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JP3426438B2 - フューエルタンクの保護構造 - Google Patents
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JP3426438B2 - フューエルタンクの保護構造 - Google Patents

フューエルタンクの保護構造

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JP3426438B2
JP3426438B2 JP16755096A JP16755096A JP3426438B2 JP 3426438 B2 JP3426438 B2 JP 3426438B2 JP 16755096 A JP16755096 A JP 16755096A JP 16755096 A JP16755096 A JP 16755096A JP 3426438 B2 JP3426438 B2 JP 3426438B2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本願発明は、フューエルタン
クの保護構造に関する。 【0002】 【従来の技術】車の走行時においては、タイヤによって
路面に転がっている小石や泥水がはね上げられたり、走
行時の風圧によって路面の埃を舞い上げられてしまう場
合がよくある。1BOXカーのように車体の底部に突出
するようにしてフューエルタンクが搭載されている車に
おいては、タイヤによってはね上げられた小石が上記フ
ューエルタンクに当たってしまい、またタイヤによって
はね上げられた泥や走行時の風圧によって舞い上げられ
た埃は、上記フューエルタンクに付着してしまう。 【0003】そこで、はね上げられた小石や泥、舞い上
げられて埃から上記フューエルタンクを保護するため
に、図5に示すように、フューエルタンク1の前面にプ
ロテクタ3を設けるフューエルタンクの保護構造が提案
されている。なお、図5においては、矢印Aの方向が前
方である。 【0004】上記プロテクタ3は、上記フューエルタン
ク1を保護するための第1保護部32と、上記フューエ
ルタンクに燃料を供給するためのインレットパイプ2を
保護するための第2保護部31とを備えている。さら
に、上記プロテクタ3には、上記フューエルタンク1に
形成されたフランジ11に上記プロテクタ3を取り付け
るための取付フランジ33が設けられている。 【0005】上記構成のプロテクタ3は、タイヤによっ
てはね上げられた小石が上記プロテクタ3に衝突したと
きにその衝撃を吸収し、フューエルタンク1にその衝撃
が伝わらないように、上記フューエルタンク1に対して
すきまを形成するようにして取り付けられている。ま
た、上記すきまは、すきま内に入り込んだ小石が確実に
地面に落下するように下方ほど広く設定されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように上記フューエルタンク1と上記プロテクタ3との
間にすきま形成することによって、後述する不具合が生
じる。 【0007】車が走行することにより、車の進行方向に
対して逆向きに気流が生じるが、このとき、上記プロテ
クタ3の下端部の裏面位置と、これに対向する上記フュ
ーエルタンク1の下端部との間は減圧され、負圧が発生
する。そのため、図6に矢印で表したように、負圧の発
生に伴いカルマン渦が発生し、上記すきま5内に気流が
入り込む。また、高速で走行すればするほど、より大き
な負圧が発生する。 【0008】このことにより、タイヤによってはね上げ
られた泥や走行時の風圧によって舞い上げられた埃が、
上記すきま内に入り込み、上記プロテクタ3の下端部の
裏面位置やこれに対向する上記フューエルタンクの下端
部に上記泥や埃が付着してしまう。上記のようにして付
着し、堆積した泥や埃は、上記フューエルタンク1の錆
や腐食の原因となってしまう。 【0009】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、フューエルタンクと、これに取り
付けられたプロテクタとの間に形成されたすきまに一定
以上の負圧を発生させることなく、上記負圧に起因した
上記フューエルタンクへの泥や埃の付着を防止すること
によりフューエルタンクの錆や腐食の原因を解消するこ
とができるフューエルタンクの保護構造を提供すること
