Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP3416355B2 - カラー画像のノイズ除去装置および方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP3416355B2 - カラー画像のノイズ除去装置および方法 - Google Patents

カラー画像のノイズ除去装置および方法

Info

Publication number
JP3416355B2
JP3416355B2 JP27413095A JP27413095A JP3416355B2 JP 3416355 B2 JP3416355 B2 JP 3416355B2 JP 27413095 A JP27413095 A JP 27413095A JP 27413095 A JP27413095 A JP 27413095A JP 3416355 B2 JP3416355 B2 JP 3416355B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
pixel data
filter
image
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27413095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09114975A (ja
Inventor
公博 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd, Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP27413095A priority Critical patent/JP3416355B2/ja
Publication of JPH09114975A publication Critical patent/JPH09114975A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3416355B2 publication Critical patent/JP3416355B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高品質カラー画像
を提供するための、カラー画像のノイズを除去する装置
および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像処理装置においては、高品
質な画像を提供するために、画像のノイズ除去や鮮鋭化
処理が行われる。このノイズ除去は、画像入力装置など
から混入したノイズを、空間フィルタによって除去する
処理である。
【0003】従来より、ノイズ除去フィルタとしては、
注目画素を中心とした局所画素群の画素データを平均化
して当該注目画素の画素データとして出力するフィル
タ、すなわち積分操作により高周波成分を除去するフィ
ルタを使用していた。このフィルタを画像上に走査させ
て、局所移動平均をとることにより、画像のノイズを除
去することができる。
【0004】しかしながら、上記のようなフィルタを使
用すると、画像の高周波成分が平滑化されて失われるた
め、ノイズが除去されるとともに、画像中の輪郭部分の
鮮鋭度も失われる結果となる。そこで、一般には、画像
中の輪郭部分などの視覚的に鮮鋭度を与える情報を劣化
させずに、ノイズを除去する方法として、中央値フィル
タが使用されている。この中央値フィルタは、局所画素
群を構成する各画素の画素データの中央値を注目画素の
画素データとして出力するものである。したがって、出
力された画素データは注目画素の近傍領域に実際に存在
する画素(注目画素も含む)の画素データであるため、
画像中の輪郭部分の鮮鋭度を保存しつつ、ノイズを除去
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の方法
はモノクロ画像について適用されてきたものであるが、
この方法をカラー画像について適用すると新たな問題が
生じる。すなわち、周知のように、カラー画像は複数の
色要素(例えば、赤(R)、緑(G)、青(B))のプ
レーンによって構成されている。このようなカラー画像
においては、各プレーンにおける高周波成分のみなら
ず、近傍領域に比較して人間の視覚的に大きく色が異な
る画素が散在する場合にもノイズとして認識される。し
かし、一般に、カラー画像のノイズ除去を行う際には、
画像を構成する各プレーンごとに上記の中央値フィルタ
を走査させているため、各プレーン単位でのノイズの除
去と輪郭部分の保存は達成されるものの、それらがカラ
ー画像として表現された場合にもノイズ除去および輪郭
部分の保存が的確に行われているか否かは予測不能であ
る。すなわち、各プレーンにおける高周波成分のノイズ
は効率よく除去されるものの、各プレーンがカラー画像
として表現されたときの画素がその近傍領域と比較して
視覚的に大きな色の差がある場合には、当該画素はノイ
ズとして認識されることがある。このようなノイズを上
記方法によって除去することは不可能である。
【0006】また、上記のように各プレーンごとにフィ
ルタを走査させると、各プレーンで独立に画素の写像値
