JP3407766B2 - 中間継鉄を備えた変圧器 - Google Patents
中間継鉄を備えた変圧器Info
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Description
直流出力を得るための整流器用変圧器に関する。
線として三角結線巻線と星形結線巻線とを備え、これら
を二重三相ブリッジ結線して整流出力を得、いわゆる1
2相整流としてより直流に近い出力が得られるようにし
てある。二重三相ブリッジ結線においては三角結線巻線
の出力電圧と星形結線巻線の出力電圧とをできるだけ一
致させる必要があるが、二次巻線が大電流巻線であるた
めにターン数が通常3ないし20ターン程度と少ない。
そのために、一次巻線を共通にすると三角結線巻線と星
形結線巻線との出力電圧に差が生ずる。例えば、三角結
線二次巻線を12ターン、星形結線二次巻線を7ターン
とする組合せでは7×30.5−12=0.12ターン分
の電圧差が生ずる。この欠点を除くために三相鉄心の主
脚の上端部、中間部および下端部のそれぞれを磁気的に
つなぐ上端部継鉄、中間継鉄および下端部継鉄の三本の
継鉄より鉄心を構成する。中間継鉄上部の主脚に三角結
線の二次巻線とこれに対応する一次巻線を巻回し、中間
継鉄下部の主脚に星形結線の二次巻線とこれに対応する
一次巻線を巻回する。これによって、中間継鉄は共有す
るが各々別個の変圧器として機能する。各々の巻数比は
一次巻線によって調整されることにより、三角結線巻線
と星形結線巻線との二次出力電圧を一致させることので
きることが、特公平1−29046 号公報に示されている。
を示す断面図である。この鉄心1は、けい素鋼板を積層
することによって形成された三本の主脚2と、この主脚
2の両端部をつなぐ上端部継鉄3と、下端部継鉄4と、
主脚2の中間部をつなぐ中間継鉄5とで構成されてい
る。主脚2とそれぞれの継鉄3,4,5との接合部は図
示されていないが、けい素鋼板端部を斜めに切って積層
毎に部分的に重なり合うように接合されている。
主脚2を巻回する一次巻線6Aおよび二次巻線6Bとよ
りなる巻線6が配され、中間継鉄5の下部に主脚2を巻
回する一次巻線7Aおよび二次巻線7Bよりなるもう一
つの巻線7が配されている。巻線6と7との間には絶縁
性の中間リング8,9が介装されている。一次巻線6A
および二次巻線6Bのそれぞれの上端面には巻線6を下
方向に押圧するプレスリング10が配され、巻線7の下
端部には上方からの押圧力を受ける巻線受け11が配さ
れている。
断面では図5の中間リング8,9は表われないが、点線
でその輪郭が示されている。中間リング8,9は中央に
穴12が形成された方形状の絶縁板であり、各主脚2ご
とに備えられている。穴12に主脚2を貫通させるとと
もに、中間リング8と9と間に絶縁性のスペーサ13が
介装されている。
に配された鉄製のフレーム14,15が、それぞれ上端
部継鉄3,下端部継鉄4を両側から押圧し、鉄心を支え
ている。また、フレーム14はプレスリング10によっ
て巻線6,7を押圧するときのベースにもなっている。
図8は、図6のE−E断面図である。スペーサ13によ
って確保された中間リング8と9との間隙16に中間継
鉄5が通っている。巻線6をプレスリング10によって
下方へ押しつけるとともに、中間リング9が中間継鉄5
を押し下げないようにして巻線7を押しつける構成にな
っている。巻線6,7を所定の力で押しつけておくこと
によって、巻線6,7がそれ自体に加わる電磁力に耐え
るようになっている。
たような従来の装置は、中間リングの軸方向厚さを大き
くしなければならないという問題があった。中間リング
9は積層木材やプレスボードなどの絶縁物で構成されて
いるので、鉄などの金属材と比べるとその弾性係数が桁
違いに小さい。図8において、スペーサ13は中間継鉄
5が通る個所に介装することができないので、中間リン
グ9がスペーサ13の間で非常にたわみ易い。中間リン
グ9が部分的にたわむと、巻線6,7の押圧力が低下す
るのでそれを避けるために、従来は、中間リング9の軸
方向厚さdを大きくしていた。そのために、変圧器全体
が高くなり製作コストが増す要因になっていた。
さを小さくすることにある。
に、この発明によれば、三本の主脚と、この主脚の軸方
向の両端部において各主脚間を磁気的につなぐ端部継鉄
と、主脚の軸方向の途中において各主脚間を磁気的につ
なぐ中間継鉄とにより構成された鉄心を備え、主脚を巻
回する巻線が中間継鉄の両側にそれぞれ配され、各巻線
の中間継鉄側の端面に添わせるようにして絶縁性の中間
リングが配され、この中間リングの間に絶縁性のスペー
サが介装され、このスペーサによって形成された中間リ
ングの間隙に中間継鉄が配されてなるものにおいて、中
間継鉄を貫通するスペーサが付加されたものとするとよ
い。
直角な方向に二分割してすき間を形成し、このすき間に
スペーサを貫通させたものとしてもよい。また、中間継
鉄に穴を形成し、この穴にスペーサを貫通させたものと
してもよい。
は穴を貫通するスペーサを付加したので、中間継鉄が通
る個所で新たに支点ができる。この支点が中間リングの
