JP3458563B2 - 車両用経路誘導装置 - Google Patents
車両用経路誘導装置Info
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- JP3458563B2 JP3458563B2 JP26393795A JP26393795A JP3458563B2 JP 3458563 B2 JP3458563 B2 JP 3458563B2 JP 26393795 A JP26393795 A JP 26393795A JP 26393795 A JP26393795 A JP 26393795A JP 3458563 B2 JP3458563 B2 JP 3458563B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鳥瞰図方式の道路地
図を表示する車両用経路誘導装置に関する。
図を表示する車両用経路誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鳥瞰図方式の道路地図上に目的地までの
経路と車両の現在地を表示して乗員を誘導する車両用経
路誘導装置が知られている(例えば、特開平2−244
188号公報参照)。この種の車両用経路誘導装置で
は、例えば図4(a)に示すように、手前の幅が約50
0m、奥の幅が約7km、奥行が約7kmの台形上の領
域Aの平面図道路地図が、図4(b)に示すようなディ
スプレイの四角形の表示画面Sに表示されるので、手前
の領域では道路地図が拡大されて詳細な道路地図を見る
ことができ、遠方に行くにしたがって連続的に縮尺が大
きくなり、広い範囲のおおまかな道路地図を見ることが
できる。
経路と車両の現在地を表示して乗員を誘導する車両用経
路誘導装置が知られている(例えば、特開平2−244
188号公報参照)。この種の車両用経路誘導装置で
は、例えば図4(a)に示すように、手前の幅が約50
0m、奥の幅が約7km、奥行が約7kmの台形上の領
域Aの平面図道路地図が、図4(b)に示すようなディ
スプレイの四角形の表示画面Sに表示されるので、手前
の領域では道路地図が拡大されて詳細な道路地図を見る
ことができ、遠方に行くにしたがって連続的に縮尺が大
きくなり、広い範囲のおおまかな道路地図を見ることが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の車両
用経路誘導装置では、車両の進行方向を中心とした鳥瞰
図道路地図を表示しているので、図12に示すように場
所によっては表示画面内に目的地への経路(太線で表わ
す)がわずかしか表示されないことがある。本来、鳥瞰
図方式の道路地図表示では、現在地周辺が拡大されて詳
細な道路地図が表示されるとともに、現在地から遠ざか
るにしたがって広い範囲の道路地図が表示されので、現
在地周辺の詳細な道路地図と目的地までのおおまかな経
路とが同時に見られるという利点がある。しかし、表示
画面内に目的地への経路がわずかしか表示されないと上
述した本来の鳥瞰図の利点が生かされず、平面図道路地
図を鳥瞰図に変換して表示しても、平面図道路地図をそ
のまま表示した場合と変らなくなってしまうという問題
がある。
用経路誘導装置では、車両の進行方向を中心とした鳥瞰
図道路地図を表示しているので、図12に示すように場
所によっては表示画面内に目的地への経路(太線で表わ
す)がわずかしか表示されないことがある。本来、鳥瞰
図方式の道路地図表示では、現在地周辺が拡大されて詳
細な道路地図が表示されるとともに、現在地から遠ざか
るにしたがって広い範囲の道路地図が表示されので、現
在地周辺の詳細な道路地図と目的地までのおおまかな経
路とが同時に見られるという利点がある。しかし、表示
画面内に目的地への経路がわずかしか表示されないと上
述した本来の鳥瞰図の利点が生かされず、平面図道路地
図を鳥瞰図に変換して表示しても、平面図道路地図をそ
のまま表示した場合と変らなくなってしまうという問題
がある。
【0004】本発明の目的は、表示画面内に走行予定の
経路をできる限り多く表示するようにした車両用経路誘
導装置を提供することにある。
経路をできる限り多く表示するようにした車両用経路誘
