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JP3396882B2 - 記録用媒体駆動装置 - Google Patents
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JP3396882B2 - 記録用媒体駆動装置 - Google Patents

記録用媒体駆動装置

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JP3396882B2
JP3396882B2 JP29137293A JP29137293A JP3396882B2 JP 3396882 B2 JP3396882 B2 JP 3396882B2 JP 29137293 A JP29137293 A JP 29137293A JP 29137293 A JP29137293 A JP 29137293A JP 3396882 B2 JP3396882 B2 JP 3396882B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスク等を始
めとする記録用媒体を駆動するための、主として薄型の
記録用媒体駆動装置に関する。 【0002】 【従来の技術及び解決しようとする課題】所謂ノート型
パソコンを始めとするパーソナルコンピュータ等の機器
には、益々小型化・薄型化及び大容量化が求められてい
る。そのため、それらに取り付けて使用される不揮発性
の補助記憶装置についても、必然的に、小型化・薄型化
及び大容量化が強く要請されている。 【0003】厚さ5mm程度に薄型化されたICメモリ
ーカードには、所謂フラッシュメモリが組み込まれてい
るが、記憶容量の点で十分な満足は得られていない。 【0004】薄型で大記憶容量の不揮発性補助記憶装置
を実現する手段の一つとして、ハードディスク等の記録
用媒体を駆動するスピンドルモータを備えた記録用媒体
駆動装置を利用することが考えられる。 【0005】しかしながら、ICメモリーカードと同等
に小型・薄型化しつつより記録容量を大きくするには、
スピンドルモータの振動をできるだけ防止し、より一層
の高回転精度を実現することによって、記録用媒体に対
する記録密度を高めることを可能ならしめる必要があ
る。 【0006】またその一方において、小型・薄型化に伴
い、例えば部品固定のための接着剤を所定位置に正確
に、而も過不足なく塗布することなどが困難となって、
製造効率が低下し、コストアップを招きかねないので、
それらを防止する必要がある。 【0007】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、装置全体をできるだけ薄型化・小型化しつつ、
製造効率の低下、及びそれに伴うコストアップを防止す
ることができ、また、スピンドルモータの振動をできる
だけ防止して回転精度を良くし、記録用媒体に対する記
録密度を高めて大記録容量を実現することができる記録
用媒体駆動装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の記録用媒体駆動装置は、記録用媒体を保持
するロータハブが、固定部に対し回転自在に支持され、
強磁性環状薄板により構成され、環状平板部の内周縁部
が、軸線方向に突起する環状突起部に形成されると共
に、環状平板部の外周縁部が、軸線方向やや径方向内方
に折曲され且つ折り返されたマグネット保持部に形成さ
れてなるロータヨークが、その環状突起部において、前
記ロータハブにしまりばめ状に外嵌固定され、ロータヨ
ークのマグネット保持部にしまりばめ状に内嵌保持され
た環状のロータマグネットが、固定部に支持されたステ
ータコアと径方向に相対し、軸線方向におけるステータ
コアと記録用媒体との間にロータヨークの環状平板部が
位置したものとしている。 【0009】 【0010】 【作用】請求項1の発明では、強磁性環状薄板により構
成されたロータヨークのマグネット保持部にロータマグ
ネットが内嵌保持されると共に軸線方向におけるステー
タコアと記録用媒体との間にロータヨークの環状平板部
が位置するので、ロータヨークが軸線方向の薄型化に寄
与しつつ記録用媒体側への磁束の漏れを防止する。 【0011】ロータヨークは、その環状突起部において
ロータハブにしまりばめ状に外嵌固定され、ロータマグ
