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JP3402735B2 - エッチングマスクパターン形成用水溶性感光性樹脂組成物およびこれを用いたパターン形成方法 - Google Patents
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JP3402735B2 - エッチングマスクパターン形成用水溶性感光性樹脂組成物およびこれを用いたパターン形成方法 - Google Patents

エッチングマスクパターン形成用水溶性感光性樹脂組成物およびこれを用いたパターン形成方法

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JP3402735B2
JP3402735B2 JP06022894A JP6022894A JP3402735B2 JP 3402735 B2 JP3402735 B2 JP 3402735B2 JP 06022894 A JP06022894 A JP 06022894A JP 6022894 A JP6022894 A JP 6022894A JP 3402735 B2 JP3402735 B2 JP 3402735B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明はエッチングマスクパタ
ーン形成用水溶性感光性樹脂組成物およびこれを用いた
パターン形成方法に係り、特に酸性エッチング液に対す
る耐性に優れ、高感度、高解像性で保存安定性も良好
で、かつ基板との密着性に優れ、濃アルカリ水溶液にて
容易に剥離可能なエッチングマスクパターン形成用水溶
性感光性樹脂組成物(以下、単に「水溶性感光性樹脂組
成物」と記す場合もある)、およびこれを用いたパター
ン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーブラウン管用シャドウマスクの製
造においては、基板として低炭素アルミキルド鋼やニッ
ケル36%含有アンバー型合金などの薄板を用い、これ
をまず脱脂、水洗により整面処理後、表面に感光性樹脂
組成物を塗布し、乾燥、成膜させる。次いで、電子ビー
ム通過孔に対応した箇所に目的の画像を有するマスクパ
ターンを上記基板に密着させて露光を行い、現像、硬膜
の工程により所定パターンの耐蝕性皮膜(レジスト膜)
を形成させる。そしてこれを、例えば塩化第二鉄水溶液
等を用いて基板のレジスト膜非形成部分をエッチング
(酸性エッチング)し、多数の電子ビーム透過孔を形成
させた後、レジスト膜を剥離し、シャドウマスクを作成
している。
【0003】従来、このようなカラーブラウン管用シャ
ドウマスクやICリードフレーム、蛍光表示管用メッシ
ュ等の電子部品の製造においては、エッチングマスクと
してのレジスト膜形成のために、カゼインを主成分とす
る水溶液に感光剤として重クロム酸アンモニウム等の重
クロム酸塩水溶液を加えた水溶性感光性樹脂組成物が用
いられてきた。また硬膜工程においては無水クロム酸水
溶液が用いられてきた。これらはいずれも処理廃液中に
六価クロムを含む。
【0004】しかしながら、環境保護対策上、六価クロ
ム排水基準は0.5ppm以下に、総クロム量でも2p
pm以下に規制されているため、クロム酸塩、重クロム
酸塩を含む感光性樹脂組成物や硬化剤を用いて電子製造
部品の製造を行おうとすると、その排水処理対策費用だ
けでも膨大なものになり、製造コストの大幅なアップを
余儀なくされるという問題がある。
【0005】このためクロムを含有しない水溶性感光性
樹脂組成物として、例えば特公昭41−7100号公報
にはカゼインとアジド化合物を含む感光性溶液が、特公
昭44−28725号公報にはポリビニルアルコールと
テトラゾニウム塩類、ジアジド化合物、ジアゾ樹脂等の
感光性成分からなる製版用感光液がそれぞれ開示され、
また特公昭56−20541号、同56−42859
号、同57−6098号公報等にはポリビニルアルコー
ルとジアゾ樹脂を含む水溶性レジスト、およびその硬膜
剤や処理方法等が提案され、特公昭57−23254
号、同57−24905号公報等には硬膜剤が提案され
ているが、いずれもその特性において不足の点が多く、
実用に至っていないというのが現状である。
【0006】さらに、カゼイン−重クロム酸塩系水溶性
感光性樹脂組成物においては、細心の注意を払って取り
扱えば解像性、耐酸性等において優れたパターンが得ら
れるものの、基板メタルとクロム酸塩との反応による
暗反応が起き、感度変化が発生する、該暗反応は温
度、湿度条件に左右され、その結果、感度のバラツキが
生じる、レジスト自体の経時変化が速いのでポットラ
イフが短く、保存安定性に欠ける、上記〜が原因
でレジストの解像力低下、現像性の悪化等が生じること
