JP3448668B2 - 内燃機関排気筒の補修装置 - Google Patents
内燃機関排気筒の補修装置Info
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Description
修装置に関する。
ある。同図では、補修装置Aが、自動車用内燃機関の排
気筒1に備わっている排気箱2の局部的な破損箇所から
の排気洩れを防ぐために用いられる事例を示している。
で形成された耐熱性ガスケット層4が裏面にラミネート
されたステンレス製の帯状巻付部材3と、排気箱2に巻
き付けられた巻付部材3を排気箱2に対して締め付ける
ための締付機構5とを有している。締付機構5は、巻付
部材3の一端部に溶接で固着された係止部材6と、巻付
部材3の他端近傍箇所に溶接で固着された係止部材7
と、一方の係止部材6に係止された帯材8と、他方の係
止部材7に係止された締付部材9とを備えている。そし
て、帯材8を締付部材9のガイド部9aに挿通させた状
態で、その締付部材9に取り付けられている締付ねじ9
bを回転操作することによって、帯材8がガイド部9a
に引き込まれて巻付部材3が排気箱2に締め付けられる
ようになっている。
用によって巻付部材3が排気箱2に締め付けられるの
で、巻付部材3の耐熱性ガスケット層4が排気箱2の破
損箇所を気密に塞いで排気洩れを防ぐことができるとさ
れている。
説明した従来の補修装置では、その締付機構5が、2つ
の係止部材6,7と、帯材8と、締付部材9との4つの
部品で構成されていて、しかも、係止部材6,7が帯材
8や締付部材9を掛止するための複雑な形状の係合部6
a,7aを備えているだけでなく、それらの係止部材
6,7を巻付部材3に溶接で接合する必要があるので、
構造が複雑でその組立ても煩雑になって価格が高くつく
という問題を有していた。また、帯材8と係止部材6と
の係合箇所や締付部材9や係止部材7との係合箇所がそ
の締付力の影響で事後的に変形するおそれがあり、その
ように係合箇所が変形すると締付力が緩んで破損箇所か
らの排気洩れを生じるおそれがあった。さらに、2つの
係止部材6,7を巻付部材3に溶接で接合するので、装
着する排気箱の外径に合わせて係止部材6,7の溶接接
合箇所を定めておかねばならず、そのために、外径の異
なる排気箱に対しては、それ専用の補修装置が個別に必
要になるという不便があった。
たものであり、締付機構を構成するための部品点数が少
なく、しかも各部品の形状なども従来より単純になるよ
うな対策を講じることによって価格を安く抑えることの
できる内燃機関排気筒の補修装置を提供することを目的
とする。
できるにもかかわらず、排気筒への装着後の締付力の緩
みに起因する排気洩れを生じるおそれのない内燃機関排
気筒の補修装置を提供することを目的とする。
対しても共通に使用することのできる内燃機関排気筒の
補修装置を提供することを目的とする。
気筒の補修装置は、裏面に耐熱性シール材がラミネート
された金属製の帯状巻付部材と、排気筒の破損箇所を上
記シール材が覆うようにその排気筒に巻き付けられた上
記巻付部材を排気筒に対して締め付ける締付機構とを有
している。この点では従来例と同様である。
ねじ山に係合される係合溝を長さ方向等ピッチおきの複
数箇所に備えた帯材と、この帯材を進退自在に挿通可能
なガイド部及びこのガイド部に挿入された上記帯材の上
記係合溝に係合される上記締付ねじを備えた締付部材
と、上記巻付部材の任意箇所に連結可能な連結具とを備
えている。そして、上記連結具に連結された上記帯材を
上記巻付部材の端部に連結された上記締付部材のガイド
部に挿入して上記係合溝を上記締付ねじのねじ山に係合
させた状態で、この締付ねじを回転操作することによっ
て上記帯材を上記ガイド部に引き込ませることができる
ようになっている。
材と連結具との3つの部品で構成することが可能になる
ので、従来例よりも部品点数が少なくて済み、それだけ
組立ても簡単になり、そのことが価格を安く抑えること
に役立つ。また、連結具が巻付部材の任意箇所に連結可
能であるので、巻付部材に対する連結具の連結位置を任
意に調節することが可能であり、そのために締付部材に
よる帯材の引込み代を増減調節して巻付部材に十分に大
きな締付力を付与することができるようになる。
挿通可能なスリット状の開口が備わり、その開口に挿通
された上記巻付部材が折れ曲がってその折曲り箇所が上
