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JP3413765B2 - カラオケ装置の歌い出し同期装置 - Google Patents
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JP3413765B2 - カラオケ装置の歌い出し同期装置 - Google Patents

カラオケ装置の歌い出し同期装置

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JP3413765B2
JP3413765B2 JP11191499A JP11191499A JP3413765B2 JP 3413765 B2 JP3413765 B2 JP 3413765B2 JP 11191499 A JP11191499 A JP 11191499A JP 11191499 A JP11191499 A JP 11191499A JP 3413765 B2 JP3413765 B2 JP 3413765B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケ装置の歌
い出し同期装置に関し、特に、伴奏の歌詞部分が開始さ
れる時点を、歌い手の歌い出し時点に一致させることが
できるカラオケ装置の歌い出し同期装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線等の通信手段を用いて得られた
カラオケ情報や、LD(レーザー・ディスク)やDVD
(デジタル・ビデオ・ディスク)等の記録媒体を再生し
て得られたカラオケ情報から伴奏音声信号を取り出し、
歌い手がこれに合わせて歌唱するカラオケ装置は広く普
及していて、記録媒体を再生してカラオケ情報を得るカ
ラオケ装置の場合には、図5に一例を示すようにその概
略回路が構成されている。
【0003】即ち、記録媒体を再生してカラオケ情報を
得る従来のカラオケ装置100は、LD(レーザー・デ
ィスク)やDVD(デジタル・ビデオ・ディスク)等の
記録媒体であるディスク1の中心孔が着脱自在に装着し
得るスピンドルモータ2が設けられている。このディス
ク1は、制御部5による制御指令の基にスピンドルモー
タ2によって回転駆動され、ディスク1のピット記録面
の情報が光学式ピックアップ3によって読み取られて信
号処理部4に出力される。すると、信号処理部4によっ
て復調や符号誤り訂正等を行うと同時的に背景映像信号
aと字幕映像信号bと伴奏音声信号cが作り出される。
【0004】背景映像信号aは、伴奏の進行に伴ってそ
の曲調に合うような背景画像を再現するためのもので、
字幕映像信号bは、伴奏の進行に伴って1ないし数フレ
ーズの歌詞を字幕で表示するもので、当該字幕の色が歌
の進行に合わせて変化するように記録されている例もあ
る。この背景映像信号aと字幕映像信号bは、混合器6
によって混合されて映像出力とされ、この出力端にモニ
ターディスプレイ(図示せず)を接続することによっ
て、背景画面の中に歌詞字幕が重畳表示されたモニター
画面が得られる。
【0005】また、伴奏音声信号cは、伴奏の音声をス
ピーカ等で放音させるためのもので、マイクロホン9の
出力をラインレベルまで増幅する増幅部8の出力と混合
器7にて混合されて音声出力とされ、この出力端に「ア
ンプとスピーカ(図示せず)」を接続することによっ
て、伴奏音声と歌い手の歌唱音声が重畳された状態で放
音される。
【0006】さて、背景画面に重畳された字幕表示は、
伴奏音声信号cによる伴奏音声の進行に連動して変化、
即ち、歌詞の文字が連続的または段階的に変化したり、
その文字色が変化するものであり、換言すれば演奏進行
に伴って字幕と伴奏音声が完全連動状態で変化するもの
である。
【0007】なお、記録媒体がDVDの場合には、1曲
が複数のセルで構成され、「タイトル画面、前演奏部、
歌詞部、サビ部、間演奏部、終演奏部」に別けて定義さ
れていて、その1つ1つのセルについてセルタイプが定
義されている。また、これらのセル形態の詳細は、例え
ば特開平8−339194に詳細が開示されていて、本
発明に直接に関わることは、「前奏、歌詞部、間奏」で
構成される伴奏の各部分が特定されてデータ記録されて
いるということである。また、電話回線等の通信手段を
用いてカラオケ情報を得る場合においても略同様のデー
