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JP3391920B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
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JP3391920B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は読取り機能と記録機能と
を備えたファクシミリ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ファクシミリ装置はそのプリンタの種類
によって普通紙ファクシミリ装置と感熱ファクシミリ装
置に大別される。特に最近は保存性、環境問題、コピー
機との共通化などの優位性から普通紙ファクシミリ装置
が普及し始めている。その中でもコスト、コンパクト性
の点からインクジェット式記録装置を搭載した普通紙フ
ァクシミリ装置が着目されている。従来のインクジェッ
ト式ファクシミリ装置を図9に示す。基本構成として、
制御基板21a、記録紙カセット1、本体フレーム22
が下から順に配設され、本体フレーム22の一端に読取
り部、その上方にオペレーション部、他端に記録部、中
央部に電源部が本体フレームに支持されている。記録部
は、記録紙ピックアップローラ3、記録紙の先端や後端
を検出するペーパエッジセンサ6、記録紙を搬送するた
めのローラ系5a、5b、8、10a、10bを備え、
それぞれ本体フレームに支持されている。更に、記録部
はバブルジェット(BJ)カートリッジ9を有し、記録
紙の幅方向に移動しインクを吐出しながら印字する。ま
た読取部は、原稿を一枚ずつ裁きながら搬送する摩擦片
16b、分離ローラ16a、原稿を搬送するためのロー
ラ系17a、17b、18a、18b、読取センサ1
9、原稿の押圧と搬送と白基準の役目を有するCSロー
ラ20により構成されており、駆動力が伝達されるロー
ラ類のほとんどは本体フレームに支持されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述したように、ファ
クシミリの機構系は、読取り系と記録系とに大別され、
これらの動作は、制御系で同期させるが、機構系はそれ
ぞれ独立していると考えられ、それぞれの機構系の検査
は独立して行えるべきものである。しかるに、従来のフ
ァクシミリ装置のように、読取り系と記録系が共に本体
フレームに支持されていると、全てを組み立ててから検
査するか、あるいは、組み立てた順にシリアルに検査す
るしかなく、速やかな組立性の妨げとなっていた。 【0004】また、本体フレーム自体に精度をもたせる
必要があり、更に本体フレームは大きなサイズであるた
め、高価な部品となり、品質向上やコストダウンの妨げ
となっていた。 【0005】また、記録系のBJプリンタでは、インク
吐出口と記録紙との距離が所定量に保たれないと、印字
品位が低下するが、この距離は、BJヘッドを保持して
いる図示せぬキヤリッジの幅方向にスキャンする際のガ
イドレールまたはガイドシャフトと図示せぬプラテンと
の位置精度により決まる。この位置精度を確保するた
め、上記の部品を直接前記本体フレームに支持せず、プ
リンタフレームを別個に設け、プリンタ関係の部品はこ
れに支持し、精度を確保している。これにより、読取系
の部品を本体フレームに取付け、本体フレームが変形し
ても、その影響が直接プリンタ部品の位置精度に及ばな
いように構成している。しかしながら、上記のような二
重構造にすると、組立性、コスト、資源の有効利用の面
からも不利益な点が多いという問題があった。 【0006】本発明の目的は、組立ラインの検査行程を
大幅に削減して量産性が向上したファクシミリ装置を提
供することである。 【0007】本発明の別の目的は、部品の流用度合いを
高めて新製品の開発効率の向上および資源の有効活用に
寄与することが可能なファクシミリ装置を提供すること
である。 【0008】本発明の更に別の目的は、読み取り系と記
録系のそれぞれの性能を互いに影響を与えることなく最
大限に発揮することが可能なファクシミリ装置を提供す
ることである。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、原稿を読み取る原稿読取手段と、原稿を搬
送する原稿搬送手段と、記録紙に印字する記録紙印字手
段と、操作を行う操作部と、記録紙を搬送する記録紙搬
送手段と、装置の制御を行う装置制御手段と、電話回線
網を制御する電話回線網制御手段と、電源とを有するフ
