JP3378192B2 - 光コネクタのプラグおよび光コネクタ - Google Patents
光コネクタのプラグおよび光コネクタInfo
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Description
ブルの端部側に設けられる光コネクタのプラグと、この
光コネクタのプラグ(以下、単に「プラグ」とも呼
ぶ。)及びこれと係合する光コネクタのソケット(以
下、単に「ソケット」とも呼ぶ。)からなる光コネクタ
とに関する。
ァイバーケーブルは、その光ファイバーケーブルの端面
がプラグの先端面となっているため、その端面が傷付か
ないように、例えば、実開平2−21605号公報にて
開示されているような保護キャップが嵌め込まれて持ち
運ばれていた。
ネクタのプラグにおいては、保護キャップを取り付けた
り、取り外したりと面倒な作業が必要であった。また、
保護キャップを無くしてしまうという心配もあり、実際
に無くしてしまい、別の保護キャップが準備できないと
きは光ファイバーケーブルの端面を傷付けてしまうおそ
れがあった。更に、保護キャップを付け忘れるおそれも
あり、その際にも光ファイバーケーブルの端面を傷付け
てしまうおそれがあった。
係合させた際に、光伝達効率(信号伝達効率)を向上さ
せるため、および軽度の外圧が光コネクタのプラグに加
わっただけではソケットとの信号伝達が途切れないよう
にするために、ソケット内の光素子(発光素子または受
光素子)の前面と光ファイバーケーブルの端面との間の
距離寸法が小さく設定されている。そのため、光コネク
タのプラグをソケットに取り付けする際の圧入の仕方が
適切でなかったり、取り付け後の回りからの外圧によっ
て、または使用温度変化による光ファイバーケーブル等
の伸縮等によって、光ファイバーケーブルの端面側と光
素子の前面側とが接触してしまうおそれがあった。
を使用した光コネクタのプラグの場合にあっては、その
際のソケット側の光素子は、レンズ付きタイプであって
も、レンズ無しタイプであっても樹脂モールド製であ
る。一方、プラグの先端側であるプラスチック光ファイ
バーケーブルの端面側には、このプラスチック光ファイ
バーケーブルよりも頑丈な材料で形成されているフェル
ール(筒)が、プラスチック光ファイバーケーブルの端
部側一定領域から光ファイバーケーブルの被覆を取り去
った後の外周をその端面に至るまで覆っているのが通常
である。そのため、光素子の前面側にフェルールが接触
すると傷が容易に出来てしまう。このような傷は、光伝
達効率(信号伝達効率)を適正に確保する上では、避け
る必要がある。
ブルの端面の保護機能を有した光コネクタのプラグ、及
び、この光コネクタのプラグと、これと係合する光コネ
クタのソケットとからなる光コネクタを提供することに
ある。
に、本発明に係る光コネクタのプラグは、光ファイバー
ケーブルの端部側に設けられて、光コネクタのソケット
と係合する光コネクタのプラグであって、前記端部側に
固定されたハウジング部と、このハウジング部内から光
ファイバーケーブルに沿って摺動可能に突設され、前記
ソケットの挿入穴部と着脱可能に係合するフェルール
と、このフェルールをその先端側方向に付勢する弾性体
部とを備えており、前記光ファイバーケーブルは、その
端部側に前記フェルールの光ファイバーケーブル沿い寸
法よりも長い寸法のフェルールとの摺接部を有し、前記
フェルールがソケットと所定の係合状態でなく、且つこ
のフェルールがその基端側方向の所定以上の外圧を受け
ていない状態において、前記光ファイバーケーブルの端
面は、このフェルールが前記弾性体部によって付勢され
ることにより、このフェルールの先端面よりもフェルー
ル内部側に格納されており、前記フェルールがソケット
と所定の係合状態となっているか、またはこのフェルー
ルがその基端側方向の所定以上の外圧を受けている状態
において、前記光ファイバーケーブルの端面は、このフ
ェルールの先端面よりも所定の寸法だけ突出可能となっ
ていることを特徴とする。
の場合には、プラグを使用しない状態〔具体的には、プ
ラグのフェルールをソケットと所定の係合状態としない
状態〕且つプラグのフェルールがその基端側方向の所定
以上の外圧を受けていない状態では、フェルールが弾性
体部によって付勢されることにより、光ファイバーケー
ブルの端面がフェルールの先端面よりもフェルール内部
側に格納されている。
イバーケーブルを搬送する際において、フェルールが弾
性体部によって付勢される力以上の外圧をフェルールの
基端側方向に受けない限り、光ファイバーケーブルの端
面が露出しないので、前記端面が外部の物と接触困難な
状態とすることができる。したがって、本発明に係る光
コネクタのプラグの場合には、前記外圧との関係で、弾
性体部によって付勢される力を適切に設定すると、搬送
する際に保護キャップなしでも、基本的に前記端面に傷
を付けるおそれをなしとできる。
係合状態としている際、つまりプラグをソケットの挿入
穴部に係合させている際に、光ファイバーケーブルの端
面が、このフェルールの先端面よりも所定の寸法だけ突
出(露出)するようにできる。そのため、所定の係合状
態において、光ファイバーケーブルの端面が、ソケット
側の光素子の前面までの微小な所定寸法手前に配置され
るようにできる。それと共に、フェルールの先端面より
も光ファイバーケーブルの端面が、ソケット側の光素子
の前面側に迫り出すので、前記端面の背後側に位置され
ることとなるフェルールによってソケット側の光素子の
前面側が傷付けられるおそれがなくなる。
よってソケット側の光素子の前面側が傷付けられるおそ
れがないため、従来よりも微小とすることが可能であ
る。また、傷付けられないことも考え合わせると、光伝
達効率(信号伝達効率)を従来よりも向上させることが
できる。
ーブルの端面を清掃しておきたいときには、フェルール
がその基端側方向の所定以上の外圧を受けている状態を
作り出せば、前記端面を露出させることができるので清
掃可能となる。
プラグと係合する光コネクタのソケットは、例えば、前
記光コネクタのプラグのフェルールの先端側が挿入され
る挿入穴部と、この挿入穴部と連通するように挿入穴部
の奥側に設けられている素子固定部部屋に固定した光素
子とを備えており、挿入穴部の奥側部分には、フェルー
ルの先端側と当接する奥側テーパ面が設けられており、
光素子の前面より手前でフェルールの侵入が阻止される
ように構成されている。
ることによって、前記本発明に係る光コネクタのプラグ
は、上述のように光コネクタのソケットと係合した際の
特徴を発揮するようになっている。
イバーケーブルの端部側に設けられて、光コネクタのソ
ケットと係合する光コネクタのプラグであって、前記端
部側に固定されたハウジング部と、このハウジング部内
から突設され、前記ソケットの挿入穴部の手前側部分で
着脱可能に係合する外側フェルールと、この外側フェル
ールの内部に配置され、ハウジング部から光ファイバー
ケーブルの端部側を固持するように突設され、前記ソケ
ットの挿入穴部の奥側部分と着脱可能に係合し、且つ外
側フェルールを摺動可能とする内側フェルールと、外側
フェルールをその先端側方向に付勢する弾性体部とを備
えており、前記内側フェルールは、その内側フェルール
の先端面と、光ファイバーケーブルの端面とが略同位置
となるように形成され、且つ内側フェルールの光ファイ
バーケーブル沿い寸法が、外側フェルールの光ファイバ
ーケーブル沿い寸法よりも長く形成されており、前記外
側フェルールがソケットと所定の係合状態でなく、且つ
この外側フェルールがその基端側方向の所定以上の外圧
を受けていない状態において、前記光ファイバーケーブ
ルの端面は、この外側フェルールが前記弾性体部によっ
て付勢されることにより、この外側フェルールの先端面
よりも外側フェルール内部側に格納されており、前記外
側フェルールがソケットと所定の係合状態となっている
か、またはこの外側フェルールがその基端側方向の所定
以上の外圧を受けている状態において、前記光ファイバ
ーケーブルの端面は、この外側フェルールの先端面より
も所定の寸法だけ突出可能となっているとしてもよい。
合には、光ファイバーケーブルの端部側の部分が内側フ
ェルール(頑丈な材料で形成されていなくても、光ファ
イバーケーブルの端部側部分を補強する程度の材料で形
成されていればよい。)によって固持されるとともに、
この内側フェルールの外周側面を摺動する外側フェルー
ル(通常、頑丈な材料で形成されている。)を有してい
る。
は、プラグの外側フェルールをソケットと所定の係合状
態としない状態〕且つ外側フェルールがその基端側方向
の所定以上の外圧を受けていない状態では、外側フェル
