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JP3419946B2 - 画像取扱装置 - Google Patents
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JP3419946B2 - 画像取扱装置 - Google Patents

画像取扱装置

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JP3419946B2
JP3419946B2 JP05538995A JP5538995A JP3419946B2 JP 3419946 B2 JP3419946 B2 JP 3419946B2 JP 05538995 A JP05538995 A JP 05538995A JP 5538995 A JP5538995 A JP 5538995A JP 3419946 B2 JP3419946 B2 JP 3419946B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、高精細画像を形成する
ための業務用カメラ(以下,OAカメラと呼ぶ)等に用
いられる、複数の撮像素子による各部分画像の貼り合わ
せ処理等を行う画像取扱装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、少数の画素構成で多数の画素構成
による画像を得るための所定の手法を用いた画像取扱装
置として、次のようなOAカメラが本出願人により提案
されている。 【0003】すなわち、その所定の手法とは、撮像対象
画像に対して、各部分画像毎にミラーによるスキャンを
行い、取り込まれた各部分画像を、複数の撮像素子の内
で各々に対応する撮像素子毎に露光し、このようにして
得られた部分画像を、再び順次貼り合わせていくことに
より、大きなエリアの多画素な撮像対象画像を入力する
ことができるという手法である。その利用例としてのO
Aカメラの構成を説明するためのブロック図を図19に
示す。 【0004】以下、同図及び図20を用いて、この画像
取扱装置としてのOAカメラの構成及び動作を説明す
る。 【0005】図19において、全反射ミラー101は、
入射光102を所定の方向へ反射させて、撮像対象画像
に対して反射角度を変える(以下、全反射ミラー101
の角度を変えることを、ミラースキャンする、ともい
う)ために移動可能に構成されており、全反射ミラー1
01の光軸上には、全反射ミラー101に近い方から、
絞りやフォーカス用のレンズ等からなるレンズ部10
3、ハーフミラー104の順に、各々が設けられてお
り、第1CCD105と第2CCD106は、2枚のイ
メージャーとして配設されている。第1CCD105
は、入射光102の内、ハーフミラー104を通過した
通過光102aを受光し、第2CCD106は、入射光
102の内、ハーフミラー104で反射した反射光10
2bを受光できるように構成されている。又、図20に
示すように、全反射ミラー101の各位置において、第
1CCD105には、撮像対象画像200の一部分であ
るところの、部分画像A、B、C、及びDの略上半分の
領域に対応する上半分画像A1、B1、C1、及びD1
が露光され、第2CCD106には、同じ部分画像A、
B、C、及びDの略下半分の領域に対応する下半分画像
A2、B2、C2、及びD2が同時に露光されるように
するため、2枚のイメージャーの位置関係は、各々の光
軸に対して所定量だけずらせた状態で構成されている。
ここで、図20は、各部分画像の重なり領域等を説明す
るための説明図である。 【0006】更に、例えば初期角度の位置にある全反射
ミラー101により、取り込まれた入射光102は、各
々のイメージャーから出力され、各々対応する第1プロ
セス回路107、又は第2プロセス回路108を経て映
像信号に変換さる。そして、イメージャーとしての2個
のCCDの画素が、共に752画素×580画素である
場合、752画素×580画素からなる上半分画像A1
(図20において、実線による斜線を施した領域)と、
同画素サイズの下半分画像A2(図20において、点線
による斜線を施した領域)を、100画素×580画素
の重なりしろA12(図20において、実線と点線によ
る斜線を施した領域の重なり合った領域)で、一律に貼
り合わせるための、縦の貼り合わせ部109へ入力され
る。すなわち、縦の貼り合わせ部109に入力された各
映像信号は、上半分画像A1と下半分画像A2が、一律
に貼り合わせられて、あたかも1404画素×580画
素の1枚のイメージャーで取り込まれたかのような映像
信号(図20に示す撮像対象画像200の部分画像Aに
対応)に変換される。 【0007】このような動作は、所定の位置に全反射ミ
ラー101がスキャンされるごとに同様の処理が繰り返
される。 【0008】次に、部分画像Aに対応した上半分画像A
1と、下半分画像A2が取り込まれた後、CPU116
からの指示に基づくミラー駆動部110の働きで、全反
射ミラー101は、初期位置から所定角度移動した位置
に設定される。全反射ミラー101は、このようにミラ
ースキャンされた位置で、再び上記と同様の処理によ
り、今度は撮像対象画像200の部分画像Bの略上半分
の領域に対応する上半分画像B1と、略下半分の領域に
対応する下半分画像B2が一律に貼り合わせられて、あ
たかも1枚のイメージャーで取り込まれたかのような映
像信号(図20に示す、撮像対象画像200の部分画像
Bに対応)に変換される。 【0009】更に、部分画像C、及びDを取り込むため
に、順次全反射ミラー101を所定角度づつ動かす(ミ
ラースキャンする)毎に取り込むエリアが変わり、各々
上記と同様の処理を繰り返して、全体として大きな絵が
得られる。 【0010】但し、ここで重要なことは、上記取り込ま
れ、一律に貼り合わされた各部分画像(部分画像A、
B、C、及びD)を、更に貼り合わせるために、図20
に示すように、例えば初期位置で全反射ミラー101
が、1回目に取り込み、縦の貼り合わせが行われた部分
画像Aと、2回目に取り込み、同様にして形成された部
分画像B等、要するに重なり合う部分画像は、各々の画
像において、予め定められた所定の重なり部分、すなわ
ち図20に示すように1404画素×72画素からなる
重なり領域を持つように構成されている点である。 【0011】すなわち、このような重ね合わせを行うた
めに、図19に示すように、先に取り込まれた部分画像
の重なり領域(図20に示すように、例えば、部分画像