ネットは、マグネット保持部にしまりばめ状に内嵌保持
されるので、ロータハブに対するロータヨークの固定及
びロータヨークに対するロータマグネットの固定は、接
着剤塗布の要なく容易であり、マグネット保持部は折り
返されているため、十分なロータマグネット保持力及び
強度を発揮する。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【実施例】本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明す
る。図1乃至図5は、本発明の1実施例としてのハード
ディスク駆動装置についてのものであって、そのうち図
1はその要部拡大断面図、図2はコア歯支持環状部材の
平面図、図3は、コア歯支持環状部材が嵌合したステー
タが基盤に取り付けられた状態の要部平面図、図4は、
コア歯支持環状部材が嵌合したステータが基盤に取り付
けられた状態の正面断面図、図5は、ロータヨーク及び
ロータマグネットの要部拡大断面図である。なお、本発
明の記録用媒体駆動装置において対象となり得る記録用
媒体は、云うまでもなく、ハードディスクに限られるも
のではない。 【0016】このハードディスク駆動装置は、厚さ5m
mのICメモリーカード(TYPE 2)と同じサイズとする
ために、ハードディスクの回転駆動とハードディスクに
対する読み書きを行うための駆動・読み書き部(図示部
分)とそれらを作動させるための回路部(非図示部分)
とを、従来のように上下に重なった状態に、すなわち垂
直方向に分けて配置するのではなく、ほぼ同一平面内に
おいて、言わば水平方向に分けて配置している。 【0017】10はハードディスク駆動装置におけるス
テンレス鋼鍛造の0.4mm厚の平板状をなす基盤であ
る。12は装置の蓋体であって、0.25mm厚ステン
レス鋼板製である。 【0018】基盤10における嵌合孔10aの周縁部
は、軸線方向に突起する環状突起部10bに形成されて
いる。円筒状部14aの下端を閉塞する円板状の底部1
4bから中心軸線上を上向きに円柱形状の固定軸14c
が突設されてなる固定軸部材14が、その円筒状部14
aの基部外周部において環状突起部10bに内嵌固定さ
れている。また固定軸14cの上端縮径部14c1は、
蓋体12に嵌合固定されている。蓋体12は、この固定
軸14c、及び、基盤10と蓋体12の間に介装された
合成樹脂ブロック15とにより支持されている。 【0019】図2及び図4に示されるように、コア歯支
持リング部材16は、軸線方向上方に突設された嵌合凸
部16a・16bと残余の嵌合凹部16cとを有する。
コア歯支持リング部材16の材料は、耐熱性合成樹脂が
好ましい(例えば耐熱温度220℃のPPS等)。嵌合
凸部16a・16bは、40度中心角毎に9個所に設け
られている。そのうち5個所には、軸線方向上方にのみ
突起した嵌合凸部16aが設けられ、残りの4個所に
は、軸線方向上方に突起した上方突部16b1と、更に
径方向内方に突出して周方向に拡開した拡開部16b2
とからなる嵌合凸部16bが設けられている。これら2
種類の嵌合凸部16a・16bは、図2における右側の
嵌合凸部16aが連続する以外は交互に配されている。 【0020】ステータコア18の環状基部18aから9
回回転対称状に径方向外方へ突設されたコア歯18bに
それぞれステータコイル20が捲回されている。コア歯
18bの外周部18b1は、周方向両側に拡開してい
る。コア歯支持リング部材16の各嵌合凸部16a・1
6bは、外周部18b1同士の周方向間隙に嵌合し、外
周部18b1の底面には、嵌合凹部16cの上面が接し
ている。従って嵌合凸部16aの側面及び嵌合凸部16
bの上方突部16b1の側面と、外周部18b1の側面
とが接している。嵌合凸部16a・16bの上面と外周
部18b1の上面は、同じ高さである。 【0021】この実施例の場合、80度又は120度中
心角離隔した4個所の嵌合凸部16bにおける拡開部1
6b2の外周面は、隣接する2つのコア歯18bの外周
部18b1のうち周方向に拡開した部分の内周面に接す
ることとなる。そのため、上述のようにしてコア歯支持
リング部材16をステータコア18に取り付けることに
より、コア歯支持リング部材16とステータコア18の
心合わせが自ら行われる。 【0022】フレキシブル回路基板22は、環状部22
aと、その一端から外方へ延設された引出し部22bか
らなる。環状部22aの外径は、コア歯支持リング部材
