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JP3450812B2 - 換気装置 - Google Patents
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JP3450812B2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP3450812B2
JP3450812B2 JP2000290479A JP2000290479A JP3450812B2 JP 3450812 B2 JP3450812 B2 JP 3450812B2 JP 2000290479 A JP2000290479 A JP 2000290479A JP 2000290479 A JP2000290479 A JP 2000290479A JP 3450812 B2 JP3450812 B2 JP 3450812B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、マンショ
ンなどの集合住宅の玄関に設置するのに好適な換気装置
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、上記した換気装置としては、例え
ば、サッシと略同一平面をなすようにして隣接して設け
られる中空状の壁体を備え、この壁体の中空部分を介し
て室内側換気口と室外側換気口とを連通させてなるもの
がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の換気装置において、壁体をサッシと略同一平面をな
すようにして隣接させている都合上、例えば、マンショ
ンなどの集合住宅における玄関のようにサッシの横にス
ペースを確保することが困難である場所には設置するこ
とができないという問題があった。 【0004】また、従来の換気装置では、室内側換気口
および室外側換気口をサッシと略同一平面をなすように
して配置される壁体の室内外の壁面にそれぞれ設けてい
るので、室内側換気口と室外側換気口との室内外方向の
距離が短く、室内側換気口および室外側換気口を上下や
左右に離して配置しないと、室内外の換気口を通して外
から覗かれたり手を入れられたりする恐れがあるうえ、
万が一室外で火災が発生した場合には、外部からの熱気
が短時間のうちに室内に入り込んでしまう恐れがあると
いう問題を有していた。 【0005】さらに、従来の換気装置では、採光に関す
る機能を有していないため、プライバシーを確保しつ
つ、室内を明るくしたり、室外にほのかに光を漏らした
りしたいといった消費者のニーズに応えることができな
いという問題があり、これらの問題を解決することが従
来の課題となっている。 【0006】 【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたもので、玄関サッシの横に広いスペースがな
くても設置することができると共に、外部からの熱気の
侵入を阻止可能としたうえでプライバシーを確保しつつ
換気を行うことが可能であり、加えて、プライバシーを
阻害することなく、昼には外部から光を採り入れること
ができ、夜には室内外を問わず設置場所近傍をほのかに
照らすことができる換気装置を提供することを目的とし
ている。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る換気装置は、一方の側壁と、一方の側壁に位置して
関サッシの側縁を取り付ける上下方向の側縁取付け部
と、一方の側壁の側縁取付け部とは反対側において一方
の側壁と間隔をもって対向する他方の側壁と、両側壁の
室内側を連結する室内側正面壁と、室内側正面壁と間隔
をもって対向して両側壁の室外側を連結する室外側正面
壁と、室内側正面壁および室外側正面壁のうちの少なく
ともいずれか一方の正面壁に位置して躯体壁の側縁と当
接する側縁当接部と、側縁取付け部よりも室内側でかつ
上下方向の中間部または上部に位置する室内側換気口お
よび側縁取付け部よりも室外側でかつ下部に位置する室
外側換気口を連通する吸音材を具備した換気路と、側縁
取付け部よりも室内側に位置する室内側採光口および側
縁取付け部よりも室外側に位置する室外側採光口を連通
