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JP3430657B2 - 照明装置 - Google Patents
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JP3430657B2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP3430657B2
JP3430657B2 JP20259894A JP20259894A JP3430657B2 JP 3430657 B2 JP3430657 B2 JP 3430657B2 JP 20259894 A JP20259894 A JP 20259894A JP 20259894 A JP20259894 A JP 20259894A JP 3430657 B2 JP3430657 B2 JP 3430657B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は色温度の異なる複数の蛍
光灯を調光して任意の色温度を得られるようにした色温
度可変の照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、2灯以上の異なる色及び異なる色
温度の蛍光灯を用いた可変色放電灯点灯装置において、
蛍光灯の出力を略一定とし、蛍光灯の色温度のみを可変
とする制御技術は、既に一般的な技術である。例えば、
特開平3−222290号に示すように、色温度の異な
る蛍光灯を調光し、トータルの光出力を一定にするもの
や、特開平6−44809号に示すように昼光色(65
00K)と温白色(3500K)の蛍光灯を時間に応じ
て個々及び同時に点灯する装置が知られている。
【0003】図14に従来の調色システムの基本構成を
示す。図中、1は制御部、2H,2Lは調光用安定器、
3H,3Lはランプ、4は照明器具である。調光器2
H,2Lは色温度の異なる複数のランプ3H,3Lを各
々別々に調光又は点滅でき、制御部1によりランプ3H
の色温度からランプ3Lの色温度までの範囲を任意に調
色可能としている。通常、この器具は、下面開放又は下
面に拡散パネルを取り付けて色を拡散させている。発光
色の異なる複数の蛍光灯を調光して、自由に混光色を変
化させる技術は公知であり、特に色温度を可変とするも
のは一般の空間にも利用され、快適性演出に適し、今後
共に注目される技術である。その中で、従来より身近に
ある色温度の異なる蛍光灯、例えば、電球色(3000
K)と昼光色(6700K)などを複数組み合わせてそ
れぞれを調光あるいは点滅する技術がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例のように、蛍光
灯の出力を略一定とし、蛍光灯の色温度のみを可変とし
た制御技術は、違和感のない調色制御を行うためには必
要な技術である。しかしながら、色の異なる2種類のラ
ンプ(例えば、電球色と昼光色)で同様の調色制御を行
う場合、個々のランプの調光比を変化させながら、光束
を一定に保つには、図15に示すように、ランプ光束
(電球色)+ランプ光束(昼光色)=一定という関係が
必要となる。このとき、調光可能の範囲を最大限にとっ
た場合、色温度の最小限は、電球色(100%)+昼光
色(0%)=一定となり、色温度の最大限は、電球色
(0%)+昼光色(100%)=一定となる。この制御
パターンで光束略一定の調色制御を行うと、照明器具全
体の出力光束は常に装備されているランプの半分の光し
か出ていないという問題点があった。また、制御パター
ンが単一に固定されているため、照明される場に必要な
照度、色温度を様々に選択し、その場にふさわしい照明
演出を行うことも困難であった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、一般の光束略一定
の調色制御パターンの他に、それよりも高出力あるいは
低出力の照明演出する空間に応じた調色制御パターンが
選択できるようにして、より多種の照明空間に適応した
照明演出が可能となる照明装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1および図2は本発明
の照明装置の構成を示している。図中、11は選択キー
入力部、12は演算装置、13はデータテーブル、14
は調光制御部である。また、2H,2Lは調光用の安定
器、3H,3Lは色温度の異なるランプである。なお、
色温度の異なるランプ3H,3Lは各々複数本ずつ設け
られている。各々のランプの調光比を変化させ、光束を
略一定に保つには、図の制御パターンa〜eに示すよ
うに、ランプ光束(電球色)+ランプ光束(昼光色)=
一定の関係とすれば良い。これらの複数の制御パターン
a〜eのいずれかをスイッチSWにより選択することに