がある、等の不具合がある。
【0007】このような現状から、カゼイン−重クロム
酸塩系水溶性感光性樹脂組成物に代えて、非クロム型の
カゼイン含有水溶性感光性樹脂組成物の開発が望まれて
いた。また、レジストの硬膜剤、硬膜処理方法において
も、クロムを用いないものの開発が要望されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
特にエッチングマスクパターンとしてのレジストとし
て、酸性エッチング液に対する耐性に優れ、高感度、高
解像性で保存安定性も良好で、かつ基板との密着性に優
れ、濃アルカリ水溶液にて容易に剥離可能な水溶性感光
性樹脂組成物、およびこれを用いたパターン形成方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、カゼインとあ
る特定の構成単位を有する高分子化合物とを含有させる
ことにより上記課題を満足させる水溶性感光性樹脂組成
物が得られるという知見を得、これに基づいて本発明を
完成させるに至った。
【0010】また本発明者らは、上記水溶性感光性樹脂
組成物を基板上に塗布した後に、マスクパターンを介し
た露光工程の前、後のいずれかにおいて希酸処理するこ
とによってこれを硬膜化することができ、次いで希アル
カリ水溶液で現像することによって、マスクパターンに
忠実な光硬化パターンを形成することができるという知
見を得、これに基づいて本発明方法を完成させるに至っ
た。
【0011】さらに本発明者らは、上記水溶性感光性樹
脂組成物を基板上に塗布、露光した後、ホウ酸水溶液で
現像することにより、マスクパターンに忠実な光硬化パ
ターンを形成することができるという知見を得、これに
基づいて本発明方法を完成させるに至った。
【0012】すなわち本発明は、カゼインと、下記の化
【0013】
【化2】 (式中、XはNa、KまたはNH4 を表す)で表される
構成単位を有する高分子化合物とを含有してなる水溶性
感光性樹脂組成物を提供するものである。
【0014】また本発明は、上記水溶性感光性樹脂組成
物を基板上に塗布し、これを希酸水溶液に接触させた
後、マスクパターンを介して選択的に露光し、次いで希
アルカリ水溶液で現像して未露光部分を除去することに
よって基板上に光硬化パターンを形成するパターン形成
方法を提供するものである。
【0015】また本発明は、上記水溶性感光性樹脂組成
物を基板上に塗布し、これをマスクパターンを介して選
択的に露光した後、希酸水溶液に接触させ、次いで希ア
ルカリ水溶液で現像して未露光部分を除去することによ
って基板上に光硬化パターンを形成するパターン形成方
法を提供するものである。
【0016】さらに本発明は、上記水溶性感光性樹脂組
成物を基板上に塗布し、これをマスクパターンを介して
選択的に露光した後、ホウ酸水溶液で現像して未露光部
分を除去することによって基板上に光硬化パターンを形
成するパターン形成方法を提供するものである。
【0017】以下に、本発明の水溶性感光性樹脂組成物
の各構成成分、およびこれを用いたパターン形成方法に
ついて詳述する。
【0018】まず、本発明の水溶性感光性樹脂組成物の
必須構成成分であるカゼインとしては、感光性樹脂組成
物に使用し得るものはいずれも用いることができるが、
特に安定性の点で、酸カゼインを硼砂、アミン類、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムなどのカセイアルカリ等
の有機、無機のアルカリ剤を含む水に溶解したカゼイン
水溶液等が好適に用いられる。これらは、例えば「FR
−15」「FR−16」「FR−17」(以上いずれも
富士薬品工業(株)製)、「G−90L」「G−90
M」「G−90S」「G−90W」「G−90SDN」
(以上いずれも東京応化工業(株)製)等として市販さ
れており、商業的に入手可能である。
【0019】もう一つの必須構成成分である上記化2で
表される構成単位を有する高分子化合物(ホトポリマ
ー)は、例えば、ジアセトンアクリルアミドと他のモノ
マー、好ましくは水溶性モノマーを公知の方法で共重合
させて得られる水溶性ポリマー(ベースポリマー)に、
4−アジドベンズアルデヒド−2−スルホン酸およびそ
の塩類から選ばれる少なくとも1種をアルドール縮合反
応により導入することによって得ることができるが、合
成方法はこれに限定されるものではない。
【0020】ここで、上記水溶性モノマーとしては、例
えばアクリル酸、メタクリル酸、ジメチルアクリルアミ
ド、ジエチルアクリルアミド、アクリロイルモルホリ
ン、ジメチルアミノエチルアクリルアミド、N−ビニル
−2−ピロリドン等を挙げることができるが、特にジメ
チルアクリルアミド、アクリロイルモルホリンが好まし
い。また、共重合した後、加水分解反応させることによ
