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JP3466466B2 - 回動角検出装置 - Google Patents
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JP3466466B2 - 回動角検出装置 - Google Patents

回動角検出装置

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JP3466466B2
JP3466466B2 JP08943698A JP8943698A JP3466466B2 JP 3466466 B2 JP3466466 B2 JP 3466466B2 JP 08943698 A JP08943698 A JP 08943698A JP 8943698 A JP8943698 A JP 8943698A JP 3466466 B2 JP3466466 B2 JP 3466466B2
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sensor
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秀幸 佐藤
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体の回動角を
検出するのに好適に用いられる回動角検出装置に関し、
特に、例えば車両に設けたアクセルペダル等の操作量を
ロータ等の回動角として検出し、その操作力にヒステリ
シスを与える構成とした回動角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、回転体の回動角を検出する回動
角検出装置としては、アクセルペダルの操作量を検出す
るアクセル操作量検出装置等が知られている(例えば特
開平9−272360号公報等)。
【0003】この種の従来技術によるアクセル操作量検
出装置は、車両側に取付けられるケーシングと、該ケー
シングに回動可能に設けられ、ワイヤ等を介してアクセ
ルペダルに連結された回動軸と、該回動軸をアクセルペ
ダルの戻し方向に付勢するリターンスプリングと、回動
軸の回動角をアクセル操作量として検出するセンサ部
と、アクセルペダル用のヒステリシス発生機構等とから
構成されている。
【0004】ここで、リターンスプリングは、筒状のば
ね保持部材等を介して回動軸の外周側に配設されてい
る。また、センサ部は例えばポテンショメータ等からな
り、ケーシング側にセンサボディと共に設けられた抵抗
体と、回動軸側にブラシホルダ等の取付部材を用いて設
けられ、該抵抗体に摺接した状態で回動する摺動ブラシ
等とから構成されている。
【0005】さらに、ヒステリシス発生機構は、ケーシ
ング側と回動軸側とにそれぞれ設けられた摺動プレート
と、これらの摺動プレートを押圧して摺接させる押圧ば
ね等とからなり、回動軸が回動するときには、各摺動プ
レートが互いに摺動することによって回動軸に摩擦抵抗
力を与えるものである。
【0006】そして、運転者がアクセルペダルを操作し
たときには、回動軸がリターンスプリングに抗してアク
セル操作量に応じた回動角だけ回動する。これにより、
センサ部は回動軸の回動角を抵抗体の抵抗値変化として
検出する。また、ヒステリシス発生機構は、アクセルペ
ダルの操作力に対してヒステリシスを発生させ、その操
作感覚を安定させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、アクセル操作量検出装置にセンサ部とヒス
テリシス発生機構とを設ける構成としているため、例え
ばセンサボディ、抵抗体、摺動ブラシ、ブラシホルダ等
を有するセンサ部と、2個の摺動プレート、押圧ばね等
を有するヒステリシス発生機構とによってアクセル操作
量検出装置の部品点数が増加し、構造が複雑化するばか
りでなく、その組立作業に手間がかかるという問題があ
る。
