JP3382366B2 - アスファルトフィニッシャーの合材送り用ねじ羽根の駆動側支持装置 - Google Patents
アスファルトフィニッシャーの合材送り用ねじ羽根の駆動側支持装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路の舗装に用いるアス
ファルトフィニッシャーの合材送り用ねじ羽根の駆動側
支持装置の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】図3、図4はアスファルトフィニッシャ
ーの平面図及び側面図である。シャーシー枠1は4つの
車輪2で支持され、搭載した不図示の内燃機関で矢印イ
の方向へ進行するようになっている。シャーシー枠1に
根本をピン13結合されたアーム4端にはスクリード装
置5が設けてある。両側のアーム4先端は横架材で結合
され両アーム間をわたって固定軸7が設けられ、固定軸
7に中央スクリード枠8が回転自在に支持されている。
中央スクリード枠8上端にはナット9の両側が枢着され
ており、該ナツト9にスクリード角度調節ねじ11がね
じ込まれている。該調節ねじ11はアーム4間をわたる
軸12に揺動自在に支持された軸受14に軸方向に移動
しないように支持されている。スクリード角度調節ねじ
11には操作ハンドル10が固定してある。中央スクリ
ード枠8の左右にわたる枠部材には中央スクリード15
が固定されている。中央スクリード15の進行方向の前
端には供給される合材を押しならし中央スクリード15
下面と路盤との間に合材を送り込むための中央スクリー
ド押し板15aが立設してある。中央スクリード枠8に
はワイドナー支持枠16が固定されている。ワイドナー
支持枠16にはワイドナー枠17が左右両側の方向に伸
縮自在に取付けられている。ワイドナー支持枠16には
水平方向に案内として円孔が設けられ、この円孔に案内
部材のガイドバー18が出入り自在に摺動するように嵌
合しており、ガイドバー18の先端にワイドナー枠17
が固定されている。ワイドナー枠17にはワイドナー支
持枠16中に設けた油圧シリンダーのピストンロッド1
9が固定されている。ワイドナー枠17には一体的に中
央スクリード15と同様に合材を押しながらワイドナー
スクリード21のアイロン部と路盤間に合材を送り込む
ためのワイドナースクリード押し板21aが設けられ、
該押し板21aはワイドナー支持枠16に出入り自在に
支持されている。中央スクリード15は車輛の進行方向
に該ワイドナースクリード21より前方に有り、両者は
端部が重なっている。ワイドナースクリード21と中央
スクリード15の下面は同一平面上に存在する。 【0003】図4に示すようにシャーシー枠1とアーム
4に両端の枢着された上下方向のクレビス型油圧シリン
ダ22はアーム4をピン13を中心に回動し、スクリー
ド装置5を上下動させる。スクリード装置5には不図示
のスクリード15,21の加振装置を備えている。 【0004】作業時は車輛を前進し、且つクレビス型の
油圧シリンダ22を延ばしてアーム4をピン13を中心
に回転してスクリード装置5を所要の舗装面となる位置
まで下げ、ホッパー24にアスファルト乳材の合材(以
下合材という)を投入すると図示矢印ロの方向に移動す
るコンベヤ25によりねじ羽根26に送られ、進行方向
に直角方向に配されたねじ羽根26により、左右両側へ
送られ、路盤上に散布され、アスファルトフィニッシャ
ーの進行により中央スクリード15、ワイドナースクリ
ード21で押しならされこれらの下面により加振加熱押
圧される。 【0005】図5はシャーシー枠1の後部を示しねじ羽
根26を表わす平面図である。 【0006】上記においてねじ羽根26は図5に示すよ
うにシャーシー枠1に固定されたチェンケース28と、
シャーシー枠1の後端板1aに固定した支持装置38に
より支持されている。このシャーシー枠1にはチェン伝
導装置27が固定されている。チェン伝導装置27はチ
ェンケース28内に収容され、チェンケース28に回転
自在に支持され、左右夫々独立して駆動される入力軸2
9に固定された夫々のチェンホイル31と、車輪2の車
軸と平行な左右に夫々独立した駆動軸32に夫々固定さ
れたチェンホイル33との間に夫々チェン34が掛けら
れている。入力軸29は内燃機関から回転力を伝達され
るように図示されない動力伝達装置に連結されている。
駆動軸32はチェンケース28に回転自在に支持され、
各ねじ羽根26の一端が駆動軸32に回転力を伝えられ
るように連結されている。チェン伝導装置27の左右に
配置したねじ羽根26はねじれ方向が異なり、図示矢印
ハの方向に合材を送るように回転する際に生じる推力は
ねじ羽根26の軸に嵌合するスラストカラー35をチェ
ンケース28で受けるようになっている。ねじ羽根26
の他端はシャーシー枠1の後端板1aに固定された支持
装置38で回転自在に支持される。支持装置38にはね
じ羽根26と同心の延長ねじ羽根37が脱着可能に固定
されている。 【0007】図6は従来のアスファルトフィニッシャー
の左右方向の中央部位置におけるねじ羽根26の駆動側
支持装置30の縦断面図である。 【0008】チェンケース28の取付穴28aには軸受
ハウジング43が嵌入し、この軸受ハウジング43のフ
ランジを挿通してボルト44がチェンケース28にねじ
込まれている。尚チェンケース28はシャーシー枠1に
固定され、固定部材として見るとシャーシー枠1の一部
と見做すことができる。軸受ハウジング43円筒形の内
周43aには両側シール付の球軸受46の外輪が嵌入
し、球軸受46の内輪は駆動軸32に嵌入し、球軸受4
6の内輪の半径方向にねじ込まれた止めねじ48により
球軸受46は駆動軸32に固定されている。駆動軸32
のチェンケース28内へ突出した一端にはチェンホイル