タを有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のカラ
オケ装置は、伴奏音声信号による演奏の進行に正確に追
従して字幕映像信号による字幕が生成されているため
に、歌い手が曲の歌詞部分を歌う際に、字幕が急激に変
化するので当該歌い手がついていけず、歌い出しのタイ
ミングが歌詞部分の最初から早くなってしまったり遅く
なってしまい、伴奏と歌唱がずれてしまうことが多かっ
た。
【0009】カラオケ曲の曲調にもよるが、歌詞部分の
中の一部のメロディと非常に似た前奏である場合には、
歌い出しのタイミングを取り易く、歌詞部分のメロディ
とは全く異なる前奏である場合には、歌い出しのタイミ
ングが取りにくいことが一般的であり、歌い出しのタイ
ミング取りを失敗した場合には、再びカラオケ曲の最初
から演奏(前奏の最初からの演奏)をやり直したり、既
に歌詞部分に入っている状態で途中からの歌唱を行なわ
なければならず、精神的に苦痛であると共に、歌い手の
歌唱を聞いている人に不快感を与えてしまう。
【0010】そこで、本発明の目的は、伴奏の歌詞部分
が開始される時点と、歌い手の歌い出し時点を一致させ
ることができ、歌い手が快適に歌唱できると共に、伴奏
と歌唱の一致に失敗して歌い手の歌唱を聞いている人に
不快感を与えることのないカラオケ装置の歌い出し同期
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるカラオケ装置の歌い出し同期装置は、
次のような特徴的構成を採用している。
【0012】(1)通信手段を用いて得られたカラオケ
情報から取り出された伴奏音声信号に対応する前奏部ま
たは間奏部の演奏終了後に位置する歌詞演奏部の開始時
点を予め求める歌詞開始時点検出部と、歌い手の歌い出
しがあったことを検出する歌い出し検出部と、前記カラ
オケ情報から取り出された伴奏音声信号に対応する演奏
を開始させ、前記歌い出し検出部によって歌唱開始が検
出されたときに、前記歌詞開始時点検出部によって既に
検出されている歌詞演奏部の開始時点に対応する演奏部
分から、当該伴奏音声信号に基づく演奏位置に拘らずに
演奏開始するように制御する制御部とを具備する。
【0013】(2)カラオケDVDを再生して得られた
カラオケ情報から取り出された伴奏音声信号に対応する
前奏部または間奏部の演奏終了後に位置する歌詞演奏部
の開始時点を予め求める歌詞開始時点検出部と、歌い手
の歌い出しがあったことを検出する歌い出し検出部と、
前記カラオケ情報から取り出された伴奏音声信号に対応
する演奏を開始させ、前記歌い出し検出部によって歌唱
開始が検出されたときに、前記歌詞開始時点検出部によ
って既に検出されている歌詞演奏部の開始時点に対応す
る演奏部分から、当該伴奏音声信号に基づく演奏位置に
拘らずに演奏開始するように制御する制御部とを具備す
る。
【0014】(3)前記(1)または前記(2)の歌詞
開始時点検出部は、前記カラオケ情報に含まれるセル情
報を解読することによって歌詞演奏部の開始時点を予め
求めるように構成する。
【0015】(4)前記(1)または前記(2)の歌詞
開始時点検出部は、前記カラオケ情報に含まれる歌詞字
幕情報を解読することによって歌詞演奏部の開始時点を
予め求めるように構成する。
【0016】(5)前記(1)または前記(2)のの歌
詞開始時点検出部は、前記カラオケ情報に含まれる見本
ボーカル音声信号の音量レベルが所定値を越えた時点に
対応する、前記伴奏音声信号による演奏位置を歌詞演奏
部の開始時点として予め求めるように構成する。
【0017】(6)前記(1)または前記(2)の前記
歌詞開始時点検出部は、前記カラオケ情報に含まれる歌
詞字幕情報が、歌詞の現在位置を字幕の色変化で表現し
ている情報で形成され、該歌詞字幕情報による1フレー
ムの中に3色以上のピクセルが隣り合って存在する場合
に、歌詞部と識別し、2色以下のピクセルが隣り合って
存在する場合に、非歌詞部と識別し、該歌詞部から該非
歌詞部に変化する部位を前記歌詞演奏部の開始時点とし
て予め求めるように構成する。
【0018】(7)前記(6)の歌詞開始時点検出部
は、前記カラオケ情報に含まれる歌詞字幕情報が、歌詞
の現在位置を字幕の色変化で表現している情報を含んで
形成され、該歌詞字幕情報による1フレームの中に3色
以上のピクセルが隣り合って存在する場合に歌詞部と識
別し、2色以下のピクセルが隣り合って存在する場合に
