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JP3397308B2 - 地中掘削機 - Google Patents
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JP3397308B2 - 地中掘削機 - Google Patents

地中掘削機

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JP3397308B2 JP2000117536A JP2000117536A JP3397308B2 JP 3397308 B2 JP3397308 B2 JP 3397308B2 JP 2000117536 A JP2000117536 A JP 2000117536A JP 2000117536 A JP2000117536 A JP 2000117536A JP 3397308 B2 JP3397308 B2 JP 3397308B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下または半地下
を垂直または水平方向に掘削する地中掘削機に係り、特
に液圧で作動する複数の駆動ジャッキにより回転軸を回
転駆動させる地中掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は円型断面で掘削する地中掘削機の
事例であり、従来技術を示す縦断面図、図9は図8のC
−C矢視図である。
【0003】これら図8および図9に示す従来の地中掘
削機1は、機体2と、隔壁3と、フード4と、前面側に
多数のカッタビット6を有しかつ後面側には複数の練り
混ぜ翼7を有するカッタ5と、隔壁3に設けられた軸受
8に回転自在に支持されたカッタ回転軸9と、このカッ
タ回転軸9の後方に設けられかつ軸受11に支持された
クランク軸12を有するクランク10と、クランク軸1
2に回転自在に取り付けられた連結部材13と、この連
結部材13に対して放射方向に配置された複数としての
3本の駆動ジャッキ14a,14b,14cと、隔壁3
とフード4とカッタ5に囲まれた空間に設けられたチャ
ンバ20と、排土装置21と、複数の移動装置22等を
備えている。
【0004】図8では省略するが、軸受8はチャンバ2
0から掘削土砂等の侵入を防ぐために、密閉機構を有し
ている。
【0005】そして、前記駆動ジャッキ14a,14
b,14cのロッドエンドはそれぞれ連結ピン15を介
して連結部材13に連結され、シリンダエンドは機体2
の内部に固定されたジャッキ取り付け部16に取り付け
ピン17を介して揺動自在に取り付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術では複数としての3本の駆動ジャッキ14a,14
b,14c共、連結部材13に連結ピン15を介して連
結されている。この連結構造により連結した駆動ジャッ
キ14a,14b,14cを伸縮動作させると、連結部
がクランク軸12を中心に回転する可能性がある。その
ため、駆動ジャッキ14a,14b,14cの伸縮運動
をクランク10の回転運動に確実に変換することができ
ず、カッタ回転軸9を確実に回転駆動することができな
い。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、連結部材自体の回転を防
ぎ、駆動ジャッキの伸縮運動をクランクの回転運動に確
実に変換でき、カッタ回転軸を確実に回転駆動し得る地
中掘削機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、地中掘削機(1)において、カッタ回
転軸(9)の後方にクランク軸(12)を設け、このク
ランク軸(12)に連結部材(13)を設け、この連結
部材(13)に、液圧で作動する複数の駆動ジャッキ
(14a),(14b),…を連結するとともに、これ
ら複数の駆動ジャッキ(14a),(14b),…の内
の一本の駆動ジャッキの一端を前記連結部材(13)に
固着するとともに、他端を前記掘削機の機体の内部に固
定されたジャッキ取り付け部(16)に枢着し、他の駆
動ジャッキの一端は前記連結部材(13)に枢着すると
ともに、他端は前記機体の前記ジャッキ取り付け部(1
6)とは異なる位置に設けられたジャッキ取り付け部
(16)に枢着した構成としている。 また、地中掘削機
(1)は正面から見て円形または複数の円形の一部を重
ね合わせた多連形からなり、かつ円形内に設けられる駆
動ジャッキ(14a),(14b),…は三以上の奇数
本からなることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0010】
【実施例1】図1は本発明の実施例1を示す縦断面図、
図2は図1のA−A矢視図である。
【0011】これら図1および図2に示す実施例1は、
先述の従来技術に適用した例であり、3本の駆動ジャッ
キ14a,14b,14cが設置されており、前記図8
および図9に示す従来技術と同じ部材には同じ符号を付
けて示し、これ以上の説明を省略する。
【0012】図1および図2に示す実施例1では、3本
の駆動ジャッキ14a,14b,14cの内、1本の駆
動ジャッキ14aのシリンダエンドが、連結部材13に
設けられたジャッキ固着部18に、一体に固着されてい
る。そして、この駆動ジャッキ14aのロッドエンド
は、機体2の内部に固定されたジャッキ取り付け部16
に取り付けピン17を介して取り付けられている。
【0013】一方、3本の駆動ジャッキ14a,14
b,14cの内、2本の駆動ジャッキ14b,14cの
ロッドエンドが、それぞれ連結部材13に連結ピン15
を介して連結されている。そして、前記駆動ジャッキ1
4b,14cのシリンダエンドは、機体2の内部に固定
されたジャッキ取り付け部16に取り付けピン17を介
して取り付けられている。
