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JP3382200B2 - 圧電セラミックス - Google Patents
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JP3382200B2 - 圧電セラミックス - Google Patents

圧電セラミックス

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レゾネータ、圧力
センサ等の分野に幅広く応用可能な圧電セラミックスに
関する。
【0002】
【従来の技術】圧電体は、外部から応力を受けることに
よって電気分極が変化する圧電効果と、電界を印加する
ことにより歪みを発生する逆圧電効果とを有する材料で
ある。圧電体は、圧力や変形を測定するためのセンサ、
レゾネータ、アクチュエータなどに応用されている。
【0003】現在実用化されている圧電材料の大部分
は、正方晶系または菱面体晶系のPZT(PbZrO3
−PbTiO3固溶体)系や、正方晶系のPT(PbT
iO3)系などのペロブスカイト構造を有する強誘電体
が一般的である。そして、これらに様々な副成分を添加
することにより、様々な要求特性への対応がはかられて
いる。
【0004】しかし、PZT系やPT系の圧電材料は、
実用的な組成ではキュリー点が300〜350℃程度の
ものが多い。これに対し現在のはんだ付け工程における
処理温度は、通常、230〜250℃なので、キュリー
点が300〜350℃程度の圧電材料ははんだ付け工程
において特性劣化を生じやすい。しかも、鉛を含まない
はんだ(鉛フリーはんだ)が実用化されると、はんだ付
け工程における処理温度はさらに高くなる。したがっ
て、圧電材料のキュリー点を高くすることは極めて重要
である。
【0005】また、これら鉛系圧電材料は、低温でも揮
発性の極めて高い酸化鉛(PbO)を多量(60〜70
質量%程度)に含んでいるため、生態学的な見地および
公害防止の面からも好ましくない。具体的には、これら
鉛系圧電材料をセラミックスや単結晶として製造する際
には、焼成、溶融等の熱処理が不可避であり、工業レベ
ルで考えた場合、揮発性成分である酸化鉛の大気中への
揮発、拡散量は極めて多量となる。また、製造段階で放
出される酸化鉛は回収可能であるが、工業製品として市
場に出された圧電材料に含有される酸化鉛は、現状では
その殆どが回収不能であり、これらが広く環境中に放出
された場合、公害の原因となることは避けられない。
【0006】鉛を全く含有しない圧電材料としては、例
えば、正方晶系に属するペロブスカイト構造のBaTi
3がよく知られているが、これはキュリー点が120
℃と低いため、実用的ではない。また、特開平9−10
0156号公報には、ペロブスカイト構造の(1−x)
(Bi1/2Na1/2)TiO3−xNaNbO3固溶体が記
載されているが、同公報にはキュリー点が370℃を超
えるものは記載されていない。
【0007】キュリー点を500℃以上にできる圧電体
としては、例えばビスマス層状化合物が知られている。
ビスマス層状化合物はキュリー点が高いため、いったん
分極してしまえば熱的には安定であり、高温用センサと
して十分な特性が得られる。しかし、その反面、分極自
体が困難であるため、十分な圧電特性が得られにくいと
いう問題がある。また、鉛を全く含有しないビスマス層
状化合物は、レゾネータに適用する場合に重要となるQ
maxが小さいという問題がある。Qmaxとは、位相角の最
大値をθmaxとしたときのtanθmaxである。すなわち、
Xをリアクタンス、Rをレジスタンスとしたとき、共振
周波数と反共振周波数との間におけるQ(=|X|/
R)の最大値である。Qmaxが大きいほど発振が安定
し、また、低電圧での発振が可能となる。
【0008】第16回強誘電体応用会議(1999.5.26ー2
9)の講演予稿集第97〜98ページには、鉛を全く含
有しないビスマス層状化合物のQmaxを向上させる報告
が記載されている。この報告には、鉛を含有しないビス
マス層状化合物として(Sr1- xMex)Bi4Ti415
が記載されている。Me=Ba、Ca、La、Sm、G
dであり、BaおよびCaはx≦0.1の範囲で、Sm
およびGdはx≦0.4の範囲で、Laはx≦0.5の
範囲で添加されている。上記講演予稿集では、厚み縦基
本振動におけるQmaxを測定しており、Fig.2には、L
aの添加によりQmaxが向上することと、BaまたはC
