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JP3435657B2 - 複数の液体を同時に計量排出するための計量吸排出装置 - Google Patents
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JP3435657B2 - 複数の液体を同時に計量排出するための計量吸排出装置 - Google Patents

複数の液体を同時に計量排出するための計量吸排出装置

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JP3435657B2
JP3435657B2 JP00351494A JP351494A JP3435657B2 JP 3435657 B2 JP3435657 B2 JP 3435657B2 JP 00351494 A JP00351494 A JP 00351494A JP 351494 A JP351494 A JP 351494A JP 3435657 B2 JP3435657 B2 JP 3435657B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計量吸排出装置に関す
る。さらに詳しくは、複数の液体、流体を異なる量また
は同量に計量し、同時に排出する機能を有する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】液体や流体などの計量吸排出装置は、一
般には図8に示したようなロータリーバルブ(1)と計
量ピストン(2)の組み合わせから構成されているもの
が多用されている。複数の液体や流体を同時に吸引排出
するためには、これらの装置を複数組用意したり、バル
ブの切り換え動作で順次吸引吐出を行うことが必要であ
った。そのため、計量回数が増加し、誤差が積算され、
最終製品の充填量が異なったものができるなどの問題が
あった。そこで、本出願人はすでに特願平4−1851
80号として、新規な計量装置を出願している。この装
置は、バルブとピストンポンプから構成されており、第
2、第3の計量物を第一の計量装置により包括的に計量
するものである。この装置を使用することにより計量誤
差が大きくなる問題は解決することができた。
【0003】しかしロータリーバルブを介して、ピスト
ンにより計量充填動作を行なう際、ロータリーバルブの
切り換え動作により、バルブの内部に流体が残留し、こ
れが次の流体を計量する際に混合されてしまうという欠
点がある。すなわち、図9に液体をロータリーバルブを
用いて切り換え、計量、充填する時の各ショット毎の状
態を模式図で示したように、排出のたびにショット間の
液体の入れ換えが生じている。このことは特に液体中に
固形物を含むような不連続の流体では計量(計数)した
製品をその計量ショット単位毎に充填できないので問題
であった。さらにまた、計量の対象物の種類が増える
と、ロータリーバルブを備えた貯留溶液のバルブの切り
換えで、それぞれを計量する場合には、計量時間が延長
されることにもつながった。特開昭60−77807号
公報にはロータリーバルブとピストンを組み合わせた計
量排出装置が開示されており、又特開昭63−6752
4号公報には、2つのシリンダーを備えた混合ヘッドへ
液体を供給する装置が開示されている。これらの発明で
は、上記の問題点は解決されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにこれまで、
複数の液体、もしくは流体を計量排出する装置であって
ロータリーバルブの切替えにより複数の液体を計量吸引
し、排出する装置は必ずしも満足のゆくものではなかっ
た。とくに、複数の液体を計量排出する場合にはバルブ
内で複数の液体や流体が混合されてしまうことが問題と
なっていた。本発明は、このようなロータリーバルブを
備えた、計量吸排出装置において、複数の計量対象物を
短時間に計量排出することができ、しかもロータリーバ
ルブ中に残留する量が複数の液体や流体個々の計量誤差
の原因にならないような装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような目
的を達成するために次のような装置を提供するものであ
る。すなわち、計量排出物を貯留するための貯留容器
と、貯留容器の排出口に接続した切り換え弁とポンプ手
段により構成される第一の計量吸排出器と、この計量吸
排出器と同様の構成を有している他の計量吸排出器を、
第一の計量吸排出器の排出口に続く排出管に連通させた
計量吸排出装置であって、各貯留容器に接続したポンプ
手段の駆動と切り換え弁の動作が連動し、それぞれの貯