【0008】また、ヒステリシス発生機構は各摺動プレ
ートが長期間に亘って摺動することにより摩耗粉を発生
する傾向があり、この摩耗粉がセンサ部内に侵入する
と、抵抗体と摺動ブラシとの接触状態が不安定となり易
い。このため、従来技術では、センサ部を専用のハウジ
ング等に収容するか、またはヒステリシス発生機構から
離れた位置に配設しなければならず、装置全体の小型化
を図るのが難しいという問題もある。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
なされたもので、本発明は、センサ部、ヒステリシス発
生部等に関連した部品点数を確実に削減でき、構造の簡
略化、組立作業の効率化を図ることができると共に、装
置全体を小型化でき、センサ部を安定して作動させるこ
とができるようにした回動角検出装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1の発明は、ロータ収容室が開口して形成
されたロータ側ボディと、前記ロータ収容室を閉塞する
状態で該ロータ側ボディの開口側に固定して設けられた
センサ側ボディと、前記ロータ側ボディのロータ収容室
内に回動可能に収容され、回動軸によって回動され
ータと、該ロータと前記センサ側ボディとの間に設けら
れ、該ロータが前記センサ側ボディに対して相対的に回
動するときの回動角を検出するセンサ部と、前記ロータ
側ボディとロータとの間に設けられ、該ロータを前記セ
ンサ側ボディに向けて付勢するスプリングと、前記セン
サ部の径方向外側に位置して前記センサ側ボディとロー
タとの間に設けられ、該スプリングの付勢力により前記
センサ側ボディとロータとの間に抵抗力を与えるヒステ
リシス発生部と、該ヒステリシス発生部の径方向内側に
位置して前記センサ側ボディとロータとの間に設けら
れ、該ヒステリシス発生部で発生した摩耗粉を貯留する
摩耗粉貯留部とからなる構成を採用している。
【0011】このように構成することにより、ロータが
回動軸を中心として回動するときには、その回動角をセ
ンサ部によって検出でき、このときロータを回転させよ
うとする外力等に対してヒステリシス発生部によりヒス
テリシスを発生することができる。また、ヒステリシス
発生部で摩耗粉が発生した場合には、この摩耗粉を摩耗
粉貯留部に貯留でき、摩耗粉がセンサ部側に侵入するの
を規制することができる。
【0012】また、請求項2の発明では、前記ヒステリ
シス発生部は、前記センサ部を取囲む位置で前記センサ
側ボディに設けられたボディ側摺動部と、該ボディ側摺
動部に対面して前記ロータに設けられ、前記スプリング
の付勢力によって該ボディ側摺動部に摺接したロータ側
摺動部とからなり、前記摩耗粉貯留部は、前記センサ部
を取囲んで前記ヒステリシス発生部のボディ側摺動部と
ロータ側摺動部の内周側に全周に亘って設ける構成とし
ている。
【0013】これにより、ロータが回動するときには、
ヒステリシス発生部のボディ側摺動部とロータ側摺動部
とをスプリングの付勢力によって摺動させ、ヒステリシ
ス発生部によりロータに対して回動方向の摩擦抵抗力を
与えることができる。また、例えばボディ側摺動部とロ
ータ側摺動部との間で摩耗粉が発生した場合でも、この
摩耗粉を摩耗粉貯留部に貯留でき、摩耗粉がセンサ部側
に侵入するのを規制することができる。
【0014】さらに、請求項3の発明では、前記摩耗粉
貯留部は、前記センサ側ボディとロータ側ボディとのい
ずれか一方に設けられた周溝と、前記センサ側ボディと
ロータ側ボディとのいずれか他方に該周溝に嵌合して設
けられた隔壁部との間に確保された環状の空間によって
形成している。
【0015】これにより、センサ側ボディとロータとの
間に形成される空間を隔壁部の内周側、外周側に仕切る
ことができ、例えば隔壁部の外周側に摩耗粉貯留用の空
間を確保することができる。そして、ヒステリシス発生
部で発生した摩耗粉をこの空間に収容でき、摩耗粉が隔
壁部の内周側に配置されたセンサ部側へと侵入するのを
防ぐことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
回動角検出装置を、図1ないし図7を参照しつつ詳細に
説明する。
【0017】ここで、図1ないし図5は本発明による第
1の実施の形態を示し、本実施の形態では、自動車等の
アクセル操作量検出装置を例に挙げて述べる。
【0018】1は自動車等の車両に設けられたアクセル
装置で、該アクセル装置1は、車体2に取付けられた取
付ブラケット3と、長さ方向の中間部が連結ピン4を用
いて該取付ブラケット3に回動可能に取付けられ、上端
側が後述のローラ17を介して回動レバー16に係合し
たペダルステー5と、該ペダルステー5の下端側に固着
されたアクセルペダル6と、取付ブラケット3にボルト
7等を介して固定された後述のアクセル操作量検出装置
8等とから構成されている。
【0019】そして、車両の運転者がアクセルペダル6
を図1中の矢示A方向へと踏込み操作したときには、回
動レバー16がペダルステー5の上端側によって矢示B
方向に回動され、回動軸15の回動角がアクセル操作量
検出装置8によりアクセルペダル6の操作量(アクセル
操作量)として検出される。
【0020】8は本実施の形態による回動角検出装置と
してのアクセル操作量検出装置で、該アクセル操作量検
出装置8は、図2に示す如く、後述のロータ側ボディ
9、センサ側ボディ11、回動軸15、ロータ18、リ
ターンスプリング21、ヒステリシス発生部22、摩耗
粉貯留部24、センサ部25等により構成されている。
【0021】9は例えば樹脂材料等により有底の円筒状
に形成されたロータ側ボディで、該ロータ側ボディ9は
筒部9Aと底部9B等とからなり、その内部にはロータ
収容室10が開口して形成されている。また、ロータ側
ボディ9の底部9Bには、回動軸15を支持する筒状の
支持部9Cと、スプリング保持筒9Dとが形成されてい
る。
【0022】11はロータ側ボディ9の筒部9Aに固定
して設けられた樹脂製のセンサ側ボディで、該センサ側
ボディ11は、筒部9Aの開口側を閉塞する略円板状の
蓋部11Aと、該蓋部11Aの中央に有底筒状をなして
設けられた回動軸15用の支持部11Bと、後述の摺動
突起12、周溝13、コネクタ27等とからなり、蓋部
11Aは、例えばかしめ、溶着、接着等の固着手段によ
り摺動突起12の外周側が全周に亘って前記筒部9Aの
開口側に固着されている。
【0023】12はヒステリシス発生部24を構成する
ボディ側摺動部としての環状の摺動突起で、該摺動突起
12は、図2および図3に示す如く、センサ部25を
方向外側から取囲む位置でセンサ側ボディ11の蓋部1
1Aの外周側からロータ収容室10内に突出し、ロータ
側ボディ9の筒部9A内に嵌合されると共に、その先端
側はロータ18側の摺動面20に対するテーパ状の摺動
面となっている。
【0024】13は摩耗粉貯留部24を構成した環状の
周溝で、該周溝13は、図3および図4に示す如く、摺
動突起12の内周側に位置してセンサ側ボディ11の蓋
部11Aに環状凸部14を形成することにより、該環状
凸部14と摺動突起12との間に位置して前記蓋部11
Aに設けられている。また、環状凸部14の先端側はロ
ータ18の胴部18Aとの間に僅かな隙間S1 を形成し
ている。
【0025】15はロータ収容室10内を軸方向に延び
る金属製の回動軸で、該回動軸15は、図2に示す如
く、軸方向の一側がロータ側ボディ9の支持部9Cによ
り回動可能に支持され、他端側がセンサ側ボディ11の
支持部11Bによって回動可能に支持されている。ま
た、回動軸15は一端側がロータ側ボディ9の外部に突
出し、この突出端側には回動レバー16がローラ17と
共に廻止め状態で固定されている。
【0026】18はロータ収容室10内に回動可能に収
容された樹脂製のロータで、該ロータ18は、回動軸1
5の外周側に固着された円柱状の胴部18Aと、該胴部
18Aの他端側外周から径方向に突出した環状の鍔部1
8Bと、後述の摺動面20、隔壁部23等とからなり、
