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JP3409705B2 - 移動体の位置情報を送受する行動支援システム - Google Patents
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JP3409705B2 - 移動体の位置情報を送受する行動支援システム - Google Patents

移動体の位置情報を送受する行動支援システム

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JP3409705B2 JP24771598A JP24771598A JP3409705B2 JP 3409705 B2 JP3409705 B2 JP 3409705B2 JP 24771598 A JP24771598 A JP 24771598A JP 24771598 A JP24771598 A JP 24771598A JP 3409705 B2 JP3409705 B2 JP 3409705B2
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Navigation (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHSシステムを
用いた位置情報を送受する小型端末であって、かつ、悪
意の第三者が個人のプライバシーを犯す恐れを排除した
端末及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、移動時の行動支援の視点から、あ
るいはものの搬送あるいは保管管理の視点から、PHS
を用いた位置情報提供サービスが注目を集めている。位
置情報提供サービスとは、PHS端末が常に最寄りの基
地局と相互通信して、近くの基地局情報を保有している
ことに着目し、この基地局情報から当該端末の位置を推
定し、情報として提供するサービスである。一種のナビ
ゲーションシステムといえる。これらの一般的な技術情
報は、PHSに関しては、例えば、“社団法人電気通信
協会発行、NTT R&D、Vol.44、pp.71
5−786、1995年”に、また、ナビゲーションの
先行事例であるカーナビゲーションに関しては、“日本
国特許出願、車両地図表示装置、特願平6−30759
5、平成6年12月12日出願”に詳しいので、本明細
においては技術的に関連する点のみに絞って記述する。
また、本発明の大きな構成要件をなすPHSの位置情報
サービス技術に関しては、例えば、“萩野、桜井、奈
良、“酒田市での徘徊高齢者等位置検索システムに適用
したカード型端末”、社団法人日本工業技術振興協会次
世代テレメトリコントロール研究委員会 発表資料(1
998.1)”に詳しいので、一般的な記述や説明に限
って簡単に記述する。
【0003】PHS電話システムの概略構成を図3及び
図4に示す。図における形状は分かり易さを優先して表
現したので、もちろん、これら以外の表記や構成を取る
ことはなんの問題もない。
【0004】この図において、システムを構成するもの
は、端末1、基地局(CSと略記される)2、端末位置
の検索を指示するクライアント端末3、位置情報のデー
ターを格納すると共にクライアントからの指示を解釈し
てサービスを提供する位置情報データーベース端末(サ
ーバー機能を有するのでサーバー端末とも称する)4、
これらを結び付けるネットワーク5、及び5と2のイン
タフェースを受け持つCSインタフェース部6等であ
る。
【0005】PHSサービスにおいては、いわゆるネッ
トワークはISDNが主たるものとなり、先の構成要素
は当然、複数存在することが一般的である。例えば、い
わゆる基地局21、22、23等、これらに対応するセ
ルと称される基地局の電波の有効な範囲(図4において
はセル1、セル2・・・セルx、セルy、等と表示)、
及びユーザーが持つ端末1(121、122等、但し、
図示せず)がシステムを構成し、以下に述べるμ波帯の
無線通信サービス(以下、PHSサービスと記述)を享
受する。もちろん、PHS相互の通信サービスだけでな
