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JP3379719B2 - 非接触式眼圧計 - Google Patents
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JP3379719B2 - 非接触式眼圧計 - Google Patents

非接触式眼圧計

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JP3379719B2
JP3379719B2 JP20843393A JP20843393A JP3379719B2 JP 3379719 B2 JP3379719 B2 JP 3379719B2 JP 20843393 A JP20843393 A JP 20843393A JP 20843393 A JP20843393 A JP 20843393A JP 3379719 B2 JP3379719 B2 JP 3379719B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検眼に圧縮流体を吹
き付けて角膜を変形し、その変形状態を検出することに
より被検眼の眼圧を測定する非接触式眼圧計に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の非接触式眼圧計においては、圧
縮気体を吹き付けるノズル先端と被検眼とのアライメン
トを正確に行う必要がある。アライメントは例えば次の
ようにして行われていた。被検眼に光束を投射して角膜
反射像を形成し、その位置を被検眼の前眼部と共に観察
しながら、被検眼に対して装置を移動してラフなアライ
メントを行うと共に、角膜反射像の光束を光検出器で受
光することによりアライメント状態を検出している。ア
ライメントが完了すると、検査者がトリガスイッチを押
すことにより、または自動的に測定に移行する。ところ
が、一旦アライメントが正確に行われても測定中にアラ
イメントずれが発生する場合がある。このような場合に
対して、測定中もアライメント状態を監視し、アライメ
ントずれが発生した場合にはエラ−表示を行う装置が提
案されている。測定中は被検眼に圧縮気体が吹き付けら
れて被検眼が変形するので、測定前のアライメント状態
の判断と同一の方法を採ることはできないので、例え
ば、角膜変形に要する通常の時間の経過時のアライメン
ト光量を測定し、一定のレベルの光量を持つかどうかに
より、アライメントずれが発生したかどうかを判定して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなアライメント光量の閾値を予め一定に定める方法
によると、アライメントの反射光量の個人差を反映する
ことなく一律に定めるので、反射光量が小さい被検眼の
場合にはアライメントエラ−と判断され、測定デ−タが
得られないという問題があり、反対に反射光量が大きい
被検眼の場合にはアライメントエラ−があるときも正し
いアライメント状態の測定と判定されるという問題があ
った。本発明は、上記従来装置の欠点に鑑み案出された
もので、患者眼のアライメント検出光量に個人差があっ
ても正確に測定結果の良否判定ができる非接触式眼圧計
を提供することを技術課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成を持つことを特徴とする。 (1) 被検眼にアライメント光束を投光し、該アライ
メント光束の角膜反射光を光検出器により受光してアラ
イメント状態を検知して、アライメント完了信号を得
て、被検眼の角膜に向けて気体を吹き付け、所定の形状
に変形したときの気体の圧力を得ることにより被検眼の
眼圧を測定する非接触式眼圧計において、アライメント
完了時の前記光検出器により受光された受光量のピーク
値を記憶するメモリと、該ピーク値に基づいて、気体圧
の変化の段階に対応して測定エラーの閾値を設定する設
定手段と、測定開始後の前記光検出器による受光量を検
出して前記測定エラーの閾値を下回らないか監視する監
視手段と、を備えることを特徴とする。
【0005】(2) 被検眼にアライメント光束を投光
し、該アライメント光束の角膜反射光を光検出器により
受光してアライメント状態を検知して、アライメント完
了信号を得て、被検眼の角膜に向けて気体を吹き付け、
所定の形状に変形したときの気体の圧力を得ることによ
