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JP3418303B2 - 脱穀機の排ワラ装置 - Google Patents
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JP3418303B2 - 脱穀機の排ワラ装置 - Google Patents

脱穀機の排ワラ装置

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JP3418303B2
JP3418303B2 JP04822497A JP4822497A JP3418303B2 JP 3418303 B2 JP3418303 B2 JP 3418303B2 JP 04822497 A JP04822497 A JP 04822497A JP 4822497 A JP4822497 A JP 4822497A JP 3418303 B2 JP3418303 B2 JP 3418303B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脱穀機の排ワラ装置
に関し、詳しくは切断ワラを軸方向に移送しかつ拡散さ
せる拡散ラセンを備えた脱穀機の排ワラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、コンバインには、脱穀した後の排
ワラ処理装置として、脱穀部の後部にカッタ装置または
結束装置の何れか一方を装着したもの、あるいはこれら
の両方を装着したものがある。
【0003】例えば、前記カッタ装置は、コンバインの
脱穀部の後部に装着されていて、従動プーリやノコ刃を
備え、該従動プーリと機体のラセン軸との間には、ベル
トが巻き掛けられている。そして、該ベルトにはテンシ
ョンプーリが並設され、該テンションプーリをベルトに
圧接すると、前記ラセン軸の回転が従動プーリに伝達さ
れてノコ刃が回転し、排ワラチェーンにより送られてき
た排ワラを細断して、肥料として再利用を図り得るよう
になっている。
【0004】また、前記カッタ装置は周囲をカッタカバ
ーにより覆われ、該カッタカバーの下部には下部カバー
が垂下されていて、この下部カバーにより、細断された
切り藁状の切断ワラの落下位置を確保するようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記下部カ
バーは、作業の安全面から、その下端部がノコ刃の下方
より所定距離以上(例えば500mm)であることが義
務付けられており、このため通常は、下部カバーの下端
部から地面までの距離が短くなっている。
【0006】このため、圃場等においてコンバインを走
行させながら穀稈を扱ぐときは問題ないとしても、コン
バインを停止した状態で手扱ぎにより穀稈を扱ぐとき
は、下部カバーから排出された細かな排ワラが地面上に
堆積され、その堆積ワラの頂部が下部カバーの中にまで
達してワラ詰りが発生するおそれがある。
【0007】この場合、例えば排ワラの堆積量を、カッ
タ装置の下方に配置した接触型センサにより感知し警報
を発することで、オペレータが排ワラの堆積状態を認識
し、コンバインを他の位置に移動させる等の手段が採ら
れている。
【0008】ところで、一般に排ワラはやわらかいた
め、前記センサのセンサ板に一旦作用した直後に反作用
力で戻されること等もあるが、少量しか堆積されない排
ワラであっても、瞬間的にセンサをオン作動させてしま
う場合もある。そこで、このような不安定な排ワラの検
出を防止しつつ、排ワラの地面からの所定以上の堆積量
を確実に感知して警報を発する必要がある。
【0009】この発明は、斯かる課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、手扱ぎ作業
時に、カッタ下方の拡散ラセンによって移送された切断
ワラが所定量以上堆積したら、これを確実に感知して警
報を発し得る脱穀機の排ワラ装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、脱穀部(16)の後部に排ワラ切断用の
カッタ(26,28)を有し、該カッタ(26,28)
の下方に、切断ワラを軸方向に移送しかつ拡散させる拡
散ラセン(32)を設けた脱穀機の排ワラ装置におい
て、前記拡散ラセン(32)の軸方向穂先側に配置さ
れ、地面に堆積した前記切断ワラの付勢圧により変位し
てオン作動する堆積センサ(51)と、該堆積センサ
