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JP3387280B2 - 薄膜温度センサ - Google Patents
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JP3387280B2 - 薄膜温度センサ - Google Patents

薄膜温度センサ

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JP3387280B2
JP3387280B2 JP19394695A JP19394695A JP3387280B2 JP 3387280 B2 JP3387280 B2 JP 3387280B2 JP 19394695 A JP19394695 A JP 19394695A JP 19394695 A JP19394695 A JP 19394695A JP 3387280 B2 JP3387280 B2 JP 3387280B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高いサーミスタ定
数と高い導電率を有し、素子の小型化が図れる薄膜温度
センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の温度センサは、サーミスタ型や焦
電型等様々な方式が考案され実用化されている。これら
は、その用途によって各々適した方式のセンサが用いら
れている。その中で、画像情報を得るための画像センサ
への応用を考えたとき、センサ素子を小型化、高集積化
し、2次元センサアレイを作製する必要がある。しか
し、従来、幅広く用いられている焦電型センサでは、小
型化、高集積化には限界がある。そこで、サーミスタ型
の薄膜センサを用いれば、小型化、高集積化が容易であ
り、画像センサの応用に適していると考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のサーミスタ型温
度センサにおいて、サーミスタ特性(以下、 B定数とす
る)を向上させるためには、サーミスタの活性化エネル
ギー(Ea)を大きくする必要がある。Eaと導電率σとの
関係は次式のようになる。 σ=σ0 exp(-Ea/kT) 但し、σ0 は所定温度での導電率、 kはボルツマン定
数、 Tは温度である。
【0004】ここで、 B定数B=Ea/kであるため、上式
は、σ=σ0 exp(-BT)となり、高い B定数を得るために
は、導電率σが低くなっていた。従来用いられているサ
ーミスタ型温度センサでは、単一の材料で構成されてい
たため、上式の関係がそのまま成り立ち、 B定数と導電
率σとを独立に制御できないため、素子を小型化した場
合、抵抗値が非常に高くなり素子の特性測定が困難にな
るという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、高いサーミスタ定数と高
い導電率を有し、素子を小型化してもその抵抗値の測定
が可能で作製が容易な薄膜温度センサの構造を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の薄膜温度センサは、シリコン基板
と、絶縁体薄膜または半導体薄膜で構成された第1層
と、その第1層とはバンドギャップの異なる、絶縁体薄
膜または半導体薄膜で構成され、前記第1層に積層され
た第2層とを含む積層構造を前記シリコン基板上に
し、しかも、第1層と第2層は積層して形成されるシリ
コン基板に対し平行的な界面を有しており、バンドギャ
ップの大きい層より小さい層にキャリアが流れ込むこと
により界面付近にキャリアの蓄積層を形成するものであ
り、その積層構造の上方の層上に、一対の電極を形成し
たことを特徴とするものである。
【0007】請求項1記載の薄膜温度センサは、バンド
ギャップの異なる二種類の、絶縁体薄膜または半導体薄
膜の界面における、キャリアの蓄積効果を利用したもの
である。第1層または第2層のうち、バンドギャップの
大きい方の薄膜のドーピング量を、バンドギャップの小
さい方の薄膜のドーピング量より多くすることにより、
バンドギャップの大きい方の薄膜から界面にキャリアが
流れ込み、その界面の蓄積層のキャリア濃度が高くな
る。また、バンドギャップの小さい方の薄膜の不純物濃
度が低いことから不純物散乱の影響が小さいため、キャ
リア移動度が高くなる。さらに、キャリアを界面に供給
する、バンドギャップの大きい方の薄膜の活性化エネル
ギーが高いため、キャリア数の温度依存性は大きくなる
(温度によるキャリア数の変化を大きくすることができ
る)。つまり、サーミスタが赤外線を吸収していない状
態と、サーミスタが赤外線を吸収してその温度が上昇し
た状態とのキャリア数の変化(抵抗値の変化)を大きく
することができる。これらのことから、高いサーミスタ
定数( B定数)と高い導電率を有する、小型の作製が容
