JP3453380B2 - 線条体の水中搬送装置および線条体の水中搬送方法 - Google Patents
線条体の水中搬送装置および線条体の水中搬送方法Info
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D7/00—Electroplating characterised by the article coated
- C25D7/06—Wires; Strips; Foils
- C25D7/0607—Wires
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は線条体の水中搬送装
置および線条体の水中搬送方法に関し、特に電線の導体
等の線条体の外周に絶縁膜を形成するための電着槽に最
適に適用され、線条体に適当な張力を常時付与して弛み
を生ずることなく過大な負荷を与えたり、断線すること
なく線条体を水中内に連続して適正に搬送するものであ
る。
置および線条体の水中搬送方法に関し、特に電線の導体
等の線条体の外周に絶縁膜を形成するための電着槽に最
適に適用され、線条体に適当な張力を常時付与して弛み
を生ずることなく過大な負荷を与えたり、断線すること
なく線条体を水中内に連続して適正に搬送するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電線の導体等の線条体の外周に絶
縁膜を形成するために、電着液を収容した電着槽内に導
体を通過させる電着方法が知られている。この電着方法
は、導体等の線条体をボビン等に捲回された供給装置か
ら供給してごみ、汚れを洗浄し、その後に方向変更手段
を介して線条体の搬送方向を変更してから電着液を収容
した電着槽内に線条体を通過させることにより絶縁膜を
線条体の外周に形成するものであった。ところで、導体
等の線条体を連続して搬送したり、また線条体に加工を
施すとか、線条体を巻取るとか、さらには搬送方向を変
更する手段としては、ローラやプーリ等のころがり支持
部品が使用されている。このころがり支持部品を用いた
線条体の搬送方法として従来、図3ないし図5に示すも
のがあった。図3ないし図5は搬送方法を方向変更手段
として適用したものである。この方法は、モータの駆動
力を受動して回転され、外周には導体w等の線条体が挿
通される溝bを外周に形成した上ローラaと、該上ロー
ラaの下方に対向して回転可能に接設された下ローラc
とから形成されるものであった。そして、モータが駆動
して上ローラaが回転し、該上ローラaに接設して下ロ
ーラcが回転すると、導体wは上ローラa,aの溝b,b
内に挿通された状態で搬送される。また、ころがり支持
部品としてローラを用いた線条体の他の搬送方法として
従来、図6ないし図8に示すものがあった。この方法
は、モータの駆動力を受動して回転され、外周には導体
w等の線条体が挿通される溝b′を外周に形成した上ロ
ーラa′と、該上ローラa′の下方に対向して回転可能
に接設され前記溝b′内に挿入される凸条部d′を外周
に設けた下ローラc′とから形成されるものであった。
そして、モータが駆動して上ローラa′が回転し、該上
ローラa′に接設して下ローラc′が回転すると、導体
wは上ローラa′,a′の溝b′,b′内に下ローラc′,
c′の凸条部d′との間に挟まれて挿通されることによ
り搬送されるものであった。さらに、ころがり支持部品
としてローラを用いた線条体の他の搬送方法には従来、
図9ないし図11に示すものもあった。この方法は、モ
ータの駆動力を受動して回転され、外周には導体w等の
線条体が挿通される溝b″を外周に形成した上歯車a″
と、該上歯車a″に噛合して下方に対向して回転可能に
設けられた下歯車c″とから形成される。そして、モー
タが駆動して上歯車a″が回転し、該上歯車a″に噛合
して下歯車c″が回転すると、導体wは上ローラa″,
a″の溝b″,b″内に挿通され、搬送されるものであっ
た。上記図3ないし図5、図6ないし図8、図9ないし
図11にそれぞれ示すころがり支持部品を用いた線条体
の搬送方法のように、電線の導体w等の線条体の搬送距
離が長い場合や、搬送方向を変更するために線条体に負
荷が加わる場合には、モータ等の駆動力により強制的に
上ローラa,a;a′,a′および下ローラc,c;c′,
c′、または上歯車a″,a″および下歯車c″,c″に
回転力をそれぞれ付与させることにより搬送する線条体
に対する張力による過大な負荷を軽減している。また、
導体w等の線条体を電着液等の液体中に搬送する場合に
は、その液体の粘性や線条体の搬送速度、また方向変更
に応じて強制的に駆動力を線条体に与えることにより搬
送させなければならない。
縁膜を形成するために、電着液を収容した電着槽内に導
体を通過させる電着方法が知られている。この電着方法
は、導体等の線条体をボビン等に捲回された供給装置か
ら供給してごみ、汚れを洗浄し、その後に方向変更手段
を介して線条体の搬送方向を変更してから電着液を収容
した電着槽内に線条体を通過させることにより絶縁膜を
線条体の外周に形成するものであった。ところで、導体
等の線条体を連続して搬送したり、また線条体に加工を
施すとか、線条体を巻取るとか、さらには搬送方向を変
更する手段としては、ローラやプーリ等のころがり支持
部品が使用されている。このころがり支持部品を用いた
線条体の搬送方法として従来、図3ないし図5に示すも
のがあった。図3ないし図5は搬送方法を方向変更手段
として適用したものである。この方法は、モータの駆動
力を受動して回転され、外周には導体w等の線条体が挿
通される溝bを外周に形成した上ローラaと、該上ロー
ラaの下方に対向して回転可能に接設された下ローラc
とから形成されるものであった。そして、モータが駆動
して上ローラaが回転し、該上ローラaに接設して下ロ
