JP3386987B2 - 浄水器を備えた水栓装置 - Google Patents
浄水器を備えた水栓装置Info
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Description
栓装置に関するものである。
て、この原水を浄化させる形態の一つとして、特開平8
−170354号公報に見られるものや、本出願人が提
案している実開平7−12671号公報に見られるもの
がある。
載の技術では、シンクまわりのベースに立設される胴
に、二重筒構造の原水吐水筒と浄水吐水筒とを備えたカ
バー体を回動可能に設ける一方、前記胴を鋳造性にし
て、この胴に、原水吐水筒と浄水吐水筒とに連通する第
1及び第2の環状流路を、カバー体とによって水密状に
形成し、更にこの胴に、吐水量ならびに湯水の混合比調
節用の弁ユニットに対する湯および水の供給流路と、弁
ユニットの湯水の流出口を第1環状流路に連通させる流
路と、浄水器への原水取り出し流路と、この流路への水
供給流路からの原水の分岐流路と、浄水器からの浄水戻
し流路とを形成し、かつ、分岐流路に開閉弁を設けると
共に、この開閉弁の操作ハンドルを胴に設けている。
開いて、水供給流路から原水を分岐し、この原水をシン
ク下部側の浄水器に取り出して浄化し、この浄水を水栓
に戻して、浄水戻し流路から環状流路を経て、原水の吐
水口近傍の浄水吐水口から吐出させるのである。
形態によれば、原水と浄水の吐水筒を左右に振ることが
できる上に、浄水を原水(または混合湯水)の吐水口近
くから吐出させるので、使い勝手は頗る良いのである
が、複雑な流路構造を胴に備えさせる上で、この胴を単
品鋳造せざるを得ないことから、水栓の製作コストが非
常に高く付く点でも問題があった。
案した実開平7−12671号公報に見られる水栓51
は、シンク52まわりのベース53に立設される胴54
に、二重筒構造の原水吐水筒55と浄水吐水筒56とを
備えた上部側のカバー体57と、下部側のカバー体58
とを、それぞれ回動可能に設けると共に、前記胴54の
外周部に、原水吐水筒55に連通する第1環状流路59
と、浄水吐水筒56に連通する第2環状流路60とを、
上部側のカバー体57とによって水密状に形成し、更に
胴54の外周部に、第3及び第4の環状流路61,62
を、下部側のカバー体58とによって水密状に形成して
いる。
湯流入口に連通する給湯流路64と、弁ユニット63の
水流入口に連通する第1給水流路65とを、それぞれ胴
底部に開口させて形成すると共に、更に胴54に、弁ユ
ニット63の湯水混合室Aを第1環状流路59に連通さ
せる混合湯水の供給流路66と、第1給水流路65を第
4環状流路62に連通させる分岐流路67と、胴底部で
開口し且つプラグ68が装着されて、第3環状流路61
を第2環状流路60に連通させる浄水流路69とを形成
する一方、下部側のカバー体58に、第4環状流路62
に連通する原水の取り出し口70と、第3環状流路61
に連通する浄水取り入れ口71とを設けている。
まわりのベース53に浄水器72を設置する一方、水栓
51の原水取り出し口70に開閉弁73を接続し、この
開閉弁73と浄水器72の原水取り入れ口74とにわた
って、かつ、浄水器72の浄水取り出し口75と水栓5
1の浄水取り入れ口71とにわたって、それぞれホース
76,77を接続して、浄水器72で濾過された浄水
を、浄水流路69から浄水吐水筒56を通して、原水の
吐水口78近傍の浄水吐水口79から吐出させるのであ
る。
と浄水の吐水筒78,79を左右に振ることができる上
に、浄水を原水(または混合湯水)の吐水口近くから吐
出させるので、使い勝手が頗る良いことは勿論、胴54
に形成する流路構造がシンプルであることに加えて、そ
の流路を何れも胴外部から形成できるので、即ち、単純
な金属棒を胴素材にして、この胴素材に上記流路を切削
加工することで、胴54を構成することができるので、
胴を単品鋳造するに比べて、水栓の製作コストを大幅に
ダウンさせることができる。
ベース53に設置するために、浄水器72が広いスペー
スを専有する上に、ホース76,77を水栓51に外部
接続することが見栄えを悪くし、更に、浄水器72その
ものとホース76,77とが台所作業にとって邪魔な存