易な薄膜温度センサを得ることができる。
【0008】請求項2記載の薄膜温度センサは、請求項
1記載の薄膜温度センサで、一対の前記電極が、前記第
1層または前記第2層のうち、バンドギャップの小さい
方の層上に形成されていることを特徴とするものであ
る。バンドギャップの小さい方の層の方がキャリア濃度
が高くなるため、電極とのオーミック接触がとれるので
温度センサとしての特性がさらに向上する。
【0009】請求項3記載の薄膜温度センサは、シリコ
ン基板と、絶縁体薄膜または半導体薄膜で構成された第
1層と、その第1層とはバンドギャップが同じで活性化
エネルギーが異なる、絶縁体薄膜または半導体薄膜で構
成され、前記第1層に積層された第2層とを含む積層構
造を前記シリコン基板上に有し、しかも、第1層と第2
層は積層して形成されるシリコン基板に対し平行的な界
面を有しており、活性化エネルギーの大きい層より小さ
い層にキャリアが流れ込むことにより界面付近にキャリ
アの蓄積層を形成するものであり、その積層構造の上方
の層上に、一対の電極を形成したことを特徴とするもの
である。請求項3記載の薄膜温度センサは、請求項1記
載の薄膜温度センサに対して、第1層と第2層を、バン
ドギャップが同じ、すなわち、同じ材料で構成し、例え
ば、それらの層にドーピングする材料の、種類またはド
ーピング量を変えて活性化エネルギーが異なるように構
成したものである。この場合、第1層と第2層は同じ材
料を用いて構成されており、伝導帯及び価電子帯が同じ
であるため、界面でのスパイク(障壁)ができず、活性
化エネルギーの小さい方の薄膜へのキャリアの移動がよ
り発生しやすくなるため、温度センサとしての特性がさ
らに向上する。
【0010】請求項4記載の薄膜温度センサは、シリコ
ン基板と、絶縁体薄膜または半導体薄膜で構成された第
1層と、その第1層とはバンドギャップの異なる、絶縁
体薄膜または半導体薄膜で構成され、前記第1層に積層
された第2層とを含む積層構造を前記シリコン基板上に
有し、しかも、第1層と第2層は積層して形成されるシ
リコン基板に対し平行的な界面を有しており、バンドギ
ャップの大きい層より小さい層にキャリアが流れ込むこ
とにより界面付近にキャリアの蓄積層を形成するもので
あり、その界面に接するように積層構造の両側面に一対
の前記電極を形成したことを特徴とするものである。こ
の場合、絶縁体または半導体と、金属との界面のショッ
トキー障壁を低減することができ、温度センサとしての
特性がさらに向上する。
【0011】請求項5記載の薄膜温度センサは、シリコ
ン基板と、絶縁体薄膜または半導体薄膜で構成された第
1層と、その第1層とはバンドギャップの異なる、絶縁
体薄膜または半導体薄膜で構成され、前記第1層と側面
同士が接するように形成された第2層とを前記シリコン
基板上に有し、しかも、第1層と第2層は側面同士が接
して形成されるシリコン基板に対し垂直的な界面を有し
ており、バンドギャップの大きい層より小さい層にキャ
リアが流れ込むことにより界面付近にキャリアの蓄積層
を形成するものであり、その界面に接するように第1層
及び第2層の上下面に一対の前記電極を形成したことを
特徴とするものである。このように構成することによ
り、電極間の距離が小さくなり抵抗値を下げることがで
きるので、素子のさらなる小型化が可能である。
【0012】請求項6記載の薄膜温度センサは、シリコ
ン基板と、絶縁体薄膜または半導体薄膜で構成された第
1層と、その第1層とはバンドギャップが同じで活性化
エネルギーが異なる、絶縁体薄膜または半導体薄膜で構
成され、前記第1層と側面同士が接するように形成され
た第2層とを前記シリコン基板上に有し、しかも、第1
層と第2層は側面同士が接して形成されるシリコン基板
に対し垂直的な界面を有しており、活性化エネルギーの
大きい層より小さい層にキャリアが流れ込むことにより
界面付近にキャリアの蓄積層を形成するものであり、そ
の界面に接するように第1層及び第2層の上下面に一対
の前記電極を形成したことを特徴とするものである。こ
のように構成することにより、電極間の距離が小さくな
り抵抗値を下げることができるので、素子のさらなる小
型化が可能である
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】図1の断面図に基づいて、本発明
の薄膜温度センサの一実施形態について説明する。図
で、1はシリコン基板、2はシリコン基板1上に形成さ
れた、第1層であるアモルファスシリコン膜(a-Si)、
3はアモルファスシリコン膜2上に形成された、第2層
であるアモルファスシリコンカーボン膜(a-SiC )であ
る。アモルファスシリコンカーボンは、アモルファスシ
リコンよりバンドギャップが大きいので、シリコン基板
1上には、バンドギャップの異なる半導体薄膜を積層し
た積層構造4が形成されていることになる。また、5は
アモルファスシリコンカーボン膜3上に形成された、一
