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JP3438892B2 - 殺菌剤としてのジハロトリアゾロピリミジン誘導体 - Google Patents
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JP3438892B2 - 殺菌剤としてのジハロトリアゾロピリミジン誘導体 - Google Patents

殺菌剤としてのジハロトリアゾロピリミジン誘導体

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JP3438892B2 JP51957694A JP51957694A JP3438892B2 JP 3438892 B2 JP3438892 B2 JP 3438892B2 JP 51957694 A JP51957694 A JP 51957694A JP 51957694 A JP51957694 A JP 51957694A JP 3438892 B2 JP3438892 B2 JP 3438892B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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    • A01N43/90Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having two or more relevant hetero rings, condensed among themselves or with a common carbocyclic ring system

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ある種のジハロトリアゾロピリミジン誘導
体(そのうちの幾つかは新規である)、それらの製造方
法、かかる化合物を含有する組成物、ならびに、殺菌剤
としてのそれらの使用に関する。
出願人の同時係属中の欧州出願第92204097.7号は、一
般式: [式中、R3は所望により置換されていてもよいアリール
基を表し、そして、XおよびYは、両方とも塩素原子を
表すか、あるいは、両方とも臭素原子を表す] で示される化合物を開示しているが、この化合物は一般
式: [式中、R1は、所望により置換されていてもよいアルキ
ル、アルケニル、アルキニル、アルカジエニル、シクロ
アルキル、ビシクロアルキルまたはヘテロ環式基を表
し;R2は水素原子またはアルキル基を表し;あるいは、R
1およびR2は、介在する窒素原子と共に、所望により置
換されていてもよいヘテロ環式環を表し;R3は上で定義
されたとおりであり、そして、R4は水素またはハロゲン
原子または−NR5R6基(ここで、R5が水素原子またはア
ミノ、アルキル、シクロアルキルまたはビシクロアルキ
ル基を表し、そして、R6は水素原子またはアルキル基を
表す)を表す]で示されるある種の殺菌活性なトリアゾ
ロピリミジン誘導体の製造中間体である。しかしなが
ら、この文献には、式Aの化合物それ自体が殺菌活性を
有するという指摘は存在しない。
今回、式Aで示されるある種の化合物およびある種の
さらに新規なジハロトリアゾロピリミジン誘導体が、本
来、殺菌活性を示すことが発見された。
本発明によれば、それゆえ、担体と、活性成分とし
て、一般式: [式中、Rは、所望により置換されていもよい分枝鎖ま
たは直鎖のアルキルまたはアルコキシ基、あるいは、所
望により置換されていてもよいシクロアルキル、アリー
ル、アリールオキシまたはヘテロ環式基を表し、そし
て、Halは、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素原子を表
す]で示される化合物とを含有する殺菌組成物が提供さ
れる。
本発明の組成物中の化合物がシクロアルキル基を有す
る場合、これは3〜8個(好ましくは、3〜6個)の炭
素原子を有し得る。アリール基は、任意の芳香族炭化水
素基(特に、フェニルまたはナフチル基)であり得る。
ヘテロ環式基は、少なくとも1個のヘテロ原子を有する
任意の飽和または不飽和の環系であり得る。なお、3〜
6員環が好ましく、5および6員環が特に好ましい。窒
素、酸素または硫黄を含有する環(例えば、ピリジニ
ル、ピリミジニル、ピロリジニル、フリル、ピラニル、
モルホリニルおよびチエニル)が特に好ましい。
上記置換基のいずれかが所望により置換されていても
よいと示されている場合、所望により存在していてもよ
い置換基は、殺虫性化合物を開発したり、および/また
は、かかる化合物を修飾してそれらの構造/活性、持続
性、透過性または他の性質に影響を与えるために習慣的
に用いられる置換基のいずれか1種またはそれ以上であ
り得る。かかる置換基の具体例としては、例えば、ハロ
ゲン原子、ニトロ、シアノ、チオシアナト、シアナト、
ヒドロキシル、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、
ハロアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキル
アミノ、ホルミル、アルコキシカルボニル、カルボキシ
ル、アルカノイル、アルキルチオ、アルキルスルフィニ
ル、アルキルスルホニル、ハロスルホニル、カルバモイ
ル、アルキルアミド、フェニル、フェノキシ、ベンジル
およびベンジルオキシ、ヘテロ環式(特に、フリル)、
およびシクロアルキル(特に、シクロプロピル)基が挙
げられる。典型的には、0〜3個の置換基が存在し得
る。
上記置換基のいずれかがアルキル基を表すか、あるい
は、有する場合、これは線状または分枝状であり、ま
た、12個まで(好ましくは6個まで、特に4個まで)の
炭素原子を有し得る。上記置換基のいずれかがアリール
またはシクロアルキル部分を表すか、あるいは、有する
場合、このアリールまたはシクロアルキル部分は、それ
自体が1個またはそれ以上のハロゲン原子、ニトロ、シ
アノ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシまたはハロ
アルコキシ基で置換されていてもよい。シクロアルキル
およびヘテロ環式基の場合、所望による置換基として
は、また、このシクロアルキルまたはヘテロ環式基に隣
接する2個の炭素原子と共に、飽和または不飽和のヒド
ロカルビル環を形成する基が挙げられる。言い換えれ
ば、飽和または不飽和のヒドロカルビル環は、所望によ
り、上記シクロアルキルまたはヘテロ環式基と融合して
いてもよい。
Rは、C1-12アルキル、C1-12アルコキシ、C3-8シクロ
アルキル、フェニル、フェノキシまたはナフチル基、あ
るいは、3〜6員環のヘテロ環式環を表すことが好まし
く、各基または環は、所望により、ハロゲン原子、ニト
ロ、シアノ、ヒドロキシル、C1-4アルキル、C1-4ハロア
ルキル、C1-4アルコキシ、C1-4ハロアルコキシ、アミ
ノ、C1-4アルキルアミノ、ジ−C1-4アルキルアミノ、ホ