在になっていたのである。
製作コストを大幅にダウンできるものの、原水を胴底部
から浄水器に取り出して、これからの浄水を水栓に戻す
浄化形態をとるとこが考慮されていなかったのであり、
この点で改善の余地があったのである。
のであって、浄水器を見栄え良くシンクの下部側に設置
してある水栓装置を、使い勝手を良くして安価に提供す
ることを目的としている。
めに、本発明が講じた技術的手段は次の通りである。即
ち、本発明の浄水器を備えた水栓装置は、吐水量調節用
の弁ユニットの内蔵空間を形成するユニットカバーを、
シンクまわりのベースに立設される胴の上部側に設け、
このユニットカバーの下部側の胴に、二重筒構造の原水
吐水筒と浄水吐水筒とを備えた上部側のカバー体と、下
部側のカバー体とを、上部側のカバー体のみを回動可能
に設ける一方、前記胴に、弁ユニットの水流入口に連通
する第1給水流路と、浄水器への原水取り出し流路と、
浄水器からの浄水戻し流路とを、それぞれ胴底部に開口
させて形成し、前記胴の外周部には、原水吐水筒に連通
する第1環状流路と、浄水吐水筒に連通する第2環状流
路とを、上部側のカバー体とによって水密状に形成し、
更に胴の外周部に、第3の環状流路を下部側のカバー体
とによって水密状に形成すると共に、弁ユニットの水流
出口を第1環状流路に連通させる第2給水流路と、浄水
戻し流路を第2環状流路に連通させる浄水流路と、前記
第1給水流路を第3環状流路に連通させる分岐流路と、
第3環状流路を原水取り出し流路に連通させる原水流路
とを、それぞれ胴に形成し、更に、前記分岐流路から前
記第3環状流路を経て前記原水流路から前記原水取り出
し流路に原水が取り出されるよう構成し、かつ、連続鋳
造されて所定長さに切断された金属棒を胴素材にして、
この胴素材に上記流路を切削加工して前記胴を構成して
なり、前記シンクの下部側に設置された浄水器を有し、
更に、前記シンクの下部において、前記原水取り出し流
路と前記浄水器の原水取り入れ口とにわたって原水供給
管を接続し、かつ、前記浄水器の浄水取り出し口と前記
浄水戻し流路とにわたって浄水供給管を接続するよう構
成されている。
水栓装置によれば、原水の浄化に際しては、原水を吐水
筒に取り出す第1給水流路の途中から、原水を開閉弁を
介して第3環状流路に取り出し、これを胴内部の原水取
り出し流路から胴下部の浄水器に導いて、この浄水器か
らの浄水を、胴内部の浄水戻し流路から第2環状流路を
通して、原水吐水口の近くから吐出させるのである。
ことができる上に、浄水を原水の吐水口近くから吐出さ
せるので、浄水器を備えた水栓装置の使い勝手は頗る良
いものとなる。
下部側に設置できるようにして、水栓に対しては、ベー
ス上でのホースなどの外部接続を一切なくすようにした
ことで、浄水器やホースなどが台所作業の邪魔になるこ
とはなく、かつ、シンクまわりに浄水器の設置空間を求
める必要がないので、シンクまわりのスペースを台所作
業に広く使用することができるのである。
た金属棒を胴素材にして、これに流路を切削加工して胴
を構成しているので、胴ひいては水栓の製作コストは極
めて安価なものとなり、全体として本発明によれば、シ
ンクまわりのスペースを台所作業に広く使用することが
できる上に、使い勝手の良い水栓が安価に提供される。
に基づいて説明する。図1および図2は浄水取り出しタ
イプに構成された湯水混合水栓1を示し、この水栓1
は、図3に示すように、浄水器2をシンク3の下部側に
設置する上で好適なように構成されている。そして、水
栓装置は、水栓1と浄水器2を含む。
水栓取付足5を備えた胴で、この胴4は、前記水栓取付
足5とナット部材6とによって、シンク3まわりのベー
ス7に立設されるようになっている。8はユニットカバ
ーで、前記胴4の上部側に、吐水量の調節ならびに湯水
の混合比を調節するための弁ユニット9の内蔵空間を形
成している。
る(必要ならば実開平7−12671号公報を参照。)
が、大略は、水と湯との流入口(何れも図示していな
い。)および混合湯水の流出口aが形成された固定弁座
10と、湯水混合室(上記の流出口aも一部を構成す
る。)Aを構成する可動弁体11と、この可動弁体11
を回転ならびに摺動させるレバー12とから成り、か
つ、前記レバー12に、吐水量の調節ならびに湯水の混