ってアルコール性水酸基を生じる酢酸ビニルも、上記水
溶性モノマーに包含される。これら水溶性モノマーは単
独で用いてもよく、あるいは2種以上を組み合わせて用
いてもよい。
【0021】上記ジアセトンアクリルアミドと水溶性モ
ノマーとの共重合反応割合は、ジアセトンアクリルアミ
ド1モルに対し、水溶性モノマー0.5〜10モルが好
ましく、より好ましくは1.5〜3.0モルである。水
溶性モノマーの割合が10モルを超えると感光性が低下
するおそれがあり、一方、0.5モル未満では溶解性が
悪くなるおそれがあり、好ましくないからである。
【0022】このようにして得られる水溶性ポリマー
は、重量平均分子量が15×104 〜100×104
あるのが好ましく、より好ましくは20×104 〜30
×104 である。また、分散度は1〜10、好ましくは
1〜3、さらに好ましくは1〜2である。
【0023】次に、この水溶性ポリマーに、4−アジド
ベンズアルデヒド−2−スルホン酸およびその塩類から
選ばれる少なくとも1種をアルドール縮合反応により導
入するが、その導入量は感光特性の点から、ジアセトン
アクリルアミド100モル%に対し5〜95モル%、よ
り好ましくは30〜90モル%、特には80〜90モル
%が好ましい。
【0024】このようにして上記化2で表される構成単
位を有する高分子化合物(ホトポリマー)を得ることが
できる。
【0025】なお、水溶性モノマーとして酢酸ビニルを
用いた場合、ジアセトンアクリルアミドと酢酸ビニルと
を共重合し、アルカリにて酢酸基を加水分解することに
よって水酸基含有水溶性ポリマーを合成することができ
る。この水酸基含有水溶性ポリマーは、酸性水溶液中で
アルデヒド類をアセタール化反応により導入することに
よって、耐水性に極めて優れたパターン形成が可能な水
溶性ポリマーとなることから、好適に用いられる。
【0026】このようなアルデヒド類としては、例えば
ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアル
デヒド、n−ブチルアルデヒド、クロトンアルデヒド等
の脂肪族系アルデヒド類;ベンズアルデヒド、ジアルキ
ルベンズアルデヒド、アルキルベンズアルデヒド、シン
ナミックアルデヒド等の芳香族系アルデヒド類;ピリジ
ンアルデヒド等の複素環系アルデヒド類;等が挙げられ
る。これらアルデヒド類には、4−アジドベンズアルデ
ヒド−2−スルホン酸およびその塩類や、ホルミルスチ
リルピリジンおよびその4級化塩等も含まれる。これら
アルデヒド類は、単独で用いてもよく、また2種以上を
組み合わせて用いてもよい。実用上好ましく用いられる
ものはプロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド、
クロトンアルデヒド等であり、なかでもn−ブチルアル
デヒドが最も好適に用いられる。
【0027】このアルデヒド類によるアセタール化反応
は、水溶性ポリマーの全水酸基の15モル%以下をアセ
タール化することが好ましい。15モル%を超えると安
定性に優れた水溶性ポリマーを得るのが難しいからであ
る。なおこの場合、合成される水溶性ポリマーの重合度
としては100〜3,000が好ましく、より好ましく
は500〜2,500である。
【0028】上記化2で表される構成単位を有する高分
子化合物(ホトポリマー)は、10mJ/cm2 の光量
で露光した場合、その感度がグレースケール法(Kod
akPhotographic Step Table
t No.2を使用)で13〜18ステップ、より好ま
しくは14〜15ステップが残存することが好ましい。
13ステップ未満では感度が低すぎて実用的ではなく、
一方、18を超えると保存安定性が悪く、取り扱いが難
しい。
【0029】本発明においては、上記必須構成成分の他
に、必要に応じて相容性のあるポリマーや各種添加剤、
例えば着色剤、可塑剤、界面活性剤、基板との密着性を
高めるためのカップリング剤等を適宜、添加、配合させ
ることができる。特に、相容性のあるポリマーとしてポ
リビニルアルコールや変性ポリビニルアルコールを配合
することによってレジストパターンの溶解剥離性を向上
させることができる。これらポリビニルアルコールや変
性ポリビニルアルコールは水溶性を示すものであればよ
く、部分ケン化物でも完全ケン化物でも用いることがで
きる。なお変性ポリビニルアルコールとしては、ジアセ
トンアクリルアミド、アクリロイルモルホリン、N−ビ
ニル−2−ピロリドン等により変性させたものや側鎖に
シリコーン含有基を付加させたものなど、各種の変性ポ
リビニルアルコールを使用することができる。これらは
単独で用いてもよく、あるいは2種以上を組み合わせて
用いてもよい。
【0030】本発明の水溶性感光性樹脂組成物は、上記