Aに属する重なり領域Ab)を一時的に保持するための
境界バッファ111、その境界バッファ111の内容
と、次に取り込まれた部分画像の、先に取り込まれた部
分画像との重なり領域(例えば、部分画像Aに属する重
なり領域Ab)に対応する重なり領域(例えば、部分画
像Bに属する重なり領域Ba)の内容を比較して、画像
の特徴部すなわち、同じ絵の部分を見つけて、それらの
絵同士のずれを検出するための動きベクトル検出部11
2、その検出結果を利用してずれ量を算出するためのず
れ量算出部113、その算出されたずれ量から、先に取
り込まれた部分画像(例えば、部分画像A)に合わせ
て、次に取り込まれた部分画像(例えば、部分画像B)
の位置を補正し、重なり合う画像を正しく重ね合わせる
ための座標変換部110等により、互いに接合された画
像データが出力部114から出力されるものである。
尚、ここでいう座標変換とは、平行移動や、回転移動で
あり、対象としている画像同士の大きさが異なる場合に
は拡大縮小といった変換処理も含む。このようにして、
ミラースキャンする毎に、順次重なり合う部分画像をつ
なぎ合わせていく。 【0012】ここで、取り込まれた重なり合う部分画像
の相互の位置関係に、ずれが生じる要因としては、次の
ようなことが考えられる。 【0013】例えば、ミラースキャンにより、取り込ま
れた重なり合う部分画像は、互いに予め定められた所定
の重なり部分、すなわち図20に示すように1404画
素×72画素からなる重なり領域を持つように構成され
ていることは、既に説明した通りであるが、全反射ミラ
ー101のスキャン量(所定の角度移動量)の誤差ある
いは、ばらつきであるとか、部分画像を所定のタイミン
グで、順次取り込む間に、撮像対象(被写体)が変化し
たり、又、逆に、操作者による手ぶれ等の取り込み装置
側の位置ずれ等である。 【0014】一方、レンズ部103には、上述した通
り、絞りや、フォーカスレンズ等があり、これらを撮像
の際に制御するために、イメージャーとしての第1CC
D105及び第2CCD106の出力信号が、累積加算
部115へ送られる。 【0015】累積加算部115にて、いわゆる累積加算
処理が施されたデータは、CPU116へ送られ、これ
らに基づくCPU116からの制御信号により、AE
(自動露出合わせ)の駆動及びAF(自動焦点合わせ)
の駆動が行われる。 【0016】ここで、例えばAFにおける累積加算処理
とは、イメージャーとしてのCCDを構成する画素の集
まりを、所定の領域に分割して、一つのエリアとし、そ
の各エリア毎に、各画素により得られた画像データの高
周波成分に着目して、それらの波形を累積加算すること
でコントラストデータ(累積加算されたデータが大きけ
れば大きいほどコントラストがあるという判断がされ
る)を得ようとするものである。 【0017】このようにして、得られた各コントラスト
データは、所定のメモリ(図示省略)に格納し、必要に
応じてこのメモリから各々のコントラストデータを読み
出して、そのデータに基づいてAFを制御するための制
御信号をレンズ部103のフォーカスレンズの方に送る
システムになっている。 【0018】ところで、前述のOAカメラ等では、部分
画像同士の貼り合わせによる接合処理を行う場合、次の
ような処理が本出願人から提案されている。 【0019】このOAカメラの構成については、図21
に示すが、既に説明した図19の内容と、2値化部11
9を除いてほぼ同じであるため、その説明を省略する。 【0020】すなわち、図19との主な相違点は、図2
1では、座標変換部110にて座標変換された画像デー
タは、2値化部119にて、2値化され出力部114を
経て出力されると共に、境界バッファ111に保持され
て、その保持された2値化データに基づいて動きベクト
ルを検出する点である。 【0021】通常、部分画像同士の、重なり領域での相
互の位置ずれ量をずれ量算出部113にて算出し、相互
の画像を切り換える位置を一律に固定した所で行うこと
が考えられる。 【0022】例えば、図23(a)に示すように、部分
画像Aの左端の所定の切り替え場所に、仮に、文字
「1」がまたがってしまった際、部分画像Aをその所定
の切り替え場所から部分画像Bに切り換えると、文字
「1」のまん中で相互の画像が接合されることになる。
ここで図23(a)は、部分画像Aと部分画像Bとの貼
り合わせの過程で、ずれが生じていない場合を説明する
図である。図23(a)は、部分画像Aと部分画像Bと
の貼り合わせの過程で、ずれが生じていない場合を説明
する図であり、同図(b)は、部分画像Aと部分画像B
との貼り合わせの過程で、ずれが生じている場合を説明
する図である。 【0023】図22(a)は、接合処理における出力状
態の概要を説明するためのタイムチャートであり、同図
(b)は、画像の領域を示すための説明図である。以下
同図(a)、(b)を用いて、図21のOAカメラでの
処理動作等を説明する。 【0024】まず、撮像に際してミラースキャンが行わ
れ、図22(b)に示すように部分画像A,B,C,D
というようにスキャンされるので、各部分画像のデータ
は、図22(a)の、出力141に示すようにA,
B,C,Dの順番に出力される。 【0025】このように出力される各部分画像に対し
て、相互の位置ずれを調整した後、接合に際して、部分
画像を切り替える位置としては、所定の重なり領域内で
あればどこで切り替えを行っても基本的には接合ができ
る。 【0026】そこで、この例では、図22(b)に示す
ように、部分画像Bのスタート点、部分画像Cのスター
ト点、部分画像Dのスタート点を、部分画像の切り替え
位置とすると、各部分画像の領域は、Ax,Bx,C
x,Dとなる。従って、X出力142のタイムチャート
としては、出力141から出力されたA,B,C,D
というデータに対して、Ax,Bx,Cx,Dとなり、
図22(b)に示すように完全に貼り合わせが行えて、
全ての部分画像の接合が完了する。 【0027】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、部分画像の切り替える位置あるいはタイ
ミングは、常に固定であるため、仮に、部分画像の切り
替える位置に文字が存在して、位置ずれ補正が若干でも
ずれていた場合には、図23(b)に示すように、ずれ
た画像が出力されてしまうといった欠点があった。すな
わち、動きベクトルを検出して、部分画像同士のずれ量
を算出して、座標変換を行い、これによりずれた画像の
位置を元に戻すという操作をする過程において何らかの
貼り合わせ誤差が生じて、例えば1画素程度のずれが発