導装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、鳥瞰図方式の道路地図上に車両
の現在地と目的地までの経路とを表示する車両用経路誘
導装置に適用され、目的地までの経路上のノードを車両
の現在地から近い順にNi(i=1,2,・・)とした
とき、車両の現在地からノードNiまでの距離Liが、
車両の現在地から平面道路地図上の鳥瞰図表示領域内の
最も遠方までの距離Lを超えるか否かを判定する距離判
定手段と、車両の現在地から見たノードNiの方位と現
在地における車両の進行方位とのなす方位角θi(i=
1,2,・・)を求め、現在地の車両の進行方位を基準
としたときの方位角θiの内の右側の最大方位角DRと
左側の最大方位角DLとの差の振れ角|DR−DL|が、
現在地における車両の進行方位を基準としたときの平面
図道路地図上の鳥瞰図表示領域内に収まる最大振れ角D
maxを超えるか否かを判定する方位判定手段と、車両の
現在地に近いノードNiから順に前記距離判定手段と前
記方位判定手段により判定を行い、前記距離判定手段と
前記方位判定手段のいずれか一方が肯定されたときのノ
ードをNiとした場合、ノードN(i−1)までのノー
ドの右側の最大方位角DRと左側の最大方位角DLとに基
づいて視線方位φ=(DR+DL)/2を求める視線演算
手段と、視線方位φに基づいて視点を決定する視点決定
手段とを備える。請求項2の車両用経路誘導装置は、地
図描画に用いられるノードへの方位に基づいて鳥瞰図に
おける視点と視線を決定するようにしたものである。請
求項3の車両用経路誘導装置は、経路計算に用いられる
ノードへの方位に基づいて鳥瞰図における視点と視線を
決定するようにしたものである。請求項4の車両用経路
誘導装置は、経路誘導に用いられるノードへの方位に基
づいて鳥瞰図における視点と視線を決定するようにした
ものである。
に、請求項1の発明は、鳥瞰図方式の道路地図上に車両
の現在地と目的地までの経路とを表示する車両用経路誘
導装置に適用され、目的地までの経路上のノードを車両
の現在地から近い順にNi(i=1,2,・・)とした
とき、車両の現在地からノードNiまでの距離Liが、
車両の現在地から平面道路地図上の鳥瞰図表示領域内の
最も遠方までの距離Lを超えるか否かを判定する距離判
定手段と、車両の現在地から見たノードNiの方位と現
在地における車両の進行方位とのなす方位角θi(i=
1,2,・・)を求め、現在地の車両の進行方位を基準
としたときの方位角θiの内の右側の最大方位角DRと
左側の最大方位角DLとの差の振れ角|DR−DL|が、
現在地における車両の進行方位を基準としたときの平面
図道路地図上の鳥瞰図表示領域内に収まる最大振れ角D
maxを超えるか否かを判定する方位判定手段と、車両の
現在地に近いノードNiから順に前記距離判定手段と前
記方位判定手段により判定を行い、前記距離判定手段と
前記方位判定手段のいずれか一方が肯定されたときのノ
ードをNiとした場合、ノードN(i−1)までのノー
ドの右側の最大方位角DRと左側の最大方位角DLとに基
づいて視線方位φ=(DR+DL)/2を求める視線演算
手段と、視線方位φに基づいて視点を決定する視点決定
手段とを備える。請求項2の車両用経路誘導装置は、地
図描画に用いられるノードへの方位に基づいて鳥瞰図に
おける視点と視線を決定するようにしたものである。請
求項3の車両用経路誘導装置は、経路計算に用いられる
ノードへの方位に基づいて鳥瞰図における視点と視線を
決定するようにしたものである。請求項4の車両用経路
誘導装置は、経路誘導に用いられるノードへの方位に基
づいて鳥瞰図における視点と視線を決定するようにした
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。コントローラ1はマイクロコンピュー
タとその周辺部品から構成され、後述する制御プログラ
ムを実行して平面図道路地図を鳥瞰図道路地図に透視変
換し、鳥瞰図道路地図と車両の現在地と目的地までの最
適経路を表示する。コントローラ1には、方位センサ
2、距離センサ3、GPS受信機4、記憶装置5、入力
装置6が接続される。方位センサ2は車両の進行方位を
検出し、距離センサ3は車両の走行距離を検出する。G