カゼイン、上記化2で表される構成単位を有する高分子
化合物(ホトポリマー)、および必要に応じて添加成分
を所定量配合することによって得られる。カゼインとホ
トポリマーの配合割合は、カゼイン溶液中のカゼイン固
形分100重量%に対し、ホトポリマー溶液中のホトポ
リマー固形分が4〜40重量%程度の割合で配合させる
のが好ましく、より好ましくは20〜30重量%程度で
ある。ホトポリマー固形分の配合割合が4重量%未満で
は感度が落ち、耐水性も悪くなり、一方、40重量%を
超えると剥離性が低下する。
【0031】次に、本発明の水溶性感光性樹脂組成物を
用いて、本発明に係るパターン形成方法について以下に
説明する。
【0032】本発明のパターン形成方法によれば、上記
水溶性感光性樹脂組成物を基板上に塗布した後、選択的
露光の前あるいは後に、希酸水溶液に接触させた後、希
アルカリ水溶液で現像して未露光部分を除去することに
よって光硬化パターンを形成することができる。ここ
で、希酸水溶液に接触させる方法としては特に限定され
るものではなく、希酸水溶液に浸漬する、希酸水溶液を
吹き付ける、流下する等、任意の方法をとり得る。
【0033】上記水溶性樹脂組成物は、例えば固形分5
〜12%程度となるよう、純水、アルカリ水溶液等に希
釈させたものを塗布液として用い、これを基板上に塗布
する。用いられる基板としては、例えば通常シャドウマ
スク製造に用いられる脱炭したアルミキルド鋼、ニッケ
ルを36%含有するニッケル−鉄合金(アンバー材)は
もちろんであるが、その他、銅、亜鉛、鉄、ニッケル、
アルミニウム、ステンレス鋼、銅合金等の金属基板、お
よびガラス、シリコン基板等が挙げられる。
【0034】そして、この水溶性感光性樹脂組成物塗布
後の基板を、露光前あるいは露光後に、希酸水溶液に接
触させる。露光は、紫外線、また350〜400nm付
近の光を出力するUVランプが好適に用いられ、その光
量は水溶性感光性樹脂組成物の組成に応じて若干異なる
が、100〜1000mJ/cm2 程度が好ましい。
【0035】希酸水溶液に接触させるのは、塗布された
水溶性感光性樹脂組成物(ホトレジスト)を硬膜化する
ためであり、これにより現像時でのパターンの膨潤、流
出によるパターンくずれを防止することができる。その
ためマスクパターンに忠実な光硬化パターンを形成する
ことができる。また、従来のようにクロム酸塩を用いる
ことなく硬膜化処理を行うことができるため、環境保護
面においても人体に害を及ぼすおそれ等がなく安全であ
る。用いられる希酸水溶液としては、酢酸、シュウ酸、
クエン酸、酒石酸、リンゴ酸等の有機酸、リン酸、スル
ファミン酸、塩酸、硫酸、硝酸等の鉱酸等の0.2%程
度の水溶液が例示的に挙げられるが、酸濃度の調整のし
やすさ、基板に対する腐食性が少ないものとして特に酢
酸、シュウ酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸等の有機カ
ルボン酸が好適に用いられる。これら希酸水溶液への接
触は10〜30秒間程度行われ、水洗、乾燥することが
好ましい。
【0036】次いで現像を行うが、本発明では現像液と
して希アルカリ水溶液を用いる。この現像液としては、
例えばアンモニア、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、カセイアルカリ、アミン等の無機、有機アルカリ等
の希アルカリ水溶液が好適なものとして挙げられ、なか
でも0.05%アンモニア水溶液、0.1〜1.0%炭
酸水素ナトリウム水溶液、0.2〜0.5%炭酸ナトリ
ウム等が特に好適に用いられる。
【0037】上記パターン形成方法によれば、露光(光
硬化)の前あるいは後において希酸水溶液に接触させる
ことによってレジストの硬膜化がされるため、現像時に
パターンの膨潤、流失等がなく、マスクパターンに忠実
な光硬化パターンを得ることができる。さらに、現像液
として有機溶剤等を用いる必要がないことから、環境保
護対策の観点からも有利である。なお、現像はスプレー
ガン、浸漬法等、任意の方法によって行うことができ
る。
【0038】また、本発明の他のパターン形成方法によ
れば、上記水溶性感光性樹脂組成物を基板上に塗布し、
これをマスクパターンを介して選択的に露光した後、ホ
ウ酸水溶液で現像して未露光部分を除去することによっ
て基板上に光硬化パターンを形成することができる。
【0039】ホウ酸水溶液としては、0.2〜3.0%
ホウ酸水溶液が好適に用いられる。なお基板上への塗
布、露光等は、上記の形成方法の場合と同様の要領にて
行うことができる。
【0040】このパターン形成方法では、現像時のパタ
ーンの膨潤、流失等がなく、パターンくずれがみられな
い。したがって、上記のような希酸水溶液との接触、あ
るいはその他の方法による硬膜化処理を別途行わなくて