ーラcが回転すると、導体wは上ローラa,aの溝b,b
内に挿通された状態で搬送される。また、ころがり支持
部品としてローラを用いた線条体の他の搬送方法として
従来、図6ないし図8に示すものがあった。この方法
は、モータの駆動力を受動して回転され、外周には導体
w等の線条体が挿通される溝b′を外周に形成した上ロ
ーラa′と、該上ローラa′の下方に対向して回転可能
に接設され前記溝b′内に挿入される凸条部d′を外周
に設けた下ローラc′とから形成されるものであった。
そして、モータが駆動して上ローラa′が回転し、該上
ローラa′に接設して下ローラc′が回転すると、導体
wは上ローラa′,a′の溝b′,b′内に下ローラc′,
c′の凸条部d′との間に挟まれて挿通されることによ
り搬送されるものであった。さらに、ころがり支持部品
としてローラを用いた線条体の他の搬送方法には従来、
図9ないし図11に示すものもあった。この方法は、モ
ータの駆動力を受動して回転され、外周には導体w等の
線条体が挿通される溝b″を外周に形成した上歯車a″
と、該上歯車a″に噛合して下方に対向して回転可能に
設けられた下歯車c″とから形成される。そして、モー
タが駆動して上歯車a″が回転し、該上歯車a″に噛合
して下歯車c″が回転すると、導体wは上ローラa″,
a″の溝b″,b″内に挿通され、搬送されるものであっ
た。上記図3ないし図5、図6ないし図8、図9ないし
図11にそれぞれ示すころがり支持部品を用いた線条体
の搬送方法のように、電線の導体w等の線条体の搬送距
離が長い場合や、搬送方向を変更するために線条体に負
荷が加わる場合には、モータ等の駆動力により強制的に
上ローラa,a;a′,a′および下ローラc,c;c′,
c′、または上歯車a″,a″および下歯車c″,c″に
回転力をそれぞれ付与させることにより搬送する線条体
に対する張力による過大な負荷を軽減している。また、
導体w等の線条体を電着液等の液体中に搬送する場合に
は、その液体の粘性や線条体の搬送速度、また方向変更
に応じて強制的に駆動力を線条体に与えることにより搬
送させなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3な
いし図5に示すような上記従来のころがり支持部品を用
いた線条体の搬送方法は、モータの駆動を止め、運転を
停止した場合に、電線の導体w等の線条体の張力が弱く
なり、弛みを生ずるため、再スタート時に導体wが上ロ
ーラa,aおよび下ローラc,cに対して所定位置に戻ら
ない。従って導体wは上ローラa,aの溝b,bから逸脱
する結果、直ちに搬送が行えないという不都合を生ず
る。また、図6ないし図8に示すような上記従来のころ
がり支持部品を用いた線条体の搬送方法は、導体w等の
線条体の線径が大きくなるにつれて導体wが挿通するよ
うに上ローラa′,a′の外周に設けた溝b′,b′が大
きくなり、しかも該溝b′,b′内に挿入される下ローラ
c′,c′の凸条部d′,d′の挿入度が浅くなるので、
導体wは上ローラa′,a′と下ローラc′,c′との間
に潜り込み、導体wに過大な負荷がかかり断線する不都
合を生ずる。さらに、図9ないし図11に示すように上
記従来のころがり支持部品を用いた線条体の搬送方法
は、上歯車a″と下歯車c″とが噛合するものなので、
溝部b″,b″から導体wが逸脱すると、導体wは過大な
負荷がかかってほとんど断線してしまうか、著しく傷が
付くという不都合を生ずる。
いし図5に示すような上記従来のころがり支持部品を用
いた線条体の搬送方法は、モータの駆動を止め、運転を
停止した場合に、電線の導体w等の線条体の張力が弱く
なり、弛みを生ずるため、再スタート時に導体wが上ロ
ーラa,aおよび下ローラc,cに対して所定位置に戻ら
ない。従って導体wは上ローラa,aの溝b,bから逸脱
する結果、直ちに搬送が行えないという不都合を生ず
る。また、図6ないし図8に示すような上記従来のころ
がり支持部品を用いた線条体の搬送方法は、導体w等の
線条体の線径が大きくなるにつれて導体wが挿通するよ
うに上ローラa′,a′の外周に設けた溝b′,b′が大
きくなり、しかも該溝b′,b′内に挿入される下ローラ
c′,c′の凸条部d′,d′の挿入度が浅くなるので、
導体wは上ローラa′,a′と下ローラc′,c′との間
に潜り込み、導体wに過大な負荷がかかり断線する不都
合を生ずる。さらに、図9ないし図11に示すように上
記従来のころがり支持部品を用いた線条体の搬送方法
は、上歯車a″と下歯車c″とが噛合するものなので、
溝部b″,b″から導体wが逸脱すると、導体wは過大な
負荷がかかってほとんど断線してしまうか、著しく傷が
付くという不都合を生ずる。
【0004】本発明は上記従来の不都合を解決し、線条
体に適当な張力を常時付与して搬送を停止した場合に線
条体に弛みを生ぜず、しかも所定の搬送位置から線条体
が逸脱することなく適正な搬送が行え、以て線条体に過
大な負荷を与えて傷付いたり、断線することがなく連続
した搬送が行え、稼働率が向上し、また部品の交換や保
守、管理も容易であり、さらには構造簡単で製作、組付
けが容易で製作コストが安価な線条体の液中搬送装置お
よび線条体の液中搬送方法を提供するものである。
体に適当な張力を常時付与して搬送を停止した場合に線
条体に弛みを生ぜず、しかも所定の搬送位置から線条体
が逸脱することなく適正な搬送が行え、以て線条体に過
大な負荷を与えて傷付いたり、断線することがなく連続
した搬送が行え、稼働率が向上し、また部品の交換や保
守、管理も容易であり、さらには構造簡単で製作、組付
けが容易で製作コストが安価な線条体の液中搬送装置お
よび線条体の液中搬送方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