ァクシミリ装置において、前記原稿読取手段、前記原稿
搬送手段、および前記操作部をスキャナユニットとして
構成し、前記記録紙印字手段、前記記録紙搬送手段、前
記装置制御手段、前記電話回線網制御手段、および前記
電源をプリンタユニットとして構成すると共に、前記
キャナユニットを前記プリンタユニットの外装部材に固
定支持し、前記スキャナユニットと前記プリンタユニッ
トとを合体した後に、前記外装部材の面上で且つ前記装
置制御手段にアクセスできる位置に開口部が形成される
ように構成され、前記開口部を塞ぐカバーを設けたこと
を特徴とする。 【0010】 【0011】 【作用】上記の構成によって、本発明によるファクシミ
リ装置によれば、スキャナユニットとプリンタユニット
のそれぞれの機能をそれぞれの組立てラインで検査で
き、それらを合体する総組ラインの検査行程を大幅に削
減できるので、量産性の大幅な向上が可能となる。ま
た、スキャナユニットだけ、もしくは、プリンタユニッ
トだけを新規開発することが可能となり、部品の流用度
合いが高まり、新製品の開発効率の向上および資源の有
効活用に寄与することができる。さらに、スキャナユニ
ットとプリンタユニットとが外装部材を介してフローテ
ィング構造(独立、保持)になっているので、互いに影
響を受けることなく、それぞれの性能を十分に引き出す
ことを可能にする。 【0012】 【実施例】次に、本発明の実施例を図1乃至図8を参照
して説明する。 【0013】以下に説明する実施例はインクジェット式
記録式ファクシミリ装置に本発明を適用したものであ
る。図1は本発明の一実施例のファクシミリ装置の中央
部垂直断面図、図2はスキャナユニットの中央部垂直断
面図、図3はプリンタユニットの中央部垂直断面図、図
4はスキャナユニットとプリンタユニットを合体した状
態を示す斜視図、図5は同じく合体した状態を示す背面
図、図6は図5においてプリンタユニットのカバーを取
り外した状態を示す背面図、図7は本ファクシミリ装置
の電気系統の概略構成を示すブロック図、図8はプリン
タユニットの斜視図、図9は従来例のファクシミリ装置
の垂直断面図である。図7において、201は本実施例
に係るファクシミリ装置である。202はマイクロプロ
セッサなどから構成されるCPUで、ROM203に記
憶されているプログラムに従ってRAM204、不揮発
性RAM205、キャラクタジェネレータ(CG)20
6、読取り部207、記録部208、モデム部209、
制御ユニット(NCU)210、操作部213、表示
部214を制御する。RAM204は読取部207によ
って読み取られた2値化画像データや記録部208に記
憶される2値化画像データを格納し、更にモデム部20
9によって変調された信号を制御ユニット(NCU)
210を介して電話回線211に出力する2値化画像デ
ータを格納する。またRAM204は、制御ユニット
(NCU)210およびモデム部209を介して復調さ
れた電話回線211から入力されたアナログ波形信号の
2値化画像データを格納する。不揮発性RAM205は
CPU202の電源が遮断された状態にあっても、保存
しておくべきデータ(例えば、短縮ダイヤル番号など)
を確実に格納するものである。CG206はJISコー
ド、ASCIIコードなどのキャラクタを格納するRO
Mであり、CPU202の制御に基づき必要に応じて2
バイトのデータで所定コードに対応するキャラクタデー
タを取り出す。読取部207はDMAコントローラ、画
像処理IC、イメージセンサ、CMOSロジックICな
どから構成され、CPU202の制御に基づいてコンタ
クトセンサ(CS)を利用して読み取ったデータを2値
化し、その2値化データを順次RAM204に送る。な
お、この読取部207に対する原稿のセット状態は、原
稿の搬送路に設けられた機械的な原稿センサ(図示せ
ず)により検出できるようになっており、原稿検出信号
は主電源制御部215とCPU202に入力される。記
録部208はDMAコントローラ、インクジェット記録
装置、CMOSロジックICなどから構成され、CPU
202の制御によってRAM204に格納されている記
録データを取り出し、ハードコピーとして記録出力す
る。モデム部209はG3、G2モデムとこれらのモデ
ムに接続されたクロック発生回路などから構成され、C
PU202の制御に基づいてRAM204に格納されて
いる送信データを変調し、NCU210を介して電話
線211に出力する。またモデム部209は電話回線2
11のアナログ信号をNCU210を介して導入し、そ
の信号を変調して2値化データをRAM204に格納す
る。NCU210はCPU202の制御により電話回線
