の制御を加える。
7に示すように復調部3−7で復調された信号を(1、
0)に縮退させ、そのarctanをとることで位相回
転量を推定し、近似式推定部3−10で、前記推定された
位相回転量の複数シンボル分を用いて最小2乗法によ
り、位相回転量を推定するための近似式を更新し、第2
の推定値制御部3−11で、前記近似式を用いて推定され
た位相回転量の推定精度を更に上げるために、前回との
推定値との差がある値よりも大きい場合は推定誤差が大
きいと判断し、考慮しない等の制御を加える。
【0028】以上のように、前記第3の実施の形態によ
れば、考えられる範囲の周波数オフセット全てを対象に
しているため、かなり大きな周波数オフセットに対して
も推定でき、更に、逐次あるシンボル毎に各ブランチで
の周波数オフセットを補償していくので、細かい刻みで
精度良く周波数オフセットを補償でき、周波数オフセッ
トの推定誤差によるビット誤り率の劣化を殆どさせるこ
となくデータ受信装置を実現できるという利点を有す
る。よって、大きい周波数オフセットがあると考えられ
るときに、第1の実施の形態では粗い推定誤差を持って
推定し、第2の実施の形態では推定誤差が小さくなるま
での近似式の更新に時間がかかるのに比べ、本実施の形
態では、いったん相関演算により推定した周波数オフセ
ットで補償し、更に補償しきれなかった周波数オフセッ
トを最小2乗法によって推定するため、精度良く推定で
き、かつ推定誤差が小さくなるまでの近似式の更新は短
い時間ですむという効果を有する。
れば、考えられる範囲の周波数オフセット全てを対象に
しているため、かなり大きな周波数オフセットに対して
も推定でき、更に、逐次あるシンボル毎に各ブランチで
の周波数オフセットを補償していくので、細かい刻みで
精度良く周波数オフセットを補償でき、周波数オフセッ
トの推定誤差によるビット誤り率の劣化を殆どさせるこ
となくデータ受信装置を実現できるという利点を有す
る。よって、大きい周波数オフセットがあると考えられ
るときに、第1の実施の形態では粗い推定誤差を持って
推定し、第2の実施の形態では推定誤差が小さくなるま
での近似式の更新に時間がかかるのに比べ、本実施の形
態では、いったん相関演算により推定した周波数オフセ
ットで補償し、更に補償しきれなかった周波数オフセッ
トを最小2乗法によって推定するため、精度良く推定で
き、かつ推定誤差が小さくなるまでの近似式の更新は短
い時間ですむという効果を有する。
【0029】図4は、本発明の第4の実施の形態の構成
を示すものである。図4において、データ受信装置のキ
ャリア周波数オフセット推定手段は、第2のオフセット
補償部4−2−1〜4−2−nに接続され、受信信号が
入力される入力端子4−1−1〜4−1−nと、入力端
子4−1−1〜4−1−nと第2の推定値制御部4−12
に接続され、入力端子4−1−1〜4−1−nから入力
された受信信号に、第2の推定値制御部4−12で推定さ
れた位相回転量を基にして周波数オフセットを補償する
第2のオフセット補償部4−2−1〜4−2−nと、既
知信号に、ある周波数オフセット量を掛ける位相回転部
4−3と、位相回転部4−3に接続され、ある周波数オ
フセット量が掛けられた既知信号と受信信号との相関を
とる相関演算部4−4−1〜4−4−nと、相関演算部
4−4−1〜4−4−nに接続され、各相関演算部で求
められたインパルスパワーを用いて各ブランチにおける
周波数オフセットを推定する周波数オフセット抽出部4
−5と、周波数オフセット抽出部4−5に接続され、前
記各ブランチにおける最大インパルスパワーと推定周波
数オフセットを用いて、そのデータ受信装置における周
波数オフセットを求める第1の推定値制御部4−6と、
第2のオフセット補償部4−2−1〜4−2−nと第1
の推定値制御部4−6に接続され、推定された周波数オ
フセット分を受信信号に対して補償するオフセット補償
部4−7−1〜4−7−nと、第1のオフセット補償部
4−7−1〜4−7−nに接続され、受信信号を復調す
る復調部4−8と、復調部4−8に接続され、復調部4
−8で復調された信号を0、1データに識別する識別部
4−9と、復調部4−8と識別部4−9に接続され、復
調部4−8で復調された復調信号と識別部4−9で識別
された信号との誤差から位相回転量を求める位相回転抽
出部4−10と、位相回転抽出部4−10に接続され、位相
回転量を推定するための近似式を求める近似式推定部4
−11と、近似式推定部4−11に接続され、前記近似式よ
り推定された位相回転量の精度を上げる第2の推定値制
御部4−12と、識別部4−9に接続され、識別された信
号を出力する出力端子4−13とから構成されている。
を示すものである。図4において、データ受信装置のキ
ャリア周波数オフセット推定手段は、第2のオフセット
補償部4−2−1〜4−2−nに接続され、受信信号が
入力される入力端子4−1−1〜4−1−nと、入力端
子4−1−1〜4−1−nと第2の推定値制御部4−12
に接続され、入力端子4−1−1〜4−1−nから入力
された受信信号に、第2の推定値制御部4−12で推定さ
れた位相回転量を基にして周波数オフセットを補償する
第2のオフセット補償部4−2−1〜4−2−nと、既
知信号に、ある周波数オフセット量を掛ける位相回転部
4−3と、位相回転部4−3に接続され、ある周波数オ
フセット量が掛けられた既知信号と受信信号との相関を
とる相関演算部4−4−1〜4−4−nと、相関演算部
4−4−1〜4−4−nに接続され、各相関演算部で求
められたインパルスパワーを用いて各ブランチにおける
周波数オフセットを推定する周波数オフセット抽出部4
−5と、周波数オフセット抽出部4−5に接続され、前
記各ブランチにおける最大インパルスパワーと推定周波
数オフセットを用いて、そのデータ受信装置における周
波数オフセットを求める第1の推定値制御部4−6と、
第2のオフセット補償部4−2−1〜4−2−nと第1
の推定値制御部4−6に接続され、推定された周波数オ
フセット分を受信信号に対して補償するオフセット補償
部4−7−1〜4−7−nと、第1のオフセット補償部
4−7−1〜4−7−nに接続され、受信信号を復調す
る復調部4−8と、復調部4−8に接続され、復調部4
−8で復調された信号を0、1データに識別する識別部
4−9と、復調部4−8と識別部4−9に接続され、復
調部4−8で復調された復調信号と識別部4−9で識別
された信号との誤差から位相回転量を求める位相回転抽
出部4−10と、位相回転抽出部4−10に接続され、位相
回転量を推定するための近似式を求める近似式推定部4
−11と、近似式推定部4−11に接続され、前記近似式よ
り推定された位相回転量の精度を上げる第2の推定値制
御部4−12と、識別部4−9に接続され、識別された信
号を出力する出力端子4−13とから構成されている。
【0030】次に前記第4の実施の形態の動作について
説明する。まず、入力端子4−1−1〜4−1−nに受
信信号が入力されると、第2のオフセット補償部4−2
−1〜4−2−nで、第2の推定値制御部4−12におい
て推定された位相回転量を基にして周波数オフセットを
受信信号に対して補償する(初期値は0)。次に、既知
信号に対し、位相回転部4−3で、考えられる範囲の周
波数オフセットにある間隔で刻んで得られる周波数オフ
セット量を掛ける。
説明する。まず、入力端子4−1−1〜4−1−nに受
信信号が入力されると、第2のオフセット補償部4−2
−1〜4−2−nで、第2の推定値制御部4−12におい
て推定された位相回転量を基にして周波数オフセットを
受信信号に対して補償する(初期値は0)。次に、既知
信号に対し、位相回転部4−3で、考えられる範囲の周
波数オフセットにある間隔で刻んで得られる周波数オフ
セット量を掛ける。
【0031】例えば、±1kHzの範囲の周波数オフセ
ットが考えられ、500Hz刻みに周波数オフセット量を
掛けるとすると、まず、−1kHz、次に−500Hz、
0Hz、500Hz、1kHzと既知信号に順次オフセッ
ト量を掛ける。そして、相関演算部4−4−1〜4−4
−nで、位相回転部4−3で周波数オフセット量が掛け
られた既知信号と受信信号との相関演算を行ない各周波
数オフセットに対するインパルスパワーを計算し、周波
数オフセット抽出部4−5で、各ブランチにおける最大
インパルスパワーを検出し(各ブランチにおける最大イ
ンパルスパワーを、imp1、imp2、・・・・・、impnとす
る)、そのとき掛けていた周波数オフセット量をそのブ
ランチにおける周波数オフセット(df1、df2、・・・・
・、dfnとする)とし、第1の推定値制御部4−6で、
周波数オフセット抽出部4−5で求められた各ブランチ
の推定周波数オフセットに対し前記数式1の演算を施す
ことで、そのデータ受信装置における周波数オフセット
を推定する。そして、第1のオフセット補償部4−7−
1〜4−7−nで、第1の推定値制御部4−6で推定さ
れた周波数オフセットを受信信号に対して補償する。補
償された受信信号が、復調部4−8において復調され、
識別部4−9で識別され、識別された信号が出力端子4
−13から出力される。
ットが考えられ、500Hz刻みに周波数オフセット量を
掛けるとすると、まず、−1kHz、次に−500Hz、
0Hz、500Hz、1kHzと既知信号に順次オフセッ