すると共に両採光口を照らす照明を内蔵した採光路を備
え、換気路を遮断可能な防火ダンパを換気路の内部に設
けると共に、採光路の両採光口および照明を下部に設
、側縁取付け部よりも室内側でかつ室内側換気口より
も上方に位置する室内側採風口および側縁取付け部より
も室外側でかつ室内側採風口と略同じ高さに位置する室
外側採風口を具備した採風路を備え、一方の側壁の室内
側壁, 一方の側壁の室外側壁, 室内側正面壁および室
外側正面壁のいずれかの壁でかつ室内側換気口と室内側
採光口との間の部分に相当する上下方向位置に、電装品
取付け部あるいは物品収容部を設けた構成としており、
この換気装置の構成を前述した従来の課題を解決するた
めの手段としている。 【0008】この場合、採光路の両採光口には、防火性
を向上させるために、ガラスをはめ込むことが望まし
く、耐熱採光パネルや網入りの防火ガラスをはめ込むこ
とがより好ましい。 【0009】また、換気路の内部に設けた防火ダンパ
は、熱気が換気路の内部奥深くにまで侵入するのを防ぐ
ために、できるだけ室外側換気口の近傍に設けることが
望ましい。 【0011】本発明に係わる換気装置において、側縁当
接部に玄関サッシを隣接して設ける場合には、この側縁
当接部に側縁取付け部と同様の構成を採用することが可
能である。 【0012】また、本発明に係わる換気装置において、
側縁当接部が接続する躯体壁には柱やガラスブロックも
含むものとする。 【0013】さらに、本発明に係わる換気装置におい
て、一方の側壁や他方の側壁や室内側正面壁や室外側正
面壁は、いずれも平面状をなすものに限定されるもので
はなく、曲面状や多面状をなすものであってもよい。 【0014】 【発明の作用】本発明の請求項1に係わる換気装置にお
いて、上記した構成としているので、玄関サッシの横に
広いスペースがなくても設置し得ることとなり、加え
て、換気路を通して室外から覗かれたり手を入れられた
りするなどといったことがなく、その結果、プライバシ
ーを確保したうえでの換気がなされることとなる。 【0015】また、防火ダンパが換気路の内部に設けて
あるので、万が一室外で火災が発生した場合であったと
しても、この防火ダンパで換気路を遮断すれば、外部か
らの熱気が短時間のうちに室内に入り込んでしまうのを
回避し得ることとなる。 【0016】さらに、室内外に光を通す採光路の両採光
口および照明が下部に設けてあるので、昼間は室外から
覗かれたりするといったことを心配することなく、足元
まで自然光を採り入れ得ることとなり、一方、夜間は室
内室外を問わずこの換気装置近傍の足元をほのかに照ら
し得ることとなる。 【0017】さらに、換気路とは別に採風路が備えられ
ているうえ、この採風路の室内側採風口と室外側採風口
とがほぼ同じ高さに位置していることから、換気路を通
しての通常の換気に加えて、窓を開ける感覚で外気を採
り入れ得ることとなり、そして、例えば、換気路の室内
側換気口と採光路の室内側採光口とを上下に離して配置
することで形成されるスペースをインタホンなどの電装
品を取り付ける電装品取付け部あるいは新聞受けや消火
器などの物品を収容する物品収容部に充て得るので、ス
ペースの有効利用が図られることとなる。 【0019】図1および図2は本発明に係わる換気装置
に対する一比較例を示している。 【0020】図1に示すように、この換気装置1は、
関サッシSに隣接して設置した室内外方向(図示左右方
向)に沿う壁体状をなすものであって、図2にも示すよ
うに、一方の側壁2と、この一方の側壁2の室内外方向
略中央に位置して玄関サッシSの戸当たり側竪枠(側縁)
Saを取り付ける上下方向の側縁取付け部2Aと、一方
の側壁2の側縁取付け部2Aとは反対側で一方の側壁2
と間隔をもって対向する他方の側壁3と、両側壁2,3
の室内側を連結する室内側正面壁4と、この室内側正面
壁4に位置して躯体壁Wの側縁Waと当接する側縁当接
部4Aと、室内側正面壁4と間隔をもって対向して両側
壁2,3の室外側を連結しかつ外壁Woが接続される室
外側正面壁5と、換気路6を備えており、各壁間には断
熱シールが施してある。 【0021】この換気装置1の換気路6は、側縁取付け
部2Aの室内側でかつ一方の側壁2における上下方向の
中間部に配置した換気レジスタ(室内側換気口)6aと、