たわみを抑制するので、中間リングの軸方向厚さを従来
のものより小さくすることが可能になる。
る。図1は、この発明の実施例にかかる中間継鉄を備え
た変圧器の構成を示す要部断面図である。中間継鉄50
が2分割され、そのすき間50Aを間隙材18で確保す
る。すき間50Aの図示されていない巻線の直下に、ス
ペーサ17が新たに追加されている。
ーサ17が中間リング8,9の間に介装され、中間リン
グ9をたわませないための支点になっている。図1,図
2のその他の構成は、図5ないし図8で説明された従来
の構成と同じである。すなわち、図1は図6の右側の部
分に対応し、図2は図8に対応する。なお、これらの図
において同じ部分には、同一参照符号を付けることにな
り詳細な説明を繰り返すことは省略する。スペーサ17
の追加によって中間リング9の厚さdを従来のものより
も小さくすることができるので、変圧器全体の高さも低
くなる。
中間継鉄を備えた変圧器の構成を示す要部断面図であ
る。中間継鉄51の図示されていない巻線の直下に方形
状の穴51Aが明けられている。この穴51Aに新たに
角柱状のスペーサ19が追加されている。図4は、図3
のB−B断面図である。スペーサ19が中間リング8,
9の間に介装され、中間リング9をたわませないための
支点になっている。
1、図2と同じである。スペーサ19の追加によって中
間リング9の厚さdを従来のものよりも小さくすること
ができるので、変圧器全体の高さも低くなる。なお、ス
ペーサ19は円柱形状でもよく、一般には棒状のもので
よい。
き間又は穴を貫通するスペーサが追加された。これによ
り、中間リングの軸方向厚さを小さくすることができる
ので変圧器全体の高さも小さくなり製作コストが低減さ
れる。
圧器の構成を示す要部断面図
えた変圧器の構成を示す要部断面図
面図
鉄、5,50,51:中間継鉄、50A:すき間、51
A:穴、13,17,19:スペーサ、8,9:中間リ
ング、6,7:巻線、16:間隙
Claims (3)
- 【請求項1】三本の主脚と、この主脚の軸方向の両端部
において各主脚間を磁気的につなぐ端部継鉄と、主脚の
軸方向の途中において各主脚間を磁気的につなぐ中間継
鉄とにより構成された鉄心を備え、主脚を巻回する巻線
が中間継鉄の両側にそれぞれ配され、各巻線の中間継鉄
側の端面に添わせるようにして絶縁性の中間リングが配
され、この中間リングの間に絶縁性のスペーサが介装さ
れ、このスペーサによって形成された中間リングの間隙
に中間継鉄が配されてなるものにおいて、中間継鉄を貫
通するスペーサが付加されたことを特徴とする中間継鉄
を備えた変圧器。 - 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、中間継鉄を
軸に直角な方向に二分割してすき間を形成し、このすき
間にスペーサを貫通させたことを特徴とする中間継鉄を
備えた変圧器。 - 【請求項3】請求項1記載のものにおいて、中間継鉄に
穴を形成し、この穴にスペーサを貫通させたことを特徴
とする中間継鉄を備えた変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23261494A JP3407766B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 中間継鉄を備えた変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23261494A JP3407766B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 中間継鉄を備えた変圧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0897047A JPH0897047A (ja) | 1996-04-12 |
| JP3407766B2 true JP3407766B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=16942105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23261494A Expired - Lifetime JP3407766B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 中間継鉄を備えた変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3407766B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP23261494A patent/JP3407766B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0897047A (ja) | 1996-04-12 |
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