回転軸15と一体に回転する構成となっている。また、
胴部18Aと鍔部18Bとは、ロータ側ボディ9の筒部
9A、底部9B、スプリング保持筒9Dとの間に環状の
スプリング収容空間19を形成している。
【0027】20はヒステリシス発生部22を構成する
ロータ側摺動部としての環状の摺動面で、該摺動面20
は、図3に示す如く、センサ側ボディ11の摺動突起1
2に対面する状態でロータ18の鍔部18Bに設けら
れ、鍔部18Bの他側外周にテーパ状をなして形成され
ている。
【0028】21はロータ側ボディ9の底部9Bとロー
タ18の鍔部18Bとの間に配設されたリターンスプリ
ングで、該リターンスプリング21は、図2に示す如
く、スプリング収容空間19内に収容され、ロータ18
の鍔部18Bを挟んで摺動面20をセンサ側ボディ11
の摺動突起12に押圧している。
【0029】22はロータ側ボディ9とロータ18との
間に設けられたヒステリシス発生部で、該ヒステリシス
発生部22は、図3に示す如く、センサ側ボディ11の
摺動突起12と、ロータ18の摺動面20とからなり、
リターンスプリング21の付勢力を用いてロータ18の
回動方向に摩擦抵抗力を与え、アクセルペダル6の操作
力に対してヒステリシスを発生させるものである。
【0030】23は摩耗粉貯留部24を構成する環状の
隔壁部で、該隔壁部23は、センサ側ボディ11の周溝
13に嵌合する状態でロータ18の鍔部18Bの端面に
設けられ、ロータ18からセンサ側ボディ11に向けて
軸方向に突出している。また、隔壁部23の先端側は、
センサ側ボディ11の蓋部11Aとの間に僅かな隙間S
2 を形成している。
【0031】さらに、隔壁部23の幅(径方向)寸法は
周溝13の溝幅よりも小さく形成され、これによって隔
壁部23の内周側、外周側には、周溝13内に位置して
径方向の隙間ΔL1 ,ΔL2 が形成されている。
【0032】24はセンサ側ボディ11とロータ18と
の間に設けられた摩耗粉貯留部で、該摩耗粉貯留部24
は、隔壁部23の内周側と周溝13との間の隙間ΔL1
によって形成された内側環状空間24Aと、隔壁部23
の外周側と周溝13との間の隙間ΔL2 によって形成さ
れた外側環状空間24Bとによって構成されている。
【0033】従って、摩耗粉貯留部24を構成する内側
環状空間24Aと外側環状空間24Bとは、ヒステリシ
ス発生部22の内周側でセンサ部25の外周側となる位
置に全周に亘って設けられている。そして、摩耗粉貯留
部24は、センサ部25側をヒステリシス発生部22に
対して遮蔽し、この状態でヒステリシス発生部22から
発生する摩耗粉を内側環状空間24A、外側環状空間2
4Bに貯留すると共に、この摩耗粉がセンサ部25側に
侵入するのを規制している。
【0034】25はロータ18とセンサ側ボディ11と
の間に設けられたポテンショメータ等からなるセンサ部
で、該センサ部25は、図4および図5に示す如く、セ
ンサ側ボディ11の蓋部11Aに固定された基板25A
と、該基板25上に設けられ、ロータ18の回動方向に
延びる抵抗体25Bと、ロータ18の胴部18Aに固着
された導電性の摺動ブラシ25C等とからなり、抵抗体
25Bはボンディングワイヤ26等を介してコネクタ2
7の端子27Aに接続されている。
【0035】そして、ロータ18が回動するときには、
その回動角に応じた位置で摺動ブラシ25Cが抵抗体2
5Bに対して摺動し、センサ部25は、コネクタ27側
での抵抗体25Bの抵抗値変化をロータ18の回動角と
して検出するものである。
【0036】本実施の形態によるアクセル装置1は上述
の如き構成を有するもので、次にその作動について説明
する。
【0037】まず、図1において運転者がアクセルペダ
ル6を踏込み操作したときには、ペダルステー5が連結
ピン4を中心として矢示A方向に回動されると、回動レ
バー16がリターンスプリング21に抗して矢示B方向
に回動する。これにより、図2ではアクセル操作量検出
装置8の回動軸15がロータ18と共に回動し、その回
動角はセンサ部25によりアクセル操作量として検出さ