留容器内の計量排出物を第一の計量吸排出器の排出口に
続く排出管中に排出積層させ、この積層した計量排出物
を第一の計量吸排出器の排出動作により計量排出する計
量吸排出装置であり、かかる装置において、第一の計量
吸排出器の排出管に連通した他の計量吸排出器の計量動
作を任意に変更し、第一の計量排出器によりその変化量
を補充して、常に一定の量を計量排出するものであり、
更に第一の計量吸排出器の排出管に連通した他の計量吸
排出器の計量動作を、この計量吸排出器に設置した計数
センサーからの信号により任意に変更するようにしたも
のである。
【0006】
【作用】計量排出物を貯留するための貯留容器とこの貯
留容器の排出口に接続した切り換え弁とポンプ手段によ
り構成されている第一の計量吸排出器の排出管に、この
第一の計量吸排出器と同様な構成を有する他の計量吸排
出器の排出口が接続され、各貯留容器のポンプ手段の駆
動と切り換え弁の動作とが連動してそれぞれの貯留容器
中の計量排出物を第一の計量吸排出器の排出管中に排出
積層させ、この積層した計量排出物を第一の計量吸排出
器の排出動作により計量排出するようにしたものであ
る。
【0007】
【実施例】本発明は第一の計量吸排出器の計量排出液の
貯留部となる排出管に他の計量吸排出器の排出口を接続
し、各貯留容器に接続したポンプ手段の駆動と切り換え
弁の動作とが連動して、それぞれの貯留容器中の充填対
象物(計量排出物)を前記排出管中に積層させることが
でき、この積層した計量排出物を第一の計量吸排出器の
排出動作により排出させるようにした点に特徴を有する
ものである。この本発明をより良く理解するために、実
施例では2種類の液体を計量吸排出する装置を例示し、
説明を行う。2種類の液体を計量吸排出するための装置
は、図1に示す構成からなっている。(7)は計量した
充填対象液を積層して、貯留する部位であり、パイプラ
イン又は容器であっても差し支えないが、他の計量排出
装置により計量された計量排出液を貯留させるだけの容
量が必要である。(7)はその一端が(5)の切り換え
弁に接続しており、切り換え弁(5)には(6)のポン
プ手段と計量対象液Aを入れた貯留容器(4)が接続し
ている。(6)のポンプ手段は(4)の貯留容器中の計
量対象液Aを計量し、排出する機構を有しており、主計
量排出動作を行う。(7)の計量排出液を貯留する部位
には、第2の切り換え弁(10)が、パイプライン(1
3)を介して接続しており、この切り換え弁(10)に
は第2の計量対象液Bの貯留容器(9)と第2のポンプ
手段(11)が接続している。
【0008】切り換え弁(10)と貯留容器(9)に接
続するパイプライン(13)には必要に応じて各種のセ
ンサー(12)を設置することができる。たとえば、計
量対象液が固体と液体の混合物であれば、固体の数をカ
ウントする計数センサーを設置し、計数を行わせること
もできる。このようなセンサーとしては光学的センサ
ー、圧力センサーなどが代表的なものであるが、これ以
外のセンサーであっても使用することができる。このよ
うなセンサーについては、本発明者がすでに特願平5ー
194451号として出願した方法を用いることが可能
である。該方法は変形自在であって、復元力のある、し
かも固形物の短径より短い内径を有する管中を固形物を
含む流体を通過させ、その通過時の固形物による管の変
形を検出することにより、流体中の固形物を識別する方
法である。このようにして、計量排出液貯留部位(7)
には複数の計量対象液を計量するための貯留容器、計量
ピストン、切り換え弁を接続させることができる。複数
の貯留容器、計量ピストン、切り換え弁の組み合わせを
設置することによって、複数の計量対象液を同時に計量
排出することが可能となる。
【0009】切り換え弁としてのロータリーバルブの運
動、ピストンの吸収排出運動は、目的とする計量液の量
に応じて、連動するように制御されており、コンピュー
タと組み合わせることにより、複数の計量対象液であっ
ても、精度良く計量することができる。またそれぞれを
あらかじめプログラムしたシーケンス制御することがで
きる。ロータリーバルブの運動、ピストンの吸入排出運
動はカムを用いた制御や、エアー制御を行っても良い。
このようなバルブ、ピストンは通常市販されている装置
であれば、本発明を構成するために自由に使用すること
ができる。計量排出液貯留部位(7)の一端には排出バ
ルブ(8)が備えられており、対象液の吸引計量が完了
した後、排出口が、バルブ(8)の動作により開口し、
主計量ピストンにより貯留部位の計量液が圧送排出され
る。
【0010】本発明の動作を図1〜5に模式図として具
体的に示した。図は2種類の液体を吸引排出する場合を
示したものであるが、2種類以上の液体を充填する場合
