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JP3459629B2 - アンカーの定着方法並びにアンカーの定着構造 - Google Patents
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JP3459629B2 - アンカーの定着方法並びにアンカーの定着構造 - Google Patents

アンカーの定着方法並びにアンカーの定着構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、山留工事や斜面安
定工事、或いは構造物の安定工事等において、PC鋼撚
り線等のアンカー(一般にはテンドンと呼ばれてい
る。)をアンカープレートに定着するアンカーの定着方
法並びにアンカーの定着構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】山留工事等においては、地中深く掘削さ
れた穴にアンカーを挿入してグラウト材で固定し、その
アンカーの先端を地表のアンカープレートにくさびやボ
ルト・ナットで定着することが行われている。
【0003】上記のくさび定着方式は、二つ割りのくさ
びをアンカーの先端に挟み付けて、アンカープレートに
固定されたアンカーヘッドの孔に嵌め入れることによ
り、アンカーをアンカープレートに定着させるものであ
る。くさび定着方式は、現場作業のため緊張しろさえあ
れば、予定した位置と異なる位置をその場の状況に応じ
て自由に定着することができ、施工性が良い。
【0004】また、ねじ式定着方式は、一般にマンショ
ン式と呼ばれており、アンカーの先端にねじ式定着具を
予め工場において圧着加工で固定しておき、そのねじ式
定着具をアンカープレートの貫通孔に挿通させ定着ナッ
トを螺着してアンカーをアンカープレートに定着させる
ものである。このマンション式は、アンカーの再緊張が
容易で、メンテナンスの面で優れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、くさび定着方
式には次の問題点がある。 (a) 一度定着するとアンカーにくさびで傷が付く。 (b) 錆によってくさびがスリップしやすい。 (c) ある程度以上の緊張しろがないと、ジャッキ等
の緊張装置でアンカーを緊張し直すことが難しい。 (d) アンカーヘッドの外周にねじを切ったリング式
でも調整しろが限られており、総じて、施工後(定着
後)の維持管理がしにくい。
【0006】また、ねじ式定着方式には次の問題点があ
る。 (a) アンカーに対するねじ式定着具の現場での圧着
加工が困難で、工場でアンカーにねじ式定着具を固定し
なければならない。このため、予め製作したアンカーの
長さと、施工後の実際の有効長さが異なる場合、継ぎ足
しやアンカープレートのかさ上げが必要になり、手間が
かかるうえ、美観が損なわれる。 (b) 継ぎ足し等によって、初期に期待した定着具の
強度が得られない。 (c) また、防食性能、防食構造が規格どうりになら
ない。
【0007】本発明の課題は上記の問題点を解決するこ
とであり、その主たる目的は、作業現場においてアンカ
ーに確実かつ容易に取り付けることができる、マンショ
ン式の取付け位置自在のアンカー用ねじ式定着具を用い
たアンカーの定着方法並びにアンカーの定着構造を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、複数本の既設アンカーのう
ち一本の既設アンカーの先端を鋼線カプラ−で掴んで緊
張装置に該既設アンカーを結合し、該既設アンカーを緊
張装置で引っ張ることにより、それまで既設アンカー
を、アンカープレートにアンカーヘッドを介して定着さ
せていたくさびをアンカーヘッドから抜き出し、この操
作をすべての既設アンカーについて行い、そのくさびと
アンカーヘッドを既設アンカーから撤去する前工程と
取付位置自在のアンカー用ねじ式定着具の挿通孔に既設
アンカーを挿通させ、エポキシ樹脂を注入孔から挿通孔
に注入して現場で既設アンカーを取付位置自在のアンカ
ー用ねじ式定着具に固結する工程と、アンカープレート
の貫通孔に挿通された上記取付位置自在のアンカー用ね
じ式定着具を緊張装置で引っ張って上記既設アンカーを
再緊張させる工程と、取付位置自在のアンカー用ねじ式
定着具に螺着された定着ナットを締め付けて緊張状態の
既設アンカーをアンカープレートに定着させる工程とを
具備し、前記取付位置自在のアンカー用ねじ式定着具と
して、中心に既設アンカーを挿通させる挿通孔が形成さ
れるとともに、外周面に定着ナットが螺着される雄ねじ
が形成され、一端部の側部に上記挿通孔にエポキシ樹脂
を注入する注入孔が形成された鋳物製の取付位置自在の
