JP3390980B2 - マスカラ塗布具 - Google Patents
マスカラ塗布具Info
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Description
強さを調整できるマスカラ塗布具に関するものである。
スカラを付着させた後にこのブラシをしごき部材でしご
き、所定量のマスカラをブラシに付着させるようにして
いる。このマスカラ塗布具には、使用者の好みに応じて
ブラシへのマスカラの付着量を適宜調整できるように、
ブラシに対するしごき強さを調整できるようにしたもの
がある。
な構造になっている。外筒の内部にマスカラを収容する
内筒が挿入されており、前記内筒を外筒に対して回動す
ると、前記外筒の内面と内筒の外面に設けたねじ機構
が、前記内筒を外筒に対して上下動せしめるようになっ
ている。
からは前記内筒に挿脱可能なブラシ軸が延びており、こ
のブラシ軸の先端にブラシが固定されている。内筒の上
端には前記ブラシをしごくしごき部材が設けられてい
る。このしごき部材はゴム等の弾性材からなり、中央に
挿通孔が開いたコーン形をなしている。このしごき部材
にはその上方から、前記外筒の上部に設けた裏当て部材
が突き当たっており、前記内筒を外筒に対して上下動さ
せて、裏当て部材のしごき部材に対する食い込み量を変
化させることにより、しごき部材の挿通孔の周囲を弾性
変形させて挿通孔の開口径(以下、これを絞り径とい
う)を拡縮できるようになっている。
から外に挿通する際にしごかれて余分なマスカラが除去
されるので、しごき部材の挿通孔の径を可変にしておけ
ば、ブラシへのマスカラの付着量が調整できるのであ
る。
カラ塗布具においては、内筒を外筒に対して回転する場
合に、絞り径が最小及び最大の位置にくると内筒の回転
が阻止される構造になっている。そのため、絞り径を最
小の状態から最大の状態にする場合やその逆を行う場合
には、内筒を非常に大きく回転させなければならず、使
い勝手が悪かった。
鑑みてなされたものであり、絞り径最大の状態から最小
の状態に素早く変えることができて、しごき強さの調節
がし易く使い勝手のよいマスカラ塗布具を提供すること
を目的とする。
するために、以下の手段を採用した。 〈本発明の要旨〉本発明に係るマスカラ塗布具は、外筒
と、内筒と、キャップと、ブラシ軸と、ブラシと、しご
き部材と、裏当て部材とを備えている。以下に、本発明
の構成要素の概要と、そのポイントを簡単にまとめる。
いる。内筒は前記外筒の内部に挿入されており、外筒の
内面と内筒の外面に設けられたねじ機構によって外筒に
対し回動可能且つ上下動可能にされている。特に、内筒
は後述する絞り径を大きくする方向には角度無制限に回
転可能にされている。ねじ機構については後で詳しく述
べる。内筒の内部にはマスカラが収容される。
ら突出させ、内筒と外筒に掛止部を設け、この掛止部が
掛止し合うことで内筒が外筒から離脱するのを防止する
ようにしてもよい。この場合、操作摘みと内筒とを一体
成形品としてもよいし、それぞれ別部品に形成し連結す
るようにしてもよい。
は前記外筒の口部に螺合可能になっている。このキャッ
プから、前記内筒を挿脱可能なブラシ軸が延び、ブラシ
軸の先端にブラシが設けられている。
設けられており、弾性材から形成されている。しごき部
材は内筒の内側奥方向に傾斜する略コーン形をなし、中
央にブラシ軸及びブラシを挿脱させる挿通孔が設けられ
ている。
部に設けられている。この裏当て部材はその先端を前記
しごき部材の表面に押圧状態に突き当てている。前記内
筒を外筒に対して上下動することにより、しごき部材に
対する前記裏当て部材の食い込み量を変化させ、これに
よってしごき部材の挿通孔の実質的な絞り径を可変にで
きるようになっている。裏当て部材と外筒とを一体成形
品としてもよいし、それぞれ別部品に形成し連結固定す
るようにしてもよい。
起から構成し、係合突起が螺旋突条に係合して相対摺動
するようにする。螺旋突条を内筒の外周面に形成し、前
記係合突起を外筒の内周面に形成してもよいし、その逆
に、螺旋突条を外筒の内周面に形成し、係合突起を内筒
の外周面に形成しても構わない。ねじ機構は右ねじが一
般的であるが、左ねじであっても構わない。
した時に係合突起が螺旋突条の終端に位置し、係合突起
が螺旋突条の終端を越えると前記裏当て部材との協働に
より生じる前記しごき部材の弾発力によって内筒が外筒
に対して下動し、絞り径を最小にした時の螺旋突条に対
