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JP3396161B2 - 蓄冷体 - Google Patents
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JP3396161B2 - 蓄冷体 - Google Patents

蓄冷体

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JP3396161B2
JP3396161B2 JP08292198A JP8292198A JP3396161B2 JP 3396161 B2 JP3396161 B2 JP 3396161B2 JP 08292198 A JP08292198 A JP 08292198A JP 8292198 A JP8292198 A JP 8292198A JP 3396161 B2 JP3396161 B2 JP 3396161B2
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2303/00Details of devices using other cold materials; Details of devices using cold-storage bodies
    • F25D2303/08Devices using cold storage material, i.e. ice or other freezable liquid
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    • F25D2303/08222Shape of the element

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生鮮食料品やそ
の他冷蔵の必要な物の保冷剤として用いる蓄冷体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、発泡スチロール等からなる長
方形の箱に収容された生鮮食料品等に対する保冷剤とし
て、氷やドライアイスに代えて、図4に示すような、合
成樹脂製の中空容器31内に蓄冷剤Cを封入した蓄冷体
30を、箱の開口上部に載置することが行われている。
この蓄冷体30は、一般に、図5に示すような凍結用ラ
ックRに収められ、予め冷蔵庫などに収容されて容器内
部の蓄冷剤Cを凍結させた後、前記ラックRから取り出
し、生鮮食料品等の収容箱の上部に配置されるものであ
り、繰り返し使用できるため経済的である。
【0003】なお、図4の符号33は蓄冷剤Cの注入口
である。また、34は積み重ね時の位置決め用凹部で反
対側の表面にその位置決め用凹部34と対応する位置決
め用凸部(図示せず)が形成されている。35は剛性増
大用の小さな円形凹部で、対向する容器内面と密着して
いる。
【0004】しかしながら、この蓄冷体30は、空気中
の水分が容器の外面32に水滴あるいは霜といったいわ
ゆる結露として付着することが避けられない。さらに、
作業者は手の冷えを防止するために軍手等の手袋をはめ
て作業するので前記凍結用ラックRから蓄冷体30を取
り出す際などに、手が滑って蓄冷体30を取り出しにく
いなど、作業性が悪かった。
【0005】なお、前記蓄冷体の把持を容易かつ確実に
行えるようにするため、蓄冷体の中空容器の一部に、内
外を貫通する穴形状の把持部(図示せず)を設けること
により、前記ラックRからの取り出しや持ち運びの不具
合を解消することも考えられるが、その場合には、貫通
穴からなる把持部の分だけ容器内部の蓄冷剤収容容積が
減って、封入する蓄冷剤Cの容量が減ることになり、保
冷効果が低減する問題が発生する。
【0006】さらに、前記貫通穴からなる把持部を形成
する場合には、中空容器の成形上、次のような問題を生
じる。前記中空容器は通常、公知のブロー成形法によっ
て成形されるものであるが、前記貫通穴からなる把持部
については、パリソンの内面を密着させてブロー成形
し、そのブロー成形後に前記密着部分を切除して貫通穴
からなる把持部を形成しなければならない。そのため、
ブロー成形材料が余分に必要となって経済的に不利であ
るのみならず、切除作業が余分に必要となる問題があ
る。加えて、前記切除空間を把持部とするため、切除跡
が蓄冷体把持者の手を傷つけないよう、切削跡のバリを
丁寧に取り除かねばならず、面倒な後加工を必要とす
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前記の点に
鑑みなされたもので、蓄冷体表面に付着する露等によ
る持ち難さをなくすとともに、製造時に煩雑かつ余分な
工程を必要とせず、かつ経済的に製造できる新規な構造
の蓄冷体を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
複数枚の蓄冷体を横長かつ立てて収容する凍結用ラック
に収容される蓄冷体において、前記蓄冷体は中空容器内
に蓄冷剤が封入されたものからなると共に、前記容器の
少なくとも一側を他側内面との間に隙間が残るように容
器内に陥没させて容器外面の長手方向中央部に把持用凹
部を形成したことを特徴とする。前記容器は、平面視略
長方形の平板状とし、前記容器の少なくとも一方の外面
の両長辺側に把持用凹部を設けるのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明に係る蓄冷体の一実
施例を示す平面図、図2は図1の2−2線で切断した拡
大断面図、図3は把持部の他の例を示す要部拡大断面図
である。
【0010】図1および図2に示す蓄冷体10は、中空
容器11内部に蓄冷剤Cが封入され、従来の項で説明し
たような凍結用ラックRで冷凍された後、ラックRから
取り出されて使用される。封入される蓄冷剤Cとして
は、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム、塩化マグネシ
ウムなどの無機塩の水溶液、またはメタノール、エタノ
ールなどのアルコール水溶液、あるいは水溶性高分子に