16の内径よりもやや小さく、環状部22aの外周部に
は、嵌合凸部16bの拡開部16b2に対応する切欠部
22a1が形成されている。 【0023】フレキシブル回路基板22をステータコイ
ル20の下面に貼着する場合、フレキシブル回路基板2
2の上面に設けられた端子領域22a2にステータコイ
ル20の引出し部(図示を略す。)を半田付けにより接
続すると共に、切欠部22a1をコア歯支持リング部材
16の拡開部16b2に対応させて位置決めする。 【0024】このようにしてコア歯支持リング部材16
及びフレキシブル回路基板22が取り付けられたステー
タコア18は、その環状基部18aにおいて、基盤10
の環状突起部10bの上面に接する状態で円筒状部14
aに外嵌固定され、コア歯支持リング部材16の下面
は、一部において引出し部22bを挟んで基盤10の上
面に当接している。フレキシブル回路基板22の引出し
部22bは、基盤10の上面に沿って図1における右方
へ引き出され、基盤10上に設けられた回路部(図示を
略す。)に接続される。 【0025】コア歯18bの外周部18b1及びコア歯
支持リング部材16と、ステータコア18の環状基部1
8a及び基盤10の環状突起部10bとの間の環状部分
に、ステータコア18の各スロットから充填接着剤24
(充填剤と接着剤の両機能を有するもの。耐熱性の点
で、熱硬化性のものが好ましい。例えば100℃程度に
加熱して硬化させるもの等。)が充填され、基盤10、
環状突起部10b、環状基部18a、コア歯18b、コ
ア歯支持リング部材16、ステータコイル20及びフレ
キシブル回路基板22の環状部22aが、その充填接着
剤24の固化により一体的に固定されている。 【0026】コア歯18bの外周部18b1の底面と嵌
合凹部16cの上面との間隙、及び嵌合凸部16aまた
は上方突部16b1の側面と外周部18b1の側面との
間隙は、それぞれ充填接着剤24がそれらの間隙に入り
込んで両者を接着し、而も流出しない程度(充填接着剤
の粘度等の物性にもよるが、例えば0.1mm程度)と
することが望ましいが、その間隙からほぼ漏れない程度
に小さければ差し支えない。 【0027】固定軸部材14の円筒状部14aに嵌合固
定されたステータコア18におけるコア歯18bの外周
部18b1同士の周方向間隙に、コア歯支持リング部材
16の嵌合凸部16a及び嵌合凸部16bの上方突部1
6b1が嵌合し、コア歯18bの外周部18b1の底面
に嵌合凹部16cの上面が接しているので、基盤10、
環状突起部10b、環状基部18a、コア歯18bの外
周部18b1、及びコア歯支持リング部材16により囲
繞された空間内に、そのままの状態で容易に充填接着剤
24を充填して固化させることができる。基盤10は平
板状であるから、コア歯支持リング部材16等を基盤に
一体に形成する場合とは異なり、基盤に施すべき加工量
が極めて少ない。それゆえ、全体として効率良く製造す
ることができる。また、コア歯支持リング部材等を加工
することが困難な薄い板を使用することもでき、更に、
円筒状部14aを有する固定軸部材14が基盤10の環
状突起部10bに嵌合固定されると共にコア歯支持リン
グ部材16が基盤10に直接固定されてステータの底板
が省略されるので、装置全体を薄型化する上で効果が高
い。 【0028】基盤10の環状突起部10bにステータコ
ア18の環状基部18aが嵌合固定され、コア歯支持リ
ング部材16の嵌合凸部16bがステータコア18のコ
ア歯18bの外周部18b1同士の周方向間隙に嵌合
し、基盤10、ステータコア18、ステータコア18に
捲回されたステータコイル20及びコア歯支持リング部
16が、充填接着剤24により一体的に固定されている
ので、それら全体の強度及び剛性が高められ、以て、ス
テータコア18を含めたそれら全体の固有振動数が高め
られる。共振の発生が良好に防止されるので、振動が効
果的に抑制され、回転精度の向上に資するところが大き
く、ハードディスク等の記録用媒体に対する記録密度を
高める上で有効である。 【0029】また、この実施例のようにコア歯支持リン
グ部材16を非金属材料により形成すると、金属により
形成されている場合と異なり、モータ駆動時における渦
電流損失及びヒステリシス損失の発生が防止され、良好
な電流特性が実現される。 【0030】26は第1玉軸受、28は第2玉軸受であ
る。これらの第1玉軸受26及び第2玉軸受28の内輪