側縁取付け部2Aの室外側でかつ一方の側壁2における
下部に配置した多孔パネル(室外側換気口)6bとを連通
してなっており、その中間部には吸音材6cが設けてあ
ると共に、多孔パネル6bの近傍には鉛直軸6d回りに
回動して図2(c)に仮想線で示すようにして換気路6を
遮断可能とした防火ダンパ7が設けてある。 【0022】また、この換気装置1は、室内外に連通し
て光を通す採光路8を備えており、この採光路8の中間
部分には、光を効率よく通すために鏡面仕上げが施して
あると共に、照明9が内蔵してある。採光路8の室内側
採光口8aは一方の側壁2における側縁取付け部2Aの
室内側で開口していると共に、室外側採光口8bは一方
の側壁2における側縁取付け部2Aの室外側で開口して
おり、室内側採光口8aおよび室外側採光口8bはいず
れも採光パネル(より好ましくは網入りの防火ガラス)8
cで塞いである。 【0023】この場合、両採光口8a,8bおよびこれ
らの採光口8a,8bを照らす照明9は、一方の側壁2
の下部に設けてある。 【0024】一方、側縁取付け部2Aは、玄関サッシS
と略等しい上下方向寸法を有しかつ戸当たり側竪枠Sa
およびこの戸当たり側竪枠Saに連結した補強連結部材
Sfを一体で収容する溝状をなしており、この側縁取付
け部2Aに補強連結部材Sfの左右方向の移動を許容す
るクリアランスCを設けることにより、玄関サッシSを
補強連結部材SfとともにクリアランスCの範囲で左右
方向に移動させることができるようになっている。 【0025】さらにまた、この比較例では、一方の側壁
2の室外側に位置する面でかつ換気レジスタ6aと室内
側の採光口8aとの間の部分に相当する上下方向位置に
は、新聞受けを収容する物品収容部2aが設けてあると
共にインタホン取付け部(電装品取付け部)2cが設けて
あり、そして、一方の側壁2の室内側に位置する面でか
つ換気レジスタ6aと室内側の採光口8aとの間の部分
に相当する上下方向位置には、消火器を収容する物品収
容部2bが設けてある。 【0026】上記した換気装置1では、この比較例のよ
うに、玄関に用いる場合において、室内側正面壁4に設
けた側縁当接部4Aを躯体壁Wの側縁Waに接続させる
と共に室外側正面壁5に外壁Woを接続させるようにし
ていることから、玄関サッシSの横に広いスペースがな
くても設置し得ることとなる。 【0027】また、上記した換気装置1では、中間部に
吸音材6cを内蔵した換気路6の換気レジスタ6aを側
縁取付け部2Aの室内側でかつ一方の側壁2における上
下方向の中間部に配置していると共に、多孔パネル6b
を側縁取付け部2Aの室外側でかつ一方の側壁2におけ
る下部に配置しているので、この換気路6を通してプラ
イバシーが阻害されるといったことを心配することな
く、換気がなされることとなり、この際、下部に配置し
た多孔パネル6bの近傍に、換気路6を遮断可能とした
防火ダンパ7を設けていることから、万が一室外で火災
が発生した場合であったとしても、この防火ダンパ7で
換気路6を遮断すれば、外部からの熱気が短時間のうち
に室内に入り込んでしまうのを回避し得ることとなる。 【0028】さらに、上記した換気装置1では、室内外
に光を通す採光路8の両採光口8a,8bおよび照明9
を一方の側壁2の下部に設けているので、昼間は室外か
ら覗かれたりするといったことを心配することなく、足
元まで自然光を採り入れ得ることとなり、一方、夜間は
室内室外を問わずこの換気装置1近傍の足元をほのかに
照らし得ることとなる。 【0029】さらにまた、上記した換気装置1では、一
方の側壁2の換気レジスタ6aと室内側の採光口8aと
の間の部分に相当する上下方向位置に、新聞受けが収容
される物品収容部2a,消火器が収容される物品収容部
2bおよびインタホン取付け部2cを設けているので、
スペースの有効利用が図られることとなる。図3および
図4は本発明に係わる換気装置に対する他の比較例を示
しており、この比較例に係わる換気装置1Aでは、一方
の側壁2における換気レジスタ6aの上方で開口しかつ
ドア11cで閉塞可能とした採風口(室内側採風口)11
aと、一方の側壁2における新聞受け2aの上方に位置
する、すなわち、採風口11aとほぼ同じ高さに位置す
る多孔パネル(室外側採風口)11bとを連通してなる採