より、一般の光束略一定の調色制御パターンcの他に、
それよりも高出力あるいは低出力の略一定の調色制御パ
ターンd,eあるいはa,bが得られる。
【0007】図2(a)〜(c)は本発明の照明装置に
おけるランプの配置を示している。図中、3Lは電球色
ランプであり、3Hは昼光色ランプである。本発明で
は、2種類の色のランプ3L,3Hを複数本ずつ備え、
同色のランプが隣り合わないように配置することを特徴
としている。
【0008】なお、図1および図2の構成では、理解を
容易にするために、昼光色と電球色の2種類のランプを
混色する例を示したが、他の色のランプの組み合わせ、
2種以上のランプの組み合わせで制御する方法であって
も良い。また、これらの器具に使用するランプは高周波
点灯専用のランプに限らず、他の種類のランプ、ワット
数、形状、組み合わせであってもよい。
【0009】
【作用】図1の構成例では、通常の制御パターンcの他
に、低照度側の制御パターンa,bおよび高照度側の制
御パターンd,eの各ランプの調光データをあらかじめ
表1のような様式で、図1のデータテーブル13に備え
ている。使用者は所望の制御パターンを選択キー入力部
11のスイッチSWを押すことにより選択し、その信号
は演算装置12によって検知される。演算装置12は選
択された制御パターンに合致する調光データをデータテ
ーブル13から読み出し、調光制御部14に送信する。
調光制御部14は、送られた調光データを調光信号に変
換し、安定器2H,2Lに送る。その調光信号により安
定器2H,2Lは定められた調光比率でランプ3H,3
Lを点灯させる。
【0010】また、図2(a)〜(c)に示すように、
同色のランプを隣り合わないように配置することによ
り、色の異なるランプを容易に混光することが可能とな
り、かつ調色制御範囲の両端部における同色ランプ管の
熱干渉による管壁温度の上昇も抑えられるため、ランプ
の出力光束の低下が低減される。
【0011】
【表1】
【0012】
【実施例】図は制御パターンの一例を示す図である。
この例では、通常の略光束一定の調色制御パターンとは
別に、それよりも高出力側に略光束一定の調色制御パタ
ーンを単数あるいは複数設けたものである。図は制御
パターンの他の一例を示す図である。この例では、通常
の略光束一定の調色制御パターンとは別に、それよりも
低出力側に略光束一定の調色制御パターンを単数あるい
は複数設けたものである。
【0013】図は制御パターンのさらに他の一例を示
す図である。この例では、通常の略光束一定の調色制御
パターンとは別に、それよりも低出力側に単数あるいは
複数の調光制御点を設けたものである。図中の黒丸は調
光制御点を示している。図は制御パターンの別の一例
を示す図である。この例では、通常の略光束一定の調色
制御パターンとは別に、それよりも高出力側に単数ある
いは複数の調光制御点を設けたものである。図中の黒丸
は調光制御点を示している。
【0014】図〜図10は本発明の照明装置の外観を
示している。図では、器具4を下面開放としており、
では、器具4の下面をルーバ5にすることにより、
ランプ光が拡散パネルを透過することなく、直接被照面
に到達する。また、下面開放あるいは下面ルーバにすれ
ば、器具4内のランプ温度が低下することにより、ラン
プ発光効率が向上する。これによって、より高い照度が
得られる。また、図10では、器具4にDUV補正パネ
ル6を付加することによって、より自然な色に見せるよ
うにしている。
【0015】ここで、ランプ3Hを色度図における黒体
軌跡上で色温度の高いランプ、ランプ3Lを色温度の低
いランプとして調色を行った場合、図11に示すよう
に、調色できる範囲は、CIE1931xy色度図にお
いて、ランプ3Hの色温度とランプ3Lの色温度の点
H,Lの間を直線で結んだラインとなる。図中、Hはラ
ンプ3Hの色温度、Lはランプ3Lの色温度、Rは赤
色、Gは緑色、Bは青色である。そして、このラインH
−L上でしか調色を行うことができないため、黒体軌跡
上より−側になり混色面がやや赤みがかった色になるの
で、違和感を感じることがある。そこで、DUV補正パ
ネルを付加することにより、調光できる範囲を極力黒体
軌跡に近づける。これによって、より自然な白色で調色
を行うことができる。
【0016】図10に示すように、器具の下面にDUV
補正パネル(色度図のG成分側にシフトするようなスペ
クトル分布を持つ拡散パネル)を取り付けることによ
り、図12に示すように調光できる範囲をG側にシフト
させることができ、色度図の黒体軌跡からのズレを極力
小さくすることができる。DUV補正パネルの取り付け
位置は、補正パネルのスペクトル分布を調整すれば、ラ
ンプ3H側のみ又はランプ3L側のみの位置でも可能に
なる。
【0017】DUV補正パネルのスペクトル分布は、ま
ず使用するランプのスペクトル分布を足し合わせた関数