は、固定軸14cの外周面に接着剤により固定されてい
る。 【0031】アルミニウム(非強磁性材料)製のロータ
ハブ30は、円筒部30aと、その上部外周側に有する
環状張出部30bからなり、円筒部30aの内周面に、
第1玉軸受18及び第2玉軸受20の外輪が接着剤によ
って固定されている。それによってロータハブ30は、
固定軸14cに対し回転自在に支持されている。 【0032】ロータハブ30における環状張出部30b
の上側の円筒部30aに、1.3インチのハードディス
ク31が外嵌され、その内周部は、底面が環状張出部3
0bの上面に接する状態で環状張出部30bに対し螺子
止めされている。 【0033】ロータヨーク32は強磁性薄板製であり、
その環状平板部32aの内周縁部が、軸線方向に上向き
に突起する環状突起部32bに形成されると共に、環状
平板部32aの外周縁部が、例えば図5に示されるよう
に軸線方向やや内方に折曲され且つ外側に折り返された
マグネット保持部32cに形成されてなる。なお、マグ
ネット保持部32cの折返しを内側に行うことも可能で
ある。 【0034】ロータヨーク32は、その環状突起部32
bにおいて、ロータハブ30の環状張出部30bにしま
りばめ状に外嵌固定されている。ロータヨーク32の環
状突起部32bの内周側に環状張出部30bを例えば圧
入することにより、このような固定を実現し得る。 【0035】ロータヨーク32のマグネット保持部32
cには、環状のロータマグネット34が(例えばマグネ
ット保持部32cの内側にロータマグネット34を圧入
することにより)しまりばめ状に内嵌保持され、ステー
タコア18に対し、その径方向外方において相対してい
る。 【0036】そしてロータヨーク32の環状平板部32
aは、軸線方向においてステータコア18とハードディ
スク31の間に位置する。 【0037】強磁性環状薄板により構成されたロータヨ
ーク32のマグネット保持部32cにロータマグネット
34が内嵌保持されると共に軸線方向におけるステータ
コア18とハードディスク31との間にロータヨーク3
2の環状平板部32aが位置するので、ロータヨーク3
2は、軸線方向の薄型化に寄与しつつハードディスク3
1への磁束の漏れを防止する。 【0038】ロータヨーク32は、その環状突起部32
bにおいてロータハブ30にしまりばめ状に外嵌固定さ
れ、ロータマグネット34は、マグネット保持部32c
にしまりばめ状に内嵌保持されるものであるから、ロー
タハブ30に対するロータヨーク32の固定及びロータ
ヨーク32に対するロータマグネット34の固定を、何
れも接着剤塗布の要なく容易に行い得る。従って、極め
て薄型化・小型化されているにも拘らず、製造効率の低
下、及びそれに伴うコストアップが防止される。 【0039】ロータハブ30の円筒部30aの上端内周
部には、環状のシール板36が内嵌固定され、シール板
36の内周部は、固定軸14cの外周面と僅かな径方向
間隙を隔てて相対している。これによって、第1玉軸受
26からの潤滑剤微粒子等が上方からディスク室38内
に飛散することが防がれる。 【0040】また、ロータハブ30における円筒部30
aの下部と円筒状部14a、並びにロータマグネット3
4とコア歯支持リング部材16及びステータコア18の
コア歯18bの外周部18b1により、ラビリンスシー
ル状効果が得られ、第2玉軸受28からの潤滑剤微粒子
等が基盤10とマグネット保持部32cとの間からディ
スク室38内に飛散することが防がれる。また、ロータ
ヨーク32の環状平板部32aとロータマグネット34
との間に形成されている径方向内方開口の環状溝部が、
第2玉軸受28から漏出し得る潤滑剤微粒子等を貯留し
得、ディスク室38内に飛散することを防ぐ効果を発揮
する。 【0041】なお、読み/書き用の磁気ヘッド及びその
駆動機構等については、図示を略す。図6乃至図8は、
本発明の別の実施例としてのハードディスク駆動装置に
ついてのものであって、そのうち図6は要部拡大断面
図、図7はコア歯支持リング部一体配線基板の平面図、
図8はその下方斜視図である。 【0042】この実施例は、下記の点を除き、前記図1
乃至図5に示した実施例と同様である。 【0043】この実施例では、ハードディスク31を螺
子39により螺子止めするためにロータハブ30の環状
張出部30bに設ける螺子孔30b1を貫通させて錆止
めや塵埃除去等の処理を容易にすると共に、ロータヨー
ク32の内周部上面により螺子孔30b1の下側開口を