(フィルタ作用後の画素データ)を決定するために、各
写像値を組み合わせてカラー画像を表現した場合に、局
所的に不自然な発色が生ずるなど色の安定性に問題があ
った。
【0007】そこで、本発明は、上記課題に鑑み、カラ
ー画像においても的確にノイズの除去が可能なノイズ除
去装置および方法を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、ノイズ除去後に不自然な
発色などが認められない、色の安定性の高いノイズ除去
装置および方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の画素からなるフィルタによってカラー画像を走査して
前記カラー画像のノイズ除去を行う方法において、上記
目的を達成するため、(a) その時点で前記フィルタで走
査されている各画素についての前記カラー画像の画素デ
ータを色空間にマッピングした分布を求め、前記分布の
前記色空間における平均的位置を求める平均的位置算出
工程と、(b) 前記色空間にマッピングされた各画素デー
タの位置と前記平均的位置との隔たりの分散値の大きさ
に応じて前記各画素データのひとつを選択画素データと
して選択する画素選択工程と、(c) 前記選択画素につい
ての画素データを、その時点での前記フィルタの出力と
して与えるフィルタ出力制御工程と、を備えることを特
徴とする。
【0010】また、請求項2の発明は、上記目的を達成
するため、前記平均的位置を前記分布の重心位置とし、
整数Mを、前記フィルタを構成する画素の数Nに対し
て、1≦M≦Nの条件を満足する所定の整数としたと
き、前記画素選択工程を、前記色空間にマッピングされ
た各画素データの位置のうち、前記重心位置からM番目
に近い画素の画素データを前記選択画素データとして選
択する工程としていることを特徴とする。
【0011】
【0012】また、請求項の発明は、上記目的を達成
するため、複数の画素からなるフィルタによってカラー
画像を走査して前記カラー画像のノイズ除去を行う装置
において、(a) その時点で前記フィルタで走査されてい
る各画素についての前記カラー画像の画素データを色空
間にマッピングした分布を求め、前記分布の前記色空間
における平均的位置を求める平均的位置算出手段と、
(b) 前記色空間にマッピングされた各画素データの位置
と前記平均的位置との隔たりの分散値の大きさに応じて
前記各画素データのひとつを選択画素データとして選択
する画素選択手段と、(c) 前記選択画素についての画素
データを、その時点での前記フィルタの出力として与え
るフィルタ出力制御手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0013】また、請求項の発明は、上記目的を達成
するため、前記平均的位置を前記分布の重心位置とし
て、整数Mを、前記フィルタを構成する画素の数Nに対
して、1≦M≦Nの条件を満足する所定の整数としたと
き、前記画素選択手段を、前記色空間にマッピングされ
た各画素データの位置のうち、前記重心位置からM番目
に近い画素の画素データを前記選択画素データとして選
択する手段としていることを特徴とする。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について詳細に説明する。この明細書で
は、まず本発明にかかるカラー画像のノイズ除去装置を
備えた画像処理装置の概要について説明した後、本発明
にかかるカラー画像のノイズ除去方法について説明す
る。
【0016】A.画像処理装置の概要:図1は、この発
明にかかるカラー画像のノイズ除去装置を組み込んだ画
像処理装置100の電気的構成を示すブロック図であ
る。この画像処理装置100は、制御部50に操作部1
0、表示部20、画像入力部30および画像出力部40
が接続されて構成されている。操作部10は、ユーザー
が指令や情報を与える入力手段(例えばキーボードやマ
ウス)であり、また表示部20は、カラー画像を表示可
能な表示手段(例えばカラーディスプレイ)である。ユ
ーザーは操作部10から指令や情報を制御部50に与
え、表示部20によって画像処理の結果や制御部50か
らのメッセージを確認することができる。画像入力部3
0はカラー原画を入力する機能を有する画像入力手段
(例えば入力スキャナ)である。また、画像出力部40
は、本発明にかかるノイズ除去処理やその他所望の処理
(例えば色調の調整)を行ったカラー画像を出力する出
力手段(例えば出力スキャナ)である。
【0017】制御部50は、図1に示すように、記憶部
60、画像処理部70およびノイズ除去処理部80を備
えている。記憶部60はメモリであり、カラー画像デー
タを記憶する画像データ記憶部60Aと画像処理に必要
な設定データを記憶する設定データ記憶部60Bが設け
られている。また、画像処理部70は操作部10からの
ユーザーの指令に基づいて、画像入力部30から画像デ
ータを受け取って、画像データ記憶部60Aに記憶させ
るとともに、当該画像データに画像処理を行い、その結
果を表示部20または画像出力部40に出力する機能を
有している。また、ノイズ除去処理部80は、ノイズ除
去の指令を画像処理部70から受け取ると、設定データ
記憶部60Bに記憶された設定データに基づいて画像デ
ータのノイズ除去処理を行う機能を有している。このノ
イズ除去処理部80によるノイズ除去処理方法について