aの添加によりQmaxが低下することとが示されてい
る。
【0009】ところで、圧電セラミックスをレゾネータ
やフィルタに適用する場合には、共振周波数の温度依存
性が小さいことが要求される。しかし、レゾネータとし
て実用可能な十分に大きなQmaxを有し、かつ、共振周
波数の温度依存性が小さい圧電セラミックスは従来報告
されていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、鉛を
含まず、キュリー点が高く、かつ、優れた圧電特性を有
し、さらに、共振周波数の温度依存性の小さい圧電セラ
ミックスを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記(1)
〜(3)の本発明により達成される。 (1) Sr、BaおよびCaから選択される少なくと
も1種の元素をMIIで表し、ランタノイドから選択され
る少なくとも1種の元素をLnで表したとき、MII、B
i、Ti、LnおよびOを含有するビスマス層状化合物
であり、MIIBi4Ti415型結晶を含み、モル比Ln
/(Ln+MII)が 0<Ln/(Ln+MII)<0.5 であり、Y酸化物を含有する圧電セラミックス。 (2) Y酸化物をY23に換算して0.5質量%以下
含有する上記(1)の圧電セラミックス。 (3) Mn酸化物および/またはCo酸化物を含有す
る上記(1)または(2)の圧電セラミックス。
【0012】
【発明の実施の形態】Sr、BaおよびCaから選択さ
れる少なくとも1種の元素をMIIで表し、ランタノイド
から選択される少なくとも1種の元素をLnで表したと
き、本発明の圧電セラミックスは、MII、Bi、Ti、
LnおよびOを含有するビスマス層状化合物であり、M
IIBi4Ti415型結晶を含む複合酸化物である。
【0013】本発明の圧電セラミックスは、Qmaxを向
上させるために、ランタノイド酸化物を含有する。ラン
タノイドは、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、E
u、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Ybおよび
Luであり、これらのうちでは、La、Nd、Sm、G
d、Dy、Ho、ErおよびYbの少なくとも1種が好
ましく、Laが最も好ましい。本発明の圧電セラミック
ス中におけるモル比Ln/(Ln+MII)は、 0<Ln/(Ln+MII)<0.5 であり、好ましくは 0.03≦Ln/(Ln+MII)≦0.3 である。Ln/(Ln+MII)が大きすぎると、Qmax
がかえって低くなってしまう。Ln酸化物の添加による
Qmaxの向上は、焼結性の向上によると考えられる。ま
た、Ln酸化物を含有しないMIIBi4Ti415系セラ
ミックス、特にCaBi4Ti415系セラミックスは、
分極が困難であるが、Ln酸化物の添加によりこれが改
善される。
【0014】本発明の圧電セラミックスは、Ln酸化物
に加え、Y酸化物を含有する。Y酸化物をLn酸化物と
複合添加することにより、共振周波数の温度特性が向上
し、しかも、十分に大きいQmaxが得られる。Y酸化物
の含有量は、Y23に換算して好ましくは0.5質量%
以下、より好ましくは0.4質量%以下である。Y酸化
物の含有量が多すぎると、Qmaxが低くなってしまう。
一方、Y酸化物の添加による効果を十分に発揮させるた
めには、Y酸化物はY23に換算して0.1質量%以
上、特に0.2質量%以上含有されることが好ましい。
【0015】本発明の圧電セラミックに、Mn酸化物お
よび/またはCo酸化物を含有させることにより、Qma
xのさらなる向上が可能である。
【0016】Mn酸化物の添加による効果を十分に発揮
させるためには、Mn酸化物はMnOに換算して0.0
2質量%以上含有されることが好ましく、0.03質量
%以上含有される場合、特にQmax向上効果が高くな
る。ただし、Mn酸化物の含有量が多すぎると絶縁抵抗
が低くなって分極処理が困難となることから、Mn酸化
物の含有量はMnOに換算して好ましくは0.62質量
%未満、より好ましくは0.60質量%以下、さらに好
ましくは0.43質量%以下とする。
【0017】Co酸化物の添加による効果を十分に発揮
させるためには、CoO換算の含有量を0.1質量%以
上とすることが好ましい。ただし、Co酸化物の含有量
が多すぎると、絶縁抵抗が大きくなって分極が難しくな
る。そのため、CoO換算の含有量は、好ましくは0.