対の電極となる、クロム電極、6はアモルファスシリコ
ン膜2とアモルファスシリコンカーボン膜の界面であ
る。積層構造4は、RF放電によるプラズマCVDで形
成する場合、反応ガスを変えることによって、簡便に形
成することができる。図1に示す薄膜温度センサの場
合、キャリアは、主に、シリコン基板1と平行に移動す
ることになる。
【0015】さらに、アモルファスシリコン膜2及びア
モルファスシリコンカーボン膜3には、 p型の特性を示
すように、ボロン(B )がドーピングされており、アモ
ルファスシリコン膜2に比べてバンドギャップの大きい
アモルファスシリコンカーボン膜3のドーピング濃度の
方が、アモルファスシリコン膜2のドーピング濃度より
も大きくなるように構成されている。
【0016】次に、図1に示す構造のエネルギーバンド
図を図2に示す。図2に示すように、多数キャリアであ
る正孔は、アモルファスシリコンカーボン膜3の方に多
く存在するが、活性化エネルギーのより小さいアモルフ
ァスシリコン膜2の方に移動し蓄積層に蓄積される。ま
た、アモルファスシリコン膜2は不純物濃度が低いた
め、キャリアの不純物散乱が少なくなり移動度が大きく
なるので、サーミスタの導電率を高くすることができ
る。さらに、キャリアを界面6に供給する、バンドギャ
ップの大きい方のアモルファスシリコンカーボン膜3の
活性化エネルギーが高いため、キャリア数の温度依存性
を大きくする(温度による、キャリア数変化、抵抗値変
化を大きくすることができる)ことができ、高いサーミ
スタ定数( B定数)を有する薄膜温度センサを実現する
ことができる。
【0017】但し、以上に説明した薄膜温度センサの特
性は、形成された界面6の状態に大きく左右されるた
め、その状態によっては、図3のエネルギーバンド図に
示すように、蓄積層が形成されないことになるが、この
場合でも、アモルファスシリコンカーボン膜3から、バ
ンドギャップの小さい方の薄膜であるアモルファスシリ
コン膜2にキャリアが移動するので、B 定数が高く、導
電率の高い薄膜温度センサを実現することができる。
【0018】次に、図4の断面図に基づいて、本発明の
薄膜温度センサの異なる実施形態について説明する。図
4に示す薄膜温度センサは、図1に示した薄膜温度セン
サに対して、アモルファスシリコン膜2とアモルファス
シリコンカーボン膜3の形成位置を入れ換えて、バンド
ギャップの小さい方の薄膜であるアモルファスシリコン
膜2上に、クロム電極を形成したものである。アモルフ
ァスシリコン膜2の方が、キャリア濃度が高いため、ク
ロム電極とのオーミック接触がとれ、温度センサとして
の特性が向上する。
【0019】次に、図5の線図に基づいて、図4に示し
た薄膜温度センサの特性について説明する。図は、薄膜
温度センサの B定数と導電率σとの関係を示す線図で、
横軸が B定数、縦軸が導電率σを表したものである。図
でA点に示す、アモルファスシリコンカーボン膜3( B
定数:4500、導電率: 2×10-7S/cm)の膜上に、B点に
示す、アモルファスシリコン膜2( B定数:4600、導電
率: 6×10-6S/cm)を積層した場合、アモルファスシリ
コンカーボン膜3の導電率が一桁以上低くなるため、キ
ャリアは全てアモルファスシリコン膜2中を流れるとす
ると、積層構造4の特性は、C点に示すように、 B定
数:4800、導電率:1.5 ×10-5S/cmとなり、アモルファ
スシリコン膜2の導電率が約2倍に上がった。
【0020】次に、本発明の薄膜温度センサのさらに異
なる実施形態について説明する。図1に示した構造で、
第1層と第2層として、バンドギャップが同じで活性化
エネルギーが異なる、絶縁体薄膜または半導体薄膜を用
いて、薄膜温度センサを実現することもできる。この場
合のエネルギーバンド図を図6に示す。図6に示すよう
に、第1層と第2層はバンドギャップが同じであるた
め、一般の p-n接合と同様スパイク等の障壁が形成され
ず、活性化エネルギーの小さい方の薄膜(図6では第2
層)へのキャリアの移動がより起こりやすくなる。この
方法によれば、RF放電によるプラズマCVDで形成す
る場合、ドーピングガス流量を変えることによって簡便
に活性化エネルギーの異なる半導体薄膜の積層構造を形
成することができる。
【0021】次に、図7の断面図に基づいて本発明のさ
らに異なる実施形態について説明する。但し、図1に示
した構成と同等構成については同符号を付すこととす
る。図で、1はシリコン基板、2はシリコン基板1上に
形成された、第1層であるアモルファスシリコン膜(a-
Si)、3はアモルファスシリコン膜2上に形成された、
第2層であるアモルファスシリコンカーボン膜(a-SiC
)である。また、7はアモルファスシリコン膜2とア
モルファスシリコンカーボン膜3との界面6に接するよ
うに、積層構造4の側面に形成された、一対の電極であ
るクロム電極である。図に示す構造は、例えば、積層構
造4を形成した後に、RIE、イオンミリング、ウエッ
