JP3399014B2 - 陰極線管用色選別電極のビーム孔調整方法 - Google Patents
陰極線管用色選別電極のビーム孔調整方法Info
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- JP3399014B2 JP3399014B2 JP08448993A JP8448993A JP3399014B2 JP 3399014 B2 JP3399014 B2 JP 3399014B2 JP 08448993 A JP08448993 A JP 08448993A JP 8448993 A JP8448993 A JP 8448993A JP 3399014 B2 JP3399014 B2 JP 3399014B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカラー受像管、
ディスプレイ装置等に用いられる陰極線管用色選別電極
のビーム孔調整方法に関する。
ディスプレイ装置等に用いられる陰極線管用色選別電極
のビーム孔調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラー陰極線管の色選別電極
として、多数の細長いグリッド素体が所定ピッチをもっ
て架張されてなる、いわゆるアパーチャグリルと呼ばれ
る色選別電極が用いられている。かかるアパーチャグリ
ルにおいては、グリッド素体と振動防止用のダンパーワ
イヤーとの摩擦や引っ掛かり、又はグリッド素体同士の
引っ掛かりや重なりによって生ずるピッチモアレやアパ
ーチャグリルの部分的な重なりによって、画面上に縦筋
状の輝度むらや色純度不良(他色打ち)が発生すること
がある。
として、多数の細長いグリッド素体が所定ピッチをもっ
て架張されてなる、いわゆるアパーチャグリルと呼ばれ
る色選別電極が用いられている。かかるアパーチャグリ
ルにおいては、グリッド素体と振動防止用のダンパーワ
イヤーとの摩擦や引っ掛かり、又はグリッド素体同士の
引っ掛かりや重なりによって生ずるピッチモアレやアパ
ーチャグリルの部分的な重なりによって、画面上に縦筋
状の輝度むらや色純度不良(他色打ち)が発生すること
がある。
【0003】その原因として、次のような現象が考えら
れる。 1.陰極線管がその製造工程において通過する炉内にお
いて、アパーチャグリルが熱膨張によってたわみ、その
後アパーチャグリルのエッチングエッジがダンパーワイ
ヤーと引っ掛かったり、又は隣り合ったグリッド素体同
士が引っ掛かったり、重なったりしたまま常温に戻る。 2.消磁コイル等により強度の交番磁界が与えられたと
きに、各々のグリッド素体の振動によって、アパーチャ
グリルのエッチングエッジがダンパーワイヤーと引っ掛
かったり、又は隣り合ったグリッド素体同士が引っ掛か
ったりする。
れる。 1.陰極線管がその製造工程において通過する炉内にお
いて、アパーチャグリルが熱膨張によってたわみ、その
後アパーチャグリルのエッチングエッジがダンパーワイ
ヤーと引っ掛かったり、又は隣り合ったグリッド素体同
士が引っ掛かったり、重なったりしたまま常温に戻る。 2.消磁コイル等により強度の交番磁界が与えられたと
きに、各々のグリッド素体の振動によって、アパーチャ
グリルのエッチングエッジがダンパーワイヤーと引っ掛
かったり、又は隣り合ったグリッド素体同士が引っ掛か
ったりする。
【0004】そして、このようなピッチモアレやアパー
チャグリルの重なりが発生すると、発生部位における電
子ビームのランディングが通常状態とは異なり、縦筋状
の輝度むらとして認識される輝度劣化を生じたり、その
程度が大きい場合には、縦筋状の色純度不良(他色打
ち)を生ずる。
チャグリルの重なりが発生すると、発生部位における電
子ビームのランディングが通常状態とは異なり、縦筋状
の輝度むらとして認識される輝度劣化を生じたり、その
程度が大きい場合には、縦筋状の色純度不良(他色打
ち)を生ずる。
【0005】すなわち、図5Aに示すように、アパーチ
ャグリル40が正常な状態にある場合には、電子ビーム
41がアパーチャグリル40を介して蛍光体ストライプ
42に到達するが、例えば図5Bに示すようにダンパー
ワイヤー43においてアパーチャグリル40のグリッド
素体40aと引っ掛かった場合(図中○の部分)には、
グリッド素体40aがずれて例えば蛍光体ストライプ4
2aに対する電子ビーム41の照射量が減少し、蛍光体
ストライプ42aの輝度劣化として認識される。また、
図5Cに示すように、隣り合うグリッド素体40b,4
0cがずれて重なり合った場合には、図中○の部分にお
いて電子ビーム41がグリッド素体40b,40cに遮
られて蛍光体ストライプ42bが発光せず、本来発光す
べきでない他色の蛍光体ストライプ42cが発光する現
象(他色打ち)が生ずる。
ャグリル40が正常な状態にある場合には、電子ビーム
41がアパーチャグリル40を介して蛍光体ストライプ
42に到達するが、例えば図5Bに示すようにダンパー
ワイヤー43においてアパーチャグリル40のグリッド
素体40aと引っ掛かった場合(図中○の部分)には、
グリッド素体40aがずれて例えば蛍光体ストライプ4
2aに対する電子ビーム41の照射量が減少し、蛍光体
ストライプ42aの輝度劣化として認識される。また、
図5Cに示すように、隣り合うグリッド素体40b,4
0cがずれて重なり合った場合には、図中○の部分にお
いて電子ビーム41がグリッド素体40b,40cに遮
られて蛍光体ストライプ42bが発光せず、本来発光す
べきでない他色の蛍光体ストライプ42cが発光する現
象(他色打ち)が生ずる。