は後に詳述する。
【0018】B.ノイズ除去方法:図2は、この発明に
かかるノイズ除去方法の一例を示すフローチャートであ
る。
【0019】まず、ノイズ除去処理に先立って、所望の
カラー画像が画像入力部30によって読み込まれる(ス
テップS1)。ここで読み込まれた画像データはRGB
で表現されたデータであり、画像データ記憶部60Aに
記憶されるとともに、表示部20のディスプレイ上にカ
ラー画像として表示される。図3(a)は表示部20に
カラー画像が表示された様子を示す概念図である。表示
部20のディスプレイ上の画面21に、画像Eとノイズ
N1が表示されている。なお、ここで考えている例で
は、画像E、ノイズN1ともにバックグラウンドAとは
異なる色を有している。
【0020】ところで、人間の目にノイズとして認識さ
れるのは、近傍領域に比較して視覚的に大きく色が異な
る画素である。したがって、ノイズの除去は人間の視覚
を基準にして行われる必要がある。ところが、RGB空
間上で評価される色差(空間上では2点間の距離)は、
人間が認識する色差と一致していない。すなわち、RG
B空間上で2点間の距離が大きくても、人間の視覚には
それほど色が異ならないと感じられることもあれば、逆
に、RGB空間での距離が小さくても人間には大きく色
が異なると感じられることがある。そのため、画像デー
タ記憶部60aに読み込まれた画像データ(RGBデー
タ)を、人間の視覚に対応した色空間であるLab均等
色空間に展開する処理を行う。このようにすれば人間の
視覚に対応したノイズ除去を行うことができる。
【0021】図2に戻って、次に、ユーザーがノイズ除
去コマンドを操作部10より入力すると、ステップS2
へ進んで、ノイズ除去処理部80が先に読み込まれたカ
ラー画像の局所画素群の画素データを上記Lab均等色
空間上に展開(マッピング)する。図3(b)は、カラ
ー画像の局所画素群を選択するためのフィルタFの概念
図である。ここで考えている例では、フィルタFは、3
×3の画素行列から構成されており、局所画素群の選択
は、このフィルタFにより画面21に表示されたカラー
画像を走査させることによって行われる。なお、この走
査手順は、まず、フィルタFを、画面21の左上隅を出
発点として図中のX方向(主走査方向)に走査させ、画
面21の右端に達すると、次に、Y方向(副走査方向)
に隣接した線上の左端の位置からX方向に走査させ、以
下フィルタFが画面21の右下隅に達するまで同様の手
順を繰り返す。そして、ある時点でのフィルタFによっ
て走査されている局所画素群の画素データがLab均等
色空間に展開されることになる。例えば、フィルタFが
図3(a)の位置F1にあるときは、当該位置F1内に
含まれる9画素の画素データがLab均等色空間に展開
されることになる。
【0022】上記の展開処理に際しては、局所画素群の
画素データをRGB空間からLab均等色空間へ変換す
る必要があるが、ここで考えている例では、予め設定デ
ータ記憶部60Bに記憶されたルックアップテーブル
(変換表)に基づいて画像処理部70が変換処理を行
う。変換後の画素データは画像データ記憶部60Aに記
憶される。
【0023】図4は、局所画素群の画素データがLab
均等色空間に展開された様子を示す概念図である。図4
(a)はフィルタFが画面21上の位置F1にあるとき
で、図4(b)はフィルタFが位置F2にあるときの図
である。図4(a)、図4(b)のそれぞれに示すよう
に、フィルタFによって選択された9個の画素Pa1〜
Pa9、Pb1〜Pb9がLab均等色空間に展開され
ている。なお、位置F1には、図3(a)に示すよう
に、ノイズN1が含まれており、また、位置F2には画
像Eの輪郭部分E1が含まれている。したがって、図4
(a)ではノイズの画素Pa8、Pa9の2つの画素の
みがその他の画素Pa1〜Pa7より色彩的に乖離した
位置に存在しているのに対して、図4(b)では画像E
に含まれる画素Pb5〜Pb9とその他の画素Pb1〜
Pb4の、ほぼ同数の2つの画素群が存在している。
【0024】次に、図2に戻って、ステップS3では、
ノイズ除去処理部80がLab均等色空間に展開された
画素データの座標値群の平均的位置を求める。この例で
は平均的位置として重心位置を考えており、重心位置G
【0025】
【数1】
【0026】によって算出される。数1において、L
k、ak、bkはそれぞれ、Lab均等色空間に展開さ
れた9画素の画素データのL軸座標値、a軸座標値、b
軸座標値であり、Lx、ax、bxはそれぞれ重心位置
GのL軸座標値、a軸座標値、b軸座標値である。
【0027】図4(a)に示すように、局所画素群中に
色彩的に乖離したノイズ(画素Pa8、Pa9)が含ま
れる場合は、ノイズ以外の画素群(Pa1〜Pa7)近
傍に重心位置Gaが存在する。これに対して、図4
(b)に示すように、局所画素群が画像の輪郭部分の画
素を含む場合には、2つの画素群はほぼ同数であるた
め、当該両画素群の中間近傍に重心位置Gbは存在す
る。
【0028】図2に戻って、次にステップS4では、上
記の重心位置から各画素までの距離を算出する。この距
離は、Lab均等色空間において算出されるので、先述
したように、人間の視覚に対応したものである。重心位
置から各画素への距離XPk(k=1、9)は次式によ
って算出される。