合比を調節するためのレバーハンドル13を設けてい
る。
ー8の下部側の胴4に回動可能に外嵌合されている。1
5は下部側のカバー体で、上部側カバー体14の下部側
の胴4に固定的に外嵌合されており、この内の上部側の
カバー体14と胴4との間に第1及び第2の環状流路1
6,17を水密状に形成すると共に、下部側のカバー体
15と胴4との間に第3の環状流路18を水密状に形成
している。
水筒、20は第2環状流路17に連通する浄水吐水筒
で、原水吐水口21と浄水吐水口22とを互いに近接さ
せるように、これら原水吐水筒19と浄水吐水筒20と
を二重筒構造にして、上部側のカバー体14に設けてい
る。
第1給水流路、24は弁ユニット9の湯流入口に連通す
る給湯流路、25は原水流路37を介して第3環状流路
18に連通する原水取り出し流路、26は浄水流路38
を介して第2環状流路17に連通する浄水戻し流路で、
何れも胴底部で開口させるように、それぞれ胴4に形成
されている。
環状流路16に連通させる第2給水流路、28は第1給
水流路23を第3環状流路18に連通させる分岐流路
で、何れも胴4に形成され、かつ、分岐流路28には開
閉弁29が設けられ、この開閉弁29の操作ハンドル3
0が下部側のカバー体15に設けられている。
ば銅合金製のシームレスパイプを所定長さに切断して、
これに切削加工を施して成り、ユニットカバー8は、銅
合金棒を所定長さに切断して切削加工して成るが、この
ような材質に限られるものではない。
さに切断された金属棒(例えば真鍮棒や青銅棒など)を
胴素材にして、この胴素材を所定の外径に切削し、か
つ、上記流路(第1乃至第3の環状流路16〜18と、
第1給水流路23と、給湯流路24と、原水流路37
と、原水取り出し流路25と、浄水流路38と、浄水戻
し流路26と、第2給水流路27と、分岐流路28)
と、シール用のOリング溝などを切削加工して成る。
を含む混合湯水または原水の吐水量の調節は、レバーハ
ンドル13による可動弁体11の摺動操作によって行わ
れ、原水のみの吐出を含む湯水混合比の調節は、レバー
ハンドル13による可動弁体11の回転操作によって行
われるもので、供給管31,32から供給された水およ
び湯は、弁ユニット9の湯水混合室Aに送り込まれて混
合され、その混合湯水(または原水)が第2給水流路2
7を通して第1環状流路16に導入され、原水吐水筒1
9を経て吐水口21から吐出されるようになっている。
ように、シンク3の下部側に浄水器2を設置して、水栓
1の原水取り出し流路25と浄水器2の原水取り入れ口
33とにわたって、例えば銅パイプなどの原水供給管3
4を接続し、かつ、浄水器2の浄水取り出し口35と水
栓1の浄水戻し流路26とにわたって、例えば銅パイプ
などの浄水供給管36を接続するのであって、操作ハン
ドル30によって開閉弁29を開弁させることで、浄水
器2で濾過された浄水が、浄水供給管36と、浄水戻し
流路26と、第2環状流路17と、浄水吐水筒20とを
通して、原水吐水口21近傍の浄水吐水口22から吐出
される。
水を、開閉弁29を介して第3環状流路18に取り出
し、これを胴内部の原水取り出し流路25から胴下部の
浄水器2に導いて、この浄水器2からの浄水を再び胴内
部の浄水戻し流路26に戻し、第2環状流路17から浄
水吐水筒20を通して、この浄水を吐水口22から吐出
させるのである。
出されることに加えて、原水吐水筒19と浄水吐水筒2
0とを二重筒構造にして、これを左右に振れるように上
部側のカバー体14に設けているので、水栓1の使い勝
手は頗る良いものとなっている。
して、シンク3の下部において、原水供給管34と浄水
供給管36とを、水栓1の原水取り出し流路25と浄水
戻し流路26とに接続しているので、浄水器2や供給管
34,36などが台所作業の邪魔になることはなく、か
つ、シンクまわりに浄水器の設置空間を求める必要がな
いので、シンクまわりのスペースを台所作業に広く使用
することができる。
らの分岐流路28に、原水取り出し流路25を直接的に
接続させているが、これは原水の取り出し状況を把握し
易いように図示したためであり、実際は、分岐流路28
から第3環状流路18を経て原水流路37から原水取り
出し流路25に原水が取り出されることは言うまでもな
い。