【0006】そこで、従来、このようなピッチモアレや
アパーチャグリルの重なりが生じた場合には、ゴムハン
マー等により陰極線管にショックを与え、アパーチャグ
リルとダンパーワイヤー間の摩擦や引っ掛かり、又はグ
リッド素体同士の引っ掛かりや重なりを開放するように
していた。
アパーチャグリルの重なりが生じた場合には、ゴムハン
マー等により陰極線管にショックを与え、アパーチャグ
リルとダンパーワイヤー間の摩擦や引っ掛かり、又はグ
リッド素体同士の引っ掛かりや重なりを開放するように
していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる方法は、ピッチ
モアレやアパーチャグリルの重なりの程度が低い場合に
は簡便で、かつ有効な方法であるが、これらの程度が高
い場合には非常に大きな衝撃を必要とするため、衝撃に
よる陰極線管の特性への影響や外部損傷につながる可能
性も少なくない。
モアレやアパーチャグリルの重なりの程度が低い場合に
は簡便で、かつ有効な方法であるが、これらの程度が高
い場合には非常に大きな衝撃を必要とするため、衝撃に
よる陰極線管の特性への影響や外部損傷につながる可能
性も少なくない。
【0008】本発明は従来例のかかる点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、陰極線管に対して
悪影響を与えることなく色選別電極のゆがみや部分的な
重なりを除去しうる陰極線管用色選別電極のビーム孔調
整方法を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、陰極線管に対して
悪影響を与えることなく色選別電極のゆがみや部分的な
重なりを除去しうる陰極線管用色選別電極のビーム孔調
整方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示画面上に
おいて一方向に延びる輝線の少なくとも一部が発生する
ように電子ビームを色選別電極に照射し、この色選別電
極の一部を膨張させるものである。この場合、同期信号
に基づいて輝線位置設定パルスを生成し、この輝線位置
設定パルスに基づいて輝線パルスを生成し、この輝線パ
ルスを3分配して電子ビームを発生させるための入力信
号とすることもできる。加えて、複合ビデオ信号に基づ
いて輝線位置設定パルスを生成し、この輝線位置設定パ
ルスに基づいて輝線パルスを生成し、この輝線パルスと
同期信号とを複合するとともに3分配して電子ビームを
発生させるための入力信号とすることもできる。さら
に、輝線位置設定パルスの幅の可変手段により、輝線位
置設定パルスの幅を調整し、輝線パルスの発生タイミン
グの可変手段により、輝線パルスの発生タイミングを調
整して、上記輝線の位置を調整する。
おいて一方向に延びる輝線の少なくとも一部が発生する
ように電子ビームを色選別電極に照射し、この色選別電
極の一部を膨張させるものである。この場合、同期信号
に基づいて輝線位置設定パルスを生成し、この輝線位置
設定パルスに基づいて輝線パルスを生成し、この輝線パ
ルスを3分配して電子ビームを発生させるための入力信
号とすることもできる。加えて、複合ビデオ信号に基づ
いて輝線位置設定パルスを生成し、この輝線位置設定パ
ルスに基づいて輝線パルスを生成し、この輝線パルスと
同期信号とを複合するとともに3分配して電子ビームを
発生させるための入力信号とすることもできる。さら
に、輝線位置設定パルスの幅の可変手段により、輝線位
置設定パルスの幅を調整し、輝線パルスの発生タイミン
グの可変手段により、輝線パルスの発生タイミングを調
整して、上記輝線の位置を調整する。
【0010】
【作用】本発明にあっては、表示画面上において一方向
に延びる輝線の少なくとも一部が発生するように電子ビ
ームを色選別電極に照射し、加熱することによって色選
別電極の一部を膨張させる。その結果、色選別電極の張
力が局部的に弱まり、色選別電極に生じている部分的な
変形や重なりが解除される。この場合、同期信号に基づ
いて輝線位置設定パルスを生成し、この輝線位置設定パ
ルスに基づいて輝線パルスを生成し、この輝線パルスを
3分配して電子ビームを発生させるための入力信号とす
る方法、又は複合ビデオ信号に基づいて輝線位置設定パ
ルスを生成し、この輝線位置設定パルスに基づいて輝線
パルスを生成し、この輝線パルスと同期信号とを複合す
るとともに3分配して電子ビームを発生させるための入
力信号とする方法を用いれば、例えばコンピューター等
の信号発生源からの信号を利用してディスプレイ装置の
表示画面上に輝線を発生させ、さらにこの輝線の位置を
任意に調整することができる。さらに、輝線位置設定パ
ルスの幅の可変手段により、輝線位置設定パルスの幅を
調整し、輝線パルスの発生タイミングの可変手段によ
り、輝線パルスの発生タイミングを調整して、輝線の位
置を調整することにより、色選別電極において変形や重
なりが生じている部分に輝線を合わせることができる。
に延びる輝線の少なくとも一部が発生するように電子ビ
ームを色選別電極に照射し、加熱することによって色選
別電極の一部を膨張させる。その結果、色選別電極の張
力が局部的に弱まり、色選別電極に生じている部分的な
変形や重なりが解除される。この場合、同期信号に基づ
いて輝線位置設定パルスを生成し、この輝線位置設定パ
ルスに基づいて輝線パルスを生成し、この輝線パルスを
3分配して電子ビームを発生させるための入力信号とす
る方法、又は複合ビデオ信号に基づいて輝線位置設定パ
ルスを生成し、この輝線位置設定パルスに基づいて輝線
パルスを生成し、この輝線パルスと同期信号とを複合す