33が溶接により固定されている。駆動軸32の他端は
耐熱性の軸封部材63を挿通しており、駆動軸32の先
端はねじ羽根26の中空軸部26aに滑合し、ピン51
が中空軸部26a及び駆動軸32の長孔32aをわたり
貫通し、強く該中空軸部26aに打込まれ、長孔32a
では軸方向移動自在に嵌合している。 【0009】軸受ハウジング43には軸封カバー49が
嵌入し、軸封カバー49を挿通したボルト52が軸受ハ
ウジング43にねじ込まれている。軸封カバー49の駆
動軸32が挿通する中心孔49bには軸封部材63が嵌
入する円周方向の溝49aが嵌入し、軸封部材63が該
溝49aに嵌入している。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】このような構成のアス
ファルトフィニッシャーを稼動すると1年位で駆動軸3
2、球軸受46、チェンホイル33の著しい摩耗が認め
られる。この球軸受46、チェンホイル33を取り換え
保全を続けたとしても、約4年位で軸受ハウジング4
3、軸封カバー49が合材による摩耗により使用に耐え
られなくなる。 【0011】上記において軸封部材はナフロン含浸ブレ
ードパッキン(日本アスベスト社製)であって、純良な
白石綿糸を入編または袋編方式で断面角形に編組し、P
TFEディスバージョンと微量の特殊潤滑剤を含浸処理
したケミカル用パッキンであって、上記のような駆動
軸、球軸受及びチェンホイルの摩耗状態においても軸封
部材の損耗は殆んど認められない。 【0012】本発明は合材の浸入しないねじ羽根の軸封
装置付軸受装置を備えたアスファルトフィニッシャーの
合材送り用ねじ羽根の駆動側支持装置を提供することを
目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】コンベヤ25で送られ、
ねじ羽根26で左右へ送られる合材は砂と砂利とピッチ
からなる。ねじ羽根26に生ずる推力はスラストカラー
35が軸封カバー49又はねじ羽根26の中空軸部26
aと摺動し乍ら担持する。従ってねじ羽根26は図5に
おいて矢印ハと反対方向へ力を受ける。支持装置38は
円筒形ジャーナルをブッシュ軸受で支持しており、ねじ
羽根26の矢印ハ方向の軸方向移動は支持装置38の側
面で受けている。摩耗によりスラストカラー35とこの
スラストカラー35と摺動している部材間及びねじ羽根
26の中空軸部26aと支持装置38間に隙間が生ずる
と負荷変動によってねじ羽根26が矢印ハ方向に移動し
スラストカラー35とスラストカラー35と摺動してい
る部材間に小隙間ができて合材が浸入することがある。
この小隙間から、軸封カバー49と駆動軸32との間に
浸入した合材は軸封部材63と駆動軸32の接触面の端
部において駆動軸32を研削し始め、逐次この接触面に
おいて駆動軸32を研削する。合材と軸封部材63とは
相対的に周方向移動がないので軸封部材63は摩耗する
ことが殆んどなく、逆に駆動軸32を摩耗させるラップ
台となっていると考えられる。かくして軸封部材63位
置での駆動軸32の摩耗が進行すると合材は球軸受46
の片側の軸受シールの隙間に侵入し、これらの軸受シー
ル及び球軸受46を摩耗する。そして更に他の片側の軸
受シールの隙間に侵入し、軸受シールを摩耗させ、これ
らの摩耗が大きくなると、チェンホイル33へ合材が侵
入することになる。これによって、チェンホイル33、
チェン34を摩耗させ、引いてはチェンホイル31を摩
耗させる。 【0014】本発明は上記のような考察に基いてなされ
たものであり、かかる本発明の第1の発明は供給された
合材を車輛前部から後方へ給送する合材給送用コンベヤ
と、コンベヤで送られた合材を左右へ配分するねじ羽根
とを有し、コンベヤで送られた合材を左右へ配分するね
じ羽根はアスファルトフィニッシャーの左右方向の中央
部位置で切り離されていて左右のねじ羽根夫々が駆動力
を受けるようにチェンケースに支持されたアスファルト
フィニッシャーの合材送り用ねじ羽根の駆動側支持装置
において、一端をねじ羽根軸に連結し他端にチェンホイ
ルを固定した駆動軸と、この駆動軸を軸承する軸受と、
該軸受を装架しチェンケースに固定された軸受ハウジン
グと、前記軸受とねじ羽根間において軸受ハウジング側
に取り付けられた軸封部材と、を有し、駆動軸には軸封
部材が密に嵌入する周方向の溝を設けられていると共
に、ねじ羽根と駆動軸が軸方向移動自在で回転力を伝え
るように連結されていることを特徴とするアスファルト
フィニッシャーの合材送り用ねじ羽根の駆動側支持装置
である。 【0015】 【0016】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。 【0017】図1は従来例の図6に対応しており、図1
において図6と同一部分は同一符号を付し説明を省略す
る。 【0018】図1は図5に示した合材をフローシートフ
ィニッシャーの左右両側へ向って送るねじ羽根26のア
スファルトフィニッシャーの左右方向の中央部位置にお
ける駆動側支持装置を示してある。軸受ハウジング43
の内周43aには球軸受46が嵌入されている。軸受ハ
ウジング43の一部として軸封カバー41が付設されて
いる。 【0019】図示断面で円環状の軸封カバー41の円筒
形凹部41aには軸封部材支持輪42が嵌入し軸封カバ
ー41にねじ込まれた小ねじ45でもって軸封部材支持
輪42を押圧して回り止めとしてある。軸封部材支持輪
42は軸受ハウジング43の内周43aの拡径部43b
にその外周が嵌入していて軸封カバー41を挿通してボ
ルト52を軸受ハウジング43にねじ込むことによって
軸封部材支持輪42は軸方向及び周方向に不動となって
いる。軸封部材支持輪42の軸封カバー41の円筒形凹
