JP3463586B2 - トロンメルの目詰まり防止装置 - Google Patents
トロンメルの目詰まり防止装置Info
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- JP3463586B2 JP3463586B2 JP34950998A JP34950998A JP3463586B2 JP 3463586 B2 JP3463586 B2 JP 3463586B2 JP 34950998 A JP34950998 A JP 34950998A JP 34950998 A JP34950998 A JP 34950998A JP 3463586 B2 JP3463586 B2 JP 3463586B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シールド工法等
による掘削土を分離するトロンメルにおける目詰まりを
防止するトロンメルの目詰まり防止装置に関するもので
ある。
による掘削土を分離するトロンメルにおける目詰まりを
防止するトロンメルの目詰まり防止装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】地中にトンネルを構築する非開削工法と
して、筒状のシールド掘進機によって地中を掘削しなが
らトンネルを構築するシールド工法がある。特に小口径
のトンネルを構築する場合の方法として、シールド掘進
機の後方から推進管を押し込んでいくいわゆるセミシー
ルド工法が知られている。
して、筒状のシールド掘進機によって地中を掘削しなが
らトンネルを構築するシールド工法がある。特に小口径
のトンネルを構築する場合の方法として、シールド掘進
機の後方から推進管を押し込んでいくいわゆるセミシー
ルド工法が知られている。
【0003】従来のセミシールド工法においては、トン
ネル口径が小さいため、狭い空間内で掘削土をいかに効
率よく坑外に排出するかが問題となっている。この問題
の解決方法の一つとして、配管輸送による方法がある
が、この方法の場合には大径礫などは排出できない。し
たがって、この方法によるためには配管輸送が不可能な
大径礫などを除去する必要がある。
ネル口径が小さいため、狭い空間内で掘削土をいかに効
率よく坑外に排出するかが問題となっている。この問題
の解決方法の一つとして、配管輸送による方法がある
が、この方法の場合には大径礫などは排出できない。し
たがって、この方法によるためには配管輸送が不可能な
大径礫などを除去する必要がある。
【0004】このような大径礫を分離する装置として
は、例えば特開平7−269294号公報に開示された
セミシールド工法の排泥装置に適用された大径玉石分離
手段(以下、「トロンメル」という。)がある。図7、
図8は同公報に示されたセミシールド工法の排泥装置の
全体構成を表わす図であり、図7は横断面図、図8は縦
断面図である。
は、例えば特開平7−269294号公報に開示された
セミシールド工法の排泥装置に適用された大径玉石分離
手段(以下、「トロンメル」という。)がある。図7、
図8は同公報に示されたセミシールド工法の排泥装置の
全体構成を表わす図であり、図7は横断面図、図8は縦
断面図である。
【0005】まず、図7、図8に基づいて排泥装置の全
体構成及びトロンメルの構成を説明する。図7,図8に
おいて、51は方向修正ジャッキ56により屈折自在な
シールド本体、52はシールド本体51の前部に設けら
れたカッタヘッドで、カッタヘッド駆動モータ53によ
り減速機54を介して回転軸55を中心に回転されるよ
うになっている。
体構成及びトロンメルの構成を説明する。図7,図8に
おいて、51は方向修正ジャッキ56により屈折自在な
シールド本体、52はシールド本体51の前部に設けら
れたカッタヘッドで、カッタヘッド駆動モータ53によ
り減速機54を介して回転軸55を中心に回転されるよ
うになっている。
【0006】上記カッタヘッド52は、ほほ十字形をな
すスポーク52aより形成されていて、これらスポーク
52aの前面に半径方向に間隔をおいて複数のカッタ5
2bが突設され、これらカッタ52bによリシールド本