生した場合等は上記のような問題は、避けられず、とり
わけ画像が文字である場合には、顕著であった。 【0028】本発明は、図21を用いて説明した画像取
扱装置のこのような課題を考慮し、部分画像同士を貼り
合わせる場合、部分画像同士の重なり領域の中に存在す
る特徴部にずれを生じない画像取扱装置を提供すること
を目的とする。 【0029】 【課題を解決するための手段】本発明は、一の画像と、
その一の画像と部分的に重複する他の画像について、前
記一の画像と前記他の画像を重ね合わせて、貼り合わせ
処理を行うための接合画像形成手段と、前記貼り合わせ
処理された結果としての接合画像を形成する際に、前記
重ね合わせる画像部分を前記一の画像を利用するか、又
は前記他の画像を利用するかを、前記重複する領域の画
像の形態に基づいて、切り替え制御を行うための切り替
え制御手段とを備えている画像取扱装置である。 【0030】 【作用】本発明では、接合画像形成手段が、一の画像
と、その一の画像と部分的に重複する他の画像につい
て、前記一の画像と前記他の画像を重ね合わせて、貼り
合わせ処理を行い、切り替え制御手段が、前記貼り合わ
せ処理された結果としての接合画像を形成する際に、前
記重ね合わせる画像部分を前記一の画像を利用するか、
又は前記他の画像を利用するかを、前記重複する領域の
画像の形態に基づいて、切り替え制御を行う。 【0031】 【実施例】以下、本発明にかかる実施例について図面を
参照しながら説明する。 【0032】図1は、本例の画像取扱装置にかかる一例
としてのOAカメラの構成を示すためのブロック図、又
図2は、本例の累積加算部115の構成等を示すための
ブロック図であり、同図を用いて本例の構成を説明す
る。 【0033】尚、図19と同じものには、同じ符号を付
し、その説明を省略する。又、図19の構成との主な相
違点は、累積加算部115で得られたコントラストデー
タをAFの制御用として利用する従来の方法に加えて、
接合すべき部分画像同士の重なり領域の中に特徴部が存
在するか否かを判定し、その結果をCPU2の接合情報
出力端子部1から出力できるようにしてある点である。 【0034】ここで、本発明の判定手段は、CPU2に
含まれ、本発明の予め定められた所定の特徴評価基準と
は、上記コントラストデータに関して定められた基準で
あり、本発明の接合画像形成手段は、座標変換部110
境界バッファ111、動きベルトル検出部112及びず
れ量算出部113を含む。 【0035】又、図2において、バンドパスフィルター
(BPF)115aは、入力された画像データから、所
定の高周波成分だけを取り出すためのものであり、絶対
値演算器115bは、入力信号のマイナス波形をプラス
波形に変換して絶対値をとるための回路であり、累積演
算器115cは、絶対値演算器115bで求めた各入力
波形を、所定の累積加算エリア31(図3(a)に示
す、第1CCD105と、第2CCD106を各々、6
4個のエリアに分割し、この分割された94画素×72
画素の一つのエリアを、以下、累積加算エリア31とよ
ぶ)内で、算出するためのものであり、コントラストデ
ータメモリ115dは、その累積加算されて得られたコ
ントラストデータが一つのCCDに対して64個作成さ
れるため、2個のCCDとして、全部で128個のコン
トラストデータを格納するための記憶手段である。ここ
で、図3(a)は、部分画像の構成を説明するための説
明図であり、同図(b)は、累積加算エリアを説明する
ための説明図である。 【0036】以上のような構成において、主に図2を用
いて、本本例の動作を説明する。 【0037】同図において、入力画像データ21は、B
PF115aにおいて高周波成分波形22のみが取り出
され、これが絶対値演算器115bを通過することによ
り絶対値変換された波形23となり、累積演算器115
cを経て、絶対値変換された波形の斜線部分24が、各
々の累積加算エリア31内で累積加算されて、一つの部
分画像として全部で128個のコントラストデータがコ
ントラストデータメモリ115dに格納される。 【0038】そして、CPU2は、必要に応じてこのコ
ントラストデータメモリ115dから各々のコントラス
トデータを読み出して、そのデータに基づいてAFを制
御するための制御信号をAE・AF駆動部117へ送
り、レンズ部103のフォーカスレンズを制御する。 【0039】更に、CPU2は、接合すべき部分画像同
士の重なり領域の中に特徴部が存在するか否かを判定
し、その結果を接合情報出力端子部1から出力する。 【0040】すなわち、CPU2は、接合すべき部分画
像として、例えば、部分画像Aと部分画像Bの重なり領
域における、部分画像Aに属する重なり領域Ab(図3
(b)に示す部分画像Aの右端の1番から16番の符号
を付してある、16個の累積加算エリアの部分に相当す
る)の16個のコントラストデータに着目して、予め定
められた所定の特徴評価基準としての所定のコントラス
ト値(閾値)と比較し、これら16個の値が、上記所定
のコントラスト値よりも全て小さい場合、重なり領域A
bには、コントラストがない、すなわち特徴部が存在し
ないと判定する。 【0041】このように、CPU2は、例えば重なり領
域Ab(他の重なり領域であっても同様である)におけ
る、いずれの累積加算エリアにも、所定の閾値を越える
コントラストデータが存在しないために貼り合わせが不
可能であると判断した場合に、接合情報出力端子部1か
らその旨の情報を出力する。 【0042】接合情報出力端子部1からの出力信号によ
り、操作者に対して、貼り合わせが不可能である旨の情
報がアラームとして出力される。又、接合情報出力端子
部1からの出力信号は、本本例のOAカメラのシャッタ
ーが作動しないように自動的にガードするといったシャ
ッター動作の制御信号としても使われる。ここで、アラ
ームというのは、例えばファインダーの中にLEDを発
光させたり、注意を喚起するための音を出す等、様々な
方法がある。 【0043】一方、例えば重なり領域Abにおける累積
加算エリアに、閾値を越えるコントラストデータが存在
し、貼り合わせが可能であるとCPU2により判断され
た場合には、座標変換部110や、ずれ量算出部113
等が図19と同じ方法で、部分画像の貼り合わせ接合処
理を行うものである。 【0044】このようにして、一の画像と他の画像との
部分的に重複する領域の、前記一の画像側及び/又は前
記他の画像側に、前記一の画像と前記他の画像とを重ね
合わせるために必要な特徴部が存在するか否かを、予め
定められた所定の特徴評価基準に基づいて判定するため
の判定手段と、前記判定手段による前記判定結果を利用