211をモデム部209あるいは電話機212のいずれ
かに切り換えて接続する。またNCU210は呼出信号
(CI)を検出する手段を有し、呼出信号が検出された
ときは着信信号を主電源制御部215とCPU202へ
送る。電話機212はファクシミリ装置201と一体化
されている。具体的には、電話機212はハンドセット
及びスピーチネットワーク、ダイヤラ、テンキー、ワン
タッチキーなどから構成されている。操作部213は画
像送信、受信等をスタートさせるキーと、送受信時にお
けるファイン、標準、自動受信等の操作モードを指定す
るモード選択キーと、ダイヤリング用のテンキーやワン
タッチキーなどから構成されている。これらのキーが押
下されるとON信号が主電源制御部215とCPU20
2に入力される。表示部214は16桁の表示を行う液
晶表示器であり、CPU202の制御により所定の文字
等を表示する。主電源制御部215はファクシミリ装置
201の各部(ブロック)への通電(電力供給)を制御
するもので、1チップマイクロコンピュータ、コンデン
サタイプの二次電池等から構成され、ファクシミリ装置
はこの二次電池からの供給電力だけでも駆動することが
できる。主電源制御部215は読取部207からの原稿
検出信号またはNCU210からの着信信号または操作
部213からのON信号が入力されると、起動信号を主
電源216に送る。主電源216はAC入力のスイッチ
ッグ電源であり、外部からのスイッチングのON、OF
Fが制御可能で、主電源制御部215からの起動信号、
停止信号によってそれぞれ電力を供給したり、電力を供
給しなかったりする。 【0014】以上の機能の中で図7において点鎖線で
囲った部分が装置制御基板120に実装されている。 【0015】〔機構系の構成〕次に、本実施例の機構系
の構成を図1〜4を参照して説明する。図1に於いて、
左側が装置前面、右側が装置背面に該当する。前述した
読取系のスキャナユニットAは装置上方に位置し、原稿
は装置背面側から前面へと通過する。前記読取系の下方
で装置の前面側に記録系のプリンタユニットBの印字部
(カートリッジスキャン部)が配設されている。記録紙
ホルダ38は装置背面側に配設され、記録紙は装置背面
側から前面側へと通過する。 【0016】(スキャナユニット)本実施例のファクシ
ミリ装置の最上部にはスキャナユニットAが配設されて
いる。図2において、123は原稿の有り無しを判定す
る原稿有無センサ、30は例えばゴムで形成された摩擦
片、31は分離ローラ、122aは原稿の先端と後端を
検知する原稿エッジセンサのアクチュエータ、32は原
稿の押圧と搬送と白基準の機能を有するCSローラ、33
はLED 光源と光電素子とその出力を処理するカスタムIC
とで構成され、原稿のイメージデータを電気出力に変換
する密着式イメージセンサ、34は該密着式イメージセ
ンサを保持するCSホルダ、35は密着式イメージセンサ
33をCSローラ32に付勢するための付勢バネである。
105は原稿の下側のガイドとスキャナユニットのフレ
ームを兼ねたスキャナベース、107は原稿の上側のガ
イドとオペレーションパネルのフレームを兼ねた上原稿
ガイド、106は各種のキーや表示部が配設されたオペ
レーションパネルである。 【0017】次に、図4を参照するに、スキャナユニッ
トAとプリンタユニットBとを合体した状態が示され、
同図において、50は前記分離ローラ31と前記CSロ
ーラ32を駆動する読取モータ、51は該読取モータ5
0の駆動力を前記CSローラ32に伝える伝達系、52は
同様に分離ローラ31にモータ50の駆動力を伝達する
伝達系である。ユーザが原稿束をセットすると原稿有無
センサ123がONになり、ユーザがスタートスイッチ
を押すと分離ローラ31が回転し原稿を搬送し始める。
この時公知の技術により摩擦片30と原稿と分離ローラ
31との摩擦力の大小関係により原稿束から1枚ずつさ
ばかれながら原稿が搬送される。さばかれて搬送された
原稿の先端は原稿エッジセンサ122で検出され、さら
に原稿は分離ローラ31で搬送された後CSローラ32と
密着式イメージセンサ33で挟持されて搬送されると同
時にイメージデータが読み取られる。 【0018】図4に示すように、インクジェット式記録
系Bは通常記録紙と同等の幅を読みとる読取系Aの幅に
比べると数十mm程大きい。そこで本装置では読取系の
左端と記録系の左端をほぼ合わせ、右側の記録系の上方
にスペースを設けるように構成した。このスペースに読
み取り駆動系(読取モータ50、CSローラ32への駆
動伝達系51、分離ローラ31への駆動伝達系52等)
と操作部が配設される。以上のような構成にすることに