体51前方の切羽の掘削と大径玉石の掘り起こしを行う
ようになっている。
すスポーク52aより形成されていて、これらスポーク
52aの前面に半径方向に間隔をおいて複数のカッタ5
2bが突設され、これらカッタ52bによリシールド本
体51前方の切羽の掘削と大径玉石の掘り起こしを行う
ようになっている。
【0007】また、上記回転軸55内には通路55aが
形成されていて、この通路55aの前端はスポーク52
a内に形成された通路52c内に連通されている。上記
回転軸55内に形成された通路55aの先端及び各スポ
ーク52a内に設けられた通路52cの先端は、回転軸
55の先端部及びスポーク52a先端に取り付けられた
カッタ52bの前面にそれぞれ開口されていて、図示し
ない泥しょう材供給管より回転継手57を介して回転軸
55内の通路55aへ供給された泥しょう材が、これら
開口より掘削された土砂内へ噴出されるようになってい
る。
形成されていて、この通路55aの前端はスポーク52
a内に形成された通路52c内に連通されている。上記
回転軸55内に形成された通路55aの先端及び各スポ
ーク52a内に設けられた通路52cの先端は、回転軸
55の先端部及びスポーク52a先端に取り付けられた
カッタ52bの前面にそれぞれ開口されていて、図示し
ない泥しょう材供給管より回転継手57を介して回転軸
55内の通路55aへ供給された泥しょう材が、これら
開口より掘削された土砂内へ噴出されるようになってい
る。
【0008】一方、チャンバ51a内に取込まれた土砂
は排土管60、非常用ピンチ弁61、可撓管62及び常
用ピンチ弁63を介してシールド本体51の後部内に設
けられたトロンメル64に排出されるようになってい
る。
は排土管60、非常用ピンチ弁61、可撓管62及び常
用ピンチ弁63を介してシールド本体51の後部内に設
けられたトロンメル64に排出されるようになってい
る。
【0009】土砂中に混入した大径玉石と土砂を分離す
るトロンメル64は、筒状のカゴより形成されており、
軸線と平行するよう配設された多数の縦杆64aと、円
周方向に螺旋状に配設された螺旋杆64bよりなり、予
め設定した大きさの大径玉石が通過できないように縦杆
64aと螺旋杆64b間の目の大きさが設定されてお
り、土砂より分離されてトロンメル64内に残った大径
玉石は図示しない搬送手段で土砂と別経路で後方へ搬送
されるようになっている。
るトロンメル64は、筒状のカゴより形成されており、
軸線と平行するよう配設された多数の縦杆64aと、円
周方向に螺旋状に配設された螺旋杆64bよりなり、予
め設定した大きさの大径玉石が通過できないように縦杆
64aと螺旋杆64b間の目の大きさが設定されてお
り、土砂より分離されてトロンメル64内に残った大径
玉石は図示しない搬送手段で土砂と別経路で後方へ搬送
されるようになっている。
【0010】一方、上記トロンメル64の下方には、ト
ロンメル64により大径玉石と分離された土砂が落下す
るホッパ66が設置されている。上記ホツパ66は上面
が開口し、かつ底部66aの一部が吸込み口66bに向
って大きく傾斜する傾斜面66cとなっており、開口よ
り落下した土砂が吸込み口66b側へ流れやすくなって
いる。そして上記吸込み口66bには吸込み管67及び
図示しないボールジョイントを介して土砂圧送ポンプが
接続されている。
ロンメル64により大径玉石と分離された土砂が落下す
るホッパ66が設置されている。上記ホツパ66は上面
が開口し、かつ底部66aの一部が吸込み口66bに向
って大きく傾斜する傾斜面66cとなっており、開口よ
り落下した土砂が吸込み口66b側へ流れやすくなって
いる。そして上記吸込み口66bには吸込み管67及び
図示しないボールジョイントを介して土砂圧送ポンプが
接続されている。
【0011】上記のように構成された従来技術の作用を
説明すると、シールド本体51の推進に伴いカッタヘッ
ド52により掘削された土砂はスポーク52a内の通路
52c内より噴出された泥しょう材により流動体泥土化
されてチャンバ51a内に取込まれた後排土管60より
非常用ピンチ弁61及び常用ピンチ弁63を経てトロン
メル64へ送られトロンメル64により土砂中の大径玉