する係合位置に前記係合突起が戻るようにされている。
るが、複数設けても構わない。係合突起を複数にする場
合には周方向等間隔に配置するのが好ましい。その場合
には、そのうちの最上位に位置する係合突起が前記螺旋
突条の終端を越えた時に、絞り径を最小にした時の螺旋
突条に対する位置に係合突起が戻るようにする。
プ、ブラシ軸、ブラシ、裏当て部材は特に原材料の限定
はないが、一般的にはプラスチックが好ましい。しごき
部材は弾性材であれば特に原材料の限定はないが、天然
ゴムや合成ゴムやエラストマー等を例示できる。
角度に制限がない。螺旋突条の終端と係合突起とが係合
した状態から、更に絞り径を大きくする方向へ内筒を回
転すると、螺旋突条と係合突起との係合が解除され、内
筒はしごき部材の弾発力によって外筒に対し下方に移動
して、螺旋突条と係合突起は再び係合状態に戻り、絞り
径最小の状態に素早く戻る。したがって、マスカラ塗布
具のしごき強さを調節し易くなり、極めて使い勝手がよ
い。尚、内筒を前記と逆の方向に回転して絞り径を小さ
くすることができるのは勿論である。
に基いて説明する。 〈外筒1、内筒10〉図4はマスカラ塗布具の全体縦断
面図である。マスカラ塗布具の外筒1は上端に口部2を
有し、下部が若干末広がりになっていて下端が開口して
いる。外筒1の内部には有底の内筒10がシール状態に
上下方向及び周方向に摺動自在に挿入されている。内筒
10内にはマスカラが収容される。
定されており、操作摘み11は外筒1の下端開口から下
方に突出している。操作摘み11の上部外周面には螺旋
突条11aが設けられており、外筒1の下部内周面には
3つの短尺の係合突起1a,1b,1cが周方向等間隔
に設けられている。螺旋突条11aと係合突起1a,1
b,1cは右ねじのねじ機構を構成し、このねじ機構に
よって、内筒10を外筒1に対して回動すると内筒10
が外筒1に対して上下動するようになっている。このね
じ機構については後で詳述する。
には筒状をなす押え部材12が固定されており、この押
え部材12にしごき部材13が取り付けられている。し
ごき部材13は合成ゴムあるいは天然ゴム等の弾性材で
形成されており、押え部材12に支持された支持筒部1
3aの上部外周縁から、コーン形をなすしごき筒部13
bが内筒10の奥方向(図中、下方)に向かって延び、
しごき筒部13bの先端中央には挿通孔13cが設けら
れている。
部2の基部から下方に延びる筒状の裏当て部材3を有し
ている。裏当て部材3の先端は前記しごき筒部13bの
上面に押圧状態に当接しており、これによって生じる裏
当て部材3の弾発力によって、内筒10は常に図中下方
に付勢されている。裏当て部材3の先端内径は前記挿通
孔13cよりも大径にされている。
3〉外筒1の口部2にはキャップ20が螺合可能になっ
ており、キャップ20には外筒1との間をシールするパ
ッキン21が取り付けられている。キャップ20はパッ
キン21を貫通して下方に延びるブラシ軸22を有し、
ブラシ軸22の先端にナイロン製のブラシ23が固定さ
れている。ブラシ軸22は外筒1の口部2から裏当て部
材3を通り、しごき部材13の挿通孔13cを通って、
内筒10内に挿脱可能になっている。
20を口部2から取り外しブラシ軸22を引き出すと、
ブラシ23は前記挿通孔13cを通る際にしごき筒部1
3bによってしごかれ、ブラシ23に付着する余分なマ
スカラが除去される。
するしごき強さは、外筒1に対して内筒10を回動させ
ることにより可変することができるようになっている。
これについて以下に詳述する。
さく設定した場合を示し、図5は挿通孔13cの絞り径
を大きく設定した場合を示している。内筒10を外筒1
に対して回動し上昇させると、裏当て部材3のしごき部
材13に対する食い込み量が徐々に大きくなり、しごき
筒部13bが弾性変形してその絞り径が徐々に拡径す
る。これとは逆に、内筒10を外筒1に対して回動し下
降させると、裏当て部材3のしごき部材13に対する食
い込み量が徐々に小さくなり、しごき筒部13bが弾性
的に復元してその絞り径が徐々に縮径する。このよう
に、しごき部材13の絞り径を可変することにより、し
ごき強さが可変できるのである。
りも上方には、しごき部材13のしごき強さを示す指標
が「1」から「10」の数字で表示されており、この指
標が外筒1に設けた窓4を通して見えるようになってい
る。図2は内筒10を上方から見たときの前記指標の位
置を示している。このように、周方向約270度の範囲