ルミル、C1-4アルコキシカルボニル、カルボキシル、ハ
ロスルホニル、フェニル、フェノキシ、ベンジルおよび
ベンジルオキシ基から選択される1個またはそれ以上の
置換基で置換されていてもよく、また、RがC3-8シクロ
アルキル基または3〜6員環のヘテロ環式環を表す場合
には、所望により、オルト位でベンゼン環と融合してい
てもよい。
より好ましくは、Rは、C1-6アルキル、C1-6アルコキ
シ、C3-8シクロアルキル、フェニル、フェノキシまたは
ナフチル基、あるいは、3〜6員環のヘテロ環式環を表
し、各基または環は、所望により、ハロゲン原子、C1-4
アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-4アルコキシ、C1-4
ロアルコキシ、ハロスルホニル、フェニル、フェノキシ
およびベンジルオキシ基から選択される1個またはそれ
以上の置換基で置換されていてもよい。
式Iの化合物の特に好ましいサブグループは、Rが、
プロピル、ブチル、エトキシ、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル、フルオロフェニル、クロロフェニル、ブロモ
フェニル、ジクロロフェニル、クロロフルオロフェニ
ル、メチルフェニル、プロピルフェニル、ブチルフェニ
ル、ジメチルフェニル、トリフルオロメチルフェニル、
メトキシフェニル、エトキシフェニル、ジメトキシフェ
ニル、ジエトキシフェニル、トリメトキシフェニル、ト
リフルオロメトキシフェニル、クロロスルホニルフェニ
ル、ビフェニルイル、フェノキシフェニル、ベンジルオ
キシフェニル、フルオロフェノキシ、クロロフェノキ
シ、メチルフェノキシ、ジメチルフェノキシ、ナフチル
またはチエニル基を表し;そして、Halが塩素または臭
素原子を表すものである。
また、上で定義した組成物を製造する方法も提供され
る。この方法は、上で定義した式Iの化合物を少なくと
も1種の担体と組み合わせることからなる。かかる組成
物は、本発明の単一化合物または数種の化合物の混合物
を含有し得る。
本発明による組成物は、好ましくは0.5〜95重量%の
活性成分を含有する。
本発明による組成物中の担体は、それと共に活性成分
を処方して処理すべき場所(例えば、植物、種子または
土壌であり得る)への施用を容易にしたり、貯蔵、輸送
または取り扱いを容易にする任意の材料である。担体
は、固体または液体であり得るが、通常は気体状である
が、圧縮されて液体を形成する材料をも含み、殺菌組成
物を処方する際に通常用いられる担体のいずれを用いて
もよい。
適当な固体担体としては、天然および合成の粘土およ
び珪酸物、例えば、珪藻土などの天然シリカ;珪酸マグ
ネシウム、例えば、タルク;珪酸マグネシウムアルミニ
ウム、例えば、アッタパルジャイトおよびバーミキュラ
イト;珪酸アルミニウム、例えば、カオリナイト、モン
モリロナイトおよび雲母;炭酸カルシウム;硫酸カルシ
ウム;硫酸アンモニウム;合成水和酸化珪素および合成
珪酸カルシウムまたはアルミニウム;元素、例えば、炭
素および硫黄;天然および合成樹脂、例えば、クマロン
樹脂、ポリ塩化ビニル、ならびに、スチレンポリマーお
よびコポリマー;固体ポリクロロフェノール;ビチュー
メン;ワックス、例えば、蜜ろう、パラフィンワック
ス、および塩素化ミネラルワックス;および、固体肥
料、例えば、過リン酸塩。
適当な液体担体としては、水;アルコール、例えば、
イソプロパノールおよびグリコール;ケトン、例えば、
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ンおよびシクロヘキサノン;エーテル;芳香族または芳
香脂肪族(arali phatic)の炭化水素、例えば、ベンゼ
ン、トルエンおよびキシレン;石油留分、例えば、ケロ
シンおよび軽鉱油;塩素化炭化水素、例えば、四塩化炭
素、パークロロエチレンおよびトリクロロエタンが挙げ
られる。様々な液体の混合物が、しばしば適する。
殺菌組成物は、濃縮した形態で処方され輸送されるこ
とが多いが、これは引き続いて施用前に使用者によって
希釈される。界面活性剤である担体が少量存在すること
によって、この希釈工程が容易になる。したがって、好
ましくは、本発明による組成物中の少なくとも1種の担
体は、界面活性剤である。例えば、この組成物は、少な
くとも2種の担体を含有し、そのうちの少なくとも1種
は界面活性剤であり得る。
界面活性剤は、乳化剤、分散剤または湿潤剤であり得
る;それは、非イオン性またはイオン性のいずれであっ
てもよい。適当な界面活性剤の例としては、ポリアクリ
ル酸およびリグニンスルホン酸のナトリウムまたはカル
シウム塩;分子中に少なくとも12個の炭素原子を有する
脂肪酸または脂肪族アミンもしくはアミドと、エチレン
オキシドおよび/またはプロピレンオキシドとの縮合
物;グリセロール、ソルビトール、スクロースまたはペ
ンタエリスリトールの脂肪酸エステル;これらと、エチ
レンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドとの縮
合物;脂肪族アルコールまたはアルキルフェノール、例
えば、p−オクチルフェノールまたはp−オクチルクレ
ゾールと、エチレンオキシドおよび/またはプロピレン
オキシドとの縮合物;これらの縮合物の硫酸塩またはス
ルホン酸塩;分子中に少なくとも10個の炭素原子を有す
る硫酸エステルまたはスルホン酸エステルのアルカリ金
属塩またはアルカリ土類金属塩、好ましくはナトリウム
塩、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、第2アルキル硫
酸ナトリウム、スルホン化ヒマシ油のナトリウム塩、お
よびドデシルベンゼンスルホン酸塩などのアルキルアリ
ールスルホン酸ナトリウム;およびエチレンオキシドの
ポリマーやエチレンオキシドとプロピレンオキシドとの
コポリマーが挙げられる。
本発明の組成物は、例えば、水和剤、散剤、顆粒剤、
液剤、乳剤、乳濁液剤、懸濁剤およびエアロゾルとして
処方し得る。水和剤は、通常、25、50または75重量%の
活性成分を含有し、また、通常、固体の不活性担体に加
えて、3〜10重量%の分散剤、ならびに、必要な場合に
は、0〜10重量%の安定剤、および/または、浸透剤や
粘着剤などの他の添加剤を含有する。散剤は、通常、水
和物と同様の組成を有するが、分散剤を含まない濃厚散
剤として処方され、現場で、さらに別の固体担体で希釈
し、通常、1/2〜10重量%の活性成分を含有する組成物
を与えるようにすればよい。顆粒剤は、通常、10〜100B
Sメッシュ(1.676〜0.152mm)の範囲内の寸法を有する
ように調製され、凝集または含浸技術によって製造し得
る。一般に、顆粒剤は、1/2〜75重量%の活性成分と、
0〜10重量%の添加剤(例えば、安定剤、界面活性剤、
徐放調節剤および結合剤)とを含有する。いわゆる「乾
燥流動粉剤」は、比較的高濃度の活性成分を含有する比
較的小さい顆粒剤からなる。乳剤は、通常、溶媒に加え
て、必要な場合には、共溶媒、1〜50%(w/v)の活性
成分、2〜20%(w/v)の乳化剤、および、0〜20%(w