石が分離される。分離された大径玉石は別の経路(図示
せず)を経て後方へ搬出されると共に、トロンメルを通
過した土砂はホッパ66内に落下し、ホッパ66底部の
傾斜面66cにより吸込み口66b側へ案内される。
説明すると、シールド本体51の推進に伴いカッタヘッ
ド52により掘削された土砂はスポーク52a内の通路
52c内より噴出された泥しょう材により流動体泥土化
されてチャンバ51a内に取込まれた後排土管60より
非常用ピンチ弁61及び常用ピンチ弁63を経てトロン
メル64へ送られトロンメル64により土砂中の大径玉
石が分離される。分離された大径玉石は別の経路(図示
せず)を経て後方へ搬出されると共に、トロンメルを通
過した土砂はホッパ66内に落下し、ホッパ66底部の
傾斜面66cにより吸込み口66b側へ案内される。
【0012】また、他の従来例として特公平1−199
47号公報に示された土のふるい分け装置の発明があ
る。同公報に示されたものは、トロンメルを用いて礫分
別する際に、分別対象である掘削土中に粘土塊等が含ま
れていると、振動・回転により、トロンメルへの付着や
目詰まりが発生し、分別機能が低下する故、その目詰ま
りを防止することを目的としたものである。
47号公報に示された土のふるい分け装置の発明があ
る。同公報に示されたものは、トロンメルを用いて礫分
別する際に、分別対象である掘削土中に粘土塊等が含ま
れていると、振動・回転により、トロンメルへの付着や
目詰まりが発生し、分別機能が低下する故、その目詰ま
りを防止することを目的としたものである。
【0013】図9、図10は同公報に示されたトロンメ
ルの構成を表わす図であり、図9は断面図、図10は斜
視図である。この発明では、トロンメル81ふるい網8
3の壁内部に、穴あきゴム板85Aをゴム板止め金具8
5Bを介して少したるみを持たせた状態で取り付けられ
ており、ゴム板85Aにはふるい目よりやや小さいかほ
ぼ近似する穴を設けている。
ルの構成を表わす図であり、図9は断面図、図10は斜
視図である。この発明では、トロンメル81ふるい網8
3の壁内部に、穴あきゴム板85Aをゴム板止め金具8
5Bを介して少したるみを持たせた状態で取り付けられ
ており、ゴム板85Aにはふるい目よりやや小さいかほ
ぼ近似する穴を設けている。
【0014】上記のように構成された他の従来例におい
ては、トロンメル内部に搬入された掘削土は、穴あきゴ
ム板85Aの穴を通過し、さらにふるい網83の目を通
過して下方に落下する。このとき、穴あきゴム板85A
には、ある程度たるみがあるので、トロンメルの回転に
伴って下側になった時には内容物によってふるい網に押
し付けられ、上側に廻ってくると、内容物がなくなり重
力の作用により、自重で凸状となって垂れ下がるという
繰り返し動作により、穴あきゴム板85Aの表面に付着
したり、穴を閉塞したりしている粘土塊を放れ落とす効
果があるとしている。
ては、トロンメル内部に搬入された掘削土は、穴あきゴ
ム板85Aの穴を通過し、さらにふるい網83の目を通
過して下方に落下する。このとき、穴あきゴム板85A
には、ある程度たるみがあるので、トロンメルの回転に
伴って下側になった時には内容物によってふるい網に押
し付けられ、上側に廻ってくると、内容物がなくなり重
力の作用により、自重で凸状となって垂れ下がるという
繰り返し動作により、穴あきゴム板85Aの表面に付着
したり、穴を閉塞したりしている粘土塊を放れ落とす効
果があるとしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
07−269294号に開示されたものでは、セミシー
ルド工法の排泥を効率化するために、トロンメルを用い
ているがその目詰まりの対策が施されていないため、分
別対象である掘削土中に泥、粘土等が含まれていると、
それがトロンメルのカゴの縦杆64aと螺旋杆64bに
付着し、目詰まりを生じさせ、そのまま放置すれば、ホ
ッパ66(排泥タンク)へ排泥が流れにくくなり、分別
機能が低下してしまうという問題がある。
07−269294号に開示されたものでは、セミシー
ルド工法の排泥を効率化するために、トロンメルを用い
ているがその目詰まりの対策が施されていないため、分