ールが弾性体部によって付勢されることにより、光ファ
イバーケーブルの端面が外側フェルールの先端面よりも
外側フェルール内部側に格納されている。
イバーケーブルを搬送する際において、外側フェルール
が弾性体部によって付勢される力以上の外圧を外側フェ
ルールの基端側方向に受けない限り、光ファイバーケー
ブルの端面が露出しないので、前記端面が外部の物と接
触困難な状態とすることができる。したがって、本発明
に係る光コネクタのプラグの場合には、前記外圧との関
係で、弾性体部によって付勢される力を適切に設定する
と、搬送する際に保護キャップなしでも、基本的に前記
端面に傷を付けるおそれをなしとできる。
定の係合状態としている際、つまりプラグをソケットの
挿入穴部に係合させている際に、光ファイバーケーブル
の端面が、この外側フェルールの先端面よりも所定の寸
法だけ突出(露出)するようにできる。そのため、所定
の係合状態において、光ファイバーケーブルの端面が、
内側フェルールに保持されつつ外側フェルール内を摺動
して導かれ、より安定した状態で、ソケット側の光素子
の前面までの微小な所定寸法手前に配置されるようにで
きる。
ファイバーケーブルの端面(およびこの端面の周囲に位
置する内側フェルールの先端面)が、ソケット側の光素
子の前面側に迫り出すので、前記端面の背後側に位置さ
れることとなる外側フェルール(通常、頑丈な材料で形
成されている。)によってソケット側の光素子の前面側
が傷付けられるおそれがなくなる。また、内側フェルー
ルも挿入穴部の奥側部分によってその進行を停止(阻
止)されるので、光素子の前面側が傷付けられるおそれ
がなくなる。万一、内側フェルールが圧入されて、光素
子の前面側と接触することがあったとしても、内側フェ
ルールの材料を光ファイバーケーブル(例えばプラスチ
ック製)の材料と同程度の硬さのものとすることも可能
で、その際には、内側フェルールによって、光素子の前
面側が傷付けられにくくできる。
ーブルの端面を清掃しておきたいときには、外側フェル
ールがその基端側方向の所定以上の外圧を受けている状
態を作り出せば、前記端面を露出させることができるの
で清掃可能となる。
グに係合させる光コネクタのソケットは、例えば、前記
光コネクタのプラグの内側フェルールと外側フェルール
との先端側が挿入される挿入穴部と、この挿入穴部と連
通するように挿入穴部の奥側に設けられている素子固定
部屋部に固定した光素子とを備えており、挿入穴部の奥
側部分には、内側フェルールの先端側と当接する奥側テ
ーパ面が設けられており、その手前側部分には外側フェ
ルールの先端側と当接する手前側テーパ面が設けられて
おり、前記光素子の前面よりも所定の微小距離手前で内
側フェルールの挿入が奥側テーパ面によって阻止され、
外側フェルールの挿入が手前側テーパ面によって阻止さ
れるとすればよい。
ることによって、前記本発明に係る光コネクタのプラグ
は、上述のように、光コネクタのソケットと係合した際
の特徴を発揮するようになっている。
ラグとソケットとからなる本発明に係る光コネクタは、
相互の抜けを防止するための抜け止め防止機構が備えら
れているとすると好ましい。この抜け止め防止機構によ
って、例えば、前述のような傷も更に付きにくくできる
とともに、光コネクタにおけるプラグとソケットとの間
の信号伝達を更に適正なものとできる。
に係る光コネクタを図1を参照しつつ説明する。図1は
本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタの側面視概
略的断面図で、同図(A)は光コネクタのプラグがソケ
ットと係合しはじめた状態を示す図、同図(B)は光コ
ネクタのプラグがソケットと係合完了した状態を示す図
である。
タは、光ファイバーケーブル100の端部側に設けられ
るプラグ200と、このプラグ200と係合するソケッ
ト800とからなる光コネクタであって、前記プラグ2
00は、前記端部側に固定された略箱状のハウジング部
210と、このハウジング部210内から光ファイバー
ケーブル100に沿って摺動可能に突設され、前記ソケ
ット800の挿入穴部810と着脱可能に係合する略筒
状のフェルール220と、このフェルール220をその
先端側方向に付勢する弾性体部280とを備えている。
ック製のコアとクラッドとからなる軸芯部110と、こ
の軸芯部110を覆う被覆部120とを有している。光
ファイバーケーブル100の端部側においては、軸芯部
110の端部側周囲でフェルール220を摺接可能とし
た部分として、軸芯部110の摺接部110bが設けら
れている。この摺接部110bを形成するために、被覆
部120が所定の長さ寸法だけ光ファイバーケーブル1
00の端部側から取り去られ、軸芯部110を露出させ
ている。
部110の前記所定の長さ寸法は、フェルール220の
光ファイバーケーブル100沿い寸法よりもやや長い寸
法である。詳しくは、プラグ200とソケット800と
が所定の係合状態となった際に、軸芯部110の先端面
110aが、後述のソケット800の挿入穴部810の
奥側に配置されている光素子850の前面850aの所
定の微小距離手前となるように設定されている。この状
態での被覆部120の先端面120aは、後述のフェル
ール220の中心側基端面220fと当接可能となって
いる。
側に、後述のフェルール220の穴部テーパ面220j
に当接可能な形状に周囲方向に拡張形成された拡張形状
部110a1 を有している。この拡張形状部110a1
は、後述するように、軸芯部110の端面たる先端面1
10aを、組み立て段階において鏡面状の平坦面仕上げ
する際に形成されるものである。
きさは、後述のフェルール220の穴部220hよりは
小さく、且つ、後述する組み立て段階においてフェルー
ル220が、軸芯部110の摺接部110bから抜け落
ちるのを防止できる程度の寸法である。
大きさは、あまり大きすぎない方が好ましい。なぜなら
ば、この先端面110aの周囲方向の大きさが大きくな
るにつれて、必然的に拡張形状部110a1 の厚み方向
の寸法も大きくなり、このような状況において、光素子
850と光ファイバーケーブル100との光伝達効率を
考えると、光素子850〔この場合には、発光素子であ
る。〕から光ファイバーケーブル100への光伝達効率
がやや増加する一方で、この光ファイバーケーブル10
0の他端側での光伝達効率、つまり、光ファイバーケー
ブル100から光素子850〔この場合には、受光素子
である。〕への光伝達効率の低下が、前記増加を上回る
ようになるためである。
レンズ付きのものであるときには、先端面110aの周
囲方向の大きさがある程度大きいと、光素子850のレ
ンズ850bと万一にも接触しにくいようにも機能させ
ることも可能である。したがって、先端面110aの周
囲方向の大きさは、上述した効果の相対的な比較におい
て決定される。
樹脂製(例えばガラス繊維で強度アップされたもの)で
あって、略円筒状のフェルール本体部220Aと、この
フェルール本体部220Aの基端側を角型鍔状に延設し
た鍔部220Bとを有している。フェルール220は、
その中心に軸芯部110の摺接部110bが摺接可能な
透孔220dが設けられている。この透孔220dの端
部であって、フェルール220の先端面220a側部分
には、透孔220dよりも大きい円筒状の穴部220h
が開口されている。この穴部220hの底部には、透孔
220dの周縁部に穴部テーパ面220jが形成されて
いる。
0A)の先端側周囲には、後述のソケット800の挿入
穴部810の奥側テーパ面810bと当接する先端側テ
ーパ面220cが形成されている。フェルール本体部2
20Aは、その先端側の外周面220bが、ソケット8
00の挿入穴部810の内面と摺接可能に形成されてい
る。フェルール220(鍔部220B)の中心軸側基端
面220fは、その中心側に光ファイバーケーブル10
0の被覆部120の先端面120aが当接可能となって
おり、更に、この中心軸側基端面220fの周囲側に
は、弾性体部280の一端側が固定されるようになって
いる。
が、その前面であって、ソケット800との当接面21
0aには、フェルール220のフェルール本体部220
Aが突出可能となった透孔210bが開口されている。
この透孔210bの大きさは、フェルール本体部220
Aがこの透孔210bの内周面に摺接するように設定さ
れている。
バーケーブル100を固定保持するために内部側に突設
された壁部210cが延設されている。この壁部210
cには、光ファイバーケーブル100の固定保持用の透
孔210dが、光ファイバーケーブル100の被覆部1
20部分を圧接可能な大きさに開口されている。
によって仕切られて形成されたハウジング部210内の