/v)の添加剤(例えば、安定剤、浸透剤および腐食防止
剤)を含有する。懸濁剤は、通常、安定な非沈降性の流
動物を得るように調合され、通常、10〜75重量%の活性
成分、0.5〜15重量%の分散剤、0.1〜10重量%の懸濁化
剤(例えば、保護コロイドおよびチキソトロープ剤)、
0〜10重量%の他の添加剤(例えば、脱泡剤、腐食防止
剤、安定剤、浸透剤および粘着剤)、および、活性成分
が実質的に不溶な水または有機液体を含有する;ある種
の有機固体または無機塩を、かかる処方物中に溶解した
状態で存在させ、沈降を防止したり、水に対する凍結防
止剤として利用し得る。
水性の分散液剤および乳液剤、例えば、本発明による
水和剤または濃厚物を水で希釈することによって得られ
る組成物もまた、本発明の範囲内にある。上記の乳濁液
剤は、油中水型または水中油型のいずれであってもよ
く、濃厚な「マヨネーズ」様の粘稠度を有し得る。
本発明の組成物は、また、他の成分(例えば、除草
性、殺虫性または殺菌性を有する他の化合物)を含有し
得る。
本発明の化合物の保護活性の持続期間を増大させるの
に特に興味深いのは、保護すべき植物の環境に殺菌性化
合物を徐放する担体の使用である。かかる徐放処方物
は、例えば、ブドウ植物の根に隣接する土壌に混和した
り、ブドウ植物の幹に直接施用することを可能にする粘
着性成分を含有することができる。
上で定義した式Iの化合物のいくつかは、新規であ
る。したがって、本発明は、また、すでに定義した一般
式I[ただし、(i)Rが所望により置換されていても
よいフェニルまたはナフチル基を表す場合、両方のHal
基が塩素原子を表すことはなく、また、両方のHal基が
臭素原子を表すことはない;かつ(ii)Rがメチル基を
表す場合、両方のHal基が塩素原子を表すことはない]
で示される化合物を提供する。
本発明は、さらに、上で定義した式Iの化合物の製造
方法を提供する。この方法は、 (a)一般式: [式中、Rは上で定義したとおり]で示される化合物
を、塩素化剤または臭素化剤と反応させ、式I[式中、
Halは塩素または臭素原子を表す]で示される化合物を
製造すること; (b)必要であれば、(a)で形成した式Iの化合物を
フッ素化剤と反応させ、式I[式中、Halはフッ素原子
を表す]で示される化合物を製造すること;および、 (c)必要であれば、(a)で形成した式Iの化合物を
NH3と反応させた後、ジアゾ化剤の存在下でジヨードメ
タンと反応させ、式I[式中、一方のHalはヨウ素原子
を表し、他方は塩素、臭素またはヨウ素原子を表す]で
示される化合物を製造することからなる。
工程(a)の方法は、溶媒の存在下で実施し得る。適
当な溶媒としては、ジクロロメタンなどのハロゲン化炭
化水素が挙げられる。あるいは、過剰の塩素化剤または
臭素化剤を溶媒として利用してもよい。適当な塩素化剤
としては、オキシ塩化リン、三塩化リンおよび五塩化リ
ンが挙げられる。適当な臭素化剤としては、オキシ臭化
リン、三臭化リンおよび五臭化リンが挙げられる。この
反応は、0℃から反応混合物の還流温度までの範囲内の
温度で実施するのが適当であり、好ましい反応温度は20
℃から反応混合物の還流温度までである。
工程(b)の方法は、溶媒の存在下で実施するのが便
利である。適当な溶媒としては、スルホラン、ジメチル
ホルムアミド、または、アセトニトリルとクラウンエー
テルとの混合物が挙げられる。スルホランまたはジメチ
ルホルムアミドを溶媒として用いる場合には、フッ素化
剤の脱水を助けるためにトルエンを共溶媒として用いる
のが有利である。この反応は室温(約15℃)から反応混
合物の還流温度までの範囲内の温度で実施するのが適当
であり、好ましい反応温度は40℃から反応混合物の還流
温度までである。適当なフッ素化剤としては、アルカリ
金属のフッ化物、特にフッ化カリウム、五フッ化アンチ
モンおよび三フッ化ジエチルアミノ硫黄が挙げられる。
工程(c)の方法におけるNH3との反応は、溶媒の存
在下で実施するのが便利である。適当な溶媒としては、
ジオキサン、ジエチルエーテルおよびテトラヒドロフラ
ンなどのエーテル、ジクロロメタンなどのハロゲン化炭
化水素、ならびに、特にトルエンが挙げられる。この反
応は、20℃から反応混合物の還流温度までの範囲内の温
度で実施するのが適当であり、好ましい反応温度は40℃
から反応混合物の還流温度までである。また、この反応
を塩基の存在下で実施することが好ましいが、好ましく
は、過剰のNH3を塩基として利用してもよい。工程
(c)で用いられるジアゾ化剤は、亜硝酸の任意のアル
キルエステルであり得る。亜硝酸イソペンチルが特に好
ましい。亜硝酸のアルキルエステルを用いる場合には、
これをジヨードメタンとの共溶媒として利用してもよ
い。この反応は、60℃から120℃までの範囲内の温度で
実施するのが適当であり、好ましい反応温度は70℃から
110℃までである。工程(c)の方法における両方の段
階は、1つの容器で実施し得る。
式IIの化合物は、ワイ・マキスミ(Y.Makisumi)の方
法[ケミカル・アンド・ファーマシューティカル・ビュ
リティン(Chem.Pharm.Bull.),9巻,801頁,(1961
年)]により、アルカリ性条件下で、3−アミノ−1,2,
4−トリアゾールを適当なマロン酸エステルと反応させ
ることによって、製造することができる。
本発明は、さらにまた、上で定義した一般式Iの化合
物または上で定義した組成物の殺菌剤としての使用、な
らびに、ある場所において菌類を防除する方法を提供す
る。この方法は、かかる化合物または組成物で、この場
所(例えば、菌類の攻撃を受けやすい、または、受けた
植物、かかる植物の種子、あるいは、かかる植物が成長
している、または、成長するであろう培地などである)
を処理することからなる。
本発明は、菌類の攻撃に対して作物を保護する上で幅
広い利用性を有する。保護しうる典型的な作物として
は、ブドウ、コムギやオオムギなどの穀類作物、リンゴ
およびトマトが挙げられる。保護の持続期間は、通常、
選択された個々の化合物と、その影響が適当な処方物の
使用によって通常軽減される様々な外的要因(例えば、
気候)とに依存する。
本発明を、以下の実施例によって、さらに詳しく説明
する。
実施例1 5,7−ジクロロ−6−(2−クロロフェニル)−1,2,4−
トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(R=2−クロロフ
ェニル;Hal=Cl)の製造 5,7−ジヒドロキシ−6−(2−クロロフェニル)−
1,2,4−トリアゾロ[1,5a]ピリミジン(6.2g、0.026mo
l)および30mlのオキシ塩化リンを混合し、得られた懸
濁液は3時間還流した。得られた透明な溶液から過剰の
オキシ塩化リンを留去し、得られた粘稠な油状物を50ml
のジクロロメタンに溶解した。ジクロロメタン溶液中に
おける痕跡量のオキシ塩化リンを分解するために、50ml
の氷水を注意深く添加した。次いで、有機層を分離し、
硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を減圧下で留去し、6.