をその課題とする。 【0010】 【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。 【0011】すなわち、本願発明に係るフューエルタン
クの保護構造は、フューエルタンクの前面部を所定のす
きまを介して覆うプロテクタを備えており、上記プロテ
クタは、上端部においてフューエルタンクに固定されて
いる一方で下端部の全体が上記フューエルタンクと間隔
を隔てることにより、上記すきまにおける車体の後方向
の部分が車体の幅方向に一連に開放しており、上記プロ
テクタの適部には、前方からの気流を上記すきまに導入
するための複数の開口が車体の幅方向に並んで設けられ
ていることを特徴としている。 【0012】このようなフューエルタンクの保護構造に
よれば、上記開口から導入された気流が上記すきまの下
部を通過し、上記フューエルタンクの下面に沿って後方
への流れるので、上記すきまの下部に一定以上の負圧が
発生することはない。すなわち、タイヤによってはね上
げられた泥や走行時の風圧によって舞い上げられた埃
が、上記開口から導入されすきまを介して後方に流れる
気流に邪魔され、上記すきまに入り込むことはない。こ
のことにより、上記プロテクタの下端部の裏面やこの部
分に対向するフューエルタンクの下部の部分に泥や埃が
付着し、堆積することはない。よって、上記フューエル
タンクに泥や埃が付着することに起因した錆や腐食の発
生を防ぐことができる。 【0013】なお、上記プロテクタは、上記フューエル
タンクの形態および上記インレットパイプの取付け位置
によって設計変更可能である。たとえば、上記インレッ
トパイプが上記フューエルタンクの後方位置に取り付け
られている場合には、上記プロテクタは、上記フューエ
ルタンクの前面部を保護できる形状のものであればよ
く、また、上記インレットパイプが上記フューエルタン
クの前方位置に取り付けられている場合には、上記フュ
ーエルタンクおよび上記インレットパイプの両方の前面
部を保護できるものが好ましい。 【0014】また、上記開口は、上記開口から導入され
た気流が上記すきまの下部を通過し、上記フューエルタ
ンクの下面に沿って後方へ流れるように上記プロテクタ
の下端部近傍に設けるのが好ましい。 【0015】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。 【0017】図1は、本願発明に係るフューエルタンク
1の保護構造の一実施形態を示す斜視図である。本実施
形態におけるフューエルタンクの保護構造は、フューエ
ルタンク1およびフューエルインレットパイプ2の前面
部の下方領域を所定のすきま5を介して覆うプロテクタ
3を備えている。なお、図1においては、矢印Aの方向
が前方である。 【0018】上記フューエルタンク1は、各々端部周縁
にフランジ10、11が設けられた2つの容器状部材か
らなり、上記容器状部材のフランジ10、11の面を接
合するようにして最中状に形成されている。上記フュー
エルタンク1の下半部側面の前方位置には、上記フュー
エルタンク1に給油するためのフューエルインレットパ
イプ2が取り付けられている。なお、上記フューエルタ
ンク1およびフューエルインレットパイプ2は、金属ま
たは樹脂により形成されている。 【0019】図2および図3に示すように、上記プロテ
クタ3は、樹脂または金属によって板状に成形した部材
であり、上記フューエルタンク1の前面部下方領域を保
護するための第1保護部32と、上記第1保護部32に
延出して、上記フューエルインレットパイプ2の上記フ
ューエルタンク1に取り付けられている部分20を保護
するための第2保護部31とを有している。上記プロテ
クタ3の上部には、上記フューエルタンク1に設けられ
たフランジ11に取り付けるための取付フランジ33が
延出形成されており、その下端部近傍には、前方からの
気流を上記すきま5に導入するための円形状の開口34
が複数箇所設けられている。 【0020】上記のように構成されたプロテクタ3は、
上記プロテクタ3に形成された取付フランジ33の上面
が、上記フューエルタンク1に設けられたフランジ11
の下面にボルト4締め等の方法によって接合されてい
る。 【0021】図4に示すように、上述したような本実施
形態におけるフューエルタンクの保護構造においては、
車の走行時において生じた後方への気流の一部が、上記
開口34からすきま5内に導入され、上記すきま5の下
部から上記フューエルタンク1の下面に沿って後方への
流れるように構成されている。上記開口34の大きさお