別対象である掘削土中に泥、粘土等が含まれていると、
それがトロンメルのカゴの縦杆64aと螺旋杆64bに
付着し、目詰まりを生じさせ、そのまま放置すれば、ホ
ッパ66(排泥タンク)へ排泥が流れにくくなり、分別
機能が低下してしまうという問題がある。
【0016】また、特公平1−19947号に公示され
たものでは、トロンメルの目詰まり防止機構として、ト
ロンメル内部にふるい網の目よりやや小さいかほぼ近似
する穴が空いた穴あきゴム板85Aを設置しているが、
この機構では、トロンメル内部に設置した穴あきゴム板
85A自身の穴が目詰まりしてしまい、結局機能の低下
につながるという問題がある。
たものでは、トロンメルの目詰まり防止機構として、ト
ロンメル内部にふるい網の目よりやや小さいかほぼ近似
する穴が空いた穴あきゴム板85Aを設置しているが、
この機構では、トロンメル内部に設置した穴あきゴム板
85A自身の穴が目詰まりしてしまい、結局機能の低下
につながるという問題がある。
【0017】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、トロンメルのカゴに付着した粘土や泥水
が固化した物等からなる付着物を除去してトロンメルの
目詰まりを防止するトロンメルの目詰まり防止装置を得
ることを目的としている。
されたもので、トロンメルのカゴに付着した粘土や泥水
が固化した物等からなる付着物を除去してトロンメルの
目詰まりを防止するトロンメルの目詰まり防止装置を得
ることを目的としている。
【0018】
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトロンメル
の目詰まり防止装置は、シールド工法又はセミシールド
工法による礫、玉石、粘土、泥水等を含んだ掘削土をカ
ゴに投入して所定の大きさ以上の固形物を分離するトロ
ンメルにおける目詰まりを防止するトロンメルの目詰ま
り防止装置であって、トロンメルのカゴの外周又は内周
に沿って設置され、複数種類の長さ、線径、しなりを持
つ毛を有するブラシからなるものである。
の目詰まり防止装置は、シールド工法又はセミシールド
工法による礫、玉石、粘土、泥水等を含んだ掘削土をカ
ゴに投入して所定の大きさ以上の固形物を分離するトロ
ンメルにおける目詰まりを防止するトロンメルの目詰ま
り防止装置であって、トロンメルのカゴの外周又は内周
に沿って設置され、複数種類の長さ、線径、しなりを持
つ毛を有するブラシからなるものである。
【0020】さらに、前記ブラシにおける前記カゴの軸
方向に一致する方向には線径、しなりの異なる複数種類
の毛を配置すると共に、前記カゴの回転方向に一致する
方向には長さの異なる複数種類の毛を配置したものであ
る。
方向に一致する方向には線径、しなりの異なる複数種類
の毛を配置すると共に、前記カゴの回転方向に一致する
方向には長さの異なる複数種類の毛を配置したものであ
る。
【0021】また、前記ブラシの毛の材質は樹脂である
ことを特徴とするものである。
ことを特徴とするものである。
【0022】さらに、前記ブラシは、前記カゴの外周側
及び内周側に対向させてそれぞれ設置されているもので
ある。
及び内周側に対向させてそれぞれ設置されているもので
ある。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の一
実施の形態の説明図、図2は要部の説明図である。図1
において、1は大径礫分別装置すなわちトロンメル、3
は縦杆3aと横杆3bとを一定の間隔に格子状に接合し
たトロンメル1のカゴ、5はカゴ3を回転させるターニ
ングローラ、7はカゴ3の上方の周面に、カゴ3の軸方
向に沿って設置されたブラシである。なお、ブラシ7
は、カゴ3を跨ぐように設置した門型の固定台に設置す
るようにする。
実施の形態の説明図、図2は要部の説明図である。図1
において、1は大径礫分別装置すなわちトロンメル、3
は縦杆3aと横杆3bとを一定の間隔に格子状に接合し
たトロンメル1のカゴ、5はカゴ3を回転させるターニ
ングローラ、7はカゴ3の上方の周面に、カゴ3の軸方
向に沿って設置されたブラシである。なお、ブラシ7
は、カゴ3を跨ぐように設置した門型の固定台に設置す