PS受信機4は衛星からのGPS信号を受信して車両の
現在地、進行方位、走行速度などを検出する。また、記
憶装置5は平面図方式の道路地図データを記憶するCD
−ROMなどの装置であり、入力装置6は目的地などを
設定する装置である。コントローラ1にはまた、道路地
図や文字情報を表示するディスプレイ7と、音声による
誘導を行なうためのスピーカー8などが接続される。
ロック図である。コントローラ1はマイクロコンピュー
タとその周辺部品から構成され、後述する制御プログラ
ムを実行して平面図道路地図を鳥瞰図道路地図に透視変
換し、鳥瞰図道路地図と車両の現在地と目的地までの最
適経路を表示する。コントローラ1には、方位センサ
2、距離センサ3、GPS受信機4、記憶装置5、入力
装置6が接続される。方位センサ2は車両の進行方位を
検出し、距離センサ3は車両の走行距離を検出する。G
PS受信機4は衛星からのGPS信号を受信して車両の
現在地、進行方位、走行速度などを検出する。また、記
憶装置5は平面図方式の道路地図データを記憶するCD
−ROMなどの装置であり、入力装置6は目的地などを
設定する装置である。コントローラ1にはまた、道路地
図や文字情報を表示するディスプレイ7と、音声による
誘導を行なうためのスピーカー8などが接続される。
【0007】ここで、鳥瞰図道路地図の表示方法を説明
する。図2は鳥瞰図道路地図の表示原理を説明する図、
図3は図2のXZ平面図、図4は鳥瞰図道路地図の表示
領域を示す図である。鳥瞰図方式の道路地図は、車両の
現在地Vから距離bだけ後方の地点Oの高さhの上空に
視点Eを設定し、その視点Eから車両の方向を見下ろし
角αの視線EFに沿って見下ろした場合に、XY平面上
に展開された平面道路地図の表示領域Aを、視線EFに
垂直に設定された仮想画面Sに透視変換するものであ
る。平面図道路地図の表示領域A内の任意の地点Pは、
Pと視点Eとを結ぶ直線が仮想画面Sと交わる点P’に
透視変換される。この実施形態では、例えば、車両の現
在地Vからb=1km後方の地点Oの高さh=350m
の上空に視点Eを設定し、その視点Eから車両の方向を
見下ろし角α=16度の視線EFにそって見下ろすもの
とする。このように視点Eと視線EFを設定すると、表
示領域Aは図4(a)に示すように手前の幅が約500
m、奥の幅が約7km、奥行が約7kmの台形上の領域
となり、その表示領域A内の平面道路地図が(b)に示
すように仮想画面S上に透視変換されて表示される。ま
た、車両の画面上の表示位置V’は図4(b)に示すよ
うに画面の中心からわずかに下の位置になる。
する。図2は鳥瞰図道路地図の表示原理を説明する図、
図3は図2のXZ平面図、図4は鳥瞰図道路地図の表示
領域を示す図である。鳥瞰図方式の道路地図は、車両の
現在地Vから距離bだけ後方の地点Oの高さhの上空に
視点Eを設定し、その視点Eから車両の方向を見下ろし
角αの視線EFに沿って見下ろした場合に、XY平面上
に展開された平面道路地図の表示領域Aを、視線EFに
垂直に設定された仮想画面Sに透視変換するものであ
る。平面図道路地図の表示領域A内の任意の地点Pは、
Pと視点Eとを結ぶ直線が仮想画面Sと交わる点P’に
透視変換される。この実施形態では、例えば、車両の現
在地Vからb=1km後方の地点Oの高さh=350m
の上空に視点Eを設定し、その視点Eから車両の方向を
見下ろし角α=16度の視線EFにそって見下ろすもの
とする。このように視点Eと視線EFを設定すると、表
示領域Aは図4(a)に示すように手前の幅が約500
m、奥の幅が約7km、奥行が約7kmの台形上の領域
となり、その表示領域A内の平面道路地図が(b)に示
すように仮想画面S上に透視変換されて表示される。ま
た、車両の画面上の表示位置V’は図4(b)に示すよ
うに画面の中心からわずかに下の位置になる。
【0008】また、この実施形態では視線EFのXY平
面における方位(以下、視線方位と呼ぶ)φを次のよう
にして決定する。通常、車両用経路誘導装置では、交差
点、屈曲点およびメッシュ交点を示すノードと、ノード
とノードとを直線で結ぶリンクとによって道路を描画し
ている。ここで、屈曲点とは道路の折れ曲り点であり、
メッシュ交点とは道路と道路地図の地域メッシュ(JI