62gの5,7−ジクロロ−6−(2−クロロフェニル)−1,
2,4−トリアゾロ−[1,5a]ピリミジンを黄色結晶とし
て得た。融点153℃。収率:理論量の85%。
実施例2 5,7−ジブロモ−6−(2−クロロフェニル)−1,2,4−
トリアゾロ[1,5a]ピリミジン(R=2−クロロフェニ
ル;Hal=Br)の製造 5,7−ジヒドロキシ−6−(2−クロロフェニル)−
1,2,4−トリアゾロ[1,5a]ピリミジン(15g、0.057mo
l)を、約100℃の温度で、溶融したオキシ臭化リン(過
剰、40g)に、少しずつ添加した。激しい初期反応の
後、透明で非常に粘稠な油状物が得られた。これを、12
0℃で、さらに2時間放置した。この混合物を室温まで
冷却し、得られた「ガラス」を、水およびジクロロメタ
ンの混合物に、少しずつ添加した。有機層を分離し、硫
酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を減圧下で留去し、19.9
3gの5,7−ジブロモ−6−(2−クロロフェニル)−1,
2,4−トリアゾロ[1,5a]ピリミジンを黄色結晶として
得た。融点212℃。収率:理論量の90%。
実施例3〜52 上記の実施例1に記載した方法と同様の方法によっ
て、以下の表Iに列挙するように、本発明による別の化
合物を製造した。この表において、各化合物は式Iによ
って識別される。
実施例53 本発明の化合物の殺菌活性を以下の試験によって調べ
た。
(a)ブドウのべと病[プラスモパラ・ヴィチコラ(Pl
asmopara viticola;PVA)]に対する胞子形成防止活性 この試験は、葉面噴霧を用いた直接的な胞子形成防止
試験である。試験化合物で処理する2日前に、ブドウ植
物[栽培品種カベルネット・サウヴィグノン(Cabernet
Sauvignon)]全体の葉の下面に、2.5×104遊走子嚢/m
lを含有する水性懸濁液を噴霧することによって、接種
する。接種した植物を高湿度区画内で24時間保持し、次
いで、ガラス室の周囲温度および湿度で24時間保持す
る。感染した葉の下面に、0.04%「TWEEN 20」(商品
名;ポリオキシエチレンソルビタンエステル界面活性
剤)を含有する1:1の水/アセトン中における活性材料
の溶液を噴霧する。噴霧ノズルを備えた自動化噴霧ライ
ンを用いて、これら植物を処理する。化合物の濃度は10
00ppmであり、噴霧容量は700l/haである。噴霧後、これ
ら植物を通常のガラス室条件に96時間戻し、次いで、高
湿度キャビネットに24時間移し、評価を行う前に、胞子
形成を誘導する。評価は、胞子形成によって覆われた葉
の面積を対照の葉と比較した割合(%)に基づく。
(b)トマトの疫病[フォトフトラ・インフェスタンス
(Phytophthora infestans;PIP)]に対する直接的な保
護剤活性 この試験は、葉面噴霧を用いた直接的な保護剤試験で
ある。2枚の葉を広げたトマト植物[圃場の栽培品種フ
ァースト(First)]の葉の上面に、(a)に記載のよ
うに、噴霧器を用いて、試験化合物を1000ppmの用量で
噴霧する。通常のガラス室条件下で、引き続いて24時間
後、これらの葉の上面に、2×105遊走子/mlを含有する
水性懸濁液を噴霧することによって、接種する。接種し
た植物を高湿度キャビネット内で24時間保持し、そして
生育室条件下で5日間保持する。評価は、罹病した葉の
面積を対照の葉と比較した割合(%)に基づく。
(c)ブドウのべと病[プラスモパラ・ヴィチコラ(Pl
asmopara viticola;PVP)]に対する直接的な保護剤活
性 この試験は、葉面噴霧を用いた直接的な保護剤試験で
ある。ブドウ植物[栽培品種カベルネット・サウヴィグ
ノン(Cabernet Sauvignon)]全体の葉の下面に、
(a)に記載のように、自動化噴霧ラインを用いて,試
験化合物を1000ppmの用量で噴霧し、通常のガラス室条
件下で、引き続いて24時間後、これらの葉の下面に、2.
5×104遊走子嚢/mlを含有する水性懸濁液を噴霧するこ
とによって、接種する。接種した植物を高湿度キャビネ
ット内で24時間保持し、通常のガラス室条件下で5日間
保持し、次いで、さらに24時間、高湿度に戻す。評価
は、胞子形成によって覆われた葉の面積を対照の葉と比
較した割合(%)に基づく。
(d)トマトの夏疫病[アルテルナリア・ソラニ(Alte
rnaria solani;AS)]対する活性 この試験は、葉面噴霧として施用された試験化合物の
接触予防活性を測定する。トマトの苗[栽培品種アウト
ドア・ガール(Outdoor Girl)]を、第2の本葉を広げ
る段階まで生育する。これら植物を、(a)に記載のよ
うに、自動化噴霧ラインを用いて処理する。試験化合物
は、0.04%界面活性剤(「TWEEN 20」−商品名)を含有
するアセトンおよび水(50:50v/v)の混合物中における
溶液または懸濁液として施用する。処理の1日後、これ
らの苗に、104胞子/mlを含有するアルテルナリア・ソラ
ニ(A.solani)の分生胞子の懸濁液を葉の上面に噴霧す
ることによって、接種する。接種後4日間、これら植物
を21℃の湿度区画内で湿った状態で保持する。疾病につ
いては、接種の4日後に、病変部によって覆われる葉の
表面積の割合(%)に基づいて評価する。
(e)ソラマメの灰色かび病[ボトリチス・シネラ(Bo
trytis cinera;BCB)]に対する直接的な保護剤活性 この試験は、葉面噴霧を用いた直接的な保護剤試験で
ある。ソラマメ植物[栽培品種ザ・サットン(The Sutt
on)]の葉の上面に、(a)に記載のように、自動化噴
霧ラインを用いて、試験化合物を1000ppmの用量で噴霧
する。噴霧の24時間後、これらの葉に、105分生胞子/ml
を含有する水性懸濁液を接種する。接種後4日間、これ
ら植物を21℃の湿度区画内で湿った状態で保持する。疾
病については、接種の4日後に、病変部によって覆われ
た葉の表面積の割合(%)に基づいて評価する。
(f)コムギの斑点病[レプトスファエリア・ノドルム
(Leptosphaeria nodorum;LN)]に対する活性 この試験は、葉面噴霧処理を用いた直接的な治療試験
である。単葉期のコムギ植物[栽培品種ノーマン(Norm
an)]の葉に、1×106胞子/mlを含有する水性懸濁液を
噴霧することによって、接種する。処理前に、接種した
植物を高湿度区画内で24時間保持する。これら植物に、
(a)に記載のように、自動化噴霧ラインを用いて、試
験化合物の溶液を1000ppmの用量で噴霧する。乾燥後、
これら植物を、22℃、中程度の湿度で6〜8日間保持し
た後、評価する。評価は、対照植物の葉と比較した葉1
枚あたりの病変部の密度に基づく。
(g)コムギの赤さび病[プキニア・レコンジタ(Pucc
inia recondita;PR)]に対する活性 この試験は、葉面噴霧を用いた直接的な保護剤試験で
ある。コムギの苗[栽培品種アヴァロン(Avalon)]を
1〜1 1/2葉期まで生育する。次いで、これら植物に、
(a)に記載のように、自動化噴霧ラインを用いて、試
験化合物を1000ppmの用量で噴霧する。試験化合物は、
0.04%界面活性剤(「TWEEN 20」−商品名)を含有する
アセトンおよび水(50:50 v/v)の混合物中における溶
液または懸濁液として施用する。処理の18〜24時間後、
これらの苗に、約105胞子/mlを含有する水性胞子懸濁液
をすべての側から植物に噴霧することによって、接種す
る。接種後18時間、これら植物を、20〜22℃の温度、高
湿度条件下で保持する。その後、これら植物をガラス室
の周囲条件、すなわち中程度の相対湿度、20℃の温度で
保持する。疾病については、接種の10日後に、胞子形成
膿疱によって覆われた植物を対照の植物と比較した割合
(%)に基づいて評価する。
(h)オオムギのうどんこ病[エリシフェ・グラミニス
・エフ・エス・ピー・ホルデイ(Erysiphe graminis f.