ト量を掛ける。そして、相関演算部4−4−1〜4−4
−nで、位相回転部4−3で周波数オフセット量が掛け
られた既知信号と受信信号との相関演算を行ない各周波
数オフセットに対するインパルスパワーを計算し、周波
数オフセット抽出部4−5で、各ブランチにおける最大
インパルスパワーを検出し(各ブランチにおける最大イ
ンパルスパワーを、imp1、imp2、・・・・・、impnとす
る)、そのとき掛けていた周波数オフセット量をそのブ
ランチにおける周波数オフセット(df1、df2、・・・・
・、dfnとする)とし、第1の推定値制御部4−6で、
周波数オフセット抽出部4−5で求められた各ブランチ
の推定周波数オフセットに対し前記数式1の演算を施す
ことで、そのデータ受信装置における周波数オフセット
を推定する。そして、第1のオフセット補償部4−7−
1〜4−7−nで、第1の推定値制御部4−6で推定さ
れた周波数オフセットを受信信号に対して補償する。補
償された受信信号が、復調部4−8において復調され、
識別部4−9で識別され、識別された信号が出力端子4
−13から出力される。
【0032】一方、位相回転抽出部4−10において、図
7に示すように復調部4−8で復調された信号を(1、
0)に縮退させ、そのarctanをとることで位相回
転量を推定し、近似式推定部4−11で、前記推定された
位相回転量の複数シンボル分を用いて最小2乗法によ
り、位相回転量を推定するための近似式を更新し、第2
の推定値制御部4−12で前記近似式を用いて推定された
位相回転量の推定精度を更にあげるために、前回との推
定値との差がある値よりも大きい場合は推定誤差が大き
いと判断し、考慮しない等の制御を加える。
7に示すように復調部4−8で復調された信号を(1、
0)に縮退させ、そのarctanをとることで位相回
転量を推定し、近似式推定部4−11で、前記推定された
位相回転量の複数シンボル分を用いて最小2乗法によ
り、位相回転量を推定するための近似式を更新し、第2
の推定値制御部4−12で前記近似式を用いて推定された
位相回転量の推定精度を更にあげるために、前回との推
定値との差がある値よりも大きい場合は推定誤差が大き
いと判断し、考慮しない等の制御を加える。
【0033】以上のように、前記第4の実施の形態によ
れば、考えられる範囲の周波数オフセット全てを対象に
しているため、かなり大きな周波数オフセットに対して
も推定でき、更に、各ブランチでの推定値にその時のイ
ンパルスパワーを寄与させることで、状態良く受かって
いるブランチの推定値が大きく寄与することになり精度
良く周波数オフセットが推定でき、更に、逐次あるシン
ボル毎に各ブランチでの周波数オフセットを補償してい
くので、細かい刻みで精度良く周波数オフセットを補償
でき、周波数オフセットの推定誤差によるビット誤り率
の劣化を殆どさせることなくデータ受信装置を実現でき
るという利点を有する。
れば、考えられる範囲の周波数オフセット全てを対象に
しているため、かなり大きな周波数オフセットに対して
も推定でき、更に、各ブランチでの推定値にその時のイ
ンパルスパワーを寄与させることで、状態良く受かって
いるブランチの推定値が大きく寄与することになり精度
良く周波数オフセットが推定でき、更に、逐次あるシン
ボル毎に各ブランチでの周波数オフセットを補償してい
くので、細かい刻みで精度良く周波数オフセットを補償
でき、周波数オフセットの推定誤差によるビット誤り率
の劣化を殆どさせることなくデータ受信装置を実現でき
るという利点を有する。
【0034】よって、大きい周波数オフセットがあると
考えられるときに、第1の実施の形態では粗い推定誤差
を持って推定し、第2の実施の形態では推定誤差が小さ
くなるまでの近似式の更新に時間がかかり、第3の実施
の形態ではシングルブランチのためそのブランチでのイ
ンパルスパワーのみでいったん粗い推定精度で周波数オ
フセットを推定するのに比べ、本実施の形態では複数ブ
ランチを有するため、受信状態が良いブランチでの推定
周波数オフセットがそのデータ受信装置の推定値に大き
く寄与するようにしているため、第3の実施の形態に比
べ、精度良く推定した周波数オフセットで補償でき、更
に補償しきれなかった周波数オフセットを最小2乗法に
よって推定するため、第2の実施の形態と比べ推定誤差
が小さくなるまでの近似式の更新は短い時間ですむとい
う効果を有する。
考えられるときに、第1の実施の形態では粗い推定誤差
を持って推定し、第2の実施の形態では推定誤差が小さ
くなるまでの近似式の更新に時間がかかり、第3の実施
の形態ではシングルブランチのためそのブランチでのイ
ンパルスパワーのみでいったん粗い推定精度で周波数オ
フセットを推定するのに比べ、本実施の形態では複数ブ
ランチを有するため、受信状態が良いブランチでの推定
周波数オフセットがそのデータ受信装置の推定値に大き
く寄与するようにしているため、第3の実施の形態に比
べ、精度良く推定した周波数オフセットで補償でき、更
に補償しきれなかった周波数オフセットを最小2乗法に
よって推定するため、第2の実施の形態と比べ推定誤差
が小さくなるまでの近似式の更新は短い時間ですむとい
う効果を有する。
【0035】図8を用いて、第5の実施の形態の動作に
ついて説明する。ここで、例としてブランチ数が4つの
場合をとりあげる。まず、図5に示すようなデータ構成
の信号を受信する場合において、あらかじめデータパタ
ーンが既知である既知信号部分(図5のUW部)に、デ
ータ受信装置の位相回転部において、考えられる範囲の
送受信間での周波数オフセット(−n*δω+ω0〜+
n*δω+ω0;例えば±1kHz)をある刻み幅(δ
ω;例えば500Hz)毎に掛ける(ステップ1)。
ついて説明する。ここで、例としてブランチ数が4つの
場合をとりあげる。まず、図5に示すようなデータ構成
の信号を受信する場合において、あらかじめデータパタ
ーンが既知である既知信号部分(図5のUW部)に、デ
ータ受信装置の位相回転部において、考えられる範囲の
送受信間での周波数オフセット(−n*δω+ω0〜+
n*δω+ω0;例えば±1kHz)をある刻み幅(δ
ω;例えば500Hz)毎に掛ける(ステップ1)。
【0036】次に、各ブランチにおいて周波数オフセッ
ト量を掛けた既知信号と各ブランチでの受信信号の既知
信号部分と相関をとる(ステップ2)。この、ステップ
1とステップ2の処理を、既知信号に掛ける周波数オフ
セット量が、−n*δω+ω0、例えば−1kHzから
+n*δω+ω0、例えば+1kHzになる(2*n+
1)回、例えば500Hz刻みならば5回繰り返す。
ト量を掛けた既知信号と各ブランチでの受信信号の既知
信号部分と相関をとる(ステップ2)。この、ステップ
1とステップ2の処理を、既知信号に掛ける周波数オフ
セット量が、−n*δω+ω0、例えば−1kHzから
+n*δω+ω0、例えば+1kHzになる(2*n+
1)回、例えば500Hz刻みならば5回繰り返す。
【0037】その後、各ブランチ毎に、各(2*n+
1)回の相関演算時に求められたインパルスパワーのう
ち最大値を検出し(ステップ3)、その時相関をとった
既知信号に掛けていた周波数オフセット量を、そのブラ
ンチにおける推定周波数オフセットとする(ステップ
4)。
1)回の相関演算時に求められたインパルスパワーのう
ち最大値を検出し(ステップ3)、その時相関をとった
既知信号に掛けていた周波数オフセット量を、そのブラ
ンチにおける推定周波数オフセットとする(ステップ
4)。
【0038】こうして、各ブランチ毎に推定された周波
数オフセットを平均化して最終推定周波数オフセットと
して(ステップ5)、受信信号に対してその推定周波数
オフセットを補償する(ステップ6)。
数オフセットを平均化して最終推定周波数オフセットと
して(ステップ5)、受信信号に対してその推定周波数
オフセットを補償する(ステップ6)。
【0039】このように、上記第5の実施の形態によれ
ば、考えられる範囲の周波数オフセット全てを対象にし
ているため、かなり大きな周波数オフセットに対しても
推定でき、更に、各ブランチでの推定値を平均化するこ
とで、ブランチ毎の偏りなく精度良く周波数オフセット
が推定できるという利点を有する。
ば、考えられる範囲の周波数オフセット全てを対象にし
ているため、かなり大きな周波数オフセットに対しても
推定でき、更に、各ブランチでの推定値を平均化するこ
とで、ブランチ毎の偏りなく精度良く周波数オフセット
が推定できるという利点を有する。
【0040】図9を用いて、第6の実施の形態の動作に
ついて説明する。ここで、例としてブランチ数が4つの
場合をとりあげる。まず、図5に示すようなデータ構成
の信号を受信する場合において、あらかじめデータパタ
ーンが既知である既知信号部分(図5のUW部)に、デ
ータ受信装置の位相回転部において、考えられる範囲の
送受信間での周波数オフセット(−n*δω+ω0〜+
n*δω+ω0)をある刻み幅(δω)毎に掛ける(ス
テップ1)。
ついて説明する。ここで、例としてブランチ数が4つの
場合をとりあげる。まず、図5に示すようなデータ構成
の信号を受信する場合において、あらかじめデータパタ
ーンが既知である既知信号部分(図5のUW部)に、デ
ータ受信装置の位相回転部において、考えられる範囲の
送受信間での周波数オフセット(−n*δω+ω0〜+