【0029】
【数2】
【0030】次に、ステップS5では、上記のようにし
て求めた距離XPkの分散値を求める。分散値σ2は次
式によって算出される。
【0031】
【数3】
【0032】この分散値σ2はLab均等色空間におけ
る局所画素群の画素データのバラツキの程度を示してい
るため、ノイズを含む局所画素群(図4(a))に比較
して、輪郭部分の局所画素群(図4(b))では大きく
なる。
【0033】図2に戻って、ステップS6では、ノイズ
除去処理部80が上記の分散値σ2に応じて局所画素群
の中から選択画素を決定する。このときに、図4(a)
のように分散値σ2が小さい場合(局所画素群にノイズ
を含む場合)には、ノイズ以外の画素群に比較してノイ
ズに対応した画素は重心位置Gaから遠くに位置してい
るため、重心位置Gaから近い画素を選択画素とする。
また、図4(b)のように分散値σ2が大きい場合(局
所画素群に画像の輪郭部分の画素が含まれる場合)に
は、輪郭部分の鮮鋭度を強調するため、重心位置Gbか
ら遠い画素を選択画素とする。ここで考えている例で
は、分散値σ2と重心位置から選択画素までの距離を小
さい方から並べた順番の数M(選択画素は重心位置から
M番目に近い画素、ただしMは1≦M≦Nを満たす整数
であり、Nは局所画素群の画素数(この例では9))の
対応関係は、当該分散値σ2と所定の閾値αとの比較に
よって決定される。すなわち、まず、分散値σ2と所定
の閾値αを比較する。そして、σ2<αならば選択画素
を重心位置から最も近い画素(M=1)とし、σ2≧α
ならば選択画素を重心位置から6番目に近い画素(M=
6)とする。
【0034】なお、閾値αおよび分散値σ2に応じた重
心位置からの選択画素までの距離の順番の数Mの値は、
予め設定データ記憶部60Bに記憶されており、ユーザ
ーが所望の処理を行えるように、必要に応じて変更する
ことも可能である。
【0035】また、図4(b)のように、局所画素群に
画像の輪郭部分の画素が含まれ、Lab均等色空間では
ほぼ同数の2つの画素群が形成される場合には、上記M
番目の画素がどちらの画素群に属しているかは偶然的要
素によって支配されているので、輪郭部分の形状が画素
単位で変形される可能性はあるものの、上述のような方
法によれば、輪郭部分の鮮鋭度が失われないので画像全
体としては問題ない。
【0036】次に、ステップS7へ進んで、画像処理部
70が上記選択画素の画素データをフィルタFの中央の
画素の画素データとして原画像上に出力し、当該原画像
を画像データ記憶部60Aに記憶するとともに、表示部
20のディスプレイ上に表示する。なお、この際に画素
データとして原画像上に出力されるのはRGBで表現さ
れた画素データである。
【0037】次に、ステップS8では、フィルタFを1
画素分走査させる。なお、フィルタFの操作手順は既に
述べた通りである。そして、フィルタFが右下隅の画素
まで処理を終了した後では、ステップS9において、一
連の処理が終了したと判断され、ノイズ除去処理は終了
する。また、フィルタFが右下隅に達していない場合
は、処理が未終了と判断されて、ステップS2へ戻り、
再びノイズ除去処理が行われる。すなわち、上記一連の
処理は、フィルタFが右下隅に達するまで繰り返される
ことになる。
【0038】以上のようにすれば、局所画素群中にノイ
ズが含まれる場合(分散値σ2が小さい場合)には、当
該局所画素群の重心位置から近い画素が選択され、当該
選択画素のRGB画素データがフィルタの中央画素の画
素データとして出力されるため、ノイズは効率よく除去
される。また、選択画素の決定は、Lab均等色空間に
おいて行っているため、人間の視覚がノイズと認識する
箇所のみを除去することができる。
【0039】一方、局所画素群中に輪郭部分が含まれる
場合(分散値σ2が大きい場合)には、当該局所画素群
の重心位置から遠い画素が選択され、当該選択画素のR
GB画像データがフィルタの中央画素の画像データとし
て出力されるため、輪郭部分の鮮鋭度は確実に保存され
る。
【0040】また、出力する画素データは局所画素群に
実際に存在する画素の画素データであるため、不自然な
発色の認められない色の安定した画像が得られる。
【0041】
【変形例】以上、この発明の一例について説明をした
が、この発明は上記の例に限定されるものではない。例
えば、この例のノイズ除去処理技術におけるフィルタは
3×3の画素行列であったが、これが他の形状やサイズ
のフィルタであってもかまわない。
【0042】また、この例では、Lab均等色空間にお
ける重心位置から各画素までの距離の分散値を求め、そ
の分散値に応じて数Mを選択していたが、この数Mを固
定値として、重心位置からM番目に近い距離にある画素
を選択画素としても良い。もっとも、上記の実施の形態
のようにした方が、高いノイズ除去処理能力と画像の輪
郭部分の保存性の両方を満たしやすい。
【0043】さらに、この例では、Lab均等色空間に
おける各画素の平均的位置として重心位置を用いていた
が、重心位置の代わりに中央値座標位置を用いても良
い。なお、中央値座標位置とは、Lab均等色空間に展
開された各画素のL座標値、a座標値およびb座標値の
それぞれについて独立に中央値を求め、これら3つの座
標値に対応する位置を示すものである。ここで考えてい
る座標値の中央値は、対象画素数をNとすると、座標の
