JP3466482B2 - 吊り戸棚 - Google Patents
吊り戸棚Info
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Description
井等に設置される吊り戸棚に関する。なお、この発明で
吊り戸棚とは、その上部が天井等によって支持されるも
ののみならず、その背面部が側壁等によって支持される
ものをも含む。
状をなす戸棚本体と、この戸棚本体の開口部を開閉する
扉とから構成されており、台所に多く設置されている。
これは、吊り戸棚が天井等に吊り下げ状態で支持されて
いる関係上、大重量のものの収納には適さず、比較的小
さなもの、例えば調味料の容器、食器等の収納に適して
いるからである。
した場合には、その内部に収納された調味料を料理の途
中で頻繁に出し入れすることが多い。ところが、吊り戸
棚が高い位置に設置されているため、容器の出し入れ、
あるいは所望の容器の確認が比較的困難であるという問
題があった。
めに、請求項1に係る発明は、前面部が開口した箱状を
なす戸棚本体と、この戸棚本体の開口部を開閉する扉と
を備えた吊り戸棚において、上記戸棚本体と上記扉との
間に、上記扉を上記戸棚本体に閉位置と開位置との間で
上下方向へ回動可能に連結する連結部材が設けられ、上
記扉が、上記連結部材により、上記閉位置では上記戸棚
本体の開口部を閉じた状態で、上記開位置では上記戸棚
本体の下方にほぼ水平になった状態で支持され、上記戸
棚本体と上記連結部材との間に、上記扉を上記連結部材
を介して閉位置側へ回動付勢する付勢手段が設けられ、
この付勢手段の付勢力が、上記扉が閉位置とこの閉位置
から開位置側へ向かって離れた所定の角度範囲に位置し
ているときには、重力による上記扉に対する開位置側へ
の回動力より大きく、上記扉が上記所定の角度範囲を越
えた開位置までの角度範囲に位置しているときには、重
力による上記扉に対する開位置側への回動力と同等以下
に設定されていることを特徴としている。
本体の下側の左右に配置された一対の連結腕を用い、こ
の一対の連結腕の各一端部を上記戸棚本体の背面側の左
右の下端部に左右方向へ延びる水平な軸線を中心として
それぞれ回動可能に連結し、各他端部を上記閉位置に位
置しているときの上記扉の左右の下端部にそれぞれ連結
固定するのが望ましい。特に、上記戸棚本体の背面側の
左右の下端部に一対の支持板が設けられ、上記一対の連
結腕の上端部に収容溝がそれぞれ設けられ、各収容溝に
各支持板の下端部がそれぞれ回動可能に挿入された状態
で上記一対の連結腕が上記一対の支持板を介して上記戸
棚本体に回動可能に連結され、上記付勢手段が、上記収
容溝に入り込む上記支持板の下端部に設けられたカム面
と、上記連結部材の一端側を向く上記収容溝の底面から
上記連結腕の他端側へ向かって延びる収容孔の上記収容
溝側の端部に摺動可能に挿入され、上記収容孔から上記
収容溝内に突出した端部にローラが回転自在に設けられ
た保持部材と、上記収容溝内に収容され、上記保持部材
を介して上記ローラを上記カム面に押圧接触させるばね
とを有し、上記ローラが上記カム面に押圧接触させられ
ることにより、上記ばねの付勢力が上記連結腕を介して
上記扉を閉位置側へ付勢する回動付勢力に変換されるこ
とが望ましい。上記戸棚本体と上記連結部材との間に、
上記扉の開位置側への急速回動に対して抵抗発揮するダ
ンパ機構を設けるのが望ましい。
ついて、図1〜図5を参照して説明する。図3はこの発
明に係る吊り戸棚1が設置された台所の一部を示す斜視
図であり、台所には調理台Aおよび流し台Bが一体に設
けられ、側壁Wに沿って配置されている。流し台Bの上
方には、収容戸棚Cが設けられている。この収容戸棚C
の底板Ca(図2参照)下面には、吊り戸棚1が底板C
aを貫通するボルト(図示せず)によって固定されてい
る。吊り戸棚1は天井に固定してもよく、その背部を側
壁Wに固定してもよい。
は、戸棚本体2と扉3とを備えている。戸棚本体2は、
左右に対向した一対の側板21,21と、この一対の側
板21,21の上部間、下部間および背部間にそれぞれ
設けられた天板22、底板23および背板24とによ
り、前面が開口した四角形の箱状に形成されている。底
板23は、側板21の下端より若干上側に配置されてい
る。したがって、側板21の下端部は底板23から下方
に突出している。
開閉するためのものであり、平板状に形成されている。
扉3は、戸棚本体2の前面開口部を開閉するために、後
述するようにして戸棚本体2に上下方向へ回動可能に連
結されている。この場合、扉3は、閉位置と開位置との
間を回動可能であり、閉位置に回動すると、図1におい
て想像線で示すように、戸棚本体2の前面に突き当たっ
てその開口部を閉じる。開位置に回動すると、図1にお
いて実線で示すように、戸棚本体2の下方に位置し、水
平な状態になる。
側板21,21の互いに対向する面の背面側の下端部に
は、支持板4がボルト81によってそれぞれ固定されて
いる。各支持板4には、連結腕5の一端部(図1におい
て上端部)がそれぞれ連結されている。すなわち、連結
腕5の一端面(図1において上端面)には、その前面か