るとともに3分配して電子ビームを発生させるための入
力信号とする方法を用いれば、例えばコンピューター等
の信号発生源からの信号を利用してディスプレイ装置の
表示画面上に輝線を発生させ、さらにこの輝線の位置を
任意に調整することができる。さらに、輝線位置設定パ
ルスの幅の可変手段により、輝線位置設定パルスの幅を
調整し、輝線パルスの発生タイミングの可変手段によ
り、輝線パルスの発生タイミングを調整して、輝線の位
置を調整することにより、色選別電極において変形や重
なりが生じている部分に輝線を合わせることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る陰極線管用色選別電極の
ビーム孔調整方法の実施例及び参考例について図1〜図
4を参照して説明する。
ビーム孔調整方法の実施例及び参考例について図1〜図
4を参照して説明する。
【0012】図1は、第1参考例を実施するための調整
装置1の概略構成を示すものである。この調整装置1は
陰極線管の検査装置内に組込まれるもので、概ね高圧電
源2、電子銃用電源3、垂直偏向回路4、水平偏向回路
5及び直流電流源6から構成される。
装置1の概略構成を示すものである。この調整装置1は
陰極線管の検査装置内に組込まれるもので、概ね高圧電
源2、電子銃用電源3、垂直偏向回路4、水平偏向回路
5及び直流電流源6から構成される。
【0013】高圧電源2は陰極線管7に対してアノード
電圧を供給するためのもので、陰極線管7のアノードボ
タン(図示せず)に接続される。
電圧を供給するためのもので、陰極線管7のアノードボ
タン(図示せず)に接続される。
【0014】電子銃用電源3は電子ビームを集束するた
め陰極線管7の電子銃(図示せず)に種々の電圧(ヒー
ター電圧、カソード電圧、G1 電圧、スクリーン電圧、
フォーカス電圧)を供給するためのもので、陰極線管7
のネック部7aに設けられたステムピン7bに接続され
る。
め陰極線管7の電子銃(図示せず)に種々の電圧(ヒー
ター電圧、カソード電圧、G1 電圧、スクリーン電圧、
フォーカス電圧)を供給するためのもので、陰極線管7
のネック部7aに設けられたステムピン7bに接続され
る。
【0015】垂直偏向回路4は、不図示の垂直偏向コイ
ルに垂直偏向電流を流すためのものである。また、直流
電流源6はパラボラ波発生器8及びのこぎり波発生器9
に接続され、さらに切換スイッチ10を介して陰極線管
7の水平偏向コイル(図示せず)に接続される。ここ
で、パラボラ波発生器8及びのこぎり波発生器9は、水
平偏向コイルに流す直流電流を垂直偏向同期のパラボラ
波及びのこぎり波で変調することにより、表示画面上に
現れる輝線の直線性を高めるものである。また、直流電
流源6は可変抵抗器11を備え、その直流電流値と極性
が変わるように構成される。
ルに垂直偏向電流を流すためのものである。また、直流
電流源6はパラボラ波発生器8及びのこぎり波発生器9
に接続され、さらに切換スイッチ10を介して陰極線管
7の水平偏向コイル(図示せず)に接続される。ここ
で、パラボラ波発生器8及びのこぎり波発生器9は、水
平偏向コイルに流す直流電流を垂直偏向同期のパラボラ
波及びのこぎり波で変調することにより、表示画面上に
現れる輝線の直線性を高めるものである。また、直流電
流源6は可変抵抗器11を備え、その直流電流値と極性
が変わるように構成される。
【0016】次に、この調整装置1を用いた色選別電
極、特にアパーチャグリルにおけるピッチモアレやグリ
ッド素体間の重なりの除去方法について説明する。
極、特にアパーチャグリルにおけるピッチモアレやグリ
ッド素体間の重なりの除去方法について説明する。
【0017】まず、完成した陰極線管7に対して公知の
検査工程を行う。すなわち、高圧電源2、電子銃用電源
3、垂直及び水平偏向回路4,5を駆動し、陰極線管7
を通常状態に動作させ、所定の検査を行う。この場合、
陰極線管7のアパーチャグリルにピッチモアレやグリッ
ド素体同士の重なりが生じていると、縦筋状の輝度劣化
が生じ、図1Aに示すように表示画面7c上に黒線12
となって現れる。そこで、本例においては、次のような
方法によりこのようなピッチモアレ等を除去するように
している。
検査工程を行う。すなわち、高圧電源2、電子銃用電源
3、垂直及び水平偏向回路4,5を駆動し、陰極線管7
を通常状態に動作させ、所定の検査を行う。この場合、
陰極線管7のアパーチャグリルにピッチモアレやグリッ
ド素体同士の重なりが生じていると、縦筋状の輝度劣化
が生じ、図1Aに示すように表示画面7c上に黒線12
となって現れる。そこで、本例においては、次のような
方法によりこのようなピッチモアレ等を除去するように
している。
【0018】まず、切換スイッチ10を切り換えること
により、水平偏向回路5と水平偏向コイルとの接続を切
る。その結果、電子銃から射出される電子ビームは垂直
方向(y軸方向)にのみ偏向され、図1Aに示すよう
に、表示画面7cの中央付近に垂直方向に延びる輝線1
3が生ずる。その後、直流電流源6と水平偏向コイルと
を接続し、水平偏向コイルに直流電流を流す。これによ
り表示画面7c上において輝線13の位置が左右(x軸
方向)に移動する。この場合、水平偏向コイルに流す電
流の値を変えることにより輝線13の移動量が変わり、
また、電流の極性を変えることにより輝線13の移動方
向が変わる。さらに、可変抵抗器11における抵抗値を
調整し、水平偏向コイルに流す電流の値及び極性を変え
ることにより、表示画面7c上において黒線12が生じ
ている位置に輝線13を移動させる。これにより、アパ