非歌詞部と識別し、該歌詞部から該非歌詞部に変化する
部位を前記歌詞演奏部の開始時点として予め求め、かつ
前記歌詞字幕情報がページ切り替え等で一定時間以上に
途切れが生じた場合には、歌詞部とせずに非歌詞部と判
断するように構成する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1ないし図4を参照しながら説明する。先ず、本発
明の第1の実施の形態を図1を用いて詳細に説明する。
この形態はカラオケDVDを再生してカラオケ情報を得
る場合に本発明を適用した例である。
【0020】図1は、本発明の第1の実施の形態による
カラオケ装置の歌い出し同期装置の概略回路構成を示す
ブロック回路図であり、カラオケ装置200には、ディ
スク1の中心孔が着脱自在に装着し得るスピンドルモー
タ2が設けられている。このディスク1は、制御部5に
よる制御指令の基にスピンドルモータ2によって回転駆
動され、ディスク1のピット記録面の情報が光学式ピッ
クアップ3によって読み取られて信号処理部4に出力さ
れる。すると、信号処理部4によって復調や符号誤り訂
正等を行うと同時的に背景映像信号aと字幕映像信号b
と伴奏音声信号cとセル情報信号dが作り出される。
【0021】背景映像信号aは、伴奏の進行に伴ってそ
の曲調に合うような背景画像を再現するためのもので、
字幕映像信号bは、伴奏の進行に伴って1ないし数フレ
ーズの歌詞を字幕で表示するもので、当該字幕の色が歌
の進行に合わせて変化するように記録されている例もあ
る。この背景映像信号aと字幕映像信号bは、混合器6
によって混合されて映像出力とされ、この出力端にモニ
ターディスプレイ(図示せず)を接続することによっ
て、背景画面の中に歌詞字幕が重畳表示されたモニター
画面が得られる。
【0022】伴奏音声信号cは、伴奏の音声をスピーカ
等で放音させるためのもので、マイクロホン9の出力を
ラインレベルまで増幅する増幅部8の出力と混合器7に
て混合されて音声出力とされ、この出力端に「アンプと
スピーカ(図示せず)」を接続することによって、伴奏
音声と歌い手の歌唱音声が重畳された状態で放音され
る。
【0023】セル情報信号dは、ディスク1を光学式ピ
ックアップ3で再生して得られる信号情報に含まれるセ
ル情報、即ち、「タイトル画面、前演奏部、歌詞部、サ
ビ部、間演奏部、終演奏部」に別けて定義されていて、
その1つ1つのセルについてセルタイプが定義されてい
る情報を抽出した信号であり、当該セル情報信号dがセ
ルタイプ検出部10に供給されるように構成され、この
セルタイプ検出部10にて、歌詞開始時点検出部とし
て、ディスク1に記録されているセル情報を解読するこ
とによって歌詞演奏部の開始時点を予め求めるように構
成されている。
【0024】セルタイプ検出部10の出力は、サーチ制
御部11に供給されるように構成され、このサーチ制御
部11の出力で制御部5が制御されて所望のサーチ位
置、即ち、歌詞演奏部の開始時点のデータを取り出すた
めのものである。また、増幅部8の出力端に接続された
歌い出し検出部12は、歌い手の歌い出しがあったこと
を検出するもので、具体的にはマイクロホン9の音声出
力を増幅部8で増幅した信号のレベル(音量レベル)が
所定レベルを越えたときに歌い出しと判断するもので、
歌い出し検出部12からの出力によって信号処理部4、
制御部5、セルタイプ検出部10、サーチ制御部11が
複合的に制御されるように構成されている。
【0025】従って、ディスク1に記録された情報は、
制御部5による制御の基にスピンドルモータ2で回転さ
れ、光学式ピックアップ3によって取り出され、信号処
理部4にて「背景映像信号a、字幕映像信号b、伴奏音
声信号c、セル情報信号d」が出力される。このセル情
報信号dはセルタイプ検出部10に供給され、このセル
タイプ検出部10でディスク1に記録されているセル情
報(セル情報信号d)を解読することによって歌詞演奏
部の開始時点が予め求められ、図示しないメモリに格納
される。
【0026】そして、歌い手が動作スタートスイッチ
(図示せず)等を操作して動作開始すると、ディスク1
に記録された情報から取り出された伴奏音声信号伴奏音
声信号cに対応する伴奏が開始され、その出力が音声出
力として送出されて前奏の最初部分が放音開始される。
【0027】これと同時的に、景映像信号aと字幕映像
信号bが混合器6で混合された映像出力がモニターディ