S X0410により規定される)の境界との交点であ
る。今、図5に示すように、車両が太線で示す経路上を
走行するものとする。経路上には、車両の現在地Vに近
い方から順にN1,N2,・・・のノードが存在する。
経路上の各ノードNi(i=1,2,・・・)におい
て、車両の現在地VからノードNiまでの距離Liを計
算し、距離Liが次の条件を満たすかどうかを確認す
る。
面における方位(以下、視線方位と呼ぶ)φを次のよう
にして決定する。通常、車両用経路誘導装置では、交差
点、屈曲点およびメッシュ交点を示すノードと、ノード
とノードとを直線で結ぶリンクとによって道路を描画し
ている。ここで、屈曲点とは道路の折れ曲り点であり、
メッシュ交点とは道路と道路地図の地域メッシュ(JI
S X0410により規定される)の境界との交点であ
る。今、図5に示すように、車両が太線で示す経路上を
走行するものとする。経路上には、車両の現在地Vに近
い方から順にN1,N2,・・・のノードが存在する。
経路上の各ノードNi(i=1,2,・・・)におい
て、車両の現在地VからノードNiまでの距離Liを計
算し、距離Liが次の条件を満たすかどうかを確認す
る。
【数1】Li>L,
ここで、Lは、図6に示すように、車両の現在地Vから
表示領域A内の最も遠方の地点までの距離であり、視線
方位φの演算対象ノードを表示領域A内のノードに制限
するための距離である。
表示領域A内の最も遠方の地点までの距離であり、視線
方位φの演算対象ノードを表示領域A内のノードに制限
するための距離である。
【0009】距離Liが数式1の条件を満たさない場合
はノードNiが表示領域A内にあると判断し、現在地V
から見たノードNiの方位を求め、現在地Vにおける車
両の進行方位とノードNiの方位との方位角θiを計算
する。また、現在地Vの車両の進行方位を基準とした時
の各ノードNiの方位角θiの内、右側と左側の最大の
方位角をそれぞれ右側の振れ角DRと左側の振れ角DLと
して記録する。そして、振れ角DR,DLが次の条件を満
たすかどうかを確認する。
はノードNiが表示領域A内にあると判断し、現在地V
から見たノードNiの方位を求め、現在地Vにおける車
両の進行方位とノードNiの方位との方位角θiを計算
する。また、現在地Vの車両の進行方位を基準とした時
の各ノードNiの方位角θiの内、右側と左側の最大の
方位角をそれぞれ右側の振れ角DRと左側の振れ角DLと
して記録する。そして、振れ角DR,DLが次の条件を満
たすかどうかを確認する。
【数2】|DR−DL|>Dmax
ここで、Dmaxは、図6に示すように、現在地Vの進
行方位を基準とした左右の最大振れ角であり、視線方位
φの演算対象ノードを表示領域A内のノードに制限する
ための最大振れ角である。距離Liが数式1の条件を満
たすか、あるいは振れ角DR,DLが数式2の条件を満た
した場合には、ノードNiが表示領域Aから外れたと判
断し、ノードN(i−1)の振れ角DR,DLに基づいて
視線方位φを次式により演算する。
行方位を基準とした左右の最大振れ角であり、視線方位
φの演算対象ノードを表示領域A内のノードに制限する
ための最大振れ角である。距離Liが数式1の条件を満
たすか、あるいは振れ角DR,DLが数式2の条件を満た
した場合には、ノードNiが表示領域Aから外れたと判
断し、ノードN(i−1)の振れ角DR,DLに基づいて
視線方位φを次式により演算する。
【数3】φ=(DR+DL)/2
さらに、視点Eの座標(VX,VY,VZ)を次式によ
り演算する。
り演算する。
【数4】VX=(現在地Vのx座標)−M*cosφ,
VY=(現在地Vのy座標)−M*sinφ,
VZ=h
【0010】図5に示す例では、まず、現在地Vに最も
近いノードN1までの距離L1を計算し、距離L1が数
式1の条件を満たすかどうかを確認する。距離L1が数
式1の条件を満たさない場合には、ノードN1に対する
方位角θ1を計算する。ノードN1の方位は車両の進行
方位から右側になるので、右側の振れ角DRにノードN
1の方位角θ1を記録し、左側の振れ角DLに0を記録
する。そして、振れ角DR,DLが数式2の条件を満たす
かどうかを確認する。距離L1が数式1の条件を満たし
た場合、あるいは振れ角DR,DLが数式2の条件を満た