塞いでいる。そのために、環状平板部32aの内周縁部
を下向きに突起させて環状突起部32dに形成すると共
に、ロータヨーク32の内周部上面が環状張出部30b
の下面に当接する状態で環状突起部32dをロータハブ
30の円筒部30aにしまりばめ状に外嵌固定してい
る。 【0044】またこの実施例では、前記実施例における
コア歯支持リング部材16及びフレキシブル回路基板2
2に代えて、コア歯支持リング部一体配線基板40を用
いることにより、部品点数の削減による製造効率アップ
を図っている。 【0045】コア歯支持リング部一体配線基板40は、
環状部40aと、その一端から外方へ延設された引出し
部40bからなる。 【0046】環状部40aの外周部上には、その全周に
亙り、コア歯支持リング部42が一体的に設けられてい
る。コア歯支持リング部42は、軸線方向上方に突設さ
れた嵌合凸部42a・42bと残余の嵌合凹部42cと
を有する。嵌合凸部42bは、上方突部42b1と拡開
部42b2からなる。これらのコア歯支持リング部4
2、嵌合凸部42a・42b、上方突部42b1、拡開
部42b2並びに嵌合凹部42cは、それぞれ前記実施
例におけるコア歯支持リング部材42、嵌合凸部42a
・42b、上方突部42b1、拡開部42b2並びに嵌
合凹部42cに対応し、同様の作用効果を奏する。 【0047】フレキシブル回路基板44は、環状部44
a及び引出し部44bからなり、コア歯支持リング部一
体配線基板40の上部に一体的に設けられている。環状
部44aは、コア歯支持リング部一体配線基板40の環
状部40a上におけるコア歯支持リング部42の内側に
位置する。40a1は、フレキシブル回路基板44の環
状部44a上に一体的に設けられた径方向リブである。
引出し部44bは、環状部44aの一端から、コア歯支
持リング部42の下部を通り、コア歯支持リング部一体
配線基板40の引出し部40bに沿って外方へ延設され
ている。 【0048】フレキシブル回路基板44の環状部44a
の上面には、ステータコイル20の引出し部を半田付け
により接続する端子領域44a2が設けられている。ま
た引出し部44bの先端部の上面には端子部44b1が
設けられている。コア歯支持リング部一体配線基板40
における引出し部40bの先端部は、この端子部44b
1を利用したコネクタ部46を構成している。 【0049】コア歯支持リング部一体配線基板40は、
例えばコア歯支持リング部42においてステータコア1
8に嵌合させた後、環状部40aの底面を基盤10上に
接着剤等により固定する。環状部40aの底面に嵌合突
部40a2を設け、それに応じて基盤10に設けた嵌合
用の孔に嵌合させるようにしてもよい。コア歯支持リン
グ部一体配線基板40の引出し部40bのうち環状部4
0aの外方近傍部は、ロータヨーク32のマグネット保
持部32c及びロータマグネット34の回転阻害を回避
しつつ薄型化を図るために、他の部分より一段低い凹部
40b1に形成され、基盤10に設けられた透孔10c
に嵌合される。 【0050】図9乃至図11は、本発明の更に別の実施
例としてのハードディスク駆動装置についてのものであ
って、そのうち図9は要部拡大断面図、図10は基盤の
要部斜視図、図11はステータコアの斜視図である。 【0051】この実施例は、下記の点を除き、前記図1
乃至図5に示した実施例と同様である。円筒状のラジア
ル軸受部50aの下端に鍔状のアキシャル軸受部50b
を有してなる軸受部材50が、下端面が底部14bの上
面に当接する状態で固定軸部材14の円筒状部14aに
外嵌固定されている。 【0052】ロータハブ52は、円筒部52aと、その
外周側に有する環状張出部52bからなる。ロータハブ
52は、軸受部材50に外嵌され、潤滑剤を介して回転
自在に支持されている。ロータハブ52の円筒部52a
は、ラジアル軸受部50aにより径方向に支持され、円
筒部52aの下端環状面は、アキシャル軸受部50bの
上環状面により軸方向に支持される。 【0053】この実施例では、前記図6乃至図8に示し
た実施例と同様に、ハードディスク31を螺子39によ
り螺子止めするためにロータハブ52の環状張出部52
bに設ける螺子孔52b1を貫通させて錆止めや塵埃除
去等の処理を容易にすると共に、ロータヨーク32の内
周部上面により螺子孔52b1の下側開口を塞いでい
る。そのために、環状平板部32aの内周縁部を下向き
に突起させて環状突起部32eに形成すると共に、ロー