スプレイ(図示せず)に供給されて適宜の画像の再現開
始される。なお、この画像の再現開始された時点では、
伴奏音声信号cに対応する前奏部分の最初に対応する画
像であるために字幕映像信号bに基づく字幕表示は行わ
れていない状態である。
【0028】このようにして演奏が開始されて曲が進行
すると、歌い出し検出部12によって歌唱開始が検出さ
れたとき、即ち、歌い手がマイクロホン9にて歌唱を開
始したときの音声の音量が所定レベルを越えたことが検
出されたときに、歌い出し検出部12から「信号処理部
4、制御部5、セルタイプ検出部10、サーチ制御部1
1」に制御信号が出力され、セルタイプ検出部10(歌
詞開始時点検出部)によって既に検出されている歌詞演
奏部の開始時点に対応する演奏部分から、当該伴奏音声
信号cに基づく演奏位置に拘らずに演奏開始するように
制御される。
【0029】換言すれば、歌い手が歌唱開始したときに
は、現在放音中の音声が歌唱部分の最初であるか否かに
は関係なく、サーチ制御部11によって歌詞部分の最初
部分の伴奏音声信号cを取り出すように光学式ピックア
ップ3が制御されるのであり、歌い手の歌唱開始時点が
伴奏音声信号cによる歌詞部分の最初に一致していると
きにはそのまま再生が継続される。
【0030】一方、歌い手の歌唱開始時点が歌詞部分の
最初の以前にあるときにはサーチ制御部11にて強制的
に光学式ピックアップ3による読取りが早送りされ、逆
に、歌い手の歌唱開始時点が歌詞部分の最初の以後にあ
るときにはサーチ制御部11にて強制的に光学式ピック
アップ3による読取りが早戻しされる。
【0031】このような早送りと早戻しに要する時間は
ごく僅かであるために、早送りや早戻しをしたことは聴
感上はほとんど気付かないものである。
【0032】また、カラオケ曲の1番目の歌詞が完了し
て間奏に入った場合にも前述同様にして、歌い手の歌唱
開始時点がn番目(nは自然数)の歌詞の最初の時点か
らずれていても両者の初期同期(n番目の歌詞の最初部
分の同期)が取られた状態で伴奏の歌詞部分が開始され
る時点と、歌い手の歌い出し時点を一致させることがで
きる。
【0033】次に、本発明の第2の実施の形態を図2を
用いて詳細に説明する。この形態はカラオケDVDを再
生してカラオケ情報を得る場合に本発明を適用した例で
ある。
【0034】図2は、本発明の第2の実施の形態による
カラオケ装置の歌い出し同期装置の概略回路構成を示す
ブロック回路図であり、カラオケ装置300の回路構成
は、前述の図1の一部、即ち、セルタイプ検出部10
(図1に示す)を色変化命令検出部13に置き換えたも
ので、この色変化命令検出部13に信号処理部4で生成
されたセル情報信号dを供給するように構成したもので
ある。
【0035】この色変化命令検出部13は、ディスク1
に記録されている歌詞字幕情報に対応する字幕映像信号
bが、歌詞の現在位置を字幕の色変化で表現している情
報で形成され、この字幕映像信号bによる1フレームの
中に3色以上のピクセルが隣り合って存在する場合に歌
詞部とし2色以下のピクセルが隣り合って存在する場合
に非歌詞部と識別し、歌詞部から非歌詞部に変化する部
位を前記歌詞演奏部の開始時点として予め求めるように
構成したものである。
【0036】そして、歌い手が動作スタートスイッチ
(図示せず)等を操作して動作開始すると、ディスク1
に記録された情報から取り出された伴奏音声信号伴奏音
声信号cに対応する伴奏が開始され、その出力が音声出
力として送出されて前奏の最初部分が放音開始される。
【0037】これと同時的に、景映像信号aと字幕映像
信号bが混合器6で混合された映像出力がモニターディ
スプレイ(図示せず)に供給されて適宜の画像の再現開
始される。なお、この画像の再現開始された時点では、
伴奏音声信号cに対応する前奏部分の最初に対応する画
像であるために字幕映像信号bに基づく字幕の色変化は
行われていない状態である。
【0038】このようにして演奏が開始されて曲が進行
すると、歌い出し検出部12によって歌唱開始が検出さ
れたとき、即ち、歌い手がマイクロホン9にて歌唱を開
始したときの音声の音量が所定レベルを越えたことが検
出されたときに、歌い出し検出部12から「信号処理部
4、制御部5、セルタイプ検出部10、サーチ制御部1
1」に制御信号が出力され、色変化命令検出部13(歌
詞開始時点検出部)によって既に検出されている歌詞演
奏部の開始時点に対応する演奏部分から、当該伴奏音声