ーチャグリルのピッチモアレやグリッド素体間に重なり
が生じている部分に電子ビームが照射される。この場
合、電子銃用電源3を調整することによって輝線13の
電流密度を適度に調整する。
により、水平偏向回路5と水平偏向コイルとの接続を切
る。その結果、電子銃から射出される電子ビームは垂直
方向(y軸方向)にのみ偏向され、図1Aに示すよう
に、表示画面7cの中央付近に垂直方向に延びる輝線1
3が生ずる。その後、直流電流源6と水平偏向コイルと
を接続し、水平偏向コイルに直流電流を流す。これによ
り表示画面7c上において輝線13の位置が左右(x軸
方向)に移動する。この場合、水平偏向コイルに流す電
流の値を変えることにより輝線13の移動量が変わり、
また、電流の極性を変えることにより輝線13の移動方
向が変わる。さらに、可変抵抗器11における抵抗値を
調整し、水平偏向コイルに流す電流の値及び極性を変え
ることにより、表示画面7c上において黒線12が生じ
ている位置に輝線13を移動させる。これにより、アパ
ーチャグリルのピッチモアレやグリッド素体間に重なり
が生じている部分に電子ビームが照射される。この場
合、電子銃用電源3を調整することによって輝線13の
電流密度を適度に調整する。
【0019】そして、このような電子ビームの照射によ
り、アパーチャグリルのピッチモアレ等が生じている部
分の周囲が局部的に加熱され、その熱膨張によってグリ
ッド素体の張力が弱まり、容易にピッチモアレ等が除去
される。
り、アパーチャグリルのピッチモアレ等が生じている部
分の周囲が局部的に加熱され、その熱膨張によってグリ
ッド素体の張力が弱まり、容易にピッチモアレ等が除去
される。
【0020】一方、本参考例の調整装置1においては、
水平偏向コイルに流す直流電流を垂直偏向同期のパラボ
ラ波及びのこぎり波で変調することによって、画面上の
コーナー部においても直線性の高い輝線13が得られ、
その結果、より正確に輝線13をアパーチャグリルの張
力方向と平行に位置させ、その効果を高めることができ
る。
水平偏向コイルに流す直流電流を垂直偏向同期のパラボ
ラ波及びのこぎり波で変調することによって、画面上の
コーナー部においても直線性の高い輝線13が得られ、
その結果、より正確に輝線13をアパーチャグリルの張
力方向と平行に位置させ、その効果を高めることができ
る。
【0021】尚、本参考例においては垂直方向に延びる
輝線を発生させるようにしたが、これに限られず、アパ
ーチャグリルの張力方向であれば、他の方向に延びるよ
うにしてもよい。
輝線を発生させるようにしたが、これに限られず、アパ
ーチャグリルの張力方向であれば、他の方向に延びるよ
うにしてもよい。
【0022】次に、第2参考例について説明する。本参
考例は、陰極線管を組込んだディスプレイ装置における
アパーチャグリルのピッチモアレ等を除去するものであ
る。図2Aは本参考例の方法を実施するためのシステム
を示すものである。同図に示すように、このシステム
は、それぞれ公知の汎用の試験信号発生器14とディス
プレイ装置15とから構成される。
考例は、陰極線管を組込んだディスプレイ装置における
アパーチャグリルのピッチモアレ等を除去するものであ
る。図2Aは本参考例の方法を実施するためのシステム
を示すものである。同図に示すように、このシステム
は、それぞれ公知の汎用の試験信号発生器14とディス
プレイ装置15とから構成される。
【0023】試験信号発生器14は、クロスハッチ等の
縦線信号を含む表示パターン信号を発生させる機能を有
している。一方、ディスプレイ装置15は、色選別電極
としてのアパーチャグリルを有する陰極線管7を備え、
さらに表示画面16上において画像の表示位置を移動さ
せる機能を有するものである。そして、試験信号発生器
14の出力端子(図示せず)とディスプレイ装置15の
入力端子(図示せず)が接続されている。
縦線信号を含む表示パターン信号を発生させる機能を有
している。一方、ディスプレイ装置15は、色選別電極
としてのアパーチャグリルを有する陰極線管7を備え、
さらに表示画面16上において画像の表示位置を移動さ
せる機能を有するものである。そして、試験信号発生器
14の出力端子(図示せず)とディスプレイ装置15の
入力端子(図示せず)が接続されている。
【0024】かかるシステムを用いてアパーチャグリル
のピッチモアレ等を除去する場合には、まず試験信号発
生器14を動作させ、図2Aに示すようにディスプレイ
装置15の表示画面16上にクロスハッチ・パターン1
7を表示する。この場合、クロスハッチ・パターン17
を白パターンとし、バックを黒パターンとする。
のピッチモアレ等を除去する場合には、まず試験信号発
生器14を動作させ、図2Aに示すようにディスプレイ
装置15の表示画面16上にクロスハッチ・パターン1
7を表示する。この場合、クロスハッチ・パターン17
を白パターンとし、バックを黒パターンとする。
【0025】そして、データの水平偏向位置、水平偏向
位相等の調整を行うことにより、表示画面16上に表示
されるクロスハッチ・パターン17を水平方向(x軸方
向)に移動し、任意の輝線(例えば輝線17a)をピッ
チモアレ等が生じている部分に対応する黒線18に重ね
合わせる。これにより、上記第1参考例の場合と同様、
この部分に電子ビームが照射され、局部的に加熱される
ので、熱膨張によって張力が弱まり、容易にピッチモア
レ等を除去することができる。
位相等の調整を行うことにより、表示画面16上に表示
されるクロスハッチ・パターン17を水平方向(x軸方
向)に移動し、任意の輝線(例えば輝線17a)をピッ