れる。
【0038】また、運転者がアクセルペダル6の操作を
解除したときには、回動レバー16がリターンスプリン
グ21の付勢力によって矢示B方向と逆向きに回動さ
れ、ペダルステー5はアクセルペダル6と共に矢示A方
向と逆向きに回動する。
【0039】さらに、ヒステリシス発生部22の摺動突
起12と摺動面20とは、回動軸15が回動するときに
リターンスプリング21によって押圧された状態で摺動
し、回動軸15に対して摩擦抵抗力を与える。そして、
この摩擦抵抗力はアクセルペダル6の操作力に対してヒ
ステリシスを発生させる。
【0040】一方、アクセル装置1を長期間に亘って使
用するうちにセンサ部25の抵抗体25Bと摺動ブラシ
25Cとが摩耗後退した場合には、ヒステリシス発生部
22の摺動突起12と摺動面20もほぼ同様に摩耗した
状態となり、ロータ18はリターンスプリング21の付
勢力によりセンサ側ボディ11に向けて僅かに変位す
る。これにより、センサ部25の抵抗体25Bと摺動ブ
ラシ25Cとは摩耗後退した寸法分だけ相対的に接近
し、これらの接触状態(圧力)はリターンスプリング2
1によってほぼ一定に保持される。
【0041】また、ヒステリシス発生部22の摺動突起
12と摺動面20とが摩耗することにより摩耗粉が発生
した場合には、この摩耗粉が摩耗粉貯留部24の外側環
状空間24B内に収容される。そして、摩耗粉は周溝1
3と隔壁部23との間の僅かな隙間S2 を通過するとき
の抵抗が大きいため、その大部分が外側環状空間24B
内に貯留された状態となる。
【0042】さらに、仮りに外側環状空間24B内の摩
耗粉のうちの僅かな一部が隙間S2を通過した場合で
も、この摩耗粉は環状凸部14とロータ18との間の隙
間S1を通過するときの抵抗が大きいため、内側環状空
間24A内に貯留された状態となる。これにより、セン
サ部25側は摩耗粉貯留部24によってヒステリシス発
生部22から遮蔽された状態を保持し、ヒステリシス発
生部22で発生した摩耗粉がセンサ部25側に侵入する
ことはない。
【0043】かくして、本実施の形態では、アクセル操
作量検出装置8を、ロータ側ボディ9、センサ側ボディ
11、回動軸15、ロータ18、センサ部25、リター
ンスプリング21、ヒステリシス発生部22等によって
構成したから、従来技術のようにセンサ部用のセンサボ
ディ、ブラシホルダと、ヒステリシス発生機構の各摺動
プレート等とを別個に設ける必要がなくなり、これらを
センサ側ボディ11、ロータ18によって共用化できる
と共に、従来技術のリターンスプリングとヒステリシス
発生機構の押圧ばね等とを共用化することができる。
【0044】これにより、装置全体の部品点数を確実に
削減でき、その構造を簡略化できると共に、アクセル装
置1、アクセル操作量検出装置8の組立作業を効率よく
行うことができる。
【0045】また、ヒステリシス発生部22の内周側に
は、センサ部25を取囲む位置に摩耗粉貯留部24を設
けたから、センサ部25側を摩耗粉貯留部24によりヒ
ステリシス発生部22から遮蔽でき、ヒステリシス発生
部22の摺動突起12と摺動面20とが摩耗して摩耗粉
が発生した場合でも、この摩耗粉を摩耗粉貯留部24に
安定して貯留できると共に、摩耗粉がセンサ部25側に
侵入するのを確実に規制することができる。
【0046】これにより、センサ部25の抵抗体25B
と摺動ブラシ25Cとの間に摩耗粉が侵入してセンサ部
25の検出精度が低下するのを確実に防止でき、センサ
部25を長期間に亘り安定して作動させることができる
と共に、信頼性を向上させることができる。
【0047】即ち、摩耗粉貯留部24の内側環状空間2
4A、外側環状空間24Bを隔壁部23の内周側、外周
側に設け、環状凸部14とロータ18との間に僅かな隙
間S1 を形成すると共に、隔壁部23と周溝13との間
にも僅かな隙間S2 を形成したので、ヒステリシス発生
部22からの摩耗粉が摩耗粉貯留部24の隙間S1 ,S
2 等に沿ってセンサ部25側に侵入しようとするときの