く、他のネットワーク、例えば、PSTNあるいは、イ
ンターネット等とつながっていたり、つながることが可
能で、一般の家庭電話などとの通話も可能である。
【0006】PHSサービスは、1.9GHz帯の電波
を用いて端末からは10mW以下の無線(以下、RF)
出力で、公衆基地局側(21、22等)からは500m
W以下の出力(意図する基地局のカバー範囲によって出
力値を制御)で、384kbit/s(近々、約倍に伝
送速度が上げられる予定。この場合は、以下の数値を読
み替える必要が生ずる)迄の音声あるいはディジタルデ
ーターの送受信を行うパーソナルユースの通信サービス
である。PHSシステムにおいては、TDMA/TDD
フレームと呼ばれる5ms毎の単位時間の中で送受信の
タイムスロット(625μs/スロット)が割り当てら
れ、一つの基地局に対して、三つの端末の音声チャネル
が設けられる。また、この音声チャネルを制御するため
のチャネル:制御チャネルが一つの基地局と三つの端末
の間に設けられる。
【0007】PHSサービスは端末の移動(おおむね3
0km/時以下、但し、セルの大きさに依存するため、
PHSサービスを提供する会社毎に若干の大小が存在。
以下、PHSの許容所定速度と表記)を許容しているた
め、常にユーザーの端末の位置をシステム側で記憶する
必要があった。その仕組について、簡単に述べる。基地
局21、22、23等が発する電波の受信可能範囲をそ
れぞれ、セル1(211)、セル2(212)、セル3
(213)等とする。セル1内にいて、その後、セル2
に移動した端末1(121)が存在する(図4の1’で
表示)と仮定する。これとは別に端末2(122:図示
せず)や端末3(123:図示せず)等が存在する。こ
れらの数多い端末の位置を特定し、記録する作業(位置
登録と呼ぶ)に対して、移動の度に利用可能な基地局の
登録を行うことは電波の輻輳を招くので、CSインタフ
ェース部6を介して、“一斉呼び出し”と呼ばれる手順
を踏む。一斉呼び出しとは、複数の公衆基地局を取りま
とめて位置登録エリア(例えば、セル1とセル2で位置
登録エリア1を形成)とし、PHS端末は公衆基地局毎
ではなく、位置登録エリアが変わった時のみ、位置登録
を行い、着信を行う場合にはPHSの存在する可能性の
ある位置登録エリア内の複数の公衆基地局のそれぞれが
PHS端末の呼び出しを行い、PHS端末が応答した公
衆基地局のみがPHS端末に対する着信を行うというも
のである。これらは、リアルタイム性が要求されるこ
と、処理量が大きいことから、単一の交換機で行われ
る。
【0008】さて、このようなPHSサービスの特徴を
生かして、位置情報を提供するサービスが生まれた。こ
れは、PHS端末が送受信可能な基地局の番号(いわゆ
るCS−ID)をネットワーク側に送出し、ネットワー
ク側のデーターベース端末4でCS−IDから当該基地
局の位置を割り出し、その基地局周辺に当該端末がいる
旨、通知するサービスである位置情報データーベース端
末4には、基地局の番号(ID)を該基地局の所在地情
報である緯度及び経度情報に変換するテーブルが格納さ
れており、容易に端末位置情報に読み替えることが可能
である。当然であるが、人は緯度/経度情報を直ぐには
現実の地図に置き換えて認識できないため、ユーザーの
インタフェースとなるクライアント端末3には、別に地
図情報を格納しておき、地図の表示と共に該緯度/経度
情報が示すおおよその位置を重ねて表示することがユー
ザーに取って好ましいものである。
【0009】このように手軽に位置情報がサービスでき
るシステムであるが、極めて危険な要素を含むことはあ
まり知られていない。良く知られているように、PHS
端末は数十mWの発信出力で位置情報の送受が可能なた
め、端末自体を極めて小形に製造することができる。例
えば、発明者らは、腕時計形のPHS電話機を1998
年2月7日から開催された長野オリンピックの会場運営
に提供したが、その端末の物理的な値は、重量:45
g、容積:31ccであった。このような小形の端末で
位置情報を得られるメリットは図りしれないが、一方
で、本人の意図しないうちに位置情報サービスに対応し
たPHS端末を所持品の中に紛れ込ませることも考え得
る。このような事態が生ずると、個人の行動を他人が監
