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JP3406828B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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JP3406828B2 - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JP3406828B2
JP3406828B2 JP05332298A JP5332298A JP3406828B2 JP 3406828 B2 JP3406828 B2 JP 3406828B2 JP 05332298 A JP05332298 A JP 05332298A JP 5332298 A JP5332298 A JP 5332298A JP 3406828 B2 JP3406828 B2 JP 3406828B2
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gate
gto
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signal
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自己消弧形素子を
多数直列接続して構成される電力変換装置に関する。 【0002】 【従来の技術】電力系統や産業用ドライブなどに使用さ
れる大容量電力変換装置では、電力変換装置の直流電圧
がGTOやサイリスタなどのスイッチング素子の耐電圧
より高いため、スイッチング素子を多数多数直列接続し
て構成されている。 【0003】図7は、サイリスタを多数直列接続して構
成する電力変換装置の従来例である。このようにサイリ
スタ30を多数直列接続して構成された電力変換装置で
は、直列接続するときに、必要最小限の直列数よりも1
個から数個多く直列接続しており、図7では、必要最小
限直列数を5個とし、1個多く接続し全部で6個直列接
続している。これは、スイッチング素子の直列数に余裕
分をもたせることにより、万一、スイッチング素子が1
つ短絡故障等した場合でも、電力変換装置の運転を継続
できるようにするためである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、現状では、G
TO等の自己消弧形素子を多数直列接続して構成する電
力変換装置では、サイリスタの場合のように直列接続の
個数に余裕分を持たせることをしておらず、GTO等の
自己証拠形素子が1つでも故障した場合は、即運転を停
止している。 【0005】GTO等の自己証拠形素子やサイリスタが
故障した場合には、アノード、カソード、ゲートがすべ
て短絡状態になる。サイリスタでは、ターンオンさせる
ためのゲートパワーは小さく、かつゲート抵抗でゲート
電流を制限しているため、ゲート・カソード間(以下G
K間とする)が短絡した状態であっても、ゲートパワー
を供給するゲート回路にそれほど問題はない。ただし、
GTOの場合には、ターンオンさせるための回路に関し
てはサイリスタのゲート回路と同様にゲート抵抗などの
ゲート電流を制限する回路を使用しているので問題はな
いが、ターンオフするための回路には、大きなパワーを
必要とするため、ゲート電流を制限する回路がなく、G
TOがオフすることによって、ゲート電流は自然に制限
されることとなる。従って、GTOのGK間が常時短絡
した状態では、大きなゲート電流が、ゲート回路電流に
流れ続けることになり、ゲート回路が焼損するおそれが
ある。以上の理由により、GTO等の自己証拠形素子の
場合においては、直列数に余裕分を持たせた構成を採用
していなかった。 【0006】そこで、本発明は、自己証拠形素子の直列
数に余裕分をもたせて多数直列接続し、GTOが短絡故
障したときに、ゲート回路の焼損のおそれを防止すると
ともに、GTOの直列接続数の余裕分を越えてGTOが
破損した場合であっても安全に停止する電力変換装置を
提供することを目的とする。 【0007】 【0008】 【0009】【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、必要最小限の直列数より多
く直列接続された自己消弧形素子と、前記自己消弧形素
子にゲートパルスを送信するゲート回路と、前記自己消
弧形素子の故障を検出する故障検出手段と、 前記故障検
出手段によって自己消弧形素子の故障を検出した場合に
当該故障した自己消弧形素子の数をカウントし、所定の
数以上になった場合に、すべての自己消弧形素子にゲー
トパルスを送信することを停止する送信停止手段と、を
具備することを特徴とする。 【0010】故障検出信号が短絡故障した自己消弧形素
子の数をカウントする手段に送られ、そのカウントした
数は、余裕度を越えている場合には、すべての自己消弧
形素子でゲートパルスを送信することを停止する手段に
より、すべての自己消弧形素子を停止させる。これによ
り、短絡故障した自己消弧形素子が多い場合であって
も、安全に電力変換装置を停止させることが可能とな
る。 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て図1、図2を用いて説明する。図1は、本来5直列で