sp.hordei;EG)]に対する活性 この試験は、葉面噴霧を用いた直接的な治療試験であ
る。試験化合物で処理する1日前に、オオムギの苗[栽
培品種ゴールデン・プロミス(Golden Promise)]の葉
に、うどんこ病菌の分生胞子を振りかけることによって
接種する。接種した植物を、処理前に、ガラス室の周囲
温度および湿度で一晩保持する。これら植物に、(a)
に記載のように、自動化噴霧ラインを用いて、試験化合
物を1000ppmの用量で噴霧する。乾燥後、これら植物
を、20〜25℃、中程度の湿度の区画に7日まで戻した
後、評価する。評価は、胞子形成によって覆われた葉の
面積を対照植物の波と比較した割合(%)に基づく。
(i)イネの葉枯病[フィリクラリア・オリザエ(Pyri
cularia oryzae;PO)]に対する活性 この試験は、葉面噴霧を用いた直接的な治療試験であ
る。試験化合物で処理する20〜24時間前に、イネの苗
[栽培品種アイチアイシ(Aichiaishi)−ポット1個あ
たり約30本の苗)]の葉に、105胞子/mlを含有する水性
懸濁液を噴霧する。接種した植物を高湿度で一晩保持
し、次いで、乾燥させた後、(a)に記載のように、自
動化噴霧ラインを用いて、試験化合物を1000ppmの用量
で噴霧する。処理後、これら植物を、25〜30℃、高湿度
のイネ区画内で保持する。評価は、処理の4〜5日後に
行うが、それは対照の植物と比較した葉1枚あたりのえ
そ病変部の密度に基づく。
(j)インビトロにおけるコムギの角斑病[シュードセ
ルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercospore
lla herpotrichoides;PHI)]に対する活性 この試験は、コムギの角斑病を起こす菌に対する化合
物のインビトロ活性を測定する。試験化合物をアセトン
に溶解または懸濁し、25区画のペトリ皿に分注した4ml
量の半強度ポテトデキストロース培地に添加し、最終濃
度を化合物50ppmおよびアセトン2.5%とする。各区画
に、シュードセルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(P.
herpotrichoides)の14日齢培養物から取り出した直径6
mmの寒天/菌糸体プラグを接種する。菌糸体の成長につ
いて評価するまで、これらプレートを20℃で12日間イン
キュベートする。
(k)インビトロにおけるフザリウム菌[フザリウム・
クルモルム(Fusarium culmorum;FSI)]に対する活性 この試験は、茎腐れや根腐れを起こすフザリウム菌の
一種に対する化合物のインビトロ活性を測定する。試験
化合物をアセトンに溶解または懸濁し、溶かした半強度
ポテトデキストロース寒天培地に添加し、最終濃度を化
合物50ppmおよびアセトン2.5%とする。寒天が固まれ
ば、これらプレートに、フザリウム種の7日齢培養物か
ら取り出した直径6mmの寒天/菌糸体プラグを接種す
る。これらプレートを20℃で5日間インキュベートする
と、プラグから放射状の成長が測定される。
上記のすべての試験における疾病防除の程度は、以下
の基準にしたがって、無処理の対照または希釈剤を噴霧
した対照のいずれかと比較した評点として表す。
0=疾病防除度が50%より低い 1=疾患防除度が約50〜80% 2=疾患防除度が80%より高い これら試験の結果を以下の表IIに示す。
実施例54 本発明の化合物の殺菌活性を、以下の試験によって調
べた。
(a)ブドウのべと病[プラスモパラ・ヴィチコラ(Pl
asmopara viticola;PVA)]に対する胞子形成防止活性 この試験は、葉面噴霧を用いた直接的な胞子形成防止
試験である。高さ約8cmのブドウ植物[栽培品種カベル
ネット・サウヴィグノン(Cabernet Sauvignon)]の葉
の下面に、5×104遊走子嚢/mlを含有する水性懸濁液を
接種する。接種した植物を、高湿度キャビネット内、21
℃で24時間保持し、次いで、20℃、相対湿度40%のガラ
ス室内で24時間保持する。感染した葉の下面に、0.04%
「TWEEN 20」(商品名;ポリオキシエチレンソルビタン
エステル界面活性剤)を含有する1:1の水/アセトン中
における試験化合物の溶液を噴霧する。2個の空気噴霧
ノズルを備えたトラック噴霧器を用いて、これら植物に
噴霧する。化合物の濃度は600ppmであり、噴霧容量は75
0l/haである。噴霧後、これら植物を、20℃、相対湿度4
0%のガラス室に96時間戻し、次いで、高湿度キャビネ
ットに24時間移し、胞子形成を誘導する。評価は、胞子
形成によって覆われた葉の面積を対照の葉と比較した割
合(%)に基づく。
(b)トマトの疫病[フィトフトラ・インフェスタンス
(Phytophthora infestans;PIP)]に対する直接的な保
護剤活性 この試験は、葉面噴霧を用いた直接的な保護剤試験で
ある。2枚の葉を広げたトマ植物[圃場の栽培品質ファ
ースト(First)]に、(a)に記載のように、試験化
合物を600ppmの用量で噴霧する。乾燥後、これら植物を
20℃、相対湿度40%のガラス室内で24時間保持する。次
いで、葉の上面に、2×105遊走子嚢/mlを含有する水性
懸濁液を接種する。接種した植物を高湿度キャビネット
内、18℃で24時間保持し、次いで、14時間の明時/日、
15℃、相対湿度80%の生育室内で5日間保持する。評価
は、罹病した葉の面積を対照の葉と比較した割合(%)
に基づく。
(c)トマトの夏疫病[アルテルナリア・ソラニ(Alte
rnaria solani;AS)]に対する活性 この試験は、葉面噴霧を用いた直接的な予防試験であ
る。第2葉を広げた段階のトマトの苗[栽培品種アウト
ドア・ガール(Outdoor Girl)]に、(a)に記載のよ
うに、試験化合物を600ppmの用量で噴霧する。乾燥後、
これら植物を20℃、相対湿度40%のガラス室内で24時間
保持した後、葉の上面に、1×104分生胞子/mlを含有す
るアルテルナリア・ソラニ(A.solani)の分生胞子の水
性懸濁液を接種する。21℃の高湿度キャビネット内で4
日後、病変部によって覆われた葉の表面積を対照植物と
比較した割合(%)に基づいて、評価する。
(d)ソラマメの灰色かび病[ボトリチス・シネラ(Bo
trytis cinera;BCB)]に対する直接的な保護剤活性 この試験は、葉面噴霧を用いた直接的な保護剤試験で
ある。2対の葉を有するソラマメ植物[栽培品種ザ・サ
ットン(The Sutton)]に、(a)に記載のように、試
験化合物を600ppmの用量で噴霧する。乾燥後、これら植
物を、20℃、相対湿度40%のガラス室内で24時間保持す
る。次いで、葉の上面に、1×106分生胞子/mlを含有す
る水性懸濁液を接種する。これら植物を高湿度キャビネ
ット内、22℃で4日間保持する。評価は、罹病した葉の
面積を対照の葉と比較した割合(%)に基づく。
(e)コムギの斑点病[レプトスファエリア・ノドルム
(Leptosphaeria nodorum;LN)]に対する活性 この試験は、葉面噴霧処理を用いた直接的な治療試験
である。単葉期のコムギの苗[栽培品種ノーマン(Norm
an)]に、1.5×106分生胞子/mlを含有する水性懸濁液
を接種する。接種した植物を高湿度キャビネット内、20
℃で24時間保持した後、(a)に記載したように、試験