視することが可能となり、個人のプライバシーが損ねら
れる恐れがある。このため、この種のサービスの提供に
あっては、社会的な合意やシステム的にプライバシーを
侵害しない手立てが必要とされていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、個人
のプライバシーを損ねることなく、位置情報サービスの
もたらすメリットを享受できるまったく新しいシステム
及びそれを実現する手法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は端末と位置情報
の起点、又は基地局との間の離間距離、又は端末の移動
距離をモニターし、該移動距離が設定された閾値を越え
るか否かの判定を行い、該閾値を越えた端末の位置情報
の提供を行わない。前記基地局は、端末を登録した場所
(例えば自宅)に対応する基地局、及び/又は、端末が
現在存在する場所に対応する基地局とする。あるいは、
特定の基地局と端末の組み合わせを設定し、その組み合
わせの範囲内でのみ、位置情報の提供をサポートするこ
とに特徴がある。
【0012】まず、本発明の主たる適用範囲を明確にす
る。先のプライバシーの保護を第一に考慮すると、むや
みな位置情報の提供は得策でない。一方で、位置情報を
容易に利用できれば、多くのユーザーが賛意を表する利
用形態がある。その代表的なものがペットあるいは幼児
の位置をモニターするサービスである。ペットの中には
数百kmを移動して発見されたものが知られているが、
本発明ではこれらを主たる適用対象としない。本発明の
主たる適用対象は、その第一が混雑する遊園地やテーマ
パークにおける幼児の位置情報のサービス、その第二が
猫等のペットの位置情報のモニターである。また、後述
する閾値の設定を変えることで、猫に比べて行動範囲の
広い犬等もその対象に含めることが可能であった。これ
らに共通する特徴はその移動距離が、通常の場合は、数
km以内と考えてよいことにある。例えば、猫の移動範
囲は数百mと言われ、児童の行動を迷子にならないよう
に監視したいテーマパークの類はおおよそ半径1km程
度の円内に納まる(即ち、モニターすべき移動距離は高
々2km程度。もちろん、今後大きなテーマパークが建
設されればこの数値を実体に応じて大きく設定すればよ
い)。また、体が大きくて移動距離が伸びる犬の類でも
高々、数km程度である。このように児童やペットの位
置を迷子にならないようにモニターすべき範囲あるいは
距離は数km程度と見なすことが可能である。一方、プ
ライバシーが保護されるべき人の移動距離はおおむね1
0kmを越えることが自我の経験に照らして明らかであ
る。例えば、首都圏のサラリーマンの平均通勤時間は
1.5時間を越えると言われ、この時間で移動する距離
は30kmを下らないことが通勤電車あるいは車の平均
速度から算出できる。
【0013】本発明の第一の特徴は、安価で手軽な位置
情報サービスの提供が個人のプライバシーを犯さないよ
う、先の距離値に着目したサービスの閾値を設けること
にある。具体的には、位置情報の検索対象となる端末の
主として使われる位置あるいは地域を取り決め、該端末
の属すべき基地局を指定するか、あるいは該端末の主と
して位置すべき場所の情報(最寄りの基地局ID、ある
いは利用者の自宅の緯度/経度、あるいはテーマパーク
等の所在する緯度/経度、等)を指定する。これらの指
定は利用者と書面等で交わすものであるが、実際の運営
においては先の図3及び図4に示される、端末1、基地
局2、クライアント端末3、位置情報データーベースサ
ーバー4、あるいはネットワークの一部に設けられるこ
の種のデーターを格納して処理する部位(図示せず)の
いずれか、あるいはこれらの中の複数のものに格納され
て以下に述べる処理がなされる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示す第一の実施例において
は、猫に装着した小さなPHS端末の事例について述べ
る。実験に用いた端末は、PHS電波の送受を行うアン
テナ11、位置情報サービス及びPHS情報を処理する
電子回路あるいはICモジュール12、これらに電力を