よび数は、十分な気流を上記すきま5内に導入すること
ができるように設定されるが、個々の開口の大きさは、
タイヤによってはね上げられた小石等が通過できない程
度の大きさとすべきである。 【0022】上記のように構成されたフューエルタンク
の保護構造においては、上記開口34からすきま5内に
導入された気流が上記すきま5の下部から上記フューエ
ルタンク1の下面に沿って後方への流れるので、上記す
きま5の下部に一定以上の大きな負圧が発生することは
ない。すなわち、タイヤによってはね上げられた泥や走
行時の風圧によって舞い上げられた埃が、上記すきま5
を介して後方に流れる気流に邪魔され、上記すきま5に
入り込むことはない。このことにより、上記プロテクタ
3の下端部の裏面やこの部分に対向するフューエルタン
ク1の下部の部分に泥や埃が付着し、堆積することはな
い。よって、上記フューエルタンク1に泥や埃が付着す
ることに起因した錆や腐食の発生を防ぐことができる。 【0023】もちろん、本実施形態におけるフューエル
タンクの保護構造は、タイヤによってはね上げられた小
石が直接フューエルタンク1の前面部に衝突することは
ないし、また、上記プロテクタ3を上記フューエルタン
ク1との間に所定のすきまを形成するように取り付けて
いるので、上記プロテクタに小石が衝突する際に生じる
衝撃を上記フューエルタンク1に伝えることなく吸収で
きる。 【0024】なお、本願発明に係るフューエルタンクの
保護構造は、上記実施形態には限定されず、様々に設計
変更可能である。たとえば、本実施形態においては、上
記プロテクタ3を構成する第1保護部材32および第2
保護部材31の各々に気流を導入するための開口34が
設けられていたが、上記開口34は上記第1および第2
の保護部材32、31の少なくとも一方に形成されてい
ればよく、必ずしも両方に形成する必要はない。 【0025】また、本実施形態において説明したフュー
エルタンク1の形態は一例であり、その他の形態のフュ
ーエルタンク1にも本願発明は適応可能である。たとえ
ば、上記フューエルインレットパイプ2が上記フューエ
ルタンク1の後方位置に取り付けられている場合等に
は、上記フューエルタンク1前面部のみを保護できるプ
ロテクタを備えるフューエルタンクの保持構造であって
もよい。 【0026】更に、本実施形態においては、上記プロテ
クタ3には上記フューエルタンク1に設けられたフラン
ジ10、11に取り付けるための取付フランジが形成さ
れていたが、この取付フランジ33は、上記プロテクタ
の取付け対象となるフューエルタンク1の形状および上
記プロテクタ3の取付け方法によってその取捨が選択さ
れるべきものであり、上記取付フランジ33を設けるか
否かは選択的事項である。 【0027】その他、本願発明が要点とするところは、
フューエルタンクの保護構造において上記プロテクタ3
の下端部近傍に気流を導入するための開口34を設けた
ことであり、上記プロテクタ3の形状、および上記開口
34の形状、数および大きさは設計変更可能であるのは
いうまでもない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本願発明に係るフューエルタンクの保護構造の
一実施形態を示す斜視図である。 【図2】プロテクタの平面図である。 【図3】プロテクタの正面図である。 【図4】図1のIV−IV線に沿う断面および気流の流れを
示す図である。 【図5】従来例のフューエルタンクの保護構造の説明図
である。 【図6】図5のVI−VI線に沿う断面および気流の流れを
示す図である。 【符号の説明】 1 フューエルタンク 2 フューエルインレットパイプ 3 プロテクタ 4 ボルト 33 取付フランジ 34 開口

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 フューエルタンクの前面部を所定のすき
    まを介して覆うプロテクタを備えており、上記プロテクタは、上端部においてフューエルタンクに
    固定されている一方で下端部の全体が上記フューエルタ
    ンクと間隔を隔てることにより、上記すきまにおける車
    体の後方向の部分が車体の幅方向に一連に開放してお
    り、 上記プロテクタの適部には、前方からの気流を上記すき
    まに導入するための複数の開口が車体の幅方向に並んで
    設けられていることを特徴とする、フューエルタンクの
    保護構造。
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