トエッチング等の方法により、積層構造4のエッチング
を行い、界面6を露出させた後、その上に電極を形成す
ることで実現することができる。
【0022】図8に基づいて本発明の薄膜温度センサの
さらに異なる実施形態について説明する。まず、図8
(d)に基づいてその構造を説明する。図で、8はシリ
コン基板、9はシリコン基板8上に形成された下部クロ
ム電極、10は下部クロム電極9上に局所的に形成され
た、第1層であるアモルファスシリコン膜、11はアモ
ルファスシリコン膜10と側面同士で接するように形成
された、第2層であるアモルファスシリコンカーボン膜
である。また、12は上部クロム電極で、下部クロム電
極9と対をなしてアモルファスシリコン膜10とアモル
ファスシリコンカーボン膜11との界面13を挟むよう
に形成されている。このように構成することにより、電
極間の距離が小さくなり抵抗値を下げることができるの
で、素子のさらなる小型化が可能である。
【0023】次に、図8(a)〜(d)に基づいて製造
方法の一実施形態について説明する。まず、(a)に示
すように、シリコン基板8上に、下部クロム電極9を形
成し、一方の薄膜(アモルファスシリコン膜10)を形
成した後、その膜の一部をエッチングにより除去する。
その後、(b)に示すように、表面に、もう一方の薄膜
(アモルファスシリコンカーボン膜11)を形成した
後、エッチングを行って、(c)に示すように、アモル
ファスシリコン膜10を露出させる。最後に、(d)に
示すように、アモルファスシリコン膜10とアモルファ
スシリコンカーボン膜11との界面13上に、上部クロ
ム電極12を形成する。
【0024】図9に基づいて本発明のさらに異なる実施
形態について説明する。図8に示した実施形態で、第1
層と第2層として、バンドギャプが同じで活性化エネル
ギーが異なる、絶縁体薄膜あるいは半導体薄膜を用いて
もよい。このような材料を用いる場合は、図8に基づい
て説明した製造方法の他に、より簡便な方法で図8に示
した構造の薄膜温度センサを形成することができる。具
体的には、図9に示すように、シリコン基板14上に、
下部クロム電極15を形成した後、第1層であるアモル
ファスシリコンカーボン膜16を形成し、そのアモルフ
ァスシリコンカーボン膜16上の、第1層形成箇所を、
マスク17によって覆って、第2層形成箇所にイオン打
ち込み等の方法によってドーピングを行い、第2層を形
成して積層構造を形成する。この製造方法により、より
簡便に目的の特性を備えた薄膜温度センサを実現するこ
とができる。
【0025】次に、図10に基づいて、本発明の薄膜温
度センサのさらに異なる実施形態について説明する。図
で、18はシリコン基板、19はシリコン基板18上に
形成された下部クロム電極、20は、下部クロム電極1
9上に形成された、第1層となるアモルファスシリコン
膜、21はアモルファスシリコン膜20中に形成され
た、粒状のアモルファスシリコンカーボン領域、22は
アモルファスシリコン膜20上に形成された上部クロム
電極である。上部クロム電極22は、下部クロム電極1
9と対をなして、アモルファスシリコンとアモルファス
シリコンカーボンとの複数の界面23を挟むように形成
されている。図10に示す、粒状のアモルファスシリコ
ンカーボン領域21を備えたアモルファスシリコン膜2
0は、例えば、マイクロ波による ECRプラズマCVD 法、
反応ガスまたは希釈ガスの流量を制御してマイクロクリ
スタルを形成する方法等によって実現することができ
る。
【0026】なお、本発明に係る薄膜温度センサは、実
施形態で説明した材料に限定されるものではない。ま
た、積層構造として、2層構造のものを示したが、第1
層と第2層を積層した構造を含むものであれば実施形態
に限定されない。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至請
求項記載の薄膜温度センサによれば、高いサーミスタ
定数と高い導電率を有し、小型化が図れる薄膜温度セン
サを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜温度センサの一実施形態を示す断
面図である。
【図2】本発明の薄膜温度センサの一実施形態のバンド
ギャップ図である。
【図3】本発明の薄膜温度センサの一実施形態のバンド
ギャップ図である。
【図4】本発明の薄膜温度センサの異なる実施形態を示
す断面図である。
【図5】本発明の薄膜温度センサの異なる実施形態の性
能を示す線図である。
【図6】本発明の薄膜温度センサの異なる実施形態のバ
ンドギャップ図である。
【図7】本発明の薄膜温度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図8】本発明の薄膜温度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図9】本発明の薄膜温度センサのさらに異なる実施形