部41aの底と接する側面42aには円筒形の凹部状の
円筒形軸封部材収容部42bが設けてある。この収容部
42bには軸封部材47の外周側が嵌合し収容されてい
る。軸封部材47の外周は円筒形軸封部材収容部42b
の内周に密に嵌合する直径であり、軸封部材47の外周
側両側は円筒形軸封部材収容部42bの側面及び軸封カ
バー41の円筒形凹部41aの底面に圧接している。軸
封カバー41の円筒形凹部41aの底及び軸封部材支持
輪42の円筒形軸封部材収容部42bの底面にほぼ一致
させて駆動軸32に断面角形の周方向の条溝62を設け
てある。この条溝62は角形であり、その条溝62には
軸封部材47が摺動するように隙間少なく嵌合してい
る。軸封部材47の幅は条溝62の幅よりわずかに小さ
く、内径は条溝62の溝底の直径よりわずかに大きい。
この軸封部材47の材質、構成は従来例と同様ナフロン
含浸ブレードパッキンである。又、周知の軸封部材形状
と同様周方向の一個所を半径方向又は半径方向に対して
斜め方向に切り目が入れられ切り離し可能となってい
る。或は軸封部材47が弾性を有し元の形に復元するよ
うな材質のものである場合は切り目のない円環であって
もよい。駆動軸32は軸封カバー41及び軸封部材支持
輪42の各中心孔41c,42cとは隙間を有し、ゆる
く挿通している。 【0020】ねじ羽根26の中空軸部26aと駆動軸3
2は滑合しており、ねじ羽根26と駆動軸32は回転力
を伝えるが軸方向には相対移動自在としてある。そのた
めにピン51が駆動軸32の直径をわたって中空軸部2
6aに圧入され、ピン51は駆動軸32の軸方向の長孔
32aに滑合している。 【0021】図2に示すように入力軸29はチェンケー
ス28にボルト29c止めされた軸受ブラケット29b
に嵌入した球軸受29aに嵌入固定されて支持されてい
る。 【0022】軸封部材47の組立分解方法についてのべ
る。この組立分解は軸受ハウジング43をチェンケース
28に取り付けない状態でに行う。駆動軸32に球軸受
46を嵌入してチェンホイル33側へ押し込み、球軸受
46に軸受ハウジング43を嵌入してチェンホイル33
側へ押し込む。次に駆動軸32に軸封部材支持輪42を
挿入し、奥一杯まで移動する。すると球軸受46の外輪
に軸封部材支持輪42が当接した状態となり、駆動軸3
2に設けた周方向の条溝62は図1において軸封部材支
持輪42の右側に来るので、条溝62に軸封部材47を
嵌合する。ここで軸封部材支持輪42を図1において右
行してその円筒形軸封部材収容部42bを軸封部材47
に嵌合する。この際軸封部材47の一個所に設けた切り
目が圧接する状態において軸封部材47は円筒形軸封部
材収容部42bに密に嵌入する。軸受ハウジング43を
右行し、軸受ハウジング43の内周43aの拡径部43
bを軸封部材支持輪42に嵌合する。駆動軸32に右側
から軸封カバー41を挿入し、その円筒形凹部41aを
軸封部材支持輪42に嵌合し、小ねじ45を軸封カバー
41にねじ込み、ボルト52を軸封カバー41を挿通し
て軸受ハウジング43にねじ込む。そして球軸受46を
駆動軸32上で移動して所定位置において球軸受46の
内輪に止めねじ48をねじ込み球軸受46を駆動軸32
に固定する。 【0023】上記のように組立てられたユニットは軸受
ハウジング43をチェンケース28の取付穴28aに嵌
合してボルト44を軸受ハウジング43のフランジを挿
通してチェンケース28にねじ込む。尚、チェン34は
図示されないチェンケースカバーを開いてチェンホイル
31,33間に掛ける。 【0024】ねじ羽根26はその中空軸部26aを駆動
軸32に嵌合し、駆動軸32の長孔32aを挿通してピ
ン51を中空軸部26aに打込んで取り付ける。 【0025】軸封部材47の分解順序は組立の場合と逆
の順序で行う。 【0026】上記構成の作用を説明する。入力軸29が
回転するとチェンホイル31の回転はチェン34を介し
てチェンホイル33に伝えられ、駆動軸32を回転す
る。駆動軸32の回転はピン51を介してねじ羽根26
に伝えられる。合材はコンベヤ25端より離れ軸受ハウ
ジング43と軸受ハウジング43に近いねじ羽根26上
に落下してくる。 【0027】駆動軸32は球軸受46で支持されて回転
し、軸封部材47は静止しており、駆動軸32の条溝6
2と軸封部材47は摺動している。図5に示すように合
材は矢印ハの方向に送られる。従ってねじ羽根26は合
材の送り力の反力を受けて、そのスラストカラー35が
軸封カバー41を圧する。然し乍ら既述したような次第
でスラストカラー35とスラストカラー35と摺動する
部材間はねじ羽根26の移動により隙間を生ずることが
あり、駆動軸32と軸封カバー41の中心孔41c間の
隙間に合材が侵入する。 【0028】ここで軸封部材47は駆動軸32に設けた
条溝62に嵌合しているため、この条溝62の側面と軸
封部材47の側面間へ侵入しようとする合材は駆動軸3
2が回転しているので放射方向の外側へ排除する力を受
ける。そして、条溝62に軸封部材47が嵌合している
のでラビリンス効果も働くので併せて軸封部材47と駆
動軸32間を通じて球軸受46側へ合材は進入しない。
スラストカラー35或はその相手摺動部材に摩耗が生じ
ても上記作用は同じである。 【0029】尚、実施例ではねじ羽根26の端部支持装
置38もアスファルトフィニッシャーの左右方向の中央
位置のねじ羽根の駆動側支持装置30と同様な工夫が施
されている。図7は支持装置38の縦断面図である。ね
じ羽根26、延長ねじ羽根37のある側は共に同様な軸
封が行われており、主としてねじ羽根26側について以
下にのべる。 【0030】ブラケット57はシャーシー枠1に固定さ
れている。軸受ハウジング53の円筒形の内周53aに
は軸受56が圧入されている。この軸受56は鋳鉄製或