7質量%未満とし、より好ましくは0.5質量%以下と
する。
【0018】MII中のモル比をSrxBayCaz(ただ
し、x+y+z=1)で表したとき、 0≦x≦1、 0≦y≦0.9、 0≦z≦1 であることが好ましい。MIIに占めるBaの比率yが高
くなりすぎると、焼成時に圧電セラミックスが溶融しや
すくなる。
【0019】本発明の圧電セラミックスは、ビスマス層
状化合物であるMIIBi4Ti415型結晶を含み、実質
的にこの結晶から構成されていることが好ましいが、完
全に均質でなくても、例えば異相を含んでいてもよい。
この圧電セラミックス中において、LnはMIIBi4
415型結晶のMIIサイトを主に置換していると考え
られるが、一部が他のサイトを置換していてもよく、ま
た、一部が結晶粒界に存在していてもよい。
【0020】本発明の圧電セラミックスの全体組成は、
一般に、(MII 1-xLnx)Bi4Ti415にY23が付
加されたものとすればよいが、これから偏倚していても
よい。例えば、Tiに対する(MII+Ln)の比率や、
Tiに対するBiの比率が、化学量論組成から±5%程
度ずれていてもよい。また、酸素量も、金属元素の価数
や酸素欠陥などに応じて変化し得る。
【0021】本発明の圧電セラミックスには、不純物な
いし微量添加物としてPb酸化物、Cr酸化物、Fe酸
化物等が含有されていてもよいが、これらの酸化物の含
有量は、PbO、Cr23、Fe23などの化学量論組
成の酸化物に換算してそれぞれ全体の0.5質量%以下
であることが好ましく、これらの酸化物の合計でも0.
5質量%以下であることがより好ましい。これらの酸化
物の含有量が多すぎると、本発明の効果を損なうことが
ある。なお、本発明の圧電セラミックスにはPbが含ま
れないことが最も好ましいが、上記程度の含有量であれ
ば実質的に問題はない。
【0022】本発明の圧電セラミックスの結晶粒は、紡
錘状ないし針状である。その平均結晶粒径は特に限定さ
れないが、長軸方向において、好ましくは1〜10μ
m、より好ましくは3〜5μmである。
【0023】本発明の圧電セラミックスのキュリー点
は、少なくとも380℃以上とすることができ、430
℃以上とすることも容易である。
【0024】本発明の圧電セラミックスは、レゾネー
タ、高温用センサ、アクチュエータ等に好適であるが、
共振周波数の温度特性が良好であることから、特にレゾ
ネータに好適である。
【0025】本発明の圧電セラミックスの使用モードは
特に限定されず、例えば厚み縦振動や厚みすべり振動等
のいずれのモードも利用可能である。厚み縦基本振動で
は比較的高いQmaxが得られる。ただし、スプリアス振
動が多くなり、その結果、発振の安定性がやや低くな
る。これに対し、厚み縦振動の3次高調波モードでは、
Qmaxは小さくなるがスプリアス振動は減少する。一
方、厚みすべり基本振動では、スプリアス振動が少な
く、かつ、十分に大きなQmaxが得られる。
【0026】なお、本発明者らの研究によれば、厚みす
べり振動を用いる場合には、共振周波数の温度特性が比
較的急峻となり、発振周波数の温度依存性が比較的大き
くなることがわかった。そこで、さらに実験を重ねた結
果、MII中のモル比を x/6+0.2≦y≦0.8 とすることにより、すなわち、MIIとして少なくともB
aおよび/またはCaを用い、MII中に占めるBa+C
aの比率を所定範囲内とすることにより、共振周波数の
温度特性をかなり平坦にできることがわかった。
【0027】製造方法 次に、本発明の圧電セラミックスを製造する方法の一例
を説明する。
【0028】まず、出発原料として、酸化物、または、
焼成により酸化物に変わりうる化合物、例えば、炭酸
塩、水酸化物、シュウ酸塩、硝酸塩等、具体的にはMII
CO3、Bi23、TiO2、La23、MnO2、Mn
CO3、Y23等の粉末を用意し、これらをボールミル
等により湿式混合する。
【0029】次いで仮焼する。なお、通常、仮焼前に仮