チモアレ等が生じている部分に対応する黒線18に重ね
合わせる。これにより、上記第1参考例の場合と同様、
この部分に電子ビームが照射され、局部的に加熱される
ので、熱膨張によって張力が弱まり、容易にピッチモア
レ等を除去することができる。
【0026】尚、本参考例における輝線17aの電流密
度は、ディスプレイ装置15のビデオ回路のビデオ信号
出力の振幅に依存するため、第1参考例の装置に比べて
アパーチャグリルの膨張に要する時間は長くなるが、試
験信号発生器14と、陰極線管7を駆動することのでき
るディスプレイ装置15以外の特別な装置を必要としな
いこと、陰極線管7をディスプレイ装置15に取り付け
たままでピッチモアレ等を除去することができるという
利点を有する。
度は、ディスプレイ装置15のビデオ回路のビデオ信号
出力の振幅に依存するため、第1参考例の装置に比べて
アパーチャグリルの膨張に要する時間は長くなるが、試
験信号発生器14と、陰極線管7を駆動することのでき
るディスプレイ装置15以外の特別な装置を必要としな
いこと、陰極線管7をディスプレイ装置15に取り付け
たままでピッチモアレ等を除去することができるという
利点を有する。
【0027】次に、本発明の実施例について図3及び図
4を参照して説明する。
4を参照して説明する。
【0028】図3は本実施例の方法を実施するためのシ
ステムの概略構成を示すものである。同図に示すよう
に、このシステムにあっては、例えば上述した試験信号
発生器やコンピューター等の信号発生源19と、この信
号発生源19から発生される信号を表示するためのディ
スプレイ装置20とを有し、これらの信号発生源19と
ディスプレイ装置20との間に以下に述べるような輝線
信号発生装置21が接続されている。
ステムの概略構成を示すものである。同図に示すよう
に、このシステムにあっては、例えば上述した試験信号
発生器やコンピューター等の信号発生源19と、この信
号発生源19から発生される信号を表示するためのディ
スプレイ装置20とを有し、これらの信号発生源19と
ディスプレイ装置20との間に以下に述べるような輝線
信号発生装置21が接続されている。
【0029】輝線信号発生装置21は、信号発生源21
から出力される信号を加工してディスプレイ装置20の
表示画面22上において輝線23として表示するととも
に、その輝線23の表示位置と輝線幅を変える機能を有
している。
から出力される信号を加工してディスプレイ装置20の
表示画面22上において輝線23として表示するととも
に、その輝線23の表示位置と輝線幅を変える機能を有
している。
【0030】図4Aは輝線信号発生装置21の回路構成
を示すものである。同図に示すように、輝線信号発生装
置21は、複合ビデオ信号CVから同期信号を取り出す
同期分離回路24と、輝線23の表示位置を調整するた
めへの輝線位置調整回路25と、輝線23の幅を調整す
るための輝線幅調整回路26と、加算器27と、利得調
整回路28と、信号分配器29、信号線32a,32b
とから構成される。
を示すものである。同図に示すように、輝線信号発生装
置21は、複合ビデオ信号CVから同期信号を取り出す
同期分離回路24と、輝線23の表示位置を調整するた
めへの輝線位置調整回路25と、輝線23の幅を調整す
るための輝線幅調整回路26と、加算器27と、利得調
整回路28と、信号分配器29、信号線32a,32b
とから構成される。
【0031】同期分離回路24は、輝線信号発生装置2
1の入力端子30に接続され、その出力端子が切換スイ
ッチ31の一方の端子31aに接続される。切換スイッ
チ31の他方の端子31bは、複合同期信号又は水平同
期信号を送るための信号線32に接続される。尚、信号
線32bは垂直同期信号を送るためのものである。
1の入力端子30に接続され、その出力端子が切換スイ
ッチ31の一方の端子31aに接続される。切換スイッ
チ31の他方の端子31bは、複合同期信号又は水平同
期信号を送るための信号線32に接続される。尚、信号
線32bは垂直同期信号を送るためのものである。
【0032】切換スイッチ31の出力端子31cは輝線
位置調整回路25の入力端子に接続される。この輝線位
置調整回路25は、1つの入力パルスに対して1つずつ
一定時間幅を持ったパルスを出力するワンショットマル
チバイブレータ(以下「ワンショットマルチ」とい
う。)33と可変抵抗器34とから構成される。
位置調整回路25の入力端子に接続される。この輝線位
置調整回路25は、1つの入力パルスに対して1つずつ
一定時間幅を持ったパルスを出力するワンショットマル
チバイブレータ(以下「ワンショットマルチ」とい
う。)33と可変抵抗器34とから構成される。
【0033】輝線位置調整回路25の出力端子は、輝線
幅調整回路26の入力端子に接続される。この輝線幅調
整回路26は、輝線位置調整回路25と同様に、ワンシ
ョットマルチ35と可変抵抗器36とから構成される。
幅調整回路26の入力端子に接続される。この輝線幅調
整回路26は、輝線位置調整回路25と同様に、ワンシ
ョットマルチ35と可変抵抗器36とから構成される。
【0034】輝線幅調整回路26の出力端子は加算器2
7の一方の入力端子に接続される。この加算器27の他
方の入力端子は、切換スイッチ37を介して上述の信号
線32aに接続される。
7の一方の入力端子に接続される。この加算器27の他
方の入力端子は、切換スイッチ37を介して上述の信号
線32aに接続される。
【0035】加算器27の出力端子は利得調整回路28
の入力端子に接続される。この利得調整回路28は、可
変抵抗器38を使用した低減回路からなる。そして、利