風路11を換気路6とは別に設けており、この採風路1
1にも上記した防火ダンパ7を設けることが望ましい。 【0030】また、この換気装置1Aにおいても、一方
の側壁2において上下に離して配置された換気レジスタ
6aと室内側の採光口8aとの間の部分に相当する上下
方向位置に、新聞受けが収容される物品収容部2a,消
火器が収容される物品収容部2bおよびインタホン取付
け部2cを設けている。 【0031】この比較例に係わる換気装置1Aでは、換
気路6とは別に採風路11を備えているうえ、この採風
路11の室内側の採風口11aと室外側採風口としての
多孔パネル11bとをほぼ同じ高さに配置しているた
め、換気路6を通しての換気に加えて、窓を開ける感覚
で直に外気を採り入れ得ることとなり、また、この換気
装置1Aでは、上下に離れて位置する換気路6の換気レ
ジスタ6aと採光路8の採光口8aとの間を新聞受けが
収容される物品収容部2a,消火器が収容される物品収
容部2bおよびインタホン取付け部2cとしているの
で、スペースの有効利用が図られることとなる。 【0032】図5〜図7は本発明に係わる換気装置に対
するさらに他の比較例を示している。 【0033】図5および図7に示すように、この換気装
置21は、玄関サッシSに隣接して設置した室内外方向
(図示左右方向)に沿う壁体状をなすものであって、図6
にも示すように、一方の側壁22と、この一方の側壁2
2の室外寄りに位置して玄関サッシSの戸当たり側竪枠
(側縁)Saを取り付ける上下方向の側縁取付け部22A
と、一方の側壁22の側縁取付け部22Aとは反対側で
一方の側壁22と間隔をもって対向しかつ外壁Woが接
続される他方の側壁23と、両側壁22,23の室内側
を連結する室内側正面壁24と、この室内側正面壁24
に位置して躯体壁Wの側縁Waと当接する側縁当接部2
4Aと、室内側正面壁24と間隔をもって対向して両側
壁22,23の室外側を連結する室外側正面壁25と、
換気路26を備えており、各壁間には断熱シールが施し
てある。 【0034】この換気装置21の換気路26は、側縁取
付け部22Aの室内側でかつ一方の側壁22における上
下方向の中間部に位置する換気レジスタ(室内側換気口)
26aと、室外側正面壁25の下部に位置する多孔パネ
ル(室外側換気口)26bとを連通してなっており、その
中間部には吸音材26cが設けてあると共に、多孔パネ
ル26bの近傍には鉛直軸26d回りに回動して図6
(c)に仮想線で示すようにして換気路26を遮断可能と
した防火ダンパ27が設けてある。 【0035】また、この換気装置21も、室内外に連通
して光を通す採光路28を備えており、この採光路28
の中間部分には、光を効率よく通すために鏡面仕上げが
施してあると共に、照明29が内蔵してある。採光路2
8の室内側採光口28aは一方の側壁22における側縁
取付け部22Aの室内側で開口していると共に、室外側
採光口28bは室外側正面壁25で開口しており、室内
側採光口28aおよび室外側採光口28bはいずれも採
光パネル28cで塞いである。 【0036】この場合も、両採光口28a,28bは、
一方の側壁22および室外側正面壁25の下部にそれぞ
れ設けてあると共に、これらの採光口28a,28bを
照らす照明29は、室内側正面壁24の下部に設けてあ
る。 【0037】さらに、この比較例では、室外側正面壁2
5でかつ換気レジスタ26aと室内側の採光口28aと
の間の部分に相当する上下方向位置に、新聞受けを収容
する物品収容部2aを設けていると共にインタホン取付
け部(電装品取付け部)2cを設けていて、一方の側壁2
2の室内側に位置する面の換気レジスタ26aと室内側
の採光口28aとの間に、消火器を収容する物品収容部
2bを設けており、他の構成は先の比較例に係わる換気
装置1と同じである。 【0038】上記した換気装置21では、室内側正面壁
24に設けた側縁当接部24Aを躯体壁Wの側縁Waに
接続させると共に他方の側壁23に外壁Woを接続させ
るようにしていることから、玄関サッシSの横に広いス
ペースがなくても設置し得ることとなる。 【0039】また、上記した換気装置21では、中間部
に吸音材26cを内蔵した換気路26の換気レジスタ2
6aを側縁取付け部22Aの室内側でかつ一方の側壁2
2における上下方向の中間部に配置していると共に、多