供給する電池13。その他の電子回路部品、及びこれら
を包む匡体(図においては一部、取り除いた状態で表
記)14からなる。本装置は、通常のPHS電話端末と
異なり、通話機能部を削除することで軽量化、小型化を
達成しただけでなく、一般的な電池を使用したにも関わ
らず、10日間にわたって電池交換することなく猫の位
置をモニターし続けることができた。
【0015】発明者の一人の家で飼われている猫の行動
をモニターした結果によれば、猫の行動範囲は近隣の町
内にとどまり、道路を渡って行動する箇所はわずか、一
箇所のみであった。このことから、猫が迷子にならない
ように監視すべき距離の範囲は高々、1km程度である
ことが判明した。また、別の実施例においては、犬の行
動をモニターした。この事例においては、位置情報サー
ビス機能を持ち、かつ、通話機能がないPHS端末を犬
に装着し、自由な行動をさせて様子を観察した。実験に
際しては、他者に危害を加えることがないよう、あらゆ
る手立てを講じたことは言を待たない。この結果によれ
ば、犬の行動範囲は猫と異なり、道路を幾つも横断し、
広い範囲に及ぶことが明らかとなった。しかし、その範
囲は、おおむね、数kmの中にとどまり、10kmを越
えることはなかった。
【0016】また、実施例はないが、有効な適用先であ
るテーマパーク等での幼児の行動モニターはテーマパー
クの大半が数kmの円に納まることを考え合わせれば、
モニターすべき範囲あるいは距離は10kmを越えるこ
とはない。
【0017】以上の実験及び考察を元に、本発明は以下
の設定を行う。説明は図2を用いて行うが、この図に限
定されるものでないことは明白である。PHS仕様の無
線信号を用いて端末1の位置情報を提供できるシステム
において、位置情報表示の起点あるいは主として信号を
送受する基地局を21と定め、当該起点あるいは基地局
からの離間距離が所定の値を越えた場合は、クライアン
ト端末3あるいは位置情報を取得できるサーバー端末4
への位置情報の提供を止める機能を付与する。具体的に
は、位置情報の起点あるいは主として信号を送受する基
地局の設置位置と、当該端末が存在する最寄りの基地局
の設置位置とを、緯度及び経度情報で表現する。次に、
それぞれの緯度及び経度情報から、位置情報の起点ある
いは主たる信号を送受する基地局から当該端末が離間し
た距離を算出する。この方法は、いくつかの便法が知ら
れているが、二点間の距離を求める単純な手法の事例を
示せば、点P(緯度a1、経度b1)と点Q(緯度a
2、経度b2)の離間距離値Lは、 L=√((π(a1-a2) ×12756/360)↑2+( π(b1-b2) ×1271
4/360)↑2) なる計算式で求めることが可能である。ここでは、地球
の長径を6378km、短径を6357kmとしたが、
本発明を適用する地域で知られた緯度及び経度の単位当
たりの離間値を用いて同様な計算を行うことは本発明で
用いる閾値の精度を上げることにつながることは明白で
ある。離間距離の計算及び離間距離が所定値を越えた時
の位置情報の提供を止める機能は例えば移動端末にもた
せる。
【0018】又、別の計算方法として、新幹線の二駅の
運賃が簡単に読み取れる表が作られているように、基地
局と基地局のマトリックス表を作成し、起点とされてい
る基地局と所在場所の最寄りの基地局との距離を読み取
る方式も取り得る。紙印刷することは叶わない大きなマ
トリックス表となるが、ふんだんに記憶領域を利用でき
る電子回路/LSIにおいては使用メモリー量が増える
程度の問題としかならないことは明白である。図2を典
型的な事例として説明する。ここで、各基地局間の距離
は以下のマトリックス表で表され、その単位は百mとす
る。 基地局 ID 2i 21 22 23 24 2x 2i − − − − − − 21 2 − − − − − 22 3 2 − − − − 23 4 3 2 − − − 24 5 4 3 2 − − 2x s t w x y z
【0019】この表において、離間距離が400mを超
えたものは、プライバシーの侵害などの悪用の恐れあ
り、と判定するならば、その閾値を400mに設定する
ことになる。その場合は、端末が図2のセル4に移動し
た段階で情報提供サービスを中止することになる。当然