信号cに基づく演奏位置に拘らずに演奏開始するように
制御される。
【0039】換言すれば、歌い手が歌唱開始したときに
は、現在放音中の音声が歌唱部分の最初であるか否かに
は関係なく、サーチ制御部11によって歌詞部分の最初
部分の伴奏音声信号cを取り出すように光学式ピックア
ップ3が制御されるのであり、歌い手の歌唱開始時点が
伴奏音声信号cによる歌詞部分の最初に一致していると
きにはそのまま再生が継続される。
【0040】一方、歌い手の歌唱開始時点が歌詞部分の
最初の以前にあるときにはサーチ制御部11にて強制的
に光学式ピックアップ3による読取りが早送りされ、逆
に、歌い手の歌唱開始時点が歌詞部分の最初の以後にあ
るときにはサーチ制御部11にて強制的に光学式ピック
アップ3による読取りが早戻しされる。
【0041】このような早送りと早戻しに要する時間は
ごく僅かであるために、早送りや早戻しをしたことは聴
感上はほとんど気付かないものである。
【0042】また、カラオケ曲の1番目の歌詞が完了し
て間奏に入った場合にも前述同様にして、歌い手の歌唱
開始時点がn番目の歌詞の最初の時点からずれていても
両者の初期同期(n番目の歌詞の最初部分の同期)が取
られた状態で伴奏の歌詞部分が開始される時点と、歌い
手の歌い出し時点を一致させることができる。
【0043】次に、本発明の第3の実施の形態を図3を
用いて詳細に説明する。この形態はカラオケDVDを再
生してカラオケ情報を得る場合に本発明を適用した例で
ある。
【0044】図3は、本発明の第3の実施の形態による
カラオケ装置の歌い出し同期装置の概略回路構成を示す
ブロック回路図であり、カラオケ装置400の回路構成
は、前述の図1の一部、即ち、セルタイプ検出部10
(図1に示す)をレベル検出部14に置き換えたもの
で、このレベル検出部14には信号処理部4で生成され
た基準ボーカル音声信号fが供給されるように構成した
もので、ディスク1に記録されている見本ボーカル音声
信号の音量レベルが所定値を越えた時点に対応する、前
記伴奏音声信号による演奏位置を歌詞演奏部の開始時点
として予め求めるように構成したものである。
【0045】そして、歌い手が動作スタートスイッチ
(図示せず)等を操作して動作開始すると、ディスク1
に記録された情報から取り出された伴奏音声信号伴奏音
声信号cに対応する伴奏が開始され、その出力が音声出
力として送出されて前奏の最初部分が放音開始される。
これと同時的に背景映像信号aと字幕映像信号bが混合
器6で混合された映像出力がモニターディスプレイ(図
示せず)に供給されて適宜の画像の再現開始される。
【0046】このようにして演奏が開始されて曲が進行
すると、歌い出し検出部12によって歌唱開始が検出さ
れたとき、即ち、歌い手がマイクロホン9にて歌唱を開
始したときの音声の音量が所定レベルを越えたことが検
出されたときに、歌い出し検出部12から「信号処理部
4、制御部5、レベル検出部14、サーチ制御部11」
に制御信号が出力され、レベル検出部14(歌詞開始時
点検出部)によって既に検出されている歌詞演奏部の開
始時点に対応する演奏部分から、当該伴奏音声信号cに
基づく演奏位置に拘らずに演奏開始するように制御され
る。
【0047】換言すれば、歌い手が歌唱開始したときに
は、現在放音中の音声が歌唱部分の最初であるか否かに
は関係なく、サーチ制御部11によって歌詞部分の最初
部分の伴奏音声信号cを取り出すように光学式ピックア
ップ3が制御されるのであり、歌い手の歌唱開始時点が
伴奏音声信号cによる歌詞部分の最初に一致していると
きにはそのまま再生が継続される。
【0048】一方、歌い手の歌唱開始時点が歌詞部分の
最初の以前にあるときにはサーチ制御部11にて強制的
に光学式ピックアップ3による読取りが早送りされ、逆
に、歌い手の歌唱開始時点が歌詞部分の最初の以後にあ
るときにはサーチ制御部11にて強制的に光学式ピック
アップ3による読取りが早戻しされる。
【0049】このような早送りと早戻しに要する時間は
ごく僅かであるために、早送りや早戻しをしたことは聴
感上はほとんど気付かないものである。
【0050】また、カラオケ曲の1番目の歌詞が完了し
て間奏に入った場合にも前述同様にして、歌い手の歌唱
開始時点がn番目の歌詞の最初の時点からずれていても
両者の初期同期(n番目の歌詞の最初部分の同期)が取
られた状態で伴奏の歌詞部分が開始される時点と、歌い