より、後述するプリンタユニットと同じ機能を有する検
査治具を用いることで、以下の検査が、スキャナユニッ
トを組み立てた時点で行うことが可能となる。すなわ
ち、原稿の分離性能、原稿の搬送性、読取画像の品質、
各種センサの動作、その他スキャナユニットの総合性能
である。 (プリンタユニット) 前記スキャナユニットの下にインクジェット記録方式の
記録機構系を含むプリンタユニットBが配設されてい
る。図3において、38は記録紙ホルダ、40はピック
アップローラ、37はインクタンクとインク吐出ヘッド
を有するインクジェットカートリッジ、45は記録紙の
搬送のための記録搬送ローラ、44は該記録紙搬送ロー
45に搬送力を持たせるための圧接コロ、47は記録
紙を排出するための記録紙排紙ローラ、48は該記録紙
排紙ローラ47に排出力を持たせるための拍車コロ、4
6はカートリッジのヘッド部に目詰まりしたインクなど
を排出するための廃インクタンクである。記録紙ホルダ
38に積載された記録紙はピックアップローラ40によ
って一番上の記録紙だけピックアップされ記録紙搬送ロ
ーラ45に送られる。そのとき記録紙エッジセンサ24
(図6)にて記録紙の先端が検知され、記録紙搬送ロー
ラ45が図示しない記録モータにて駆動され記録紙をく
わえ込む。記録紙搬送ローラ45が所定量回転して記録
紙が所定位置に搬送されたところから読み取ったデータ
もしくは伝送されたデータが記録紙に印字され始める。
印字された記録紙は図示しない記録モータにて駆動され
る記録紙排紙ローラ47と拍車コロ48にて排出され
る。カートリッジ37はキャリッジ60に保持されキャ
リッジモータ49(図6)によって記録紙幅方向にスキ
ャンする。更にプリンタユニットにはプリンタ部品以外
の電気部品も配設されている。それらについて、説明す
る。 【0019】〔装置制御基板〕 装置制御基板120と網制御基板110が前記カートリ
ッジスキャン部の背面側に、且つ原稿通過面よりも下方
に、且つ記録紙通過面よりも上方に垂直方向に配設され
ている。上記位置に制御基板を配設したことにより本フ
ァクシミリ装置に必要な各センサ類を制御基板に実装
し、これにより、装置の基板の数を減らし、更にハーネ
スの数を減らすことが可能となる。具体的には、読取部
に於いて原稿有無センサ123をオペパネ基板に、原稿
エッジセンサ122のアクチュエータ122aはスキャ
ナユニットに回転自在に支持され、前記アクチュエータ
と連動して動作機能を果たすインターラプト型センサが
制御基板に直接実装されており、記録部に於いては、記
録紙エッジセンサ24を装置制御基板120に実装する
事により、各センサから制御基板までのハーネスがいっ
さい不要となる。また、装置制御基板120が記録紙通
紙面よりも上方に位置するため、カートリッジから吐出
したインクが装置制御基板120へ付着し、ショートな
どのトラブルが発生するという不具合も発生しない。ま
た本ファクシミリ装置はコンピュータと接続してプリン
タ機能をも果すようにされている。そのために必要と
されるインターフェース55は、本ファクシミリ装置に
おいては図5、6に示すように装置制御基板120上
に実装されており、これにより、ハーネスや基板の数を
少なくすることができる。更に本構成においては、イン
ターフェース55を、図6に示すように、記録紙通過面
よりも背面からみて左側の位置にて装置制御基板120
に実装したので、インターフェースを記録紙通過面より
上方に設けた場合に生じる、インターフェースからコン
ピュータへのケーブルの記録紙の搬送性への影響を避け
ることができ、また網制御基板に設けた場合に生じる、
電話回路等の一次側の配線との干渉を避けることができ
る。 【0020】〔網制御基板〕 本実施例では、上述したように、ファクシミリ装置に必
須である網制御のために、本ファクシミリ装置制御用の
装置制御基板120とは独立して、網制御基板110を
設けている。更に、本実施例では、図5、図6に示すよ
うに外部回線、子電話、ファクシミリ装置に備え付けの
ハンドセットをつなぐためのモジュラージャック57を
網制御基板110上に実装することにより、ハーネスや
基板の数を減少している。また、前記モジュラージャッ
クは図5、6に示すように本体背面からみて右側に配設
することにより、世の中の常識、通例から機械本体の正
面からみて左側になくてはならないハンドセット58か
らのカールコードを短くすることができる等、実際の使
い勝手の向上を図ることができる。以上の点から網制御
基板110は図示のように本体背面からみて右側に配設
している。また前述のようにカートリッジから吐出した