得調整回路28の出力端子は、ビデオ信号を赤(R)、
緑(G)、青(B)の各色の信号に分配する信号分配器
29に接続され、この信号分配器29から各色のビデオ
信号が出力されるように構成される。
の入力端子に接続される。この利得調整回路28は、可
変抵抗器38を使用した低減回路からなる。そして、利
得調整回路28の出力端子は、ビデオ信号を赤(R)、
緑(G)、青(B)の各色の信号に分配する信号分配器
29に接続され、この信号分配器29から各色のビデオ
信号が出力されるように構成される。
【0036】本実施例においては、図4Bに示すように
信号発生源19から出力された例えば緑(G)の複合ビ
デオ信号CVが、輝線信号発生装置21の同期分離回路
24に入力し、同図に示すような複合同期信号特に水平
同期信号S1 として出力され、この水平同期信号S1 が
輝線位置調整回路25に入力する。輝線位置調整回路2
5においては、水平同期信号S1 によってワンショット
マルチ33がトリガーされ、図4Bに示すような輝線位
置設定パルスS2 が出力される。そして、この輝線位置
設定パルスS2 によって輝線幅調整回路26のワンショ
ットマルチ35がトリガーされ、図4Bに示すような輝
線パルスS3 が出力される。さらに、この輝線パルスS
3 は、加算器27において、信号線32a及び切換スイ
ッチ37を介して入力した水平同期信号S1 と重ね合わ
され、図4Bに示すような複合ビデオ信号S5 として信
号分配器29に入力する。この複合ビデオ信号S5 は信
号分配器29において3分配され、例えは赤(R)、緑
(G)、青(B)の各色のビデオ信号が出力される。
信号発生源19から出力された例えば緑(G)の複合ビ
デオ信号CVが、輝線信号発生装置21の同期分離回路
24に入力し、同図に示すような複合同期信号特に水平
同期信号S1 として出力され、この水平同期信号S1 が
輝線位置調整回路25に入力する。輝線位置調整回路2
5においては、水平同期信号S1 によってワンショット
マルチ33がトリガーされ、図4Bに示すような輝線位
置設定パルスS2 が出力される。そして、この輝線位置
設定パルスS2 によって輝線幅調整回路26のワンショ
ットマルチ35がトリガーされ、図4Bに示すような輝
線パルスS3 が出力される。さらに、この輝線パルスS
3 は、加算器27において、信号線32a及び切換スイ
ッチ37を介して入力した水平同期信号S1 と重ね合わ
され、図4Bに示すような複合ビデオ信号S5 として信
号分配器29に入力する。この複合ビデオ信号S5 は信
号分配器29において3分配され、例えは赤(R)、緑
(G)、青(B)の各色のビデオ信号が出力される。
【0037】尚、同期信号を独立して入力しうる信号発
生源19を用いた場合には、切換スイッチ31を切り換
えて信号線32aから直接水平同期信号S1 を輝線位置
調整回路25に入力することもできる。この場合には、
改めて水平同期信号S1 と輝線パルスS3 とを重ね合わ
せる必要はなく、切換スイッチ37を切り換えておく。
そして、信号分配器29には図4Bに示すようなビデオ
信号S4 が入力し、3分配されて出力される。
生源19を用いた場合には、切換スイッチ31を切り換
えて信号線32aから直接水平同期信号S1 を輝線位置
調整回路25に入力することもできる。この場合には、
改めて水平同期信号S1 と輝線パルスS3 とを重ね合わ
せる必要はなく、切換スイッチ37を切り換えておく。
そして、信号分配器29には図4Bに示すようなビデオ
信号S4 が入力し、3分配されて出力される。
【0038】かかる輝度信号発生装置21を用いれば、
コンピューター等の信号発生源19から出力されるビデ
オ信号を加工してディスプレイ装置20の表示画面22
上に垂直方向即ちアパーチャグリルの張力方向に延びる
輝線23を表示させることができる。そして、輝線位置
調整回路25の可変抵抗器34を調整して輝線位置設定
パルスS2 のパルス幅を変え、輝線パルスS3 の発生タ
イミングを変えることにより輝線23の位置を調整し、
図3Bに示すように、アパーチャグリルのピッチモアレ
等が生じている部分に発生する黒線39に輝線23を合
わせるようにする。その結果、この部分に電子ビームが
照射され、アパーチャグリルが局部的に熱膨張されるの
で、その張力が弱まってピッチモアレ等を容易に除去す
ることができる。
コンピューター等の信号発生源19から出力されるビデ
オ信号を加工してディスプレイ装置20の表示画面22
上に垂直方向即ちアパーチャグリルの張力方向に延びる
輝線23を表示させることができる。そして、輝線位置
調整回路25の可変抵抗器34を調整して輝線位置設定
パルスS2 のパルス幅を変え、輝線パルスS3 の発生タ
イミングを変えることにより輝線23の位置を調整し、
図3Bに示すように、アパーチャグリルのピッチモアレ
等が生じている部分に発生する黒線39に輝線23を合
わせるようにする。その結果、この部分に電子ビームが
照射され、アパーチャグリルが局部的に熱膨張されるの
で、その張力が弱まってピッチモアレ等を容易に除去す
ることができる。
【0039】本実施例においては、汎用の信号発生器や
コンピューター等の信号発生源19から出力される信号
を入力信号として用いるため、第1参考例のような特別
な装置を必要とせず、また輝線位置調整回路25を備え
ていることから、ディスプレイ装置20において画像の
表示位置を再調整する必要がなく、さらに、陰極線管7
をディスプレイ装置20に取り付けたままでピッチモア
レ等を除去することができるという利点がある。
コンピューター等の信号発生源19から出力される信号