51)が連続して所定時間以上オン作動状態になった
ことを条件として、警報信号を送出する制御部(64)
と、を備えている、ことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、前記堆積センサ(51
は、前記拡散ラセン(32)の軸線と略々平行な軸(4
6a)を中心として前記切断ワラの付勢圧により機体後
方に回動するセンサ板(46)を有すると共に、該セン
サ板(46)における切断ワラの移送方向上流側に、
曲げ基端部(47a)に対し折曲げ先端部(47b)が
前記上流側に向って所定角度傾斜する傾斜面(47)を
形成し、該傾斜面(47)に切断ワラが当接することで
前記切断ワラを感知し得るようにした、ことを特徴とす
る。
【0012】(作用) 以上の構成において、例えば本発明が適用されるコンバ
イン(10)には、脱穀部(16)の後部に排ワラ切断
用のカッタ(26,28)が設けられ、このカッタ(2
6,28)の下方に、重力の作用で落下した切断ワラを
軸方向に移送し、かつ周囲に拡散させる拡散ラセン(3
2)が設けられていて、前記拡散ラセン(32)の軸方
穂先側には、地面に堆積した切断ワラの付勢圧により
押されて変位するセンサ板(46)を有し、このセンサ
板(46)が変位することで、オン作動する堆積センサ
51)が配置されている。
【0013】そして、前記拡散ラセン(32)の回転に
伴い、切断ワラは軸方向穂先側に送られるが、この軸方
穂先側に堆積された所定量以上の切断ワラの付勢圧に
より、前記堆積センサ(51)が連続して所定時間以上
オン作動状態を維持したときには、制御部(64)から
警報信号が送出されて、警報が発せられる。これによ
り、オペレータは切断ワラの堆積状況を確認し、必要な
措置を採ることが可能となる。
【0014】また、前記堆積センサ(51)は、拡散ラ
セン(32)の軸線と略々平行な軸(46a)を中心と
して切断ワラの付勢圧により機体後方に回動するセンサ
板(46)を有していて、このセンサ板(46)におけ
切断ワラの移送方向に沿う上流側部分に、折曲げ基端
部(47a)に対し折曲げ先端部(47b)が前記上流
側に向って所定角度(α°)傾斜する傾斜面(47)を
有しているため、拡散ラセン(32)の送り作用に基づ
き切断ワラが前記傾斜面(47)に当接することで、該
傾斜面(47)に付勢力を及ぼすことから、切断ワラが
ラセンに巻き付く前に切断ワラの堆積状態が感知され、
センサによる感知性能が向上する。
【0015】なお、上述したカッコ内の符号は図面を参
照するために示すものであって、本発明の構成をなんら
限定するものではない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態について説明する。
【0017】図1は、本発明が適用されたコンバイン後
部の側面図であり、同図において、コンバイン10は、
機体12を支持する左右一対のクローラ走行装置14,
14と、刈り取った穀稈を脱穀する脱穀部16と、該脱
穀部16の後部に設けられた排ワラ装置18とを備えて
いる。
【0018】この排ワラ装置18は、図1〜図4に示す
ように、排ワラチェーン19の終端側に、略々並行に近
接配置され機体左右方向に延びるカッタ軸22とノコ刃
軸24を有し、これらカッタ軸22とノコ刃軸24には
多数のスターホイール刃26とノコ刃28が夫々所定間
隔を隔てて装着されている。そして、前記スターホイー
ル刃26とノコ刃28は、カッタカバー20内に収容さ
れている。なお、これらスターホイール刃26とノコ刃
28とは、交互に偏位した状態で対向配置されている。
【0019】前記カッタカバー20下部には、下部カバ
ー30が一体的に設けられ、該下部カバー30内には拡
散ラセン32が収容されている。この拡散ラセン32
は、その中心部に拡散ラセン軸32aと、該拡散ラセン
軸32aの回りに形成されたラセン羽根34とを有して
いる。
【0020】前記カッタ軸22は、その端部に取り付け
られた従動プーリ36に、図示しない機体内部の2番ラ
セン軸にベルトが巻き掛けられて動力が伝達されると共
に、該カッタ軸22と前記拡散ラセン軸32aとの間
は、従動プーリ36と拡散ラセン軸32aの端部に取り
付けられた従動プーリ38との間に巻き掛けられたベル
ト40によって動力が伝達される。
【0021】なお、前記ベルト40にはテンションプー
リ42が並設されていて、該テンションプーリ42を該
ベルト40に圧接すると、カッタ軸22の回転が従動プ
ーリ38に伝達され、これにより拡散ラセン軸32aが