記開口の開口縁にスライド不能に係合することによって
上記連結具と上記巻付部材とが連結されているという構
成を採用することができ、そのようにすると、連結具と
巻付部材とを連結する手段に溶接などの面倒な手段を採
用する必要がなくなるだけでなく、両者を連結するため
の特別の部品を用いる必要もなくなって、さらに価格を
安く抑えることができるようになる。
の端部に溶接することによってそれら両部材が連結され
ていることが望ましい。これによれば、補修を行う作業
者が、巻付部材と締付部材とを一部品として取り扱うこ
とができるようになって作業を容易に行うことができる
ようになる。
れ、その係合孔に挿通された上記帯材の基部を折返し状
に折り曲げることによって上記連結具と上記帯材とが連
結されていると共に、上記帯材の基部を折り曲げること
によって形成された折曲げ片が、上記開口に挿通された
上記巻付部材と連結具とによって挾まれるようになって
いることが望ましい。これによれば、連結具と帯材とを
連結するのに余分な部品を用いる必要がなくなってそれ
だけ価格を安く抑えることができるだけでなく、帯材の
折曲げ片が連結具の開口に挿通された巻付部材と連結具
とによって挾まれるために、当該補修装置を排気筒に装
着した後で帯材が連結具の係合孔から抜け出して締付力
が緩むという事態が起こらなくなる。そのため、装着後
に締付力の緩みに起因する排気洩れを生じるおそれがな
くなる。
置を内燃機関排気筒に装着する手順を示した説明図、図
4は連結具を巻付部材に連結する手順を要部の拡大断面
図で示した説明図である。また、図5〜図8には連結具
71の変形例を示してある。
用の内燃機関排気筒10に装着される補修装置について
のものであり、図1〜図3では排気筒10の排気箱11
に存在する孔空きや亀裂発生などの破損箇所を補修する
場合を示している。
部材20と締付機構50とを備えている。図4(A)
(B)に示したように、巻付部材20は、その裏面に圧
縮アスベスト繊維などで形成された耐熱性シール材21
がラミネートされている。締付機構50は、ステンレス
製の細長い帯板の表面の長さ方向等ピッチおきの複数箇
所に幅方向に長い係合溝52が形成された帯材51と、
この帯材51を進退自在に挿通可能なガイド部62及び
締付ねじ63を回転自在に備えた締付部材61と、幅方
向に細長いスリット状の開口72と係合孔73とを備え
た連結具71との3つの部品でなる。
るためには、帯材51と連結具71、連結具71と巻付
部材20、締付部材61と巻付部材20とがそれぞれ連
結される必要がある。
締付部材61にあらかじめ接合片64を一体に形成して
おき、その接合片64を図1のように巻付部材20の一
方側端中央部に溶接で接合するという手段を採用して行
うことが可能である。このような締付部材61と巻付部
材20との連結作業は溶接という面倒な作業を伴うの
で、あらかじめ両者を接合したものを提供するようにし
ておくことが望ましい。
帯材51の基部を連結具71の係合孔73に挿通させた
後、折返し状に折り曲げることによって折曲げ片53を
形成し、その折曲げ片53を係合孔73の孔縁に係止さ
せるという手順を採用することができるほか、帯材51
の基部にあらかじめ折返し状の折曲げ片53を形成して
おき、その折曲げ片53を係合孔73に挿入してその孔
縁に係止させるという手順を採用することができる。ま
た、帯材51と連結具71との連結作業は、排気筒10
の補修作業を行うときに併せて行っても、あるいは、あ
らかじめ両者を連結したものを提供するようにしておい
てもよい。
は、図1矢印aのように連結具71のスリット状の開口
72に巻付部材20の他方側端を挿通させた後、その連
結具71を巻付部材20の長さ方向にスライドさせて図
4(A)のように適正位置に合わせ、その後、同図
(B)のように連結具71を巻付部材20に対して矢印
bのように他方側端側へ倒れ込ませる。このようにする
と、開口72の両側の開口縁72a,72bが巻付部材
20を互いに反対向きに押し付けるので、巻付部材20
が折れ曲がり、その折曲り箇所25a,25bが開口7
2の開口縁72a,72bにスライド不能に係合して連
結具71と巻付部材20とが連結される。このようにし
て連結具71と巻付部材20とを連結する作業は、巻付
部材20を図1のように排気筒10の排気箱11の補修
箇所に緩く粗巻付けした後で行っても、そのような粗巻
付けを行う前に行ってもよいが、巻付部材20を排気箱