孔パネル26bを室外側正面壁25の下部に配置してい
るので、この換気路26を通してプライバシーが犯され
るといったことを案ずることなく、換気がなされること
となり、この際も、下部に配置した多孔パネル26bの
近傍に、換気路26を遮断可能とした防火ダンパ27を
設けていることから、万が一室外で火災が発生した場合
であったとしても、この防火ダンパ27で外部からの熱
気が室内に入り込むのを回避し得ることとなる。 【0040】さらに、上記した換気装置21では、室内
外に光を通す採光路28の両採光口28a,28bおよ
び照明29を下部に設けているので、昼間は室外から覗
かれたりするといったことを心配することなく、足元ま
で自然光を採り入れ得ることとなり、一方、夜間は室内
室外を問わずこの換気装置21近傍の足元をほのかに照
らし得ることとなる。 【0041】さらにまた、上記した換気装置21におい
ても、換気レジスタ26aと室内側の採光口28aとの
間の部分に相当する上下方向位置に、新聞受けが収容さ
れる物品収容部2a,消火器が収容される物品収容部2
bおよびインタホン取付け部2cを設けているので、ス
ペースの有効利用が図られることとなる。 【0042】図8および図9は本発明に係わる換気装置
に対するさらに他の比較例を示しており、この比較例
係わる換気装置21Aでは、一方の側壁22における換
気レジスタ26aの上方で開口しかつドア12cで閉塞
可能とした採風口(室内側採風口)12aと、一方の側壁
22における新聞受け2aの上方に位置する、すなわ
ち、採風口12aとほぼ同じ高さに位置する多孔パネル
(室外側採風口)12bとを連通してなる採風路12を換
気路26とは別に設けており、この採風路12にも上記
した防火ダンパ27を設けることが望ましい。 【0043】また、この換気装置21Aにおいても、換
気レジスタ26aと室内側の採光口28aとの間の部分
に相当する上下方向位置に、新聞受けが収容される物品
収容部2a,消火器が収容される物品収容部2bおよび
インタホン取付け部2cを設けることで、スペースの有
効利用を図っている。 【0044】この比較例に係わる換気装置21Aにおい
て、換気路26とは別に採風路12を備えているのに加
えて、この採風路12の室内側の採風口12aと室外側
採風口としての多孔パネル12bとをほぼ同じ高さに配
置しているため、換気路26を通しての換気以外に、窓
を開ける感覚で直に外気を採り入れ得ることとなる。 【0045】上記した換気装置21(21A)を玄関に用
いる場合において、図10に示すように、室内側正面壁
24に設けた側縁当接部24Aを躯体壁Wの側縁Waに
接続させるのみで換気装置21(21A)を支持するよう
になすことも可能であり、このような玄関サッシSの横
に広いスペースがなくしかも外壁Woが接続されない状
況においても、設置し得ることとなる。 【0046】 【実施例】図11〜図14は本発明に係わる換気装置の
一実施例を示している。 【0047】この実施例に係わる換気装置31が先の
較例に係わる換気装置21Aと相違するところは、躯体
壁Wの側縁Waと当接する側縁当接部35Aを室外側正
面壁35に配置し、換気路36の室内側換気口としての
換気レジスタ36a,採光路38の室内側採光口38a
および採風路13の採風口13aをいずれも室内側正面
壁34に設けていると共に、換気路36の室外側換気口
としての多孔パネル36b,採光路38の室外側採光口
38bおよび採風路13の室外側採風口としての多孔パ
ネル13bをいずれも一方の側壁32に設けた点にあ
り、他の構成は先の比較例に係わる換気装置21Aと同
じである。 【0048】上記した換気装置31においても、室外側
正面壁35に設けた側縁当接部35Aを躯体壁Wの側縁
Waに接続させると共に他方の側壁33に内壁Wiを接
続させるようにしていることから、玄関サッシSの横に
広いスペースがなくても設置し得ることとなる。 【0049】また、上記した換気装置31では、中間部
に吸音材36cを内蔵した換気路36の換気レジスタ3
6aを室内側正面壁34の上下方向の中間部に配置して
いると共に、多孔パネル36bを一方の側壁32の下部
に配置しているので、この換気路36を通してプライバ
シーが犯されるといったことを案ずることなく、換気が
なされることとなり、この際も、下部に配置した多孔パ