インクが基板上に付着しないように網制御基板110も
記録紙通過面より上方に配設してある。またハーネスを
少なくするため装置制御基板120と網制御基板110
コネクタで結合している。そのために網制御基板11
0を図1、図3において装置制御基板120と同じ断面
上に配設している。また装置制御基板120と網制御基
板110との間にキャリッジ60(図3)からのフレキ
シブルケーブル56を通して制御基板に結線している。
また前述のように、読み取り系を本体背面からみて右側
にシフトしているため、網制御基板110は原稿通紙面
よりも下方に配設される。尚、本実施例では装置制御基
板と網制御基板とを別体で構成したが、この両者を1枚
の基板で構成してもよい。この場合は前記キャリッジ6
0からのケーブルは基板に穴を開けて貫通させる。 【0021】〔主電源〕 本実施例のファクシミリ装置の主電源28は、図1、
3に示すように配設される。主電源28をこの位置に配
設することにより、電源にとって重要である空冷効果も
カバーにルーバを設けることによって容易に得られる。
また前述したカートリッジから吐出されたインクの回り
込みも、ベースカバー59にリブ59aを設けることに
より電源部への流出を防止することができる。 【0022】本実施例では、以上の構成要素を、外装部
材として4つの部材、即ち、ベースカバー59、前カバ
ー102、後カバー101、背面カバー103で覆って
いる。以下カバー構成を詳細に述べる。まず、給紙関係
や印字関係の機構部品と駆動部品(モータを含む)、
制御基板120、網制御基板110はプリンタシャー
シ100に支持されている。このプリンタシャーシ10
0はビスによってベースカバー59のボス59bに固定
されている。前記主電源28や廃インクタンク46もベ
ースカバー59に固定されている。従って、プリンタユ
ニットの主要部品は全て、ベースカバー59に固定され
る構成となっている。この状態において前カバー102
と後カバー101を取付けることにより、前記プリンタ
シャーシ100、前カバー102、後カバー101によ
って、前述したように装置制御基板120の近傍を除い
てUL、CSAで定義されているエンクロジャーとし
ての機能が確保される。また、このように構成すること
でプリンタの主要部品の位置精度はプリンタシャーシ1
00により決まり、後述するスキャナユニットとの合体
時に前カバーや後カバーに変形が生じてもプリンタシャ
ーシには影響しないようにされている。前カバー102
には前記拍車コロ48を回転自在に保持している記録カ
バー36がやはり回転自在に保持されており、これによ
り、通常の使用状態ではユーザにカートリッジやプリン
タ機構部が見えないようにしている。装置制御基板12
0の近傍は後述するスキャナユニットを合体し、ハーネ
ス類を装置制御基板120に接続した後に背面カバー1
03によって塞ぐ。このように構成することによって、
プリンタユニット単体で以下の検査が可能となる。すな
わち、記録紙のピックアップ性能、記録紙の搬送性能、
印字性能、回復動作、受信動作、電源性能、各種センサ
の動作、その他プリンタユニットの総合性能である。 〔合体構成〕 次に前記スキャナユニットと前記プリンタユニットとを
合体した構成について説明する。本実施例では、前述し
たスキャナユニットとプリンタユニットとを合体し信号
線を接続することによってファクシミリの機能を果たす
ように構成してある。その合体の手順を述べる。図8に
示すようにプリンタユニットの前カバー102にはスキ
ャナユニットの位置決め用のボス102b、係止め用の
リブ102a、抜け止めの爪(スナップフィット)1
02c、原稿先端検知センサのアクチュエータが挿通さ
れて制御基板上のフォトセンサと連動するための穴10
2dが設けられている。スキャナユニットの読取ベース
105(図2)には前記ボス102b、リブ102a、
爪102cにそれぞれ対応する穴が穿設されており、そ
れらが嵌合または係止することによってスキャナユニッ
トとプリンタユニットとが合体するようになっている。
この合体状態で、図5に示すように、背面に装置制御基
板120にアクセスできるように開口部61が形成され
るようになっており、この開口部61を介してスキャナ
ユニットの信号線を装置制御基板120に接続できる。
その後、背面カバー103で開口部を塞ぎUL、CSA
(北米の安全規格)で規定されるエンクロージャーを満
足するカバーリングを構成する。このように、簡単に2
つのユニットを合体するのみで構成できるため、工場で
の組立ラインが極端に単純化できる。また、合体した後
の検査工程も、送信やその他の全体の検査だけで済むた