手の歌い出し時点を一致させることができる。
【0051】なお、信号処理部4から出力される基準ボ
ーカル音声信号fは、必要に応じて混合器7にて伴奏音
声信号cとマイク入力信号と合成すれば、基準ボーカル
音声に合わせて歌唱をすることができ、歌い手が例えば
男性で基準ボーカル音声を女性にすれば男女デュエット
をすることができる。
【0052】次に、本発明の第4の実施の形態を図4を
用いて詳細に説明する。この形態はカラオケDVDを再
生してカラオケ情報を得る場合に本発明を適用した例で
ある。
【0053】図4は、本発明の第4の実施の形態による
カラオケ装置の歌い出し同期装置の概略回路構成を示す
ブロック回路図であり、カラオケ装置500の回路構成
は、前述の図1の一部、即ち、セルタイプ検出部10
(図1に示す)を色数検出部15に置き換えたもので、
この色数検出部15に信号処理部4で生成された字幕映
像信号bを供給するように構成したものである。
【0054】歌詞開始時点検出部を形成する色数検出部
15は、ディスク1に記録されている歌詞字幕情報が、
歌詞の現在位置を字幕の色変化で表現している情報で形
成され、該歌詞字幕情報による1フレームの中に3色以
上のピクセルが隣り合って存在する場合に歌詞部とし2
色以下のピクセルが隣り合って存在する場合に非歌詞部
と識別し、該歌詞部から該非歌詞部に変化する部位を前
記歌詞演奏部の開始時点として予め求めるように構成さ
れる。
【0055】換言すれば、1フレームのサブピクチャー
内で3色以上(背景色、第1色、第2色)のピクセルが
隣り合って存在する場合には歌詞の現在位置を表示して
いると考えられるので、歌詞部分を2色以下の場合(字
幕のない場合を含む)と非歌詞部分と識別できる。ただ
し、字幕のページ切り替えなどで上記方法で検出した歌
詞部分が途切れることがあるので、その時間が一定時間
(例えば10秒)以下の場合は歌詞部分とみなす。
【0056】そして、歌い手が動作スタートスイッチ
(図示せず)等を操作して動作開始すると、ディスク1
に記録された情報から取り出された伴奏音声信号伴奏音
声信号cに対応する伴奏が開始され、その出力が音声出
力として送出されて前奏の最初部分が放音開始される。
【0057】これと同時的に背景映像信号aと字幕映像
信号bが混合器6で混合された映像出力がモニターディ
スプレイ(図示せず)に供給されて適宜の画像の再現開
始される。なお、この画像の再現開始された時点では、
伴奏音声信号cに対応する前奏部分の最初に対応する画
像であるために字幕映像信号bに基づく字幕の色変化表
示は行われていない状態である。
【0058】このようにして演奏が開始されて曲が進行
すると、歌い出し検出部12によって歌唱開始が検出さ
れたとき、即ち、歌い手がマイクロホン9にて歌唱を開
始したときの音声の音量が所定レベルを越えたことが検
出されたときに、歌い出し検出部12から「信号処理部
4、制御部5、色数検出部15、サーチ制御部11」に
制御信号が出力され、色数検出部15(歌詞開始時点検
出部)によって既に検出されている歌詞演奏部の開始時
点に対応する演奏部分から、当該伴奏音声信号cに基づ
く演奏位置に拘らずに演奏開始するように制御される。
【0059】換言すれば、歌い手が歌唱開始したときに
は、現在放音中の音声が歌唱部分の最初であるか否かに
は関係なく、サーチ制御部11によって歌詞部分の最初
部分の伴奏音声信号cを取り出すように光学式ピックア
ップ3が制御されるのであり、歌い手の歌唱開始時点が
伴奏音声信号cによる歌詞部分の最初に一致していると
きにはそのまま再生が継続される。
【0060】一方、歌い手の歌唱開始時点が歌詞部分の
最初の以前にあるときにはサーチ制御部11にて強制的
に光学式ピックアップ3による読取りが早送りされ、逆
に、歌い手の歌唱開始時点が歌詞部分の最初の以後にあ
るときにはサーチ制御部11にて強制的に光学式ピック
アップ3による読取りが早戻しされる。
【0061】このような早送りと早戻しに要する時間は
ごく僅かであるために、早送りや早戻しをしたことは聴
感上はほとんど気付かないものである。
【0062】また、カラオケ曲の1番目の歌詞が完了し
て間奏に入った場合にも前述同様にして、歌い手の歌唱
開始時点がn番目の歌詞の最初の時点からずれていても
両者の初期同期(n番目の歌詞の最初部分の同期)が取
られた状態で伴奏の歌詞部分が開始される時点と、歌い
手の歌い出し時点を一致させることができる。
