JP3390938B2 - 湯水混合装置 - Google Patents
湯水混合装置Info
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Description
に湯と水の流入口を形成し、両流入口の開口面積を弁体
ケース内の内腔に軸方向摺動自在に配設したスプール弁
体で制御することにより、湯と水の流入量をコントロー
ルし、所望する温度の温水を得るようにした湯水混合装
置に関するものである。
混合水栓の本体内にカートリッジとして組み込まれるも
のであり、通常、図6に示すように構成されている。弁
体ケース1の中心部を貫通して流路を形成するための内
腔2が設けられており、弁体ケース1の周面に湯と水の
流入口3及び4が形成されている。そして、この湯と水
の流入口3及び4の位置に、これらの各流入口3及び4
の開口面積比を制御し、流入する湯と水の量を決定する
スプール弁体5が軸方向摺動自在に配設されている。ス
プール弁体5は、湯側弁体5aと水側弁体5bとが一体
的に連結されており、形状記憶合金からなる感温バネ6
及びバイアスバネ7により相対する方向へ付勢され、バ
ランスしている。バイアスバネ7の一端側は栓体8に係
止されており、栓体8の軸方向位置を変更することによ
り、両バネ6及び7の付勢力を変化させ、スプール弁体
5のバランス位置を変えて湯水の流入比率を変化させ、
得られる温水の温度を変更するようにしている。
5がバランスしている状態から湯側又は水側の供給圧が
変化し、同一開口面積に対する湯と水の流入比率が変化
したとすると、混合して得られる温水の温度が変化する
ことになり、感温バネ6がこれを検知して反応するよう
になる。つまり、感温バネ6は、混合して得られる温水
の温度に対応してその付勢力が変化し、温度変化を是正
する方向へスプール弁体5を移動させ、自動温度調節機
能を有している。
湯水混合装置にあっては、湯水混合水栓本体の湯及び水
の流入口から弁体ケース1の湯と水の流入口3及び4へ
供給される湯と水とが、水栓本体の流入口を通って来た
流れのそのままの勢いにより、環状ポート3a及び4a
を突っ切って流れるので、図7の図(A)に示すよう
に、弁体ケース1内へ流入する湯と水の勢いに周方向で
ムラが生じていた。また同図の図(B)で示すように、
弁体ケース1の内腔2へ流入した湯と水とが周方向へ大
きな流れを形成するものの、その中心方向へは達せず、
湯と水との混合が十分に行われないという欠点が生じて
いた。更に、湯と水との供給圧が低いときには、流入す
る湯と水の量が少なく、流れの勢い自体が不足し、湯と
水との混合は更に悪くなるという問題があった。
に鑑みてこれを改良除去したものであって、湯と水の供
給圧が低いときであっても、弁体ケースの中心部まで湯
と水が流れるようにし、しかも湯と水との流れに回転を
付与し、十分な混合を行い、温度ムラの発生を防止する
ようにした湯水混合装置を提供せんとするものである。
が採用した請求項1の手段は、弁体ケースの周面に湯と
水の流入口を形成し、両流入口の開口面積を弁体ケース
内の内腔に軸方向摺動自在に配設したスプール弁体で制
御することにより、湯と水の流入量をコントロールし、
所望する温度の温水を得るようにし、混合水の温度変化
を感温部材で検知してスプール弁体の付勢力を変化さ
せ、自動温度調節するようにした湯水混合装置におい
て、弁体ケース内の湯と水の流入口の間の流路を周方向
で複数に分割し、湯と水の各流入口から流入した湯と水
とが分割された各区画内を回転しながら流れるように
し、当該各区画内で湯と水との混合が促進されるように
したことを特徴とする湯水混合装置である。弁体ケース
内の湯と水の流入口の間の流路を周方向で複数に分割す
ることにより、各分割された区画内へ流入した湯と水と
は、小流量であってもそれぞれが区画内で回転するよう
になり、この回転によって湯と水とは中心まで流れ、混
合促進が図れる。つまり、温度ムラを防止することが可
能である。
分割された各区画の流路中心寄りに軸方向に沿った凸部
を設けた請求項1に記載の湯水混合装置である。前記凸
部により、各区画内へ流入した湯と水とを分散させて中
心部まで入り込ませることができ、然る後に湯と水とを
混合攪拌するので、十分な混合攪拌ができ、温度ムラの
発生がない。
は、凸部が上流側の流入口から該上流側の流入口と下流
側の流入口との中間の位置まで形成されている請求項2
に記載の湯水混合装置である。上流側の流入口から流入
した流体を軸方向に沿った凸部で分散させ、下流側の流
入口から流入した流体を前記分散した流体の間へサンド