も、マスクパターンに忠実な光硬化パターンを形成する
ことができる。
【0041】なお、上記ホウ酸水溶液で現像後、希酸水
溶液でリンスする工程を加えることにより、上記パター
ン形成をより効果的に行うことができるので好ましい。
【0042】以上のことから、本発明のパターン形成方
法を用いて、例えばカラーブラウン管用シャドウマス
ク、ICリードフレーム、蛍光表示管用メッシュの製造
などにおいて、この光硬化パターンをエッチングマスク
として用いて基板をエッチングするような場合、マスク
パターンに忠実な加工精度の高いエッチングを行うこと
が可能となる。エッチング液としては塩化第二鉄液や塩
化第二銅液が通常用いられるが、それ以外の金属、例え
ばMg、Ca、Sr、Ba、Zn、Co、Mnおよびア
ンモニウムの塩化物および硝酸塩液等を使用することも
できる(酸性エッチング)。プリント回路などのように
銅箔をエッチングする場合は塩化第二銅液を用いる場合
が多く、リードフレーム、シャドウマスク、蛍光表示管
用メッシュ等のエッチングの場合には塩化第二鉄液を用
いる場合が多い。本発明の水溶性感光性樹脂組成物はこ
のような酸性エッチング液に対する耐性に優れる。
【0043】エッチングが終了するとレジスト膜の剥離
工程に入る。本発明により得られる光硬化パターンは、
濃アルカリ水溶液に易溶であるから、溶解剥離性も良好
であり、剥離したレジストが再付着することがない。さ
らには、例えば40℃以上に加熱した5〜20%の水酸
化ナトリウム水溶液に浸漬すれば溶解剥離がより容易で
あり、上記水溶液にグルコン酸ナトリウムを数%添加す
るとさらに好ましい。
【0044】なお、本発明の水溶性感光性樹脂層は、カ
ゼインを含有していることから、基板との密着性も良好
である。また、共重合させる他のモノマーの選択によっ
て、アセタール化等のポリマーの変性によって基板との
密着性をさらに改善することも可能である。
【0045】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明するが、
本発明はこれによって限定されるものではない。
【0046】I.水溶性感光性樹脂組成物合成例1 水溶性ポリマー(ベースポリマー)の合成 ジメチルアクリルアミド230g、ジアセトンアクリル
アミド260g、純水6510gをフラスコに仕込み、
これを窒素でバブリングしながら加熱した。
【0047】温度が65℃になったところで窒素の流加
を止め、イソプロピルアルコール(IPA)100gを
注入し、さらに重合開始剤として2,2’−アゾビス
[2−(2’−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二
塩基酸(「VA−044」;和光純薬(株)製)40g
を水200gに溶解したものを注入し、還流下、1時間
攪拌した。次いで水冷し、温度70℃にて上澄液を捨
て、純水約2000gを加え、20℃まで冷却した。そ
の後、反応生成物をフラスコ内から取り出し、さらに純
水を加えて希釈し、重量平均分子量が23×104 (D
MF法、ポリスチレン基準)、分散度1.6、粘度13
mPa・s/25℃、濃度12.12%の水溶性ポリマ
ー(ベースポリマー)液約3300gを得た。
【0048】合成例2 ホトポリマーの合成 合成例1で得られたベースポリマー液500gに純水を
加えて希釈し、総865gとした。ここへ4−アジドベ
ンズアルデヒド−2−スルホン酸ナトリウム45gを添
加、攪拌し、溶解した(液温17℃)。ここへ5%水酸
化ナトリウム水溶液6mlを添加し、3日間反応させた
後、希塩酸にて中和し、さらに純水で希釈し、濾過して
濃度9.5%のホトポリマー液を得た。
【0049】[感度測定]合成例2で得たホトポリマー
液(反応原液)を純水で2倍に希釈し、アルミニウム板
上に塗布、乾燥し、1μmの乾燥被膜を形成した。これ
をグレースケール法にて感度を測定した。すなわち、上
記被膜上にグレースケール(KodakPhotogr
aphic Step Tablet No.2)を密
着させ、超高圧水銀灯にて10mJ/cm2 の露光を行
い、次いで純水のかけ流しによる現像を行った。メチル
バイオレット水溶液で染色後、水洗、乾燥したところ、
15ステップの感度を得た。
【0050】合成例3 水溶性ポリマー(ベースポリ
マー)の合成 アクリロイルモルホリン437g、ジアセトンアクリル
アミド263g、純水6300gをフラスコに仕込み、
これを窒素でバブリングしながら加熱した。
【0051】温度が65℃になったところで窒素の流加
を止め、IPA100gを注入し、さらに重合開始剤と
して「VA−044」40gを水300gに溶解したも
のを注入した。重合開始剤を注入してから10分経過
後、80℃まで加熱を行い、その温度下において1時間
攪拌した。次いで水冷し、温度70℃にて上澄液を捨