アンカー用ねじ式定着具であって、前記挿通孔が、注入
孔が形成された一端部に近づくにしたがって窄まるテー
パ状とされ、かつ挿通孔の内面が粗砂の中子の使用によ
って粗面とされた取付位置自在のアンカー用ねじ式定着
具を用いる。
【0009】この手段では、挿通孔に既設アンカーを挿
入或いは挿通させ、注入孔からエポキシ樹脂を挿通孔に
注入して固結させることにより、本取付け位置自在のア
ンカー用ねじ式定着具を既設アンカーに一体に取り付け
る。したがって、既設アンカーに対する取付けに位置上
の制約が全くなく、現場の状況等に応じて既設アンカー
の最適位置に本取付け位置自在のアンカー用ねじ式定着
具を固定することができる。結局、この取付け位置自在
のアンカー用ねじ式定着具によれば、従来のくさび定着
方式とねじ式定着方式の長所が生かされ、欠点が解消さ
れる。
【0010】また、この構成では、既設アンカーを注入
孔側の端部から挿通孔に挿入し、エポキシ樹脂で固結す
る。既設アンカーに対する緊張力は、挿通孔が窄まる方
向にかかるため、より強固で安定した固定力が得られ
る。挿通孔内面の粗面の凹凸はエポキシ樹脂の付着力を
向上させる。
【0011】
【0012】この手段では、固結工程を現場で行うた
め、既設アンカーの最適位置に取付け位置自在のアンカ
ー用ねじ式定着具を取り付けることができる。したがっ
て、従来のねじ式定着方式と違い、継ぎ足しやアンカー
プレートのかさ上げが全く不要で、手間をかけずに能率
よく迅速かつ的確に既設アンカーを定着することがで
き、しかも美観を損なうことがない。
【0013】上記アンカーの定着方法において、必要が
あれば、固結工程の前に、既設アンカーの挿入部分を洗
浄して既設アンカーに付着したグリースやセメント等を
除去したり、定着具の下端位置のアンカー部分の隙間に
ブチルゴム等をつめてエポキシ樹脂の漏出を前もって防
ぎ、或いは、適当な電熱器で定着具とその挿通孔に挿入
された既設アンカーを加温して、屋外作業での雨、凍
結、低温など、エポキシ樹脂の固結付着を阻害する悪条
件をなくす。
【0014】また、請求項記載の発明の構成では、く
さびで定着された既設のアンカーを更度緊張させること
ができ、しかも以後はマンション式に切り替わるため、
維持管理が容易になる。また、くさびでアンカーに付け
られた傷がエポキシ樹脂で修復されるので好都合であ
る。なお、この場合、前述の洗浄、ブチルゴム等による
隙間塞さぎ、加温操作は、くさびの撤去後に積極的に行
う。
【0015】
【0016】請求項記載の発明は、請求項記載のア
ンカーの定着方法によってアンカーを定着した構成とし
た。
【0017】この手段では、作業性が良好で、新規はも
とより、既存のアンカーにも容易に実施することがで
き、しかも維持管理がしやすい優れたアンカーの定着構
造が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を添付図面を参
照して説明する。図1は本発明に係る取付け位置自在の
アンカー用ねじ式定着具の実施の形態を示す。この定着
具1は、中心に挿通孔1aを形成するとともに、外周面
に雄ねじ1bを形成し、下端部の側部に注入孔1cを形
成して製造されている。
【0019】挿通孔1aは、PC鋼撚り線等のアンカー
3を挿入或いは挿通させるもので、上端部から下端部に
近づくにしたがって窄まるテーパ状にされ、また内面の
下部部分は機械加工で比較的大きい凹凸が付された粗面
1dとされている。挿通孔1aの下端1eは面取りさ
れ、アンカー3を挿入させ易くしている。
【0020】雄ねじ1bは、図2の定着ナット5を螺着
するもので、機械加工により台形ねじとして形成されて
いる。また、注入孔1cは、挿通孔1aにエポキシ樹脂
7を注入するためのものである。エポキシ樹脂7として
は、通常、エポキシ化合物(主剤)7a(図5参照)と
硬化剤7b及びグラスファイバーやカーボンファイバー
等の繊維(図示せぬ)を混合したものが用いられるが、
グラスファイバー等の繊維を混入しないエポキシ樹脂、
或いは他の固結剤を用いることもできる。
【0021】図の取付け位置自在のアンカー用ねじ式定
着具1は、鋳物製とされ、挿通孔1aの上端部分は粗砂
の中子の使用によって凹凸の軽微な粗面1fとなってい
る。
【0022】図3ないし図10は本発明に係るアンカー
の定着方法及びアンカーの定着構造の実施の形態を示
す。アンカー3は図1の取付け位置自在のアンカー用ね
じ式定着具1を用いて定着する。すなわち、地中に掘削
された穴9に挿入されてグラウト材で固定されたアンカ
ー3の先端部分を洗浄してアンカー3に付着している水
分、グリース、セメント等の異物を除去する。そして、
予定された取付け位置自在のアンカー用ねじ式定着具1