【0063】なお、本発明は、前述の4つの形態に限定
されることなく、その要旨を逸脱ししない範囲内で種々
の変形態様を採ることができることは勿論であり、図1
から図5に記載の増幅部8は、信号処理部4からの伴奏
音声信号cの出力がいわゆるラインレベル信号であるた
めにこれに合わせたものであり、伴奏音声信号cがマイ
クレベル信号の場合には省略することができる。
【0064】前述の4つの形態は、カラオケDVDを再
生してカラオケ情報を得る場合に本発明を適用した例で
あるが、電話回線等を用いてカラオケ情報を得る場合で
あってもよいことは勿論である。
【0065】また、電話回線等を用いてカラオケ情報を
得る場合には、カラオケDVDを再生してカラオケ情報
を得る場合に比し、DVDの駆動や信号読取りのための
部材が不要となり、伴奏と歌唱開始時点のタイミングず
れを強制的に補正するに必要な早送りや早戻しのための
機械的なトラックジャンプが不要となり、純電気的にメ
モリ読み出しのみを行うことによって実現できる。
【0066】電話回線等を用いてカラオケ情報を得る場
合と、カラオケDVDを再生してカラオケ情報を得る場
合の両者における最低限の条件としては、伴奏音声情報
に付随する字幕映像情報が記録されていることであり、
背景映像情報(具体的な例としては図1から図5に記載
の背景映像信号a)の有無については全くの任意であ
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるカラ
オケ装置の歌い出し同期装置は、歌詞開始時点検出部と
歌い出し検出部とを設け、この両者の制御を行う制御部
の構成を、カラオケDVDに記録された情報から取り出
された伴奏音声信号に対応する演奏を開始させ、前記歌
い出し検出部によって歌唱開始が検出されたときに、前
記歌詞開始時点検出部によって既に検出されている歌詞
演奏部の開始時点に対応する演奏部分から、当該伴奏音
声信号に基づく演奏位置に拘らずに演奏開始するように
しているので、伴奏の歌詞部分が開始される時点と、歌
い手の歌い出し時点を一致させることができ、歌い手が
快適に歌唱できると共に、伴奏と歌唱の一致に失敗して
歌い手の歌唱を聞いている人に不快感を与えることのな
いカラオケ装置の歌い出し同期装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるカラオケ装置
の歌い出し同期装置の概略回路構成を示すブロック回路
図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態によるカラオケ装置
の歌い出し同期装置の概略回路構成を示すブロック回路
図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態によるカラオケ装置
の歌い出し同期装置の概略回路構成を示すブロック回路
図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態によるカラオケ装置
の歌い出し同期装置の概略回路構成を示すブロック回路
図である。
【図5】従来のカラオケ装置の概略回路構成の一例を示
すブロック回路図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 スピンドルモータ 3 光学式ピックアップ 4 信号処理部 5 制御部 6 混合器 7 混合器 8 増幅部 9 マイクロホン 10 セルタイプ検出部 11 サーチ制御部 12 歌い出し検出部 13 色変化命令検出部 14 レベル検出部 15 色数検出部 200,300,400,500 カラオケ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−90978(JP,A) 特開 平4−13189(JP,A) 特開 平8−286682(JP,A) 特開 平8−305377(JP,A) 特開 平10−31495(JP,A) 特開 平6−236192(JP,A) 特開 平2−156471(JP,A) 実開 平7−34499(JP,U) 実開 平4−72264(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 15/04 302 G09B 15/00 G11B 27/00 G11B 27/10 G10H 1/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信手段を用いて得られたカラオケ情報か