十分な耐圧を確保できるが、1個余分に直列接続した場
合のGTO電力変換装置の構成例である。図2は、ゲー
ト回路の構成を示したものである。 【0015】図1の1a〜1fはGTO、2a〜2fは
ゲート回路、3はGTOを6直列しているGTOアー
ム、4は直流電源である。ゲート回路2の構成が図2で
ある。図2において、GTOの短絡故障を検出する手段
は、波線Aで囲まれた部分である。5は抵抗でゲート電
圧を測定し、6は、GK間の電圧レベル検出回路で、ゲ
ート電圧が正常の場合には0を出力し、異常の場合には
1を出力する。7はオフゲートパルスで下降エッジでト
リガするオフゲート検出信号用パルス発生器で、パルス
幅は例えば50μsec に設定する。8はAND回路であ
り、9は故障信号発生用パルス発生器でで、AND回路
8の出力が一瞬でも1となれば、例えば100μsec 一
定幅のパルスを出力する。 【0016】GTOへゲートパルスを送信することを停
止する手段は、波線Bで囲まれた部分である。10は、
故障検出用フリップフロップで、故障信号を1に保持す
る。11は、NOT回路、12はオンゲートブロック用
AND回路、13はオフゲートブロック用AND回路で
ある。 【0017】例えば、GTO1fが短絡故障した場合を
考えてみる。この場合、ゲート回路2fは、次のように
作用する。図3を用いて説明する。図3では5つの信号
を示している。上から(a)オンパルス、(b)オフパ
ルス、(c)オフゲート信号、(d)レベル検出信号、
(e)故障信号、であり、それぞれ図2でいうところ
の、(a)オンゲート信号14の出力、(b)オフゲー
ト信号15の出力、(c)オフゲート検出信号用パルス
発生器7の出力、(d)GK間電圧レベル検出回路6の
出力、(e)故障信号保持用フリップフロップ10の出
力と、対応している、図2のオンゲート信号14は、制
御装置からの指令で、GTOをターンオンさせている期
間は1の信号を、それ以外の期間は0の信号を出してい
る。オフゲート信号15は、オンゲート信号と同様、制
御装置からの指令を受けてGTOをターンオフさせると
きに1の信号を、それ以外の期間では0の信号を出力す
る。この点に関しては、従来の回路と同じである。 【0018】GTOが正常の時、図3の時刻t0〜t1
で、オンゲート信号をGTOに送信しており、GTOの
GK間電圧が逆バイアスされていないためGK間電圧レ
ベル検出回路出力6の出力(d)が、異常を示す1を示
している。時刻t1〜t2では、オフゲート信号をGT
Oに送信しており、GK間電圧が逆バイアスされている
ため、(d)は、正常を示す0を出力する。時刻t2の
オフゲート信号の出力の下降エッジでレベル検出信号が
設定時間50μsec の間、1となる。 【0019】図3のオフゲート信号(c)とレベル検出
信号(d)のANDをとった信号が故障信号(e)であ
り、正常にGTOがターンオフした場合には、時刻t2
では既にレベル検出信号(d)は0であるので、故障信
号(e)は0となる。 【0020】次にGTOがターンオフで短絡故障した場
合を説明する。時刻t3〜t4のオンゲート信号をGT
Oに送っている期間は、GTOが正常の時と同じ動作で
ある。しかし、時刻t4〜tでオフゲート信号をGTO
に送っている途中の時刻t5でGTOが短絡故障した場
合には、GTOのGK間が正常に逆バイアスされなくな
るので、レベル検出信号(d)は異常を示す1となる。
時刻t6のオフゲート信号の下降エッジでオフゲート検
出信号(c)が1となったときには、(d)が既に1と
なっているので、(e)も1となり、短絡を検出するこ
とができる。 【0021】また、この故障信号は、故障の時に1に保
持されるので、図2のNOT回路11を通してAND回
路12、13に入力することにより、オンゲート、オフ
ゲート共にGTO1に送ることを停止することができ
る。 【0022】このように図2の構成によれば、ゲート回
路がGTOの短絡故障を検出すると、当該GTOでのゲ
ートパルスを送ることを停止し、短絡故障したGTOに
接続されたゲート回路の焼損を防止し、電力変換装置を
停止することなく継続して運転できる効果がある。 【0023】次に、本発明の第2の実施の形態について
図4を用いて説明する。ゲート回路から出力される故障
信号を制御装置に送る場合の電力変換装置1相分の構成
図である。これは、故障したGTOの数をカウントする
手段と、すべてのGTOへゲートパルスを送信すること
を停止する手段とから成っている。 【0024】故障したGTOの数をカウントする手段と
してはカウンタ16、すべてのGTOへゲートパルスを
送信することを停止する手段としてはカウンタ16から
の信号を受け、GTOを安全に停止させるためにすべて
のGTOにオフゲート信号を送るゲートブロック回路1
7により構成される。18は、電力変換装置全体を制御
する制御装置である。なお、GTOの必要最小限の直列
数が5個、余裕分が1個とする。 【0025】GTO1fが短絡故障した場合、ゲート回
路2fから故障信号が制御装置18のカウンタ16に送
られる。カウンタ16でアーム毎のGTOの短絡故障数
をカウントし、この場合は、短絡故障の数がGTOの直
列余裕分の範囲内であり、GTOの耐電圧に問題がない
ので、電力変換装置の運転が継続される。 【0026】次に、2つ目として、GTO1dが短絡故