り被検眼の眼圧を測定する非接触式眼圧計において、ア
ライメント完了時の前記光検出器により受光された受光
量のピーク値を記憶するメモリと、測定開始時から気体
の吹き付け開始までと気体の吹き付け開始後とで該ピー
ク値に対する割合を変えた測定エラーの閾値を設定する
設定手段と、測定開始後の前記光検出器による受光量を
検出して前記測定エラーの閾値を下回らないか監視する
監視手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】
【0007】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本実施例の装置の光学系、および制御
系を示す説明図である。1はピストンであり、図示なき
ソレノイドにより駆動されるクランク2の動作により、
ピストン1は圧縮室3内を往復する。圧縮された空気は
ノズル4から噴射され、被検眼角膜Coを変形させる。
5は圧力センサであり、圧縮室3内の圧力を検出する。
6,7は透明なガラス板であり、ノズル4を保持すると
ともに、観察光やアライメント光を透過させ圧縮室の側
壁ともなっている。8はノズル4の背面に設けられたガ
ラス板であり、圧縮室の後壁を構成するとともに、被検
眼の観察光やアライメント光を透過する。9は近赤外光
を出射するアライメント用LEDであり、LED9を出
射したアライメント光はコリメーティングレンズ10に
より平行光束とされた後、ハーフミラー11により光軸
方向に反射する。ハーフミラー11によって反射された
アライメント光は、ガラス板8およびノズル4等を通過
して、被検眼角膜Coに照射され、角膜反射像を形成す
る。被検眼角膜Coで反射されたアライメント光は、ガ
ラス板6,7、ハーフミラー11,12等を通過し、リ
レーレンズ13および結像レンズ14によりテレビカメ
ラ15の受光部上に角膜反射像を結像する。テレビカメ
ラ15はまた被検眼前眼部を撮影し、テレビモニタ16
に映出してアライメントに使用する。検査者は、テレビ
モニタ16に映出された被検眼前眼部像とレチクル(図
示せず)に対する角膜反射像の位置関係やその結像状態
を観察することによりアライメント状態を知ることがで
きる。
【0008】また、ハーフミラー12で反射したアライ
メント光は集光レンズ17により集光され、ピンホール
板18を通過し検出器19によって受光される。検出器
19の受光光量により被検眼と装置とのアライメント状
態が検出される。20は角膜圧平検出用のLEDであ
り、LED20を出射した光はコリメーティングレンズ
21で平行光束となる。角膜Coで反射した光は集光レ
ンズ22により集光され、ピンホール板23を通過して
検出器24によって受光される。角膜圧平検出用の光学
系は、被検眼が所定の圧平状態のときに検出器24が最
大光量を検出するように配置する。圧力センサ5、アラ
イメント用の検出器19、および圧平検出用の検出器2
4の信号はそれぞれA/D変換器25,26,27によ
ってデジタル信号に変換された後、インタフェース28
を介してCPU29に送られる。CPU29で処理され
た情報は表示回路30を介してテレビモニタ16上に表
示される。
【0009】次に、上記構成の装置によるアライメント
ずれの検出について説明する。アライメント用のLED
9から出射されたアライメント光の角膜反射像は被検眼
前眼部と共にテレビカメラ15で受像され、検査者は、
テレビモニタ16に映出された被検眼前眼部像とレチク
ル(図示せず)に対する角膜反射像の位置関係やその結
像状態を観察しながら、図示なきジョイスティックを操
作して被検眼に対して測定部を移動し、アライメント調
整を行う。また、集光レンズ17により集光され、ピン
ホール板18を通過したアライメント光は、検出器19
によって受光され、光量が測定される。所定のレベル以
上の光量が得られると、CPUはアライメント完了信号
を発し、測定が自動的にスタ−トする。アライメント時
に検出器19が検出した光量のピーク値はメモリに記憶
され、アライメント良否判定の基準とされる。アライメ
ントが完了して測定が開始されると、図示なきソレノイ
ドの駆動によりピストン1が加速度を持って移動し、圧
縮空気が角膜Coに吹き付けられる。角膜の変形状態は
検出器24で検出される。
【0010】図2は測定時における圧縮室内の空気圧変
化と検出器24の検出光量の経時的な変化を示した図で
あり、aは1サイクルの圧力変化を示すものであり、ピ