なされ、請求項1に記載の発明は、処理液を収容する液
体貯溜槽の前段に方向変更手段を設け、該方向変更手段
介して前記液体貯溜槽内に下底部から上方へ電線の導体
等の線条体を移送して所望処理をする線条体の液中搬送
装置において、前記方向変更手段は、一端が液体貯溜槽
に連通され他端は上方に開口されて中間部には曲成部が
形成されるとともに処理液が内部に貯溜された導通管を
設け、該導通管内に線条体を処理液を介して搬送するこ
とを特徴とするという手段を採用した。
なされ、請求項1に記載の発明は、処理液を収容する液
体貯溜槽の前段に方向変更手段を設け、該方向変更手段
介して前記液体貯溜槽内に下底部から上方へ電線の導体
等の線条体を移送して所望処理をする線条体の液中搬送
装置において、前記方向変更手段は、一端が液体貯溜槽
に連通され他端は上方に開口されて中間部には曲成部が
形成されるとともに処理液が内部に貯溜された導通管を
設け、該導通管内に線条体を処理液を介して搬送するこ
とを特徴とするという手段を採用した。
【0006】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1において前記処理液は電着液であり、液体貯溜
槽は前記電着液を収容する電着槽であることを特徴とし
たとう手段を採用した。
請求項1において前記処理液は電着液であり、液体貯溜
槽は前記電着液を収容する電着槽であることを特徴とし
たとう手段を採用した。
【0007】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1または請求項2の何れかにおいて前記導通管は
適宜複数個が処理槽に対し並設されることを特徴とする
という手段を採用した。
請求項1または請求項2の何れかにおいて前記導通管は
適宜複数個が処理槽に対し並設されることを特徴とする
という手段を採用した。
【0008】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
請求項1、請求項2,または請求項3の何れかにおいて
前記導通管は管状部材により形成され、一端は前記処理
槽の下底部に継手部材により内部の空胴部が連通自在に
取付けられ、他端は他の継手部材により取付板に取付け
られたことを特徴とするという手段を採用した。
請求項1、請求項2,または請求項3の何れかにおいて
前記導通管は管状部材により形成され、一端は前記処理
槽の下底部に継手部材により内部の空胴部が連通自在に
取付けられ、他端は他の継手部材により取付板に取付け
られたことを特徴とするという手段を採用した。
【0009】また、本発明の請求項5に記載の発明は、
請求項1、請求項2、請求項3、または請求項4の何れ
かにおいて前記導通管は処理槽の下底部に取付けられる
一端よりも他端が高位置に設置されることを特徴とする
という手段を採用した。
請求項1、請求項2、請求項3、または請求項4の何れ
かにおいて前記導通管は処理槽の下底部に取付けられる
一端よりも他端が高位置に設置されることを特徴とする
という手段を採用した。
【0010】また、本発明の請求項6に記載の発明は、
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、または請求
項5の何れかにおいて前記導通管の曲成部は、該曲成部
の内側曲面に接設される曲面部を有する保持溝を設けた
軸状保持体と該軸状保持体と対向して前記曲成部の外側
曲面に接設される外周面を有する軸状補助保持体とより
なる適宜数対により内面および外面から保持されること
を特徴とするという手段を採用した。
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、または請求
項5の何れかにおいて前記導通管の曲成部は、該曲成部
の内側曲面に接設される曲面部を有する保持溝を設けた
軸状保持体と該軸状保持体と対向して前記曲成部の外側
曲面に接設される外周面を有する軸状補助保持体とより
なる適宜数対により内面および外面から保持されること
を特徴とするという手段を採用した。
【0011】また本発明の請求項7に記載の発明は、処
理液を収容する液体貯溜槽の下底部に一端が連通され他
端は上方に開口されて中間には曲成部が形成された導通
管内に電線の導体等の線条体を導通管内に収容されてい
る処理液を介して液体貯溜槽内に搬送することを特徴と
するという手段を採用した。
理液を収容する液体貯溜槽の下底部に一端が連通され他
端は上方に開口されて中間には曲成部が形成された導通
管内に電線の導体等の線条体を導通管内に収容されてい
る処理液を介して液体貯溜槽内に搬送することを特徴と
するという手段を採用した。
【0012】また本発明の請求項8に記載の発明は、請
求項7において前記処理液は電着液であり、液体貯溜槽
は前記電着液を収容する電着槽であることを特徴とする
という手段を採用した。
求項7において前記処理液は電着液であり、液体貯溜槽
は前記電着液を収容する電着槽であることを特徴とする
という手段を採用した。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の具体
例を図面を参照して説明する。図1ないし図2は電線の
導体の外周に絶縁膜を形成する場合に適用した本発明の
一実施形態を示す。本実施形態では、処理液2を収容す
る液体貯溜槽1に対して方向変更手段3を設け、該方向
変更手段3介して前記液体貯溜槽1内に下底部1aから
上方へ電線の導体W等の線条体を移送して所望処理を行
う点は図3ないし図5、図6ないし図8、図9ないし図
11図に示す従来の線条体の搬送方法と同様の構成であ
る。
例を図面を参照して説明する。図1ないし図2は電線の
導体の外周に絶縁膜を形成する場合に適用した本発明の
一実施形態を示す。本実施形態では、処理液2を収容す