した場合には、数式3および数式4により視線方位φと
視点Eの座標を求める。距離L1または振れ角DR,DL
がいずれも上記条件を満たさない場合には、次のノード
N2に対して上記演算を行なう。ここで、現在地Vから
ノードNiまでの距離Liが数式1の条件を満たして視
線方位φの演算を終了した場合は、図7に示すように比
較的真っ直ぐな経路の場合であり、表示画面Sの上端ま
で経路が表示される。逆に、振れ角DR,DLが数式2の
条件を満たして視線方位φの演算を終了した場合は、図
8に示すように曲がりくねった経路の場合であり、表示
画面Sの左端または右端から経路が外れる。
近いノードN1までの距離L1を計算し、距離L1が数
式1の条件を満たすかどうかを確認する。距離L1が数
式1の条件を満たさない場合には、ノードN1に対する
方位角θ1を計算する。ノードN1の方位は車両の進行
方位から右側になるので、右側の振れ角DRにノードN
1の方位角θ1を記録し、左側の振れ角DLに0を記録
する。そして、振れ角DR,DLが数式2の条件を満たす
かどうかを確認する。距離L1が数式1の条件を満たし
た場合、あるいは振れ角DR,DLが数式2の条件を満た
した場合には、数式3および数式4により視線方位φと
視点Eの座標を求める。距離L1または振れ角DR,DL
がいずれも上記条件を満たさない場合には、次のノード
N2に対して上記演算を行なう。ここで、現在地Vから
ノードNiまでの距離Liが数式1の条件を満たして視
線方位φの演算を終了した場合は、図7に示すように比
較的真っ直ぐな経路の場合であり、表示画面Sの上端ま
で経路が表示される。逆に、振れ角DR,DLが数式2の
条件を満たして視線方位φの演算を終了した場合は、図
8に示すように曲がりくねった経路の場合であり、表示
画面Sの左端または右端から経路が外れる。
【0011】ところで、上述したように、ノードは道路
上の交差点、屈曲点およびメッシュ交点を表わすが、視
線方位φの演算に際して演算対象のノードを選択するこ
とにより、目的に応じた視線方位φを得ることができ
る。ノードは地図描画用ノード、経路計算用ノードおよ
び経路誘導用ノードの3種類に分けられる。地図描画用
ノードは道路地図を描画するために必要なノードであ
り、図9に黒丸で示すように交差点、屈曲点およびメッ
シュ交点のすべてのノードを含む最も細かいノードであ
る。また、経路計算用ノードは例えば目的地までの最適
経路を計算するために用いるノードであり、図9に小円
で示すように交差点とメッシュ交点のノードである。さ
らに、経路誘導用ノードは例えば目的地までの最適経路
上を誘導するために用いるノードであり、図9に大円で
示すように、経路計算用ノードから直進交差点ノードや
経路計算のみに必要な特殊なノード(例えば、6差路な
どの2つのノードに分割したりするノード)を除き、乗
員の分岐判断が必要な交差点ノードである。地図描画用
ノードは、表示画面内に経路が正確に入るような視線方
位φが得られるが、演算時間がかかるという欠点があ
る。一方、経路誘導用ノードは、演算時間が短くて済む
が、経路の正確な情報が欠落するので画面から経路が外
れる確立が高くなる。
上の交差点、屈曲点およびメッシュ交点を表わすが、視
線方位φの演算に際して演算対象のノードを選択するこ
とにより、目的に応じた視線方位φを得ることができ
る。ノードは地図描画用ノード、経路計算用ノードおよ
び経路誘導用ノードの3種類に分けられる。地図描画用
ノードは道路地図を描画するために必要なノードであ
り、図9に黒丸で示すように交差点、屈曲点およびメッ
シュ交点のすべてのノードを含む最も細かいノードであ
る。また、経路計算用ノードは例えば目的地までの最適
経路を計算するために用いるノードであり、図9に小円
で示すように交差点とメッシュ交点のノードである。さ
らに、経路誘導用ノードは例えば目的地までの最適経路
上を誘導するために用いるノードであり、図9に大円で
示すように、経路計算用ノードから直進交差点ノードや
経路計算のみに必要な特殊なノード(例えば、6差路な
どの2つのノードに分割したりするノード)を除き、乗
員の分岐判断が必要な交差点ノードである。地図描画用
ノードは、表示画面内に経路が正確に入るような視線方
位φが得られるが、演算時間がかかるという欠点があ