はニードル軸受である。軸受56の外側端面56aと一
致する片側を一致させてジャーナル71に断面角形の周
方向の条溝72を設けてある。この条溝72は角形であ
り、その条溝72には軸封部材73が摺動するように隙
間少なく嵌合している。軸封部材73の幅は条溝72の
幅よりわずかに小さく、内径は条溝72の溝底の直径よ
りわずかに大きく、外径は軸受ハウジング53の内周5
3aに密に嵌合する直径である。この軸封部材73の材
質、構成は従来例と同様ナフロン含浸ブレードパッキン
であり、周方向の一個所に半径方向又は半径方向に対し
て斜め方向に切り目が設けてある。 【0031】ねじ羽根26の中空軸部26aとジャーナ
ル71は滑合しており、ねじ羽根26とジャーナル71
は回転力を伝えるが軸方向には相対移動自在としてあ
る。そのためにピン61がジャーナル71の直径をわた
ってねじ羽根26の中空軸部26aに圧入され、ピン6
1はジャーナル71の軸方向の長孔71aに滑合してい
る。軸受ハウジング53の両端の円筒形嵌合部53bに
嵌合する軸封カバー59と軸受56でもって軸封部材7
3を挟持している。軸封カバー59の端面にはねじ羽根
26の中空軸部26a端面が摺擦するようになってお
り、アスファルトフィニッシャーの左右方向の中央部位
置のねじ羽根の駆動側支持装置30のスラストカラー3
5と併せてねじ羽根26は軸方向に移動しないようにな
っている。しかし、合材に含まれる砂等により、ねじ羽
根26の中空軸部26a端面と軸封カバー59の接触
面、又は、スラストカラー35とねじ羽根26の中空軸
部26a端面との摺動面は摩耗するから、ねじ羽根26
は軸方向に移動するようになるが、駆動軸32には長孔
32aが設けられ、ジャーナル71には長孔71aを設
けられているので駆動軸32、ジャーナル71は推力を
受けることがない。 【0032】延長ねじ羽根37はその中空軸部37aが
ジャーナル71に嵌合し、これらの直径をわたるピン3
9により連結されている。 【0033】この支持装置38はジャーナル71の条溝
72に軸封部材73が嵌合しているので軸受56とジャ
ーナル71間へ合材は侵入せず、軸受ハウジング53に
固定した中空のブラケット57にねじ込んだキャップ5
4に固着したグリースニップル55からのグリースの給
油はブラケット57から軸受ハウジング53の給油口5
3cをとおり軸受56間の環状空間53dに達するが軸
封部材73位置においてジャーナル71は摩耗しないの
で給油量は少なくてすむ(従来例では毎日グリースのカ
ートリッジ数本が必要)。 【0034】 【発明の効果】本発明はアスファルトフィニッシャーの
合材を左右へ振り分けて送るねじ羽根のアスファルトフ
ィニッシャーの左右方向の中央部位置を支持する駆動側
支持装置に設けた駆動軸に、軸封部分において軸封部分
が嵌合して摺動する周方向の溝を設けねじ羽根と駆動軸
が軸方向移動自在で回転力を伝えるように連結したた
め、軸封部材と駆動軸との摺動部へ合材が侵入し難くな
り、この摺動部における駆動軸の摩耗が少なくなり、従
来、軸封部における駆動軸の摩耗→軸受摩耗→チェン駆
動部材の摩耗が見られなくなった。例えば従来例が1年
位でチェンケース内へ合材が侵入するのが軸封部の軸封
ケース摩耗により軸封ケースが使用出来なくなる4年を
経過しても、上記摩耗が殆んど見られず耐久力が著しく
向上したことが認められる。
ファルトフィニッシャーの合材送り用ねじ羽根の駆動側
支持装置の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】図3、図4はアスファルトフィニッシャ
ーの平面図及び側面図である。シャーシー枠1は4つの
車輪2で支持され、搭載した不図示の内燃機関で矢印イ
の方向へ進行するようになっている。シャーシー枠1に
根本をピン13結合されたアーム4端にはスクリード装
置5が設けてある。両側のアーム4先端は横架材で結合
され両アーム間をわたって固定軸7が設けられ、固定軸
7に中央スクリード枠8が回転自在に支持されている。
中央スクリード枠8上端にはナット9の両側が枢着され
ており、該ナツト9にスクリード角度調節ねじ11がね
じ込まれている。該調節ねじ11はアーム4間をわたる
軸12に揺動自在に支持された軸受14に軸方向に移動
しないように支持されている。スクリード角度調節ねじ
11には操作ハンドル10が固定してある。中央スクリ
ード枠8の左右にわたる枠部材には中央スクリード15
が固定されている。中央スクリード15の進行方向の前
端には供給される合材を押しならし中央スクリード15
下面と路盤との間に合材を送り込むための中央スクリー
ド押し板15aが立設してある。中央スクリード枠8に
はワイドナー支持枠16が固定されている。ワイドナー
支持枠16にはワイドナー枠17が左右両側の方向に伸
縮自在に取付けられている。ワイドナー支持枠16には
水平方向に案内として円孔が設けられ、この円孔に案内
部材のガイドバー18が出入り自在に摺動するように嵌
合しており、ガイドバー18の先端にワイドナー枠17
が固定されている。ワイドナー枠17にはワイドナー支
持枠16中に設けた油圧シリンダーのピストンロッド1
9が固定されている。ワイドナー枠17には一体的に中
央スクリード15と同様に合材を押しながらワイドナー
スクリード21のアイロン部と路盤間に合材を送り込む
ためのワイドナースクリード押し板21aが設けられ、
該押し板21aはワイドナー支持枠16に出入り自在に
支持されている。中央スクリード15は車輛の進行方向
に該ワイドナースクリード21より前方に有り、両者は
端部が重なっている。ワイドナースクリード21と中央
スクリード15の下面は同一平面上に存在する。 【0003】図4に示すようにシャーシー枠1とアーム
4に両端の枢着された上下方向のクレビス型油圧シリン