空間である部屋部210eは、フェルール220の鍔部
220Bが摺動可能に保持されるように形成されてい
る。
る。即ち、弾性体部280の自由長は、部屋部210e
の光ファイバーケーブル100沿い方向寸法と同じか、
または長めとなっている。
ラグ200と係合する側に設けた、フェルール220の
フェルール本体部220Aの先端側を着脱可能に保持す
るための挿入穴部810と、この挿入穴部810と連通
するように挿入穴部810の奥側に設けられている素子
固定部屋部820に固定した光素子850とを有してい
る。
0Aの先端側の形状に略沿って形成されている。挿入穴
部810の奥側部分には、フェルール本体部220Aの
先端側テーパ面220cを当接させるための奥側テーパ
面810bが設けられている。したがって、フェルール
本体部220A(フェルール220)の先端面220a
は、挿入穴部810と連通している素子固定部屋部82
0と挿入穴部810との境界となる開口部分まで挿入さ
れうるようになっている。
ール本体部220Aの挿入を容易とするための手前側テ
ーパ面810aが設けられている。ソケット800の端
面であって、プラグ200と係合する側の端面は、ソケ
ット800の先端面800aであり、プラグ200のハ
ウジング部210の当接面210aと当接可能となって
いる。
である。この光素子850の前面側には、レンズ850
bが設けられている。このレンズ850bに傷が付きに
くいように、レンズ850bの周囲側には、土手状の肉
厚部850cが設けられている。この肉厚部850cの
先端面が、光素子850の前面850aとなっている。
端部が突出しないように、レンズ850bの先端部の位
置よりも前面側となる位置に形成されており、また、土
手状の肉厚部850cが、レンズ850b側から見て上
り坂となる傾斜面を有するように形成されている。一
方、光素子850のレンズ850bと万一にも接触しに
くいように拡張形成された軸芯部110の拡張形状部1
10a1 の先端面110aの大きさは、この土手状の肉
厚部850cによって囲まれて形成された穴部(この穴
部内にレンズ850bが設けられている。)の開口サイ
ズと同程度に形成されている。
が、何らかの要因で通常よりも光素子850側に近づく
ような状態が起きても、軸芯部110の先端面110a
は、肉厚部850cの前面850aと当接するか、また
は土手状の肉厚部850cの上り坂となった前記傾斜面
の上部側と当接するので、レンズ850bの先端部分ま
では到達しないようにできる。
aの大きさが、前記開口サイズと同程度に形成されなく
てもよい。上述したように、先端面110aの大きさ
が、他の効果との兼ね合いで設定されるため、および、
プラスチック光ファイバーであれば軸芯部110の先端
面110aとレンズ850bの先端部分側とが万一接触
したとしても、相互の硬度差が小さいため、殆ど傷付か
ないためである。
のプラグ200の組み立て方法と、プラグ200をソケ
ット800に挿入した状態等について、前記図1を参照
しつつ説明する。尚、光ファイバーケーブル100の一
端側におけるプラグ200の組み立て方法等を代表とし
て以下に説明する。ただし、光ファイバーケーブル10
0には、一般的にその両端側にプラグ200が設けられ
ているが、その他端側におけるプラグ200の組み立て
方法等は、以下と同様に行われるのでその説明は省略す
る。
いないが、例えば相互に固定可能となった右半分部分と
左半分部分との2つの部分からなる。この右半分部分と
左半分部分との間に、光ファイバーケーブル100等を
セットするのである。
側において、所定の摺接部110bを形成する。ただ
し、この際、光ファイバーケーブル100の端部の切断
面が、加工時に凸凹を有してしまうので、後述の鏡面加
工(この鏡面加工時に拡張形状部110a1 が形成され
る。)するために、軸芯部110の露出長さ寸法を、摺
接部110bの所定の長さ寸法よりも若干長くする。し
たがって、この際には、拡張形状部110a1 が、未だ
形成されていないので、先端面110aも軸芯部110
の通常の部分の太さとなっている。
摺接部110bが設けられた光ファイバーケーブル10
0を挿入する。更に、光ファイバーケーブル100の摺
接部110bに対して、フェルール220を挿入する。
を、専用の治具を使用して形成する。この専用の治具
は、図1(A)の状態と同等状態にフェルール220と
光ファイバーケーブル100とを保持可能となっている
ものである。尚、図1(A)の状態とは、ハウジング部
210内において所定の位置に固定されている所定の光
ファイバーケーブル100に対して、フェルール220
が、光ファイバーケーブル100の軸芯部110の摺接
部110bに挿入され、且つ、フェルール220の先端
側方向に弾性体部280によって最も付勢されて、鍔部
220Bの先端側面が部屋部210eの端部に当接して
いる状態である。
220と光ファイバーケーブル100とに対して作り出
せる専用の治具に、前述の拡張形状部110a1 が未だ
形成されていない光ファイバーケーブル100をセット
する。
ル220の穴部220h側に軸芯部110がやや露出す
る。この露出した軸芯部110に対して、穴部220h
よりもその先端面が小さく且つ表面に鏡面を有した金属
体を加熱しつつ押し当てる。これによって、拡張形状部
110a1 が形成されるとともに、この拡張形状部11
0a1 の先端面110aも鏡面状平坦仕上げされる。
性体部280の一端側を固定する。尚、このように、弾
性体部280は、通常固定される。なぜならば、かかる
固定がされていないと、フェルール220の基端側の面
と被覆部120の先端面120aとの間に、弾性体部2
80の一部が嵌まり込むおそれがあり、もし、このよう
な嵌まり込みが発生すると、先端面110aが所定の位
置よりも引っ込むこととなり、光素子850の前面85
0aの所定の微小距離手前に先端面110aを配置させ
ることができなくなるからである。よって、このような
おそれがない場合には、フェルール220の基端側に、
弾性体部280の一端側を固定する必要はない。
0の摺接部110bに対して、フェルール220が挿入
され、拡張形状部110a1 が形成されたものを、弾性
体部280を圧縮しつつ、前述の図1(A)の状態とな
るように、ハウジング部210の右半分部分または左半
分部分の一方側の部屋部210eにセットする。この
際、光ファイバーケーブル100の所定の位置を透孔2
10dに圧入固定する。この透孔210dに圧入固定さ
れた光ファイバーケーブル100の部分は、必要に応じ
て接着剤でも固定される。
対して、その他方側を固定すると、プラグ200は組み
立て完了となる。
0の形状が、上述のようにプラグ200のフェルール2
20の先端側に適応させている他は、一般的な構成であ
るため、その組み立てについては説明を省略する。
を、ソケット800の挿入穴部810に挿入していく
と、図1(A)および同図(B)に示されるように、フ
ェルール220の外周面220bと挿入穴部810の内
面との接触圧で、フェルール220がその基端側方向に
押し戻される力(運動摩擦力)を受ける。この押し戻し
の力に対して、フェルール220は、弾性体部280の
付勢力と、フェルール220の中心軸側基端面220f
が光ファイバーケーブル100の被覆部120の先端面
120aと当接して受ける反作用とを受ける。
フェルール220は、挿入穴部810の奥側に進入する
が、フェルール220の先端側テーパ面220cと挿入
穴部810の奥側テーパ面810bとが当接すると、そ
の進行は停止する(阻止される)。この際の弾性体部2
80の付勢力(以下、「係合時付勢力」と呼ぶ。)と、
フェルール220の外周面220bと挿入穴部810の
内面との静止摩擦力(以下、「係合時静止摩擦力」と呼
ぶ。)とによって、フェルール220の先端側と挿入穴
部810とは離れにくいように相互に強く係合している
状態となっている。
ル220は、その中心軸側基端面220fが光ファイバ
ーケーブル100の被覆部120の先端面120aと当
接した状態となっている。この状態においては、拡張形
状部110a1 がフェルール220の先端面220aよ
りも前進させられて、光素子850の前面850aの所
定の微小距離手前に先端面110aが配置させられてい
ることとなる。よって、光素子850の前面850aに
対して、先端面110aよりも背後に、フェルール22
0の先端面220aが配置されるので、フェルール22
0によって、光素子850の前面850a側が傷付けら
れるおそれはない。
さく設定することが可能であり、また、上述したように
傷付けられるおそれがないことから、光ファイバーケー