障したとすると、ゲート回路2dからカウンタ16に故
障信号が送られる。この場合、短絡故障個数のカウント
が2となり、GTOの直列数が必要個数よりも少なくな
るので、電力変換装置の運転を停止する必要がある。こ
の場合、カウンタ16からゲートブロック回路17に、
GTO停止信号を送り、ゲートブロック回路17からす
べてのGTOが停止するようにターンオフ信号を送信す
ると共に、オンゲートパルスをすべてのゲート回路2a
〜2fに送らないようにする。 【0027】異常の動作により、短絡故障していないG
TOが必要最小限の直列数より少なくなった場合であっ
ても、安全に電力変換装置を呈することが可能となる。
次に、本発明の第3の実施の形態について図5を用いて
説明する。 【0028】GTOアーム3のうち、GTO1fが故障
した場合、ゲート回路2fから故障信号が制御装置18
に送られてくる、制御装置18の中の表示装置19のL
EDは、GTOの一対一で対応しているので、故障した
GTOに対応したLEDが点灯する。ゲート回路2fで
は故障信号保持し続けるので、表示装置19のLEDも
点灯し続ける。 【0029】このように、本実施の形態においては、電
力変換装置のGTOの故障している状況が運転継続中に
も表示装置により一目で確認でき、GTOの故障状況を
把握し易くする効果がある。次に、本発明の第4の実施
の形態について図6を用いて説明する。 【0030】図6は、ゲート回路から出力される故障信
号を制御装置に送る場合の電力変換装置の1相分のみの
構成図である。制御装置内に故障を記録する手段を含ん
だ構成となっている。図6において、故障を記録する手
段は、故障記録装置20として示している。故障記録装
置20では、GTOが故障した場合、故障したGTOの
場所、GTO故障時の電力変換装置の運転状態などを記
録する。故障記録装置23は、半導体メモリや磁気記録
媒体装置などによって構成される。ゲート回路2が対応
するGTO1の故障を検知した場合には、ゲート回路か
らの故障信号が制御装置18内の故障記録装置20に送
られる。故障信号を受け取ると、記録装置20内に、G
TOが故障した日時、故障したGTOの場所、GTO故
障時の電力変換装置の運転状況などを記録する。故障記
録装置20では、これら3つの情報の他にも、故障原因
究明に必要な情報を記録することもできる。 【0031】このような作用によって、GTOが故障し
た場所、故障したときの運転状況の記録が残ることか
ら、GTOが故障した原因究明に大変有効であり、この
故障原因を回避する手段を講じることによって、電力変
換器の信頼性が向上し、電力変換装置の運転継続に効果
を発揮することができる。 【0032】なお、本発明においては、自己消弧形素子
の例として、GTOを挙げたが、本発明は、これに限定
されることなく、IGBT、IEGT等にも同様に対応
することが可能である。 【0033】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、自己消
弧形素子を必要最低限の直列数より余分に直列接続して
構成し、GTOが破損したときにゲート回路を保護する
ことにより、自己消弧形素子が短絡しも所定の場合に
は運転継続が出来るようにしたものである。さらに、短
絡故障した自己消弧形素子の数が余分の数より多くなっ
た場合には、電力変換装置をより安全に停止させること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明第1の実施の形態の概要図。 【図2】本発明第1の実施の形態におけるゲート回路の
構成図。 【図3】本発明第1の実施の形態の信号波形図。 【図4】本発明第2の実施の形態の概要図。 【図5】本発明第3の実施の形態の概要図。 【図6】本発明第4の実施の形態の概要図。 【図7】従来の電力変換装置の概要図。 【符号の説明】 1 GTO 2 ゲート回路 3 GTOアーム 4 直流電源 5 抵抗 6 GK間電圧レベル検出回路 7 オフゲート検出信号用パルス発生器 8、12、13 AND回路 9 故障信号発生用パルス発生器 10 故障信号保持用フリップフロップ 11 NOT回路 14 オンゲート信号 15 オフゲート信号 16 カウンタ 17 ゲートブロック回路 18 制御装置 19 表示装置 20 故障記録装置

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】【請求項1】 必要最小限の直列数より多く直列接続さ
    れた自己消弧形素子と、前記自己消弧形素子にゲートパ
    ルスを送信するゲート回路と、前記自己消弧形素子の故
    障を検出する故障検出手段と、 前記故障検出手段によっ
    て自己消弧形素子の故障を検出した場合に当該故障した
    自己消弧形素子の数をカウントし、所定の数以上になっ
    た場合に、すべての自己消弧形素子にゲートパルスを送
    信することを停止する送信停止手段と、を具備すること
    を特徴とする電力変換装置。
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JP4872485B2 (ja) * 2006-06-28 2012-02-08 株式会社日立製作所 半導体電力変換装置
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