であるが、悪用がはっきり否定される場合は、システム
を運用する会社と利用者の合意の元にこの中止を解除す
ればよい。尚、ここで取り上げた400mという数値に
特段の意味がないことは、言を待たない。
【0020】以上、述べた様に、本発明の持つ陰の部分
であるプライバシーの侵害を悪意の第三者が行わない様
にする手法は、先のLの値の大小で位置情報を提供する
場合と行わない場合を峻別することで実現される。Lに
関する該算出値が所定の値、例えば、10kmを越えた
場合は、クライアント端末あるいは位置情報を取得でき
る端末への位置情報の提供を止める機能をシステムある
いは端末に付与する。先の計算式から、あるいはマトリ
ックス表からの読み込み手法のいずれにおいても、この
種の計算はディジタルシグナルプロセッサー(DSP)
あるいはマイクロプロセッサーの類を必ず内蔵するPH
S端末において容易に計算可能である。いわんや、一種
のコンピュータである、3あるいは4においては極めて
容易な計算であり、判定可能である。
【0021】次に、本発明の別の適用事例を説明する。
図2において、定期的に巡回する車の位置をモニターす
ることを想定する。車はセル1からセル2を経て、セル
3に至り、同じルートを戻ってくる運用がなされている
とする。この場合のモニターすべき位置情報は、セル
1、セル2、セル3であり、これを組とした登録を図3
に示すシステムに行う。そして、クライアント端末3か
らの検索要求に際し、端末1がセル1、セル2、セル3
にのみ、存在した場合だけ、位置情報を返すサービスと
する。この様に限定された位置情報はバス又は現金輸送
車等の運行ルートが決まったものに対しては極めて効果
的で、一方、その目的に使われる端末が盗難などにあっ
たとしてもシステム側で設定された情報を変えることは
叶わないため、悪用される恐れはほとんど消滅する。
【0022】次に本発明の別の適用事例を説明する。本
発明の端末を徘徊老人に着装する場合、街中にいる時と
そうでない時を区別して位置情報サービスを提供するこ
とが可能である。この場合、指定された位置からの離間
距離が大きくなった時点で位置情報を開始することが可
能であり、見知らぬ街や街はずれでの所在確認がなされ
る。これ以前の説明では、離間距離が大となったら位置
情報の提供を取り止める仕組みを説明したが、本項はそ
の補完的な用例である。この場合も、市内中心部での位
置情報が提供されないことから、プライバシーの侵害に
対して歯止めがかかることは明白である。
【0023】以上、述べた手法は、位置情報サービスの
位置情報を元にした判定手法を示したが、本発明の別の
手法でも同様な効果が得られる。これは、端末1に加速
度センサーを内蔵することで実現される。もちろん、こ
の加速度センサーは水平方向の加速度に関し、x−Y平
面を想定した大きさと方向を出力するものである。この
出力値を、特定の方向を正、その反対方向を負と定義
し、出力値を積分したものを単位時間あたりの移動距離
とし、符号を考慮した移動距離値の累計値が計算を始め
た地点からの移動距離である。この移動距離を先のLに
代えて用いることが可能である。このように加速度セン
サーを内蔵した端末1は若干のコストアップ要因を含む
一方で、既存の位置情報サービスの主たるプログラムを
なんら変更する必要がないという利点を有する。
【0024】当然のことであるが犬あるいは猫のような
ペットは、PHS電話システムが提供する通話機能を利
用することはなく、当該システムで用いられる端末の通
話機能を削除することで、PHS端末のコスト、大き
さ、重さ、の全ての要素を削減し、連続動作時間を延ば
すことができるという大きな利点を有する。
【0025】
【発明の効果】以上、述べた様に、本発明によれば、従
来の構成においては、PHSシステムの位置情報サービ
スシステム及びそれに用いる端末が内在させていた、
“プライバシーの侵害への悪用”という問題を、システ
ムあるいは端末の大きな改造やプログラムの追加を行う
ことなく克服することができることを示した。また、P
HSの持つ位置情報サービスに特化した端末の形態と
し、ダイヤルボタンや通話機能の削減で低消費電力化、
あるいは小形軽量化、あるいは長時間の動作を可能とす