n*δω+ω0)をある刻み幅(δω)毎に掛ける(ス
テップ1)。
【0041】次に、各ブランチにおいて周波数オフセッ
ト量を掛けた既知信号と各ブランチでの受信信号の既知
信号部分と相関をとる(ステップ2)。この、ステップ
1とステップ2の処理を、既知信号に掛ける周波数オフ
セット量が、−n*δω+ω0から+n*δω+ω0にな
る(2*n+1)回繰り返す。
ト量を掛けた既知信号と各ブランチでの受信信号の既知
信号部分と相関をとる(ステップ2)。この、ステップ
1とステップ2の処理を、既知信号に掛ける周波数オフ
セット量が、−n*δω+ω0から+n*δω+ω0にな
る(2*n+1)回繰り返す。
【0042】その後、各ブランチ毎に、各(2*n+
1)回の相関演算時に求められたインパルス パワーの
うち最大値を検出し(ステップ3)、その時相関をとっ
た既知信号に掛けていた周波数オフセットを、そのブラ
ンチにおける推定周波数オフセットとする(ステップ
4)。
1)回の相関演算時に求められたインパルス パワーの
うち最大値を検出し(ステップ3)、その時相関をとっ
た既知信号に掛けていた周波数オフセットを、そのブラ
ンチにおける推定周波数オフセットとする(ステップ
4)。
【0043】こうして、各ブランチ毎に推定された周波
数オフセットの分散を求める(ステップ5)。ここで、
ステップ5において求められた分散が予め定めておいた
あるしきい値以上である場合、最終推定周波数オフセッ
トは0とし、分散があるしきい値より小さい場合には、
最終推定周波数オフセットを各ブランチで求めた推定周
波数オフセットの平均値として(ステップ6)、受信信
号に対してその推定周波数オフセットを補償する(ステ
ップ7)。
数オフセットの分散を求める(ステップ5)。ここで、
ステップ5において求められた分散が予め定めておいた
あるしきい値以上である場合、最終推定周波数オフセッ
トは0とし、分散があるしきい値より小さい場合には、
最終推定周波数オフセットを各ブランチで求めた推定周
波数オフセットの平均値として(ステップ6)、受信信
号に対してその推定周波数オフセットを補償する(ステ
ップ7)。
【0044】このように、上記第6の実施の形態によれ
ば、考えられる範囲の周波数オフセット全てを対象にし
ているため、かなり大きな周波数オフセットに対しても
推定でき、更に、第5の実施の形態が各ブランチでの平
均値を推定値としているのと比べ、各ブランチでの推定
値の分散を求めることで、ブランチ間でのばらつきが考
慮でき、ブランチ毎の偏りなく精度良く周波数オフセッ
トが推定できるという利点を有する。
ば、考えられる範囲の周波数オフセット全てを対象にし
ているため、かなり大きな周波数オフセットに対しても
推定でき、更に、第5の実施の形態が各ブランチでの平
均値を推定値としているのと比べ、各ブランチでの推定
値の分散を求めることで、ブランチ間でのばらつきが考
慮でき、ブランチ毎の偏りなく精度良く周波数オフセッ
トが推定できるという利点を有する。
【0045】図10を用いて、第7の実施の形態の動作
について説明する。ここで、例としてブランチ数が4つ
の場合をとりあげる。まず、図5に示すようなデータ構
成の信号を受信する場合において、あらかじめデータパ
ターンが既知である既知信号部分(図5のUW部)に、
データ受信装置の位相回転部において、考えられる範囲
の送受信間での周波数オフセット(−n*δω+ω0〜
+n*δω+ω0)をある刻み幅(δω)毎に掛ける
(ステップ1)。
について説明する。ここで、例としてブランチ数が4つ
の場合をとりあげる。まず、図5に示すようなデータ構
成の信号を受信する場合において、あらかじめデータパ
ターンが既知である既知信号部分(図5のUW部)に、
データ受信装置の位相回転部において、考えられる範囲
の送受信間での周波数オフセット(−n*δω+ω0〜
+n*δω+ω0)をある刻み幅(δω)毎に掛ける
(ステップ1)。
【0046】次に、各ブランチにおいて周波数オフセッ
ト量を掛けた既知信号と各ブランチでの受信信号の既知
信号部分と相関をとる(ステップ2)。
ト量を掛けた既知信号と各ブランチでの受信信号の既知
信号部分と相関をとる(ステップ2)。
【0047】この、ステップ1とステップ2の処理を、
既知信号に掛ける周波数オフセット量が、−n*δω+
ω0から+n*δω+ω0になる(2*n+1)回繰り返
す。その後、各ブランチ毎に、各(2*n+1)回の相
関演算時に求められたインパルスパワーのうち最大値
(ブランチ1での最大値をimp1、ブランチ2での最大値
をimp2、ブランチ3での最大値をimp3、ブランチ4での
最大値をimp4とする)を検出し(ステップ3)、その時
相関をとった既知信号に掛けていた周波数オフセット量
を、そのブランチにおける推定周波数オフセットとする
(ブランチ1での推定値をdf1、ブランチ2での推定値
をdf2、ブランチ3での推定値をdf3、ブランチ4での推
定値をdf4とする)(ステップ4)。
既知信号に掛ける周波数オフセット量が、−n*δω+
ω0から+n*δω+ω0になる(2*n+1)回繰り返
す。その後、各ブランチ毎に、各(2*n+1)回の相
関演算時に求められたインパルスパワーのうち最大値
(ブランチ1での最大値をimp1、ブランチ2での最大値
をimp2、ブランチ3での最大値をimp3、ブランチ4での
最大値をimp4とする)を検出し(ステップ3)、その時
相関をとった既知信号に掛けていた周波数オフセット量
を、そのブランチにおける推定周波数オフセットとする
(ブランチ1での推定値をdf1、ブランチ2での推定値
をdf2、ブランチ3での推定値をdf3、ブランチ4での推
定値をdf4とする)(ステップ4)。
【0048】こうして、各ブランチ毎に推定された周波
数オフセット及びその時のインパルスパワーを用いて数
式1の計算を行ない、計算結果を最終推定周波数オフセ
ットとして(ステップ5)、受信信号に対してその推定
周波数オフセットを補償する(ステップ6)。
数オフセット及びその時のインパルスパワーを用いて数
式1の計算を行ない、計算結果を最終推定周波数オフセ
ットとして(ステップ5)、受信信号に対してその推定
周波数オフセットを補償する(ステップ6)。
【0049】このように、前記第7の実施の形態によれ
ば、考えられる範囲の周波数オフセット全てを対象にし
ているため、かなり大きな周波数オフセットに対しても
推定でき、更に、前記第5及び第6の実施の形態では受
信状態の良いブランチを考慮せずに推定しているのと比
べ、前記第7の実施の形態では、各ブランチでの推定値
にその時のインパルスパワーを寄与させることで、状態
良く受かっているブランチの推定値が大きく寄与するこ
とになり精度良く周波数オフセットが推定できるという
利点を有する。
ば、考えられる範囲の周波数オフセット全てを対象にし
ているため、かなり大きな周波数オフセットに対しても
推定でき、更に、前記第5及び第6の実施の形態では受
信状態の良いブランチを考慮せずに推定しているのと比
べ、前記第7の実施の形態では、各ブランチでの推定値
にその時のインパルスパワーを寄与させることで、状態
良く受かっているブランチの推定値が大きく寄与するこ
とになり精度良く周波数オフセットが推定できるという
利点を有する。
【0050】図11を用いて、第8の実施の形態の動作
について説明する。まず受信信号を復調し(ステップ
1)、図7に示すように、その復調信号を(1、0)に
縮退させて、そのarctanを求めることにより、位相回転
量を求め(ステップ2)、あるシンボル数間にわたって
得られた位相回転量を最小2乗法によって位相回転量を
推定する近似式を求め(ステップ3)、逐次求められる
位相回転量を用いて最小2乗法により求められる近似式
を更新し(ステップ4)、得られた近似式から求められ
る位相回転量分から周波数オフセットを推定する(ステ
ップ5)。
について説明する。まず受信信号を復調し(ステップ
1)、図7に示すように、その復調信号を(1、0)に
縮退させて、そのarctanを求めることにより、位相回転
量を求め(ステップ2)、あるシンボル数間にわたって
得られた位相回転量を最小2乗法によって位相回転量を
推定する近似式を求め(ステップ3)、逐次求められる
位相回転量を用いて最小2乗法により求められる近似式
を更新し(ステップ4)、得られた近似式から求められ
る位相回転量分から周波数オフセットを推定する(ステ
ップ5)。
【0051】このように、前記第8の実施の形態によれ
ば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度で
粗い精度で周波数オフセットを推定しているのに対し、
前記第8の実施の形態では、逐次あるシンボル毎に位相
回転量を求める近似式を更新しているので、細かい刻み
で精度良く周波数オフセットが推定できるという利点を
有する。
ば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度で
粗い精度で周波数オフセットを推定しているのに対し、
前記第8の実施の形態では、逐次あるシンボル毎に位相
回転量を求める近似式を更新しているので、細かい刻み
で精度良く周波数オフセットが推定できるという利点を
有する。
【0052】図12を用いて、第9の実施の形態の動作
について説明する。まず受信信号を復調し(ステップ