に、しごき強さの程度を示す「1」から「10」の数字
が等間隔に表示されている。
11の上縁には外方へ突出する環状突起(掛止部)11
bが形成されている。一方、外筒1の下部内周面であっ
て係合突起1a〜1cよりも上方に位置する部位には複
数の掛止突起(掛止部)1dが形成されている。掛止突
起1dは環状突起11bよりも下側に配されており、し
ごき部材13の絞り径を最小にした時(即ち、しごき強
さが最大の時)に環状突起11bに掛止して、それ以上
は内筒10が絞り径を小さくする方向へ回転しないよう
にするとともに、それ以上は内筒10が外筒1に対して
下方へ移動しないようにして、内筒10が外筒1から抜
け出るのを阻止する。
条11aと外筒1の係合突起1a〜1cから構成される
ねじ機構について詳述する。
ねじ機構の展開図である。このねじ機構は右ねじを構成
しており、螺旋突条11aはその始端Aから終端Bまで
約420度の角度に形成されている。図7の展開図では
螺旋突条11aの始端Aを0度(0°)の位置に固定し
て示している。係合突起1a〜1cは前記螺旋突条11
aに螺合する仮想螺旋上に周方向等間隔に配置されてい
る。
小さく設定して(即ち、しごき強さを大きく設定し
て)、図1に示すように窓4から指標「1」が見える位
置にした時の展開図であり、この時には3つ全ての係合
突起1a,1b,1cが螺旋突条11aに係合してい
る。以下、この状態を初期位置という。
11を下方から見て時計回り方向に回転すると、内筒1
0が徐々に上方に移動して絞り径が大きくなっていく。
そして、内筒10を前記初期位置から約120度回転す
ると、螺旋突条11aの終端Bは下側の係合突起1cと
の係合から離脱し、引き続いて内筒10を更に約120
度(即ち、初期位置からは約240度)回転すると、螺
旋突条11aの終端Bは2番目の係合突起1bとの係合
から離脱し、その後は最上位に位置する係合突起1aだ
けが螺旋突条11aと係合することとなる。
の絞り径を最大にした時(即ち、しごき強さが最小で、
窓4から指標「10」が見えている時)における展開図
を示しており、この時、螺旋突条11aの終端Bが係合
突起1aと係合している。
と、図7(C)に示すように、螺旋突条11aの終端B
は係合突起1aとの係合から離脱し、螺旋突条11aは
3つ全ての係合突起1a,1b,1cとの係合を解除す
る。図6はこの時の状態を示す要部断面図であり、窓4
からは指標の表示のない部分(「10」と「1」の間の
無表示の部分)が見えている。
内筒10は下方に押し戻され、図7(A)の状態に戻っ
て、螺旋突条11aが再び3つ全ての係合突起1a〜1
cと係合するようになる。
した場合にも、操作摘み11の環状突起11bが外筒1
と干渉しないように、外筒1の下部内周面であって掛止
突起1dの上部には切欠部1eが形成されている。
筒10を小角度回転するだけで、しごき部材13の絞り
径最大の状態から最小の状態に瞬時に変えることがで
き、引き続いて再び絞り径を大きくすることができるよ
うになり、しごき強さが調節し易く使い勝手が極めてよ
い。
下方から見て反時計回り方向)に回転することにより、
しごき部材13の絞り径を小さくしていくこともでき
る。但し、窓4から指標「1」が見える位置よりも先へ
は、若干の角度回転すると、操作摘み11の環状突起1
1bが外筒1の掛止突起1dに突き当たり、それ以上の
回転はできない。
外筒に対し内筒を角度無制限に回転でき、絞り径最大の
状態から最小の状態に素早く変えることができるように
なるので、マスカラ塗布具のしごき強さが調節し易く、
使い勝手が極めてよくなるという優れた効果が奏され
る。
破断正面図であり、しごき部材の絞り径を小さく設定し
た状態を示す図である。
強さの程度を表す指標の表示位置を示す図である。
しごき部材の絞り径を大きく設定した状態を示す図であ
る。
り、しごき部材の絞り径が最大から最小へ移行する直前
の状態を示す図である。
であり、(A)は絞り径最小の時を示し、(B)は絞り
径最大の時を示し、(C)は絞り径最大から最小へ移行
する直前を示すものである。
Claims (4)
- 【請求項1】 マスカラを収容する内筒が外筒の内部に
挿入され、この内筒は前記外筒の内面と内筒の外面に設
けられたねじ機構によって外筒に対し回動可能且つ上下
動可能にされ、前記外筒の上端の口部に螺合するキャッ
プからは先端にブラシを有し前記内筒を挿脱可能なブラ
シ軸が延び、内筒の上端には前記ブラシをしごく弾性材