公知のゲル化剤を添加してゲル状にしたものなどが好適
で、これらが適宜に選択されて用いられる。
【0011】中空容器11は、ポリエチレンやポリプロ
ピレンなどの合成樹脂よりなるもので、公知のブロー成
形によって平面視略長方形の平板状に成形されている。
この容器11の短辺側の側面には前記蓄冷剤Cを注入す
るための注入口14が形成されており、この注入口14
は蓄冷剤C注入後に熱溶着などにより封止され、密閉さ
れている。
【0012】前記容器11の一側外面12と他側外面1
3の一方には積み重ね時の位置決め用の凹部15が形成
され、他方には位置決め用の凸部(図示せず)がそれぞ
れ対応する位置に数箇所ずつ形成されている。そして、
蓄冷体10を積み重ねた際には、前記凹部15に他の蓄
冷体容器の凸部がはまって横ズレ等を防止し、安定した
積み重ねを可能にする。符号16は、剛性増大用の小さ
な円形凹部で、該中空容器11の一側外面12および他
側外面13にそれぞれ対応して設けられ、その底面16
aは内部で他側の底面16aと密着している。前記剛性
増大用凹部16は、蓄冷体10を冷蔵庫で冷却する際
に、容器11内部の蓄冷材Cを効率よく冷却する作用も
あり、容器11の中央部付近に適宜数形成するのが好ま
しい。
【0013】また、この実施例の容器11においては、
一側を容器11内に陥没させて形成した把持用凹部20
が容器11の一側外面の長手方向中央部に設けられてい
る。この把持用凹部20は、作業者の手が掴み易い大き
さからなって、しかも、図2の拡大断面図からも分かる
ように、容器11の側部を把持した際に、作業者の手指
が把持用凹部20内に位置するよう、容器11の側面2
1から所定距離離して形成されている。さらに、この把
持用凹部20は、確実な把持が可能な適当な深さに形成
されるが、その底部22は対向する面、この例では容器
他側の内面13aとの間に隙間aを残して形成されてい
る。このように把持用凹部20の位置で容器内に隙間a
を残すことにより、容器11の内容積の減少を少なく
し、把持用凹部20の部分にも蓄例剤Cを収容できるよ
うにして、充分な蓄冷効果が得られるようにしている。
【0014】さらに、この実施例では前記把持用凹部2
0を、容器11の外面の両長辺17側に形成している。
この位置に把持用凹部20を設けたことによって、従来
技術における図5で示したように、凍結用ラックRに横
長かつ立てて蓄冷体10を収容する場合に、作業者が把
持用凹部20の位置を考えなくても、常に把持用凹部2
0が凍結用ラックRの開口側に位置するようになり、作
業者による蓄冷体10の収容および取り出し作業の効率
がよくなる。
【0015】また、図3に示す他の例のように、把持用
凹部20Aは、前記容器11の両側外面12,13の両
長辺17側に設けるのが好ましい。そうすれば、容器1
1の両面の把持用凹部20Aに作業者の手指が引っ掛か
るため、蓄冷体10をより確実に把持することができ
る。この場合においても、対向する把持用凹部20A,
20Aの底部22A,22Aは密着せず、底部22A,
22A間に蓄冷剤Cの収容できる隙間を残しておく。こ
の図3において、前記図1および図2の実施例と同一符
号は同一部を示す。なお、前記把持用凹部20および2
0Aは、本実施例においては、図に示すように平面視ほ
ぼ半円形状とするが、これに限るものではない。
【0016】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
蓄冷体によれば、容器外面に把持用凹部を有するため、
蓄冷体表面が結露等によって手が滑り易い状態であって
も、確実に蓄冷体を把持することができ、作業性を向上
させることができる。さらに、前記把持用凹部が貫通穴
でなく、しかも把持用凹部の位置において容器内に隙間
が残っているため、該把持用凹部を形成したことによる
蓄冷剤の収容容量の減少を最低限に抑えることができ、
充分な保冷効果を得ることができる。
【0017】また、蓄冷体の中空容器を平面視略長方形
の平板とし、その両長辺側に把持用凹部を形成すれば、
凍結用ラックへの収容あるいは取り出しなどの際に、い
ずれの長辺を上下にしても把持用凹部が必ず凍結用ラッ
クの開口側に位置することになるため、方向等を考慮し
て収容および取り出し作業を行う必要がなく、きわめて
作業性がよい。
【0018】さらに、この発明の蓄冷体は、ブロー成形
時に把持用凹部を形成でき、ブロー成形後に把持用凹部
形成のために樹脂を切除する後加工が不要となるので、
歩留りが良いのみならず、その切除跡を滑らかにするバ
リ除去作業も必要なくなり、経済的かつ効率よく蓄冷体
を製造できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る蓄冷体の一実施例を示す平面図
である。
【図2】図1の2−2線で切断した拡大断面図である。
【図3】把持部の他の例を示す要部拡大断面図である。
【図4】従来の蓄冷体の一実施例を示す平面図である。
【図5】蓄冷体をまとめて冷凍する凍結用ラックの一実
施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 蓄冷体 11 中空容器 15 積み重ね時の位置決め用凹部 16 剛性増大用凹部 17 長辺 20 把持用凹部 C 蓄冷剤 R 凍結用ラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の蓄冷体を横長かつ立てて収容す
    る凍結用ラックに収容される蓄冷体において、前記蓄冷
    体は中空容器内に蓄冷剤が封入されたものからなると共
    に、前記容器の少なくとも一側を他側内面との間に隙間
    が残るように容器内に陥没させて容器外面の長手方向中
    央部に把持用凹部を形成したことを特徴とする蓄冷体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記容器が平面視略
    長方形の平板状からなり、前記容器の少なくとも一方の
    外面の両長辺側に前記把持用凹部を設けたことを特徴と
    する蓄冷体。
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