て、純水約3500gを加え、20℃まで冷却した。そ
の後、反応生成物をフラスコ内から取り出し、さらに純
水を加え希釈し、重量平均分子量が21×104 (DM
F法、ポリスチレン基準)、分散度1.75、粘度10
mPa・s/25℃、濃度7.0%の水溶性ポリマー
(ベースポリマー)液6700gを得た。
【0052】合成例4 ホトポリマーの合成 合成例3で得られたベースポリマー液1000gに4−
アジドベンンズアルデヒド−2−スルホン酸ナトリウム
33gを添加、攪拌し、溶解した(液温10℃)。ここ
へ5%水酸化ナトリウム水溶液7mlを添加し、2日間
反応させた後、希塩酸にて中和し、さらに純水で希釈
し、濾過して濃度10.0%のホトポリマー液を得た。
【0053】[感度測定]合成例2で作成したホトポリ
マー液の感度測定と同様にして、合成例4で得たホトポ
リマー液の感度を測定したところ、16ステップの感度
を得た。
【0054】合成例5 試料1の合成 カゼイン溶液(「G−90W」;東京応化工業(株)
製、カゼイン12.07重量%含有)1000gに、上
記合成例2で得たホトポリマー液240gを添加し、混
合した。ここへ純水400gを加えて攪拌し、固形分約
10%の水溶性感光性樹脂組成物(試料1)を得た。
【0055】合成例6 試料2の合成 カゼイン溶液(「G−90W」;東京応化工業(株)
製、カゼイン12.07重量%含有)1000gに、上
記合成例2で得たホトポリマー液320gを添加し、混
合した。ここへ純水400gを加えて攪拌し、固形分約
10%の水溶性感光性樹脂組成物(試料2)を得た。
【0056】合成例7 試料3の合成 カゼイン溶液(「G−90W」;東京応化工業(株)
製、カゼイン12.07重量%含有)1000gに、上
記合成例2で得たホトポリマー液380gを添加し、混
合した。ここへ純水390gを加えて攪拌し、固形分約
10%の水溶性感光性樹脂組成物(試料3)を得た。
【0057】合成例8 試料4の合成 カゼイン溶液(「G−90W」;東京応化工業(株)
製、カゼイン12.07重量%含有)1000gに、上
記合成例2で得たホトポリマー液50gを添加し、混合
した。ここへ純水410gを加えて攪拌し、固形分約1
0%の水溶性感光性樹脂組成物(試料4)を得た。
【0058】合成例9 試料5の合成 カゼイン溶液(「G−90W」;東京応化工業(株)
製、カゼイン12.07重量%含有)1000gに、上
記合成例2で得たホトポリマー液510gを添加し、混
合した。ここへ純水385gを加えて攪拌し、固形分約
10%の水溶性感光性樹脂組成物(試料5)を得た。
【0059】合成例10 試料6の合成 カゼイン溶液(「G−90W」;東京応化工業(株)
製、カゼイン12.07重量%含有)1000gに、上
記合成例2で得たホトポリマー液13gを添加し、混合
した。ここへ純水410gを加えて攪拌し、固形分約1
0%の水溶性感光性樹脂組成物(試料6)を得た。
【0060】合成例11 試料7の合成 カゼイン溶液(「G−90W」;東京応化工業(株)
製、カゼイン12.07重量%含有)1000gに、上
記合成例2で得たホトポリマー液630gを添加し、混
合した。ここへ純水380gを加えて攪拌し、固形分約
10%の水溶性感光性樹脂組成物(試料7)を得た。
【0061】合成例12 試料8の合成 カゼイン溶液(「G−90W」;東京応化工業(株)
製、カゼイン12.07重量%含有)1000gに、上
記合成例4で得たホトポリマー液240gを添加し、混
合した。ここへ純水410gを加えて攪拌し、固形分約
10%の水溶性感光性樹脂組成物(試料8)を得た。
【0062】合成例13 試料9の合成 カゼイン溶液(「G−90W」;東京応化工業(株)
製、カゼイン12.07重量%含有)1000gに、上
記合成例4で得たホトポリマー液300gを添加し、混
合した。ここへ純水410gを加えて攪拌し、固形分約
10%の水溶性感光性樹脂組成物(試料9)を得た。
【0063】合成例14 試料10の合成 カゼイン溶液(「G−90W」;東京応化工業(株)
製、カゼイン12.07重量%含有)1000gに、上
記合成例4で得たホトポリマー液360gを添加し、混
合した。ここへ純水410gを加えて攪拌し、固形分約
10%の水溶性感光性樹脂組成物(試料10)を得た。
【0064】合成例15 試料11の合成 カゼイン溶液(「G−90W」;東京応化工業(株)
製、カゼイン12.07重量%含有)1000gに、上
記合成例4で得たホトポリマー液50gを添加し、混合
した。ここへ純水410gを加えて攪拌し、固形分約1
0%の水溶性感光性樹脂組成物(試料11)を得た。
【0065】合成例16 試料12の合成 カゼイン溶液(「G−90W」;東京応化工業(株)
製、カゼイン12.07重量%含有)1000gに、上
記合成例4で得たホトポリマー液480gを添加し、混