栓1について説明したが、給湯流路24を備えず、か
つ、湯水混合比の調節機能を有しない弁ユニット、即
ち、閉止を含む吐水量調節の機能のみを有する弁ユニッ
トを備える所謂単水栓を、本発明の実施の対象にするこ
とが可能であることは言うまでもない。
水器を備えた水栓装置によれば、浄水を原水吐水口の近
傍で吐出させるようにし、かつ、原水と浄水の吐水筒を
左右に振ることができるようにしているので、水栓の使
い勝手は頗る良いものとなっている。
下部側に設置できるようにし、水栓に対しては、ベース
上でのホースなどの外部接続を一切なくすようにしてい
るので、浄水器やホースなどが台所作業の邪魔になるこ
とはなく、かつ、シンクまわりに浄水器の設置空間を求
める必要がないので、シンクまわりのスペースを台所作
業に広く使用することができるのである。
れた金属棒を胴素材にして、これに流路を切削加工して
胴を構成しているので、胴ひいては水栓の製作コストは
極めて安価なものとなり、全体として本発明によれば、
シンクまわりのスペースを台所作業に広く使用すること
ができる上に、使い勝手の良い浄水器を備えた水栓装置
が安価に提供される。
し形態図である。
ニットカバー、9…吐水量調節用弁ユニット、14…上
部側のカバー体、15…下部側のカバー体、16…第1
環状流路、17…第2環状流路、18…第3環状流路、
19…原水吐水筒、20…浄水吐水筒、21…原水吐水
口、22…浄水吐水口、23…第1給水流路、24…給
湯流路、25…原水取り出し流路、26…浄水戻し流
路、27…第2給水流路、28…分岐流路、29開閉
弁、30…操作ハンドル、33…原水取り入れ口、35
…浄水取り出し口、A…湯水混合室。
Claims (2)
- 【請求項1】 吐水量調節用の弁ユニットの内蔵空間を
形成するユニットカバーを、シンクまわりのベースに立
設される胴の上部側に設け、このユニットカバーの下部
側の胴に、二重筒構造の原水吐水筒と浄水吐水筒とを備
えた上部側のカバー体と、下部側のカバー体とを、上部
側のカバー体のみを回動可能に設ける一方、前記胴に、
弁ユニットの水流入口に連通する第1給水流路と、浄水
器への原水取り出し流路と、浄水器からの浄水戻し流路
とを、それぞれ胴底部に開口させて形成し、前記胴の外
周部には、原水吐水筒に連通する第1環状流路と、浄水
吐水筒に連通する第2環状流路とを、上部側のカバー体
とによって水密状に形成し、更に胴の外周部に、第3の
環状流路を下部側のカバー体とによって水密状に形成す
ると共に、弁ユニットの水流出口を第1環状流路に連通
させる第2給水流路と、浄水戻し流路を第2環状流路に
連通させる浄水流路と、前記第1給水流路を第3環状流
路に連通させる分岐流路と、第3環状流路を原水取り出
し流路に連通させる原水流路とを、それぞれ胴に形成
し、更に、前記分岐流路から前記第3環状流路を経て前
記原水流路から前記原水取り出し流路に原水が取り出さ
れるよう構成し、かつ、連続鋳造されて所定長さに切断
された金属棒を胴素材にして、この胴素材に上記流路を
切削加工して前記胴を構成してなり、前記シンクの下部
側に設置された浄水器を有し、更に、前記シンクの下部
において、前記原水取り出し流路と前記浄水器の原水取
り入れ口とにわたって原水供給管を接続し、かつ、前記
浄水器の浄水取り出し口と前記浄水戻し流路とにわたっ
て浄水供給管を接続するよう構成されていることを特徴
とする浄水器を備えた水栓装置。 - 【請求項2】 前記弁ユニットに湯水混合比の調節機能
を有せしめ、この弁ユニットの湯流入口に連通する給湯
流路を、前記胴に胴底部で開口させて形成し、かつ、弁
ユニットの湯水混合室を第1環状流路に連通させて、前
記原水吐水筒に混合湯水を取り出せるように構成して成
る請求項1記載の浄水器を備えた水栓装置。
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| JP28447797A Expired - Fee Related JP3386987B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 浄水器を備えた水栓装置 |
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