して、前記一の画像と前記他の画像を重ね合わせて、貼
り合わせ処理を行うための接合画像形成手段とを備えた
画像取扱装置を実現することができる。 【0045】従って、本例によれば、部分画像の重なり
領域の中に重ね合わせ接合に利用するための画像の特徴
部が存在するか否かを判定できるという効果を奏するも
のである。 【0046】即ち、更に具体的に説明すれば、重なり領
域において、特徴部が存在しない場合は、特別な回路等
を追加することなく、その旨を判定して、貼り合わせが
不可能であることを操作者に伝えるためのアラーム等の
情報が出力される。 【0047】尚、上記判定手段は、上記本例ではAFの
制御データとしてのコントラストデータに着目し、特別
な専用回路を用いないで、従来の累積加算部115やC
PU2を利用する、場合について説明したが、これに限
らず上記判定用の専用の回路を構成して実現してもよい
し、所定の特徴評価基準としては、コントラストデータ
に関するものに限らず実現してもよいし、要するに部分
画像の重なり領域の中に貼り合わせ接合に利用するため
の画像の特徴部が存在するか否かを判定できさえすれ
ば、実現回路の内容や、所定の特徴評価基準の内容は問
わない。 【0048】又、上記本例では、特徴部の存在を判定す
る際に、重なり合う2つの部分画像の内の先に取り込ま
れた部分画像に属する重なり領域の中を対象にして行う
場合について説明したが、これに限らず、例えば後に取
り込まれた部分画像に属する重なり領域の中を対象にし
てもよいし、その両方を対象にしてももちろんよい。 【0049】又、上記本例では、接合情報出力端子部1
からの、貼り合わせが不可能である旨の情報の出力は、
シャッターの動作をロックしたり、操作者に対して注意
を喚起する趣旨でアラームを出す等のために用いられる
場合について説明したが、これに限らず、接合情報出力
端子部1からの出力の用いられ方については、その条
件、場面あるいは、目的等を問わない。 【0050】又、本発明は、ハードウェア的に、各構成
部を用いて実現してもよいし、これに限らず、ソフトウ
ェア的に実現するようにしてもよい。 【0051】次に説明する内容は、上述したところのO
Aカメラを用いて、部分画像の貼り合わせ接合を行う際
に、上記所定の閾値を越えるコントラストデータが存在
しない場合、OAカメラ側から撮像対象に対して、積極
的にコントラストをつくってしまうという例に関するも
のである。 【0052】上記実施例では、重なり領域において、所
定の閾値を越えるコントラストデータが存在しない場合
には、貼り合わせができないため、自動的にOAカメラ
のシャッター動作をロックし、例えば操作者が誤って撮
影することを未然に防止するというものである。従っ
て、ずれた画像同士をずれたまま貼り合わせてしまうこ
とを防止できるという大きな利点はあるが、ずれた画像
同士を正しく貼り合わせることができないという意味に
おいては、従来の場合と同じであった。 【0053】そこで、本例は、上述した点等を考慮し、
部分画像の重なり領域の中に重ね合わせ接合に利用する
ための画像の特徴部が存在するか否かを判定することが
でき、更にその特徴部が存在しない場合であっても、部
分画像同士の位置ずれを修正して正しく貼り合わせるこ
とができるという画像取扱装置を提供することを目的と
する。 【0054】図4は、画像取扱装置にかかる一例として
のOAカメラの構成を示すためのブロック図であり、同
図を用いて本例の構成を説明する。 【0055】尚、図1と同じものには、同じ符号を付
し、その説明を省略する。又、図19の構成との主な相
違点は、CPU2等により、重なり領域において、特徴
部が存在しないと判定された場合でも、貼り合わせの接
合処理が正しく行えるようにするために、撮像対象に対
して、積極的に特徴部としてのコントラストを擬似的に
作るという趣旨で、補助光用素子としてのLED11
(マーカー投射手段の一部である)と、そのLED11
の発光のタイミング等を制御するための補助光駆動部1
2(マーカー投射手段の一部である)等を設けた点であ
る。 【0056】LED11は、イメージャーとしての第1
CCD105(又は、第2CCD106)が識別可能な
波長を有する光を投射するものである。又、LED11
は、撮像対象に対して、部分画像の重なり領域に対応す
る部分に、自身が投射する光が当たるように、OAカメ
ラの内部に設けられている。補助光駆動部12は、CP
U2からの、上記重なり領域に特徴部が存在しない旨等
の指示に基づき、補助光用素子としてのLED11の発
光動作等を制御するものである。 【0057】以上のような構成において、図5、図6を
用いて、本例の動作を説明する。 【0058】ここで、図5は、本例の動作を説明するた
めのタイムチャートである。 【0059】まず、OAカメラの電源(OAカメラの電
源のON/OFF状態を、図5において、POWER信
号51にて示す)が入ると、撮影するしないにかかわら
ず、ミラースキャンが始まる。ここで、図5では、ミラ
ースキャンの動作状況は、所定のタイミングで取り込ま
れる各部分画像(部分画像A,B,C,D,・・・)と
の対応関係を示すためにA,B,C,Dと表示したミラ
ースキャンタイムチャート52に示すように、A,B,
C,D,A,B,C,D,・・・という順番にスキャン
を繰り返していく。尚、ミラースキャンタイムチャート
52において、A〜Dの各アルファベット文字の間をつ
なぐ「ぼう線」は、全反射ミラー101が移動中である
こと、更に、各アルファベット文字を「四角」で囲んで
あるのは、例えばAの部分では、部分画像Aの領域の絵
をイメージャー(第1CCD105及び第2CCD10
6)に映していることを表すものである。ミラースキャ
ンタイムチャート52におけるAのタイミングでイメー
ジャーに光が蓄積される。 【0060】これを順次繰り返し、AからBへスキャン
し、又、BからCへスキャンして、全反射ミラー101
が順次移動する毎に、所定の部分画像をイメージャーに
映していくという順序になる。このようにミラースキャ
ンをすることにより、CCD(第1CCD105及び第
2CCD106)の出力53は、例えば部分画像Aが露
光されてからAの出力が所定のタイミングだけ遅れて出
力されるというように、部分画像の露光タイミングに対
して所定のタイミングだけ遅れて出力されるが、A,
B,C,Dという順序は基本的には変わらない。 【0061】ここで、仮に、重ね合わせに必要な画像の
特徴部としての、例えば所定の閾値を越えるコントラス
トデータは、部分画像の重なり領域の中に存在しないと
いう判定がCPU2によって下された場合、接合情報出