ブル100の軸芯部110と光素子850との間での光
伝達効率(信号伝達効率)を従来よりも向上させること
ができる。
力は、プラグ200とソケット800との関係において
は、相互に引き離す力として働く。よって、この係合時
付勢力が、ソケット800が設けられている装置の重量
等およびプラグ200並びに光ファイバーケーブル10
0の重量等によって発生するプラグ200とソケット8
00との間の摩擦力を超えてしまうと、プラグ200の
先端側が挿入穴部810に嵌まりこんだ状態のままで、
プラグ200とソケット800との間に隙間ができてし
まう。こうなると、先端面110aが光素子850の前
面850aの所定の微小距離手前の位置から後退してし
まうという不都合となる。よって、この不都合を解消す
るために、後述の抜け止め防止機構を、プラグ200と
ソケット800とに設けることが望ましい。
ト800に挿入しない場合には、フェルール220が弾
性体部280の付勢力を受けているため、光ファイバー
ケーブル100の先端面110aがフェルール220の
先端面220aよりも内部側に格納された状態となって
いる。
ァイバーケーブル100を搬送する場合には、弾性体部
280の付勢力以上の外圧を、フェルール220の基端
側方向に受けない限り、光ファイバーケーブル100の
先端面110aがフェルール220によって保護され
る。
向に加えられる外圧より、弾性体部280の付勢力を大
きく設定すれば、光ファイバーケーブル100の先端面
110aの保護は適正にされることとなる。ところで、
上述したように、弾性体部280の前記係合時付勢力
は、前記不都合の発生原因ともなるため、その力を大き
くすることは、このままではしにくい。そこで、弾性体
部280の付勢力を、搬送の際の外圧と比較して適正に
できない場合には、後述の抜け止め防止機構を、プラグ
200とソケット800とに設けることによって、弾性
体部280の付勢力を上述の場合よりも十分大きくする
ことができる。
の先端面110aを清掃しておきたいときには、フェル
ール220がその基端側方向の所定以上の外圧を受けて
いる状態を作り出せば、先端面110aを露出させるこ
とができるので清掃可能となる。
タのプラグ200において、弾性体部280は圧縮バネ
でなく、弾性ゴム等の他の弾性体でもよい。
タにおいて、弾性体部280は圧縮バネであるとした
が、同じバネでも、次の本発明の第2の実施の形態に係
る光コネクタにおいて説明するように、密着バネでもよ
い。以下、本発明の第2の実施の形態に係る光コネクタ
を図2を参照しつつ簡単に説明する。図2は本発明の第
2の実施の形態に係る光コネクタの側面視概略的断面図
で、同図(A)は光コネクタのプラグがソケットと係合
しはじめた状態を示す図、同図(B)は光コネクタのプ
ラグがソケットと係合完了した状態を示す図である。
タは、プラグ200における弾性体部280を弾性体部
281(密着バネ)に置き換えたプラグ200′と、ソ
ケット800とからなる。
は、部屋部210e内において、フェルール220の鍔
部220Bの基端側でなく、先端側に設けられている。
弾性体部281の一端側は、フェルール220の鍔部2
20Bの先端側に固定され、一方、弾性体部281の他
端側は、部屋部210eの内面であって、フェルール2
20の先端側方向の面に固定される。
部281が延びる方向の反作用の付勢力を受けているこ
ととなる。これ以外は、組み立ての際に、弾性体部28
1の挿入位置と固定位置が上記のように変更されるもの
の、基本的に本発明の第1の実施の形態に係るプラグ2
00と同じであるので、動作等の説明は省略する。
ブル100当たりの光コネクタについて説明してきた
が、次に2本の光ファイバーケーブル100、100用
の光コネクタについて、本発明の第3の実施の形態に係
る光コネクタとして、図3を参照しつつ説明する。図3
は本発明の第3の実施の形態に係る光コネクタを示す平
面視概略的断面図である。
タは、2本の光ファイバーケーブル100、100の同
方向の端部側に設けられるプラグ200Tと、このプラ
グ200Tと係合するソケット800Tとからなる。
1に示すプラグ200と同じようになっている。プラグ
200Tは、前記プラグ200を横方向に2つ並べて継
目なしに一体化した構造であると略みなすことができ
る。一方、ソケット800Tは、ソケット800を横方
向に2つ並べて継目なしに一体化した構造である。よっ
て、本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタを2つ
並べて継目なしに一体化した構造でない部分のみを以下
に説明する。
は、ハウジング部210を2つ並べて継目なしに一体化
した構造に対して、後述のプラグ200Tのフェルール
220Tのフェルール本体部220Aをハウジング部2
10Tの内部から突出させるための透孔210b′(第
1の実施の形態に係る光コネクタにおける透孔210b
に相当する部分)の大きさを水平方向のみやや大きく変
更した。よって、2つのフェルール220T、220T
がある程度自由に左右方向に動くので、ソケット800
Tの2つの挿入穴部810に対して、2つのフェルール
220Tが水平面上で柔軟に向きを変動させつつ挿入可
能となる。
グ200T側のフェルール220T、220T間のピッ
チの寸法公差の影響を考慮して、ソケット800Tの挿
入穴部810、810の穴径を若干大きめに作るか、フ
ェルール220Tの外径を若干小さく作る必要があった
のであるが、そのようなことをしなくても済む。したが
って、ソケット800Tの挿入穴部810、810の穴
径とフェルール220Tの外径とを(1本の光ファイバ
ーケーブル100のときと同様に)、精度よく作ること
ができ、軸合わせの精度が向上するため、光伝達効率
(信号伝達効率)が向上する。
220Tの鍔部220Bの基端側の端部から後方に延設
部220D′を設けている。この延設部220D′は、
略矩形状体であって、鍔部220Bの水平面における両
端側に設けられて、フェルール220Tの前後方向のス
ライドをスムーズにする機能がある(したがって、第1
および第2の実施の形態に係る光コネクタにおいてもこ
の延設部220D′を設けてもよい。)。延設部220
D′の水平方向の長さ寸法は、弾性体部280が最も圧
縮されうる長さ寸法よりは小さい程度である。つまり、
弾性体部280の先端側は、被覆部120の先端面12
0aまでしか圧縮されないので、延設部220D′の水
平方向の長さ寸法は、この状態の弾性体部280の長さ
寸法よりは小さい程度である。
は、その厚み寸法が比較的薄く柔軟にしなるので、上述
の透孔210b′の大きさを水平方向のみやや大きく変
更した効果を低下させることは殆どない。
的に、一方が発光素子であり、他方が受光素子である。
る光コネクタに対して、抜け止め防止機構を設けた場合
について、本発明の第4の実施の形態に係る光コネクタ
として、図4を参照しつつ説明する。図4は本発明の第
4の実施の形態に係る光コネクタを示す図で、同図
(A)は概略的側面図、同図(B)は平面視概略的断面
図である。
タは、本発明の第3の実施の形態に係る光コネクタに対
して、以下の変更を加えた。プラグ200Tに対して
は、ハウジング部210Tの先端側両側に抜け止め防止
機構の一方をなす引っ掛け具部290′を突設して、プ
ラグ200T′とした。ソケット800Tに対しては、
後述のプラグ200T′の引っ掛け具部290′の爪部
292a′と係合する位置に、爪部292a′が嵌まり
込む凹部860′(抜け止め防止機構の他方)を形成し
て、ソケット800T′とした。
であって側面視略コ字状の支持部291′と、側面視に
おいて支持部291′のコ字状となった部分の奥側中央
からプラグ200T′の先端方向に延設された舌片状の
係止部292′とからなる。係止部292′は、平面視
において、略へ字状になっており、先端側の内側に爪部
292a′、中央寄りの内側に支点用凸部292b′を
有している。
込んで、プラグ200T′とソケット800T′との係
止を司る部分である。前記略へ字状に形成することによ
って、爪部292a′の内端側は、プラグ200T′を
ソケット800T′に挿入しないときに、ソケット80
0T′の側面よりも内側にくるようになっている。これ
によって、プラグ200T′をソケット800T′に挿
入するときに、2つの爪部292a′は内側に付勢され
るようになっている。支点用凸部292b′は、ソケッ
ト800T′の側面部に当接可能に形成されている。
200T′とを係合させると、図4のように、凹部86
0′に爪部292a′が付勢されつつ嵌まり込み、ソケ
ット800T′とプラグ200T′との相互を係止する
こととなる。
の相互の係止を外すのは、支持部291′であって、舌