タヨーク32の内周部上面が環状張出部52bの下面に
当接する状態で環状突起部32eをロータハブ52の円
筒部52aにしまりばめ状に外嵌固定している。 【0054】基盤10における嵌合孔10aの周縁部に
形成された上方突起の環状突起部10dの上端側に、上
端側開口の複数の切欠部10d1及びその残余の突部1
0d2が設けられている。 【0055】ステータコア18の環状基部18aの内周
部には、環状突起部10dの切欠部10d1及び突部1
0d2に対応する径方向内方開口の切欠部18a1及び
その残余の突部18a2が設けられている。 【0056】そして基盤10における環状突起部10d
の切欠部10d1とステータコア18の内周部に設けら
れた突部18a2が嵌合し、環状突起部10dの突部1
0d2とステータコア18の切欠部18a1が嵌合する
ことにより、環状突起部10dに対しステータコア18
が回り止めされ、更に環状突起部10dの突部10d2
が径方向外方に折り曲げられることにより、ステータコ
ア18と環状突起部10dとの固定がなされる。そのた
め、基盤10に対するステータコア18の周方向位置決
め及び固定を、接着剤塗布の必要なく容易且つ確実に行
って製造し得る。 【0057】なお、以上の実施例についての記述におけ
る構成部品の上下位置関係、寸法、個数、材質、形状、
その相対配置などは、特にそれらに限定される旨の記載
がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎない。 【0058】 【発明の効果】請求項1の記録用媒体駆動装置では、ロ
ータヨークが軸線方向の薄型化に寄与しつつ記録用媒体
側への磁束の漏れを防止して記録精度を高め、而も、ロ
ータハブに対するロータヨークの固定及びロータヨーク
に対するロータマグネットの固定は、接着剤塗布の要な
く容易であり、マグネット保持部は、折り返されている
ため、変形し易い外周部に位置するにも拘らず十分なロ
ータマグネット保持力及び強度を発揮する。従って、装
置全体をできるだけ薄型化・小型化した場合でも、製造
効率の低下、及びそれに伴うコストアップを防止するこ
とができる。 【0059】 【0060】
【図面の簡単な説明】 【図1】ハードディスク駆動装置の要部拡大断面図であ
る。 【図2】コア歯支持環状部材の平面図である。 【図3】コア歯支持環状部材が嵌合したステータが基盤
に取り付けられた状態の要部平面図である。 【図4】コア歯支持環状部材が嵌合したステータが基盤
に取り付けられた状態の正面断面図である。 【図5】ロータヨーク及びロータマグネットの要部拡大
断面図である。 【図6】別のハードディスク駆動装置の要部拡大断面図
である。 【図7】コア歯支持リング部一体配線基板の平面図であ
る。 【図8】コア歯支持リング部一体配線基板の下方斜視図
である。 【図9】更に別のハードディスク駆動装置の要部拡大断
面図である。 【図10】基盤の要部斜視図である。 【図11】ステータコアの斜視図である。 【符合の説明】 10 基盤 10a 嵌合孔 10d 環状突起部 10d1 切欠部 10d2 突部 18 ステータコア 18a 環状基部 18a1 切欠部 18a2 突部 30 ロータハブ 30b 環状張出部 32 ロータヨーク 32a 環状平板部 32b 環状突起部 32c マグネット保持部 34 ロータマグネット

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 記録用媒体を保持するロータハブが、固
    定部に対し回転自在に支持され、強磁性環状薄板により構成され、 環状平板部の内周縁部
    が、軸線方向に突起する環状突起部に形成されると共
    に、環状平板部の外周縁部が、軸線方向やや径方向内方
    に折曲され且つ折り返されたマグネット保持部に形成さ
    れてなるロータヨークが、その環状突起部において、前
    記ロータハブにしまりばめ状に外嵌固定され、 ロータヨークのマグネット保持部にしまりばめ状に内嵌
    保持された環状のロータマグネットが、固定部に支持さ
    れたステータコアと径方向に相対し、 軸線方向におけるステータコアと記録用媒体との間にロ
    ータヨークの環状平板部が位置していることを特徴とす
    る記録用媒体駆動装置。
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