を入力信号として用いるため、第1参考例のような特別
な装置を必要とせず、また輝線位置調整回路25を備え
ていることから、ディスプレイ装置20において画像の
表示位置を再調整する必要がなく、さらに、陰極線管7
をディスプレイ装置20に取り付けたままでピッチモア
レ等を除去することができるという利点がある。
【0040】ちなみに、本実施例の場合、上述の第2参
考例の場合と同様に輝線23の電流密度がディスプレイ
装置20のビデオ回路のビデオ信号出力の振幅に依存す
るため、第1参考例の装置に比べて電流密度が低く、ア
パーチャグリルの膨張に要する時間は長くなる。しか
し、汎用の信号発生器は75Ωの終端に対しビデオ信号
振幅が0.714Vに調整されているところ本実施例の
システムにおいてはその必要がないことから、ビデオ信
号の振幅を75Ω終端/0.714Vに固定せず可変と
することによって、より簡易にビデオ信号の最大振幅出
力が得られる。
考例の場合と同様に輝線23の電流密度がディスプレイ
装置20のビデオ回路のビデオ信号出力の振幅に依存す
るため、第1参考例の装置に比べて電流密度が低く、ア
パーチャグリルの膨張に要する時間は長くなる。しか
し、汎用の信号発生器は75Ωの終端に対しビデオ信号
振幅が0.714Vに調整されているところ本実施例の
システムにおいてはその必要がないことから、ビデオ信
号の振幅を75Ω終端/0.714Vに固定せず可変と
することによって、より簡易にビデオ信号の最大振幅出
力が得られる。
【0041】尚、上述の第1参考例及び実施例において
は表示画面の上下いっぱいに輝線を発生させるようにし
たが、本発明はこれに限られることなく、表示画面のy
軸方向の幅より短い長さの輝線を発生させることもでき
る。ただし、輝線の長さがあまり短いとアパーチャグリ
ルが部分的に過熱し、グリッド素体が切れるおそれがあ
る。また、回路構成も複雑になる。
は表示画面の上下いっぱいに輝線を発生させるようにし
たが、本発明はこれに限られることなく、表示画面のy
軸方向の幅より短い長さの輝線を発生させることもでき
る。ただし、輝線の長さがあまり短いとアパーチャグリ
ルが部分的に過熱し、グリッド素体が切れるおそれがあ
る。また、回路構成も複雑になる。
【0042】また、第2参考例においては平行パターン
としてクロスハッチ・パターンを利用したが、他のパタ
ーンを利用するようにしてもよい。
としてクロスハッチ・パターンを利用したが、他のパタ
ーンを利用するようにしてもよい。
【0043】さらに、各例において用いる輝線の方向は
y軸方向のものに限られず、一方向に延びるものであれ
ば種々の方向のものを用いることができる。ただし、ア
パーチャグリルの張力方向に延びるものを用いることが
最も効果的である。
y軸方向のものに限られず、一方向に延びるものであれ
ば種々の方向のものを用いることができる。ただし、ア
パーチャグリルの張力方向に延びるものを用いることが
最も効果的である。
【0044】加えて、本発明は例えば色選別電極として
ビーム透過孔が丸形やスロット形のシャドウマスクを用
いた陰極線管にも適用可能である。かかる色選別電極の
場合、部分的な重なり等は生じにくいが、ほこり等が付
着することがあり、本発明はそのようなほこり等を除去
するのに効果的である。
ビーム透過孔が丸形やスロット形のシャドウマスクを用
いた陰極線管にも適用可能である。かかる色選別電極の
場合、部分的な重なり等は生じにくいが、ほこり等が付
着することがあり、本発明はそのようなほこり等を除去
するのに効果的である。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明にあっては、表
示画面上において一方向に延びる輝線の少なくとも一部
が発生するように電子ビームを色選別電極に照射し、そ
の一部を膨張させることから、陰極線管に対して悪影響
(特性の変化、外部損傷等)を与えることなく色選別電
極に生じたゆがみや部分的な重なりを除去することがで
きる。この場合、同期信号に基づいて輝線位置設定パル
スを生成し、この輝線位置設定パルスに基づいて輝線パ
ルスを生成し、この輝線パルスを3分配して電子ビーム
を発生させるための入力信号とする方法、又は複合ビデ
オ信号に基づいて輝線位置設定パルスを生成し、この輝
線位置設定パルスに基づいて輝線パルスを生成し、この
輝線パルスと同期信号とを複合するとともに3分配して
電子ビームを発生させるための入力信号とする方法を用
いれば、陰極線管をディスプレイ装置等から取り外すこ
となく、また、何らディスプレイ装置等における表示位
置の調整を行うことなく色選別電極に生じたゆがみや部
分的な重なりを除去することができる。 このようにし
て、本発明では、最終的に色選別電極にゆがみ、重なり
のない高品質の陰極線管を製造することができる。
示画面上において一方向に延びる輝線の少なくとも一部
が発生するように電子ビームを色選別電極に照射し、そ
の一部を膨張させることから、陰極線管に対して悪影響
(特性の変化、外部損傷等)を与えることなく色選別電
極に生じたゆがみや部分的な重なりを除去することがで
きる。この場合、同期信号に基づいて輝線位置設定パル
スを生成し、この輝線位置設定パルスに基づいて輝線パ
ルスを生成し、この輝線パルスを3分配して電子ビーム
を発生させるための入力信号とする方法、又は複合ビデ
オ信号に基づいて輝線位置設定パルスを生成し、この輝
線位置設定パルスに基づいて輝線パルスを生成し、この
輝線パルスと同期信号とを複合するとともに3分配して
電子ビームを発生させるための入力信号とする方法を用
いれば、陰極線管をディスプレイ装置等から取り外すこ