ダ22はアーム4をピン13を中心に回動し、スクリー
ド装置5を上下動させる。スクリード装置5には不図示
のスクリード15,21の加振装置を備えている。 【0004】作業時は車輛を前進し、且つクレビス型の
油圧シリンダ22を延ばしてアーム4をピン13を中心
に回転してスクリード装置5を所要の舗装面となる位置
まで下げ、ホッパー24にアスファルト乳材の合材(以
下合材という)を投入すると図示矢印ロの方向に移動す
るコンベヤ25によりねじ羽根26に送られ、進行方向
に直角方向に配されたねじ羽根26により、左右両側へ
送られ、路盤上に散布され、アスファルトフィニッシャ
ーの進行により中央スクリード15、ワイドナースクリ
ード21で押しならされこれらの下面により加振加熱押
圧される。 【0005】図5はシャーシー枠1の後部を示しねじ羽
根26を表わす平面図である。 【0006】上記においてねじ羽根26は図5に示すよ
うにシャーシー枠1に固定されたチェンケース28と、
シャーシー枠1の後端板1aに固定した支持装置38に
より支持されている。このシャーシー枠1にはチェン伝
導装置27が固定されている。チェン伝導装置27はチ
ェンケース28内に収容され、チェンケース28に回転
自在に支持され、左右夫々独立して駆動される入力軸2
9に固定された夫々のチェンホイル31と、車輪2の車
軸と平行な左右に夫々独立した駆動軸32に夫々固定さ
れたチェンホイル33との間に夫々チェン34が掛けら
れている。入力軸29は内燃機関から回転力を伝達され
るように図示されない動力伝達装置に連結されている。
駆動軸32はチェンケース28に回転自在に支持され、
各ねじ羽根26の一端が駆動軸32に回転力を伝えられ
るように連結されている。チェン伝導装置27の左右に
配置したねじ羽根26はねじれ方向が異なり、図示矢印
ハの方向に合材を送るように回転する際に生じる推力は
ねじ羽根26の軸に嵌合するスラストカラー35をチェ
ンケース28で受けるようになっている。ねじ羽根26
の他端はシャーシー枠1の後端板1aに固定された支持
装置38で回転自在に支持される。支持装置38にはね
じ羽根26と同心の延長ねじ羽根37が脱着可能に固定
されている。 【0007】図6は従来のアスファルトフィニッシャー
の左右方向の中央部位置におけるねじ羽根26の駆動側
支持装置30の縦断面図である。 【0008】チェンケース28の取付穴28aには軸受
ハウジング43が嵌入し、この軸受ハウジング43のフ
ランジを挿通してボルト44がチェンケース28にねじ
込まれている。尚チェンケース28はシャーシー枠1に
固定され、固定部材として見るとシャーシー枠1の一部
と見做すことができる。軸受ハウジング43円筒形の内
周43aには両側シール付の球軸受46の外輪が嵌入
し、球軸受46の内輪は駆動軸32に嵌入し、球軸受4
6の内輪の半径方向にねじ込まれた止めねじ48により
球軸受46は駆動軸32に固定されている。駆動軸32
のチェンケース28内へ突出した一端にはチェンホイル
33が溶接により固定されている。駆動軸32の他端は
耐熱性の軸封部材63を挿通しており、駆動軸32の先
端はねじ羽根26の中空軸部26aに滑合し、ピン51
が中空軸部26a及び駆動軸32の長孔32aをわたり
貫通し、強く該中空軸部26aに打込まれ、長孔32a
では軸方向移動自在に嵌合している。 【0009】軸受ハウジング43には軸封カバー49が
嵌入し、軸封カバー49を挿通したボルト52が軸受ハ
ウジング43にねじ込まれている。軸封カバー49の駆
動軸32が挿通する中心孔49bには軸封部材63が嵌
入する円周方向の溝49aが嵌入し、軸封部材63が該
溝49aに嵌入している。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】このような構成のアス
ファルトフィニッシャーを稼動すると1年位で駆動軸3
2、球軸受46、チェンホイル33の著しい摩耗が認め
られる。この球軸受46、チェンホイル33を取り換え
保全を続けたとしても、約4年位で軸受ハウジング4
3、軸封カバー49が合材による摩耗により使用に耐え
られなくなる。 【0011】上記において軸封部材はナフロン含浸ブレ
ードパッキン(日本アスベスト社製)であって、純良な
白石綿糸を入編または袋編方式で断面角形に編組し、P
TFEディスバージョンと微量の特殊潤滑剤を含浸処理
したケミカル用パッキンであって、上記のような駆動
軸、球軸受及びチェンホイルの摩耗状態においても軸封
部材の損耗は殆んど認められない。 【0012】本発明は合材の浸入しないねじ羽根の軸封
装置付軸受装置を備えたアスファルトフィニッシャーの
合材送り用ねじ羽根の駆動側支持装置を提供することを
目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】コンベヤ25で送られ、
ねじ羽根26で左右へ送られる合材は砂と砂利とピッチ
からなる。ねじ羽根26に生ずる推力はスラストカラー
35が軸封カバー49又はねじ羽根26の中空軸部26
aと摺動し乍ら担持する。従ってねじ羽根26は図5に
おいて矢印ハと反対方向へ力を受ける。支持装置38は
円筒形ジャーナルをブッシュ軸受で支持しており、ねじ
羽根26の矢印ハ方向の軸方向移動は支持装置38の側
面で受けている。摩耗によりスラストカラー35とこの
スラストカラー35と摺動している部材間及びねじ羽根
26の中空軸部26aと支持装置38間に隙間が生ずる
と負荷変動によってねじ羽根26が矢印ハ方向に移動し
スラストカラー35とスラストカラー35と摺動してい
る部材間に小隙間ができて合材が浸入することがある。
この小隙間から、軸封カバー49と駆動軸32との間に
浸入した合材は軸封部材63と駆動軸32の接触面の端