1)、図7に示すように、その復調信号を(1、0)に
縮退させて、そのarctanを求めることにより、位相回転
量を求め(ステップ2)、あるシンボル数間にわたって
得られた位相回転量を最小2乗法によって位相回転量を
推定する近似式を求め(ステップ3)、逐次求められる
位相回転量を用いて最小2乗法により求められる近似式
を更新し(ステップ4)、得られた近似式から求められ
る位相回転量の絶対値があるしきい値以上である場合、
誤差が多く含まれていると判断し、補償をやめ、あるし
きい値より小さい場合には、位相回転量から周波数オフ
セットを推定し(ステップ5)、推定した周波数オフセ
ットを補償する(ステップ6)。
について説明する。まず受信信号を復調し(ステップ
1)、図7に示すように、その復調信号を(1、0)に
縮退させて、そのarctanを求めることにより、位相回転
量を求め(ステップ2)、あるシンボル数間にわたって
得られた位相回転量を最小2乗法によって位相回転量を
推定する近似式を求め(ステップ3)、逐次求められる
位相回転量を用いて最小2乗法により求められる近似式
を更新し(ステップ4)、得られた近似式から求められ
る位相回転量の絶対値があるしきい値以上である場合、
誤差が多く含まれていると判断し、補償をやめ、あるし
きい値より小さい場合には、位相回転量から周波数オフ
セットを推定し(ステップ5)、推定した周波数オフセ
ットを補償する(ステップ6)。
【0053】このように、前記第9の実施の形態によれ
ば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度で
粗い精度で周波数オフセットを推定しているのに対し、
前記第9の実施の形態では、逐次あるシンボル毎に位相
回転量を求める近似式を更新し、また、前記第8の実施
の形態では近似式から得られた推定位相回転量で補償し
ているのに比べ、誤差が多く含まれていると判断した場
合には補償を止めるという制御があるため、細かい刻み
でより精度良く周波数オフセットを推定、補償できると
いう利点を有する。
ば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度で
粗い精度で周波数オフセットを推定しているのに対し、
前記第9の実施の形態では、逐次あるシンボル毎に位相
回転量を求める近似式を更新し、また、前記第8の実施
の形態では近似式から得られた推定位相回転量で補償し
ているのに比べ、誤差が多く含まれていると判断した場
合には補償を止めるという制御があるため、細かい刻み
でより精度良く周波数オフセットを推定、補償できると
いう利点を有する。
【0054】図13を用いて、第10の実施の形態の動
作について説明する。まず受信信号を復調し(ステップ
1)、図7に示すように、その復調信号を(1、0)に
縮退させて、そのarctanを求めることにより、位相回転
量を求め(ステップ2)、あるシンボル数間にわたって
得られた位相回転量を最小2乗法によって位相回転量を
推定する近似式を求め(ステップ3)、逐次求められる
位相回転量を用いて最小2乗法により求められる近似式
を更新し(ステップ4)、得られた近似式から求められ
る位相回転量の絶対値があるしきい値以上である場合、
誤差が多く含まれていると判断し、推定周波数オフセッ
トを前回推定した周波数オフセットとし、あるしきい値
より小さい場合には、推定周波数オフセットを位相回転
量を推定して得る(ステップ5)。
作について説明する。まず受信信号を復調し(ステップ
1)、図7に示すように、その復調信号を(1、0)に
縮退させて、そのarctanを求めることにより、位相回転
量を求め(ステップ2)、あるシンボル数間にわたって
得られた位相回転量を最小2乗法によって位相回転量を
推定する近似式を求め(ステップ3)、逐次求められる
位相回転量を用いて最小2乗法により求められる近似式
を更新し(ステップ4)、得られた近似式から求められ
る位相回転量の絶対値があるしきい値以上である場合、
誤差が多く含まれていると判断し、推定周波数オフセッ
トを前回推定した周波数オフセットとし、あるしきい値
より小さい場合には、推定周波数オフセットを位相回転
量を推定して得る(ステップ5)。
【0055】このように、前記第10の実施の形態によ
れば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度
で粗い精度で周波数オフセットを推定しているのに対
し、前記第10の実施の形態では、逐次あるシンボル毎
に位相回転量を求める近似式を更新し、また、前記第8
の実施の形態では近似式から得られた推定位相回転量で
推定し、前記第9の実施の形態では推定位相回転量に誤
差が多く含まれていると判断したら推定値を0としてい
るのに比べ、推定位相回転量に誤差が多く含まれている
と判断したら、周波数オフセットは数シンボルという短
い時間では殆ど変化しないことから前回の推定位相変化
量とすることで、細かい刻みでかつより精度良く周波数
オフセットを推定できるという利点を有する。
れば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度
で粗い精度で周波数オフセットを推定しているのに対
し、前記第10の実施の形態では、逐次あるシンボル毎
に位相回転量を求める近似式を更新し、また、前記第8
の実施の形態では近似式から得られた推定位相回転量で
推定し、前記第9の実施の形態では推定位相回転量に誤
差が多く含まれていると判断したら推定値を0としてい
るのに比べ、推定位相回転量に誤差が多く含まれている
と判断したら、周波数オフセットは数シンボルという短
い時間では殆ど変化しないことから前回の推定位相変化
量とすることで、細かい刻みでかつより精度良く周波数
オフセットを推定できるという利点を有する。
【0056】図14を用いて、第11の実施の形態の動
作について説明する。複数ブランチをもつデータ受信装
置において、まず各ブランチにおいて、受信信号の受信
レベルを測定し(ステップ1)、次に、受信信号を復調
し(ステップ2)、図7に示すように、その復調信号を
(1、0)に縮退させて、そのarctanを求めることによ
り、位相回転量を求め(ステップ3)、あるシンボル数
間にわたって得られた位相回転量を最小2乗法によって
位相回転量を推定する近似式を求め(ステップ4)、逐
次求められる位相回転量を用いて最小2乗法により求め
られる近似式を更新し(ステップ5)、測定した各ブラ
ンチにおける受信レベルがすべてあるしきい値未満であ
る場合には、補償をやめ、あるしきい値以上である場合
には、推定周波数オフセットを位相回転量から推定し
(ステップ6)、補償する(ステップ7)。
作について説明する。複数ブランチをもつデータ受信装
置において、まず各ブランチにおいて、受信信号の受信
レベルを測定し(ステップ1)、次に、受信信号を復調
し(ステップ2)、図7に示すように、その復調信号を
(1、0)に縮退させて、そのarctanを求めることによ
り、位相回転量を求め(ステップ3)、あるシンボル数
間にわたって得られた位相回転量を最小2乗法によって
位相回転量を推定する近似式を求め(ステップ4)、逐
次求められる位相回転量を用いて最小2乗法により求め
られる近似式を更新し(ステップ5)、測定した各ブラ
ンチにおける受信レベルがすべてあるしきい値未満であ
る場合には、補償をやめ、あるしきい値以上である場合
には、推定周波数オフセットを位相回転量から推定し
(ステップ6)、補償する(ステップ7)。
【0057】このように、前記第11の実施の形態によ
れば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度
で粗い精度で周波数オフセットを推定しているのに対
し、前記第11の実施の形態では、逐次あるシンボル毎
に位相回転量を求める近似式を更新し、また、前記第8
の実施の形態では近似式から得られた推定位相回転量で
推定し、前記第9の実施の形態では推定位相回転量に誤
差が多く含まれていると判断したら推定値を0とし、ま
たさらに、前記第10の実施の形態では推定位相回転量
に誤差が多く含まれていると判断したら推定値を前回の
推定値としているのに比べて、本実施の形態では、各ブ
ランチでの受信レベルから、受信状態が悪いと判断した
時の推定値を0としているため、細かい刻みでかつ精度
良く周波数オフセットを推定できるという利点を有す
る。
れば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度
で粗い精度で周波数オフセットを推定しているのに対
し、前記第11の実施の形態では、逐次あるシンボル毎
に位相回転量を求める近似式を更新し、また、前記第8
の実施の形態では近似式から得られた推定位相回転量で
推定し、前記第9の実施の形態では推定位相回転量に誤
差が多く含まれていると判断したら推定値を0とし、ま
たさらに、前記第10の実施の形態では推定位相回転量
に誤差が多く含まれていると判断したら推定値を前回の
推定値としているのに比べて、本実施の形態では、各ブ
ランチでの受信レベルから、受信状態が悪いと判断した
時の推定値を0としているため、細かい刻みでかつ精度
良く周波数オフセットを推定できるという利点を有す
る。
【0058】図15を用いて、第12の実施の形態の動