侵入経路を長く形成でき、摩耗粉貯留部24の隙間S1
,S2 を用いて摩耗粉の侵入を2段階で防止できると
共に、この摩耗粉を内側環状空間24A、外側環状空間
24Bに安定して貯留させることができ、センサ部25
を摩耗粉に対して確実に保護することができる。
【0048】さらに、摩耗粉貯留部24を設けることに
より、センサ部25とヒステリシス発生部22とを
ンサ側ボディ11とロータ18との間で径方向に対向し
軸方向のほぼ等しい位置に配設でき、アクセル操作量
検出装置8の軸方向寸法を確実に小型化することができ
る。
【0049】また、リターンスプリング21の付勢力を
センサ部25にも作用させるようにしたから、仮りにセ
ンサ部25の抵抗体25Bと摺動ブラシ25Cとが摩耗
後退した場合でも、これらをヒステリシス発生部22の
摺動突起12と摺動面20との摩耗を利用して相対接近
させることができる。これにより、抵抗体25Bと摺動
ブラシ25Cとの接触圧をリターンスプリング21によ
ってほぼ一定の大きさに保持でき、センサ部25の検出
動作を安定させることができる。
【0050】さらに、ロータ側ボディ9とロータ18と
の間に環状のスプリング収容空間19を形成したから、
リターンスプリング21をスプリング収容空間19内に
安定して収容でき、リターンスプリング21の撓み、位
置ずれ等を確実に防止できると共に、従来技術のばね保
持部材等を省略することができる。
【0051】一方、センサ側ボディ11に環状の摺動突
起12を設けたから、アクセル操作量検出装置8を組立
てるときには、摺動突起12をロータ側ボディ9の筒部
9A内に嵌合させることにより、センサ側ボディ11を
ロータ側ボディ9に対して正確に位置決めでき、これら
の組立時にセンサ部25の抵抗体25Bと摺動ブラシ2
5Cとが径方向に位置ずれするのを確実に防止すること
ができる。
【0052】次に、図6は本発明による第2の実施の形
態を示し、本実施の形態では、前記第1の実施の形態と
同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。しかし、本実施の形態によるアクセル操
作量検出装置31の特徴は、後述する隔壁部37の外周
側にのみ環状空間39を形成したことにある。
【0053】ここで、アクセル操作量検出装置31は、
前記第1の実施の形態によるアクセル操作量検出装置8
とほぼ同様に、ロータ側ボディ9、センサ側ボディ3
2、回動軸15、後述のロータ35、センサ部25、リ
ターンスプリング21、後述のヒステリシス発生部3
8、摩耗粉貯留部40等とから構成されている。
【0054】また、センサ側ボディ32は、蓋部32
A、支持部32B、摺動突起33、周溝34等からな
り、ロータ35には摺動面36、隔壁部37等が設けら
れている。そして、センサ側ボディ32の摺動突起33
とロータ35の摺動面36とはヒステリシス発生部38
を構成している。
【0055】また、隔壁部37の先端側は周溝34内に
嵌合され、該周溝34の底部側との間に僅かな隙間を形
成している。さらに、隔壁部37と摺動突起33との間
には環状空間39が画成され、該環状空間39は摩耗粉
貯留部40を構成している。
【0056】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができる。
【0057】次に、図7は本発明による第3の実施の形
態を示し、本実施の形態では、前記第1の実施の形態と
同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。しかし、本実施の形態によるアクセル操
作量検出装置41の特徴は、センサ側ボディ42に対し
て摺動突起43の内周側に隔壁部44を設け、摺動突起
43と隔壁部44との間には環状空間45を形成すると
共に、ロータ46には、摺動面47の内周側に位置して
周溝48を設ける構成としたことにある。
【0058】ここで、摺動突起43と摺動面47とはヒ
ステリシス発生部49を構成し、環状空間45は摩耗粉
貯留部50を構成している。