の下端にあたる部分を塞いでエポキシ樹脂7の漏出を防
止するために、図3のように、ブチルゴム10等でアン
カー3の鋼線間の隙間を埋める。
【0023】次いで、アンカー3の先端部を、取付け位
置自在のアンカー用ねじ式定着具1の挿通孔1aに注入
孔1c側の下端部から挿通させて、取付け位置自在のア
ンカー用ねじ式定着具1をアンカー3に装着する。定着
具1の装着後、エポキシ樹脂7の硬化を促進し、また、
屋外の雨、凍結、低温など、エポキシ樹脂7の固結付着
を阻害する悪条件を除いて作業条件を改善し一定化する
目的で、定着具1の外周を電熱器等の加温器11で加温
する(図4参照)。
【0024】上記作業の終了後、或いは上記作業に並行
して、図5に示すように、エポキシ化合物7aと硬化剤
7b及びグラスファイバー等の繊維を所定の割合で専用
の混合機13で混合しエポキシ樹脂7とする。この場
合、通常、1回分のエポキシ樹脂7を、固結強度を低下
させる気泡の混入を防止して混合する。上記で得られた
エポキシ樹脂7は、直ちに、加温後、或いは加温中の取
付け位置自在のアンカー用ねじ式定着具1の挿通孔1a
に、図6のように、コーキングガン14等によってパイ
プ15を通して注入孔1cから挿通孔1aの上部まで圧
入充填する。
【0025】次に、穴9の開口端部分の防食構築のため
に、図7のように、背面管17を打ち込み、端部をエポ
キシ樹脂やホットメルト等の止水材18で止水し、アン
カープレート20をその貫通孔20aに取付け位置自在
のアンカー用ねじ式定着具1を挿通させて取り付ける。
【0026】上記作業の終了後、図8に示すように、取
付け位置自在のアンカー用ねじ式定着具1に定着ナット
5を螺着し、またアンカープレート20に、ジャッキ
(シリンダ)等の緊張装置22を取付部材23を介し取
り付けてカプラー24を定着具1の雄ねじ1bに螺着す
る。
【0027】そして、上記の状態で緊張装置22を作動
させて定着具1を介してアンカー3を引っ張り、所定の
力でアンカー3が緊張したところで定着ナット5をアン
カープレート20に緩みなく締め付けてアンカー3を定
着する。なお、緊張装置22によるアンカー3の緊張
は、エポキシ樹脂7の固結が実用強度に達した後に行う
ことは言うまでもない。定着ナット5の操作は取付部材
23の窓孔23aから行う。
【0028】その後、緊張装置22やカプラー24等を
取り外してから、図9のように、アンカープレート20
にヘッドキャップ26を定着具1の露出部分と定着ナッ
ト5とを覆って取り付け、そのヘッドキャップ26と背
面管17の空間に防錆油27を充填して定着作業を終了
する。符号28は防錆油27をヘッドキャップ26に充
填するニップル、29は空気抜き用の栓である。
【0029】ところで、本発明に係るアンカーの定着方
法は、くさびで定着された既設アンカーを再緊張させる
際にも適用することができる。図11はこの例を示すも
ので、まず、アンカープレート20に緊張装置32を取
付部材33を介して取り付け、鋼線カプラー34で1本
のアンカー3の先端を掴んでジャッキ等の緊張装置32
にアンカー3を結合する。
【0030】上記の状態で緊張装置32を作動させてア
ンカー3を引っ張り、二つ割りのくさび37をアンカー
ヘッド38の孔(図示せず)から図11のように抜き出
してアンカー3から取り外す。この操作をすべてのアン
カー3について行い、最後に、アンカーヘッド38と緊
張装置32等をアンカープレート20から撤去する。な
お、くさび37の撤去と、カプラー34の結合及び分離
操作は、取付部材33の窓孔33aから行う。
【0031】その後、取付け位置自在のアンカー用ねじ
式定着具1を用い、前述の図3ないし図9の手順でアン
カー3を再定着する。したがって、再定着の場合のアン
カー定着構造は、新規定着の場合(図9)と同一とな
る。
【0032】図では7本のアンカー(PC鋼撚り線)3
が使用されているが(図10以外は、2本しか示されて
いない。)、アンカー3の使用本数は、任意であり、7
本よりも多いことも少ないこともある。参考までに述べ
ると、図の取付け位置自在のアンカー用ねじ式定着具1
は、長さが400mm、太さ(外径)が70mm、挿通
孔1aの上端側の内径が45mm。下端側の最小内径が
43mm(したがって、テーパの勾配は、約1/40
0)、となっているが、これに限られるものではなく、
要求条件や用途等によって様々に変更されることは言う
までもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項記載の発
明によれば、取付け位置自在のアンカー用ねじ式定着具
の固結を現場で行うため、継ぎ足しやアンカープレート
のかさ上げを行うことなく、取付け位置自在のアンカー
用ねじ式定着具を緊張状態のアンカーの最適位置に取り