化合物を噴霧する。乾燥後、これら植物を、22℃、相対
湿度70%のガラス室内で6〜8日間保持する。評価は、
対照植物の葉と比較した葉1枚あたりの病変部の密度に
基づく。
(f)インビトロにおけるコムギの角斑病[シュードセ
ルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercospore
lla herpotrichoides;PHI)]に対する活性 この試験は、コムギの角斑病を起こす菌に対する化合
物のインビトロ活性を測定する。試験化合物をアセトン
に溶解または懸濁し、25区画のペトリ皿に分注した4ml
量の半強度ポテトデキストロース培地に添加し、最終濃
度を化合物10ppmおよびアセトン0.825%とする。菌の接
種源は、震盪フラスコ中の半強度ポテトデキストロース
培地で成長し、5×104菌糸体フラグメント/ml培地とな
るように同培地に添加されたシュードセルコスポレラ・
ヘルポトリコイデス(P.herpotrichoides)の菌糸体フ
ラグメントから構成されている。菌糸体の成長について
評価するまで、ペトリ皿を20℃で10日間インキュベート
する。
(g)インビトロにおけるリゾクトニア菌[リゾクトニ
ア・ソラニ(Rhizoctonia solani;RSI)]に対する活性 この試験は、葉腐れや根腐れを起こすリゾクトニア・
ソラニ(Rhizoctonia solani)に対する化合物のインビ
トロ活性を測定する。試験化合物をアセトンに溶解また
は懸濁し、25区画のペトリ皿に分注した4ml量の半強度
ポテトデキストロース培地に添加し、最終濃度を化合物
10ppmおよびアセトン0.825%とする。菌の接種源は、震
盪フラスコ中の半強度ポテトデキストロース培地で成長
し、5×104フラグメント/ml培地となるように同培地に
添加されたリゾクトニア・ソラニ(R.solani)の菌糸体
フラグメントから構成されている。菌糸体の成長につい
て評価するまで、ペトリ皿を20℃で10日間インキュベー
トする。
(h)インビトロにおけるリンゴの赤かび病[ヴェンツ
リア・イナエクアリス(Venturia inaequalis;VII]に
対する活性 この試験は、リンゴの赤かび病を起こすヴェンツリア
・イナエクアリス(Venturia inaequalis)に対する化
合物のインビトロ活性を測定する。試験化合物をアセト
ンに溶解または懸濁し、25区画のペトリ皿に分注した4m
l量の半強度ポテトデキストロース培地に添加し、最終
濃度を化合物10ppmおよびアセトン0.825%とする。菌の
接種源は、麦芽寒天培地上で成長し、5×104栄養分体/
ml培地となるように同培地に添加されたヴェンツリア・
イナエクアリス(Venturia inaequalis)の菌糸体フラ
グメントおよび胞子から構成されている。菌糸体の成長
について評価するまで、ペトリ皿を20℃で10日間インキ
ュベートする。
上記のすべての試験における疾病防除の程度は、以下
の基準にしたがって、無処理の対照または希釈剤を噴霧
した対照のいずれかと比較した評点として表す。
0=疾病防除度が50%より低い 1=疾患防除度が約50〜80% 2=疾患防除度が80%より高い これら試験の結果を以下の表IIIに示す。
実施例55 様々な植物病原菌に対する化合物のMIC値の決定 MIC(最低阻害濃度:Minimum Inhibition Concentrati
on)値を、48ウェル・マイクロタイタープレートを用い
た系列希釈試験によって決定した。栄養溶液中における
試験化合物の希釈およびウェルへの分配は、TECAN RSP
5000ロボット化試料プロセッサーによって実施した。
化合物を以下の濃度に希釈した:100、50、25、12.5、
6.25、3.13、1.56、0.78、0.39、0.20、0.10および0.05
μg/ml。
栄養溶液を調製するために、V8ジュース(商品名)を
炭酸カルシウムで中和し、遠心分離した。上清を蒸留水
(1:5)で最終濃度まで希釈した。
菌類[アルテルナリア・ソラニ(Alternaria solan
i)、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)、シ
ュードセルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudoce
rcosporella herpotrichoides)、ミクロネクトリエラ
・ニヴァリス(Micronectriella nivalis)、ガエウマ
ノマイセス・グラミニス(Gaeumannomyces gramini
s)]を、胞子懸濁液の液滴としてウェルに添加した。
次いで、マイクロタイタープレートを20℃で6〜8日間
インキュベートした。菌糸体を成長させない系列希釈の
最低濃度として定義されるMIC値は、プレートを視覚的
に検査することによって決定した。
これら試験の結果を表IVに示す。
実施例56 植物病原菌のアルテルナリア・ソラニ(Alternaria sol
ani)、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)、
リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)を用いた
系列希釈試験における試験化合物の最低阻害濃度の決定 プレート1枚あたり24または48ウェルを有するマイク
ロタイタープレートを用いて、系列希釈試験を実施し
た。試験化合物は、20%アセトンを含有する1000μg/ml
の水性懸濁液を原液として用いた。次いで、この懸濁液
は、0.2μのフィルターで滅菌濾過した。滅菌した殺菌
懸濁液を栄養溶液で希釈し、引き続いて各々のウェルへ
ピペットで分注することは、TECAN RSP 5000ロボット化
試料プロセッサーを用いて実施した。試験した濃度は、
100μg/mlから0.05μg/mlまでの範囲であった。12の希
釈段階を設けた。栄養溶液は、病原菌の栄養要求性に応
じて選択した。
接種源は、胞子懸濁液(5×108/ml)の液滴(50μ
l)として、ウェルに添加した。
評価 適当な温度で6〜12日間インキュベートした後、MIC
値を視覚的な見積もりによって決定した。菌糸体を成長
させない希釈列の最低濃度をMIC値として定義した。結
果を以下の表Vに示す。
実施例57 ラッカセイに対しセルコスポラ・アラキジコラ(Cercos
pora arachidicola)を用いた圃場ポット試験 ラッカセイの種子15個を、土壌基体を詰めたポットに
まいた。植物から4枚の本葉が出たとき(播種の約12〜
14日後)、手動噴霧器を用いて、殺菌剤および試験化合
物を施用した。試験化合物は、水中に10%アセトンおよ
び0.05%Triton X 155を含有する噴霧洗液中において、
500μg/mlの濃度で施用した。噴霧洗液の合計量は1000l
/haに相当した。処理1回あたり6通りのもの(ポッ
ト)を用いた。処理の2日後、これらのポットを、セル
コスポラ・アラキジコラ(Cercospora arachidicola)
菌が胞子形成病変部を形成している圃場のラッカセイ植
物に曝露した。評価は、処理の15日後に、感染した葉の
面積の割合(%)を見積もることによって、実施した。
効力(%)は、アボット(Abbott)の式を用いて計算し
た。
ラッカセイに対しプキニア・アラキジス(Puccinia ara