るようにする。
【0024】図2に基づいてブラシ7の詳細を説明す
る。ブラシ7には毛足の長さを異にして3列に毛が植設
されている。そして、各列には線径及びしなりの異なる
2種類の毛が植設されている。図2において、aで示す
部分は線径が細く、しなりの大きい毛であり、bで示す
部分は線径が太く、しなりの小さい毛である。図3はブ
ラシ7の毛とカゴ3との位置関係を示す側面図である
が、同図に示すように、ブラシ7を設置した状態で、カ
ゴ3の横杆3bに対応する位置には線径が細く、しなり
の大きい毛が配置される。また、それ以外の位置には線
径が太く、しなりの小さいものが配置される。
る。ブラシ7には毛足の長さを異にして3列に毛が植設
されている。そして、各列には線径及びしなりの異なる
2種類の毛が植設されている。図2において、aで示す
部分は線径が細く、しなりの大きい毛であり、bで示す
部分は線径が太く、しなりの小さい毛である。図3はブ
ラシ7の毛とカゴ3との位置関係を示す側面図である
が、同図に示すように、ブラシ7を設置した状態で、カ
ゴ3の横杆3bに対応する位置には線径が細く、しなり
の大きい毛が配置される。また、それ以外の位置には線
径が太く、しなりの小さいものが配置される。
【0025】このように設置したのは以下の理由によ
る。まず、横杆3bに接する部分に線径が細く、しなり
の大きい毛を配置したのには2つの理由がある。第1の
理由は、しなりの大きい毛を配置することでカゴ3が回
転する際の抵抗を小さくするためである。第2の理由
は、線径を細くすることで毛を密集させて植設でき、横
杆3bに毛が絡みやすくして、付着物を確実に除去でき
るようにするためである。また、横杆3bに接する部分
以外、すなわちカゴ3の目の部分に線径が太く、しなり
の小さいものを配置したのは、この部分には比較的大き
な泥、粘土が付着するため、あまりしならない線径の太
い毛を用いるのが効果的であるからである。
る。まず、横杆3bに接する部分に線径が細く、しなり
の大きい毛を配置したのには2つの理由がある。第1の
理由は、しなりの大きい毛を配置することでカゴ3が回
転する際の抵抗を小さくするためである。第2の理由
は、線径を細くすることで毛を密集させて植設でき、横
杆3bに毛が絡みやすくして、付着物を確実に除去でき
るようにするためである。また、横杆3bに接する部分
以外、すなわちカゴ3の目の部分に線径が太く、しなり
の小さいものを配置したのは、この部分には比較的大き
な泥、粘土が付着するため、あまりしならない線径の太
い毛を用いるのが効果的であるからである。
【0026】また、図2(b)に示すようにブラシ7の
毛足の長さは各列で異なる長さに設定されており、第1
列目がh1、第2列目がh2,第3列目がh3に設置さ
れており、h1<h2<h3の関係がある。そして、ブ
ラシ7を設置した状態では、図4に示すように、カゴ3
の回転方向に対して順に毛足の短いものから設置され、
カゴ3の回転に伴って毛足の短いものから順に縦杆3a
に接触するようになっている。カゴ3の回転と毛足の関
係を上記のように設定することで、毛足の短いものから
長いものまで全ての毛が縦杆3aに接触することができ
る。これとは逆に、長いものから順に縦杆3aに接触す
るようにした場合には、毛足の長い毛がしなったとき
に、毛足の短い毛を包み込むような状態になってしま
い、毛足の短い毛の縦杆3aへの接触が妨げられてしま
う。
毛足の長さは各列で異なる長さに設定されており、第1
列目がh1、第2列目がh2,第3列目がh3に設置さ
れており、h1<h2<h3の関係がある。そして、ブ
ラシ7を設置した状態では、図4に示すように、カゴ3
の回転方向に対して順に毛足の短いものから設置され、
カゴ3の回転に伴って毛足の短いものから順に縦杆3a
に接触するようになっている。カゴ3の回転と毛足の関
係を上記のように設定することで、毛足の短いものから
長いものまで全ての毛が縦杆3aに接触することができ
る。これとは逆に、長いものから順に縦杆3aに接触す
るようにした場合には、毛足の長い毛がしなったとき
に、毛足の短い毛を包み込むような状態になってしま
い、毛足の短い毛の縦杆3aへの接触が妨げられてしま
う。
