JP3463382B2 - 雲台システム - Google Patents
雲台システムInfo
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Description
に雲台本体に内蔵されたチルト駆動部とパン駆動部とを
リモコン操作してカメラを所望の撮影位置に位置させる
雲台システムに関する。 【0002】 【従来の技術】建屋等に据え付けられる監視用等のカメ
ラは、雲台のカメラ取付板上に固定されて使用されてい
る。カメラ取付板は、雲台本体の側面から延設されたチ
ルト軸に支持され、このチルト軸を雲台本体に内蔵され
たチルト駆動部で駆動することによりカメラを所望の位
置にチルチングする。また、雲台本体の下部から延設さ
れたパン軸は据付台上に固定され、このパン軸を雲台本
体に内蔵されたパン駆動部で駆動することによりカメラ
を所望の位置にパンニングする。 【0003】前記チルト駆動部とパン駆動部とは、リモ
コン装置によって遠隔制御されており、即ち、リモコン
装置のジョイスティック (joy stick)を操作すると、そ
のコントロール信号が中継回路によって駆動信号に変換
されて前記チルト駆動部、及びパン駆動部に出力される
ようになっている。チルト駆動部、及びパン駆動部は、
前記駆動信号に基づいてチルト軸、及びパン軸を駆動
し、カメラをジョイスチックで指示した撮影位置に位置
させる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の雲台
は、パン駆動部が2つの終端子と1つの可動接点とを有
するポテンショメータによってパンニング位置が制御さ
れているため、パン操作可能範囲が320°程度に規制
されている。これにより、従来の雲台では、例えば動く
被写体をパンしながら追尾撮影していた際に、その被写
体が前記パン操作可能範囲を越えてしまうと、雲台本体
を反対方向にパンさせなければ被写体を捕らえることが
できないので、それまでに時間的なロスが生じるという
欠点がある。 【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、雲台本体が持っているパン操作可能範囲を広
げることができる雲台システムを提供することを目的と
する。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、雲台本体にパン駆動部が内蔵され、該パ
ン駆動部を駆動させることによりカメラのパン操作を行
う雲台システムに於いて、前記雲台本体をパン方向に回
動させる補助駆動部を雲台本体に設け、該補助駆動部を
駆動させることによりカメラのパン操作可能範囲を広げ
たことを特徴としている。 【0007】 【作用】本発明によれば、雲台本体のパン駆動部を駆動
してカメラをパンしながら動く被写体を追尾撮影してい
た際に、パン駆動部によるパン操作可能範囲が限界にな
ると、次には、補助駆動部を駆動して雲台本体を同方向
にパンさせる。 【0008】 【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る雲台シス
テムの好ましい実施例について説明する。図1は、本発
明に係る雲台システムの実施例を示す一部破断を含む断
面図である。同図に示す雲台システム10は、雲台12
と補助駆動部14とから構成されており、この雲台12
は補助駆動部14を介して据付台15上に固定設置され
ている。 【0009】前記雲台12はカメラ16を支持するカメ
ラ取付板18を有し、このカメラ取付板18は、その左
側面部が雲台本体20の側面から延設されたチルト軸2
2に片持ち支持されている。前記チルト軸22は、雲台
本体20に内蔵された図示しないモータ、ウォームホイ
ール、及びウォームギヤから成るチルト駆動部でその軸
心22Aを中心に回転駆動され、これによりカメラ取付
板18に支持されたカメラ16を所望の位置にチルチン
グさせることができる。また、雲台本体20の下部に
は、パン軸24が軸受25を介して回動自在に設けられ
ている。このパン軸24は、雲台本体20に内蔵された
モータ26、ウォームホイール28、及びウォームギヤ
30から成るパン駆動部で駆動される。また、パン駆動
部は、雲台本体20に内蔵されたポテンショメータ32
によりそのパンニング位置が制御されている。 【0010】前記ポテンショメータ32は、2つの終端
子と1つの可動接点とを有する抵抗器であり、パン操作
中に可動接点がどちらか一方の終端子に位置した時に、
パン操作を停止するように制御している。これにより、
前記パン駆動部によるパン操作可能範囲が320°程度
に規制されている。前記チルト駆動部とパン駆動部とは
リモコン装置34によって遠隔制御されており、即ち、
リモコン装置34のジョイスティック36を操作する
と、そのコントロール信号が中継回路38によって駆動
信号に変換されてチルト駆動部のモータ、及びパン駆動
部のモータ26にそれぞれ出力されるようになってい
る。このパン駆動部の制御系については後述する。 【0011】前記パン軸24の下部にはパン軸本体40
が固着される。このパン軸本体40は図2に示すよう
に、前述した補助駆動部14を構成する環状の旋回座4
2上に軸受44を介して回動自在に支持されている。と
ころで、前記補助駆動部14は旋回座42の内側空間部
46にモータ48と、該モータ48によって駆動される
ウォームホイール50とが配置される。前記ウォームホ
イール50は、パン軸本体40の下部に固着されたウォ
ームギヤ52に噛合され、前記モータ48からの回転駆
動力をウォームギヤ52からパン軸本体40に伝達し、
雲台12全体をパン方向に回動することができるように
なっている。 【0012】また、補助駆動部14は、旋回座42に内
蔵されたポテンショメータ54によりそのパンニング位
置が制御されている。前記ポテンショメータ54は、雲
台12側のポテンショメータ32(図1参照)と同様
に、2つの終端子と1つの可動接点とを有する抵抗器で
あり、補助駆動部14によるパン操作中に可動接点がど
ちらか一方の終端子に位置した時に、そのパン操作を停
止するように制御している。これにより、前記補助駆動
部14によるパン操作可能範囲が320°程度に規制さ
れている。この補助駆動部14も前記リモコン装置34
によって遠隔制御されており、リモコン装置34からの
コントロール信号が中継回路38によって駆動信号に変
換されて補助駆動部14のモータ48に出力される。 【0013】次に、パン操作の制御系について図3に示