chidis)を用いた圃場ポット試験 ラッカセイの種子15個を、土壌基体を詰めたポットに
まいた。植物から4枚の本葉が出たとき、手動噴霧器を
用いて、殺菌剤および試験化合物を施用した。試験化合
物は、水中に10%アセトンおよび0.05%Triton X 155を
含有する噴霧洗液中において、500μg/mlの濃度で施用
した。噴霧洗液の合計量は1000l/haに相当した。処理1
回あたり6通りのものを用いた。処理の2日後、プキニ
ア・アラキジス(Puccinia arachidis)菌が葉の上に胞
子形成膿疱を形成した圃場のラッカセイ植物に曝露し
た。評価は、処理の19日後に、感染した葉の面積の割合
(%)を見積もることによって実施した。効力(%)
は、アボット(Abbott)の式を用いて計算した。
結果 結果を以下の表VIに示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベヒェル,ハインツ−マンフレト ドイツ連邦共和国デー―55411ビンゲン、 プファーレル・ヘベレル・シュトラーセ 5番 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 487/04 146 A01N 43/90 105 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】担体と、有効成分として、一般式: [式中、Rは、所望により置換されていてもよい分枝鎖
    もしくは直鎖のC1-12アルキルもしくはC1-12アルコキシ
    基、あるいは、所望により置換されていてもよいC3-8
    クロアルキル、フェニル、ナフチル、フェノキシ、ナフ
    トキシ、または、N、OもしくはSから選択される少な
    くとも1個のヘテロ原子を含有する飽和もしくは不飽和
    ヘテロ環式3〜6員環基を表し(ここで、該選択的な置
    換基は、ハロゲン原子、ニトロ、シアノ、チオシアナ
    ト、シアナト、ヒドロキシル、C1-12アルキル、C1-12
    ロアルキル、C1-12アルコキシ、C1-12ハロアルコキシ、
    アミノ、C1-12アルキルアミノ、ジ(C1-12アルキル)ア
    ミノ、ホルミル、(C1-12アルコキシ)カルボニル、カ
    ルボキシル、炭素原子12個までのアルカノイル、C1-12
    アルキルチオ、C1-12アルキルスルフィニル、C1-12アル
    キルスルホニル、ハロスルホニル、カルバモイル、C
    1-12アルキルアミド、フェニル、フェノキシ、ベンジル
    およびベンジルオキシ、少なくとも1個のヘテロ原子を
    含有する飽和もしくは不飽和ヘテロ環式3〜6員環基、
    ならびに、C3-8シクロアルキル基のうちの1種またはそ
    れ以上から選択され、該フェニル含有置換基またはC3-8
    シクロアルキル置換基は、それ自体、所望により、1個
    またはそれ以上のハロゲン原子、ニトロ、シアノ、C
    1-12アルキル、C1-12ハロアルキル、C1-12アルコキシま
    たはC1-12ハロアルコキシで置換されてもよく、また、
    RがC3-6シクロアルキルまたは少なくとも1個のヘテロ
    原子を含有する飽和もしくは不飽和ヘテロ環式3〜6員
    環基を表す場合、該選択的な置換基には、さらに2個の
    隣接する炭素原子に縮合したベンゼン環が含まれる)、 Halはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素原子を表す] で示される化合物とを含有する殺菌組成物。
  2. 【請求項2】RがC1-12アルキル、C1-12アルコキシ、C
    3-8シクロアルキル、フェニル、フェノキシまたはナフ
    チル基、あるいは、ヘテロ環式3〜6員環を表し (ここで、各基または環は、所望により、ハロゲン原
    子、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、C1-4アルキル、C
    1-4ハロアルキル、C1-4アルコキシ、C1-4ハロアルコキ
    シ、アミノ、C1-4アルキルアミノ、ジC1-4アルキルアミ
    ノ、ホルミル、C1-4アルコキシカルボニル、カルボキシ
    ル、ハロスルホニル、フェニル、フェノキシ、ベンジル
    およびベンジルオキシ基から選択される1個またはそれ
    以上の置換基で置換されていてもよく、また、RがC3-8
    シクロアルキル基またはヘテロ環式3〜6員環を表す場
    合には、所望により、オルト位でベンゼン環と縮合して
    いてもよい)、Halがフッ素、塩素、臭素またはヨウ素
    原子を表す請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】Rがプロピル、ブチル、エトキシ、シクロ
    ペンチル、シクロヘキシル、フルオロフェニル、クロロ
    フェニル、ブロモフェニル、ジクロロフェニル、クロロ
    −フルオロフェニル、メチルフェニル、プロピルフェニ
    ル、ブチルフェニル、ジメチルフェニル、トリフルオロ
    メチルフェニル、メトキシフェニル、エトキシフェニ
    ル、ジメトキシフェニル、ジエトキシフェニル、トリメ
    トキシフェニル、トリフルオロメトキシフェニル、クロ
    ロスルホニルフェニル、ビフェニルイル、フェノキシフ
    ェニル、ベンジルオキシフェニル、フルオロフェノキ
    シ、クロロフェノキシ、メチルフェノキシ、ジメチルフ
    ェノキシ、ナフチルまたはチエニル基を表し、Halが塩
    素または臭素原子を表す請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】Rが2−クロロフェニルであり、両方のHa
    lが塩素原子を表すか、 Rが2−クロロフェニルであり、両方のHalが臭素原子
    を表すか、 Rが4−エトキシフェニルであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rが3−エトキシフェニルであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rが2−メトキシフェニルであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rが2−クロロスルホニルフェニルであり、両方のHal
    が塩素原子を表すか、 Rが3−トリフルオロメチルフェニルであり、両方のHa
    lが塩素原子を表すか、 Rが4−イソプロピルフェニルであり、両方のHalが塩
    素原子を表すか、 Rが4−トリフルオロメトキシフェニルであり、両方の
    Halが塩素原子を表すか、 Rがナフタ−2−イルであり、両方のHalが塩素原子を
    表すか、 Rが4−フルオロフェニルであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rが4−フェノキシフェニルであり、両方のHalが塩素
    原子を表すか、 Rが4−ビフェニルイルであり、両方のHalが塩素原子
    を表すか、 Rが3,4−ジメトキシフェニルであり、両方のHalが塩素
    原子を表すか、 Rが4−ベンジルオキシフェニルであり、両方のHalが