る。一方、経路誘導用ノードは、演算時間が短くて済む
が、経路の正確な情報が欠落するので画面から経路が外
れる確立が高くなる。
【0012】図10はコントローラ1の地図描画処理を
示すフローチャート、図11は視線方位φおよび視点E
の演算処理を示すフローチャートである。これらのフロ
ーチャートにより、一実施形態の動作を説明する。入力
装置6のメインスイッチが投入されると、コントローラ
1はこの地図描画処理を開始する。ステップ1において
入力装置6により設定された目的地を読み込み、続くス
テップ2で方位センサ2、距離センサ3およびGPS受
信機4により車両の現在地と進行方位を検出する。ステ
ップ3で、記憶装置5の平面図道路地図データを参照し
て現在地から目的地までの最適経路を演算する。ステッ
プ4において、図11に示すサブルーチンを実行して視
線方位φと視点Eを演算する。この演算処理については
後述する。ステップ5で視点E、視線EFおよび視線方
位φに基づいて平面図道路地図上の表示領域Aを演算
し、続くステップ6で記憶装置5から表示領域Aを含む
平面図道路地図データを読み込む。ステップ7において
平面図道路地図データを鳥瞰図データに変換し、ステッ
プ8で鳥瞰図道路地図をディスプレイ7に描画する。こ
の時、GPS航法あるいは自立航法により検出した車両
の現在地に現在地マークを表示するとともに、最適経路
を表示する。ステップ9で、車両が移動または回転した
か否かを確認し、車両の移動または回転があればステッ
プ4へ戻り、上記処理を繰り返す。
示すフローチャート、図11は視線方位φおよび視点E
の演算処理を示すフローチャートである。これらのフロ
ーチャートにより、一実施形態の動作を説明する。入力
装置6のメインスイッチが投入されると、コントローラ
1はこの地図描画処理を開始する。ステップ1において
入力装置6により設定された目的地を読み込み、続くス
テップ2で方位センサ2、距離センサ3およびGPS受
信機4により車両の現在地と進行方位を検出する。ステ
ップ3で、記憶装置5の平面図道路地図データを参照し
て現在地から目的地までの最適経路を演算する。ステッ
プ4において、図11に示すサブルーチンを実行して視
線方位φと視点Eを演算する。この演算処理については
後述する。ステップ5で視点E、視線EFおよび視線方
位φに基づいて平面図道路地図上の表示領域Aを演算
し、続くステップ6で記憶装置5から表示領域Aを含む
平面図道路地図データを読み込む。ステップ7において
平面図道路地図データを鳥瞰図データに変換し、ステッ
プ8で鳥瞰図道路地図をディスプレイ7に描画する。こ
の時、GPS航法あるいは自立航法により検出した車両
の現在地に現在地マークを表示するとともに、最適経路
を表示する。ステップ9で、車両が移動または回転した
か否かを確認し、車両の移動または回転があればステッ
プ4へ戻り、上記処理を繰り返す。
【0013】次に、図11により視線方位φと視点Eの
演算処理を説明する。ステップ11で振れ角DR,DLに
現在地における車両の進行方位を設定し、続くステップ
12でノード番号を示すパラメータiに1を設定してそ
れぞれ初期化する。ステップ13でノードNiの座標を
読み込み、ステップ14で現在地VからノードNiまで
の距離Liを計算する。そしてステップ15で、距離L
iが数式1の条件を満たすかどうか、すなわち現在地V
から距離LiにあるノードNiが表示領域A内にあるか
どうかを確認し、距離Liが所定距離Lを越えて表示領
域Aを外れていればステップ23へ進み、表示領域A内
にあればステップ16へ進む。ノードNiまでの距離L
iが所定距離L以下の時は、ノードNiが表示領域A内
にあると判断し、ステップ16で現在地VからノードN
iへの方位を演算し、現在地Vにおける進行方位とノー
ドNiの方位との方位角θiを演算する。次に、ステッ
プ17において方位角θiが左側の振れ角DLよりも大
きいか否かを確認し、振れ角DLより大きければ振れ角
DLにノードNiの方位角θiを記録する。さらに、ス
テップ19で方位角θiが右側の振れ角DRより小さい
か否かを確認し、振れ角DRより小さければ振れ角DRに
ノードNiの方位角θiを記録する。ステップ21にお
いて、振れ角DR,DLが数式2の条件を満たすかどう