をR(λ)、DUV補正パネルのスペクトル分布をT
(λ)とすると、補正パネル透過後のランプ光のスペク
トル分布関数S(λ)は S(λ)=R(λ)×T(λ) で表される。このスペクトル分布を持つ補正パネル透過
後のランプ光を色度図にプロットするには、まず、S
(λ)から三刺激値(X、Y、Z)を求める。
【0018】
【数1】
【0019】ここで、Kは単位を揃えるための定数(6
83lm/W)、x(λ),y(λ),z(λ)は等色
関数を示す。この三刺激値をもとに色度図のx、y座標
の値を次式により求める。 x=X/(X+Y+Z) x=Y/(X+Y+Z) このx、yの値をもとに色度図にプロットしたとき、G
成分側にシフトするようなDUV補正パネルを設計すれ
ばよいことになる。
【0020】このように、色温度の異なる蛍光灯を用い
る場合、一般的なカラーランプ(R、G、Bランプな
ど)を用いて混色するのに比べて制御信号数が少なく、
また調光比の組合わせも簡単に決められる。しかしなが
ら、色温度の変化範囲は、調色に用いる色温度のランプ
内になり、R、G、Bランプでの構成より変化範囲が狭
く、また、両端の色温度付近における器具の光束は最も
少なく、ランプ1本ずつを使用する場合、器具は2灯用
でありながら、光束は1灯用の光束となり、効率が悪
い。この付近の色温度の光束を上げようとすると、本数
の増加が必要で装置が大型化する。
【0021】そこで、請求項8の発明では、蛍光灯とし
て、従来のような一般形ランプではなく、高周波点灯専
用形蛍光灯を用いている。蛍光灯は、その点灯周波数を
上げて行くと、ランプ効率が上がることが知られてい
る。つまり、点灯周波数を50/60Hzから数十KH
zに上げると、2割程度の効率が向上する。この特性を
生かして、数十KHzの高周波点灯で最も効率が上がる
ように設計されたランプが高周波点灯専用形蛍光灯であ
る。具体的には、1200mmタイプの場合、ランプ管
径を32mmから25mmに細くし、封入ガス圧を最適
化し、紫外線放射効率を向上させた。これにより、表2
のように、少ないランプ電流で光束が大きく、従来ラン
プに比べて約1.4倍の光束が得られるランプとなっ
た。
【0022】
【表2】
【0023】図13は4灯用の照明装置の例である。図
中、1は色温度可変制御部であり、2L、2Hは調光用
安定器、3L、3Hは色温度の異なる高周波専用形蛍光
灯であり、3Lは低色温度(例えば3000K)、3H
は高色温度(例えば6700K)である。4は照明器具
である。従来の一般形ランプでは、制御範囲の両端の色
温度では、ランプ本数の半分しか光束が得られず、トー
タルlm/本が少ない欠点があるが、高周波点灯専用形
蛍光灯を用いることにより、光束の不足を解消できるも
のである。
【0024】 高周波専用形蛍光灯の場合、管径が細いと
いう特徴があり、多灯の制御時に、ランプ間隔が広くと
れて、隣合うランプからの熱によるランプ管壁温度の上
昇による光束低下の割合も少なくできる長所を有してい
る。つまり、器具込みでの効率の差がランプ単独で比較
するよりも大きくなる。動作は色温度可変制御部1より
設定された色温度に対応した各ランプへの調光レベル信
号が安定器2L、2Hに出力され、ランプ3L、3Hが
調光されて点灯する。
【0025】器具の形状については、色温度の異なるラ
ンプを組み合わせているため、カラーランプの組合わせ
のように光を拡散させて混色する必要はなく、カラーラ
ンプの場合のような拡散パネルが不要で、下面開放タイ
プでも違和感を与えない。下面開放となることにより高
周波専用形蛍光灯の高効率の利点をさらに生かし、器具
トータルでもより高効率が可能となる。
【0026】
【発明の効果】請求項1〜5の発明によれば、照明演出
する空間に応じて選択可能とされた複数の制御パターン
を備え、この複数の制御パターンのなかに、光束を略一
定に保ちつつ出力光の色温度を制御する制御パターンを
1つ以上備えるものであるから、照明器具のランプ出力
を略一定に制御する通常の調色制御パターンとは別に、
より高出力あるいはより低出力で且つ出力が略一定の調
色制御パターンを照明演出する空間に応じて選択するこ
とが可能となり、様々な照明空間において、各種の制御
パターンが選択でき、違和感のない快適な雰囲気を作り
出すことができるという効果がある。また、特に請求項
1の発明によれば、同色のランプを隣り合わないように
配置することにより、色の異なるランプを容易に混光す
ることが可能となり、かつ調色制御範囲の両端部におけ
る同色ランプ管の熱干渉による管壁温度の上昇も抑えら
れるため、ランプの出力光束の低下が低減されるという
効果がある。
【0027】請求項6の発明によれば、器具を下面開放
あるいは下面ルーバとすることにより、器具内のランプ
温度が低下し、ランプ発光効率が向上するという効果が
ある。