る液体貯溜槽1に対して方向変更手段3を設け、該方向
変更手段3介して前記液体貯溜槽1内に下底部1aから
上方へ電線の導体W等の線条体を移送して所望処理を行
う点は図3ないし図5、図6ないし図8、図9ないし図
11図に示す従来の線条体の搬送方法と同様の構成であ
る。
【0014】しかしながら、本実施形態では前記処理液
2は電着液2′であり、液体貯溜槽1は前記電着液2′
を収容する電着槽1′であることにより電線の導体Wの
外周に絶縁膜を形成するために最適に使用される。電着
槽1′は、図示する本実施形態では内槽1′Aと、外槽
1′Bとで形成されるが、図示するものに限らず、一槽
であっても本発明は適応可能である。また、本実施形態
では前記方向変更手段3は、液体貯溜槽1′の外槽1′
B内に内槽1′Aの前段に位置して設置され、一端4a
が液体貯溜槽としての内槽1′Aに連通され他端4bは
上方に開口されて中間部4cには曲成部5が形成される
とともに処理液2が内部に貯溜された導通管4を設ける
ことにより形成される。そして、この導通管4内には電
着槽1′からの処理液としての電着液2′が収容される
ことにより、線条体としての導体Wに適当な張力を常時
付与して搬送が行え、搬送を停止した場合にも導体Wに
弛みを生ぜず、しかも導通管4内において案内されるこ
とにより所定の搬送位置から導体Wが逸脱することなく
適正な搬送が行え、以て導体Wに過大な負荷を与えて傷
付いたり、断線することがなく連続した搬送が行える。
2は電着液2′であり、液体貯溜槽1は前記電着液2′
を収容する電着槽1′であることにより電線の導体Wの
外周に絶縁膜を形成するために最適に使用される。電着
槽1′は、図示する本実施形態では内槽1′Aと、外槽
1′Bとで形成されるが、図示するものに限らず、一槽
であっても本発明は適応可能である。また、本実施形態
では前記方向変更手段3は、液体貯溜槽1′の外槽1′
B内に内槽1′Aの前段に位置して設置され、一端4a
が液体貯溜槽としての内槽1′Aに連通され他端4bは
上方に開口されて中間部4cには曲成部5が形成される
とともに処理液2が内部に貯溜された導通管4を設ける
ことにより形成される。そして、この導通管4内には電
着槽1′からの処理液としての電着液2′が収容される
ことにより、線条体としての導体Wに適当な張力を常時
付与して搬送が行え、搬送を停止した場合にも導体Wに
弛みを生ぜず、しかも導通管4内において案内されるこ
とにより所定の搬送位置から導体Wが逸脱することなく
適正な搬送が行え、以て導体Wに過大な負荷を与えて傷
付いたり、断線することがなく連続した搬送が行える。
【0015】前記導通管4は柔軟性を有する管状部材に
より形成され、一端4aは前記処理槽としての電着槽
1′の下底部1′aに継手部材6により内部の空胴部4
dが連通自在に取付けられ、他端4bは他の継手部材7
により支柱9の上端に固着した取付板8に取付けられ
る。図示する本実施形態では、導通管4は、側面U字形
に形成される(図1参照)。
より形成され、一端4aは前記処理槽としての電着槽
1′の下底部1′aに継手部材6により内部の空胴部4
dが連通自在に取付けられ、他端4bは他の継手部材7
により支柱9の上端に固着した取付板8に取付けられ
る。図示する本実施形態では、導通管4は、側面U字形
に形成される(図1参照)。
【0016】この際、支柱9の長さLは電着槽1′の大
小、取付スペースの広狭、導体Wの搬送距離等の諸要因
を勘案して長短変更は自由である。また、継手部材6、
7は、本実施形態では、電着槽1′と取付板8とに取付
けけ易いのと、液漏れを確実にするために用いたが、導
通管4の一端4aおよび他端4bの取付けは図示するも
のに限らず、設計変更は自由である。
小、取付スペースの広狭、導体Wの搬送距離等の諸要因
を勘案して長短変更は自由である。また、継手部材6、
7は、本実施形態では、電着槽1′と取付板8とに取付
けけ易いのと、液漏れを確実にするために用いたが、導
通管4の一端4aおよび他端4bの取付けは図示するも
のに限らず、設計変更は自由である。
【0017】また、この導通管4は、例えば安価に入手
でき加工および設置し易いのと、耐薬品性、耐衝撃性、
耐摩耗性、耐熱性を向上させるために本実施形態では例
えばポリウレタン樹脂を用いて形成したものが使用され
るが、これに限ることなく、ステンレスや銅等の金属に
より形成された管状部材を用いてもよい。また、前記導
通管4は処理槽としての電着槽1′の下底部1aに取付
けられる一端4aよりも他端4bが高位置Aに設置され
る。このように、導通管4の一端4aよりも他端4bが
高位置Aに設置されたのは、電着槽1′が図示のように
内槽1′Aと外槽1′Bとの2槽構造ではなく、内槽
1′Aのみの単槽である場合にサイフォン管現象により
電着液2′が導通管4内に速やかに導入されて収容され
るからである。また、本実施形態では前記導通管4は、
適宜複数個、図2では単一の処理槽としての電着槽1′
に対し6個が並設される。そして、この6個の導通管4
内に搬送され、導通される導体Wの搬送速度は同速で合
っても良いが、例えば電着等の処理条件に応じてそれぞ
れ導体Wの搬送速度を個別に緩急差をつけて搬送させて
もよい。しかも、6個の導通管4内に搬送される導体W
の線径は太いもの、または細いものと様々であり、しか
も導体Wの組成が異なる場合にも個別に搬送が行える。
でき加工および設置し易いのと、耐薬品性、耐衝撃性、
耐摩耗性、耐熱性を向上させるために本実施形態では例
えばポリウレタン樹脂を用いて形成したものが使用され
るが、これに限ることなく、ステンレスや銅等の金属に
より形成された管状部材を用いてもよい。また、前記導
通管4は処理槽としての電着槽1′の下底部1aに取付
けられる一端4aよりも他端4bが高位置Aに設置され