部において駆動軸32を研削し始め、逐次この接触面に
おいて駆動軸32を研削する。合材と軸封部材63とは
相対的に周方向移動がないので軸封部材63は摩耗する
ことが殆んどなく、逆に駆動軸32を摩耗させるラップ
台となっていると考えられる。かくして軸封部材63位
置での駆動軸32の摩耗が進行すると合材は球軸受46
の片側の軸受シールの隙間に侵入し、これらの軸受シー
ル及び球軸受46を摩耗する。そして更に他の片側の軸
受シールの隙間に侵入し、軸受シールを摩耗させ、これ
らの摩耗が大きくなると、チェンホイル33へ合材が侵
入することになる。これによって、チェンホイル33、
チェン34を摩耗させ、引いてはチェンホイル31を摩
耗させる。 【0014】本発明は上記のような考察に基いてなされ
たものであり、かかる本発明の第1の発明は供給された
合材を車輛前部から後方へ給送する合材給送用コンベヤ
と、コンベヤで送られた合材を左右へ配分するねじ羽根
とを有し、コンベヤで送られた合材を左右へ配分するね
じ羽根はアスファルトフィニッシャーの左右方向の中央
部位置で切り離されていて左右のねじ羽根夫々が駆動力
を受けるようにチェンケースに支持されたアスファルト
フィニッシャーの合材送り用ねじ羽根の駆動側支持装置
において、一端をねじ羽根軸に連結し他端にチェンホイ
ルを固定した駆動軸と、この駆動軸を軸承する軸受と、
該軸受を装架しチェンケースに固定された軸受ハウジン
グと、前記軸受とねじ羽根間において軸受ハウジング側
に取り付けられた軸封部材と、を有し、駆動軸には軸封
部材が密に嵌入する周方向の溝を設けられていると共
に、ねじ羽根と駆動軸が軸方向移動自在で回転力を伝え
るように連結されていることを特徴とするアスファルト
フィニッシャーの合材送り用ねじ羽根の駆動側支持装置
である。 【0015】 【0016】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。 【0017】図1は従来例の図6に対応しており、図1
において図6と同一部分は同一符号を付し説明を省略す
る。 【0018】図1は図5に示した合材をフローシートフ
ィニッシャーの左右両側へ向って送るねじ羽根26のア
スファルトフィニッシャーの左右方向の中央部位置にお
ける駆動側支持装置を示してある。軸受ハウジング43
の内周43aには球軸受46が嵌入されている。軸受ハ
ウジング43の一部として軸封カバー41が付設されて
いる。 【0019】図示断面で円環状の軸封カバー41の円筒
形凹部41aには軸封部材支持輪42が嵌入し軸封カバ
ー41にねじ込まれた小ねじ45でもって軸封部材支持
輪42を押圧して回り止めとしてある。軸封部材支持輪
42は軸受ハウジング43の内周43aの拡径部43b
にその外周が嵌入していて軸封カバー41を挿通してボ
ルト52を軸受ハウジング43にねじ込むことによって
軸封部材支持輪42は軸方向及び周方向に不動となって
いる。軸封部材支持輪42の軸封カバー41の円筒形凹
部41aの底と接する側面42aには円筒形の凹部状の
円筒形軸封部材収容部42bが設けてある。この収容部
42bには軸封部材47の外周側が嵌合し収容されてい
る。軸封部材47の外周は円筒形軸封部材収容部42b
の内周に密に嵌合する直径であり、軸封部材47の外周
側両側は円筒形軸封部材収容部42bの側面及び軸封カ
バー41の円筒形凹部41aの底面に圧接している。軸
封カバー41の円筒形凹部41aの底及び軸封部材支持
輪42の円筒形軸封部材収容部42bの底面にほぼ一致
させて駆動軸32に断面角形の周方向の条溝62を設け
てある。この条溝62は角形であり、その条溝62には
軸封部材47が摺動するように隙間少なく嵌合してい
る。軸封部材47の幅は条溝62の幅よりわずかに小さ
く、内径は条溝62の溝底の直径よりわずかに大きい。
この軸封部材47の材質、構成は従来例と同様ナフロン
含浸ブレードパッキンである。又、周知の軸封部材形状
と同様周方向の一個所を半径方向又は半径方向に対して
斜め方向に切り目が入れられ切り離し可能となってい
る。或は軸封部材47が弾性を有し元の形に復元するよ
うな材質のものである場合は切り目のない円環であって
もよい。駆動軸32は軸封カバー41及び軸封部材支持
輪42の各中心孔41c,42cとは隙間を有し、ゆる
く挿通している。 【0020】ねじ羽根26の中空軸部26aと駆動軸3
2は滑合しており、ねじ羽根26と駆動軸32は回転力
を伝えるが軸方向には相対移動自在としてある。そのた
めにピン51が駆動軸32の直径をわたって中空軸部2
6aに圧入され、ピン51は駆動軸32の軸方向の長孔
32aに滑合している。 【0021】図2に示すように入力軸29はチェンケー
ス28にボルト29c止めされた軸受ブラケット29b
に嵌入した球軸受29aに嵌入固定されて支持されてい
る。 【0022】軸封部材47の組立分解方法についてのべ
る。この組立分解は軸受ハウジング43をチェンケース
28に取り付けない状態でに行う。駆動軸32に球軸受
46を嵌入してチェンホイル33側へ押し込み、球軸受
46に軸受ハウジング43を嵌入してチェンホイル33
側へ押し込む。次に駆動軸32に軸封部材支持輪42を
挿入し、奥一杯まで移動する。すると球軸受46の外輪
に軸封部材支持輪42が当接した状態となり、駆動軸3
2に設けた周方向の条溝62は図1において軸封部材支
持輪42の右側に来るので、条溝62に軸封部材47を
嵌合する。ここで軸封部材支持輪42を図1において右
行してその円筒形軸封部材収容部42bを軸封部材47
に嵌合する。この際軸封部材47の一個所に設けた切り
目が圧接する状態において軸封部材47は円筒形軸封部
材収容部42bに密に嵌入する。軸受ハウジング43を
右行し、軸受ハウジング43の内周43aの拡径部43