    ら取り出された伴奏音声信号に対応する前奏部または間
    奏部の演奏終了後に位置する歌詞演奏部の開始時点を予
    め求める歌詞開始時点検出部と、歌い手の歌い出しがあ
    ったことを検出する歌い出し検出部と、前記カラオケ情
    報から取り出された伴奏音声信号に対応する演奏を開始
    させ、前記歌い出し検出部によって歌唱開始が検出され
    たときに、前記歌詞開始時点検出部によって既に検出さ
    れている歌詞演奏部の開始時点に対応する演奏部分か
    ら、当該伴奏音声信号に基づく演奏位置に拘らずに演奏
    開始するように制御する制御部とを具備することを特徴
    とするカラオケ装置の歌い出し同期装置。
  2. 【請求項2】カラオケDVDを再生して得られたカラオ
    ケ情報から取り出された伴奏音声信号に対応する前奏部
    または間奏部の演奏終了後に位置する歌詞演奏部の開始
    時点を予め求める歌詞開始時点検出部と、歌い手の歌い
    出しがあったことを検出する歌い出し検出部と、前記カ
    ラオケ情報から取り出された伴奏音声信号に対応する演
    奏を開始させ、前記歌い出し検出部によって歌唱開始が
    検出されたときに、前記歌詞開始時点検出部によって既
    に検出されている歌詞演奏部の開始時点に対応する演奏
    部分から、当該伴奏音声信号に基づく演奏位置に拘らず
    に演奏開始するように制御する制御部とを具備すること
    を特徴とするカラオケ装置の歌い出し同期装置。
  3. 【請求項3】前記歌詞開始時点検出部は、前記カラオケ
    情報に含まれるセル情報を解読することによって歌詞演
    奏部の開始時点を予め求めるように構成したことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のカラオケ装置の
    歌い出し同期装置。
  4. 【請求項4】前記歌詞開始時点検出部は、前記カラオケ
    情報に含まれる歌詞字幕情報を解読することによって歌
    詞演奏部の開始時点を予め求めるように構成したことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載のカラオケ装
    置の歌い出し同期装置。
  5. 【請求項5】前記歌詞開始時点検出部は、前記カラオケ
    情報に含まれる見本ボーカル音声信号の音量レベルが所
    定値を越えた時点に対応する、前記伴奏音声信号による
    演奏位置を歌詞演奏部の開始時点として予め求めるよう
    に構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のカラオケ装置の歌い出し同期装置。
  6. 【請求項6】前記歌詞開始時点検出部は、前記カラオケ
    情報に含まれる歌詞字幕情報が、歌詞の現在位置を字幕
    の色変化で表現している情報で形成され、該歌詞字幕情
    報による1フレームの中に3色以上のピクセルが隣り合
    って存在する場合に、歌詞部と識別し、2色以下のピク
    セルが隣り合って存在する場合に、非歌詞部と識別し、
    該歌詞部から該非歌詞部に変化する部位を前記歌詞演奏
    部の開始時点として予め求めるように構成したことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載のカラオケ装置
    の歌い出し同期装置。
  7. 【請求項7】前記歌詞開始時点検出部は、前記カラオケ
    情報に含まれる歌詞字幕情報が、歌詞の現在位置を字幕
    の色変化で表現している情報を含んで形成され、該歌詞
    字幕情報による1フレームの中に3色以上のピクセルが
    隣り合って存在する場合に歌詞部と識別し、2色以下の
    ピクセルが隣り合って存在する場合に非歌詞部と識別
    し、該歌詞部から該非歌詞部に変化する部位を前記歌詞
    演奏部の開始時点として予め求め、かつ前記歌詞字幕情
    報がページ切り替え等で一定時間以上に途切れが生じた
    場合には、歌詞部とせずに非歌詞部と判断するように構
    成したことを特徴とする請求項6に記載のカラオケ装置
    の歌い出し同期装置。
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