る。このように、導通管4の一端4aよりも他端4bが
高位置Aに設置されたのは、電着槽1′が図示のように
内槽1′Aと外槽1′Bとの2槽構造ではなく、内槽
1′Aのみの単槽である場合にサイフォン管現象により
電着液2′が導通管4内に速やかに導入されて収容され
るからである。また、本実施形態では前記導通管4は、
適宜複数個、図2では単一の処理槽としての電着槽1′
に対し6個が並設される。そして、この6個の導通管4
内に搬送され、導通される導体Wの搬送速度は同速で合
っても良いが、例えば電着等の処理条件に応じてそれぞ
れ導体Wの搬送速度を個別に緩急差をつけて搬送させて
もよい。しかも、6個の導通管4内に搬送される導体W
の線径は太いもの、または細いものと様々であり、しか
も導体Wの組成が異なる場合にも個別に搬送が行える。
【0018】また、前記導通管4の曲成部5は、図示す
る本実施形態では該曲成部5の内側曲面5aに接設され
る曲面部R1を有する保持溝10aを設けた大径の軸状
保持体10と該軸状保持体10と対向して前記曲成部5
の外側曲面5bを点接触することにより支持可能な曲面
部R2を外周に有する小径の軸状補助保持体11とより
なる適宜数対により内面および外面から保持される。こ
の軸状保持体10と、軸状補助保持体11とは、図示す
る実施形態では略円管状ないしは円柱状に形成されてい
るが、これは例示であり、図には示さないが、例えば曲
面部R1,R2をそれぞれ一隅に有する略角管状ないし
は角柱状に形成されるものでもよい。また、図示では軸
状保持体10は大径であり、軸状補助保持体11は小径
に形成されているが、これは好適例であり、これに限る
ことなく図には示さないが、軸状保持体10と、軸状補
助保持体11とは同径であってもよい。なお、図では導
通管4の中間部4cに設ける曲成部5に2対の軸状保持
体10と軸状補助保持体11とを設置しているが、これ
は代表例であり、その設置個数は図示するものに限らな
い。
る本実施形態では該曲成部5の内側曲面5aに接設され
る曲面部R1を有する保持溝10aを設けた大径の軸状
保持体10と該軸状保持体10と対向して前記曲成部5
の外側曲面5bを点接触することにより支持可能な曲面
部R2を外周に有する小径の軸状補助保持体11とより
なる適宜数対により内面および外面から保持される。こ
の軸状保持体10と、軸状補助保持体11とは、図示す
る実施形態では略円管状ないしは円柱状に形成されてい
るが、これは例示であり、図には示さないが、例えば曲
面部R1,R2をそれぞれ一隅に有する略角管状ないし
は角柱状に形成されるものでもよい。また、図示では軸
状保持体10は大径であり、軸状補助保持体11は小径
に形成されているが、これは好適例であり、これに限る
ことなく図には示さないが、軸状保持体10と、軸状補
助保持体11とは同径であってもよい。なお、図では導
通管4の中間部4cに設ける曲成部5に2対の軸状保持
体10と軸状補助保持体11とを設置しているが、これ
は代表例であり、その設置個数は図示するものに限らな
い。
【0019】なお、導体Wが供給される供給装置(図に
は示さない)および巻き取り装置(図には示さない)は
モータ等の駆動源に連動される公知のものと同様であ
る。
は示さない)および巻き取り装置(図には示さない)は
モータ等の駆動源に連動される公知のものと同様であ
る。
【0020】本発明の一実施形態は以上の構成からな
り、線条体としての電線の導体Wの外周に絶縁膜を形成
するには、導体Wが供給装置(図には示さない)から供
給される。そして、供給装置から供給された導体Wは必
要な場合には、図に示さない洗浄装置により洗浄され、
ごみや汚れが落とされて絶縁膜に不純物が混入すること
なく付着性を良くする。
り、線条体としての電線の導体Wの外周に絶縁膜を形成
するには、導体Wが供給装置(図には示さない)から供
給される。そして、供給装置から供給された導体Wは必
要な場合には、図に示さない洗浄装置により洗浄され、
ごみや汚れが落とされて絶縁膜に不純物が混入すること
なく付着性を良くする。
【0021】次いで、一端4aが液体貯溜槽としての電
着槽1′の下底部1aに連通され、他端4bが上方に開
口されて中間部4cが曲成部5,5となした管状部材よ
りなる導通管4内に導体Wは導入され、下方に向かって
搬送されて行く。この時、導通管4内には液体貯溜槽1
としての内槽1′Aと外槽1′Bとに溜められている電
着液2′,2′が収容されているので、導体Wはこの電
着液2′,2′の潤滑性により導通管4の内壁に対する摩
擦係数が減少されて大きな摩擦を生ぜず、しかも過大な
張力による負荷がかからず、導通管4に案内されて所定
位置から逸脱することなく、液体貯溜槽1に向かって適
正に搬送がなされて行く。
着槽1′の下底部1aに連通され、他端4bが上方に開
口されて中間部4cが曲成部5,5となした管状部材よ
りなる導通管4内に導体Wは導入され、下方に向かって
搬送されて行く。この時、導通管4内には液体貯溜槽1
としての内槽1′Aと外槽1′Bとに溜められている電
着液2′,2′が収容されているので、導体Wはこの電
着液2′,2′の潤滑性により導通管4の内壁に対する摩
擦係数が減少されて大きな摩擦を生ぜず、しかも過大な
張力による負荷がかからず、導通管4に案内されて所定
位置から逸脱することなく、液体貯溜槽1に向かって適
正に搬送がなされて行く。
【0022】この際、導通管4の曲成部5,5は本実施
形態では図1に示すように側面U字状に形成されること
により滑らかな曲面に形成されること、曲成部5,5
は、内側曲面5aが大径の軸状保持体10の外周に設け
た保持溝10aにより保持され、該保持溝9aの曲面部
R1に滑らかな曲面をもって接設されるのと、該軸状保
持体10と対向して前記曲成部5の外側曲面5bに小径
の軸状補助保持体10の外周に設けた曲面部R2が点接