最小値から数えて、Nが偶数のときはN/2番目、Nが
奇数のときは(N+1)/2番目の座標値である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および請
求項の発明によれば、ある時点でフィルタによって走
査されている各画素についてのカラー画像の画像データ
を色空間にマッピングした分布を求め、当該分布の色空
間における平均的位置を求め、その平均的位置と各画素
との隔たりの分散値の大きさに応じて前記各画素データ
のひとつを選択画素データとして選択し、当該選択画素
データを、その時点でのフィルタの出力として与えてい
るので、カラー画像においても的確にノイズの除去がで
きるとともに、不自然な発色などを防止することができ
る。
【0045】また、請求項2および請求項の発明によ
れば、前記平均的位置を前記分布の重心位置とし、整数
Mを前記フィルタを構成する画素の数Nに対して、1≦
M≦Nの条件を満足する所定の整数としたとき、前記各
画素データの位置のうち、前記重心位置からM番目に近
い画素の画素データを前記選択画素データとして選択し
ているので、カラー画像においても的確にノイズの除去
ができるとともに、不自然な発色などを防止することが
できる。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるカラー画像のノイズ除去技術
を適用することができる画像処理装置100の電気的構
成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態のノイズ除去方法の一例
を示すフローチャートである。
【図3】表示部での表示状態およびフィルタの一例を示
す概念図である。
【図4】局所画素群の画素データがLab均等色空間に
展開された様子を示す概念図である。
【符号の説明】
100 画像処理装置 10 操作部 20 表示部 30 画像入力部 40 画像出力部 60 記憶部 70 画像処理部 80 ノイズ除去処理部 F フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 - 7/60 H04N 1/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素からなるフィルタによってカ
    ラー画像を走査して前記カラー画像のノイズ除去を行う
    方法であって、 (a) その時点で前記フィルタで走査されている各画素に
    ついての前記カラー画像の画素データを色空間にマッピ
    ングした分布を求め、前記分布の前記色空間における平
    均的位置を求める平均的位置算出工程と、 (b) 前記色空間にマッピングされた各画素データの位置
    と前記平均的位置との隔たりの分散値の大きさに応じて
    前記各画素データのひとつを選択画素データとして選択
    する画素選択工程と、 (c) 前記選択画素についての画素データを、その時点で
    の前記フィルタの出力として与えるフィルタ出力制御工
    程と、 を備えることを特徴とするカラー画像のノイズ除去方
    法。
  2. 【請求項2】 前記平均的位置は前記分布の重心位置で
    あり、 整数Mを、前記フィルタを構成する画素の数Nに対し
    て、1≦M≦Nの条件を満足する所定の整数としたと
    き、 前記画素選択工程は、 前記色空間にマッピングされた各画素データの位置のう
    ち、前記重心位置からM番目に近い画素の画素データを
    前記選択画素データとして選択する工程とされているこ
    とを特徴とする請求項1記載のカラー画像のノイズ除去
    方法。
  3. 【請求項3】 複数の画素からなるフィルタによってカ
    ラー画像を走査して前記カラー画像のノイズ除去を行う
    装置であって、 (a) その時点で前記フィルタで走査されている各画素に
    ついての前記カラー画像の画素データを色空間にマッピ
    ングした分布を求め、前記分布の前記色空間における平
    均的位置を求める平均的位置算出手段と、 (b) 前記色空間にマッピングされた各画素データの位置
    と前記平均的位置との隔たりの分散値の大きさに応じて
    前記各画素データのひとつを選択画素データとして選択
    する画素選択手段と、 (c) 前記選択画素についての画素データを、その時点で
    の前記フィルタの出力として与えるフィルタ出力制御手
    段と、 を備えることを特徴とするカラー画像のノイズ除去装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3の装置において、 前記平均的位置は前記分布の重心位置であり、 整数Mを、前記フィルタを構成する画素の数Nに対し
    て、1≦M≦Nの条件を満足する所定の整数としたと
    き、 前記画素選択手段は、 前記色空間にマッピングされた各画素データの位置のう
    ち、前記重心位置からM番目に近い画素の画素データを
    前記選択画素データとして選択する手段とされているこ
    とを特徴とするカラー画像のノイズ除去装置。