11の補修箇所に緩く粗巻付けした後で行うと、巻付部
材20の長さ方向での連結具71の連結位置を適切に定
める作業を容易に行うことができるという利点がある。
の折曲げ片53と、連結具71の開口72に挿通された
巻付部材20の他方側端部は、連結具71の裏面側に配
備しておくことが望ましい。この点についてはさらに後
述する。
粗巻付けした後、帯材51を図2の矢印cのように締付
部材61のガイド部62に挿入することによってその帯
材51の所定の係合溝52を締付部材61の締付ねじ6
3のねじ山(不図示)に係合させ、その状態から締付ね
じ63を締付方向に回転させる。このようにすると、締
付ねじ63のねじ山が帯材51の他の係合溝52に次々
と噛み合うようになって帯材51がガイド部62に引き
込まれていく。このときに、巻付部材20の他方側端部
20bをその一方側端部20aの下側にもぐり込むよう
に配備しておくと、帯材51がガイド部62に引き込ま
れることによって巻付部材20の他方側端部20bが矢
印dのようにその一方側端部20aの下側にもぐり込ん
で巻付部材20が排気箱11に締め付けられ、そのシー
ル材21(図4参照)が排気箱11の破損箇所を気密に
塞ぐ。これにより補修作業が終了する。図3には補修作
業が終了した状態を示してある。
補修装置を、排気筒10の排気箱11に孔空きや亀裂が
生じている場合に適用した事例であるけれども、この補
修装置は、排気筒10の排気箱11以外の箇所に孔空き
や亀裂が生じている場合にも同様に適用することが可能
である。また、破損箇所のない排気箱11に上記したと
ころと同様に補修装置を装着しておくことも可能であ
り、そのようにしておくと、排気箱11が直接に地面な
どに擦れるという事態が起こらなくなるので、排気箱1
1の破損を防ぐための防護部材としてもこの補修装置が
役立つことになる。したがって、排気箱11と地面との
間隔が短くなっているような自動車やモーターバイクに
はそのような使用態様を採ることが排気箱11を保護す
るという面で有益になる。さらに、巻付部材20にカー
ボン素材やその他の使用可能な素材を用いてファッショ
ン性を高めることも可能であり、そのようなものでは、
自動車やモーターバイクのドレスアップ用パーツとして
の有用性が発揮されるようになる。
た帯材51の折曲げ片53と、連結具71の開口72に
挿通された巻付部材20の他方側端部は、連結具71の
裏面側に配備しておくことが望ましい。このように、折
曲げ片53と巻付部材20の他方側端部20bが連結具
71の裏面側に配備されていると、当該補修装置を排気
箱11に装着した際に、帯材51の折曲げ片53が巻付
部材20と連結具71とによって挾まれる。そのため、
巻付部材20を締め付けている力で折曲げ片53が延び
るという事態が起こらなくなり、帯材51が連結具71
の係合孔73から抜け出して締付力が緩むという事態が
起こらなくなって、装着後の締付力の緩みに起因する排
気洩れを生じなくなる。
示している。図5(A)(B)の連結具71は、係合孔
73と開口72との間の部分及び開口72の外側部分に
膨出状のリブ74を形成して補強した事例である。図6
(A)(B)の連結具71は、上記係合孔を省略してそ
の部分に溶接面75を形成し、帯材の端部をこの溶接面
75に溶接接合で連結することができるようにした事例
であり、その他の構成は図5(A)(B)のものと同様
である。図7(A)(B)の連結具71は、その外端縁
を立ち上げてリブ76とした事例であり、その他の構成
は図5(A)(B)のものと同様である。図8(A)
(B)の連結具71は、係合孔73と開口72との間の
部分及び開口72の外側部分に形成した膨出状のリブ7
4を、係合孔73の形成箇所にまで延出させた事例であ
る。その他の構成は図5(A)(B)のものと同様であ
る。
付機構を構成するための部品点数が少なく、しかも各部
品の形状なども従来例よりも単純になっているので、従
来例に比べて価格を安く抑えることができるだけでな
く、排気筒の排気箱などの外径が異なっていても、排気
箱などに巻き付けられた巻付部材の締付力を十分に大き
く確保することが可能になるという利点がある。また、
排気筒への装着後の締付力の緩みに起因する排気洩れを
生じるおそれをなくすることができる。
する最初の段階を示した説明図である。
の段階を示した説明図である。
を示した説明図である。
階での要部を拡大断面図で示した説明図、(B)は連結