触して接設されることにより大径の軸状保持体9と小径
の軸状補助保持体10とよりなる適宜数対により内面お
よび外面から保持され、滑らかな曲率にて導通管4を無
理な変形を生じさせずに保形されるので、中間部4cに
滑らかな曲成部5,5が形成された導通管4内に導入さ
れる導体Wは液体貯溜槽1としての内槽1′Bの前段に
設けられた導通管4に対して図1において上方から搬送
され、導通管4内を搬送されることにより下方から再び
上方へと方向変更が円滑にしかも過大な張力や負荷がか
からず行われ、内槽1′Aへと搬送されて行く。従って
導体Wに傷が付くことなく、しかも断線もなく連続して
搬送がされる。また、図示では軸状保持体10は大径で
あり、軸状補助保持体11は小径に形成されているが、
これは好適例であり、これに限ることなく図には示さな
いが、軸状保持体10と、軸状補助保持体11とは同径
であってもよい。なお、図では導通管4の中間部4cに
設ける曲成部5に2対の軸状保持体10と軸状補助保持
体11とを設置しているが、これは代表例であり、その
設置個数は図示するものに限らない。
形態では図1に示すように側面U字状に形成されること
により滑らかな曲面に形成されること、曲成部5,5
は、内側曲面5aが大径の軸状保持体10の外周に設け
た保持溝10aにより保持され、該保持溝9aの曲面部
R1に滑らかな曲面をもって接設されるのと、該軸状保
持体10と対向して前記曲成部5の外側曲面5bに小径
の軸状補助保持体10の外周に設けた曲面部R2が点接
触して接設されることにより大径の軸状保持体9と小径
の軸状補助保持体10とよりなる適宜数対により内面お
よび外面から保持され、滑らかな曲率にて導通管4を無
理な変形を生じさせずに保形されるので、中間部4cに
滑らかな曲成部5,5が形成された導通管4内に導入さ
れる導体Wは液体貯溜槽1としての内槽1′Bの前段に
設けられた導通管4に対して図1において上方から搬送
され、導通管4内を搬送されることにより下方から再び
上方へと方向変更が円滑にしかも過大な張力や負荷がか
からず行われ、内槽1′Aへと搬送されて行く。従って
導体Wに傷が付くことなく、しかも断線もなく連続して
搬送がされる。また、図示では軸状保持体10は大径で
あり、軸状補助保持体11は小径に形成されているが、
これは好適例であり、これに限ることなく図には示さな
いが、軸状保持体10と、軸状補助保持体11とは同径
であってもよい。なお、図では導通管4の中間部4cに
設ける曲成部5に2対の軸状保持体10と軸状補助保持
体11とを設置しているが、これは代表例であり、その
設置個数は図示するものに限らない。
【0023】また、導体Wの搬送が途中で停止され、再
び搬送を開始した場合に、従来のように導体Wには弛み
を生ずることなく、常時適度な張力が導体Wに加わった
状態で導体Wは応答性良く再度搬送に供される。こうし
て、導体Wが液体貯溜槽としての内槽1′Aおよび外槽
1′B内を通過されると、導体Wの外周に絶縁膜が処理
され、その後、図には示さない巻き取り装置により処理
済の導体Wはボビンに巻き取られ、絶縁膜の処理は完了
される。
び搬送を開始した場合に、従来のように導体Wには弛み
を生ずることなく、常時適度な張力が導体Wに加わった
状態で導体Wは応答性良く再度搬送に供される。こうし
て、導体Wが液体貯溜槽としての内槽1′Aおよび外槽
1′B内を通過されると、導体Wの外周に絶縁膜が処理
され、その後、図には示さない巻き取り装置により処理
済の導体Wはボビンに巻き取られ、絶縁膜の処理は完了
される。
【0024】また、上記実施形態では液体貯溜槽として
の電着槽1′が内槽1′Aおよび外槽1′Bの2槽構造
の液体貯溜槽1内を線条体として電線の導体Wが通過さ
れるようにして導体Wを搬送させるとともに導体Wの搬
送方向を変更させ、その導体Wの外周に絶縁膜を形成し
て所望の処理を行っているが、これに限ることなく例え
ば導通管4の一端4aよりも他端4bを高位置Aに設置
し、電着槽1′が内槽1′Aと外槽1′Bとの2槽構造
ではなく、図には示さないが例えば内槽1′Aのみの単
槽にしてもサイフォン管現象により電着液2′を導通管
4内に速やかに導入させて収容させることにより導通管
4内に溜められた電着液2′の潤滑性を利用して導体W
を搬送するとともに方向変更が行え、絶縁膜を導体Wに
形成することも本発明の適用範囲である。
の電着槽1′が内槽1′Aおよび外槽1′Bの2槽構造
の液体貯溜槽1内を線条体として電線の導体Wが通過さ
れるようにして導体Wを搬送させるとともに導体Wの搬
送方向を変更させ、その導体Wの外周に絶縁膜を形成し
て所望の処理を行っているが、これに限ることなく例え
ば導通管4の一端4aよりも他端4bを高位置Aに設置
し、電着槽1′が内槽1′Aと外槽1′Bとの2槽構造
ではなく、図には示さないが例えば内槽1′Aのみの単
槽にしてもサイフォン管現象により電着液2′を導通管
4内に速やかに導入させて収容させることにより導通管
4内に溜められた電着液2′の潤滑性を利用して導体W
を搬送するとともに方向変更が行え、絶縁膜を導体Wに
形成することも本発明の適用範囲である。
【0025】また、上記実施形態では、線条体として電
線の導体Wの外周に液体貯溜槽としての電着槽1′に貯
溜された電着液2′を電着することにより導体Wの外周
に絶縁膜を形成するようにしたが、本発明はこれに限る
ことなく例えば線条体を液体貯溜槽1内に溜めた洗浄水
により洗浄する場合や液体貯溜槽1内にメッキ液を収容
し、このメッキ液にをより線条体の外周にメッキ膜を電
着する場合にも適用できる。
線の導体Wの外周に液体貯溜槽としての電着槽1′に貯
溜された電着液2′を電着することにより導体Wの外周
に絶縁膜を形成するようにしたが、本発明はこれに限る
ことなく例えば線条体を液体貯溜槽1内に溜めた洗浄水