JP27413095A 1995-10-23 1995-10-23 カラー画像のノイズ除去装置および方法 Expired - Lifetime JP3416355B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27413095A JP3416355B2 (ja) 1995-10-23 1995-10-23 カラー画像のノイズ除去装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27413095A JP3416355B2 (ja) 1995-10-23 1995-10-23 カラー画像のノイズ除去装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09114975A JPH09114975A (ja) 1997-05-02
JP3416355B2 true JP3416355B2 (ja) 2003-06-16

Family

ID=17537441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27413095A Expired - Lifetime JP3416355B2 (ja) 1995-10-23 1995-10-23 カラー画像のノイズ除去装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3416355B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6807300B1 (en) * 2000-07-20 2004-10-19 Eastman Kodak Company Noise reduction method utilizing color information, apparatus, and program for digital image processing
GB2400257A (en) 2003-04-05 2004-10-06 Autodesk Canada Inc Removal of grain
CN114627007B (zh) * 2022-03-01 2025-06-06 广州瑞多思医疗科技有限公司 一种胶片干扰点擦除方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09114975A (ja) 1997-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0398268B1 (en) Video printer device
JP4209599B2 (ja) 2次元非線形補間システム及び補間方法、並びに2次元混合補間システム及び混合補間方法
JP4317134B2 (ja) 画像を補間しかつ鮮鋭化するための方法
EP0693738A2 (en) Method and apparatus for generating color image mask
EP0369719B1 (en) Image processing apparatus and method
US7812993B2 (en) Lossy method for compressing images and video
EP0709808B1 (en) Color picture processing method and apparatus
JPH08287239A (ja) 色彩調整装置及びその方法
US5355446A (en) Method and apparatus for preparing picture masks
JP3126046B2 (ja) カラー画像の色調整方法及び色調整装置
JP3539665B2 (ja) 顔領域補正方法、顔領域補正装置および顔領域補正プログラムを記録した記録媒体
JPH05324809A (ja) スプリットレベルフレームバッファ
JP3873477B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP3416355B2 (ja) カラー画像のノイズ除去装置および方法
EP0477904B1 (en) Method and apparatus for generating images of reduced size
JP2702408B2 (ja) 画像変換システム
US5502642A (en) HSL neighborhoods in CMY color space
JPH04139589A (ja) 図形処理装置
JP3953897B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを記録した媒体
JP2601265B2 (ja) 色彩補正方式
JP4992379B2 (ja) 画像の階調変換装置、プログラム、電子カメラ、およびその方法
JPH0814843B2 (ja) 色変換方法および色変換装置
JPH0822556A (ja) テクスチャマッピング装置
JP4067538B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置、画像形成装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体
JPH0588653A (ja) 画面合成表示領域決定装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term