イッチ状に挟みこみ、湯と水との混合促進を図るように
している。
段は、凸部が軸方向の複数の面を有し、各面の軸方向長
さを変化させるようにした請求項2又は3に記載の湯水
混合装置である。この場合は、軸方向に沿った凸部の各
面により流入した流体を分散させ、その上で回転力を付
与することができ、非常に優れた混合が得られる。
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。なお、従来の場合と同一符号は同一部材である。図
1乃至図3は本発明の第1の実施の形態に係るものであ
り、図1は弁体ケース1の縦断面側面図、図2はスプー
ル弁体5及び流路分割部材9を示す斜視図、図3は流入
する流体の流れを説明するためのスプール弁体5を縦断
面して正面から見た場合に相当する概略図である。同図
に示す如く、この実施の形態にあっては、弁体ケース1
の周面に湯と水の二つの流入口3及び4を形成し、上流
側の流入口4を水の流入口とし、下流側の流入口3を湯
の流入口としている。そして、弁体ケース1の内腔2に
おいて、水の流入口4と湯の流入口3との間に十文字状
の流路分割部材9を内嵌配設し、湯水の流入口3及び4
の間の流路を周方向に四分割している。なお、湯と水と
が混合される室である感温バネ6が装着された室は、流
路分割部材9によって区画されるものではなく、相互に
連通しており、湯水の混合がスムーズに行われるように
なっている。
4の間の流路(内腔2)を周方向に四分割することによ
り、湯と水とがそれぞれ図3の矢符の如く、各区画内に
おいて回転しながら流れるようになり、湯と水の混合が
促進される。つまり、温度ムラの発生を防止することが
できる。
ものであり、図(A)は流路分割部材9に軸方向に沿っ
た凸部10を設けた斜視図、図(B)は同正面図であ
る。この第2の実施の形態では、供給圧が低い場合に
は、湯と水の流入口3及び4から流入する湯と水の勢い
が弱く、中心部まで入り込むことができないので、この
ような場合であっても十分な湯と水の混合撹拌が得られ
るようにしたものである。具体的な構成は、前記流路分
割部材9の中心寄りの内隅角部に、軸方向に沿った面を
二つ有する軸方向に沿った凸部10を形成している。こ
の軸方向に沿った凸部10は、上流側の水流入口4の位
置から下流側の湯流入口3に至る途中までの位置に亘っ
て設けられており、下流側の湯流入口3の位置には設け
られていない。
た凸部10を形成することにより、上流側の流入口4か
ら流入する水は、軸方向に沿った凸部10の稜線によっ
て流れが分散される。そして、水の流れの勢いのある領
域が、図4の図(B)の斜線で示すように、軸方向に沿
った凸部10の両面に沿ったものとなる。一方、下流側
の流入口3から流入する湯は、分散された水の勢いの有
る領域どうしの中間に入り込み、弱い供給圧でも十分に
中心まで流れることができる。そのため、流路分割部材
9から下流側ではその中心位置まで流れた湯と水とが十
分に混合撹拌されるようになり、温度ムラの発生がな
い。その他の構成並びに作用効果は、前記第1の実施の
形態の場合と同じである。
ものであり、図(A)は流路分割部材9を示す斜視図、
図(B)はその正面図である。同図に示す如く、この実
施の形態にあっては、前記軸方向に沿った凸部10の一
つの面の長さをaとし、他方の面の長さをbとし、a<
bとしている。このようにすることにより、aの面を流
れる水の方向とbの面を流れる水の方向とがその終端面
側においてズレるようになり、aの面を流れる水が内側
にもぐり込み、全体の流れに矢符方向の回転を与える。
この回転は、下流側の流入口3から流入する湯をも巻き
込み、弱い供給圧であっても十分に中心まで入り込ませ
て混合撹拌できるようにしている。つまり、温度ムラの
発生を防止するようにしている。その他の構成並びに作
用効果については、前記第1の実施の形態の場合と同じ
である。
限定されるものではなく、適宜の変更が可能である。例
えば、流路分割部材9の分割数は、四分割以外の複数に
することも可能である。また軸方向に沿った凸部10も
二以上の面を有するものであってもよく、階段状に形成
してもよく、更には断面半円形状のものであってもよ
い。このような凸部であっても流入した水に回転力を付
与することが可能である。更にまた、スプール弁体5
は、湯側弁体と水側弁体とが分離されたものであっても
よく、これらの分離された弁体どうしを流路分割部材9
で連結したものであってもよい。
弁体ケース内の湯と水の流入口の間の流路を周方向で複
数に分割し、少流量のときであっても各流入口から流入
した流体が分割された区画内で中心方向へ達するように