bを軸封部材支持輪42に嵌合する。駆動軸32に右側
から軸封カバー41を挿入し、その円筒形凹部41aを
軸封部材支持輪42に嵌合し、小ねじ45を軸封カバー
41にねじ込み、ボルト52を軸封カバー41を挿通し
て軸受ハウジング43にねじ込む。そして球軸受46を
駆動軸32上で移動して所定位置において球軸受46の
内輪に止めねじ48をねじ込み球軸受46を駆動軸32
に固定する。 【0023】上記のように組立てられたユニットは軸受
ハウジング43をチェンケース28の取付穴28aに嵌
合してボルト44を軸受ハウジング43のフランジを挿
通してチェンケース28にねじ込む。尚、チェン34は
図示されないチェンケースカバーを開いてチェンホイル
31,33間に掛ける。 【0024】ねじ羽根26はその中空軸部26aを駆動
軸32に嵌合し、駆動軸32の長孔32aを挿通してピ
ン51を中空軸部26aに打込んで取り付ける。 【0025】軸封部材47の分解順序は組立の場合と逆
の順序で行う。 【0026】上記構成の作用を説明する。入力軸29が
回転するとチェンホイル31の回転はチェン34を介し
てチェンホイル33に伝えられ、駆動軸32を回転す
る。駆動軸32の回転はピン51を介してねじ羽根26
に伝えられる。合材はコンベヤ25端より離れ軸受ハウ
ジング43と軸受ハウジング43に近いねじ羽根26上
に落下してくる。 【0027】駆動軸32は球軸受46で支持されて回転
し、軸封部材47は静止しており、駆動軸32の条溝6
2と軸封部材47は摺動している。図5に示すように合
材は矢印ハの方向に送られる。従ってねじ羽根26は合
材の送り力の反力を受けて、そのスラストカラー35が
軸封カバー41を圧する。然し乍ら既述したような次第
でスラストカラー35とスラストカラー35と摺動する
部材間はねじ羽根26の移動により隙間を生ずることが
あり、駆動軸32と軸封カバー41の中心孔41c間の
隙間に合材が侵入する。 【0028】ここで軸封部材47は駆動軸32に設けた
条溝62に嵌合しているため、この条溝62の側面と軸
封部材47の側面間へ侵入しようとする合材は駆動軸3
2が回転しているので放射方向の外側へ排除する力を受
ける。そして、条溝62に軸封部材47が嵌合している
のでラビリンス効果も働くので併せて軸封部材47と駆
動軸32間を通じて球軸受46側へ合材は進入しない。
スラストカラー35或はその相手摺動部材に摩耗が生じ
ても上記作用は同じである。 【0029】尚、実施例ではねじ羽根26の端部支持装
置38もアスファルトフィニッシャーの左右方向の中央
位置のねじ羽根の駆動側支持装置30と同様な工夫が施
されている。図7は支持装置38の縦断面図である。ね
じ羽根26、延長ねじ羽根37のある側は共に同様な軸
封が行われており、主としてねじ羽根26側について以
下にのべる。 【0030】ブラケット57はシャーシー枠1に固定さ
れている。軸受ハウジング53の円筒形の内周53aに
は軸受56が圧入されている。この軸受56は鋳鉄製或
はニードル軸受である。軸受56の外側端面56aと一
致する片側を一致させてジャーナル71に断面角形の周
方向の条溝72を設けてある。この条溝72は角形であ
り、その条溝72には軸封部材73が摺動するように隙
間少なく嵌合している。軸封部材73の幅は条溝72の
幅よりわずかに小さく、内径は条溝72の溝底の直径よ
りわずかに大きく、外径は軸受ハウジング53の内周5
3aに密に嵌合する直径である。この軸封部材73の材
質、構成は従来例と同様ナフロン含浸ブレードパッキン
であり、周方向の一個所に半径方向又は半径方向に対し
て斜め方向に切り目が設けてある。 【0031】ねじ羽根26の中空軸部26aとジャーナ
ル71は滑合しており、ねじ羽根26とジャーナル71
は回転力を伝えるが軸方向には相対移動自在としてあ
る。そのためにピン61がジャーナル71の直径をわた
ってねじ羽根26の中空軸部26aに圧入され、ピン6
1はジャーナル71の軸方向の長孔71aに滑合してい
る。軸受ハウジング53の両端の円筒形嵌合部53bに
嵌合する軸封カバー59と軸受56でもって軸封部材7
3を挟持している。軸封カバー59の端面にはねじ羽根
26の中空軸部26a端面が摺擦するようになってお
り、アスファルトフィニッシャーの左右方向の中央部位
置のねじ羽根の駆動側支持装置30のスラストカラー3
5と併せてねじ羽根26は軸方向に移動しないようにな
っている。しかし、合材に含まれる砂等により、ねじ羽
根26の中空軸部26a端面と軸封カバー59の接触
面、又は、スラストカラー35とねじ羽根26の中空軸
部26a端面との摺動面は摩耗するから、ねじ羽根26
は軸方向に移動するようになるが、駆動軸32には長孔
32aが設けられ、ジャーナル71には長孔71aを設
けられているので駆動軸32、ジャーナル71は推力を
受けることがない。 【0032】延長ねじ羽根37はその中空軸部37aが
ジャーナル71に嵌合し、これらの直径をわたるピン3
9により連結されている。 【0033】この支持装置38はジャーナル71の条溝
72に軸封部材73が嵌合しているので軸受56とジャ
ーナル71間へ合材は侵入せず、軸受ハウジング53に
固定した中空のブラケット57にねじ込んだキャップ5
4に固着したグリースニップル55からのグリースの給
油はブラケット57から軸受ハウジング53の給油口5
3cをとおり軸受56間の環状空間53dに達するが軸
封部材73位置においてジャーナル71は摩耗しないの
で給油量は少なくてすむ(従来例では毎日グリースのカ
ートリッジ数本が必要)。 【0034】 【発明の効果】本発明はアスファルトフィニッシャーの
合材を左右へ振り分けて送るねじ羽根のアスファルトフ
ィニッシャーの左右方向の中央部位置を支持する駆動側