からなるしごき部材が設けられ、このしごき部材は内筒
の内側奥方向に傾斜する略コーン形をなし中央にブラシ
軸及びブラシが挿脱する挿通孔が設けられ、前記外筒の
上部には先端を前記しごき部材の表面に押圧状態に突き
当てた裏当て部材が設けられ、前記内筒を外筒に対して
上下動することによって前記しごき部材に対する前記裏
当て部材の食い込み量を変化させ、これによってしごき
部材の挿通孔の実質的な絞り径を可変にしたマスカラ塗
布具において、 前記ねじ機構は、前記内筒の外面と前記外筒の内面のい
ずれか一方に形成された螺旋突条と、残る他方に形成さ
れた短尺の係合突起とから構成され、この係合突起が螺
旋突条に係合して相対摺動するようになっており、前記
内筒は前記絞り径を大きくする方向には角度無制限に回
転可能にされていて、絞り径を最大にした時に前記係合
突起が螺旋突条の終端に位置し、係合突起が螺旋突条の
終端を越えると前記裏当て部材との協働により生じる前
記しごき部材の弾発力によって内筒が外筒に対して下動
し、絞り径を最小にした時の螺旋突条に対する係合位置
に前記係合突起が戻るようにされていることを特徴とす
るマスカラ塗布具。 - 【請求項2】 前記螺旋突条が内筒の外周面に形成さ
れ、前記係合突起が外筒の内周面に形成されていること
を特徴とする請求項1に記載のマスカラ塗布具。 - 【請求項3】 前記係合突起が周方向等間隔に複数形成
されていて、その最上位に位置する係合突起が前記螺旋
突条の終端を越えると、絞り径を最小にした時の螺旋突
条に対する係合位置に係合突起が戻るようにされている
ことを特徴とする請求項1または2に記載のマスカラ塗
布具。 - 【請求項4】 前記内筒の下部が前記外筒の下部から操
作摘みとして突出しており、内筒と外筒には、内筒が外
筒から離脱するのを阻止する掛止部が設けられているこ
とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のマス
カラ塗布具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00851494A JP3390980B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | マスカラ塗布具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00851494A JP3390980B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | マスカラ塗布具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07213335A JPH07213335A (ja) | 1995-08-15 |
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Family
ID=11695252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00851494A Expired - Fee Related JP3390980B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | マスカラ塗布具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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Families Citing this family (2)
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| JP4644337B2 (ja) * | 2000-06-20 | 2011-03-02 | エルソルプロダクツ株式会社 | 液状化粧料用容器 |
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1994
- 1994-01-28 JP JP00851494A patent/JP3390980B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JPH07213335A (ja) | 1995-08-15 |
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