回転するようになっている。排ワラの中には長稈もあれ
ば短稈もあるため、この拡散ラセン軸32aの回転によ
り、切断されて地面に堆積した切断ワラを、軸方向の一
側に向けて移送しかつ拡散させる。
【0022】本実施の形態においては、前記拡散ラセン
32の軸方向穂先側に配置され、地面に堆積した前記切
断ワラの付勢圧により変位してオン作動する堆積センサ
と、該堆積センサが連続して所定時間以上オン作動状態
になったことを条件として、警報信号を送出する制御部
と、を備えていることを特徴としている。
【0023】上述した図1〜図4に示すように、前記拡
散ラセン32の軸方向の穂先側(図3の右端側で、いわ
ゆる穀稈の穂先側)には、下部カバー30の内側に固定
された金具44と、該金具44に取り付けられた回転軸
46aを介して板状のセンサ板46と、スイッチ50と
を有する堆積センサ51が取り付けられている。この
ンサ板46は、スプリング48により所定圧にて常時拡
散ラセン32側に向けて付勢されている。
【0024】そして、前記カッタ26,28によって切
断された排ワラが、下部カバー30の下方の地面に堆積
され、その堆積量が所定値以上になると、該堆積された
切断ワラが前記拡散ラセン32によって周囲に拡散され
つつ軸方向穂先側に移送され、その際切断ワラに付与さ
れる押圧力が大きくなって、該切断ワラが前記センサ板
46を機体後方(図4のA方向)に向け押圧付勢する。
【0025】更に、図1〜図3に示すように、前記堆積
センサ51は、拡散ラセン32の軸線と略々平行な回転
軸46aを中心として切断ワラの付勢圧により機体後方
に回動するセンサ板46を有すると共に、該センサ板4
6における切断ワラの移送方向上流側に、折曲げ基端部
47aに対し折曲げ先端部47bが前記上流側に向って
所定角度(α°)傾斜する傾斜面47(図2参照)が形
成されている。これにより、拡散ラセン32による軸方
穂先側への切断ワラの送り作用に伴い、この傾斜面4
7に切断ワラが当接することで、切断ワラが拡散ラセン
32に巻き付く前に、該切断ワラにより傾斜面47が外
側(機体後方)に押されるため、切断ワラがより感知さ
れ易い構造になっている。
【0026】一方、図1及び図2に示すように、前記下
部カバー30の側方には、堆積センサ51を構成すると
共に、前記回転軸46aの所定以上の回動量を検出する
前記スイッチ50が設けられていて、センサ板46が所
定量以上回動すると、これを検出するようになってい
る。
【0027】図5は、警報発生回路の接続状態を示すも
のであり、同図で明らかなように、前記センサ板46の
所定量以上の回動を検出するスイッチ50が、制御部6
4に接続され、該制御部64からの指令信号が警報器6
2と警報ランプ61とに送出されるようになっている。
【0028】そして、前記制御部64は、堆積センサ
連続して所定時間以上オン作動状態を維持している
ことを条件として、前記警報器62と警報ランプ61と
に警報信号を送出する。
【0029】図6は、本実施の形態における動作タイミ
ングチャートを示す図である。
【0030】前記カッタ26,28下方の地面に切断ワ
ラが所定量堆積されると、該切断ワラの付勢圧により、
前記センサ板46が回動してスイッチ50オン作動す
る。このとき、一般に排ワラは株元側に比して穂先側
図3の拡散ラセン32の軸方向側)の容積(ボリュ
ーム)は小さいため、堆積量が少ないとスイッチ50を
オン作動する作用は働かないが、手扱ぎを多く行いかつ
深扱ぎをした場合等には、排ワラの堆積量がそれほど多
くなくても一時的にスイッチ50をオン作動することが
ある。
【0031】従って、このような場合には、スイッチ5
0のオン作動時間を計測することで、その値が所定時間
(T1 )以下であるときは、前記制御部64にてこのと
きの検出信号をカットして警報を作動させないように
し、スイッチ50のオン作動時間が所定時間(T1 )以
上になったときのみ、警報を発するようにしている。
【0032】一方、地面に切断ワラが落下して堆積する
と、該切断ワラが拡散ラセン32により軸方向穂先側に
移送され、該穂先側にワラが堆積するようになり、この
切断ワラにより、センサ板46が押されてスイッチ50
がオン作動する。
【0033】なお、ワラはやわらかいため、長時間オン
状態を維持するのが困難であるが、オン作動時間が所定
時間(T1 )よりも長い場合には警報信号が送出さ
れ、その間、警報ランプ61が点灯すると共に警報器6
2が作動するようになっている。これにより、警報が発