支持装置に設けた駆動軸に、軸封部分において軸封部分
が嵌合して摺動する周方向の溝を設けねじ羽根と駆動軸
が軸方向移動自在で回転力を伝えるように連結したた
め、軸封部材と駆動軸との摺動部へ合材が侵入し難くな
り、この摺動部における駆動軸の摩耗が少なくなり、従
来、軸封部における駆動軸の摩耗→軸受摩耗→チェン駆
動部材の摩耗が見られなくなった。例えば従来例が1年
位でチェンケース内へ合材が侵入するのが軸封部の軸封
ケース摩耗により軸封ケースが使用出来なくなる4年を
経過しても、上記摩耗が殆んど見られず耐久力が著しく
向上したことが認められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の縦断面図である。
【図2】チェン伝導装置の水平断面図である。
【図3】アスファルトフィニッシャーの平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】合材を左右へ送る送り装置を示す平面図であ
る。 【図6】従来例の縦断面図である。 【図7】ねじ羽根の端部の支持装置の縦断面図である。 【符号の説明】 25 コンベヤ 26 ねじ羽根 27 チェン伝導装置 28 チェンケース 29 入力軸 30 駆動側支持装置 31 チェンホイル 32 駆動軸 33 チェンホイル 34 チェン 35 スラストカラー 41 軸封カバー 42 軸封部材支持輪 43 軸受ハウジング 45 小ねじ 46 球軸受 47 軸封部材 62 条溝
る。 【図6】従来例の縦断面図である。 【図7】ねじ羽根の端部の支持装置の縦断面図である。 【符号の説明】 25 コンベヤ 26 ねじ羽根 27 チェン伝導装置 28 チェンケース 29 入力軸 30 駆動側支持装置 31 チェンホイル 32 駆動軸 33 チェンホイル 34 チェン 35 スラストカラー 41 軸封カバー 42 軸封部材支持輪 43 軸受ハウジング 45 小ねじ 46 球軸受 47 軸封部材 62 条溝
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 供給された合材を車輛前部から後方へ給
送する合材給送用コンベヤと、コンベヤで送られた合材
を左右へ配分するねじ羽根とを有し、コンベヤで送られ
た合材を左右へ配分するねじ羽根はアスファルトフィニ
ッシャーの左右方向の中央部位置で切り離されていて左
右のねじ羽根夫々が駆動力を受けるようにチェンケース
に支持されたアスファルトフィニッシャーの合材送り用
ねじ羽根の駆動側支持装置において、一端をねじ羽根軸
に連結し他端にチェンホイルを固定した駆動軸と、この
駆動軸を軸承する軸受と、該軸受を装架しチェンケース
に固定された軸受ハウジングと、前記軸受とねじ羽根間
において軸受ハウジング側に取り付けられた軸封部材
と、を有し、駆動軸には軸封部材が密に嵌入する周方向
の溝を設けられていると共に、ねじ羽根と駆動軸が軸方
向移動自在で回転力を伝えるように連結されていること
を特徴とするアスファルトフィニッシャーの合材送り用
ねじ羽根の駆動側支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18629894A JP3382366B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | アスファルトフィニッシャーの合材送り用ねじ羽根の駆動側支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18629894A JP3382366B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | アスファルトフィニッシャーの合材送り用ねじ羽根の駆動側支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH0827722A JPH0827722A (ja) | 1996-01-30 |
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| JP18629894A Expired - Fee Related JP3382366B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | アスファルトフィニッシャーの合材送り用ねじ羽根の駆動側支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3382366B2 (ja) |
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- 1994-07-15 JP JP18629894A patent/JP3382366B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9334896B2 (en) | 2013-02-22 | 2016-05-10 | Joseph Voegele Ag | Drive shaft module for a construction machine |
| US9334123B2 (en) | 2013-02-22 | 2016-05-10 | Joseph Voegele Ag | Conveyor screw for a material conveyor system of a construction machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0827722A (ja) | 1996-01-30 |
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