片状の係止部292′の基端側部291a′を、2ヵ所
とも内側に押下することによって行われる。この押下に
よって、ソケット800T′の側面部に当接している支
点用凸部292b′を支点として、爪部292a′が凹
部860′から抜けるのである。
に係る光コネクタにおいては、抜け止め防止機構が設け
られているので、光コネクタにおけるプラグ200T′
とソケット800T′との間の光伝達効率(信号伝達効
率)を、本発明の第1〜第3の実施の形態に係る光コネ
クタよりも更に適正に確保できるとともに、前述のよう
な傷も更に付きにくくできる。
T′とが、抜け止め防止機構によって確実に係止されて
いるので、弾性体部280の付勢力を本発明の第1〜第
3の実施の形態に係る光コネクタにおける弾性体部28
0(または281)の付勢力よりも大きく設定すること
ができる。これにより、プラグ200T′付き状態の光
ファイバーケーブル100、100を搬送する場合に、
弾性体部280の付勢力以上の外圧を受けることが、本
発明の第1〜第3の実施の形態に係る光コネクタのとき
よりも減る。即ち、光ファイバーケーブル100の先端
面110aがフェルール220Tによってより確実に保
護されることとなる。更に、この抜け止め防止機構を設
けることによって、前記不都合の発生をなくすことがで
きる。
光コネクタにおいて、プラグ200T′側に前記凹部8
60′に相当するものを設け、ソケット800T′側に
引っ掛け具部290′に相当するものを設けてもよい。
タの別の実施の形態を、本発明の第5の実施の形態に係
る光コネクタとして、図5を参照しつつ説明する。図5
は本発明の第5の実施の形態に係る光コネクタを示す概
略的断面図であって、プラグのハウジング部とソケット
のハウジング部側とを図示省略した図である。
タは、本発明の第1の実施の形態に係る光コネクタのプ
ラグ200のフェルール220の先端側部分を、電気接
続に通常よく使用されるプラグのフェルール相当部と略
同様の外形形状としたフェルール220Jを有したプラ
グ200Jと、このプラグ200Jのフェルール220
Jが係合するソケット800Jとからなる。
ジング部側の部分は、本発明の第1の実施の形態に係る
光コネクタのプラグ200のハウジング部210および
その内部と同じである。フェルール220Jの基端側の
構造も、フェルール220の基端側の構造と同じであ
る。フェルール220Jの先端側の構造は、略円筒状を
しており、その先端外周には、テーパ面221Jを有し
ている。このテーパ面221Jの基端側から、フェルー
ル220Jの基端側にかけての外周には、テーパ面22
1Jと逆方向の逆テーパ面222Jが形成されている。
ール220と同様に穴部220hと、この穴部220h
の底部に形成した穴部テーパ面220jとが形成されて
いる。光ファイバーケーブル100の構造は、本発明の
第1の実施の形態に係る光コネクタのときと基本的に同
じである。
の先端側が挿入される挿入穴部810Jを有している。
挿入穴部810Jは、最も奥側が、円筒状の第1の空間
部811Jとなっている。この第1の空間部811J
は、光素子850をソケット800J内に固定するため
の素子固定部屋部820Jに連通している。
ファイバーケーブル100の先端面110aが、光素子
850の前面の手前まで前進可能となっている。この第
1の空間部811Jよりも手前側であって、フェルール
220Jの先端側がソケット800Jと係合した際に、
逆テーパ面222Jが配置される位置には、円筒状の第
2の空間部812Jが設けられている。この第2の空間
部812Jと第1の空間部811Jとの間には、テーパ
面221Jと当接可能となっている奥側テーパ面813
J(抜け止め防止機構の一方側)が形成されている。
機構の他方側となる保持具830Jが嵌め込まれてい
る。保持具830Jは、金属性の板バネであって、中心
部にフェルール220Jの先端側が挿通する丸孔が設け
られた枠部831Jと、この枠部831Jの縁部から奥
側に延出した一対の接触部832J、832Jとを有し
ている。この一対の接触部832J、832Jは、内側
に相対的に傾斜している。
フェルール220Jの先端側が、接触部832Jを押し
のけつつ圧入され、接触部832Jに奥側テーパ面81
3Jが当接することによって、フェルール220J(つ
まりプラグ200J)とソケット800Jとが相互に、
抜け止め防止機構が設けられていないときよりも大きな
力で保持される。
ているために、上述の第4の実施の形態に係る光コネク
タに設けられている抜け止め防止機構と同様の効果があ
る。
光コネクタにおいて、保持具830Jのように金属性の
板バネを設けるのではなく、第2の空間部812J内に
突出した樹脂性の板バネをソケット800Jに一体成形
して設けてもよい。
コネクタのフェルールを1つでなく、外側フェルールと
その内側に設けられる内側フェルールという2つ使用
し、その変更に伴いその他の部分も一部仕様変更したも
のを本発明の第6の実施の形態に係る光コネクタとし
て、図6を参照しつつ説明する。図6は本発明の第6の
実施の形態に係る光コネクタの側面視概略的断面図で、
同図(A)は光コネクタのプラグがソケットと係合しは
じめた状態を示す図、同図(B)は光コネクタのプラグ
がソケットと係合完了した状態を示す図である。
タは、光ファイバーケーブル100の端部側に設けられ
るプラグ200Wと、このプラグ200Wと係合するソ
ケット800Wとからなる。
たハウジング部210と、このハウジング部210内か
ら突設され、ソケット800Wの挿入穴部870′の手
前側部分で着脱可能に係合する外側フェルール275′
と、この外側フェルール275′の内部に配置され、ハ
ウジング部210から光ファイバーケーブル100の端
部側を固持するように突設され、ソケット800Wの挿
入穴部870′の奥側部分と着脱可能に係合し、且つ外
側フェルール275′を摺動可能とする内側フェルール
270′と、外側フェルール275′をその先端側方向
に付勢する弾性体部280とを備えている。
ェルール本体部270A′と、このフェルール本体部2
70A′の基端側周囲に延設された鍔部270B′とを
有している。内側フェルール270′は、光ファイバー
ケーブル100の端部から被覆部120を、内側フェル
ール270′の長さ寸法(光ファイバーケーブル100
沿いの長さ寸法)分だけ取り去り、軸心部110を露出
させた部分の周囲に設けられている。つまり、内側フェ
ルール270′の先端面270a′と、光ファイバーケ
ーブルの先端面110aとが同位置となるように形成さ
れている。また、内側フェルール270′の光ファイバ
ーケーブル100沿い寸法が、外側フェルール275′
の光ファイバーケーブル100沿い寸法よりも長く形成
されている。
は、テーパ面270c′が設けられている。
ェルール本体部275A′と、このフェルール本体部2
75A′の基端側周囲に延設された鍔部275B′とを
有している。外側フェルール275′は、内側フェルー
ル270′のフェルール本体部270A′の外周面上を
摺接可能となっている。また、外側フェルール275′
の先端面275a′は、内側フェルール270′の先端
面270a′よりも前進可能となっている。
は、テーパ面275c′が設けられている。弾性体部2
80の一端側は、外側フェルール275′の鍔部275
B′の基端部であって、この基端部が内側フェルール2
70′の鍔部270B′の先端部と当接しない周囲側の
部分に固定される。これ以外は、プラグ200と基本的
に同様である。
0′のテーパ面270c′が当接する奥側テーパ面87
1′と、外側フェルール275′のテーパ面275c′
が当接する手前側テーパ面872′とを有した挿入穴部
870′を有している。この挿入穴部870′は、素子
固定部屋部820と連通している。これ以外は、ソケッ
ト800と同様である。
0Wとの組み立て方法は、本発明の第1の実施の形態に
おける方法に準じて簡単に行うことができるので、その
説明は省略する。
75′がその基端側方向の所定以上の外圧(=弾性体部
280の付勢力以上の外圧)を受けない限り、外側フェ
ルール275′が弾性体部280の付勢力を受けている
ために、内側フェルール270′の先端面270a′
(尚、光ファイバーケーブル100の先端面110aも
同一位置にある。)が、外側フェルール275′の先端
面275a′よりも内部側に格納されている状態となっ
ている。
ファイバーケーブル100を搬送する場合には、弾性体
部280の付勢力以上の外圧を、外側フェルール27
5′の基端側方向に受けない限り、光ファイバーケーブ
ル100の先端面110aが、外側フェルール275′
によって保護される。