【0014】この実施例1によれば、前述のごとく3本
の駆動ジャッキ14a,14b,14cの内、1本の駆
動ジャッキ14aの一端部を、連結部材13に設けられ
たジャッキ固着部18に一体に固着しているので、この
駆動ジャッキ14aは連結部材13と一体となって動作
する。他の駆動ジャッキ14b,14cは、連結部材1
3に連結ピン15を介して連結されているため、連結部
材13の軌跡19に従って動作する。
【0015】しかして、駆動ジャッキ14a,14b,
14cを伸縮動作させると、これらの駆動ジャッキ14
a,14b,14cが連結されている連結部材13に力
が集中し、クランク軸12を介してクランク10を回転
させる。これと同時に、連結部材13がクランクピンで
あるカッタ回転軸9を中心に回転しようとする。しか
し、連結部材13は1本の駆動ジャッキ14aにジャッ
キ固着部18を介して一体に固着されているため、連結
部材13のみが回転することができない。
【0016】したがって、駆動ジャッキ14a,14
b,14cの伸縮運動が全てクランク10の回転運動に
変換され、カッタ回転軸9を確実に回転させることがで
きる。
【0017】
【実施例2】次に、図3は本発明の実施例2を示す縦断
面図、図4は図3のB−B矢視図である。図5および図
6は、図3,図4に示した駆動ジャッキ14a〜14e
が伸縮運動を起こしたときの連結部材13とクランク軸
12の動作を連続図示したものである。
【0018】これらの図に示す実施例2では、5本の駆
動ジャッキ14a〜14eが設置されている。これら5
本の駆動ジャッキ14a〜14eの内、1本の駆動ジャ
ッキ14aのシリンダエンドが連結部材13に、ジャッ
キ固着部18を介して一体に固着されている。他の駆動
ジャッキ14b〜14eのロッドエンドは、前記連結部
材13に連結ピン15を介してそれぞれ連結されてい
る。
【0019】この実施例2の他の構成については、前記
実施例1と同様であり、その作用も実施例1と同様であ
る。
【0020】
【実施例3】また、本発明は複数のカッタ回転軸を持つ
地中掘削機にも適用することができる。図7は本発明の
実施例3を示す2本のカッタ回転軸を有する地中掘削機
の背面図である。
【0021】この実施例3は、前記実施例1を並列した
ものであり、構成および作用も実施例1と同様である。
【0022】なお、図7では省略するが、カッタ回転軸
9,9′の協調運転を行うための制御装置を有してい
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではカッタ
回転軸9の後方にクランク軸12を設け、このクランク
軸12に連結部材13を設け、この連結部材13に、液
圧で作動する複数の駆動ジャッキ14a,14b,…を
連結するとともに、これら複数の駆動ジャッキ14a,
14b,…の内、1本を連結部材13に一体に固着して
おり、駆動ジャッキ14a,14b,…を伸縮動作させ
ると、これらの駆動ジャッキ14a,14b,…が連結
されている連結部材13に力が集中し、連結部材13は
クランク軸12を介して、クランクピンであるカッタ回
転軸9を中心に回転しようとするが、この連結部材13
に1本の駆動ジャッキ14aを固着しているため、連結
部材13のみが回転することができず、したがって駆動
ジャッキ14a,14b,…の伸縮運動が全てクランク
の回転運動に変換されるので、クランクを介してカッタ
回転軸9を確実に回転駆動し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本発明の実施例2を示す縦断面図である。
【図4】図3のB−B矢視図である。
【図5】同実施例2における作用過程を示す背面図であ
る。
【図6】図5に続いて作用過程を示す背面図である。
【図7】本発明の実施例3を示す背面図である。
【図8】従来技術を示す縦断面図である。
【図9】図8のC−C線矢視図である。
【符号の説明】
1 地中掘削機 2 機体 3 隔壁 4 フード 5 カッタ 8 軸受 9 カッタ回転軸 10 クランク 11 軸受 12 クランク軸 13 連結部材 14a〜14e 駆動ジャッキ 15 連結ピン 16 ジャッキ取り付け部 18 ジャッキ固着部 19 連結部材の軌跡
フロントページの続き (72)発明者 宮下 政樹 東京都中央区新川1丁目24番4号 大豊 建設株式会社内 (56)参考文献 特開2000−27593(JP,A) 特許2883325(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中掘削機(1)において、カッタ回転
    軸(9)の後方にクランク軸(12)を設け、このクラ
    ンク軸(12)に連結部材(13)を設け、この連結部
    材(13)に、液圧で作動する複数の駆動ジャッキ(1
    4a),(14b),…を連結するとともに、これら複
    数の駆動ジャッキ(14a),(14b),…の内の一
    本の駆動ジャッキの一端を前記連結部材(13)に固着
    するとともに、他端を前記掘削機の機体の内部に固定さ
    れたジャッキ取り付け部(16)に枢着し、他の駆動ジ
    ャッキの一端は前記連結部材(13)に枢着するととも
    に、他端は前記機体の前記ジャッキ取り付け部(16)
    とは異なる位置に設けられたジャッキ取り付け部(1
    6)に枢着したことを特徴とする地中掘削機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記地中掘削機
    (1)は正面から見て円形または複数の円形の一部を重
    ね合わせた多連形からなり、かつ円形内に設けられる駆
    動ジャッキ(14a),(14b),…は三以上の奇数
    本からなることを特徴とする地中掘削機。
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