すブロック図を参照しながら説明する。前記制御系は符
号56で示す雲台12側のパン制御系と、符号58で示
す補助駆動部14側のパン制御系とを有している。雲台
10側のパン制御系56は、スイッチ60とモータドラ
イバ62とを備えている。前記スイッチ60には、中継
回路38からの駆動信号と、カメラ16のパンニング位
置を示すポテンショメータ32からの電圧信号とが出力
されている。このスイッチ60は、中継回路38から駆
動信号が出力されていると、ポテンショメータ32から
電圧信号の最大値、又は最小値が出力されるまで、即ち
パン駆動部によるパン操作限界になるまでON状態が継
続され、その間、モータドライバ62にモータ26を駆
動するための信号を出力する。また、スイッチ60は、
ポテンショメータ32から電圧信号の最大値、又は最小
値が出力されると、即ちパン操作限界になるとOFFに
なりモータ26を停止する。 【0014】一方、補助駆動部14側のパン制御系58
は、スイッチ64とモータドライバ66とを備えてい
る。前記スイッチ64は、中継回路38からの駆動信
号、カメラ16のパンニング位置を示すポテンショメー
タ32からの電圧信号、及び雲台12のパンニング位置
を示すポテンショメータ54からの電圧信号がそれぞれ
出力されている。このスイッチ64は、ポテンショメー
タ32から電圧信号の最大値、又は最小値が出力される
まで、即ちパン駆動部によるパン操作限界になるまでO
FF状態が継続される。また、スイッチ64は、ポテン
ショメータ32から電圧信号の最大値、又は最小値が出
力されると、即ちパン操作限界になるとONされ、モー
タドライバ66にモータ48を駆動するための信号を出
力する。 【0015】次に、前記の如く構成された雲台システム
の作用について説明する。ジョイスティック36を操作
して、水平方向に動く被写体を追尾撮影する場合、先
ず、雲台10側のパン駆動部が駆動してカメラ16をパ
ンしながら前記被写体を追尾撮影する。そして、その追
尾撮影中にパン駆動部によるパン操作可能範囲が限界の
320°になると、雲台12側のパン駆動部が停止す
る。そして、この停止動作と同時に補助駆動部14側が
作動し始め、補助駆動部14側のモータ48により雲台
本体20が前記パン方向と同方向にパンし始める。 【0016】これにより、本実施例では、雲台12側の
パン駆動部では追尾撮影しきれない動く被写体を、補助
駆動部14が作動することにより継続して追尾撮影する
ことができる。従って、本実施例の雲台システム10を
用いれば、雲台12の持っているパン操作可能範囲の3
20°と、補助駆動部14の撮影可能範囲の320°と
により640°のパン操作可能範囲を得ることができ
る。 【0017】本実施例では、1台の補助駆動部14を用
いた雲台システムについて説明したが、この補助駆動部
14を直列に複数台接続することにより、パン操作可能
範囲を更に増やすこともできる。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係る雲台シ
ステムによれば、雲台本体をパン方向に回動させる補助
駆動部を雲台本体に設けたので、雲台本体の持っている
パン操作可能範囲を広げることができる。
を含む正面図 【図2】補助駆動部の実施例を示す断面図 【図3】パン駆動部と補助駆動部との制御系を示すブロ
ック図 【符号の説明】 10…雲台システム 12…雲台 14…補助駆動部 16…カメラ 20…雲台本体 32、54…ポテンショメータ 34…リモコン装置 40…パン軸本体
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】雲台本体にパン駆動部が内蔵され、該パン
駆動部を駆動させることによりカメラのパン操作を行う
雲台システムに於いて、 前記雲台本体をパン方向に回動させる補助駆動部を雲台
本体に設け、該補助駆動部を駆動させることによりカメ
ラのパン操作可能範囲を広げたことを特徴とする雲台シ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31346394A JP3463382B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 雲台システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31346394A JP3463382B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 雲台システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08172553A JPH08172553A (ja) | 1996-07-02 |
| JP3463382B2 true JP3463382B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=18041612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31346394A Expired - Fee Related JP3463382B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 雲台システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3463382B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9908799D0 (en) * | 1999-04-16 | 1999-06-09 | Spectorol Electronics Limited | A position encoder |
| JP4593990B2 (ja) * | 2004-07-09 | 2010-12-08 | キヤノン株式会社 | 雲台装置 |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP31346394A patent/JP3463382B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08172553A (ja) | 1996-07-02 |
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