する場合には、挿入穴部870′の内面と外側フェルー
ル275′の先端側外周面との接触圧で、外側フェルー
ル275′がその基端側方向に押し戻される力(運動摩
擦力)を受ける。この押し戻しの力に対して、外側フェ
ルール275′は、弾性体部280の付勢力と、外側フ
ェルール275′の鍔部275B′の基端部が内側フェ
ルール270′の鍔部270B′の先端部と当接して受
ける反作用とを受ける。よって、前記押し戻しの力に逆
らいつつ、外側フェルール275′は、挿入穴部87
0′の奥側に進入するが、外側フェルール275′のテ
ーパ面275c′が手前側テーパ面872′と当接する
とともに、内側フェルール270′のテーパ面270
c′が奥側テーパ面871′と当接するとその進行はそ
れぞれ停止する(阻止される)。
光ファイバーケーブル100の先端面110aは、光素
子850の前面850aの所定の微小距離手前に配置さ
れていることとなる。この際、外側フェルール275′
〔通常、金属製または頑丈な樹脂製(例えばガラス繊維
で強度アップされたもの)〕は、光ファイバーケーブル
100の先端面110aよりも背後に配置されるので、
光素子850の前面850aが、外側フェルール27
5′によって傷付けられるおそれは全くない。
0c′が奥側テーパ面871′と当接して光素子850
側に前進することを阻止されているので、光素子850
の前面850aと接触するおそれはない。尚、万一、内
側フェルール270′が大きな力で圧入されて、その先
端面270a′が、光素子850と接触することが起き
たとしても、その先端面270a′は、光ファイバーケ
ーブル100の先端面110aの周囲に存在するので、
光素子850の肉厚部850cと接触することとなり、
光素子850のレンズ850bと接触するおそれもな
い。よって、レンズ850bに傷が付けられるおそれが
ない。
金属製でなくてもよく、樹脂製とできる。よって、内側
フェルール270′による傷付けの問題は特にない。
ーケーブル100の先端面110aを清掃しておきたい
ときには、外側フェルール275′がその基端側方向の
所定以上の外圧を受けている状態を作り出せば、前記先
端面110aを露出させることができるので清掃可能と
なる。
端部側を内側フェルール270′によって固持したもの
を、外側フェルール275′の内部においてスライドさ
せる手段を用いることで、光ファイバーケーブル100
の軸芯部110と光素子850との位置合わせ精度が向
上し、光素子850との光軸方向のズレを押さえること
ができる。
光コネクタにおいても、第4の実施の形態に係る光コネ
クタのように、抜け止め防止機構を設ける方が好まし
い。また、この本発明の第6の実施の形態に係る光コネ
クタにおいても、第2、第3、および第5の実施の形態
に係る光コネクタのような構成をとることができること
は言うまでもない。
コネクタに用いられる光素子850は、本発明の第1の
実施の形態に係る光コネクタ(図1参照)において説明
したように、レンズ850bの周囲に設けられている土
手状の肉厚部850cが、レンズ850b側から見て上
り坂となる傾斜面を有するように形成されている等とし
た。このような光素子850において、拡張形状部11
0a1 の先端面110aの大きさが、肉厚部850cに
よって囲まれて形成される穴部の開口サイズよりも若干
小さ目であるとすると、上述したように、レンズ850
bの先端部分まで到達しないようにできる。この際の状
態を念のため図示すると、図7の通りとなる。
係る光コネクタに用いられる光素子に対して、光ファイ
バーケーブルの軸芯部の拡張形状部の先端面が、光素子
の肉厚部によって囲まれて形成される穴部の内(肉厚部
の前面よりも内)であって、光素子のレンズには当接し
ていないが肉厚部の傾斜面に当接している状態を示した
概略的説明図である。
囲の開口サイズよりも、先端面110aの大きさを大き
くすることによって、拡張形状部110a1 の先端面1
10aが、土手状の肉厚部850cの上り坂となった前
記傾斜面の上部側と当接し、レンズ850bの先端部分
までは到達しないようにできる。この状態においては、
光ファイバーケーブル100の先端面110aと、光素
子850のレンズ850bの先端部分とが極めて接近し
ているため、光伝達効率(信号伝達効率)がより高くな
っている。
よって囲まれて形成される穴部の内に光ファイバーケー
ブル100の先端面110aが入り込む状態を、本発明
の第1〜第5の実施の形態に係る光コネクタにおける通
常状態であるとしてもよい。つまり、例えば本発明の第
1の実施の形態に係る光コネクタにおいては、光素子8
50の前面850a(肉厚部850cの前面でもあ
る。)から所定の微小距離手前に先端面110aを配置
させる(図1参照)のが通常状態であるのではなく、こ
の前面850a(肉厚部850cの前面でもある。)よ
りも光素子850の内側であって、レンズ850bの先
端部分から所定の微小距離手前に先端面110aを配置
させる(図7参照)のが通常状態であるとしてもよい。
したように、レンズ850bの先端部分の周囲の開口サ
イズよりも、先端面110aの大きさを大きくすること
によって、たとえ何らかの要因で通常よりもレンズ85
0bの先端部分に、先端面110aが進入しようとして
もその進入を阻止するようにすることが好ましい。
の前面側に図8のように段部を形成するとよい。図8は
本発明の第1〜第5の実施の形態に係る光コネクタにお
いて用いられる光素子に段部を設け、この段部に、光フ
ァイバーケーブルの軸芯部の拡張形状部の先端面が当接
した状態を示す概略的説明図である。つまり、光素子8
50の肉厚部850cの前面850aよりも内側であっ
て、レンズ850bの先端部分よりも外側に、段部85
0dを形成する。この段部850dの大きさは、先端面
110aの周縁側が当接する大きさである。
て、この段部850dに先端面110aが当接する位置
(図8の状態の位置)よりも若干手前の位置を、先端面
110aが、レンズ850bの先端部分から前記所定の
微小距離手前となる位置とすることもできる。また、こ
の段部850dに先端面110aが当接する位置(図8
の状態の位置)を、レンズ850bの先端部分から前記
所定の微小距離手前となる位置とすることもできる。更
に、この段部850dを設けた光素子850であって
も、本発明の第1〜第5の実施の形態に係る光コネクタ
において説明したように、光素子850の前面850a
(肉厚部850cの前面でもある。)の所定の微小距離
手前に先端面110aを配置させる(図1参照)のが通
常状態であるとしてもよいことは言うまでもない。
した内容は、本発明の第2〜第5の実施の形態に係る光
コネクタにおいて用いられる光素子850にそのまま適
用できる。また、本発明の第6の実施の形態に係る光コ
ネクタにおける光素子850にも、図示しないが、適用
してもよい。その際に、図7の場合には、内側フェルー
ル270′のテーパ面270c′(図6参照)は、この
光素子850の肉厚部850c内の傾斜面に当接させる
か、またはその寸前まで進入させるようになる。図8の
場合には、内側フェルール270′の先端面270a′
(図6参照)は、この光素子850の段部850dに当
接させるか、またはその寸前まで進入させるようにな
る。
コネクタにおいて、拡張形状部110a1 は設けないと
してもよい(つまり、軸芯部110は先端まで同じ太さ
であるとしてもよい)。
コネクタにおいて、光素子850は、レンズ850bが
設けられていなくてもよい。光素子850の前面側が平
坦となったタイプであっても、上述同様の状態となる
(ただし、第6の実施の形態に係る光コネクタの場合を
除いて、肉厚部850cの効果はなくなる。)。
ネクタのプラグは、光ファイバーケーブルの端部側に設
けられて、光コネクタのソケットと係合する光コネクタ
のプラグであって、前記端部側に固定されたハウジング
部と、このハウジング部内から光ファイバーケーブルに
沿って摺動可能に突設され、前記ソケットの挿入穴部と
着脱可能に係合するフェルールと、このフェルールをそ
の先端側方向に付勢する弾性体部とを備えており、前記
光ファイバーケーブルは、その端部側に前記フェルール
の光ファイバーケーブル沿い寸法よりも長い寸法のフェ
ルールとの摺接部を有し、前記フェルールがソケットと
所定の係合状態でなく、且つこのフェルールがその基端
側方向の所定以上の外圧を受けていない状態において、
前記光ファイバーケーブルの端面は、このフェルールが
前記弾性体部によって付勢されることにより、このフェ
ルールの先端面よりもフェルール内部側に格納されてお
り、前記フェルールがソケットと所定の係合状態となっ
ているか、またはこのフェルールがその基端側方向の所