【0027】また、第1列目の毛先は縦杆3aの外周面
中部から上部に、第2列目の毛先は縦杆3aの外周面下
部から中部に、第3列目の毛先は縦杆3aの下方にくる
ように配置される。このように設置することで、カゴ3
の回転に伴って第1列目の毛が縦杆3aの中部から上部
表面をなでるように動き、また第2列目の毛が縦杆3a
の下部から中部表面をなでるように動き、さらに第3列
目の毛がしなって縦杆3aの裏側をなでるように動く。
このように、各列ごとに毛足の長さを変えることによ
り、縦杆3aのほぼ全周に亘って付着物を除去でき、効
果的に目詰まりの防止を図ることができる。
中部から上部に、第2列目の毛先は縦杆3aの外周面下
部から中部に、第3列目の毛先は縦杆3aの下方にくる
ように配置される。このように設置することで、カゴ3
の回転に伴って第1列目の毛が縦杆3aの中部から上部
表面をなでるように動き、また第2列目の毛が縦杆3a
の下部から中部表面をなでるように動き、さらに第3列
目の毛がしなって縦杆3aの裏側をなでるように動く。
このように、各列ごとに毛足の長さを変えることによ
り、縦杆3aのほぼ全周に亘って付着物を除去でき、効
果的に目詰まりの防止を図ることができる。
【0028】なお、本実施の形態においては、線径が細
く、しなりの大きい毛としてφ1.0mmのナイロン材の
毛を、線径が太く、しなりの小さい毛としてφ1.6mm
のナイロン材の毛を用いた。毛の材質をナイロン材とし
たのは泥の付着が少なく、仮に付着しても泥が落ちやす
いことを考慮したものである。また、毛足の長さとして
は、第1列目のものが60mm、第2列目のものが70m
m、第3列目のものが80mmとした。
く、しなりの大きい毛としてφ1.0mmのナイロン材の
毛を、線径が太く、しなりの小さい毛としてφ1.6mm
のナイロン材の毛を用いた。毛の材質をナイロン材とし
たのは泥の付着が少なく、仮に付着しても泥が落ちやす
いことを考慮したものである。また、毛足の長さとして
は、第1列目のものが60mm、第2列目のものが70m
m、第3列目のものが80mmとした。
【0029】以上のように構成した本実施の形態の動作
を説明する。トロンメル1のカゴ3に掘削土が投入され
ると、カゴ3の回転により、小径の土砂等はカゴ3の目
から下方に落下し、大径礫や大径の粘土などはカゴ3の
中を出口に向かって移動する。このとき、ブラシ7の毛
がカゴ3の縦杆3a及び横杆3bに絡んでこれらに付着
した粘土等を除去する。このとき、毛の線径、しなりを
変えていることによって、横杆3bに付着した物を除去
できる。また、毛先の長さを変えたことにより、縦杆3
aのほぼ全周に亘って効果的に除去できる。
を説明する。トロンメル1のカゴ3に掘削土が投入され
ると、カゴ3の回転により、小径の土砂等はカゴ3の目
から下方に落下し、大径礫や大径の粘土などはカゴ3の
中を出口に向かって移動する。このとき、ブラシ7の毛
がカゴ3の縦杆3a及び横杆3bに絡んでこれらに付着
した粘土等を除去する。このとき、毛の線径、しなりを
変えていることによって、横杆3bに付着した物を除去
できる。また、毛先の長さを変えたことにより、縦杆3
aのほぼ全周に亘って効果的に除去できる。
【0030】なお、ブラシ7に空気供給孔を設け、毛の
植設側に複数の空気吹き出し孔を設けるようにしてもよ
い。このような構造にして、空気供給孔から圧縮空気を
供給して空気吹き出し孔から噴射することにより、ブラ
シ7の毛で泥等を除去することに加えてエアの噴射力に
よっても泥等の除去を行うことができ、より効果的な付
着物の除去が可能となる。
植設側に複数の空気吹き出し孔を設けるようにしてもよ
い。このような構造にして、空気供給孔から圧縮空気を
供給して空気吹き出し孔から噴射することにより、ブラ
シ7の毛で泥等を除去することに加えてエアの噴射力に
よっても泥等の除去を行うことができ、より効果的な付
着物の除去が可能となる。
【0031】なお、ブラシ7の幅方向において毛の長さ
を変える場合、実施例では3種類としたが3種類とは限
らない。また、ブラシの毛の材質としてナイロン材を用
いたが、その材質はナイロン材に限らない。
を変える場合、実施例では3種類としたが3種類とは限
らない。また、ブラシの毛の材質としてナイロン材を用