により洗浄する場合や液体貯溜槽1内にメッキ液を収容
し、このメッキ液にをより線条体の外周にメッキ膜を電
着する場合にも適用できる。
【0026】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明は以上の
ように、処理液を収容する液体貯溜槽の前段に方向変換
手段を設け、該方向変換手段を介して前記液体貯溜槽内
に下底部から上方へ電線の導体等の線条体を移送して所
望処理をする線条体の水中搬送装置において、前記方向
変更手段は、一端が液体貯溜槽に連通され他端は上方へ
開口されて中間部には曲成部が形成されるとともに処理
液が内部に貯溜された導通管を設け、該導通管内に線条
体を処理液を介して搬送することを特徴とし、また本発
明の請求項7に記載の発明は、処理液を収容する液体貯
溜槽の下底部に一端が連通され他端は上方に開口されて
中間には曲成部が形成された導通管内に電線の導体等の
線条体を導通管内に収容されている処理液を介して液体
貯溜槽内に搬送することを特徴とするので、線条体に適
当な張力を常時付与して搬送を停止した場合に線条体に
緩みを生ぜず、しかも所定の搬送位置から線条体が逸脱
することなく適正な搬送が行え、以て線条体に過大な負
荷を与えて傷付いたり、断線することなく適当な搬送が
行え、稼働率が向上し、また部品の交換や保守、管理も
容易であり、さらには構造簡単で製作、組付けが容易で
製作コストが安価になる。
ように、処理液を収容する液体貯溜槽の前段に方向変換
手段を設け、該方向変換手段を介して前記液体貯溜槽内
に下底部から上方へ電線の導体等の線条体を移送して所
望処理をする線条体の水中搬送装置において、前記方向
変更手段は、一端が液体貯溜槽に連通され他端は上方へ
開口されて中間部には曲成部が形成されるとともに処理
液が内部に貯溜された導通管を設け、該導通管内に線条
体を処理液を介して搬送することを特徴とし、また本発
明の請求項7に記載の発明は、処理液を収容する液体貯
溜槽の下底部に一端が連通され他端は上方に開口されて
中間には曲成部が形成された導通管内に電線の導体等の
線条体を導通管内に収容されている処理液を介して液体
貯溜槽内に搬送することを特徴とするので、線条体に適
当な張力を常時付与して搬送を停止した場合に線条体に
緩みを生ぜず、しかも所定の搬送位置から線条体が逸脱
することなく適正な搬送が行え、以て線条体に過大な負
荷を与えて傷付いたり、断線することなく適当な搬送が
行え、稼働率が向上し、また部品の交換や保守、管理も
容易であり、さらには構造簡単で製作、組付けが容易で
製作コストが安価になる。
【0027】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1において、また請求項8に記載の発明は請求項
7において前記処理液は電着液であり、液体貯溜槽は前
記電着液を収容する電着槽であることを特徴とするの
で、電着槽内に収容された電着液の潤滑性を利用して導
通管内を通じて線条体を搬送することができる。
請求項1において、また請求項8に記載の発明は請求項
7において前記処理液は電着液であり、液体貯溜槽は前
記電着液を収容する電着槽であることを特徴とするの
で、電着槽内に収容された電着液の潤滑性を利用して導
通管内を通じて線条体を搬送することができる。
【0028】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1または請求項2の何れかにおいて前記導通管は
適宜複数個が処理槽に対し並設けられることを特徴とす
るので、単一の処理槽に対して複数個の導通管を介して
複数の線条体を搬送することにより稼働率を向上するこ
とができ、その搬送時期、搬送時間、停止、開始、さら
には搬送する線径が太い、細い等を各個に制御すること
ができる。
請求項1または請求項2の何れかにおいて前記導通管は
適宜複数個が処理槽に対し並設けられることを特徴とす
るので、単一の処理槽に対して複数個の導通管を介して
複数の線条体を搬送することにより稼働率を向上するこ
とができ、その搬送時期、搬送時間、停止、開始、さら
には搬送する線径が太い、細い等を各個に制御すること
ができる。
【0029】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
請求項1、請求項2,または請求項3の何れかにおいて
前記導通管は管状部材により形成され、一端は前記処理
槽の下底部に継手部材により内部の空胴部が連通自在に
取付けられ、他端は他の継手部材により取付板に取付け
られたことを特徴とするので、円滑な曲率を有する導通
管が容易に得られ、導通管の取付けも容易で部品の交換
や保守、管理も簡単に行うことができる。
請求項1、請求項2,または請求項3の何れかにおいて
前記導通管は管状部材により形成され、一端は前記処理
槽の下底部に継手部材により内部の空胴部が連通自在に
取付けられ、他端は他の継手部材により取付板に取付け
られたことを特徴とするので、円滑な曲率を有する導通
管が容易に得られ、導通管の取付けも容易で部品の交換
や保守、管理も簡単に行うことができる。
【0030】また、本発明の請求項5に記載の発明は、
請求項1、請求項2、請求項3、または請求項4の何れ
かにおいて前記導通管は液体貯溜槽の下底部に取付けら
れる一端よりも他端が高位置に設置されることを特徴と
するので、液体貯溜槽のみの単槽である場合にサイフォ
ン管現象により処理液が導通管内に速やかに導入されて
収容でき、線条体の搬送に寄与することができる。
請求項1、請求項2、請求項3、または請求項4の何れ
かにおいて前記導通管は液体貯溜槽の下底部に取付けら
れる一端よりも他端が高位置に設置されることを特徴と
するので、液体貯溜槽のみの単槽である場合にサイフォ