成形する。仮焼温度は、好ましくは700〜1000
℃、より好ましくは750〜850℃である。仮焼温度
が低すぎると、化学反応が十分に終了せず、仮焼が不十
分となる。一方、仮焼温度が高すぎると、仮成形体が焼
結し始めるため、その後の粉砕が困難となる。仮焼時間
は特に限定されないが、通常、1〜3時間とすることが
好ましい。
【0030】得られた仮焼物をスラリー化し、ボールミ
ル等を用いて湿式粉砕する。この粉砕により得られる粉
末の平均粒径は特に限定されないが、その後の成形のし
やすさを考慮すると、1〜5μm程度とすることが好ま
しい。
【0031】湿式粉砕後、仮焼物の粉末を乾燥し、乾燥
物に水を少量(4〜10質量%程度)添加した後、10
0〜400MPa程度の圧力でプレス成形して、成形体を
得る。この際、ポリビニルアルコール等のバインダを添
加してもよい。
【0032】次いで、成形体を焼成し、圧電セラミック
スを得る。焼成温度は好ましくは1100〜1300℃
の範囲から選択し、焼成時間は好ましくは1〜5時間程
度とする。焼成は大気中で行ってもよく、大気中よりも
酸素分圧の低い雰囲気や高い雰囲気、あるいは純酸素雰
囲気中で行ってもよい。
【0033】焼成後、分極処理を施す。分極処理の条件
は、圧電セラミックスの組成に応じて適宜決定すればよ
いが、通常、分極温度は150〜300℃、分極時間は
1〜30分間、分極電界は抗電界の1.1倍以上とすれ
ばよい。
【0034】
【実施例】以下の手順で、表1に示す圧電セラミックス
サンプルを作製した。
【0035】出発原料として、SrCO3、Bi23
TiO2、La23、Gd23、MnCO3、Y23の各
粉末を、最終組成がSr1-xLnxBi4Ti415+Mn
O+Y23(MnOおよびY23の含有量は表1に示す
値)となるように配合し、純水中でジルコニアボールを
利用したボールミルにより15時間湿式混合した。Ln
およびxを表1に示す。
【0036】次いで、混合物を十分に乾燥し、仮成形し
た後、空気中において2時間仮焼した。仮焼温度は75
0〜900℃の範囲から選択した。得られた仮焼物をボ
ールミルで粉砕した後、乾燥した。次いで、バインダと
して10%ポリビニルアルコール溶液を10質量%加え
て造粒した後、一軸プレス成形機を用いて300MPaの
圧力でプレス成形し、平面寸法20mm×20mm、厚さ
1.5mmの成形体を得た。
【0037】得られた成形体に熱処理を施してバインダ
を揮発させた後、空気中で焼成した。焼成は、Biの蒸
発を防ぐためにMgO製の密閉容器中で行った。焼成温
度は1150〜1300℃の範囲から選択し、焼成時間
は2〜4時間とした。
【0038】得られた焼結体を厚さ0.5mmまで研磨
し、平面寸法15mm×15mmに切り出して薄板を得た。
この薄板の上下面にCu電極を蒸着により形成した。次
いで、150〜300℃のシリコーンオイルバス中にお
いて、5〜15MV/mの電界を1〜10分間印加して分極
処理を施した。
【0039】次いで、FeCl2溶液を用いてエッチン
グすることによりCu電極を除去した後、厚さ0.44
mmとなるまで研磨し、さらに、分極方向が厚さ方向とな
るように、平面寸法7mm×4.5mmに切り出してチップ
を得た。このチップの上下面に、厚み縦振動を評価する
ためのAg電極を蒸着法により形成した。このAg電極
の寸法は、直径1.5mm、厚さ1μmとした。
【0040】各サンプルについて、ヒューレットパッカ
ード社製インピーダンスアナライザHP4194Aを用
いて、約16MHzで厚み縦振動の3次高調波モードのQm
axを測定した。結果を表1に示す。
【0041】また、インピーダンスアナライザおよび恒
温槽を用いて、20〜85℃の温度範囲で共振周波数を
測定した。そして、20℃における共振周波数fr20
85℃における共振周波数fr85とを用いて、 式 △fr=100×(fr85−fr20)/fr20 [%] により、20℃を基準とした共振周波数の変化率△fr