力端子部1(図4参照)からアラーム信号54として、
Highの信号が出力される。ここで、アラームという
のは、例えばファインダーの中にLEDを発光させた
り、注意を喚起するための音を出す等、様々な方法があ
る。 【0062】このアラーム信号54として、Highの
信号が出力されて、必要に応じて何回か特徴部の探索が
繰り返され、それでも見つからない場合は、特徴部すな
わち、コントラストがないという判断がなされる。この
場合に、レリーズボタンが押されると(図5において、
レリーズ信号55がHighレベルを示している場合に
対応する)、この時点で貼り合わせ領域にコントラスト
が存在しないという判定がCPU2により出されている
ため、補助光としてのLED11を発光させて、擬似的
なコントラストを作り出し、これを利用して部分画像の
貼り合わせを行う。 【0063】LED11を発光させるタイミングとして
は、ミラースキャンタイムチャート52で示すとおり、
部分画像Aが露光されているタイミング51aと、部分
画像Bが露光されているタイミング51bとでLED1
1を2回発光させる(LED11を発光させるタイミン
グは、図5の補助光信号56がHighレベルを示して
いる場合に対応する)。 【0064】補助光(LED11)を投射する場所は、
部分画像相互の重なり領域でなければならないので、図
6に示すように、例えば部分画像Aに対してはその画像
面の右端61、部分画像Bに対してはその画像面の左端
62となる。 【0065】このようにして、部分画像のそれぞれの位
置に補助光が映し出される。 【0066】本来、この部分画像相互の重なり領域は、
貼り合わせるための特徴部が存在せず、コントラストが
ない「べたっとした画像」であったが、この補助光が映
しだされたことによって、擬似的な特徴部が存在し、位
置ずれを検出することが可能となり、位置ずれを生じる
ことなく、部分画像を正しく貼り合わせることができ
る。 従って、例えば、操作時の手ぶれ等により、カメ
ラがずれて、部分画像Aと部分画像Bが、本来の位置か
ら縦方向へYだけずれて撮影された場合でも、この補助
光の情報に基づいて貼り合わせれば正しく貼り合わせる
ことができる。 【0067】このようにして、一の画像と他の画像との
部分的に重複する領域の、前記一の画像側及び/又は前
記他の画像側に、前記一の画像と前記他の画像とを重ね
合わせるために必要な特徴部が存在するか否かを、予め
定められた所定の特徴評価基準に基づいて判定するため
の判定手段と、前記重複する領域に対応する撮像対象に
対して、前記重ね合わせに利用するマーカーを投射する
ためのマーカー投射手段と、前記判定手段による前記判
定結果を利用して、前記一の画像と前記他の画像を重ね
合わせて、貼り合わせ処理を行うための接合画像形成手
段とを備えている画像取扱装置を実現することができ
る。 【0068】従って、本例によれば、部分画像の重なり
領域の中に重ね合わせ接合に利用するための画像の特徴
部が存在するか否かを判定することができ、更にその特
徴部が存在しない場合であっても、部分画像同士の位置
ずれを修正して正しく貼り合わせることができるという
ものである。 【0069】尚、本発明におけるマーカーは、上記実施
例ではLEDの光として、説明したが、これに限らず、
要するにイメージャーが識別可能でさえあればどのよう
なものでもよい。 【0070】又、マーカーとして光を用いる場合、要す
るにイメージャーが識別可能でさえあれば、例えばどの
ような波長を有する光であってもよく、光の種類等は、
問わない。 【0071】上記の例では、部分画像の重なり領域に特
徴部が存在しない場合に、装置側から撮像対象に対し
て、LEDの光を投射させることにより、積極的にコン
トラストを作って、部分画像相互の位置ずれを検出し、
ずれのない正しい貼り合わせの処理を行うことができる
というものである。 【0072】しかしながら、このような構成では、撮像
対象には本来存在しなかったところのコントラストが出
力画像に出力されてしまう場合が考えられる。 【0073】そこで、貼り合わせの接合処理としては必
要であるが、出力画像としては、不要なコントラスト、
すなわち本来存在すべきでない邪魔な画像を出力画像に
表れないようにすることを目的として、その邪魔な画像
を事前に消去することができる例について、次に説明す
る。 【0074】部分画像の重なり領域が、特徴部の存在し
ない、すなわちコントラストのない領域として判定され
た場合、その領域は、おそらく変化の少ない「べったり
とした画像」であろうとの判断に基づき、上記邪魔な画
像の周辺の画像に置き換えて光っている部分を消去し、
本来の画像に極めて近い画像に戻してから、それを出力
するための補間部71(図7参照)を設けるというもの
である。ここで、図7は、補間部71の構成を示すため
のブロック図であり、同図において、を付した部分
は、図4における出力部114の出力側としてのを付
した部分に対応し、相互に回路的な接続状態にあること
を示している。 【0075】又、他の例として、2値化された信号を扱
うOAカメラの場合について、図8を用いて次に説明す
る。ここで、図8は、2値化部75の構成を示すための
ブロック図であり、同図において、とを付した部分
は、図4における出力部114の出力側としてのと、
接合情報出力端子部1の出力側としてのを付した部分
に対応し、相互に回路的な接続状態にあることを示して
いる。 【0076】この場合、出力信号が2値化されており、
2値化されている出力画像信号にLED11の光が載る
と、周囲が「黒」であるにもかかわらず、光の当たった
部分だけが「白」になり、本来のものとは異なる画像に
なる。 【0077】この場合、上記の例でも説明したように、
重なり領域にはコントラストがないわけであり、例えば
その部分画像Aの右端と、部分画像Bの左端の重なり領
域だけは、強制的に「黒」にするという処理を行えば2
値化の場合でも、上記の例と同様に対応できる。 【0078】次に、部分画像を貼り合わせて接合処理さ
れた画像を高密度に記録するために、例えばJPEG
(Joint photography expert group)のフォーマットに
基づいて帯域圧縮を行って出力する装置に関して、部分
画像の重なり領域に特徴部が存在しない場合について説
明する。 【0079】図9は、本例の画像取扱装置の構成を示す
ためのブロック図であり、同図を用いて、本例の構成を
説明する。尚、図4と同じものには、同じ符号を付し、
その説明を省略する。又、図4で示す構成との主な相違
点は、本例の場合、コントラストデータを得る際に、J