作について説明する。まず各ブランチにおいて、受信信
号の受信レベルを測定し(ステップ1)、次に、受信信
号を復調し(ステップ2)、図7に示すように、その復
調信号を(1、0)に縮退させて、そのarctanを求める
ことにより、位相回転量を求め(ステップ3)、あるシ
ンボル数間にわたって得られた位相回転量を最小2乗法
によって位相回転量を推定する近似式を求め(ステップ
4)、逐次求められる位相回転量を用いて最小2乗法に
より求められる近似式を更新し(ステップ5)、測定し
た各ブランチにおける受信レベルがすべてあるしきい値
未満である場合には、推定周波数オフセットを前回推定
した周波数オフセットとし、あるしきい値以上である場
合には、推定周波数オフセットを位相回転量から推定し
て得る(ステップ6)。
作について説明する。まず各ブランチにおいて、受信信
号の受信レベルを測定し(ステップ1)、次に、受信信
号を復調し(ステップ2)、図7に示すように、その復
調信号を(1、0)に縮退させて、そのarctanを求める
ことにより、位相回転量を求め(ステップ3)、あるシ
ンボル数間にわたって得られた位相回転量を最小2乗法
によって位相回転量を推定する近似式を求め(ステップ
4)、逐次求められる位相回転量を用いて最小2乗法に
より求められる近似式を更新し(ステップ5)、測定し
た各ブランチにおける受信レベルがすべてあるしきい値
未満である場合には、推定周波数オフセットを前回推定
した周波数オフセットとし、あるしきい値以上である場
合には、推定周波数オフセットを位相回転量から推定し
て得る(ステップ6)。
【0059】このように、前記第12の実施の形態によ
れば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度
で粗い精度で周波数オフセットを推定しているのに対
し、前記第12の実施の形態では、逐次あるシンボル毎
に位相回転量を求める近似式を更新し、また、前記第8
の実施の形態では近似式から得られた推定位相回転量で
推定し、前記第9の実施の形態では推定位相回転量に誤
差が多く含まれていると判断したら推定値を0とし、前
記第10の実施の形態では推定位相回転量に誤差が多く
含まれていると判断したら推定値を前回の推定値とし、
前記第11の実施の形態では各ブランチでの受信レベル
から受信状態を判断し、受信状態が悪いと判断した時は
推定値を0としているのに比べ、本実施の形態では、周
波数オフセットは数シンボルという短い時間では殆ど変
化しないことから、受信状態が悪いと判断された時は、
前回の推定位相変化量とすることで、細かい刻みでかつ
精度良く周波数オフセットを推定できるという利点を有
する。
れば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度
で粗い精度で周波数オフセットを推定しているのに対
し、前記第12の実施の形態では、逐次あるシンボル毎
に位相回転量を求める近似式を更新し、また、前記第8
の実施の形態では近似式から得られた推定位相回転量で
推定し、前記第9の実施の形態では推定位相回転量に誤
差が多く含まれていると判断したら推定値を0とし、前
記第10の実施の形態では推定位相回転量に誤差が多く
含まれていると判断したら推定値を前回の推定値とし、
前記第11の実施の形態では各ブランチでの受信レベル
から受信状態を判断し、受信状態が悪いと判断した時は
推定値を0としているのに比べ、本実施の形態では、周
波数オフセットは数シンボルという短い時間では殆ど変
化しないことから、受信状態が悪いと判断された時は、
前回の推定位相変化量とすることで、細かい刻みでかつ
精度良く周波数オフセットを推定できるという利点を有
する。
【0060】図16および図17を用いて、第13の実
施の形態の動作について説明する。まず、図5に示すよ
うなデータ構成の信号を受信する場合において、あらか
じめデータパターンが既知である既知信号部分(図5の
UW部)に、データ受信装置の位相回転部において、考
えられる範囲の送受信間での周波数オフセット(−n*
δω+ω0〜+n*δω+ω0)をある刻み幅(δω)毎
に掛ける(ステップ1)。
施の形態の動作について説明する。まず、図5に示すよ
うなデータ構成の信号を受信する場合において、あらか
じめデータパターンが既知である既知信号部分(図5の
UW部)に、データ受信装置の位相回転部において、考
えられる範囲の送受信間での周波数オフセット(−n*
δω+ω0〜+n*δω+ω0)をある刻み幅(δω)毎
に掛ける(ステップ1)。
【0061】次に、各ブランチにおいて周波数オフセッ
ト量を掛けた既知信号と各ブランチでの受信信号の既知
信号部分と相関をとる(ステップ2)。この、ステップ
1とステップ2の処理を、既知信号に掛ける周波数オフ
セット量が、−n*δω+ω0から+n*δω+ω0にな
る(2*n+1)回繰り返す。
ト量を掛けた既知信号と各ブランチでの受信信号の既知
信号部分と相関をとる(ステップ2)。この、ステップ
1とステップ2の処理を、既知信号に掛ける周波数オフ
セット量が、−n*δω+ω0から+n*δω+ω0にな
る(2*n+1)回繰り返す。
【0062】その後、各(2*n+1)回の相関演算時
に求められたインパルスパワーのうち最大値を検出し
(ステップ3)、その時相関をとった既知信号に掛けて
いた周波数オフセット量を、推定周波数オフセットとす
る(ステップ4)。そして、受信信号に対してその推定
周波数オフセットを補償する(ステップ5)。
に求められたインパルスパワーのうち最大値を検出し
(ステップ3)、その時相関をとった既知信号に掛けて
いた周波数オフセット量を、推定周波数オフセットとす
る(ステップ4)。そして、受信信号に対してその推定
周波数オフセットを補償する(ステップ5)。
【0063】次に、ステップ5で補償された受信信号を
復調し(ステップ6)、図7に示すように、その復調信
号を(1、0)に縮退させて、そのarctanを求めること
により、位相回転量を求め(ステップ7)、あるシンボ
ル数間にわたって得られた位相回転量を最小2乗法によ
って位相回転量を推定する近似式を求め(ステップ
8)、逐次求められる位相回転量を用いて最小2乗法に
より求められる近似式を更新し(ステップ9)、得られ
た近似式から求められる位相回転量の絶対値があるしき
い値以上である場合、誤差が多く含まれていると判断
し、補償をやめ、あるしきい値より小さい場合には、位
相回転量から周波数オフセットを推定し(ステップ1
0)、推定した周波数オフセットを補償する(ステップ
11)。
復調し(ステップ6)、図7に示すように、その復調信
号を(1、0)に縮退させて、そのarctanを求めること
により、位相回転量を求め(ステップ7)、あるシンボ
ル数間にわたって得られた位相回転量を最小2乗法によ
って位相回転量を推定する近似式を求め(ステップ
8)、逐次求められる位相回転量を用いて最小2乗法に
より求められる近似式を更新し(ステップ9)、得られ
た近似式から求められる位相回転量の絶対値があるしき
い値以上である場合、誤差が多く含まれていると判断
し、補償をやめ、あるしきい値より小さい場合には、位
相回転量から周波数オフセットを推定し(ステップ1
0)、推定した周波数オフセットを補償する(ステップ
11)。
【0064】このように、前記第13の実施の形態によ
れば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度
で粗い精度で周波数オフセットを推定し、前記第8ない
し第12の実施の形態が復調信号の位相回転量を最小2
乗法によって周波数オフセットを推定しているのに比
べ、前記第13の実施の形態では考えられる範囲の周波
数オフセット全てを対象にしているため、かなり大きな
周波数オフセットに対しても推定でき、更に、逐次ある
シンボル毎に各ブランチでのオフセットを補償していく
ので、細かい刻みで精度良く周波数オフセットを補償で
き、周波数オフセットの推定誤差によるビット誤り率の
劣化を殆どさせることなく実現できるという利点を有す
る。
れば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度
で粗い精度で周波数オフセットを推定し、前記第8ない
し第12の実施の形態が復調信号の位相回転量を最小2
乗法によって周波数オフセットを推定しているのに比
べ、前記第13の実施の形態では考えられる範囲の周波
数オフセット全てを対象にしているため、かなり大きな
周波数オフセットに対しても推定でき、更に、逐次ある
シンボル毎に各ブランチでのオフセットを補償していく
ので、細かい刻みで精度良く周波数オフセットを補償で
き、周波数オフセットの推定誤差によるビット誤り率の
劣化を殆どさせることなく実現できるという利点を有す
る。
【0065】図18および図19を用いて、第14の実
施の形態の動作について説明する。ここで、例としてブ
ランチ数が4つの場合をとりあげる。まず、図5に示す
ようなデータ構成の信号を受信する場合において、あら
かじめデータパターンが既知である既知信号部分(図5
のUW部)に、データ受信装置の位相回転部において、
考えられる範囲の送受信間での周波数オフセット(−n
*δω+ω0〜+n*δω+ω0)をある刻み幅(δω)
毎に掛ける(ステップ1)。