【0059】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1および第2の実施の形態とほぼ同様
の作用効果を得ることができる。
【0060】なお、前記各実施の形態では、センサ部2
5の抵抗体25Bをセンサ側ボディ11,32に設け、
摺動ブラシ25Cをロータ18,35,46に設ける構
成としたが、本発明はこれに限らず、抵抗体25Bをロ
ータ18,35,46に設け、摺動ブラシ25Cをセン
サ側ボディ11,32,42に設ける構成としてもよ
い。
【0061】また、前記各実施の形態では、アクセル操
作量検出装置8にポテンショメータ等からなる接触型の
センサ部25を設ける構成としたが、本発明はこれに限
らず、例えば磁気抵抗素子、ホール素子等を用いた電磁
式ピックアップまたはフォトカプラ等を用いた光学式ピ
ックアップ等によって非接触型のセンサ部を構成し、こ
れをアクセル操作量検出装置8に設ける構成としてもよ
い。
【0062】また、前記実施の形態では、回動軸15を
回動レバー16等を用いてアクセルペダル6のペダルス
テー5に連結する構成としたが、本発明はこれに限ら
ず、回動レバー16に代えて例えばワイヤドラム等を回
動軸15に設け、このワイヤドラムとペダルステー5と
の間をワイヤ等によって連結し、回動軸15をワイヤに
よりアクセルペダル6の操作量に応じて回動させる構成
としてもよい。
【0063】さらに、前記実施の形態では、回動角検出
装置をアクセル操作量検出装置8として用いる場合を例
に挙げて述べたが、本発明はこれに限らず、任意の回転
体の回動角を検出する回動角検出装置に適用してもよ
い。
【0064】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、回動角検出装置をロータ側ボディ、センサ側ボデ
ィ、回動軸、ロータ、センサ部、スプリング、ヒステリ
シス発生部および摩耗粉貯留部によって構成したから、
センサ部とヒステリシス発生部とを摩耗粉貯留部により
遮断した状態でロータとセンサ側ボディとの間に径方
向で対向して軸方向のほぼ等しい位置に配設でき、セン
サ部、ヒステリシス発生部の取付部材等をセンサ側ボデ
ィとロータとによって共用化することができる。これに
より、従来技術に比較して部品点数を確実に削減でき、
その構造を簡略化できると共に、装置全体を小型化で
き、組立作業を効率よく行うことができる。また、例え
ばヒステリシス発生部で摩耗粉が発生した場合でも、こ
の摩耗粉を摩耗粉貯留部に安定して貯留でき、摩耗粉が
センサ部側に侵入するのを確実に規制することができ
る。これにより、センサ部を長期間に亘り安定して作動
させることができ、信頼性を向上させることができる。
【0065】また、請求項2の発明によれば、摩耗粉貯
留部を、ヒステリシス発生部のボディ側摺動部とロータ
側摺動部の内周側にセンサ部を径方向外側から取囲ん
で配置する構成としたから、摩耗粉貯留部の内周側に位
置したセンサ部を、その径方向外側に位置するヒステリ
シス発生部から確実に遮蔽でき、ヒステリシス発生部の
ボディ側摺動部とロータ側摺動部とが摩耗して摩耗粉が
発生した場合でも、この摩耗粉を摩耗粉貯留部に安定し
て貯留できると共に、摩耗粉がセンサ部側に侵入するの
を確実に規制することができる。
【0066】さらに、請求項3の発明によれば、摩耗粉
貯留部を周溝と隔壁部との間に形成される環状の空間に
よって構成したので、ヒステリシス発生部からの摩耗粉
がセンサ部側に侵入しようとするときの侵入経路を周溝
と隔壁部とによって長く形成でき、センサ部をヒステリ
シス発生部から遮蔽できると共に、ヒステリシス発生部
で発生した摩耗粉を環状の空間内に安定して貯留でき、
センサ部を摩耗粉の侵入に対して確実に保護することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるアクセル操作
量検出装置を適用したアクセル装置を示す外観図であ
る。
【図2】第1の実施の形態によるアクセル操作量検出装