であっても、この場合と同様に作用する。図1の貯留容
器(4)中の液体Aに、貯留容器(9)中の液体B10
mlを計量し、合計100mlになるように計量排出す
る場合について説明する。 (待機状態) 図1は計量開始前の待機状態を示す。切り換え弁(5)
はポンプ手段(6)と貯留部位(7)に接続しており、
ポンプ手段(11)は貯留容器(9)の液体Bを吸引
し、パイプライン(13)中に貯留容器(9)の液体B
が満たされた状態となっている。 (計量開始) 切り換え弁(5)が回転し、ポンプ手段(6)が設定量
(100ml)の吸引(計量)を開始すると同時に、
(11)のポンプ手段は貯留容器(9)の液体Bを10
ml押し出すように動き、液体Bは計量排出液貯留部位
(7)に圧送されて移動していく。図2の状態は、この
開始状態の弁、バルブとピストンの位置を示す。
【0011】(計量) ポンプ手段(6)は、貯留容器(9)の液体Bを10m
lと残りの貯留容器(4)の液体Aをあわせて100m
lになるまで計量する。切り換え弁(10)は、液体B
10mlの押し出し完了後、貯留容器(9)側に回転
し、液体Bの計量に備えている。これを示しているのが
図3である。 (計量完了) すべての計量が完了した状態が図4である。 (排出) 切り換え弁(5)を回転させ、排出バルブ(8)を開
け、ポンプ手段(6)を動かし、計量排出物貯留部位
(7)に貯留させた計量液を押し出す。またこの工程中
にポンプ手段(11)を吸引し、(9)の貯留容器中の
液体Bを吸引する(図5)。一連の弁、バルブとピスト
ンの動きは、それぞれ計量する量にあわせてあらかじめ
連動している。
【0012】以下に本発明の装置を用いて、イチゴ全果
の果肉入りヨーグルトを計量排出した例を示す。イチゴ
全果の果肉入りヨーグルトは、イチゴ果肉を損傷させな
いように十分混合し、最終配合製品を調製した。次に、
図には示していないが、果肉入りヨーグルトを分離装置
(特願平4−219833号に記載した固形物比率の調
整装置を用いる)を用いて、液状部分のみ50部、果肉
を含む残りの部分50部に分離した。図1に示した装置
を用いて液状部分を貯留容器(4)に、果肉を含む残り
の部分を貯留容器(9)に入れた。果肉入りヨーグルト
は総量で150mlを容器に充填する。(9)の貯留容
器からは、(12)の固形物計数センサー(特願平5−
194451号に記載したセンサーを用いる)を用い
て、果肉数が5個に達した時点でポンプ手段(11)を
停止するように設定した。ポンプ手段(11)は計数セ
ンサー(12)からの指令により、瞬時に供給を停止さ
せ、所定時間内に設定個数を計数しない場合には、ポン
プ手段(11)の供給量を150mlで停止し、警報を
発するようにした。この時、ポンプ手段(6)の吸引量
は、全て貯留容器(9)のポンプ手段(11)により計
量されることとなる。果肉入りヨーグルトの場合のよう
に、固形物を計数して供給する場合、ポンプ手段(1
1)から押し出される流体の量は固形物の分布によって
変化するため、一定量とはならず、常に変化する。この
ような場合には、排出物貯留部位(7)に積層された充
填対象流体は、同一のショットで排出(充填)される必
要がある。図6のaに示すように、排出物貯留部位
(7)に積層された充填対象流体は、排出(充填)工程
において、ポンプ手段(6)により充填総量150ml
分押し出される。この時、他の計量吸排出装置により計
量された流体の合流点(イ)から排出バルブ(8)の間
には、前回の排出工程で押し出された充填対象流体が残
っているため、排出ベルブ(8)からは、前回の充填対
象流体から先に排出(充填)される。したがって、合流
点(イ)と排出バルブ(8)の間の内容積が充填総量整
数n(n=0,1,2・・・・)倍になっていないと、
図6のbに示したように、排出物貯留部位(7)に積層
された充填対象流体が、前後のショットに分かれてしま
うため、充填対象流体が固形物等を含む場合には、計数
した固形物数がバラツク原因となるので好ましくない。
最も好ましくは、合流点(イ)と排出バルブ(8)の間
の内容積を0にすることである。装置が設置場所等の制
約で、内容積を0と出来ない場合には、充填総量の整数
倍にすることが好ましい。図6、図中のaの場合は、合
流点(イ)と排出バルブ(8)の間の内容積が充填総量
の整数(n=1)倍で150mlであり、計量(計数)
ショットと排出(充填)ショットが一致している。bの
場合は合流点(イ)と排出バルブ(8)の間の内容積が
50mlで、充填総量の整数倍となっていないため、a
の場合と同じ固形物の分布の例で示した場合でも計量シ
ョットと排出ショットがズレているため固形物数が2〜
8ケにバラツイている。本発明の装置によって果肉入り