施の形態の動作について説明する。ここで、例としてブ
ランチ数が4つの場合をとりあげる。まず、図5に示す
ようなデータ構成の信号を受信する場合において、あら
かじめデータパターンが既知である既知信号部分(図5
のUW部)に、データ受信装置の位相回転部において、
考えられる範囲の送受信間での周波数オフセット(−n
*δω+ω0〜+n*δω+ω0)をある刻み幅(δω)
毎に掛ける(ステップ1)。
【0066】次に、各ブランチにおいて周波数オフセッ
ト量を掛けた既知信号と各ブランチでの受信信号の既知
信号部分と相関をとる(ステップ2)。この、ステップ
1とステップ2の処理を、既知信号に掛ける周波数オフ
セット量が、−n*δω+ω0から+n*δω+ω0にな
る(2*n+1)回繰り返す。
ト量を掛けた既知信号と各ブランチでの受信信号の既知
信号部分と相関をとる(ステップ2)。この、ステップ
1とステップ2の処理を、既知信号に掛ける周波数オフ
セット量が、−n*δω+ω0から+n*δω+ω0にな
る(2*n+1)回繰り返す。
【0067】その後、各ブランチ毎に、各(2*n+
1)回の相関演算時に求められたインパルスパワーのう
ち最大値(ブランチ1での最大値をimp1、ブランチ2で
の最大値をimp2、ブランチ3での最大値をimp3、ブラン
チ4での最大値をimp4とする)を検出し(ステップ
3)、その時相関をとった既知信号に掛けていた周波数
オフセット量を、そのブランチにおける推定周波数オフ
セットとする(ブランチ1での推定値をdf1、ブランチ
2での推定値をdf2、ブランチ3での推定値をdf3、ブラ
ンチ4での推定値をdf4とする)(ステップ4)。
1)回の相関演算時に求められたインパルスパワーのう
ち最大値(ブランチ1での最大値をimp1、ブランチ2で
の最大値をimp2、ブランチ3での最大値をimp3、ブラン
チ4での最大値をimp4とする)を検出し(ステップ
3)、その時相関をとった既知信号に掛けていた周波数
オフセット量を、そのブランチにおける推定周波数オフ
セットとする(ブランチ1での推定値をdf1、ブランチ
2での推定値をdf2、ブランチ3での推定値をdf3、ブラ
ンチ4での推定値をdf4とする)(ステップ4)。
【0068】こうして、各ブランチ毎に推定された周波
数オフセット及びその時のインパルスパワーを用いて数
式1の計算を行ない、計算結果を最終推定周波数オフセ
ットとして(ステップ5)、受信信号に対してその推定
周波数オフセットを補償する(ステップ6)。
数オフセット及びその時のインパルスパワーを用いて数
式1の計算を行ない、計算結果を最終推定周波数オフセ
ットとして(ステップ5)、受信信号に対してその推定
周波数オフセットを補償する(ステップ6)。
【0069】次に、ステップ6で補償された受信信号を
復調し(ステップ7)、図7に示すように、その復調信
号を(1、0)に縮退させて、そのarctanを求めること
により、位相回転量を求め(ステップ8)、あるシンボ
ル数間にわたって得られた位相回転量を最小2乗法によ
って位相回転量を推定する近似式を求め(ステップ
9)、逐次求められる位相回転量を用いて最小2乗法に
より求められる近似式を更新し(ステップ10)、得ら
れた近似式から求められる位相回転量の絶対値があるし
きい値以上である場合、誤差が多く含まれていると判断
し、補償をやめ、あるしきい値より小さい場合には、位
相回転量から周波数オフセットを推定し(ステップ1
1)、推定した周波数オフセットを補償する(ステップ
12)。
復調し(ステップ7)、図7に示すように、その復調信
号を(1、0)に縮退させて、そのarctanを求めること
により、位相回転量を求め(ステップ8)、あるシンボ
ル数間にわたって得られた位相回転量を最小2乗法によ
って位相回転量を推定する近似式を求め(ステップ
9)、逐次求められる位相回転量を用いて最小2乗法に
より求められる近似式を更新し(ステップ10)、得ら
れた近似式から求められる位相回転量の絶対値があるし
きい値以上である場合、誤差が多く含まれていると判断
し、補償をやめ、あるしきい値より小さい場合には、位
相回転量から周波数オフセットを推定し(ステップ1
1)、推定した周波数オフセットを補償する(ステップ
12)。
【0070】このように、前記第14の実施の形態によ
れば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度
で粗い精度で周波数オフセットを推定し、前記第8ない
し第12の実施の形態が復調信号の位相回転量を最小2
乗法によって周波数オフセットを推定し、前記第13の
実施の形態ではシングルブランチのためそのブランチで
のインパルスパワーのみでいったん粗い推定精度で周波
数オフセットを推定するのに比べ、前記第14の実施の
形態では考えられる範囲の周波数オフセット全てを対象
にしているため、かなり大きな周波数オフセットに対し
ても推定でき、更に、各ブランチでの推定値にその時の
インパルスパワーを寄与させることで、状態良く受かっ
ているブランチの推定値が大きく寄与することになり精
度良く周波数オフセットが推定でき、更に、逐次あるシ
ンボル毎に各ブランチでのオフセットを補償していくの
で、細かい刻みで精度良く周波数オフセットを補償で
き、周波数オフセットの推定誤差によるビット誤り率の
劣化を殆どさせることなく実現できるという利点を有す
る。
れば、前記第5ないし第7の実施の形態が相関演算一度
で粗い精度で周波数オフセットを推定し、前記第8ない
し第12の実施の形態が復調信号の位相回転量を最小2
乗法によって周波数オフセットを推定し、前記第13の
実施の形態ではシングルブランチのためそのブランチで
のインパルスパワーのみでいったん粗い推定精度で周波
数オフセットを推定するのに比べ、前記第14の実施の
形態では考えられる範囲の周波数オフセット全てを対象
にしているため、かなり大きな周波数オフセットに対し
ても推定でき、更に、各ブランチでの推定値にその時の
インパルスパワーを寄与させることで、状態良く受かっ
ているブランチの推定値が大きく寄与することになり精
度良く周波数オフセットが推定でき、更に、逐次あるシ
ンボル毎に各ブランチでのオフセットを補償していくの
で、細かい刻みで精度良く周波数オフセットを補償で
き、周波数オフセットの推定誤差によるビット誤り率の
劣化を殆どさせることなく実現できるという利点を有す
る。
【0071】
【発明の効果】以上に示した前記実施の形態の説明から
明らかなように本発明は、考えられる範囲の周波数オフ
セット全てを対象にしているため、かなり大きな周波数
オフセットに対しても推定することができ、また、最小
2乗法を用いて位相回転量を求める近似式を逐次更新さ
せながら高精度に周波数オフセットを推定でき、更に各
ブランチでの推定値にその時のインパルスパワーを寄与
させることで、状態良く受かっているブランチの推定値
が大きく寄与するようにして精度良く周波数オフセット
が推定しうるとともに、更に、逐次あるシンボル毎に各
ブランチでのオフセットを補償していくので、高精度に
推定し、補償することで、周波数オフセットの推定誤差
によるビット誤り率の劣化を殆ど招かないデータ受信装
置を実現できるという効果を有する。
明らかなように本発明は、考えられる範囲の周波数オフ
セット全てを対象にしているため、かなり大きな周波数
オフセットに対しても推定することができ、また、最小
2乗法を用いて位相回転量を求める近似式を逐次更新さ
せながら高精度に周波数オフセットを推定でき、更に各
ブランチでの推定値にその時のインパルスパワーを寄与
させることで、状態良く受かっているブランチの推定値
が大きく寄与するようにして精度良く周波数オフセット
が推定しうるとともに、更に、逐次あるシンボル毎に各
ブランチでのオフセットを補償していくので、高精度に
推定し、補償することで、周波数オフセットの推定誤差
によるビット誤り率の劣化を殆ど招かないデータ受信装
置を実現できるという効果を有する。
【図1】本発明データ受信装置における第1の実施の形
態の構成を示すブロック図、
態の構成を示すブロック図、
【図2】本発明データ受信装置における第2の実施の形
態の構成を示すブロック図、
態の構成を示すブロック図、
【図3】本発明データ受信装置における第3の実施の形
態の構成を示すブロック図、
態の構成を示すブロック図、
【図4】本発明データ受信装置における第4の実施の形
態の構成を示すブロック図、
態の構成を示すブロック図、
【図5】本発明の実施の形態で使用されるデータ構成
例、
例、
【図6】従来のデータ受信装置におけるキャリア周波数
オフセット推定手段の構成を示すブロック図、
オフセット推定手段の構成を示すブロック図、
【図7】本発明の実施の形態の説明で使用される動作説
明図、
明図、
【図8】本発明の第5の実施の形態における周波数オフ
セットの推定動作を説明するフローチャート、
セットの推定動作を説明するフローチャート、
【図9】本発明の第6の実施の形態における周波数オフ
セットの推定動作を説明するフローチャート、
セットの推定動作を説明するフローチャート、
【図10】本発明の第7の実施の形態における周波数オ
フセットの推定動作を説明するフローチャート、
フセットの推定動作を説明するフローチャート、
【図11】本発明の第8の実施の形態における周波数オ
フセットの推定動作を説明するフローチャート、