置を示す縦断面図である。
【図3】アクセル操作量検出装置のヒステリシス発生
部、摩耗粉貯留部等を示す図2中の要部拡大図である。
【図4】図2中の矢示IV−IV方向からみた断面図であ
る。
【図5】アクセル操作量検出装置を拡大して示す分解斜
視図である。
【図6】第2の実施の形態によるアクセル操作量検出装
置を示す要部拡大図である。
【図7】第3の実施の形態によるアクセル操作量検出装
置を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
8,31,41 アクセル操作量検出装置(回動角検出
装置) 9 ロータ側ボディ 10 ロータ収容室 11,32,42 センサ側ボディ 12,33,43 摺動突起(ボディ側摺動部) 13,34,48 周溝 15 回動軸 18,35,46 ロータ 20,36,47 摺動面(ロータ側摺動部) 23,37,44 隔壁部 24,40,50 摩耗粉貯留部 24A 内側環状空間 24B 外側環状空間 25 センサ部 21 リターンスプリング(スプリング) 22,38,49 ヒステリシス発生部 39,45 環状空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−299874(JP,A) 特開 平7−305721(JP,A) 実開 平6−59654(JP,U) 特表 平4−504238(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 7/30 - 7/30 G01D 5/16 G05G 1/00 - 25/04 F02D 9/00 - 11/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ収容室が開口して形成されたロー
    タ側ボディと、 前記ロータ収容室を閉塞する状態で該ロータ側ボディの
    開口側に固定して設けられたセンサ側ボディと、 前記ロータ側ボディのロータ収容室内に回動可能に収容
    され、回動軸によって回動されロータと、 該ロータと前記センサ側ボディとの間に設けられ、該ロ
    ータが前記センサ側ボディに対して相対的に回動すると
    きの回動角を検出するセンサ部と、 前記ロータ側ボディとロータとの間に設けられ、該ロー
    タを前記センサ側ボディに向けて付勢するスプリング
    と、前記センサ部の径方向外側に位置して 前記センサ側ボデ
    ィとロータとの間に設けられ、該スプリングの付勢力に
    より前記センサ側ボディとロータとの間に抵抗力を与え
    るヒステリシス発生部と、該ヒステリシス発生部の径方向内側に位置して 前記セン
    サ側ボディとロータとの間に設けられ、該ヒステリシス
    発生部で発生した摩耗粉を貯留する摩耗粉貯留部とから
    構成してなる回動角検出装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒステリシス発生部は、前記センサ
    部を取囲む位置で前記センサ側ボディに設けられたボデ
    ィ側摺動部と、該ボディ側摺動部に対面して前記ロータ
    に設けられ、前記スプリングの付勢力によって該ボディ
    側摺動部に摺接したロータ側摺動部とからなり、前記摩
    耗粉貯留部は、前記センサ部を取囲んで前記ヒステリシ
    ス発生部のボディ側摺動部とロータ側摺動部の内周側に
    全周に亘って設ける構成としてなる請求項1に記載の回
    動角検出装置。
  3. 【請求項3】 前記摩耗粉貯留部は、前記センサ側ボデ
    ィとロータ側ボディとのいずれか一方に設けられた周溝
    と、前記センサ側ボディとロータ側ボディとのいずれか
    他方に該周溝に嵌合して設けられた隔壁部との間に確保
    された環状の空間によって形成してなる請求項1または
    2に記載の回動角検出装置。
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