いたが、その材質はナイロン材に限らない。
【0032】実施の形態2.図5は本発明の他の実施の
形態の説明図であり、図5が側面図、図6が断面図であ
る。図において、実施の形態1を示した図1〜図4と同
一部分には同一の符号が付してある。
形態の説明図であり、図5が側面図、図6が断面図であ
る。図において、実施の形態1を示した図1〜図4と同
一部分には同一の符号が付してある。
【0033】本実施の形態においては、ブラシ7をカゴ
3の全長に設置するのではなく、目詰まりの予想される
箇所に設置すると共に、カゴ3の内側にも外側のブラシ
に対向させて設置したものである。このようにすること
で、より効果的な粘土等の付着物の除去が可能となる。
なお、内側に設置するブラシ7は、外側のブラシ7を固
定する門型の台にコ字状の部材をその一片をカゴ3に挿
入するようにして設置し、該挿入された一片にに固定す
るようにすればよい。
3の全長に設置するのではなく、目詰まりの予想される
箇所に設置すると共に、カゴ3の内側にも外側のブラシ
に対向させて設置したものである。このようにすること
で、より効果的な粘土等の付着物の除去が可能となる。
なお、内側に設置するブラシ7は、外側のブラシ7を固
定する門型の台にコ字状の部材をその一片をカゴ3に挿
入するようにして設置し、該挿入された一片にに固定す
るようにすればよい。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下のような効果を奏する。
いるので、以下のような効果を奏する。
【0035】トロンメルのカゴの外周又は内周に沿って
ブラシを設置したので、カゴの回転に伴ってブラシがカ
ゴの付着物を除去することにより、カゴの目詰まりを防
止できる。
ブラシを設置したので、カゴの回転に伴ってブラシがカ
ゴの付着物を除去することにより、カゴの目詰まりを防
止できる。
【0036】また、ブラシは、複数種類の長さ、線径、
しなりを持つ毛を有するようにしたので、各種の毛を適
宜配置することにより、効果的な付着物の除去が可能と
なる。
しなりを持つ毛を有するようにしたので、各種の毛を適
宜配置することにより、効果的な付着物の除去が可能と
なる。
【0037】さらに、ブラシにおけるカゴの軸方向に一
致する方向には線径、しなりの異なる複数種類の毛を配
置すると共に、カゴの回転方向に一致する方向に長さの
異なる複数種類の毛を配置したことにより、カゴの回転
時における抵抗を小さくできると共に、付着物の除去を
効果的に行うことができる。
致する方向には線径、しなりの異なる複数種類の毛を配
置すると共に、カゴの回転方向に一致する方向に長さの
異なる複数種類の毛を配置したことにより、カゴの回転
時における抵抗を小さくできると共に、付着物の除去を
効果的に行うことができる。
【0038】また、ブラシの毛の材質を樹脂にしたの
で、泥の付着が少なく、仮に付着しても泥が落ちやす
い。
で、泥の付着が少なく、仮に付着しても泥が落ちやす
い。
【0039】さらに、ブラシをカゴの外周側及び内周側
とにそれぞれ対向させて設置したので、より確実の付着
物の除去ができる。
とにそれぞれ対向させて設置したので、より確実の付着
物の除去ができる。
【図1】 この発明の実施形態1に係るトロンメル目詰
まり防止装置の説明図である。
まり防止装置の説明図である。
【図2】 この発明の実施形態1に係るトロンメル目詰
まり防止装置のブラシの説明図である。
まり防止装置のブラシの説明図である。
【図3】 この発明の実施形態1に係るトロンメル目詰
まり防止装置の縦断面図である。
まり防止装置の縦断面図である。
【図4】 この発明の実施形態1に係るトロンメル目詰
まり防止装置の横断面図である。
まり防止装置の横断面図である。
【図5】 この発明の実施形態2に係るトロンメル目詰
まり防止装置の縦断面図である。
まり防止装置の縦断面図である。
【図6】 この発明の実施形態2に係るトロンメル目詰
まり防止装置の横断面図である。
まり防止装置の横断面図である。
【図7】 従来の排泥装置の構成を表わす横断面図であ
る。
る。
【図8】 従来の排泥装置の構成を表わす縦断面図であ
る。
る。
【図9】 従来のトロンメル目詰まり防止装置の断面図