    塩素原子を表すか、 Rが2−フルオロフェニルであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rが3−フルオロフェニルであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rが2−ブロモフェニルであり、両方のHalが塩素原子
    を表すか、 Rが4−ブロモフェニルであり、両方のHalが塩素原子
    を表すか、 Rが2−ベンジルオキシフェニルであり、両方のHalが
    塩素原子を表すか、 Rが2,3−ジメトキシフェニルであり、両方のHalが塩素
    原子を表すか、 Rが3−ブロモフェニルであり、両方のHalが塩素原子
    を表すか、 Rがナフタ−1−イルであり、両方のHalが塩素原子を
    表すか、 Rが2,3−ジエトキシフェニルであり、両方のHalが塩素
    原子を表すか、 Rが3,4−ジクロロフェニルであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rがチエノ−2−イルであり、両方のHalが塩素原子を
    表すか、 Rがチエノ−3−イルであり、両方のHalが塩素原子を
    表すか、 Rが3,4,5−トリメトキシフェニルであり、両方のHalが
    塩素原子を表すか、 Rが2−メチルフェニルであり、両方のHalが塩素原子
    を表すか、 Rが3−クロロフェニルであり、両方のHalが塩素原子
    を表すか、 Rが3,4−ジメチルフェニルであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rがシクロフェニルであり、両方のHalが塩素原子を表
    すか、 Rがシクロヘキシルであり、両方のHalが塩素原子を表
    すか、 Rが2−フルオロフェニルであり、両方のHalが臭素原
    子を表すか、 Rが2,4−ジクロロフェニルであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rが4−t−ブチルフェニルであり、両方のHalが塩素
    原子を表すか、 Rが2−クロロ−6−フルオロフェニルであり、両方の
    Halが塩素原子を表すか、 Rが4−メトキシフェニルであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rが2−トリフルオロメチルフェニルであり、両方のHa
    lが塩素原子を表すか、 Rが4−ブロモフェニルであり、両方のHalが臭素原子
    を表すか、 Rが2−クロロ−6−フルオロフェニルであり、両方の
    Halが臭素原子を表すか、 Rが4−トリフルオロメチルフェニルであり、両方のHa
    lが臭素原子を表すか、 Rが3−フルオロフェニルであり、両方のHalが臭素原
    子を表すか、 Rが2−トリフルオロメチルフェニルであり、両方のHa
    lが臭素原子を表すか、 Rが2−フルオロフェノキシであり、両方のHalが塩素
    原子を表すか、 Rが2−メチルフェノキシであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rが2−クロロフェノキシであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rが2,6−ジメチルフェノキシであり、両方のHalが塩素
    原子を表すか、 Rが3−メチルフェノキシであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rがエトキシであり、両方のHalが塩素原子を表すか、 Rがイソプロピルであり、両方のHalが塩素原子を表す
    か、あるいは、 Rがイソブタ−3−イルであり、両方のHalが塩素原子
    を表す式Iの化合物を含有する請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】少なくとも2種の担体を含有し、そのうち
    の少なくとも1種が界面活性剤である請求項1〜4のい
    ずれか1項記載の組成物。
  6. 【請求項6】請求項1で定義された一般式Iの化合物
    (ただし、 (i)Rが請求項1で定義される所望により置換されて
    いてもよいフェニルまたはナフチル基を表す場合、両方
    のHal基が塩素原子を表すことはなく、また、両方のHal
    基が臭素原子を表すことはない;かつ (ii)Rがメチル基を表す場合、両方のHal基が塩素原
    子を表すことはない)。
  7. 【請求項7】Rがチエノ−2−イルであり、両方のHal
    が塩素原子を表すか、 Rがチエノ−3−イルであり、両方のHalが塩素原子を
    表すか、 Rがシクロペンチルであり、両方のHalが塩素原子を表
    すか、 Rがシクロヘキシルであり、両方のHalが塩素原子を表
    すか、 Rが2−フルオロフェノキシであり、両方のHalが塩素
    原子を表すか、 Rが2−メチルフェノキシであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rが2−クロロフェノキシであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rが2,6−ジメチルフェノキシであり、両方のHalが塩素
    原子を表すか、 Rが3−メチルフェノキシであり、両方のHalが塩素原
    子を表すか、 Rがエトキシであり、両方のHalが塩素原子を表すか、 Rがイソプロピルであり、両方のHalが塩素原子を表す
    か、あるいは、 Rがイソブタ−3−イルであり、両方のHalが塩素原子
    を表す請求項6記載の化合物。
  8. 【請求項8】請求項6または7で定義された式Iの化合
    物の製造方法であって、 (a)一般式: [式中、Rは請求項6または7で定義したとおり]で示
    される化合物を、塩素化剤または臭素化剤と反応させ、
    式I[式中、Halは塩素または臭素原子を表す]で示さ
    れる化合物を製造すること; (b)必要であれば、(a)で形成した式Iの化合物を
    フッ素化剤と反応させ、式I[式中、Halはフッ素原子
    を表す]で示される化合物を製造すること;および、 (c)必要であれば、(a)で形成した式Iの化合物を
    NH3と反応させた後、ジアゾ化剤の存在下でジヨードメ
    タンと反応させ、式I[式中、一方のHalはヨウ素原子
    を表し、他方は塩素、臭素またはヨウ素原子を表す]で
    示される化合物を製造することからなる製造方法。
  9. 【請求項9】ある場所で菌類を防除する方法であって、
    請求項1〜4、6および7のいずれか1項で定義された
    式Iの化合物で、または、請求項1〜5のいずれか1項
    で定義された組成物で、この場所を処理することからな
    る防除方法。
  10. 【請求項10】前記場所が、菌類の攻撃を受けやすい、
    または、受けた植物、かかる植物の種子、あるいは、こ
    れら植物が成長している、または、成長するであろう環
    境を包含する請求項9記載の方法。
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