態の製造方法を示す断面図である。
【図10】本発明の薄膜温度センサのさらに異なる実施
形態を示す断面図である。
【符号の説明】
2,16,20 アモルファスシリコン膜(第1層) 3,11 アモルファスシリコンカーボン膜
(第2層) 4 積層構造 5,7 クロム電極(電極) 6,13,23 界面 9,15,19 下部クロム電極(電極) 12,22 上部クロム電極(電極) 21 アモルファスシリコンカーボン領域
(領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 5/00 - 5/62 H01C 7/02 - 7/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板と、絶縁体薄膜または半導
    体薄膜で構成された第1層と、その第1層とはバンドギ
    ャップの異なる、絶縁体薄膜または半導体薄膜で構成さ
    れ、前記第1層に積層された第2層とを含む積層構造を
    前記シリコン基板上に有し、しかも、第1層と第2層は
    積層して形成されるシリコン基板に対し平行的な界面を
    有しており、バンドギャップの大きい層より小さい層に
    キャリアが流れ込むことにより界面付近にキャリアの蓄
    積層を形成するものであり、その積層構造の上方の層
    に、一対の電極を形成したことを特徴とする薄膜温度セ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 一対の前記電極が、前記第1層または前
    記第2層のうち、バンドギャップの小さい方の層上に形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の薄膜温度
    センサ。
  3. 【請求項3】 シリコン基板と、絶縁体薄膜または半導
    体薄膜で構成された第1層と、その第1層とはバンドギ
    ャップが同じで活性化エネルギーが異なる、絶縁体薄膜
    または半導体薄膜で構成され、前記第1層に積層された
    第2層とを含む積層構造を前記シリコン基板上に有し、
    しかも、第1層と第2層は積層して形成されるシリコン
    基板に対し平行的な界面を有しており、活性化エネルギ
    ーの大きい層より小さい層にキャリアが流れ込むことに
    より界面付近にキャリアの蓄積層を形成するものであ
    り、その積層構造の上方の層上に、一対の電極を形成し
    たことを特徴とする薄膜温度センサ。
  4. 【請求項4】 シリコン基板と、絶縁体薄膜または半導
    体薄膜で構成された第1層と、その第1層とはバンドギ
    ャップの異なる、絶縁体薄膜または半導体薄膜で構成さ
    れ、前記第1層に積層された第2層とを含む積層構造を
    前記シリコン基板上に有し、しかも、第1層と第2層は
    積層して形成されるシリコン基板に対し平行的な界面を
    有しており、バンドギャップの大きい層より小さい層に
    キャリアが流れ込むことにより界面付近にキャリアの蓄
    積層を形成するものであり、その界面に接するように積
    層構造の両側面に一対の前記電極を形成したことを特徴
    とする薄膜温度センサ。
  5. 【請求項5】 シリコン基板と、絶縁体薄膜または半導
    体薄膜で構成された第1層と、その第1層とはバンドギ
    ャップの異なる、絶縁体薄膜または半導体薄膜で構成さ
    れ、前記第1層と側面同士が接するように形成された第
    2層とを前記シリコン基板上に有し、しかも、第1層と
    第2層は側面同士が接して形成されるシリコン基板に対
    し垂直的な界面を有しており、バンドギャップの大きい
    層より小さい層にキャリアが流れ込むことにより界面付
    近にキャリアの蓄積層を形成するものであり、その界面
    に接するように第1層及び第2層の上下面に一対の前記
    電極を形成したことを特徴とする薄膜温度センサ。
  6. 【請求項6】 シリコン基板と、絶縁体薄膜または半導
    体薄膜で構成された第1層と、その第1層とはバンドギ
    ャップが同じで活性化エネルギーが異なる、絶縁体薄膜
    または半導体薄膜で構成され、前記第1層と側面同士が
    接するように形成された第2層とを前記シリコン基板上
    に有し、しかも、第1層と第2層は側面同士が接して形
    成されるシリコン基板に対し垂直的な界面を有してお
    り、活性化エネルギーの大きい層より小さい層にキャリ
    アが流れ込むことにより界面付近にキャリアの蓄積層を
    形成するものであり、その界面に接するように第1層及
    び第2層の上下面に一対の前記電極を形成したことを特
    徴とする薄膜温度センサ。
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