PEGのフォーマットに基づくDCT(Discrete cosin
e transfer)処理(ここで、DCT処理とは、主に画像
の並びを周波数の並びに変換する処理等をいう)を施
し、画像データの帯域圧縮を行う過程において得られる
DCT係数を利用する点である。 【0080】図9において、DCT処理部81は、ブロ
ック化された画像データに対してDCT処理を施すもの
であり、ジグザグスキャン部82は、周波数領域での並
びに変換されたものを、低周波数成分から高周波数成分
の順にシリアルに並べ替えを行うものであり、累積加算
部83は、ジグザグスキャン後の信号の必要な部分のみ
を累積加算するもので、これにより、AE用のデータや
AF用のコントラストデータが得られる。又、ハフマン
符号化部84は、ジグザグスキャン後のデータを符号化
するためのものである。 【0081】以上のような構成において、図10を用い
て、本例の動作を説明する。 【0082】まず、JPEGのフォーマットに基づく、
8画素×8画素の64画素のブロック91に対応するブ
ロック化されたデータに対してDCT処理が施され、ブ
ロック化されたデータに関して個々に付されている番号
1から番号64の順番で周波数別に分解される。ここ
で、図10(a)は、JPEGのフォーマットに基づ
く、8画素×8画素の64画素のブロック91を示す説
明図であり、同図(b)は、ブロック化されたデータに
対するDCT処理を説明するための説明図である。 【0083】番号1で示したところのデータほど周波数
が低く、番号の数字が大きくなるところのデータほど高
い周波数成分を有している。これをジグザグスキャン部
82によりジグザグスキャンすると、番号1から番号6
4のデータが順番にシリアルに並び替えがなされる(図
10(b)参照)。ここで、番号1というのは、8×8
画素のブロック91の中のDC成分であり、番号2、3
・・・のように順に数が大きくなるに従い、周波数成分
が高くなっていく。 【0084】従って、例えば、信号の低周波成分を利用
するところのAE制御を行うための必要なデータを得る
ためには、番号1から番号4までといった比較的低い周
波数成分のみを用いて累積加算部83にて累積加算する
ことにより、AE制御用のデータが得られる。 【0085】一方、AF制御の場合には比較的大きなコ
ントラストが必要となるので、比較的周波数の高い領域
のみを用いて累積加算部83にて累積加算し、AF制御
用のデータが得られる。 【0086】このようにして、ジグザグスキャン部82
によるジグザグスキャンの結果、所定の制御に必要な部
分だけが累積加算部83にて累積加算され、その情報が
CPU2に送られて、AEやAFの駆動が行われる。 【0087】以上のことから明らかなように、CPU2
により、部分画像相互の重なり領域にコントラストが存
在しないと判断された場合、アラーム情報を出力すると
か、あるいは、更に撮像対象に向けて補助光を投射し、
擬似的なコントラストを積極的に形成することにより、
位置ずれのない正しい接合画像を作ることができる。 【0088】このようにして、一の画像と、その一の画
像と部分的に重複する他の画像について、前記一の画像
を表す画像信号及び/又は前記他の画像を表す画像信号
を利用して直交変換データを得るための直交変換手段
と、前記重複する領域の前記一の画像側及び/又は前記
他の画像側に、前記一の画像と前記他の画像とを重ね合
わせるために必要な特徴部が存在するか否かを、前記直
交変換データに関して定められた基準に基づいて判定す
るための判定手段と、前記判定手段による前記判定結果
を利用して、前記一の画像と前記他の画像を重ね合わせ
て、貼り合わせ処理を行うための接合画像形成手段とを
備えている画像取扱装置を実現することができる。 【0089】従って、本例によれば、例えば上記DCT
係数のような直交変換データに関して定められた基準に
基づいて、部分画像の重なり領域の中に重ね合わせ接合
に利用するための画像の特徴部が存在するか否かを判定
することができ、更にその特徴部が存在しない場合であ
っても、部分画像同士の位置ずれを修正して正しく貼り
合わせることができるというものである。 【0090】又、本発明は、カメラに限らず複写機、プ
リンタ、ファクシミリ、フィルムスキャナーなど他の画
像取扱装置にも適用可能である。 【0091】尚、本例の直交変換データに関して定めら
れたに基準として、上記実施例では、DCT係数等、を
用いる場合について説明したが、これに限らず、例えば
DST(Discrete sine transfer)処理によるDST係
数やフーリエ変換係数等を用いて実現してももちろんよ
い。 【0092】ところで、図11は、請求項1記載の本発
明にかかる画像取扱装置の一実施例としてのOAカメラ
の構成を示すためのブロック図である。 【0093】そして図13は、後述する切り替え制御手
段5の回路構成を示すための図であり、同図を用いて本
実施例のOAカメラの構成を説明する。 【0094】尚、既に説明した図4と同じものには、同
じ符号を付して、その説明を省略する。又、図4に示す
構成との主な相違点としては、図11に示す構成では、
部分画像の貼り合わせによる接合処理に際し、利用する
部分画像の切り替えを重なり領域の中の特徴部の形態に
基づいて、制御するために切り替え制御手段5を備えた
点である。又、図11に示す構成では、座標変換部11
0にて座標変換された画像データは、2値化部119に
て、2値化され出力部114を経て出力されると共に、
境界バッファ111に保持されて、その保持された2値
化データに基づいて動きベクトルを検出するという点等
も異なる。又、本発明の接合画像形成手段は、座標変換
部110等を含む。 【0095】図13において、とを付した部分は、
図11における切り替え制御手段5への入力部としての
とを付した部分に対応し、相互に回路的な接続状態
にあることを示している。又、同図に関して、信号の切
り替え用のSW121は、部分と部分から入力され
てくる信号、すなわちデータ125と、データ12
6(図15参照)を切り替えて出力するためのスイッチ
手段であり、SW制御回路122は、AND回路123
からの信号と、水平同期信号(HSYNC)128(図
15参照)の入力信号により、SW121の接続状態を
切り替え制御するためのものであり、SW制御信号12
9(図15参照)を出力する。AND回路123は、自
身の入力側が、常に同一のタイミングで部分画像の信号
を切り替えようとして出力されるセレクト信号(SEL
ECT)127(図15参照)の出力側と、出力部11
4の出力側(部分に対応)とに接続されるように構成