る利点を示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末の構成について説明した模式図で
ある。
【図2】本発明による位置情報サービスを提供する際の
模式図である。
【図3】従来の技術の実施例を示したものである。
【図4】従来の技術の別の実施例を示したものである。
【符号の説明】
1、121、122 端末 2、21、22、23 基地局 3 端末位置の検索を指示するクライアント端末 4 位置情報データーベース端末 5 ネットワーク 6 CSインタフェース部 211 セル1 212 セル2 213 セル3 11 PHS電波の送受を行うアンテナ 12 位置情報サービス及びPHS情報を処理する電子
回路あるいはICモジュール 13 電力を供給する電池 14 匡体(図においては一部、破断した状態で表記)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西野 豊 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−47030(JP,A) 特開 平8−223637(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PHS仕様の無線信号を用いてPHS端
    末の位置情報を提供できるシステムにおいて、 位置情報表示の起点あるいは前記PHS端末との間で信
    号を送受する少なくともひとつの基地局を定め、当該起
    点あるいは前記基地局からの前記PHS端末の離間距離
    が所定の値を越えた場合は、クライアント端末あるいは
    位置情報を取得できる端末への位置情報の提供を止める
    機能を有することを特徴とする行動支援システム。
  2. 【請求項2】 PHS仕様の無線信号を用いてPHS端
    末の位置情報を提供できるシステムにおいて、 位置情報表示の起点あるいは前記PHS端末との間で信
    号を送受する少なくともひとつの基地局を定め、当該起
    点あるいは前記基地局からの前記PHS端末の離間距離
    が所定の値を越えない場合は、クライアント端末あるい
    は位置情報を取得できる端末への位置情報の提供を止め
    る機能を有することを特徴とする行動支援システム。
  3. 【請求項3】 前記基地局が前記PHS端末を登録した
    場所に対応する基地局である請求項1又は2記載の行動
    支援システム。
  4. 【請求項4】 前記基地局が、位置情報提供サービスの
    開始時点で、前記PHS端末が存在する場所に対応する
    基地局である請求項1又は2記載の行動支援システム。
  5. 【請求項5】 PHS仕様の無線信号を用いてPHS端
    末の位置情報を提供できるシステムにおいて、 位置情報の送受に関わる複数の基地局と前記PHS端末
    の組み合わせとをつくり、前記いずれの基地局からと
    も、前記PHS端末との離間距離が所定の値を越えた場
    合は、クライアント端末あるいは位置情報を取得できる
    端末への位置情報の提供を止める機能を有することを特
    徴とする行動支援システム。
  6. 【請求項6】 PHS仕様の無線信号を用いてPHS端
    末の位置情報を提供できるシステムにおいて、 位置情報の送受に関わる複数の基地局と前記PHS端末
    の組み合わせとをつくり、前記いずれかひとつの基地局
    からの前記PHS端末との離間距離が所定の値を越えな
    い場合は、クライアント端末あるいは位置情報を取得で
    きる端末への位置情報の提供を止める機能を有すること
    を特徴とする行動支援システム。
  7. 【請求項7】 前記基地局の設置位置を緯度及び経度で
    表現し、該緯度及び経度から前記離間距離を算出する請
    求項1−6のひとつに記載の行動支援システム。
  8. 【請求項8】 前記PHS端末は、通話機能を具備しな
    いことを特徴とする請求項1−7のひとつに記載の行動
    支援システム。
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