ネル36bの近傍に、防火ダンパ37を設けていること
から、万が一室外で火災が発生した場合であったとして
も、この防火ダンパ37で外部からの熱気が室内に入り
込むのを回避し得ることとなる。 【0050】さらに、上記した換気装置31では、室内
外に光を通す採光路38の両採光口38a,38bおよ
び照明39を下部に設けているので、昼間は室外から覗
かれたりするといったことを心配することなく、足元ま
で自然光を採り入れ得ることとなり、一方、夜間は室内
室外を問わずこの換気装置31近傍の足元をほのかに照
らし得ることとなる。 【0051】さらにまた、上記した換気装置31では、
換気路36とは別に採風路13を備えているうえ、この
採風路13の室内側の採風口13aと室外側採風口とし
ての多孔パネル13bとをほぼ同じ高さに配置している
ため、換気路36を通しての換気以外に、窓を開ける感
覚で直に外気を採り入れ得ることとなり、また、この換
気装置31では、一方の側壁32の室外側に位置する面
でかつ換気レジスタ36aと室内側の採光口38aとの
間の部分に相当する上下方向位置に、新聞受けを収容す
る物品収容部2aを設けていると共にインタホン取付け
部2cを設けており、一方、室内側正面壁34でかつ換
気レジスタ36aと室内側の採光口38aとの間に、消
火器を収容する物品収容部2bを設けているので、スペ
ースの有効利用が図られることとなる。 【0053】また、上記した実施例では、一方の側壁3
2、他方の側壁33、室内側正面壁34および室外側正
面壁35がいずれもほぼ平面状をなしている場合を示し
たが、これに限定されるものではなく、一方の側壁3
2、他方の側壁33、室内側正面壁34および室外側正
面壁35を曲面状や多面状に形成することも可能であ
る。 【0054】さらに、本発明に係わる換気装置の詳細な
構成は上記した実施例に限定されるものではなく、他の
構成として、例えば、採光路38の両端部を塞ぐ採光パ
ネル38cに替えてガラス(透明ガラスおよびすりガラ
スいずれも可、より好ましくは防火ガラス)を採用する
構成としてもよい。 【0055】 【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の請求
項1に係わる換気装置では、上記した構成としたから、
玄関サッシの横に広いスペースがなくても設置すること
ができると共に、プライバシーを確保しつつ換気を行う
ことが可能であるという非常に優れた効果がもたらされ
る。 【0056】また、防火ダンパを換気路の室外側換気口
の近傍に設けた構成としているので、万が一室外で火災
が発生した場合であったとしても、この防火ダンパで換
気路を遮断することによって、僅かな時間で熱気が室内
に入り込むのを阻止することができ、加えて、昼間にお
いて、室外から覗かれたりするといったことを案ずるこ
となく、足元まで自然光を採り入れることが可能であ
り、一方、夜間において、室内室外を問わずこの換気装
置近傍の足元をほのかに照らすことが可能であるという
非常に優れた効果がもたらされる。 【0057】さらに、換気路を通しての通常の換気に加
えて、窓を開ける感覚で外気を採り入れることが可能で
あり、そして、上記した構成としたため、スペースの有
効利用を実現することができるという非常に優れた効果
がもたらされる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係わる換気装置に対する比較例を示
す側面説明図である。 【図2】図1のA−A線位置, B−B線位置およびC
−C線位置に基づく各断面説明図(a),(b),(c)であ
る。 【図3】本発明に係わる換気装置に対する他の比較例
示す側面説明図である。 【図4】図1のD−D線位置に基づく断面説明図であ
る。 【図5】本発明に係わる換気装置に対するさらに他の
較例を示す側面説明図(a)および室外側からの正面説明
図(b)である。 【図6】図5のE−E線位置, F−F線位置およびG
−G線位置に基づく各断面説明図(a),(b),(c)であ
る。 【図7】図5における換気装置の設置状況を示す平面説
明図である。 【図8】本発明に係わる換気装置に対するさらに他の
較例を示す側面説明図(a)および室外側からの正面説明
図(b)である。 【図9】図8のH−H線位置に基づく断面説明図であ