されている。 【0096】以上のような構成において、主として図1
2(a)、及び図15等を用いて、本実施例の動作を説
明する。尚、図12(a)は、本実施例の接合処理にお
ける出力状態の概要を説明するためのタイムチャートで
あり、同図(b)は、画像の領域を説明するための説明
図である。又、同図(a)において、出力125と、
出力126(境界バファ111内のデータの出力に対
応)は、上記のデータ125と、データ126(図
15参照)に対応しているので、同じ符号を付し、これ
らを用いて張り合わされた画像データをY出力124と
する。ここで、図22との主な相違点は、出力126
を活用する点等である。 【0097】まず、出力126、すなわち境界バファ
111内の出力は、例えば、部分画像Aを1回ミラース
キャンした時に、部分画像Bとの動きベクトルの検出を
行うために、部分画像Aの右端の画像情報としてのAr
を、部分画像Bがスキャンされた時のために、2値化デ
ータとして境界バッファ111内に保存しておく必要が
ある。 次に、部分画像Bがスキャンされて出てきた時
に、部分画像Bの左端と、境界バッファ111内に保存
されている部分画像Aの右端Arとを各々利用して、相
互の位置ずれや、動きベクトルを検出するように構成さ
れているので、部分画像Bが出力部114から出力され
る時は、境界バッファ111の中にはArが入っている
ため、図12(a)の出力125と、出力126で
示すように、部分画像Bが出力部114から出力される
タイミングで、境界バッファ111からはArが出力さ
れる。 【0098】その後、順次、部分画像Cが出力されるタ
イミングで部分画像Bの右端Brが出力され、部分画像
Dが出てくるタイミングでCrが出てくる。 【0099】ここで、重要な点は、出力部114と境界
バファ111の出力をSW121にて巧みに切り替える
ことにより、従来のような部分画像の貼り合わせに際し
て、接合部の画像がずれないように構成されている。 【0100】すなわち、図12(b)に示すように、要
するに、部分画像Aと部分画像Bとの重なり領域では、
一律のタイミングで部分画像を切り替えるのではない、
ということである。 【0101】更に、そのタイミング等に関して、図1
3、図15、図16を用いて説明する。ここで、図15
は、本実施例の接合処理における出力状態を説明するた
めのタイムチャートであり、図13は、切り替え制御手
段5の回路構成を説明するための説明図である。又、図
16は、部分画像Aと部分画像Bの切り替えのタイミン
グを説明するための説明図である。 【0102】図15において、1回のミラースキャンで
一つの部分画像の領域が取り込まれるが、例えば、部分
画像Bの領域がスキャンされ、出力されているタイミン
グについて説明する。 【0103】画像信号は水平方向にスキャンされて、例
えば部分画像Bのデータが、水平同期信号(HSYN
C)128の立ち下がりタイミング154で示す時点で
データ125として出力される。ここで、データ1
25の信号波形としては、文字の時にHigh、白地の
時にLowを示すものとする。データ126により示
されるデータは、境界バファ111に保持されている部
分画像Aの境界のデータであり、部分的にデータ12
5の信号波形と同じになる。 【0104】次に、図16を用いて、セレクト信号12
7等の動作について、説明する。 【0105】同図に示すように、部分画像151(図1
2(b)の部分画像Aに対応)と部分画像152(図1
2(b)の部分画像Bに対応)が所定の領域で重なって
いる。 ここで、仮に水平同期信号(HSYNC)12
8の立ち下がりタイミング154で示す時点で、部分画
像151から部分画像152へ一律に切り替えたので
は、従来と同じになる。 【0106】そこで、部分画像の重なり領域153の中
であれば,部分画像151を出しても部分画像152を
出しても基本的には変わらないことから、水平同期信号
(HSYNC)128の立ち下がりタイミング154を
利用して、部分画像151の出力が終わる時点よりも充
分早い時点で、セレクト信号(SELECT)127の
立ち上がりタイミング155で示す時点にて、切り替え
の信号を作るとすると、基本的には、正しい貼り合わせ
が行われる。 【0107】しかし、水平同期信号(HSYNC)12
8と同期するセレクト信号(SELECT)127のL
owのパルス幅がこのセレクト信号を各Hに応じて時間
的に固定しておくと、結果的には境界線が常に一定であ
り、それのみを切り替え信号をして利用するならば、上
述した理由から、切り替えによる部分画像の接合部が直
線的になるので、文字ずれや、段差が発生する可能性が
ある。 【0108】本実施例は、これを回避するために、更に
次のように制御する。再び、図15に戻って説明する。 【0109】水平同期信号(HSYNC)128の最初
の立ち上がりタイミングではセレクト信号(SELEC
T)127がLowからHighに切り替わって、部分
画像Aから部分画像Bに切り替えるタイミング129a
では、データ125は、Lowすなわち、文字がない
「白」の部分であるため、このタイミングでは無条件に
切り替えても問題は発生し得ない。 【0110】次の、セレクト信号(SELECT)12
7がLowからHighに切り替わるタイミング129
bでは、データ125は、Highすなわち、文字が
存在することを示しており、このタイミングで切り替え
てしまうと、上述のような要因で、場合によれば接合さ
れた画像にずれが発生する恐れを有している。 【0111】そこで、データ125が、Highから
Lowになるまで、すなわちタイミング129cの時点
まで切り替えるのを待ち、それから次の部分画像Bに切
り替えようにするものである。 【0112】以上述べた、部分画像の切り替えるタイミ
ングの操作等に関して、図13に示す切り替え制御手段
5により実現することにより、ずれや段差が起こること
はなくなる。尚、切り替え制御手段5の回路によれば、
図17に示すように、切り替え場所(図17では、切り
替え場所を破線201で示す。又、「1」の画像は全て
部分画像Aの画像データに基づいて再現される)という
のは文字の右側を沿って変化することになる。ここで図
17は、図13に示す構成の切り替え制御手段5の回路
を用いた場合の、画像データの切り替え場所を示すため
の説明図である。 【0113】上記実施例では、「1」のような形状の単
純なものの場合であったが、例えば「2」のような複雑
な文字の場合には、上記のような方法では、うまく判定
か出来ないことがあり、次にその対応例について説明す