ヨーグルトを連続100個容器に充填し、その後充填容
量と、果肉量を測定したが、いずれも、正しく充填され
ていた。この連続計量排出動作を行った時のバルブとピ
ストンシリンダーの運動状態を図7に示した。その動作
は前述した説明と同様に行われるものでa〜fの順に行
われる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、第一の計量吸排出器の
計量排出液の貯留部となる排出管に他の計量吸排出器の
排出口を接続し、各貯留容器に接続したポンプ手段の駆
動と切り換え弁の動作とが連動して、それぞれの貯留容
器中の充填対象物を前記排出管中に積層させることがで
き、この積層した計量排出物を第一の計量吸排出器の排
出動作により、排出させるようにしたから複数の流体、
または液体を精度良く排出することができる。又各貯留
容器に接続したポンプ手段の駆動と切り換え弁の動作と
が連動してそれぞれの貯留容器中の充填対象物を前記排
出管中に積層させることができるから複数の流体、又は
液体を計量する際に、生じていたショット間の移動を防
止することができて計量誤差の原因となる切り換え弁中
に残量する量に関係なく精度よく充填装置に供給するこ
とが可能となる。さらに計量排出液の貯留部となる前記
排出管の存在により他の計量吸排出器の計量動作を任意
に変更しても第一の計量吸排出器により、その変化量を
補充して、排出管に貯留することができるから、固形物
を含む液体、例えば、果肉入りヨーグルトのような液体
の固形物の計量が、毎回変化しても総量を精度よく充填
することができる。しかして切り換え弁にロータリーバ
ルブを備えることにより、複数の計量対象物を短時間に
計量排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成概念図を示す。
【図2】本発明装置により計量動作中の液体と弁、バル
ブ、ピストンシリンダーの関係を示した模式図である。
【図3】本発明装置の計量動作中であって、少量計量対
象物の計量が終了した段階の液体と弁、バルブ、ピスト
ンシリンダーの関係を示した模式図である。
【図4】本発明装置の計量動作中であって、計量対象物
の計量が終了した段階の液体と弁、バルブ、ピストンシ
リンダーの関係を示した模式図である。
【図5】本発明装置の計量動作中であって、計量対象物
の計量が終了し、排出段階の液体と弁、バルブピストン
シリンダーの関係を示した模式図である。
【図6】本発明装置の充填対象流体の排出状態を示した
模式図である。
【図7】本発明装置の連続稼働における弁、バルブとピ
ストンの同調を示した模式図である。
【図8】ロータリーバルブとピストンシリンダーを組み
合わせた計量排出装置の模式図を示す。
【図9】ロータリーバルブとピストンシリンダーを組み
合わせた計量排出装置により計量、排出した場合の2種
類の液体の混合状態を示す模式図を示す。
【符号の説明】
1 ロータリーバルブ 2 計量ピストン 3 貯留容器 4 貯留容器 5 切り換え弁 6 ポンプ手段 7 計量排出物貯留部位 8 排出バルブ 9 貯留容器 10 切り換え弁 11 ポンプ手段 12 センサー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量排出物を貯留するための貯留容器
    と、貯留容器の排出口に接続した切り換え弁とポンプ手
    段により構成される第一の計量吸排出器と、この計量吸
    排出器と同様の構成を有している他の計量吸排出器を、
    第一の計量吸排出器の排出口に続く排出管に連通させた
    計量吸排出装置であって、各貯留容器に接続したポンプ
    手段の駆動と切り換え弁の動作が連動し、それぞれの貯
    留容器内の計量排出物を第一の計量吸排出器の排出口に
    続く排出管中に排出積層させ、この積層した計量排出物
    を第一の計量吸排出器の排出動作により計量排出するこ
    とを特徴とする計量吸排出装置。
  2. 【請求項2】 第一の計量吸排出器の排出管に連通した
    他の計量吸排出器の計量動作を任意に変更し、第一の
    量吸排出器によりその変化量を補充して、常に一定の量
    を計量排出することを特徴とする請求項1記載の計量吸
    排出装置。
  3. 【請求項3】 第一の計量吸排出器の排出管に連通した
    他の計量吸排出器の計量動作を、この計量吸排出器に設
    置した計数センサーからの信号により任意に変更するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の計量吸排
    出装置。
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