付けて、定着作業を能率よく行うことができる。
【0034】また、請求項1記載の取付位置自在のアン
カー用ねじ式定着具の構成では、粗面がエポキシ樹脂の
付着力を強め、また、アンカーに対する緊張力が、挿通
孔が窄まる方向に加わるため、エポキシ樹脂の固定力が
強くなり、また安定する。
【0035】また、エポキシ樹脂による取付け位置自在
のアンカー用ねじ式定着具の固結を現場で行うため、継
ぎ足しやアンカープレートのかさ上げを行うことなく、
取付け位置自在のアンカー用ねじ式定着具を緊張状態の
アンカーの最適位置に取り付けて、定着作業を能率よく
行うことができる。
【0036】またくさびで定着された既設アンカーを
再度緊張させることができ、しかも再緊張後はマンショ
ン式となるため、メンテナンスが容易になる。
【0037】また、エポキシ樹脂を、エポキシ化合物と
硬化剤及びグラスファイバーやカーボンファイバー等の
繊維を混合したものとした場合は、混入繊維によって固
結力とその信頼性が向上する。
【0038】請求項記載の発明によれば、作業際が良
く、既設のアンカーに容易に実施することができ、維持
管理がしやすい優れた既設アンカーの定着構造を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る取付け位置自在のアンカー用ね
じ式定着具の実施の形態を示す断面図である。
【図2】 図1の取付け位置自在のアンカー用ねじ式定
着具に螺着される定着ナットの断面図である。
【図3】 アンカーに対するブチルゴムの取付け例を示
す図である。
【図4】 図1の取付け位置自在のアンカー用ねじ式定
着具をアンカーに装着した状態を示す断面図である。
【図5】 エポキシ樹脂の混合方法の例を示す図であ
る。
【図6】 取付け位置自在のアンカー用ねじ式定着具の
挿通孔に対するエポキシ樹脂の注入例を示す断面図であ
る。
【図7】 止水材による止水状態の一例を示す図であ
る。
【図8】 アンカーの緊張操作例を示す図である。
【図9】 本発明に係るアンカーの定着構造の実施の形
態を示す図である。
【図10】 本発明に係る取付け位置自在のアンカー用
ねじ式定着具と定着ナット及びアンカーの関係を示す図
である。
【図11】 既設アンカーからのくさびの取外し例を示
す図である。
【符号の説明】
1 定着具 1a 挿通孔 1b 雄ねじ 1c 注入孔 1d,1f 粗面 3 アンカー 5 定着ナット 7 エポキシ樹脂 7a エポキシ化合物 7b 硬化剤 9 穴 20 アンカープレート 20a 貫通孔 22,32 緊張装置 37 くさび 38 アンカーヘッド

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の既設アンカーのうち一本の既設
    アンカーの先端を鋼線カプラ−で掴んで緊張装置に該既
    設アンカーを結合し、該既設アンカーを緊張装置で引っ
    張ることにより、それまで既設アンカーを、アンカープ
    レートにアンカーヘッドを介して定着させていたくさび
    をアンカーヘッドから抜き出し、この操作をすべての既
    設アンカーについて行い、そのくさびとアンカーヘッド
    を既設アンカーから撤去する前工程と、 取付位置自在のアンカー用ねじ式定着具の挿通孔に既設
    アンカーを挿通させ、エポキシ樹脂を注入孔から挿通孔
    に注入して現場で既設アンカーを取付位置自在のアンカ
    ー用ねじ式定着具に固結する工程と、 アンカープレートの貫通孔に挿通された上記取付位置自
    在のアンカー用ねじ式定着具を緊張装置で引っ張って上
    記既設アンカーを再緊張させる工程と、 取付位置自在のアンカー用ねじ式定着具に螺着された定
    着ナットを締め付けて緊張状態の既設アンカーをアンカ
    ープレートに定着させる工程とを具備し、前記取付位置自在のアンカー用ねじ式定着具として、中
    心に既設アンカーを挿通させる挿通孔が形成されるとと
    もに、外周面に定着ナットが螺着される雄ねじが形成さ
    れ、一端部の側部に上記挿通孔にエポキシ樹脂を注入す
    る注入孔が形成された鋳物製の取付位置自在のアンカー
    用ねじ式定着具であって、前記挿通孔が、注入孔が形成
    された一端部に近づくにしたがって窄まるテーパ状とさ
    れ、かつ挿通孔の内面が粗砂の中子の使用によって粗面
    とされた取付位置自在のアンカー用ねじ式定着具を用い
    ことを特徴とするアンカーの定着方法。
  2. 【請求項2】 請求項記載のアンカーの定着方法によ
    って定着されたことを特徴とするアンカーの定着構造。
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