【0028】請求項の発明によれば、色温度の異なる
複数のランプを用いて調色を行った場合でも、調色でき
る色温度の範囲が黒体軌跡により近付くため、補正パネ
ルを透過した後のランプ光をより自然な白色で調色でき
るようになるという効果がある。
【0029】請求項の発明によれば、高周波専用型蛍
光灯を用いたため、少ない本数でより多くの光束が得ら
れるものであり、従来に比べて所望の光束を得るための
ランプ本数が少なくて済むという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置の基本構成を示すブロック回
路図である。
【図2】本発明の照明装置におけるランプの配置例を示
す説明図である。
【図3】本発明の照明装置の基本的な制御パターンを示
す説明図である。
【図4】請求項2の構成を示す説明図である。
【図5】請求項3の構成を示す説明図である。
【図6】請求項4の構成を示す説明図である。
【図7】請求項5の構成を示す説明図である。
【図8】請求項6の発明の第1実施例を示す斜視図であ
る。
【図9】請求項6の発明の第2実施例を示す斜視図であ
る。
【図10】請求項7の発明の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図11】請求項7の発明の補正パネル使用前の動作を
示す説明図である。
【図12】請求項7の発明の補正パネル使用後の動作を
示す説明図である。
【図13】請求項の発明の実施例を示すブロック図
である。
【図14】従来の照明装置のブロック図である。
【図15】従来の照明装置の動作説明図である。
【符号の説明】
3H 色温度の高いランプ 3L 色温度の低いランプ 11 選択キー入力部 12 演算装置 13 データテーブル 14 調光制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−29083(JP,A) 特開 平1−251503(JP,A) 実開 平5−25698(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 37/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色温度の異なる複数のランプと、同じ
    色温度のランプ毎に明るさの調整を行う調光手段と、各
    々のランプの調光比を調整することにより異なる色温度
    の光出力を得るための制御手段とを有する照明装置にお
    いて、2種類の色のランプを複数本ずつ備え、同色のラ
    ンプが隣り合わないように配置すると共に、照明演出す
    る空間に応じて選択可能とされた複数の制御パターンを
    備え、前記複数の制御パターンのなかに、光束を略一定
    に保ちつつ出力光の色温度を制御する制御パターンを1
    つ以上備えることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 通常の略一定光束の調色制御パターン
    とは別に、それよりも高出力側に略一定光束の調色制御
    パターンを単数あるいは複数設けたことを特徴とする請
    求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 通常の略一定光束の調色制御パターン
    とは別に、それよりも低出力側に略一定光束の調色制御
    パターンを単数あるいは複数設けたことを特徴とする請
    求項1記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 通常の略一定光束の調色制御パターン
    とは別に、それよりも低出力側に単数あるいは複数の調
    光制御点を設けたことを特徴とする請求項1記載の照明
    装置。
  5. 【請求項5】 通常の略一定光束の調色制御パターン
    とは別に、それよりも高出力側に単数あるいは複数の調
    光制御点を設けたことを特徴とする請求項1記載の照明
    装置。
  6. 【請求項6】 照明器具の下面が開放されているか、
    あるいはルーバで覆われており、ランプが外部に対して
    開放状態にある器具構造を有する請求項1記載の照明装
    置。
  7. 【請求項7】 2種類の色のランプを備え、器具の下
    面に拡散パネルを設け、拡散パネルの緑色の分光透過率
    を上げてパネルを透過するランプ光を色度図の緑色側に
    シフトさせることにより混合されたランプ光を黒体軌跡
    に近接させたことを特徴とする請求項1記載の照明装
    置。
  8. 【請求項8】 異なる色温度の高周波点灯専用ランプ
    を有することを特徴とする請求項1記載の照明装置。
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