せられ、オペレータはカッタ下部に切断ワラが堆積した
ことを認識することになる。
【0034】図7は、制御フローチャートを示す図であ
り、以下、この図に基づき本実施の形態における動作を
説明する。
【0035】ステップS1において、今回の堆積センサ
51のスイッチ50がONかOFFかを判断し、OFF
ならステップS7に進み、ONならステップS2に進
む。このステップS2では、更に前回の堆積センサ51
のスイッチ50がONかOFFかを判断し、OFFなら
ステップS3に進んで遅延タイマ時間T1 をセットして
からステップS4に進み、ONなら直接ステップS4に
進む。
【0036】このステップS4では、前記タイマ時間T
1 が0か否かを判断し、タイマ時間T1 が0でなけれ
ば、ステップS5に進んでタイマ時間T1 から定数aを
減算し、タイマ時間T1 が0なら、ステップS6におい
て警報出力時間を引延ばす引延しタイマ時間T2 をセッ
トしてからステップS7に進む。
【0037】このステップS7では、前記引延しタイマ
時間T2 が0か否かを判断し、引延しタイマ時間T2
0でなければステップS8に進んで、警報ランプ61と
警報器62に向けて警報信号を出力し、引延しタイマ時
間T2 が0なら、ステップS9に進んで引延しタイマ時
間T2 から定数bを減算する。こうして、堆積センサ
のスイッチ50が、所定時間(T1 )以上オン作動状
態になったことを条件として、警報信号を送出する。
【0038】なお、本実施の形態では、上述した図3に
示すように、前記拡散ラセン軸32aの軸方向右側の
先側と、軸方向中途部とに羽根出し板34a,34aが
形成されていて、この羽根出し板34aは、前記拡散ラ
セン軸32aにうず巻き状に巻回されたラセン羽根34
を、拡散ラセン軸32aに巻回することなく平板状に形
成したものであり、各羽根出し板34a,34aが拡散
ラセン軸32aに対し、互いに逆方向に傾斜して配置さ
れている。
【0039】このラセン羽根34により、切断ワラを右
送りしながら周囲に拡散させると共に、前記羽根出し板
34aにより切断ワラを下部カバー30の内壁に向け放
出する役目をなす。なお、下部カバー30の内壁で前記
各羽根出し板34aの近傍には、夫々プレート52が取
り付けられ、これらのプレート52により羽根出し板3
4aの周囲空間が狭くなっていて、例えば羽根出し板3
4aにより拡散された切断ワラはこのプレート52に衝
突した後、跳ね返って放出される。
【0040】また、図8に示すように、穀稈の手扱ぎ作
業を行う際に、脱穀フィードチェーン54に沿って穀稈
を移動させるべく、手扱ぎレール56を回動操作して開
放するが、この手扱ぎレール56の背面側の機体に開放
センサ58が設けられていて、この開放センサ58は、
前記手扱ぎレール56が開放されると該手扱ぎレール5
6が前記開放センサ58を押圧し、その押圧力によって
該開放センサ58をオン作動する。
【0041】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0042】穀稈の手扱ぎ作業を行うと、排ワラはカッ
タ26,28により切断されて下方に放出され、この切
断ワラが地面に堆積してくると、該切断ワラは、カッタ
26,28の下方に設けられた拡散ラセン32の外周部
に達する。このように、切断ワラの堆積量が増加してく
ると、該切断ワラは拡散ラセン32の回転作用により軸
方向穂先側に移送され、該穂先側における羽根出し板3
4aの下方に切断ワラが集中する。
【0043】こうして、軸方向穂先側に堆積された切断
ワラが、センサ板46を図4の矢印A方向に押圧し、該
センサ板46を軸46aを中心として機体後方に回転さ
せる。これにより、前記センサ板46の回転軸46aに
連結されたスイッチ50(図1及び図2参照)が作動
し、制御部64を介して警報器62等に警報信号が発せ
られる。
【0044】この場合、切断ワラの堆積量が少ないと前
記スイッチ50をオン作動する作用は働かないが、手扱
ぎを多く行いかつ深扱ぎをした場合等には、切断ワラの
堆積量がそれほど多くなくても一時的にスイッチ50を
オン作動することがある。そこで、このように実際には
切断ワラの堆積量が少ない状態での警報発生を回避する
ため、制御部64にて堆積センサ51のスイッチ50の
オン時間を計測し、このときのオン時間が所定値
(T1 )以上であるときのみ警報信号を送出するよう
にしている。
【0045】このため、警報ランプ61が点灯し警報器
62が作動すると、オペレータはその状態で手扱ぎ作業