か、すなわちノードNiが表示領域A内にあるかどうか
を確認し、数式2の条件を満たす場合はステップ23へ
進み、そうでなければステップ22へ進む。ステップ2
2では、ノードNiが表示領域A内にあるのでパラメー
タiをインクリメントしてステップ13へ戻り、次のノ
ードN(i+1)に対して上述した処理を行なう。一
方、振れ角DR,DLが数式2の条件を満たす場合は、ノ
ードNiが表示領域Aの左端または右端から外れたと判
断し、ステップ23で数式3により視線方位φを演算
し、続くステップ24で数式4により視点Eの座標(V
X,VY,VZ)を演算する。
演算処理を説明する。ステップ11で振れ角DR,DLに
現在地における車両の進行方位を設定し、続くステップ
12でノード番号を示すパラメータiに1を設定してそ
れぞれ初期化する。ステップ13でノードNiの座標を
読み込み、ステップ14で現在地VからノードNiまで
の距離Liを計算する。そしてステップ15で、距離L
iが数式1の条件を満たすかどうか、すなわち現在地V
から距離LiにあるノードNiが表示領域A内にあるか
どうかを確認し、距離Liが所定距離Lを越えて表示領
域Aを外れていればステップ23へ進み、表示領域A内
にあればステップ16へ進む。ノードNiまでの距離L
iが所定距離L以下の時は、ノードNiが表示領域A内
にあると判断し、ステップ16で現在地VからノードN
iへの方位を演算し、現在地Vにおける進行方位とノー
ドNiの方位との方位角θiを演算する。次に、ステッ
プ17において方位角θiが左側の振れ角DLよりも大
きいか否かを確認し、振れ角DLより大きければ振れ角
DLにノードNiの方位角θiを記録する。さらに、ス
テップ19で方位角θiが右側の振れ角DRより小さい
か否かを確認し、振れ角DRより小さければ振れ角DRに
ノードNiの方位角θiを記録する。ステップ21にお
いて、振れ角DR,DLが数式2の条件を満たすかどう
か、すなわちノードNiが表示領域A内にあるかどうか
を確認し、数式2の条件を満たす場合はステップ23へ
進み、そうでなければステップ22へ進む。ステップ2
2では、ノードNiが表示領域A内にあるのでパラメー
タiをインクリメントしてステップ13へ戻り、次のノ
ードN(i+1)に対して上述した処理を行なう。一
方、振れ角DR,DLが数式2の条件を満たす場合は、ノ
ードNiが表示領域Aの左端または右端から外れたと判
断し、ステップ23で数式3により視線方位φを演算
し、続くステップ24で数式4により視点Eの座標(V
X,VY,VZ)を演算する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示画面に走行予定の経路がより多く表示され、鳥瞰図表
示の利点を生かして車両周辺の詳細な道路地図と目的地
へのおおまかな経路とを同時に乗員に提供できる。
示画面に走行予定の経路がより多く表示され、鳥瞰図表
示の利点を生かして車両周辺の詳細な道路地図と目的地
へのおおまかな経路とを同時に乗員に提供できる。
【図1】一実施形態の構成を示すブロック図。
【図2】鳥瞰図道路地図の表示原理を説明する図。
【図3】図2のXZ平面図。
【図4】鳥瞰図道路地図の表示領域を示す図。
【図5】視線方位φの演算方法を説明する図。
【図6】視線方位φの演算に用いるノードを選択する方
法を説明する図。
法を説明する図。
【図7】直線に近い経路と表示領域Aとの関係を示す
図。
図。
【図8】曲がりくねった経路と表示領域Aとの関係を示
す図。
す図。
【図9】ノードの種類を説明する図。
【図10】地図描画処理を示すフローチャート。
【図11】視線方位φと視点Eの演算処理を示すフロー
チャート。
チャート。
【図12】従来の車両用経路誘導装置の問題点を説明す
る図。
る図。
1 コントローラ
2 方位センサ
3 距離センサ
4 GPS受信機
5 記憶装置
6 入力装置
7 ディスプレイ
8 スピーカー
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平7−190793(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G01C 21/00
G08G 1/0969