し、湯と水とが十分に混合撹拌されるようにしたから、
温度ムラの発生を防止することが可能である。
の流路中心寄りに複数の面を有する軸方向に沿った凸部
を設け、各面を通過する流体に各区画内で周方向の回転
力を発生させるようにしたから、凸部により、各区画内
へ流入した湯と水とを分散させて中心まで入り込ませる
ことができ、然る後に下流側で湯と水とを十分に混合撹
拌でき、温度ムラの発生を防止できる。
凸部が上流側の流入口から該上流側の流入口と下流側の
流入口との中間の位置まで形成されている。そのため、
上流側の流入口から流入した流体を凸部で分散させ、下
流側の流入口から流入した流体を前記分散した流体の間
へサンドイッチ状に挟みこみ、湯と水との混合促進を図
ることで温度ムラの発生を防止している。
った凸部の各面の軸方向長さを変化させ、各面を通過す
る流体に各区画内で周方向の回転力を発生させるように
したから、凸部の各面で流入した流体を分散させ、その
上で回転力を付与することができ、非常に優れた湯と水
との混合が得られ、温度ムラの発生を防止することが可
能である。
の縦断面側面図である。
のスプール弁体及び流路分割部材を示す斜視図である。
の縦断面正面図である。
図(A)は流路分割部材を示す斜視図、図(B)はその
正面図である。
図(A)は流路分割部材を示す斜視図、図(B)はその
正面図である。
る。
(A)及び図(B)はそれぞれ湯と水の流れを示す縦断
面正面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】弁体ケースの周面に湯と水の流入口を形成
し、両流入口の開口面積を弁体ケース内の内腔に軸方向
摺動自在に配設したスプール弁体で制御することによ
り、湯と水の流入量をコントロールし、所望する温度の
温水を得るようにし、混合水の温度変化を感温部材で検
知してスプール弁体の付勢力を変化させ、自動温度調節
するようにした湯水混合装置において、弁体ケース内の
湯と水の流入口の間の流路を周方向で複数に分割し、湯
と水の各流入口から流入した湯と水とが分割された各区
画内を回転しながら流れるようにし、当該各区画内で湯
と水との混合が促進されるようにしたことを特徴とする
湯水混合装置。 - 【請求項2】分割された各区画の流路中心寄りに軸方向
に沿った凸部を設けた請求項1に記載の湯水混合装置。 - 【請求項3】凸部が上流側の流入口から該上流側の流入
口と下流側の流入口との中間の位置まで形成されている
請求項2に記載の湯水混合装置。 - 【請求項4】凸部が軸方向の複数の面を有し、各面の軸
方向長さを変化させるようにした請求項2又は3に記載
の湯水混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02067798A JP3390938B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 湯水混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02067798A JP3390938B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 湯水混合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11218241A JPH11218241A (ja) | 1999-08-10 |
| JP3390938B2 true JP3390938B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=12033824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02067798A Expired - Fee Related JP3390938B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 湯水混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3390938B2 (ja) |
-
1998
- 1998-02-02 JP JP02067798A patent/JP3390938B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11218241A (ja) | 1999-08-10 |
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