フセットの推定動作を説明するフローチャート、
【図12】本発明の第9の実施の形態における周波数オ
フセットの推定動作を説明するフローチャート、
フセットの推定動作を説明するフローチャート、
【図13】本発明の第10の実施の形態にける周波数オ
フセットの推定動作を説明するフローチャート、
フセットの推定動作を説明するフローチャート、
【図14】本発明の第11の実施の形態における周波数
オフセットの推定動作を説明するフローチャート、
オフセットの推定動作を説明するフローチャート、
【図15】本発明の第12の実施の形態における周波数
オフセットの推定動作を説明するフローチャート、
オフセットの推定動作を説明するフローチャート、
【図16】本発明の第13の実施の形態における周波数
オフセットの推定動作を説明するフローチャート、
オフセットの推定動作を説明するフローチャート、
【図17】本発明の第13の実施の形態における周波数
オフセットの推定動作を説明するフローチャート、
オフセットの推定動作を説明するフローチャート、
【図18】本発明の第14の実施の形態における周波数
オフセットの推定動作を説明するフローチャート、
オフセットの推定動作を説明するフローチャート、
【図19】本発明の第14の実施の形態における周波数
オフセットの推定動作を説明するフローチャート、
オフセットの推定動作を説明するフローチャート、
【図20】従来の周波数オフセットの推定動作を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
1−1−1〜1−1−n、2−1−1〜2−1−n 入
力端子 3−1、4−1−1〜4−1−n 入力端子 1−2−1〜1−2−n、3−3、3−9 位相回転部 4−3−1〜4−3−n、4−10 位相回転部 1−3−1〜1−3−n、3−4 相関演算部 4−4−1〜4−4−n、6−3 相関演算部 1−4、3−5、4−5 周波数オフセット抽出部 1−5、4−6 推定値制御部1(第1の推定値制御
部) 1−6−1〜1−6−n、3−6 オフセット補償部1 4−7−1〜4−7−n オフセット補償部1(第1の
オフセット補償部) 1−7−1〜1−7−n、2−8 出力端子 3−12、4−13、6−7 出力端子 2−2−1〜2−2−n、3−2 オフセット補償部2 4−2−1〜4−2−n オフセット補償部2(第2の
オフセット補償部) 2−3、3−7、4−8 復調部 2−4、3−8、4−9 識別部 2−5 位相回転抽出部 2−6、3−10、4−11 近似式推定部 2−7、3−11、4−12 推定値制御部2(第2の推定
値制御部) 6−2 位相回転部1(第1の位相回転部) 6−4 最大値検出部 6−5 遅延部 6−6 位相回転部2(第2の位相回転部)
力端子 3−1、4−1−1〜4−1−n 入力端子 1−2−1〜1−2−n、3−3、3−9 位相回転部 4−3−1〜4−3−n、4−10 位相回転部 1−3−1〜1−3−n、3−4 相関演算部 4−4−1〜4−4−n、6−3 相関演算部 1−4、3−5、4−5 周波数オフセット抽出部 1−5、4−6 推定値制御部1(第1の推定値制御
部) 1−6−1〜1−6−n、3−6 オフセット補償部1 4−7−1〜4−7−n オフセット補償部1(第1の
オフセット補償部) 1−7−1〜1−7−n、2−8 出力端子 3−12、4−13、6−7 出力端子 2−2−1〜2−2−n、3−2 オフセット補償部2 4−2−1〜4−2−n オフセット補償部2(第2の
オフセット補償部) 2−3、3−7、4−8 復調部 2−4、3−8、4−9 識別部 2−5 位相回転抽出部 2−6、3−10、4−11 近似式推定部 2−7、3−11、4−12 推定値制御部2(第2の推定
値制御部) 6−2 位相回転部1(第1の位相回転部) 6−4 最大値検出部 6−5 遅延部 6−6 位相回転部2(第2の位相回転部)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平8−223240(JP,A)
特開 平7−297870(JP,A)
特開 平7−66842(JP,A)
特開 平7−183925(JP,A)
特開 平7−115445(JP,A)
特開 平6−97972(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04L 27/22
Claims (14)
- 【請求項1】 複数ブランチを有するデータ受信装置に
おいて、考えられる範囲の周波数オフセットにある間隔
で刻んで得られる周波数オフセット量を既知信号に掛け
る位相回転部と、前記位相回転部により回転の掛かった
既知信号と受信信号の相関をとる相関演算部と、前記相
関演算部によって求められたインパルスパワーのうち最
大のインパルスパワーを求め、前記最大のインパルスパ
ワーが得られた時に既知信号に掛けた周波数オフセット
量をその時の各ブランチにおける推定周波数オフセット
とする周波数オフセット抽出部と、各ブランチにおける
前記推定周波数オフセットとインパルスパワーを用い
て、最終的にその受信装置における周波数オフセットを
求める推定値制御部と、最終的に推定された周波数オフ
セットを補償するオフセット補償部と、を備えることを
特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項2】 受信信号を復調する復調部と、復調信号
を識別する識別部と、復調信号と識別された信号との誤
差から位相回転量を抽出する位相回転抽出部と、あるシ
ンボル数間にわたり求められた前記位相回転量を最小2
乗法により高精度に位相回転量を推定する近似式を求
め、更に、逐次求められる位相回転量を用いて前記近似
式を更新する近似式推定部と、前記近似式より推定され
た位相回転量の推定精度を上げるための推定値制御部
と、最終的に推定された位相回転量から周波数オフセッ
トを推定して補償するオフセット補償部と、を備えるこ
とを特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項3】 シングルブランチを有するデータ受信装
置において、考えられる範囲の周波数オフセットにある
間隔で刻んで得られる周波数オフセット量を既知信号に
掛ける位相回転部と、前記位相回転部により回転の掛か
った既知信号と受信信号の相関をとる相関演算部と、前
記相関演算部によって求められたインパルスパワーのう
ち最大のインパルスパワーを求め、前記最大のインパル
スパワーが得られた時に既知信号に掛けた周波数オフセ
ット量をその時の推定周波数オフセットとする周波数オ
フセット抽出部と、推定された周波数オフセットを補償
する第1のオフセット補償部と、前記推定周波数オフセ
ットが補償された受信信号を復調する復調部と、復調信
号を識別する識別部と、復調信号と識別された信号との
誤差から位相回転量を抽出する位相回転抽出部と、ある
シンボル数間にわたり求められた前記位相回転量を最小
2乗法により高精度に位相回転量を推定する近似式を求
め、更に、逐次求められる位相回転量を用いて近似式を
更新する近似式推定部と、前記近似式により位相回転量
の推定精度を更に上げるための第2の推定値制御部と、
推定された前記位相回転量から周波数オフセットを推定
して補償する第2のオフセット補償部と、を備えること
を特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項4】 複数ブランチを有するデータ受信装置に
おいて、考えられる範囲の周波数オフセットにある間隔
で刻んで得られる周波数オフセット量を既知信号に掛け
る位相回転部と、前記位相回転部により回転の掛かった
既知信号と受信信号の相関をとる相関演算部と、前記相
関演算部によって求められたインパルスパワーのうち最
大のインパルスパワーを求め、前記最大のインパルスパ
ワーが得られた時に既知信号に掛けた周波数オフセット
量をその時の各ブランチにおける推定周波数オフセット
とする周波数オフセット抽出部と、各ブランチにおける
前記推定周波数オフセットとインパルスパワーを用い
て、そのデータ受信装置における周波数オフセットを求
める第1の推定値制御部と、推定された周波数オフセッ
トを補償する第1のオフセット補償部と、前記推定周波
数オフセットが補償された受信信号を復調する復調部
と、復調信号を識別する識別部と、復調信号と識別され
た信号との誤差から位相回転量を抽出する位相回転抽出
部と、あるシンボル数間にわたり求められた前記位相回
転量を最小2乗法により高精度に位相回転量を推定する
近似式を求め、更に、逐次求められる位相回転量を用い
て近似式を更新する近似式推定部と、前記近似式により
位相回転量の推定精度を更に上げるための第2の推定値
制御部と、推定された前記位相回転量から周波数オフセ
ットを推定して補償する第2のオフセット補償部と、を
備えることを特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項5】 複数ブランチを有するデータ受信装置に
おいて、考えられる範囲の周波数オフセット量を既知信
号に掛ける手段と、周波数オフセット量が掛けられた既
知信号と受信信号の相関を求める手段と、前記相関を求
める手段によって求められたインパルスパワーのうち最
大のインパルスパワーを求める手段と、前記最大のイン