ストン1の始動後一定時間後に圧力が上昇し始める。検
出器24からの信号bがピ−クを示し被検眼が圧平状態
にあることを検出すると、ソレノイドの駆動を停止し、
その後空気圧もピ−ク値を示したのち減少に転じる。検
出器24により被検眼が圧平状態にあることを検出した
タイミングの空気圧の圧力値を得て、この圧力値に基づ
いて眼圧を算出する。
【0011】上記測定動作時におけるアライメントずれ
の検知について説明する。測定動作前に検出され、メモ
リに記憶された検出器19が検出した光量のピーク値
は、圧縮室内の空気圧変化に関連して、次のように設定
される。本実施例では当初のアライメント時のピ−ク光
量に対して、圧縮室内の空気圧変化の段階にしたがって
決定された係数を掛けた値をアライメントずれ判定の閾
値として決め、この閾値に対して検出器19の検出光量
が下がることがないか否かを監視している。アライメン
ト時の検出器19の受光量のピ−ク値をA1とすると、
ピストン始動後圧力開始前までは、アライメントずれが
生じても検出器19の受光量の変化は比較的小さいの
で、A1×0.8を閾値として定めている。圧力開始後
圧力変化中の閾値は、角膜変形の影響を受け検出器19
の受光量の変動が大きいので、A1×0.5の値として
いる。このようにして、測定時におけるアライメントず
れを検知して、アライメントずれが生じたときはエラ−
等の表示を行う。このようにして各角膜の反射の個人差
と測定動作の段階に応じて閾値が設定されるので、アラ
イメントのずれが正確に検知される。なお、上記の例に
おいては、圧縮室の圧力変化前と圧力変化中とで係数に
差を設けたが、これらの設定は種々の変容が可能であ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、測定動作時におけるア
ライメントずれの検知を患者眼個々のアライメント受光
量の変化に応じて行うことができるため、より公平に測
定結果の良否判定ができ、測定精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の装置の光学系、および制御系を示す
説明図である。
【図2】測定時における圧縮室内の空気圧変化と検出器
の検出光量の経時的変化を示す図である。
【符号の説明】
1 ピストン 3 圧縮室 4 ノズル 5 圧力センサ 9 アライメント用LED 15 テレビカメラ 16 テレビモニタ 19 アライメント用検出器 20 LED 24 圧平用検出器 29 CPU 30 表示回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼にアライメント光束を投光し、該
    アライメント光束の角膜反射光を光検出器により受光し
    てアライメント状態を検知して、アライメント完了信号
    を得て、被検眼の角膜に向けて気体を吹き付け、所定の
    形状に変形したときの気体の圧力を得ることにより被検
    眼の眼圧を測定する非接触式眼圧計において、アライメ
    ント完了時の前記光検出器により受光された受光量のピ
    ーク値を記憶するメモリと、該ピーク値に基づいて、気
    体圧の変化の段階に対応して測定エラーの閾値を設定す
    る設定手段と、測定開始後の前記光検出器による受光量
    を検出して前記測定エラーの閾値を下回らないか監視す
    る監視手段と、 を備えることを 特徴とする非接触式眼圧計。
  2. 【請求項2】 被検眼にアライメント光束を投光し、該
    アライメント光束の角膜反射光を光検出器により受光し
    てアライメント状態を検知して、アライメント完了信号
    を得て、被検眼の角膜に向けて気体を吹き付け、所定の
    形状に変形したときの気体の圧力を得ることにより被検
    眼の眼圧を測定する非接触式眼圧計において、アライメ
    ント完了時の前記光検出器により受光された受光量のピ
    ーク値を記憶するメモリと、測定開始時から気体の吹き
    付け開始までと気体の吹き付け開始後とで該ピーク値に
    対する割合を変えた測定エラーの閾値を設定する設定手
    段と、測定開始後の前記光検出器による受光量を検出し
    て前記測定エラーの閾値を下回らないか監視する監視手
    段と、を備えることを特徴とする非接触式眼圧計。
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