ら後面まで貫通する収容溝51が形成されており、この
収容溝51には支持板4の下部が挿入されている。そし
て、軸線を左右方向に向けた水平な支持軸82が連結腕
5および支持板4を貫通しており、この支持軸82によ
って連結腕5の一端部が支持板4に上下方向へ回動自在
に支持連結されている。連結腕5の他端部は、図1にお
いて想像線で示すように、扉3が閉位置に位置している
ときには、水平方向前方へ向かって延び、扉3の下端部
に連結固定されている。したがって、扉3が開位置に回
動したときには、連結腕5がほぼ鉛直下方を向くように
なり、長さの分だけが扉3が戸棚本体2に対して下方に
位置することになる。
は、軸線を上下方向に向けたストッパボルト83が螺合
されている。一方、連結腕5には、当接ピン84が固定
されている。この当接ピン84は、扉3が閉位置側から
開位置まで回動したときストッパボルト83に突き当た
るように配置されている。したがって、扉3は、開位置
を越えて回動することがない。しかも、ストッパボルト
83のねじ込み量を適宜に調節することにより、扉3が
開位置で水平になるように開位置を調節することができ
る。なお、支持板4と連結腕5との間には、扉3が開位
置から閉位置側へ回動するのを阻止する係止機構を設け
るのが望ましい。
腕5、ひいては扉3の低速回動は許容するが高速回動を
阻止するダンパ機構6が設けられている。この場合、ダ
ンパ機構6は、扉3の開方向および閉方向のいずれの回
動方向に対しても抵抗を発揮するものを用いてもよい
が、この実施の形態では、閉方向への回動に対しては抵
抗を発揮せず、開方向への回動に対してのみ抵抗を発揮
するものが用いられている。そのようなダンパ機構6に
よれば、開位置側へ高速回動する扉3よって怪我をする
のを防止することができるのみならず、扉3を閉位置側
へは楽に回動させることができるからである。なお、こ
のようなダンパ機構6は、特開平5−10366号公
報、その他に開示されているので、その具体構造につい
ての説明は省略する。勿論、他の構造を有するダンパ機
構を用いてもよい。
腕5を開位置側から閉位置側へ向かって回動付勢する付
勢手段としてのカム機構7が設けられている。すなわ
ち、連結腕5には、その収容溝51の底面から連結腕5
の長手方向他端部側(図4および図5において下側)に
延びる収容孔52が形成されている。この収容孔52に
は、保持部材71の下端部が摺動自在に設けられてい
る。この保持部材71の上端部は、収容溝51内に突出
しており、そこにはローラ72が軸73を介して回転自
在に支持されている。このローラ72は、ばね74によ
り保持部材71を介して支持板4側へ付勢されている。
一方、ローラ72と対向する支持板4の下面には、カム
面75が形成されている。このカム面75には、ローラ
72が押し当てられている。
を、連結腕5(扉3)を開位置側から閉位置側へ向かっ
て回動させようとする回動力に変換する。この回動力
は、扉3が閉位置から開位置側へ所定の角度範囲、例え
ば20程度の範囲では、扉3および連結腕5に作用する
重力による扉3の開位置側への回動力より大きく、扉3
が所定の角度範囲を越えて開位置側へ回動したときに
は、重力による扉3に対する開位置側への回動力と同等
以下に設定されている。したがって、扉3は、外力が作
用しない限り、閉位置および開位置に位置し続ける。し
かも、扉3を開位置から閉位置側へ回動させる際には、
カム機構7の回動付勢力の分だけ扉3を容易に回動させ
ることができる。
開位置まで回動すると水平になるので、図3に示すよう
に、扉3を戸棚本体2から取り出した調味料の容器
C1,C2(図3参照)等を載置するための一時的な載置
棚として用いることができる。しかも、扉3に載置した
容器C1,C2については、開位置に回動した扉3が連結
腕5の長さの分だけ戸棚本体2の下方に位置しているの
で、戸棚本体2から容器C1,C2を出し入れする場合に
比して、容易に出し入れすることができる。また、所望
の容器を容易に確認することができる。容器C1,C2の
使用が完了したら、容器C1,C2を戸棚本体2内に戻
し、扉3によって戸棚本体2を閉じる。
定されるものでなく、適宜設計変更可能である。例え
ば、上記の実施の形態においては、一対の連結腕5,5
によって扉3を戸棚本体2に回動可能に連結している
が、他の連結構造、例えば平行リンク機構を採用しても
よい。
る発明によれば、開位置に回動した扉を、戸棚本体から
取り出した容器等の一時的な載置棚として使用すること
ができる。しかも、扉に載置した容器等は、扉が戸棚本
体より下方に位置するので、戸棚本体から出し入れする
場合に比して容易に出し入れすることができるととも
に、容易に確認することができる。さらに、扉を閉位置
側へ容易に回動させることができ、しかも扉を閉位置に
維持することができるという効果が得られる。請求項4
に係る発明によれば、扉が開位置側へ高速で回動するの
を阻止することができるので、人体に扉がぶつかって怪
我するのを防止することができるという効果が得られ
る。
示す図であって、図2のX−X断面図である。
す斜視図である。