る。 【図10】図5および図8における換気装置の他の設置
状況を示す平面説明図である。 【図11】本発明に係わる換気装置の一実施例を示す側
面説明図(a)および室内側からの正面説明図(b)であ
る。 【図12】図11のI−I線位置およびJ−J線位置に
基づく各断面説明図(a),(b)である。 【図13】図11のK−K線位置およびL−L線位置に
基づく各断面説明図(a),(b)である。 【図14】図11における換気装置の設置状況を示す平
面説明図である。横断面説明図である。 【符号の説明】 1,21,31 換気装置 2,22,32 一方の側壁 2A,22A,32A 側縁取付け部 2a,2b 物品収容部 2c インタホン取付け部(電装品取付け
部) 3,23,33 他方の側壁 4,24,34 室内側正面壁 4A,24A,35A 側縁当接部 5,25,35 室外側正面壁 6,26,36 換気路 6a,26a,36a 換気レジスタ(室内側換気口) 6b,26b,36b 多孔パネル(室外側換気口) 7,27,37 防火ダンパ 8,28,38 採光路 8a,28a,38a 室内側採光口 8b,28b,38b 室外側採光口 9,29,39 照明 11,12,13 採風路 11a,12a,13a 採風口 (室内側採風口) 11b,12b,13b 多孔パネル(室外側採風口) S 玄関サッシ Sa 戸当たり側竪枠(玄関サッシの側縁) W 躯体壁 Wa 躯体壁の側縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村 田 茂 幸 東京都千代田区大手町1丁目2番3号 三井建設株式会社 内 (72)発明者 川 西 毅 東京都千代田区大手町1丁目2番3号 三井建設株式会社 内 (56)参考文献 特開 平10−8848(JP,A) 特開 平4−64694(JP,A) 特開 平11−200722(JP,A) 特開 平7−233677(JP,A) 特開 平8−319766(JP,A) 実開 昭57−61064(JP,U) 実開 昭51−72937(JP,U) 実開 平5−40590(JP,U) 実開 昭55−94372(JP,U) 実開 平6−56468(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 7/00 - 7/24

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一方の側壁と、一方の側壁に位置して
    玄関サッシの側縁を取り付ける上下方向の側縁取付け部
    と、一方の側壁の側縁取付け部とは反対側において一方
    の側壁と間隔をもって対向する他方の側壁と、両側壁の
    室内側を連結する室内側正面壁と、室内側正面壁と間隔
    をもって対向して両側壁の室外側を連結する室外側正面
    壁と、室内側正面壁および室外側正面壁のうちの少なく
    ともいずれか一方の正面壁に位置して躯体壁の側縁と当
    接する側縁当接部と、側縁取付け部よりも室内側でかつ
    上下方向の中間部または上部に位置する室内側換気口お
    よび側縁取付け部よりも室外側でかつ下部に位置する室
    外側換気口を連通する吸音材を具備した換気路と、側縁
    取付け部よりも室内側に位置する室内側採光口および側
    縁取付け部よりも室外側に位置する室外側採光口を連通
    すると共に両採光口を照らす照明を内蔵した採光路を備
    え、換気路を遮断可能な防火ダンパを換気路の内部に設
    けると共に、採光路の両採光口および照明を下部に設
    、側縁取付け部よりも室内側でかつ室内側換気口より
    も上方に位置する室内側採風口および側縁取付け部より
    も室外側でかつ室内側採風口と略同じ高さに位置する室
    外側採風口を具備した採風路を備え、一方の側壁の室内
    側壁, 一方の側壁の室外側壁, 室内側正面壁および室
    外側正面壁のいずれかの壁でかつ室内側換気口と室内側
    採光口との間の部分に相当する上下方向位置に、電装品
    取付け部あるいは物品収容部を設けたことを特徴とする
    換気装置。
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