具を巻付部材に連結した段階での要部を拡大断面図で示
した説明図ある。
は(A)のVB−VB線拡大断面図である。
(B)は(A)のVIB−VIB線拡大断面図である。
図、(B)は(A)のVIIB−VIIB線拡大断面図
である。
図、(B)は(A)のVIIIB−VIIIB線拡大断
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 裏面に耐熱性シール材がラミネートされ
た金属製の帯状巻付部材と、排気筒の破損箇所を上記シ
ール材が覆うようにその排気筒に巻き付けられた上記巻
付部材を排気筒に対して締め付ける締付機構とを有する
内燃機関排気筒の補修装置において、 上記締付機構が、締付ねじのねじ山に係合される係合溝
を長さ方向等ピッチおきの複数箇所に備えた帯材と、こ
の帯材を進退自在に挿通可能なガイド部及びこのガイド
部に挿入された上記帯材の上記係合溝に係合される上記
締付ねじを備えた締付部材と、上記巻付部材の任意箇所
に連結可能な連結具とを備えていると共に、上記連結具
に連結された上記帯材を上記巻付部材の端部に連結され
た上記締付部材のガイド部に挿入して上記係合溝を上記
締付ねじのねじ山に係合させた状態で、この締付ねじを
回転操作することによって上記帯材を上記ガイド部に引
き込ませることができるようになっていることを特徴と
する内燃機関排気筒の補修装置。 - 【請求項2】 上記連結具に上記巻付部材を挿通可能な
スリット状の開口が備わり、その開口に挿通された上記
巻付部材が折れ曲がってその折曲り箇所が上記開口の開
口縁にスライド不能に係合することによって上記連結具
と上記巻付部材とが連結されている請求項1に記載した
内燃機関排気筒の補修装置。 - 【請求項3】 上記締付部材を上記巻付部材の端部に溶
接することによってそれら両部材が連結されている請求
項1又は請求項2に記載した内燃機関排気筒の補修装
置。 - 【請求項4】 上記連結具に係合孔が具備され、その係
合孔に挿通された上記帯材の基部を折返し状に折り曲げ
ることによって上記連結具と上記帯材とが連結されてい
ると共に、上記帯材の基部を折り曲げることによって形
成された折曲げ片が、上記開口に挿通された上記巻付部
材と連結具とによって挾まれるようになっている請求項
1ないし請求項3のいずれかに記載した内燃機関排気筒
の補修装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001214384A JP3448668B2 (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 内燃機関排気筒の補修装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001214384A JP3448668B2 (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 内燃機関排気筒の補修装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003027935A JP2003027935A (ja) | 2003-01-29 |
| JP3448668B2 true JP3448668B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=19049217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001214384A Expired - Lifetime JP3448668B2 (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 内燃機関排気筒の補修装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3448668B2 (ja) |
-
2001
- 2001-07-13 JP JP2001214384A patent/JP3448668B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2003027935A (ja) | 2003-01-29 |
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