部を切り欠いて示す側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 前面部が開口した箱状をなす戸棚本体
と、この戸棚本体の開口部を開閉する扉とを備えた吊り
戸棚において、 上記戸棚本体と上記扉との間に、上記扉を上記戸棚本体
に閉位置と開位置との間で上下方向へ回動可能に連結す
る連結部材が設けられ、上記扉が、上記連結部材によ
り、上記閉位置では上記戸棚本体の開口部を閉じた状態
で、上記開位置では上記戸棚本体の下方にほぼ水平にな
った状態で支持され、上記戸棚本体と上記連結部材との
間に、上記扉を上記連結部材を介して閉位置側へ回動付
勢する付勢手段が設けられ、この付勢手段の付勢力が、
上記扉が閉位置とこの閉位置から開位置側へ向かって離
れた所定の角度範囲に位置しているときには、重力によ
る上記扉に対する開位置側への回動力より大きく、上記
扉が上記所定の角度範囲を越えた開位置までの角度範囲
に位置しているときには、重力による上記扉に対する開
位置側への回動力と同等以下に設定されていることを特
徴とする吊り戸棚。 - 【請求項2】 上記連結部材が、上記戸棚本体の下側の
左右に配置された一対の連結腕であり、この一対の連結
腕の各一端部が上記戸棚本体の背面側の左右の下端部に
左右方向へ延びる水平な軸線を中心としてそれぞれ回動
可能に連結され、各他端部が上記閉位置に位置している
ときの上記扉の左右の下端部にそれぞれ連結固定されて
いることを特徴とする請求項1に記載の吊り戸棚。 - 【請求項3】 上記戸棚本体の背面側の左右の下端部に
一対の支持板が設けられ、上記一対の連結腕の上端部に
収容溝がそれぞれ設けられ、各収容溝に各支持板の下端
部がそれぞれ回動可能に挿入された状態で上記一対の連
結腕が上記一対の支持板を介して上記戸棚本体に回動可
能に連結され、上記付勢手段が、上記収容溝に入り込む
上記支持板の下端部に設けられたカム面と、上記連結部
材の一端側を向く上記収容溝の底面から上記連結腕の他
端側へ向かって延びる収容孔の上記収容溝側の端部に摺
動可能に挿入され、上記収容孔から上記収容溝内に突出
した端部にローラが回転自在に設けられた保持部材と、
上記収容溝内に収容され、上記保持部材を介して上記ロ
ーラを上記カム面に押圧接触させるばねとを有し、上記
ローラが上記カム面に押圧接触させられることにより、
上記ばねの付勢力が上記連結腕を介して上記扉を閉位置
側へ付勢する回動付勢力に変換されること を特徴とする
請求項2に記載の吊り戸棚。 - 【請求項4】 上記戸棚本体と上記連結部材との間に、
上記扉の開位置側への急速回動に対して抵抗発揮するダ
ンパ機構を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいず
れかに記載の吊り戸棚。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21977098A JP3466482B2 (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 吊り戸棚 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21977098A JP3466482B2 (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 吊り戸棚 |
Publications (2)
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|---|---|
| JP2000033014A JP2000033014A (ja) | 2000-02-02 |
| JP3466482B2 true JP3466482B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=16740742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21977098A Expired - Fee Related JP3466482B2 (ja) | 1998-07-17 | 1998-07-17 | 吊り戸棚 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3466482B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5463636B2 (ja) * | 2008-08-11 | 2014-04-09 | 株式会社ノーリツ | キャビネットおよび洗面化粧台 |
| JP5783792B2 (ja) * | 2011-05-12 | 2015-09-24 | 太陽パーツ株式会社 | 扉付収納装置 |
-
1998
- 1998-07-17 JP JP21977098A patent/JP3466482B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2000033014A (ja) | 2000-02-02 |
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