め、量産性が飛躍的に向上する。 【0023】 【発明の効果】本発明に係るファクシミリ装置は、上述
した構成を有することにより、以下の効果が得られる。
本発明によれば、 1.スキャナユニット、プリンタユニットのそれぞれの
機能をそれぞれの組立ラインで検査でき、それらを合体
する総組立ラインの検査行程を大幅に削減することによ
り、飛躍的な量産性の向上が可能となる。 【0024】2.部品の流用度合いを高めて新製品の開
発効率の向上および資源の有効活用に寄与することがで
きる。すなわち、新規技術の開発は日進月歩であり、各
メーカは、次々と新機種の開発を行っているが、本発明
を用いれば、それぞれどちらかのユニットを新規開発す
ることにより、スキャナユニットとプリンタユニットの
それぞれの新技術を盛り込んだ製品を開発することが可
能であり、また、それぞれ数種類のスキャナユニットと
プリンタユニットを組み合わせることにより、種類の数
を乗じた数の組合せの機種を開発することも可能とな
り、大きな開発効率アップにつながる。 【0025】3.前記第2項を実施することにより、い
たずらに新規部品の成形型を起こすことなく新規製品の
開発が可能となり、今注目されている環境問題の改善つ
ながる資源の有効活用が可能となる。 【0026】4.スキャナユニットを取付けた時に、プ
リンタユニットへ与える影響をなくすために余分な部品
を使わず、最も簡素な構成にて実現でき、組立性、コス
ト、環境問題の改善につながる資源の有効活用が可能と
なる。 【0027】5.この構成により、スキャナユニットと
プリンタユニットのそれぞれの性能を、互いに影響を与
えることなく、最大限に引き出すことが可能となる
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例のファクシミリ装置の中央部
の垂直断面図である。 【図2】スキャナユニットの中央部の垂直断面図であ
る。 【図3】プリンタユニットの中央部の垂直断面図であ
る。 【図4】スキャナユニットとプリンタユニットとを合体
した状態を示す斜視図である。 【図5】スキャナユニットとプリンタユニットとを合体
した状態を示す背面図である。 【図6】カバーを取り外した状態でのプリンタユニット
の背面図である。 【図7】ファクシミリ装置の電気ブロック図である。 【図8】プリンタユニットの斜視図である。 【図9】従来のファクシミリ装置の垂直断面図である。 【符号の説明】 24 記録紙エッジセンサ 31 分離ローラ 32 CSローラ 33 密着式イメージセンサ(CS) 34 CSホルダ 37 インクジェットカートリッジ 38 記録紙ホルダ 40 ピックアップローラ 45 記録搬送ローラ 101 後ろカバー 102 前カバー 103 背面カバー 105 読取りベース 106 操作部 110 網制御基板 120 装置制御基板 A スキャナユニット B プリンタユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 裕嗣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 川島 俊寿 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−13165(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 原稿を読み取る原稿読取手段と、原稿を
    搬送する原稿搬送手段と、記録紙に印字する記録紙印字
    手段と、操作を行う操作部と、記録紙を搬送する記録紙
    搬送手段と、装置の制御を行う装置制御手段と、電話回
    線網を制御する電話回線網制御手段と、電源とを有する
    ファクシミリ装置において、前記原稿読取手段、前記原
    稿搬送手段、および前記操作部をスキャナユニットとし
    て構成し、前記記録紙印字手段、前記記録紙搬送手段、
    前記装置制御手段、前記電話回線網制御手段、および前
    記電源をプリンタユニットとして構成すると共に、前記
    スキャナユニットを前記プリンタユニットの外装部材に
    固定支持し 前記スキャナユニットと前記プリンタユニットとを合体
    した後に、前記外装部材の面上で且つ前記装置制御手段
    にアクセスできる位置に開口部が形成されるように構成
    され、前記開口部を塞ぐカバーを設け たことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
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