となく、また、何らディスプレイ装置等における表示位
置の調整を行うことなく色選別電極に生じたゆがみや部
分的な重なりを除去することができる。 このようにし
て、本発明では、最終的に色選別電極にゆがみ、重なり
のない高品質の陰極線管を製造することができる。
【図1】A 本発明に係る方法の第1参考例の説明図で
ある。B 同参考例を実施するための装置の概略構成図
である。
ある。B 同参考例を実施するための装置の概略構成図
である。
【図2】A 本発明に係る方法の第2参考例を実施する
ためのシステムの外観図である。B 同参考例の説明図
である。
ためのシステムの外観図である。B 同参考例の説明図
である。
【図3】A 本発明に係る方法の実施例を実施するため
のシステムの外観図である。B 同実施例の説明図であ
る。
のシステムの外観図である。B 同実施例の説明図であ
る。
【図4】A 輝線信号発生装置の回路構成図である。B
輝線信号発生装置における信号のタイミングチャート
である。
輝線信号発生装置における信号のタイミングチャート
である。
【図5】アパーチャグリルにおけるピッチモアレ又は部
分的な重なりを示す説明図である。
分的な重なりを示す説明図である。
1 調整装置
2 高圧電源
3 電子銃用電源
4 垂直偏向回路
5 水平偏向回路
6 垂直電流源
7 陰極線管
8 パラボラ波発生器
9 のこぎり波発生器
12 黒線
13 輝線
Claims (2)
- 【請求項1】 表示画面上において一方向に延びる輝線
の少なくとも一部が発生するように電子ビームを色選別
電極に照射し、該色選別電極の一部を膨張させ、 同期信号に基づいて輝線位置設定パルスを生成し、該輝
線位置設定パルスに基づいて輝線パルスを生成し、該輝
線パルスを3分配して電子ビームを発生させるための入
力信号とし、 上記輝線位置設定パルスの幅の可変手段により、上記輝
線位置設定パルスの幅を調整し、 上記輝線パルスの発生タイミングの可変手段により、上
記輝線パルスの発生タイミングを調整して、上記輝線の
位置を調整する ことを特徴とする陰極線管用色選別電極
のビーム孔調整方法。 - 【請求項2】 表示画面上において一方向に延びる輝線
の少なくとも一部が発生するように電子ビームを色選別
電極に照射し、該色選別電極の一部を膨張させ、 複合ビデオ信号に基づいて輝線位置設定パルスを生成
し、該輝線位置設定パルスに基づいて輝線パルスを生成
し、該輝線パルスと同期信号とを複合するとともに3分
配して電子ビームを発生させるための入力信号とし、 上記輝線位置設定パルスの幅の可変手段により、上記輝
線位置設定パルスの幅を調整し、 上記輝線パルスの発生タイミングの可変手段により、上
記輝線パルスの発生タイミングを調整して、上記輝線の
位置を調整する ことを特徴とする陰極線管用色選別電極
のビーム孔調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08448993A JP3399014B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 陰極線管用色選別電極のビーム孔調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08448993A JP3399014B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 陰極線管用色選別電極のビーム孔調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06295679A JPH06295679A (ja) | 1994-10-21 |
| JP3399014B2 true JP3399014B2 (ja) | 2003-04-21 |
Family
ID=13832074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08448993A Expired - Fee Related JP3399014B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 陰極線管用色選別電極のビーム孔調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3399014B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5841247A (en) * | 1995-11-24 | 1998-11-24 | U.S. Philips Corporation | Cathode ray tube, display system incorporating same and computer including control means for display system |
| JP4131645B2 (ja) * | 2002-06-18 | 2008-08-13 | 富士通株式会社 | アパーチャグリル方式のディスプレイ装置および輝度の制御方法 |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP08448993A patent/JP3399014B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06295679A (ja) | 1994-10-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |