JP3463340B2 - 塗装プラスチックの再利用方法 - Google Patents
塗装プラスチックの再利用方法Info
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- JP3463340B2 JP3463340B2 JP06910294A JP6910294A JP3463340B2 JP 3463340 B2 JP3463340 B2 JP 3463340B2 JP 06910294 A JP06910294 A JP 06910294A JP 6910294 A JP6910294 A JP 6910294A JP 3463340 B2 JP3463340 B2 JP 3463340B2
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- plastic
- coating film
- phenylenediamine
- resin
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に塗装などの表面
処理を施したプラスチック廃品を、プラスチック製品と
して再利用する方法に関するものである。
処理を施したプラスチック廃品を、プラスチック製品と
して再利用する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車部品にプラスチック製品が
多く使用されるようになった。例えば、プラスチック製
バンパーの場合、表面を塗装してないバンパーでは、成
形不良品や廃車からの回収品を3mm角程度に粗粉砕
し、バージン材と混合して再度バンパーの成形に使用で
きる。これは、リサイクルしたプラスチックの物性が殆
ど低下しないから可能となるのであって、表面に塗装を
施したバンパーでは、同様な方法で回収したプラスチッ
クを再びバンパーに使用することができない。その理由
は、塗装したバンパーでは、リサイクルしたプラスチッ
ク中に粉砕した塗膜が混入することにより、プラスチッ
ク材料の耐衝撃性、伸び、表面品質などの物性が大幅に
低下し、バンパーとして必要な性能を満足することがで
きなくなるからである。したがって、成形不良品、廃車
からの回収品などの塗装したプラスチックバンパーは、
余り物性を要求されない建築用の杭などに再利用される
外は、地面に埋めたり、燃やしたりされており、環境破
壊の問題が生じる。
多く使用されるようになった。例えば、プラスチック製
バンパーの場合、表面を塗装してないバンパーでは、成
形不良品や廃車からの回収品を3mm角程度に粗粉砕
し、バージン材と混合して再度バンパーの成形に使用で
きる。これは、リサイクルしたプラスチックの物性が殆
ど低下しないから可能となるのであって、表面に塗装を
施したバンパーでは、同様な方法で回収したプラスチッ
クを再びバンパーに使用することができない。その理由
は、塗装したバンパーでは、リサイクルしたプラスチッ
ク中に粉砕した塗膜が混入することにより、プラスチッ
ク材料の耐衝撃性、伸び、表面品質などの物性が大幅に
低下し、バンパーとして必要な性能を満足することがで
きなくなるからである。したがって、成形不良品、廃車
からの回収品などの塗装したプラスチックバンパーは、
余り物性を要求されない建築用の杭などに再利用される
外は、地面に埋めたり、燃やしたりされており、環境破
壊の問題が生じる。
【0003】特開平3−23909号公報には、ポリウ
レタンとポリ塩化ビニルが積層した廃棄物からポリウレ
タンとポリ塩化ビニルとを分離回収する方法として次の
方法が提案されている。上記の複合材廃棄物を20〜5
0mm程度の塊状物に粗粉砕し、次いでこれを高速攪拌
機で攪拌して微粉砕し、フルイにより粒径1〜2mmの
ポリウレタンと外形寸法30mm程度のシート状ポリ塩
化ビニルに分離し、ポリ塩化ビニルを回収する。
レタンとポリ塩化ビニルが積層した廃棄物からポリウレ
タンとポリ塩化ビニルとを分離回収する方法として次の
方法が提案されている。上記の複合材廃棄物を20〜5
0mm程度の塊状物に粗粉砕し、次いでこれを高速攪拌
機で攪拌して微粉砕し、フルイにより粒径1〜2mmの
ポリウレタンと外形寸法30mm程度のシート状ポリ塩
化ビニルに分離し、ポリ塩化ビニルを回収する。
【0004】現在塗装したプラスチックバンパーのリサ
イクルは、プラスチック部分と塗膜部分とを分離し、プ
ラスチック部分のみを回収して再利用する技術開発が進
められており、大別すると次の3種類となる。 ブラストにより塗膜を剥がす方法 塗装したプラスチックバンパーの塗膜に圧縮空気と共に
研磨材を吹付け、機械的に塗膜を剥す。 樹脂を溶融してスクリーンで塗膜を分離する方法 塗装したプラスチックバンパーを粗粉砕し、それを押出
機に投入してプラスチック部分を溶融する。塗膜は熱硬
化性のため押出機内では溶融しないので、押出機の出口
部にスクリーンを設置して塗膜を分離する。 化学薬品によりプラスチックから塗膜を剥離する方法 有機塩類、多価アルコール、水などの混合液を約100
℃に加熱し、この液に塗装したプラスチックバンパーの
粗粉砕品を数時間浸して上塗り塗膜を剥離する。
イクルは、プラスチック部分と塗膜部分とを分離し、プ
ラスチック部分のみを回収して再利用する技術開発が進
められており、大別すると次の3種類となる。 ブラストにより塗膜を剥がす方法 塗装したプラスチックバンパーの塗膜に圧縮空気と共に
研磨材を吹付け、機械的に塗膜を剥す。 樹脂を溶融してスクリーンで塗膜を分離する方法 塗装したプラスチックバンパーを粗粉砕し、それを押出
機に投入してプラスチック部分を溶融する。塗膜は熱硬
化性のため押出機内では溶融しないので、押出機の出口
部にスクリーンを設置して塗膜を分離する。 化学薬品によりプラスチックから塗膜を剥離する方法 有機塩類、多価アルコール、水などの混合液を約100
℃に加熱し、この液に塗装したプラスチックバンパーの
粗粉砕品を数時間浸して上塗り塗膜を剥離する。
【0005】特開平2−273207号公報には、植物
系の軟質研磨材を使用してブラストにより塗膜を剥がす
方法が記載されている。また、実開昭61−19602
1号公報には、押出機と金型との間に金網と支持体とを
一対とした異物除去部を直列に配置したプラスチック成
形における異物除去装置が記載されている。
系の軟質研磨材を使用してブラストにより塗膜を剥がす
方法が記載されている。また、実開昭61−19602
1号公報には、押出機と金型との間に金網と支持体とを
一対とした異物除去部を直列に配置したプラスチック成
形における異物除去装置が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の方法では、研
磨材吹付けノズルと対象物との距離、吹付け角度、空気
圧、ノズルの径及び形状などの調整が非常に難しく、対
象物が平面形状であればまだしも、バンパーのような3
次元的に表面形状が変化するものでは、上記の調整が非
常に困難である。また、プラスチック部分を再利用する
際、塗膜が剥離したプラスチック面に研磨材が食い込む
形で残り、リサイクル材の物性が低下する。前記の方
法では、押出機の出口部に設置するスクリーンのメッシ
ュの粗さを細かくし、粉砕された塗膜片まで完全に分離
しようとすると、押出し圧力が高くなってスクリーンが
破損してしまう。また、スクリーンのメッシュを粗くす
ると、細かい塗膜片が除去できなくなる。前記の方法
は、上塗り塗膜は剥離することはできるが、プライマー
の除去は、プラスチック部の物性低下なしには不可能で
ある。しかも、廃液処理等の問題があって工業化が難し
い。
磨材吹付けノズルと対象物との距離、吹付け角度、空気
圧、ノズルの径及び形状などの調整が非常に難しく、対
象物が平面形状であればまだしも、バンパーのような3
次元的に表面形状が変化するものでは、上記の調整が非
常に困難である。また、プラスチック部分を再利用する
際、塗膜が剥離したプラスチック面に研磨材が食い込む
形で残り、リサイクル材の物性が低下する。前記の方
法では、押出機の出口部に設置するスクリーンのメッシ
ュの粗さを細かくし、粉砕された塗膜片まで完全に分離
しようとすると、押出し圧力が高くなってスクリーンが
破損してしまう。また、スクリーンのメッシュを粗くす
ると、細かい塗膜片が除去できなくなる。前記の方法
は、上塗り塗膜は剥離することはできるが、プライマー
の除去は、プラスチック部の物性低下なしには不可能で
ある。しかも、廃液処理等の問題があって工業化が難し
い。
【0007】また、前記特開平3−23909号公報に
記載された高速攪拌機で攪拌して微粉砕する程度では、
積層物の分離は可能であっても、塗装したプラスチック
の塗膜の分離を行うことはできない。
記載された高速攪拌機で攪拌して微粉砕する程度では、
積層物の分離は可能であっても、塗装したプラスチック
の塗膜の分離を行うことはできない。
【0008】本発明は、塗膜をプラスチック中に溶解し
て均一に分散することにより、コストの高い塗膜を剥離
して分離する工程を省き、しかもプラスチックの物性、
表面品質に悪影響を及ぼさない、塗装プラスチックの再
利用方法を提供することを目的とする。
て均一に分散することにより、コストの高い塗膜を剥離
して分離する工程を省き、しかもプラスチックの物性、
表面品質に悪影響を及ぼさない、塗装プラスチックの再
利用方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上塗り塗料と
してポリエステル系メラミン樹脂を塗装したプラスチッ
ク材を粗粉砕し、該粗粉砕材のみ又は該粗粉砕材と初期
プラスチック材を混合したものに塗膜分解剤を添加して
加熱混練することにより、塗膜を溶解してプラスチック
中に均一に分散する塗装プラスチックの再利用方法であ
って、塗膜分解剤としてイミダゾール等の複素環化合
物、イソシアヌル酸エステル等のトリアジン系化合物又
はN,N’−ジアリル−P−フェニレンジアミン等のフ
ェニレンジアミン系化合物を使用するものである。
してポリエステル系メラミン樹脂を塗装したプラスチッ
ク材を粗粉砕し、該粗粉砕材のみ又は該粗粉砕材と初期
プラスチック材を混合したものに塗膜分解剤を添加して
加熱混練することにより、塗膜を溶解してプラスチック
中に均一に分散する塗装プラスチックの再利用方法であ
って、塗膜分解剤としてイミダゾール等の複素環化合
物、イソシアヌル酸エステル等のトリアジン系化合物又
はN,N’−ジアリル−P−フェニレンジアミン等のフ
ェニレンジアミン系化合物を使用するものである。
【0010】
【作用】塗膜分解剤が塗膜と反応して塗膜が溶解し、塗
膜が分子レベルまで細かく分解されてプラスチック中に
均一に分散するため、プラスチックの物性、表面品質に
悪影響を及ぼさなくなる。
膜が分子レベルまで細かく分解されてプラスチック中に
均一に分散するため、プラスチックの物性、表面品質に
悪影響を及ぼさなくなる。
【0011】
【実施例】本発明の再利用方法の概要を、図1に示す塗
装したプラスチックバンパーの再利用について説明す
る。図1は、塗装したプラスチックバンパーの断面を示
す。プラスチック1の材質は、ポリオレフィン系、AB
S系等の熱可塑性樹脂、塗料は、プライマー塗料2と上
塗り塗料3は、それぞれ通常の焼付け塗料である塩素化
ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系メラニン樹脂で
ある。廃品の塗装したプラスチックバンパーを粉砕機で
粗粉砕し、これに塗膜分解剤を添加し、塗膜分解剤が塗
膜に反応する温度以上に加熱し、混合機で混練する。塗
膜分解剤としては、2-ジ-n-ブチルアミノ-4,6-ジメ
ルカプト-s-トリアジン等を使用し、混合機としては、
押出機、混練機(ニーダ)、バンバリーミキサ等を使用
する。
装したプラスチックバンパーの再利用について説明す
る。図1は、塗装したプラスチックバンパーの断面を示
す。プラスチック1の材質は、ポリオレフィン系、AB
S系等の熱可塑性樹脂、塗料は、プライマー塗料2と上
塗り塗料3は、それぞれ通常の焼付け塗料である塩素化
ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系メラニン樹脂で
ある。廃品の塗装したプラスチックバンパーを粉砕機で
粗粉砕し、これに塗膜分解剤を添加し、塗膜分解剤が塗
膜に反応する温度以上に加熱し、混合機で混練する。塗
膜分解剤としては、2-ジ-n-ブチルアミノ-4,6-ジメ
ルカプト-s-トリアジン等を使用し、混合機としては、
押出機、混練機(ニーダ)、バンバリーミキサ等を使用
する。
【0012】塗膜分解剤として使用する2-ジ-n-ブチ
ルアミノ-4,6-ジメルカプト-s-トリアジンは、含ハ
ロゲンポリマーやジエン系ゴムの架橋剤、安定剤等の用
途が知られているが、本願の上記方法では、、塗膜と反
応して塗膜が溶解し、塗膜が分子レベルまで細かく分解
されてプラスチック中に均一に分散するため、プラスチ
ックの物性、表面品質に悪影響を及ぼさなくなる。した
がって、プラスチックから塗膜部分を分離、除去するこ
となしに、塗膜を除去したのと同一の効果を奏し、初期
材と同等の物性とすることが可能となり、塗装プラスチ
ックのリサイクルが実用化できる。
ルアミノ-4,6-ジメルカプト-s-トリアジンは、含ハ
ロゲンポリマーやジエン系ゴムの架橋剤、安定剤等の用
途が知られているが、本願の上記方法では、、塗膜と反
応して塗膜が溶解し、塗膜が分子レベルまで細かく分解
されてプラスチック中に均一に分散するため、プラスチ
ックの物性、表面品質に悪影響を及ぼさなくなる。した
がって、プラスチックから塗膜部分を分離、除去するこ
となしに、塗膜を除去したのと同一の効果を奏し、初期
材と同等の物性とすることが可能となり、塗装プラスチ
ックのリサイクルが実用化できる。
【0013】次に、試験例を示す。
試料の塗装プラスチックバンパーの材質
プラスチック:ポリプロピレン樹脂
塗料:プライマー 塩素化ポリオレフィン系樹脂 厚
さ:25μm位 上塗り塗料 ポリエステル系メラミン樹脂 厚さ:30
μm位 試料の処理 塗装プラスチックバンパーを粉砕機で約1〜10mm角
に粗粉砕する。初期材(ポリプロピレン樹脂のバージン
材)に上記粗粉砕材を25重量%加える。 塗膜分解剤 2-ジ-n-ブチルアミノ-4,6-ジメルカプト-s-トリア
ジン(商品名:ジスネットDB 三協化成株式会社製) 添加量:上記試料に、0.5〜4重量%を添加する。 加熱及び混合処理 上記の混合試料を180℃に加熱したニーダに投入し、
約1分間混合後、塗膜分解剤を添加する。その後、18
0℃、約70rpm(ローターの回転数)で約10分間
混練する。
さ:25μm位 上塗り塗料 ポリエステル系メラミン樹脂 厚さ:30
μm位 試料の処理 塗装プラスチックバンパーを粉砕機で約1〜10mm角
に粗粉砕する。初期材(ポリプロピレン樹脂のバージン
材)に上記粗粉砕材を25重量%加える。 塗膜分解剤 2-ジ-n-ブチルアミノ-4,6-ジメルカプト-s-トリア
ジン(商品名:ジスネットDB 三協化成株式会社製) 添加量:上記試料に、0.5〜4重量%を添加する。 加熱及び混合処理 上記の混合試料を180℃に加熱したニーダに投入し、
約1分間混合後、塗膜分解剤を添加する。その後、18
0℃、約70rpm(ローターの回転数)で約10分間
混練する。
【0014】得られた材料を射出成形で試験試料を作成
し、引張り試験で破断伸びを測定し、表面品質を目視で
評価した。その結果を次の表1に示す。表1から、初期
材に粗粉砕材を25重量%加えた試料では、塗膜分解剤
を2重量%以上添加することにより、初期材と同等な物
性に戻すことが可能であることが判明した。したがっ
て、試料5〜7の方法が本発明の実施例となる。
し、引張り試験で破断伸びを測定し、表面品質を目視で
評価した。その結果を次の表1に示す。表1から、初期
材に粗粉砕材を25重量%加えた試料では、塗膜分解剤
を2重量%以上添加することにより、初期材と同等な物
性に戻すことが可能であることが判明した。したがっ
て、試料5〜7の方法が本発明の実施例となる。
【0015】
【表1】
注 試料1:プラスチックのみのバージン材(塗膜な
し)で成形した試料 試料2:バージン材に塗装プラスチックバンパーの粗粉
砕品を25%添加した材料で再成形した試料 *:実施例
し)で成形した試料 試料2:バージン材に塗装プラスチックバンパーの粗粉
砕品を25%添加した材料で再成形した試料 *:実施例
【0016】次に、各種の塗膜分解剤を使用した試験例
を表2〜表11に示す。試験材料、試料の処理、評価方
法は、基本的に次のとおりとし、塗膜分解剤とその添加
量等については、各表の説明に特記する。 試料の塗装プラスチックバンパーの材質 プラスチック:ポリプロピレン樹脂 塗料:プライマー 塩素化ポリオレフィン系樹脂 厚
さ:25μm位 上塗り塗料 ポリエステル系メラミン樹脂 厚さ:30
μm位 試料の処理 塗装プラスチックバンパーを粉砕機で約1〜10mm角
に粗粉砕する。初期材(ポリプロピレン樹脂のバージン
材)に上記粗粉砕材を25重量%加え、塗膜分解剤を規
定量添加する。 加熱及び混合処理 上記の混合試料をニーダに投入し、200℃、約70r
pm(ローターの回転数)で約15分間混練する。 試料の作成、試験及び評価 得られた材料を射出成形で試験試料を作成し、引張り試
験で破断伸びを測定し、表面品質を目視で評価した。そ
の結果を表2〜表11の各表に示す。各表には、参考の
ためプラスチックのみのバージン材(塗膜なし)で成形
した試料(試料1)と、バージン材に塗装プラスチック
バンパーの粗粉砕品を25%添加した材料で再成形した
試料(試料2)の破断伸び、表面品質を併記した。
を表2〜表11に示す。試験材料、試料の処理、評価方
法は、基本的に次のとおりとし、塗膜分解剤とその添加
量等については、各表の説明に特記する。 試料の塗装プラスチックバンパーの材質 プラスチック:ポリプロピレン樹脂 塗料:プライマー 塩素化ポリオレフィン系樹脂 厚
さ:25μm位 上塗り塗料 ポリエステル系メラミン樹脂 厚さ:30
μm位 試料の処理 塗装プラスチックバンパーを粉砕機で約1〜10mm角
に粗粉砕する。初期材(ポリプロピレン樹脂のバージン
材)に上記粗粉砕材を25重量%加え、塗膜分解剤を規
定量添加する。 加熱及び混合処理 上記の混合試料をニーダに投入し、200℃、約70r
pm(ローターの回転数)で約15分間混練する。 試料の作成、試験及び評価 得られた材料を射出成形で試験試料を作成し、引張り試
験で破断伸びを測定し、表面品質を目視で評価した。そ
の結果を表2〜表11の各表に示す。各表には、参考の
ためプラスチックのみのバージン材(塗膜なし)で成形
した試料(試料1)と、バージン材に塗装プラスチック
バンパーの粗粉砕品を25%添加した材料で再成形した
試料(試料2)の破断伸び、表面品質を併記した。
【0017】塗膜分解剤として複素環化合物の2-メル
カプトイミダゾリンを0.1〜0.3重量%添加する。
この化合物は、クロロプレン.ハイパロン系ゴムの加硫
促進剤として使用されている。評価の結果を次の表2に
示す。塗膜分解剤を0.2%以上添加した試料4,5
は、 プラスチックのみのバージン材(塗膜なし)で成
形した試料元の物性(試料1)に戻り、0.1%添加し
た試料3でもほぼ元の物性に戻っている。したがって、
試料3〜5の方法が本発明の実施例となる。
カプトイミダゾリンを0.1〜0.3重量%添加する。
この化合物は、クロロプレン.ハイパロン系ゴムの加硫
促進剤として使用されている。評価の結果を次の表2に
示す。塗膜分解剤を0.2%以上添加した試料4,5
は、 プラスチックのみのバージン材(塗膜なし)で成
形した試料元の物性(試料1)に戻り、0.1%添加し
た試料3でもほぼ元の物性に戻っている。したがって、
試料3〜5の方法が本発明の実施例となる。
【0018】
【表2】
【0019】塗膜分解剤としてフェニレンジアミン系化
合物のN-フェニル-N'-イソプロピル-P-フェニレンジ
アミンを1〜3重量%添加する。この化合物は、二重結
合を有するゴム等のオゾン劣化防止、屈曲キレツ防止、
日光キレツ防止等の老化防止剤として使用されている。
評価の結果を次の表3に示す。塗膜分解剤を2%以上添
加した試料4,5は、元の物性(試料1)に戻り、1%
添加した試料3でもほぼ元の物性に戻っている。したが
って、試料3〜5の方法が本発明の実施例となる。
合物のN-フェニル-N'-イソプロピル-P-フェニレンジ
アミンを1〜3重量%添加する。この化合物は、二重結
合を有するゴム等のオゾン劣化防止、屈曲キレツ防止、
日光キレツ防止等の老化防止剤として使用されている。
評価の結果を次の表3に示す。塗膜分解剤を2%以上添
加した試料4,5は、元の物性(試料1)に戻り、1%
添加した試料3でもほぼ元の物性に戻っている。したが
って、試料3〜5の方法が本発明の実施例となる。
【0020】
【表3】
【0021】塗膜分解剤として複素環化合物のベンゾト
リアゾールを0.1〜0.3重量%添加する。この化合
物は、銅や銅合金、銀、アルミニウム等の腐食抑制剤と
して使用されている。評価の結果を次の表4に示す。塗
膜分解剤を0.2%以上添加した試料4,5は、元の物
性(試料1)に戻り、0.1%添加した試料3でもほぼ
元に近い物性に戻すことができる。したがって、試料3
〜5の方法が本発明の実施例となる。
リアゾールを0.1〜0.3重量%添加する。この化合
物は、銅や銅合金、銀、アルミニウム等の腐食抑制剤と
して使用されている。評価の結果を次の表4に示す。塗
膜分解剤を0.2%以上添加した試料4,5は、元の物
性(試料1)に戻り、0.1%添加した試料3でもほぼ
元に近い物性に戻すことができる。したがって、試料3
〜5の方法が本発明の実施例となる。
【0022】
【表4】
【0023】塗膜分解剤として複素環化合物の3-アミ
ノ-1,2,4-トリアゾールを0.1〜0.3重量%添加
する。この化合物は、分散染料、写真薬、樹脂の硬化
剤、除草剤として使用されている。評価の結果を次の表
5に示す。塗膜分解剤を0.1%以上添加した試料3,
4,5は、元の物性(試料1)に戻る。したがって、試
料3〜5の方法が本発明の実施例となる。
ノ-1,2,4-トリアゾールを0.1〜0.3重量%添加
する。この化合物は、分散染料、写真薬、樹脂の硬化
剤、除草剤として使用されている。評価の結果を次の表
5に示す。塗膜分解剤を0.1%以上添加した試料3,
4,5は、元の物性(試料1)に戻る。したがって、試
料3〜5の方法が本発明の実施例となる。
【0024】
【表5】
【0025】塗膜分解剤として複素環化合物の2-メチ
ルイミダゾールを0.1〜1.0重量%添加する。この
化合物は、樹脂硬化剤、工業用殺菌剤、防錆剤として使
用されている。評価の結果を次の表6に示す。塗膜分解
剤を1%添加した試料5は、元の物性(試料1)に戻
る。0.5%添加した試料4でもほぼ元に近い物性に戻
すことができる。したがって、試料4,5の方法が本発
明の実施例となる。
ルイミダゾールを0.1〜1.0重量%添加する。この
化合物は、樹脂硬化剤、工業用殺菌剤、防錆剤として使
用されている。評価の結果を次の表6に示す。塗膜分解
剤を1%添加した試料5は、元の物性(試料1)に戻
る。0.5%添加した試料4でもほぼ元に近い物性に戻
すことができる。したがって、試料4,5の方法が本発
明の実施例となる。
【0026】
【表6】
【0027】塗膜分解剤として複素環化合物のN-シク
ロヘキシル-2-ベンゾチアゾール・スルフェンアミドを
5重量%添加する。この化合物は、ゴムの加硫促進剤と
して使用されている。評価の結果を次の表7に示す。塗
膜分解剤を5%添加した試料3は、ほぼ元に近い物性に
戻すことができる。したがって、試料3の方法が本発明
の実施例となる。
ロヘキシル-2-ベンゾチアゾール・スルフェンアミドを
5重量%添加する。この化合物は、ゴムの加硫促進剤と
して使用されている。評価の結果を次の表7に示す。塗
膜分解剤を5%添加した試料3は、ほぼ元に近い物性に
戻すことができる。したがって、試料3の方法が本発明
の実施例となる。
【0028】
【表7】
【0029】塗膜分解剤として複素環化合物の2-フェ
ニルイミダゾールを5重量%添加する。評価の結果を次
の表8に示す。塗膜分解剤を5%添加した試料3は、ほ
ぼ元に近い物性に戻すことができる。したがって、試料
3の方法が本発明の実施例となる。
ニルイミダゾールを5重量%添加する。評価の結果を次
の表8に示す。塗膜分解剤を5%添加した試料3は、ほ
ぼ元に近い物性に戻すことができる。したがって、試料
3の方法が本発明の実施例となる。
【0030】
【表8】
【0031】塗膜分解剤としてトリアジン系化合物の
2,4,6-トリアリロキシ-1,3,5-トリアジン(シア
ヌル酸トリアル)を5重量%添加する。評価の結果を次
の表9に示す。塗膜分解剤を5%添加した試料3は、ほ
ぼ元に近い物性に戻すことができる。したがって、試料
3の方法が本発明の実施例となる。
2,4,6-トリアリロキシ-1,3,5-トリアジン(シア
ヌル酸トリアル)を5重量%添加する。評価の結果を次
の表9に示す。塗膜分解剤を5%添加した試料3は、ほ
ぼ元に近い物性に戻すことができる。したがって、試料
3の方法が本発明の実施例となる。
【0032】
【表9】
【0033】塗膜分解剤としてトリアジン系化合物のベ
ンゾグアナミン(2,4-ジアミン-6-フェニル-1,3,
5-トリアジン)を5%添加する。この化合物は、焼付
け塗料のビヒクル、化粧板、繊維及び紙加工用樹脂とし
て使用される。この試料の加熱及び混合処理は、特別に
250℃で行った。評価の結果を次の表10に示す。塗
膜分解剤を5%添加した試料3は、元の物性に戻すこと
ができ、表面品質も良好となる。したがって、試料3の
方法が本発明の実施例となる。
ンゾグアナミン(2,4-ジアミン-6-フェニル-1,3,
5-トリアジン)を5%添加する。この化合物は、焼付
け塗料のビヒクル、化粧板、繊維及び紙加工用樹脂とし
て使用される。この試料の加熱及び混合処理は、特別に
250℃で行った。評価の結果を次の表10に示す。塗
膜分解剤を5%添加した試料3は、元の物性に戻すこと
ができ、表面品質も良好となる。したがって、試料3の
方法が本発明の実施例となる。
【0034】
【表10】
【0035】塗膜分解剤として複素環化合物のイミダゾ
ールを5%添加する。この化合物は、樹脂硬化剤、防錆
剤等に使用される。評価の結果を次の表11に示す。塗
膜分解剤を5%添加した試料3は、元の物性に戻すこと
ができ、表面品質も良好となる。したがって、試料3の
方法が本発明の実施例となる。
ールを5%添加する。この化合物は、樹脂硬化剤、防錆
剤等に使用される。評価の結果を次の表11に示す。塗
膜分解剤を5%添加した試料3は、元の物性に戻すこと
ができ、表面品質も良好となる。したがって、試料3の
方法が本発明の実施例となる。
【0036】
【表11】
【0037】次に、別の試験例を示す。
試料の塗装プラスチックバンパーの材質
プラスチック:ポリプロピレン樹脂
塗料:プライマー 塩素化ポリオレフィン系樹脂 厚
さ:25μm位 上塗り塗料 ポリエステルメラミン系樹脂 厚さ:30
μm位 試料の処理 の塗装プラスチックバンパーを粉砕機で約1〜10m
m角に粗粉砕する。このリサイクル材の粗粉砕材100
%に塗膜分解剤を規定量添加し、この混合材をニーダー
内に投入し、200℃、ローター回転数70rpmで約
15分間混練を行う。 塗膜分解剤 ベンゾトリアゾールを上記100%サイクル材の粗粉砕
材に、0.3〜1.5重量%を添加する。 試験片の作成及び試験、評価 上記の混合試料を射出成形機を用いて試験片を作成し、
引張り試験により破断伸び率を測定し、また表面品質の
目視評価を行った。
さ:25μm位 上塗り塗料 ポリエステルメラミン系樹脂 厚さ:30
μm位 試料の処理 の塗装プラスチックバンパーを粉砕機で約1〜10m
m角に粗粉砕する。このリサイクル材の粗粉砕材100
%に塗膜分解剤を規定量添加し、この混合材をニーダー
内に投入し、200℃、ローター回転数70rpmで約
15分間混練を行う。 塗膜分解剤 ベンゾトリアゾールを上記100%サイクル材の粗粉砕
材に、0.3〜1.5重量%を添加する。 試験片の作成及び試験、評価 上記の混合試料を射出成形機を用いて試験片を作成し、
引張り試験により破断伸び率を測定し、また表面品質の
目視評価を行った。
【0038】塗膜分解剤としてベンゾトリアゾールを
0.3〜1.5重量%添加する。この化合物は、銅、銅
合金、銀、アルミニウム等の腐食抑制剤として通常使用
されている。評価の結果を次の表12に示す。塗膜分解
剤を0.5〜1.5重量%添加した試料4〜6は、試料
1に示す初期材(塗料を含まない)の物性に戻すことが
でき、表面品質も良好となる。したがって、試料4〜6
の方法が本発明の実施例となる。試料1は、プラスチッ
クのみのバージン材(塗膜なし)で成形したもの、試料
2は、100%サイクル材の粗粉砕材の材料を用いて成
形したものであり、比較例として示す。
0.3〜1.5重量%添加する。この化合物は、銅、銅
合金、銀、アルミニウム等の腐食抑制剤として通常使用
されている。評価の結果を次の表12に示す。塗膜分解
剤を0.5〜1.5重量%添加した試料4〜6は、試料
1に示す初期材(塗料を含まない)の物性に戻すことが
でき、表面品質も良好となる。したがって、試料4〜6
の方法が本発明の実施例となる。試料1は、プラスチッ
クのみのバージン材(塗膜なし)で成形したもの、試料
2は、100%サイクル材の粗粉砕材の材料を用いて成
形したものであり、比較例として示す。
【0039】
【表12】
【0040】次に、前記試験例と同じ試料の塗装プラス
チックバンパーを用い、同じ試料の処理を行い、塗膜分
解剤として3-アミノ-1,2,4-トリアゾールを、10
0%サイクル材の粗粉砕材に0.1〜0.6重量%を添
加する。試験片の作成及び試験、評価も前記試験例と同
様に行った。
チックバンパーを用い、同じ試料の処理を行い、塗膜分
解剤として3-アミノ-1,2,4-トリアゾールを、10
0%サイクル材の粗粉砕材に0.1〜0.6重量%を添
加する。試験片の作成及び試験、評価も前記試験例と同
様に行った。
【0041】塗膜分解剤として使用した3-アミノ-1,
2,4-トリアゾールは、分散染料、写真薬、樹脂硬化
剤、除草剤として通常使用されている。評価の結果を次
の表13に示す。この塗膜分解剤を0.4〜0.6重量
%添加した試料5〜6は、試料1に示す初期材(塗料を
含まない)の物性に戻すことができ、表面品質も良好と
なる。したがって、試料5〜6の方法が本発明の実施例
となる。試料1と2は、前記と同じ比較例を示す。
2,4-トリアゾールは、分散染料、写真薬、樹脂硬化
剤、除草剤として通常使用されている。評価の結果を次
の表13に示す。この塗膜分解剤を0.4〜0.6重量
%添加した試料5〜6は、試料1に示す初期材(塗料を
含まない)の物性に戻すことができ、表面品質も良好と
なる。したがって、試料5〜6の方法が本発明の実施例
となる。試料1と2は、前記と同じ比較例を示す。
【0042】
【表13】
【0043】塗膜分解剤として、2-メルカプトイミダ
ゾリン、ベンゾトリアゾール、3-アミノ-1,2,4-ト
リアゾール、2-メチルイミダゾール、N-シクロヘキシ
ル-2-ベンゾチアゾール・スルフェンアミド、2-フェ
ニルイミダゾール、イミダゾール等の複素環化合物が有
効であることが前記の試験で確認された。これらの複素
環化合物は、2種以上混合して使用しても同様に有効で
あると推定される。
ゾリン、ベンゾトリアゾール、3-アミノ-1,2,4-ト
リアゾール、2-メチルイミダゾール、N-シクロヘキシ
ル-2-ベンゾチアゾール・スルフェンアミド、2-フェ
ニルイミダゾール、イミダゾール等の複素環化合物が有
効であることが前記の試験で確認された。これらの複素
環化合物は、2種以上混合して使用しても同様に有効で
あると推定される。
【0044】塗膜分解剤は、前記試験に使用した2-ジ-
n-ブチルアミノ-4,6-ジメルカプト-s-トリアジン、
2,4,6-トリアリロキシ-1,3,5,-トリアジン、ベン
ゾグアナミン以外に、トリアジン系のメラミン、イソメ
ラミン、アセトグアナミン、グアニルメラミン、2,4,
6-トリメルカプト-s-トリアジン、トリアゾン化合
物、イソシアヌル酸及びイソシアヌル酸エステル(トリ
アリルシアヌレート、トリイソシアヌレート等)が使用
できる。
n-ブチルアミノ-4,6-ジメルカプト-s-トリアジン、
2,4,6-トリアリロキシ-1,3,5,-トリアジン、ベン
ゾグアナミン以外に、トリアジン系のメラミン、イソメ
ラミン、アセトグアナミン、グアニルメラミン、2,4,
6-トリメルカプト-s-トリアジン、トリアゾン化合
物、イソシアヌル酸及びイソシアヌル酸エステル(トリ
アリルシアヌレート、トリイソシアヌレート等)が使用
できる。
【0045】また、前記試験に使用したN-フェニル-
N'-イソプロピル-P-フェニレンジアミン以外に、フェ
ニレンジアミン系のN,N'-ジフェニル-P-フェニレンジ
アミン、N-フェニル-N'-1,3-ジメチルブチル-p-フ
ェニレンジアミン、N,N'-ジ-β-ナフチル-P-フェニレ
ンジアミン、N,N'-ジアリル-P-フェニレンジアミン等
も使用できる。
N'-イソプロピル-P-フェニレンジアミン以外に、フェ
ニレンジアミン系のN,N'-ジフェニル-P-フェニレンジ
アミン、N-フェニル-N'-1,3-ジメチルブチル-p-フ
ェニレンジアミン、N,N'-ジ-β-ナフチル-P-フェニレ
ンジアミン、N,N'-ジアリル-P-フェニレンジアミン等
も使用できる。
【0046】従来の塗装したプラスチックの再利用は、
塗膜をプラスチックから分離して除去する方向で検討さ
れているが、本発明は、粗粉砕した材料に塗膜分解剤を
加えて加熱混練することにより、塗膜を完全に溶解して
プラスチック中に均一に混練、分散させ、プラスチック
の物性、表面品質に悪影響を及ぼさなくすることができ
るので、塗膜の剥離及び分離という最もコストを必要と
する工程を省くことができ、リサイクル費用の大幅なコ
ストダウンが可能となる。
塗膜をプラスチックから分離して除去する方向で検討さ
れているが、本発明は、粗粉砕した材料に塗膜分解剤を
加えて加熱混練することにより、塗膜を完全に溶解して
プラスチック中に均一に混練、分散させ、プラスチック
の物性、表面品質に悪影響を及ぼさなくすることができ
るので、塗膜の剥離及び分離という最もコストを必要と
する工程を省くことができ、リサイクル費用の大幅なコ
ストダウンが可能となる。
【0047】上記の実施例では、塗装したプラスチック
バンパーについて説明したが、自動車関係部品では、ホ
イルカバー、サイドミラーカバーのリサイクルにも適用
でき、また自動車以外でも塗装などの表面処理を施した
プラスチック部品のリサイクルができる。
バンパーについて説明したが、自動車関係部品では、ホ
イルカバー、サイドミラーカバーのリサイクルにも適用
でき、また自動車以外でも塗装などの表面処理を施した
プラスチック部品のリサイクルができる。
【0048】
【発明の効果】本発明は、塗膜を完全に溶解してプラス
チック中に均一に混合分散させるようにしたので、再利
用するプラスチックの物性、表面品質に悪影響を及ぼす
ことがない。また、塗膜の剥離及び分離という最もコス
トを必要とする工程を省くことができ、リサイクル費用
の大幅なコストダウンが可能となる。
チック中に均一に混合分散させるようにしたので、再利
用するプラスチックの物性、表面品質に悪影響を及ぼす