ン管現象により処理液が導通管内に速やかに導入されて
収容でき、線条体の搬送に寄与することができる。
【0031】また、本発明の請求項6に記載の発明は、
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、または請求
項5の何れかにおいて前記導通管の曲成部は、該曲成部
の内側曲面に接設される曲面部を有する保持溝を外周に
設けた大径の軸状保持体と該軸状保持体と対向して前記
曲成部の外側曲面に接設される外周面を有する小径の軸
状補助保持体とよりなる適宜数対により内面および外面
から保持されることを特徴とするので、線条体は液体貯
溜槽の前段に設けられた導通管に対して上方から搬送さ
れ、導通管内を下方から再び上方へと方向変更が円滑に
しかも過大な張力や負荷がかからず行われ、液体貯溜槽
へと搬送がなされる。従って線条導体は傷が付くことな
く、しかも断線もなく連続して搬送される。
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、または請求
項5の何れかにおいて前記導通管の曲成部は、該曲成部
の内側曲面に接設される曲面部を有する保持溝を外周に
設けた大径の軸状保持体と該軸状保持体と対向して前記
曲成部の外側曲面に接設される外周面を有する小径の軸
状補助保持体とよりなる適宜数対により内面および外面
から保持されることを特徴とするので、線条体は液体貯
溜槽の前段に設けられた導通管に対して上方から搬送さ
れ、導通管内を下方から再び上方へと方向変更が円滑に
しかも過大な張力や負荷がかからず行われ、液体貯溜槽
へと搬送がなされる。従って線条導体は傷が付くことな
く、しかも断線もなく連続して搬送される。
【図1】本発明の線条体の水中搬送装置の一実施形態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】ころがり支持部品を用いた従来の線条体の搬送
装置の一例を示す断面図である。
装置の一例を示す断面図である。
【図4】同じく図3のx−x断面図である。
【図5】同じく図4の円q内の拡大断面図である。
【図6】ころがり支持部品を用いた従来の線条体の搬送
装置の他例を示す断面図である。
装置の他例を示す断面図である。
【図7】同じく図6のx′−x′断面図である。
【図8】同じく図7の円q′内の拡大断面図である。
【図9】ころがり支持部品を用いた従来の線条体の搬送
装置のさらなる他例を示す断面図である。
装置のさらなる他例を示す断面図である。
【図10】同じく図9のx″−x″断面図である。
【図11】同じく図10の円q″内の拡大断面図であ
る。
る。
1 液体貯溜槽
1′ 電着槽
1′a 下底部
2 処理液
2′ 電着液
3 方向変更手段
4 導通管
4a 一端
4b 他端
4c 中間部
4d 空胴部
5 曲成部
5a 内側曲面
5b 外側曲面
6 継手部材
7 継手部材
9 軸状保持体
10 軸状補助保持体
R1 曲面部
R2 曲面部
Claims (8)
- 【請求項1】 処理液を収容する液体貯溜槽の前段に方
向変更手段を設け、該方向変更手段介して前記液体貯溜
槽内に下底部から上方へ電線の導体等の線条体を移送し
て所望処理をする線条体の水中搬送装置において、前記
方向変更手段は、一端が液体貯溜槽に連通され他端は上
方に開口されて中間部には曲成部が形成されるとともに
処理液が内部に貯溜された導通管を設け、該導通管内に
線条体を処理液を介して搬送することを特徴とした線条
体の水中搬送装置。 - 【請求項2】 前記処理液は電着液であり、液体貯溜槽
は前記電着液を収容する電着槽であることを特徴とした
請求項1に記載の線条体の水中搬送装置。 - 【請求項3】 前記導通管は適宜複数個が処理槽に対し
並設されることを特徴とする請求項1または請求項2の
何れかに記載の線条体の水中搬送装置。 - 【請求項4】 前記導通管は管状部材により形成され、
一端は前記処理槽の下底部に継手部材により内部の空胴
部が連通自在に取付けられ、他端は他の継手部材により
取付板に取付けられたことを特徴とする請求項1、請求
項2,または請求項3の何れかに記載の線条体の水中搬
送装置。 - 【請求項5】 前記導通管は処理槽の下底部に取付けら
れる一端よりも他端が高位置に設置されることを特徴と
する請求項1、請求項2、請求項3、または請求項4の
何れかに記載の線条体の水中搬送装置。 - 【請求項6】 前記導通管の曲成部は、該曲成部の内側
曲面に接設される曲面部を有する保持溝を外周に設けた
軸状保持体と該軸状保持体と対向して前記曲成部の外側
曲面に接設される外周面を有する軸状補助保持体とより
なる適宜数対により内面および外面から保持されること
を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4、または請求項5の何れかに記載の線条体の水中搬送
装置。 - 【請求項7】 処理液を収容する液体貯溜槽の下底部に
一端が連通され他端は上方に開口されて中間には曲成部
が形成された導通管内に電線の導体等の線条体を導通管
内に収容されている処理液を介して液体貯溜槽内に搬送
することを特徴とする線条体の水中搬送方法。 - 【請求項8】 前記処理液は電着液であり、液体貯溜槽
は前記電着液を収容する電着槽であることを特徴とした
請求項7に記載の線条体の水中搬送方法。
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| JP2002013916A JP3453380B2 (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 線条体の水中搬送装置および線条体の水中搬送方法 |
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