を中止し、例えばコンバインを前進させる等の処置を行
う。これにより、機体が移動するため、下部カバー30
内に前記切断ワラがなくなり、センサ板46はスプリン
グ48の作用により、元の位置に戻り、手扱ぎ作業を続
行することができる。
【0046】なお、センサ板46には傾斜面47が形成
されていることにより、拡散ラセン32による軸方向
側への送り作用に基づき、切断ワラが堆積されて該切
断ワラがラセン羽根34に巻き付く前に早期に感知され
る。
【0047】また、センサ板46はその回動支点46a
が拡散ラセン32よりも機体後方に設けられており、羽
根出し板34aへの切断ワラの巻き付きにおいても、迅
速に感知することができるため、拡散ラセン軸32aへ
の負荷も軽減されることになる。
【0048】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、脱穀部の
後部に排ワラ切断用のカッタを有し、該カッタの下方
に、切断ワラを軸方向に移送しかつ拡散させる拡散ラセ
ンを設けた脱穀機の排ワラ装置において、前記拡散ラセ
ンの軸方向穂先側に配置され、地面に堆積した前記切断
ワラの付勢圧により変位してオン作動する堆積センサ
と、該堆積センサが連続して所定時間以上オン作動状態
になったことを条件として、警報信号を送出する制御部
と、を備えたことにより、カッタ下方における切断ワラ
の不安定な堆積に起因するミス警報を防止しつつ、やわ
らかい切断ワラの所定量以上の堆積状態を確実に検出す
ることができる。
【0049】また、堆積センサは、拡散ラセンの軸線と
略々平行な軸を中心として切断ワラの付勢圧により機体
後方に回動するセンサ板を有すると共に、該センサ板に
おける切断ワラの移送方向上流側に、折曲げ基端部に対
し折曲げ先端部が前記上流側に向って所定角度傾斜する
傾斜面を形成したことにより、拡散ラセンによる軸方向
穂先側への送り作用に基づき、切断ワラの堆積状態が感
知され、該切断ワラがラセンに巻き付く前に感知され
て、センサによる感知精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたコンバイン後部の側断面図
である。
【図2】図1の要部斜視図である。
【図3】排ワラ処理装置を機体後方から見た正面図であ
る。
【図4】図3の側断面図である。
【図5】警報発生回路の接続状態を示す図である。
【図6】堆積センサに基づく動作タイミングチャートを
示す図である。
【図7】本実施の形態における制御フローチャートを示
す図である。
【図8】手扱ぎレールと該手扱ぎレールの開放状態を示
すスイッチの取り付け位置との関係を示す図である。
【符号の説明】
10 コンバイン 12 機体 16 脱穀部 18 排ワラ装置 26 スターホイール刃 28 ノコ刃 30 下部カバー 32 拡散ラセン 32a 拡散ラセン軸 34 ラセン羽根 46 センサ板 46a 回転軸 47 傾斜面47a 折曲げ基端部 47b 折曲げ先端部 50 スイッチ51 堆積センサ 56 手扱ぎレール 61 警報ランプ 62 警報器 64 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01F 12/40 302

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀部の後部に排ワラ切断用のカッタを
    有し、該カッタの下方に、切断ワラを軸方向に移送しか
    つ拡散させる拡散ラセンを設けた脱穀機の排ワラ装置に
    おいて、 前記拡散ラセンの軸方向穂先側に配置され、地面に堆積
    した前記切断ワラの付勢圧により変位してオン作動する
    堆積センサと、 該堆積センサが連続して所定時間以上オン作動状態にな
    ったことを条件として、警報信号を送出する制御部と、
    を備えている、 ことを特徴とする脱穀機の排ワラ装置。
  2. 【請求項2】 前記堆積センサは、前記拡散ラセンの軸
    線と略々平行な軸を中心として前記切断ワラの付勢圧に
    より機体後方に回動するセンサ板を有すると共に、該セ
    ンサ板における切断ワラの移送方向上流側に、折曲げ基
    端部に対し折曲げ先端部が前記上流側に向って所定角度
    傾斜する傾斜面を形成し、 該傾斜面に切断ワラが当接することで前記切断ワラを感
    し得るようにした、 ことを特徴とする請求項1記載の脱穀機の排ワラ装置。
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