を求めた。結果を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】表1から、本発明の圧電セラミックスで
は、レゾネータとして実用可能な十分に大きなQmax、
すなわち5以上のQmaxが得られ、かつ、共振周波数の
温度依存性が小さいことがわかる。
【0044】なお、表1に示す本発明サンプルのキュリ
ー温度は、すべて450℃以上であった。
【0045】表1に示す本発明サンプルを粉砕して粉末
X線回折法により解析したところ、MIIBi4Ti415
型結晶のほぼ単一相となっていることが確認された。図
1に、サンプルNo.2〜No.5のX線回折チャートを示
す。図1において、いずれのサンプルでもYの偏析が認
められないことから、Yは結晶格子中に存在していると
考えられる。なお、これらのサンプルについて、(20
0)面の回折ピークからa軸の格子定数を、(008)
面回折ピークからc軸の格子定数をそれぞれ求めたとこ
ろ、Y添加による格子定数の変化は実質的に認められな
かった。したがって、Yは置換型固溶の状態で結晶中に
存在していると考えられる。
【0046】表1のサンプルNo.2〜No.5を鏡面加工
し、同条件でケミカルエッチングした後、SEM(走査
型電子顕微鏡)により写真を撮影した。サンプルNo.2
〜No.5のSEM写真をそれぞれ図2〜図5に示す。こ
れらの写真においてY添加量が多いほど結晶粒界の溶解
が進んでいることから、Yは粒界部に多く存在している
可能性がある。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、鉛を含まず、キュリー
点が高く、かつ、優れた圧電特性を有し、さらに、共振
周波数の温度依存性の小さい圧電セラミックスが実現す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧電セラミックスのX線回折チャートである。
【図2】粒子構造を示す図面代用写真であって、表1に
示すサンプルNo.2の走査型電子顕微鏡写真である。
【図3】粒子構造を示す図面代用写真であって、表1に
示すサンプルNo.3の走査型電子顕微鏡写真である。
【図4】粒子構造を示す図面代用写真であって、表1に
示すサンプルNo.4の走査型電子顕微鏡写真である。
【図5】粒子構造を示す図面代用写真であって、表1に
示すサンプルNo.5の走査型電子顕微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2001−172078(JP,A) 特開2001−220226(JP,A) 特開2000−143340(JP,A) 特開2001−192267(JP,A) 特開2000−313662(JP,A) 特開2000−72542(JP,A) 特開2001−192268(JP,A) 特開2001−181030(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 35/46 - 35/50 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Sr、BaおよびCaから選択される少
    なくとも1種の元素をMIIで表し、ランタノイドから選
    択される少なくとも1種の元素をLnで表したとき、M
    II、Bi、Ti、LnおよびOを含有するビスマス層状
    化合物であり、MIIBi4Ti415型結晶を含み、モル
    比Ln/(Ln+MII)が 0<Ln/(Ln+MII)<0.5 であり、 Y酸化物を含有する圧電セラミックス。
  2. 【請求項2】 Y酸化物をY23に換算して0.5質量
    %以下含有する請求項1の圧電セラミックス。
  3. 【請求項3】 Mn酸化物および/またはCo酸化物を
    含有する請求項1または2の圧電セラミックス。
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