合した。ここへ純水410gを加えて攪拌し、固形分約
10%の水溶性感光性樹脂組成物(試料12)を得た。
【0066】比較合成例 比較試料の合成 カゼイン溶液(「G−90W」;東京応化工業(株)
製、カゼイン12.07重量%含有)1000gに、ビ
スアジド(4,4’−ジアジドスチルベン−2,2’−
ジスルホン酸ナトリウム)15gを添加、溶解し、水溶
性感光性樹脂組成物(比較試料)を得た。
【0067】II.パターン形成実施例1、比較例1 (露光後希酸浸漬) シャドウマスク用スチール板(125×125mm)を
基板として用い、脱脂、水洗、乾燥させた後、上記試料
1〜12、比較試料をそれぞれ150rpmにて回転塗
布し、50℃にて10分間乾燥を行い、ホトレジスト層
(膜厚2μm)を形成した。
【0068】このホトレジスト層上に所定パターンを有
するネガマスクを密着させ、超高圧水銀灯にて200m
J/cm2 の光量で露光を行った。
【0069】露光後、下記〜に示す各希酸水溶液の
いずれかに10〜30秒間浸漬した後、水洗いし、50
℃にて10分間熱風乾燥した。
【0070】次いで、(i)0.05%アンモニア水溶
液、または(ii)0.2%炭酸水素ナトリウム水溶液
を用いてスプレー現像を行い、未露光部分を溶解除去し
た。
【0071】希酸水溶液: 0.2%酢酸水溶液 0.2%シュウ酸水溶液 0.2%クエン酸水溶液 0.2%酒石酸水溶液 0.2%リンゴ酸水溶液 0.2%リン酸水溶液 0.2%スルファミン酸水溶液 その結果、試料1〜5、および試料7〜12を用いた場
合、上記〜の希酸水溶液に浸漬処理を行ったものの
うち、−(ii)の組み合わせ処理においてややパタ
ーンの現像残りがみられたものの、他はすべて、上記
(i)、(ii)のいずれの現像時においても、パター
ンの膨潤、流失等がまったくみられず、マスクパターン
に忠実な光硬化パターンを形成することができた。
【0072】試料6を用いた場合、上記(i)、(i
i)のいずれの現像時においても、光硬化部の一部が流
失したものの、ほぼマスクパターンに忠実な光硬化パタ
ーンを形成することができた。
【0073】一方、比較試料を用いた場合、同様に希酸
水溶液に浸漬処理を行ったが、現像時にパターンは膨潤
し、流れ落ちてしまった。
【0074】次に、該シャドウマスク用スチール板上に
形成された、上記試料1〜12を用いて得られた光硬化
パターンに200℃で10分間の加熱(ポストベーク)
を行い、次いで45Be '(ボーメ度)、50℃の塩化
第二鉄溶液からなるエッチング液を用いて15分間スプ
レーエッチングを行い、続いて濃度10%、40℃の水
酸化ナトリウム水溶液に浸漬したところ、試料1〜6お
よび試料8〜12からなる光硬化パターンは基板上より
完全に溶解除去された。また、試料7からなる光硬化パ
ターンは基板上より完全に剥離除去された。その後、各
基板を水洗、乾燥した結果、基板上に残留物はみられ
ず、またエッチング不良に起因する配線パターンの欠陥
はみられなかった。
【0075】実施例2、比較例2(露光前希酸浸漬) 実施例1と同様にして、試料1〜12、比較試料を用い
てシャドウマスク用スチール板上にホトレジスト層(膜
厚2μm)を形成した。
【0076】これを実施例1に示す上記〜の希酸水
溶液のいずれかに10〜30秒間浸漬した後、水洗い
し、50℃で10分間熱風乾燥した。
【0077】次いでこのホトレジスト層上に所定パター
ンを有するネガマスクを密着させ、超高圧水銀灯にて2
00mJ/cm2 の光量で露光を行った後、0.2%炭
酸水素ナトリウム水溶液を用いてスプレー現像を行い、
未露光部分を除去した。
【0078】その結果、試料1〜5、および試料7〜1
2を用いた場合、上記〜の希酸水溶液浸漬処理を行
ったものいずれも、希アルカリ現像による現像時におい
て、パターンの膨潤、流失等がまったくみられず、マス
クパターンに忠実な光硬化パターンを形成することがで
きた。
【0079】試料6では、上記(i)、(ii)のいず
れの現像時においても、光硬化部の一部流失が確認され
たものの、ほぼマスクパターンに忠実な光硬化パターン
を形成することができた。
【0080】一方、比較試料を用いた場合、パターンが
膨潤して基板上から流れ落ちてしまい、パターン形成が
できなかった。
【0081】次に、該シャドウマスク用スチール板上に
形成された、上記試料1〜12を用いて得られた光硬化
パターンに200℃で10分間の加熱(ポストベーク)
を行い、次いで45Be '(ボーメ度)、50℃の塩化
第二鉄溶液からなるエッチング液を用いて15分間スプ
レーエッチングを行い、続いて濃度10%、40℃の水
酸化ナトリウム水溶液に浸漬したところ、試料1〜6お
よび試料8〜12からなる光硬化パターンは基板上より
完全に溶解除去された。また、試料7からなる光硬化パ