G09B 29/00
Claims (4)
- 【請求項1】 鳥瞰図方式の道路地図上に車両の現在地
と目的地までの経路とを表示する車両用経路誘導装置に
おいて、目的地までの経路上のノードを車両の現在地から近い順
にNi(i=1,2,・・)としたとき、車両の現在地
からノードNiまでの距離Liが、車両の現在地から平
面道路地図上の鳥瞰図表示領域内の最も遠方までの距離
Lを超えるか否かを判定する距離判定手段と、 車両の現在地から見たノードNiの方位と現在地におけ
る車両の進行方位とのなす方位角θi(i=1,2,・
・)を求め、現在地の車両の進行方位を基準としたとき
の方位角θiの内の右側の最大方位角DRと左側の最大
方位角DLとの差の振れ角|DR−DL|が、現在地にお
ける車両の進行方位を基準としたときの平面図道路地図
上の鳥瞰図表示領域内に収まる最大振れ角Dmaxを超え
るか否かを判定する方位判定手段と、 車両の現在地に近いノードNiから順に前記距離判定手
段と前記方位判定手段により判定を行い、前記距離判定
手段と前記方位判定手段のいずれか一方が肯定されたと
きのノードをNiとした場合、ノードN(i−1)まで
のノードの右側の最大方位角DRと左側の最大方位角DL
とに基づいて視線方位φ=(DR+DL)/2を求める視
線演算手段と、 視線方位φに基づいて視点を決定する視点決定手段と を
備えることを特徴とする車両用経路誘導装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車両用経路誘導装置に
おいて、地図描画に用いられるノードへの方位に基づいて鳥瞰図
における視点と視線を決定する ことを特徴とする車両用
経路誘導装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の車両用経路誘導装置に
おいて、経路計算に用いられるノードへの方位に基づいて鳥瞰図
における視点と視線を決定する ことを特徴とする車両用
経路誘導装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の車両用経路誘導装置に
おいて、経路誘導に用いられるノードへの方位に基づいて鳥瞰図
における視点と視線を決定する ことを特徴とする車両用
経路誘導装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26393795A JP3458563B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 車両用経路誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26393795A JP3458563B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 車両用経路誘導装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09105641A JPH09105641A (ja) | 1997-04-22 |
| JP3458563B2 true JP3458563B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=17396340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26393795A Expired - Fee Related JP3458563B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 車両用経路誘導装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3458563B2 (ja) |
-
1995
- 1995-10-12 JP JP26393795A patent/JP3458563B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09105641A (ja) | 1997-04-22 |
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