定以上の外圧を受けている状態において、前記光ファイ
バーケーブルの端面は、このフェルールの先端面よりも
所定の寸法だけ突出可能となっていることを特徴とす
る。
の場合には、プラグを使用しない状態〔具体的には、プ
ラグのフェルールをソケットと所定の係合状態としない
状態〕且つプラグのフェルールがその基端側方向の所定
以上の外圧を受けていない状態では、フェルールが弾性
体部によって付勢されることにより、光ファイバーケー
ブルの端面がフェルールの先端面よりもフェルール内部
側に格納されている。
イバーケーブルを搬送する際において、フェルールが弾
性体部によって付勢される力以上の外圧をフェルールの
基端側方向に受けない限り、光ファイバーケーブルの端
面が露出しないので、前記端面が外部の物と接触困難な
状態とすることができる。したがって、本発明に係る光
コネクタのプラグの場合には、前記外圧との関係で、弾
性体部によって付勢される力を適切に設定すると、搬送
する際に保護キャップなしでも、基本的に前記端面に傷
を付けるおそれをなしとできる。
付けたり、使用時に保護キャップを取り外したりする面
倒な作業が不要となる。
係合状態としている際、つまりプラグをソケットの挿入
穴部に係合させている際に、光ファイバーケーブルの端
面が、このフェルールの先端面よりも所定の寸法だけ突
出(露出)するようにできる。そのため、所定の係合状
態において、光ファイバーケーブルの端面が、ソケット
側の光素子の前面までの微小な所定寸法手前に配置され
るようにできる。それと共に、フェルールの先端面より
も光ファイバーケーブルの端面が、ソケット側の光素子
の前面側に迫り出すので、前記端面の背後側に位置され
ることとなるフェルールによってソケット側の光素子の
前面側が傷付けられるおそれがなくなる。
よってソケット側の光素子の前面側が傷付けられるおそ
れがないため、従来よりも微小とすることが可能であ
る。また、傷付けられないことも考え合わせると、光伝
達効率(信号伝達効率)を従来よりも向上させることが
できる。
ーブルの端面を清掃しておきたいときには、フェルール
がその基端側方向の所定以上の外圧を受けている状態を
作り出せば、前記端面を露出させることができるので清
掃可能となる。よって、メンテナンスも容易である。
て、光コネクタを設ける場合、プラグにおいては、フェ
ルールがある程度左右方向に自由に動くような構造とす
ることもできる。従来、プラグ側の2つのフェルール間
のピッチの寸法公差の影響を考慮して、ソケット側の2
つの挿入穴部の穴径を若干大きめに作るか、フェルール
の外径を若干小さく作る必要があったのであるが、その
ようなことをしなくても済む。したがって、ソケットの
挿入穴部の穴径とフェルールの外径とを(1本の光ファ
イバーケーブルのときと同様に)、精度よく作ることが
でき、軸合わせの精度が向上するため、光伝達効率(信
号伝達効率)を向上させることが可能となる。
ラグと係合する光コネクタのソケットは、例えば、前記
光種のプラグのフェルールの先端側が挿入される挿入穴
部と、この挿入穴部と連通するように挿入穴部の奥側に
設けられている素子固定部屋部に固定した光素子とを備
えており、挿入穴部の奥側部分には、フェルールの先端
側と当接する奥側テーパ面が設けられており、光素子の
前面よりも手前でフェルールの挿入が阻止されるように
なっていればよい。
ることによって、前記本発明に係る光コネクタのプラグ
に対して、上述のように、光コネクタのソケットと係合
させた際の特徴(基本的に、光素子の前面側が傷付けら
れるおそれがなくなる等)を発揮させることができる。
イバーケーブルの端部側に設けられて、光コネクタのソ
ケットと係合する光コネクタのプラグであって、前記端
部側に固定されたハウジング部と、このハウジング部内
から突設され、前記ソケットの挿入穴部の手前側部分で
着脱可能に係合する外側フェルールと、この外側フェル
ールの内部に配置され、ハウジング部から光ファイバー
ケーブルの端部側を固持するように突設され、前記ソケ
ットの挿入穴部の奥側部分と着脱可能に係合し、且つ外
側フェルールを摺動可能とする内側フェルールと、外側
フェルールをその先端側方向に付勢する弾性体部とを備
えており、前記内側フェルールは、その内側フェルール
の先端面と、光ファイバーケーブルの端面とが略同位置
となるように形成され、且つ内側フェルールの光ファイ
バーケーブル沿い寸法が、外側フェルールの光ファイバ
ーケーブル沿い寸法よりも長く形成されており、前記外
側フェルールがソケットと所定の係合状態でなく、且つ
この外側フェルールがその基端側方向の所定以上の外圧
を受けていない状態において、前記光ファイバーケーブ
ルの端面は、この外側フェルールが前記弾性体部によっ
て付勢されることにより、この外側フェルールの先端面
よりも外側フェルール内部側に格納されており、前記外
側フェルールがソケットと所定の係合状態となっている
か、またはこの外側フェルールがその基端側方向の所定
以上の外圧を受けている状態において、前記光ファイバ
ーケーブルの端面は、この外側フェルールの先端面より
も所定の寸法だけ突出可能となっているとしてもよい。
合には、光ファイバーケーブルの端部側の部分が内側フ
ェルール(頑丈な材料で形成されていなくても、光ファ
イバーケーブルの端部側部分を補強する程度の材料で形
成されていればよい。)によって固持されるとともに、
この内側フェルールの外周側面を摺動する外側フェルー
ル(通常、頑丈な材料で形成されている。)を有してい
る。
は、プラグの外側フェルールをソケットと所定の係合状
態としない状態〕且つ外側フェルールがその基端側方向
の所定以上の外圧を受けていない状態では、外側フェル
ールが弾性体部によって付勢されることにより、光ファ
イバーケーブルの端面が外側フェルールの先端面よりも
外側フェルール内部側に格納されている。
イバーケーブルを搬送する際において、外側フェルール
が弾性体部によって付勢される力以上の外圧を外側フェ
ルールの基端側方向に受けない限り、光ファイバーケー
ブルの端面が露出しないので、前記端面が外部の物と接
触困難な状態とすることができる。したがって、本発明
に係る光コネクタのプラグの場合には、前記外圧との関
係で、弾性体部によって付勢される力を適切に設定する
と、搬送する際に保護キャップなしでも、基本的に前記
端面に傷を付けるおそれをなしとできる。
付けたり、使用時に保護キャップを取り外したりする面
倒な作業が不要となる。
定の係合状態としている際、つまりプラグをソケットの
挿入穴部に係合させている際に、光ファイバーケーブル
の端面が、この外側フェルールの先端面よりも所定の寸
法だけ突出(露出)するようにできる。そのため、所定
の係合状態において、光ファイバーケーブルの端面が、
内側フェルールに保持されつつ外側フェルール内を摺動
して導かれ、より安定した状態で、ソケット側の光素子
の前面までの微小な所定寸法手前に配置されるようにで
きる。
ファイバーケーブルの端面(およびこの端面の周囲に位
置する内側フェルールの先端面)が、ソケット側の光素
子の前面側に迫り出すので、前記端面の背後側に位置さ
れることとなる外側フェルール(通常、頑丈な材料で形
成されている。)によってソケット側の光素子の前面側
が傷付けられるおそれがなくなる。また、内側フェルー
ルも挿入穴部の奥側部分によってその進行を停止(阻
止)されるので、光素子の前面側が傷付けられるおそれ
がなくなる。万一、内側フェルールが圧入されて、光素
子の前面側と接触することがあったとしても、内側フェ
ルールの材料を光ファイバーケーブル(例えばプラスチ
ック製)の材料と同程度の硬さのものとすることも可能
で、その際には、内側フェルールによって、光素子の前
面側が傷付けられにくくできる。
ーブルの端面を清掃しておきたいときには、外側フェル
ールがその基端側方向の所定以上の外圧を受けている状
態を作り出せば、前記端面を露出させることができるの
で清掃可能となる。よって、メンテナンスも容易であ
る。
グに係合させる本発明に係る光コネクタのソケットは、
例えば、前記光コネクタのプラグの内側フェルールと外
側フェルールとの先端側が挿入される挿入穴部と、この
挿入穴部と連通するように挿入穴部の奥側に設けられて
いる素子固定部屋部に固定した光素子とを備えており、
挿入穴部の奥側部分には、内側フェルールの先端側と当
接する奥側テーパ面が設けられており、その手前側部分
には外側フェルールの先端側と当接する手前側テーパ面
が設けられており、前記光素子の前面よりも所定の微小
距離手前で内側フェルールの挿入が奥側テーパ面によっ
て阻止され、外側フェルールの挿入が手前側テーパ面に
よって阻止されるとすればよい。