ことがない。また、塗膜の剥離及び分離という最もコス
トを必要とする工程を省くことができ、リサイクル費用
の大幅なコストダウンが可能となる。
【図1】従来の塗装したプラスチックバンパーの一部断
面図。
面図。
1 プラスチック 2 プライマー塗料 3 上塗
り塗料
り塗料
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−200749(JP,A)
特開 平6−198652(JP,A)
特開 平7−205146(JP,A)
国際公開93/001232(WO,A1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C08J 11/00 - 11/28
B29B 17/00 - 17/02
Claims (3)
- 【請求項1】 上塗り塗料としてポリエステル系メラミ
ン樹脂を塗装したプラスチック材を粗粉砕し、該粗粉砕
材のみ又は該粗粉砕材と初期プラスチック材を混合した
ものに、塗膜分解剤として2−メルカプトイミダゾリ
ン、ベンゾトリアゾール、3−アミノ−1,2,4−ト
リアゾール、2−メチルイミダゾール、N−シクロヘキ
シル−2−ベンゾチアゾール・スルフェンアミド、2−
フェニルイミダゾール、イミダゾール等の複素環化合物
を添加して加熱混練することにより、塗膜を溶解してプ
ラスチック中に均一に分散することを特徴とする塗装プ
ラスチックの再利用方法。 - 【請求項2】 上塗り塗料としてポリエステル系メラミ
ン樹脂を塗装したプラスチック材を粗粉砕し、該粗粉砕
材のみ又は該粗粉砕材と初期プラスチック材を混合した
ものに、塗膜分解剤として2−ジ−n−ブチルアミノ−
4,6−ジメルカプト−s−トリアジン、2,4,6−
トリアリロキシ−1,3,5,−トリアジン、ベンゾグ
アナミン、メラミン、イソメラミン、アセトグアナミ
ン、グアニルメラミン、2,4,6−トリメルカプト−
s−トリアジン、トリアゾン化合物、イソシアヌル酸及
びイソシアヌル酸エステル等のトリアジン系化合物を添
加して加熱混練することにより、塗膜を溶解してプラス
チック中に均一に分散することを特徴とする塗装プラス
チックの再利用方法。 - 【請求項3】 上塗り塗料としてポリエステル系メラミ
ン樹脂を塗装したプラスチック材を粗粉砕し、該粗粉砕
材のみ又は該粗粉砕材と初期プラスチック材を混合した
ものに、塗膜分解剤としてN−フェニル−N’−イソプ
ロピル−P−フェニレンジアミン、N,N’−ジフェニ
ル−P−フェニレンジアミン、N−フェニル−N’−
1,3−ジメチルブチル−p−フェニレンジアミン、
N,N’−ジ−β−ナフチル−P−フェニレンジアミ
ン、N,N’−ジアリル−P−フェニレンジアミン等の
フェニレンジアミン系化合物を添加して加熱混練するこ
とにより、塗膜を溶解してプラスチック中に均一に分散
することを特徴とする塗装プラスチックの再利用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06910294A JP3463340B2 (ja) | 1993-03-29 | 1994-03-14 | 塗装プラスチックの再利用方法 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-95400 | 1993-03-29 | ||
| JP9540093 | 1993-03-29 | ||
| JP20358093 | 1993-07-26 | ||
| JP5-203580 | 1993-07-26 | ||
| JP06910294A JP3463340B2 (ja) | 1993-03-29 | 1994-03-14 | 塗装プラスチックの再利用方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0790107A JPH0790107A (ja) | 1995-04-04 |
| JP3463340B2 true JP3463340B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=27299953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06910294A Expired - Fee Related JP3463340B2 (ja) | 1993-03-29 | 1994-03-14 | 塗装プラスチックの再利用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3463340B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP06910294A patent/JP3463340B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0790107A (ja) | 1995-04-04 |
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