る。 【0114】すなわち、このような場合は、例えば、文
字毎のいわゆるプロジェクション処理等を行う。ここ
で、プロジェクション処理とは、所定の文字に対して、
X方向とY方向のそれぞれの投影を行い、その幅を検出
する処理である。 【0115】例えば、文字が「2」の場合、図18に示
すように、「2」に外接する矩形の領域(図18では、
この外接矩形領域202を一点鎖線で表す)が、認識さ
れてデータとして得られる。このようにして得られた外
接矩形データ203を、図14に示すAND回路123
の入力データとして用い(外接矩形データ203がある
ときにはセレクト信号が切り替わらずに、待機させると
いうような構成にする)、それ以外は、上記実施例で説
明した図13の構成と同じもので、同じ方法により処理
することで、更に正確に画像のずれ防止を実現できるも
のである。ここで、図14は、図11における切り替え
制御手段5の別の回路構成を説明するための説明図であ
る。又、図18は、図14に示す構成の切り替え制御手
段5の回路を用いた場合の、画像データの切り替え場所
を示すための説明図である。 【0116】すなわち、以上のような構成で、切り替え
タイミングを決定することにより、図18に示すよう
に、必ず文字の外接矩形領域202に沿って切り替わる
ので、決して文字をまたぐことはなくなり、仮に位置ず
れ検出の誤差が発生しても、そのことが文字等の画像の
接合状態に影響をおよぼさないため、先に説明した図1
3等による構成よりも、更に精度良く位置ずれの防止等
ができる。 【0117】尚、上記実施例では、出力データが2値デ
ータである場合について説明したが、これに限らず、多
値データであってももちろんよく、同様の効果が得られ
る。 【0118】又、上記実施例では、部分画像同士を貼り
合わせる場合、部分画像同士の重なり領域の中に特徴部
が存在するか否かの判定をCPU2で行ない、その特徴
部が存在しない場合には、積極的に特徴部を作り出すた
めのLED11及び補助光駆動部12を備えた構成の場
合について説明したが、これに限らず、LED11及び
補助光駆動部12を備えることなく、CPU2は上記判
定を行わない構成であってももちろんよい。 【0119】又、本実施例は、ハードウェア的に、各構
成部を用いて実現してもよいし、これに限らず、ソフト
ウェア的に実現するようにしてもよい。 【0120】 【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、部分画像同士を貼り合わせる場合、部分画像
同士の重なり領域の中に存在する特徴部のずれが、従来
に比べてより一層生じにくいという長所を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本例の画像取扱装置にかかる一例としてのOA
カメラの構成を示すためのブロック図 【図2】同実施例の累積加算部の構成等示すためのブロ
ック図 【図3】図3(a);同実施例の部分画像の構成を説明
するための説明図 図3(b);同実施例の累積加算エリアを説明するため
の説明図 【図4】本例の画像取扱装置にかかる一例としてのOA
カメラの構成を示すためのブロック図 【図5】本例の動作を説明するためのタイムチャート 【図6】図4において補助光を投射する場所を説明する
ための説明図 【図7】図4において補間部を追加した例の構成を示す
ためのブロック図 【図8】他の例の2値化部の構成を示すためのブロック
図 【図9】本例の画像取扱装置の構成を示すためのブロッ
ク図 【図10】図10(a);JPEGのフォーマットに基
づく、8画素×8画素の64画素のブロックを示す説明
図 図10(b);ブロック化されたデータに対するDCT
処理を説明するための説明図 【図11】本発明にかかる画像取扱装置の一実施例とし
てのOAカメラの構成を示すためのブロック図 【図12】図12(a);本実施例の接合処理における
出力状態の概要を説明するためのタイムチャート 図12(b);画像の領域を説明するための説明図 【図13】図11における切り替え制御手段の回路構成
を説明するための説明図 【図14】図11における切り替え制御手段の別の回路
構成を説明するための説明図 【図15】図11の構成による接合処理における出力状
態を説明するためのタイムチャート 【図16】図11の構成による部分画像Aと部分画像B
の切り替えのタイミングを説明するための説明図 【図17】図13に示す構成の切り替え制御手段の回路
を用いた場合の、画像データの切り替え場所を示すため
の説明図 【図18】図14に示す構成の切り替え制御手段の回路
を用いた場合の、画像データの切り替え場所を示すため
の説明図 【図19】既提案によるOAカメラの構成を説明するた
めのブロック図 【図20】図19で示す従来例の各部分画像の重なり領
域等を説明するための説明図 【図21】既提案による他のOAカメラの構成を説明す
るためのブロック図 【図22】図22(a);図21で示す従来の他のOA
カメラの接合処理における出力状態の概要を説明するた
めのタイムチャート 図22(b);図21で示す従来の他のOAカメラの接
合処理における出力状態の概要を説明する際の画像の領
域を示す図 【図23】図23(a);図21で示す従来の他のOA
カメラにおける部分画像Aと部分画像Bとの貼り合わせ
の過程で、ずれが生じていない場合を説明する図 図23(b);図21で示す従来の他のOAカメラにお
ける部分画像Aと部分画像Bとの貼り合わせの過程で、
ずれが生じている場合を説明する図 【符号の説明】 1 接合情報出力端子部 2 CPU 5 切り替え制御手段 101 全反射ミラー 102 入射光 102a 通過光 102b 反射光 103 レンズ部 104 ハーフミラー 105 第1CCD 106 第2CCD 110 座標変換部 200 撮像対象画像

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】一の画像と、その一の画像と部分的に重複
    する他の画像について、前記一の画像と前記他の画像を
    重ね合わせて、貼り合わせ処理を行うための接合画像形
    成手段と、 前記貼り合わせ処理された結果としての接合画像を形成
    する際に、前記重ね合わせる画像部分を前記一の画像を
    利用するか、又は前記他の画像を利用するかを、前記重
    複する領域の画像の形態に基づいて、切り替え制御を行
    うための切り替え制御手段と、を備えていることを特徴
    とする画像取扱装置。
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