ットを構成することによって、前記本発明に係る光コネ
クタのプラグに対して、上述のように、光コネクタのソ
ケットと係合させた際の特徴(基本的に、光素子の前面
側が傷付けられるおそれがなくなる等)を発揮させるこ
とができる。
ラグとソケットとからなる本発明に係る光コネクタは、
相互の抜けを防止するための抜け止め防止機構が備えら
れているとすると好ましい。これによって、付勢力の大
きな弾性体部を使用することが可能となり、プラグ付き
光ファイバーケーブルを搬送する際において、前記プラ
グは、大きな外圧に対しても光ファイバーケーブルの端
面の保護を確実に行うことができる。また、この抜け止
め防止機構によって、前述のような傷も更に付きにくく
できるとともに、光コネクタにおけるプラグとソケット
との間の信号伝達を更に適正なものとできる。
側面視概略的断面図で、同図(A)は光コネクタのプラ
グがソケットと係合しはじめた状態を示す図、同図
(B)は光コネクタのプラグがソケットと係合完了した
状態を示す図である。
側面視概略的断面図で、同図(A)は光コネクタのプラ
グがソケットと係合しはじめた状態を示す図、同図
(B)は光コネクタのプラグがソケットと係合完了した
状態を示す図である。
示す平面視概略的断面図である。
示す図で、同図(A)は概略的側面図、同図(B)は平
面視概略的断面図である。
示す概略的断面図であって、プラグのハウジング部とソ
ケットのハウジング部側とを図示省略した図である。
側面視概略的断面図で、同図(A)は光コネクタのプラ
グがソケットと係合しはじめた状態を示す図、同図
(B)は光コネクタのプラグがソケットと係合完了した
状態を示す図である。
クタに用いられる光素子に対して、光ファイバーケーブ
ルの軸芯部の拡張形状部の先端面が、光素子の肉厚部に
よって囲まれて形成される穴部の内(肉厚部の前面より
も内)であって、光素子のレンズには当接していないが
肉厚部の傾斜面に当接している状態を示した概略的説明
図である。
クタにおいて用いられる光素子に段部を設け、この段部
に、光ファイバーケーブルの軸芯部の拡張形状部の先端
面が当接した状態を示す概略的説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 光ファイバーケーブルの端部側に設けら
れて、光コネクタのソケットと係合する光コネクタのプ
ラグであって、 前記端部側に固定されたハウジング部と、このハウジン
グ部内から光ファイバーケーブルに沿って摺動可能に突
設され、前記ソケットの挿入穴部と着脱可能に係合する
フェルールと、このフェルールをその先端側方向に付勢
する弾性体部とを具備しており、 前記光ファイバーケーブルは、その端部側に前記フェル
ールの光ファイバーケーブル沿い寸法よりも長い寸法の
フェルールとの摺接部を有し、 前記フェルールがソケットと所定の係合状態でなく、且
つこのフェルールがその基端側方向の所定以上の外圧を
受けていない状態において、前記光ファイバーケーブル
の端面は、このフェルールが前記弾性体部によって付勢
されることにより、このフェルールの先端面よりもフェ
ルール内部側に格納されており、 前記フェルールがソケットと所定の係合状態となってい
るか、またはこのフェルールがその基端側方向の所定以
上の外圧を受けている状態において、前記光ファイバー
ケーブルの端面は、このフェルールの先端面よりも所定
の寸法だけ突出可能となっていることを特徴とする光コ
ネクタのプラグ。 - 【請求項2】 光ファイバーケーブルの端部側に設けら
れて、光コネクタのソケットと係合する光コネクタのプ
ラグであって、 前記端部側に固定されたハウジング部と、このハウジン
グ部内から突設され、前記ソケットの挿入穴部の手前側
部分で着脱可能に係合する外側フェルールと、この外側
フェルールの内部に配置され、ハウジング部から光ファ
イバーケーブルの端部側を固持するように突設され、前
記ソケットの挿入穴部の奥側部分と着脱可能に係合し、
且つ外側フェルールを摺動可能とする内側フェルール
と、外側フェルールをその先端側方向に付勢する弾性体
部とを具備しており、 前記内側フェルールは、その内側フェルールの先端面
と、光ファイバーケーブルの端面とが略同位置となるよ
うに形成され、且つ内側フェルールの光ファイバーケー
ブル沿い寸法が、外側フェルールの光ファイバーケーブ
ル沿い寸法よりも長く形成されており、 前記外側フェルールがソケットと所定の係合状態でな
く、且つこの外側フェルールがその基端側方向の所定以
上の外圧を受けていない状態において、前記光ファイバ
ーケーブルの端面は、この外側フェルールが前記弾性体
部によって付勢されることにより、この外側フェルール
の先端面よりも外側フェルール内部側に格納されてお
り、 前記外側フェルールがソケットと所定の係合状態となっ
ているか、またはこの外側フェルールがその基端側方向
の所定以上の外圧を受けている状態において、前記光フ
ァイバーケーブルの端面は、この外側フェルールの先端
面よりも所定の寸法だけ突出可能となっていることを特
徴とする光コネクタのプラグ。 - 【請求項3】 請求項1記載の光コネクタのプラグと、
この光コネクタのプラグと係合する光コネクタのソケッ
トとを有する光コネクタにおいて、 前記光コネクタのソケットは、前記光コネクタのプラグ
のフェルールの先端側が挿入される挿入穴部と、この挿
入穴部と連通するように挿入穴部の奥側に設けられてい
る素子固定部屋部に固定した光素子とを具備しており、 挿入穴部の奥側部分には、フェルールの先端側と当接す
る奥側テーパ面が設けられており、光素子の前面よりも
手前でフェルールの挿入が阻止されることを特徴とする
光コネクタ。 - 【請求項4】 請求項2記載の光コネクタのプラグと、
この光コネクタのプラグと係合する光コネクタのソケッ
トとを有する光コネクタにおいて、 前記光コネクタのソケットは、前記光コネクタのプラグ
の内側フェルールと外側フェルールとの先端側が挿入さ
れる挿入穴部と、この挿入穴部と連通するように挿入穴
部の奥側に設けられている素子固定部部屋に固定した光
素子とを具備しており、 挿入穴部の奥側部分には、内側フェルールの先端側と当
接する奥側テーパ面が設けられており、その手前側部分
には外側フェルールの先端側と当接する手前側テーパ面
が設けられており、 前記光素子の前面よりも所定の微小距離手前で内側フェ
ルールの挿入が奥側テーパ面によって阻止され、外側フ
ェルールの挿入が手前側テーパ面によって阻止されるこ
とを特徴とする光コネクタ。 - 【請求項5】 相互の抜けを防止するための抜け止め防
止機構が具備されていることを特徴とする請求項3又は
4記載の光コネクタ。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09853298A JP3378192B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 光コネクタのプラグおよび光コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09853298A JP3378192B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 光コネクタのプラグおよび光コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11271568A JPH11271568A (ja) | 1999-10-08 |
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Family
ID=14222296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09853298A Expired - Fee Related JP3378192B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 光コネクタのプラグおよび光コネクタ |
Country Status (1)
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|---|---|---|---|---|
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1998
- 1998-03-25 JP JP09853298A patent/JP3378192B2/ja not_active Expired - Fee Related
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