パルスパワーを求める手段によって最大のインパルスパ
ワーが得られた時に既知信号に掛けた周波数オフセット
量をその時の推定周波数オフセットとする手段と、各ブ
ランチにおいて求められた前記推定周波数オフセットを
平均化することで、その値を、最終的にそのデータ受信
装置における周波数オフセットとする手段と、その周波
数オフセットを補償する手段と、を備えることを特徴と
するデータ受信装置。 - 【請求項6】 複数ブランチを有する受信装置におい
て、考えられる範囲の周波数オフセット量を既知信号に
掛ける手段と、周波数オフセット量が掛けられた既知信
号と受信信号の相関を求める手段と、前記相関を求める
手段によって求められたインパルスパワーのうち最大の
インパルスパワーを求める手段と、前記最大のインパル
スパワーを求める手段によって最大のインパルスパワー
が得られた時の既知信号に掛けた周波数オフセット量を
その時の推定周波数オフセットとする手段と、各ブラン
チにおいて求められた前記推定周波数オフセットの分散
を求める手段と、前記分散を求める手段によって求めら
れた分散があるしきい値以上である場合にはそのデータ
受信装置における周波数オフセットを0と推定し、ある
しきい値未満である場合には各ブランチにおいて求めら
れた前記推定周波数オフセットを平均化した値をそのデ
ータ受信装置における周波数オフセットとする手段と、
その周波数オフセットを補償する手段と、を備えること
を特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項7】 複数ブランチを有する受信装置におい
て、考えられる範囲の周波数オフセット量を既知信号に
掛ける手段と、周波数オフセット量が掛けられた既知信
号と受信信号の相関を求める手段と、前記相関を求める
手段によって求められたインパルスパワーのうち最大の
インパルスパワーを求める手段と、前記最大のインパル
スパワーを求める手段によって最大のインパルスパワー
が得られた時の既知信号に掛けた周波数オフセット量を
その時の推定周波数オフセット量とする手段と、各ブラ
ンチにおいて求められた前記推定周波数オフセット量
に、各ブランチのインパルスパワーを全ブランチのイン
パルスパワーの和で割ったもの、を掛けて足し合わせて
求められる値をそのデータ受信装置における周波数オフ
セットと推定する手段と、その周波数オフセットを補償
する手段と、を備えることを特徴とするデータ受信装
置。 - 【請求項8】 受信信号を復調する手段と、復調信号を
識別する識別手段と、復調信号と識別した信号との誤差
から位相回転量を求める手段と、あるシンボル数間にわ
たり求められた前記位相回転量を最小2乗法により高精
度に位相回転量を推定する近似式を求める手段と、更
に、逐次求められる位相回転量を用いて最小2乗法によ
り求められる近似式を更新する手段と、推定された前記
位相回転量から周波数オフセット量を推定する手段と、
を備えることを特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項9】 受信信号を復調する手段と、復調信号を
識別する識別手段と、復調信号と識別された信号との誤
差から位相回転量を求める手段と、あるシンボル数間に
わたり求められた前記位相回転量を最小2乗法により高
精度に位相回転量を推定する近似式を求める手段と、更
に、逐次求められる位相回転量を用いて最小2乗法によ
り求められる近似式を更新する手段と、推定された前記
位相回転量の絶対値があるしきい値以上である場合に補
償をやめ、あるしきい値未満である場合には推定された
前記位相回転量から周波数オフセット量を推定する手段
と、その周波数オフセット量を補償する手段と、を備え
ることを特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項10】 受信信号を復調する手段と、復調信号
を識別する識別手段と、復調信号と識別された信号との
誤差から位相回転量を求める手段と、あるシンボル数間
にわたり求められた前記位相回転量を最小2乗法により
位相回転量を推定する近似式を求める手段と、更に、逐
次求められる位相回転量を用いて最小2乗法により求め
られる近似式を更新する手段と、推定された前記位相回
転量の絶対値がある値以上である場合に前回用いた周波
数オフセット量を今回補償する周波数オフセット量と
し、ある値未満である場合には今回推定された前記位相
回転量から周波数オフセット量を推定する手段と、を備
えることを特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項11】 複数ブランチを有する受信装置におい
て、受信信号レベルを測定する手段と、受信信号を復調
する手段と、復調信号を識別する識別手段と、復調信号
と識別された信号との誤差から位相回転量を求める手段
と、あるシンボル数間にわたり求められた前記位相回転
量を最小2乗法により高精度に位相回転量を推定する近
似式を求める手段と、更に、逐次求められる位相回転量
を用いて最小2乗法により求められる近似式を更新する
手段と、その時の受信信号レベルが各ブランチで共にあ
る値未満である場合には補償をやめ、各ブランチのうち
いずれか1つでもある値以上である場合には推定された
前記位相回転量から周波数オフセット量を推定する手段
と、を備えることを特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項12】 複数ブランチを有する受信装置におい
て、受信信号を復調する手段と、復調信号を識別する識
別手段と、復調信号と識別された信号との誤差から位相
回転量を求める手段と、あるシンボル数間にわたり求め
られた前記位相回転量を最小2乗法により高精度に位相
回転量を推定する近似式を求める手段と、更に、逐次求
められる位相回転量を用いて最小2乗法により求められ
る近似式を更新する手段と、その時の受信信号レベルが
各ブランチで共にある値未満である場合には前回用いた
周波数オフセット量を今回補償する周波数オフセット量
とし、各ブランチのうちいずれか1つでもある値以上で
ある場合には今回推定された前記位相回転量から周波数
オフセット量を推定する手段と、を備えることを特徴と
するデータ受信装置。 - 【請求項13】 シングルブランチを有する受信装置に
おいて、まず、考えられる範囲の周波数オフセット量を
既知信号に掛ける手段と、周波数オフセット量が掛けら
れた既知信号と受信信号の相関を求める手段と、前記相
関を求める手段によって求められたインパルスパワーの
うち最大のインパルスパワーを求める手段と、前記最大
のインパルスパワーを求める手段によって最大のインパ
ルスパワーが得られた時に既知信号に掛けた周波数オフ
セット量をその時の推定周波数オフセットとする手段
と、その周波数オフセットを補償する手段と、周波数オ
フセットが補償された受信信号を復調する手段と、復調
信号を識別する識別手段と、復調信号と識別された信号
との誤差から位相回転量を求める手段と、あるシンボル
数間にわたり求められた前記位相回転量を最小2乗法に
よって位相回転量を推定する近似式を求める手段と、更
に、逐次求められる位相回転量を用いて最小2乗法によ
り求められる近似式を更新する手段と、推定された前記
位相回転量の絶対値がある値以上である場合に補償をや
め、ある値未満である場合には推定された位相回転量か
ら周波数オフセット量を推定する手段と、その周波数オ
フセット量を補償する手段と、を備えることを特徴とす
るデータ受信装置。 - 【請求項14】 複数ブランチを有する受信装置におい
て、まず、考えられる範囲の周波数オフセット量を既知
信号に掛ける手段と、周波数オフセット量が掛けられた
既知信号と受信信号の相関を求める手段と、前記相関を
求める手段によって求められたインパルスパワーのうち
最大のインパルスパワーを求める手段と、前記最大のイ
ンパルスパワーを求める手段によって最大のインパルス
パワーが得られた時に既知信号に掛けた周波数オフセッ
ト量をその時の推定周波数オフセット量とする手段と、
各ブランチにおいて求められた前記推定周波数オフセッ
ト量に、各ブランチのインパルスパワーを全ブランチの
インパルスパワーの和で割ったもの、を掛けて足し合わ
せて求められる値をそのデータ受信装置における周波数
オフセットと推定する手段と、その周波数オフセットを
補償する手段と、周波数オフセットが補償された受信信
号を復調する手段と、復調信号を識別する識別手段と、
復調信号と識別された信号との誤差から位相回転量を求
める手段と、あるシンボル数間にわたり求められた前記
位相回転量を最小2乗法によって位相回転量を推定する
近似式を求める手段と、更に、逐次求められる位相回転
量を用いて最小2乗法により求められる近似式を更新す
る手段と、推定された前記位相回転量の絶対値がある値
以上である場合に補償をやめ、ある値未満である場合に
は推定された位相回転量から周波数オフセット量を推定
する手段と、その周波数オフセット量を補償する手段
と、を備えることを特徴とするデータ受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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