である。
である。
【図10】 従来のトロンメル目詰まり防止装置の斜視
図である。
図である。
1 トロンメル
3 カゴ
3a 縦杆
3b 横杆
5 ターニングローラ
7 ブラシ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 高須 展夫
東京都千代田区丸の内一丁目1番2号
日本鋼管株式会社内
(56)参考文献 特開 平7−269294(JP,A)
特開 平10−272424(JP,A)
特開 平10−43686(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E21D 9/12
Claims (4)
- 【請求項1】 シールド工法又はセミシールド工法によ
る礫、玉石、粘土、泥水等を含んだ掘削土をカゴに投入
して所定の大きさ以上の固形物を分離するトロンメルに
おける目詰まりを防止するトロンメルの目詰まり防止装
置であって、前記トロンメルのカゴの外周又は内周に沿
って設置され、複数種類の長さ、線径、しなりを持つ毛
を有するブラシからなることを特徴とするトロンメルの
目詰まり防止装置。 - 【請求項2】 前記ブラシにおける前記カゴの軸方向に
一致する方向には、線径、しなりの異なる複数種類の毛
を配置すると共に、前記カゴの回転方向に一致する方向
には長さの異なる複数種類の毛を配置したことを特徴と
する請求項1記載のトロンメルの目詰まり防止装置。 - 【請求項3】 前記ブラシの毛の材質は樹脂であること
を特徴とする請求項1又は2記載のトロンメルの目詰ま
り防止装置。 - 【請求項4】 前記ブラシは、前記カゴの外周側及び内
周側に対向させてそれぞれ設置されていることを特徴と
する請求項1〜3のいずれかに記載のトロンメルの目詰
まり防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34950998A JP3463586B2 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | トロンメルの目詰まり防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34950998A JP3463586B2 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | トロンメルの目詰まり防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000170492A JP2000170492A (ja) | 2000-06-20 |
| JP3463586B2 true JP3463586B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=18404229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34950998A Expired - Fee Related JP3463586B2 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | トロンメルの目詰まり防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3463586B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116043458A (zh) * | 2022-12-29 | 2023-05-02 | 江苏晟宏生态纺织科技有限公司 | 一种化纤布纺织用具有防溅落结构的染色机 |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP34950998A patent/JP3463586B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000170492A (ja) | 2000-06-20 |
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