ターンは基板上より完全に剥離除去された。その後、各
基板を水洗、乾燥した結果、基板上に残留物はみられ
ず、またエッチング不良に起因する配線パターンの欠陥
はみられなかった。
【0082】実施例3、比較例3(ホウ酸水溶液現像) 実施例1と同様にして、シャドウマスク用スチール板上
にホトレジスト層(膜厚2μm)を形成後、このホトレ
ジスト層上に所定パターンを有するネガマスクを密着さ
せ、超高圧水銀灯にて200mJ/cm2 の光量で露光
を行った。
【0083】この露光後の基板を、1%ホウ酸水溶液を
現像液として30秒間浸漬した後、水洗し、乾燥した。
【0084】その結果、試料1〜5および試料7〜12
を用いた場合は、パターンの膨潤、流失等がまったくみ
られず、マスクパターンに忠実な光硬化パターンが得ら
れた。
【0085】試料6を用いた場合、光硬化部の一部が流
失したものの、ほぼマスクパターンに忠実な光硬化パタ
ーンを形成することができた。
【0086】一方、比較試料を用いた場合、現像時にパ
ターンは膨潤し、流れ落ちてしまった。
【0087】また、上記1%ホウ酸水溶液での現像、水
洗の後に、希酸水溶液(0.2%酢酸水溶液)中にて1
0秒間リンスし、その後水洗、乾燥して、マスクパター
ンに忠実な加工精度の高い光硬化パターンを形成するこ
とができた。
【0088】次に、該シャドウマスク用スチール板上に
形成された、上記試料1〜12を用いて得られた光硬化
パターンに200℃で10分間の加熱(ポストベーク)
を行い、次いで45Be '(ボーメ度)、50℃の塩化
第二鉄溶液からなるエッチング液を用いて15分間スプ
レーエッチングを行い、続いて濃度10%、40℃の水
酸化ナトリウム水溶液に浸漬したところ、試料1〜6お
よび試料8〜12からなる光硬化パターンは基板上より
完全に溶解除去された。また、試料7からなる光硬化パ
ターンは基板上より完全に剥離除去された。その後、各
基板を水洗、乾燥した結果、基板上に残留物はみられ
ず、またエッチング不良に起因する配線パターンの欠陥
はみられなかった。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、耐
エッチング性に優れ、高感度、高解像性で保存安定性も
良好で、かつ基板との密着性に優れ、濃アルカリ水溶液
にて剥離可能な水溶性感光性樹脂組成物が提供され、お
よびこれを用いて、環境保護対策上安全で、しかも現像
時にパターン膨潤や流失等のないマスクパターンに忠実
な光硬化パターンを形成することができるパターン形成
方法が提供されるという効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−67433(JP,A) 特開 平5−11442(JP,A) 特開 昭56−64335(JP,A) 特開 昭61−270748(JP,A) 特開 平5−241353(JP,A) 特開 平6−118661(JP,A) 特開 昭48−4104(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/012 G03F 7/032 J01J 9/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カゼインと、下記の化1 【化1】 (式中、XはNa、KまたはNH4を表す)で表される
    構成単位を有する高分子化合物とを含有してなる、エッ
    チングマスクパターン形成用水溶性感光性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の水溶性感光性樹脂組成物
    を基板上に塗布し、これを希酸水溶液に接触させた後、
    マスクパターンを介して選択的に露光し、次いで希アル
    カリ水溶液で現像して未露光部分を除去することによっ
    て基板上に光硬化パターンを形成する、パターン形成方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の水溶性感光性樹脂組成物
    を基板上に塗布し、これをマスクパターンを介して選択
    的に露光した後、希酸水溶液に接触させ、次いで希アル
    カリ水溶液で現像して未露光部分を除去することによっ
    て基板上に光硬化パターンを形成する、パターン形成方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の水溶性感光性樹脂組成物
    を基板上に塗布し、これをマスクパターンを介して選択
    的に露光した後、ホウ酸水溶液で現像して未露光部分を
    除去することによって基板上に光硬化パターンを形成す
    る、パターン形成方法。
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