JP3469574B2 - 電源装置および電源回路の制御方法 - Google Patents
電源装置および電源回路の制御方法Info
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Description
る電源回路を備える電源装置に係わる。
バータ、充電器などの電源装置は、様々な分野で広く使
われている。電源装置は、一般に、その損失が小さいこ
とが要求される。特に、近年急速に普及してきているノ
ード型のパーソナルコンピュータや移動体通信における
端末などにおいては、電源装置の損失を低減することは
非常に重要である。
通常、互いに異なる複数の電圧を要求する。したがっ
て、電源装置は、この要求に応じるために、互いに異な
る複数の電圧を生成できるようになっているものが多
い。また、各種携帯型の電子機器は、通常、バッテリに
より駆動されるので、充電機能を備えた電源装置も数多
く知られている。
である。この電源装置は、不図示のバッテリを充電する
ための充電器501、および不図示の負荷に電流を供給
する複数のDC電源502−1〜502−4を備える。
装置の動作を制御するための演算処理装置であり、RO
M504に格納されているプログラムに従って、上位機
器との通信、シーケンス制御、バッテリ管理、状態監視
/表示などを実行する。上位機器は、例えば、この電源
装置がコンピュータに搭載される場合、そのコンピュー
タのCPU(メインプロセッサ)である。プロセッサ5
03は、たとえば、上位機器から電圧レベルの変更指示
などを受信すると、その旨を対応するDC電源に通知す
る。シーケンス制御は、複数のDC電源502−1〜5
02−4を所定の順番に従って投入していく処理、また
は所定の順番に従って切断していく処理である。バッテ
リ管理は、バッテリの残量をモニタする処理等である。
状態監視/表示は、たとえば、この電源装置への入力電
圧や周囲温度を監視し、必要に応じてそれらを表示する
機能である。
る充電器またはDC電源の構成図である。充電器および
DC電源は、基本的には同じ構成であり、それぞれ電力
変換部510、アナログ回路部520、および信号送受
信部530を備える。なお、DC電源は、ここでは、D
C/DCコンバータである。
4からの指示に従って制御されるスイッチング素子(M
OSFET)、整流用ダイオード、エネルギーを蓄積/
放出するためのインダクタ、インダクタ電流または出力
電流を検出するための抵抗、および出力を平滑化するた
めの出力コンデンサを備える。スイッチング素子がオン
状態の期間は、インダクタ電流がランプアップしてゆ
き、負荷に電流が供給されると共に、余った電荷は出力
コンデンサに蓄積される。一方、スイッチング素子がオ
フ状態の期間は、インダクタ電流がランプダウンしてゆ
き、必要に応じて出力コンデンサに蓄積されている電荷
を放出しながら負荷へ電流を供給する。
を増幅するアンプ521、アンプ521の出力と参照電
圧Vref1との差を増幅するアンプ522、出力電圧と参
照電圧Vref2との差を増幅するアンプ523、これらの
アンプの出力等に従ってスイッチング素子を制御するた
めのPWM信号を生成するPWM制御回路524、およ
びPWM制御回路524に所定周波数のクロックを供給
する発振器(OSC)525を備える。
電圧Vref2よりも低下すると、スイッチング素子へ供給
するPWM信号のデューティを大きくすることにより、
インダクタ電流を増加させて出力電圧を上昇させる。反
対に、出力電圧が参照電圧Vref2よりも高くなると、P
WM制御回路524は、上記PWM信号のデューティを
小さくすることにより、インダクタ電流を減少させて出
力電圧を低下させる。出力電圧は、このようにして一定
の値に保持される。また、PWM制御回路524は、ア
ンプ522の出力に基づいて過電流を検出すると、上記
PWM信号のデューティを小さくしたり、或いはスイッ
チング素子を強制的にターンオフしたりする。
低下したことを検出してアラーム信号を発生させるコン
パレータ等を備える。また、信号送受信部530は、I
/O回路を介して上位機器から入力される信号を受信す
る機能を備える。
装置の動作を管理・制御する構成は従来から知られてい
た。しかしながら、従来は、電源装置が備える充電器あ
るいは各DC電源は、それぞれ独立してアナログ制御に
よりその出力が調整されていた。
電源装置は、以下の点が問題となっていた。 (1) デジタル技術が急速に進歩し、プロセッサの性能が
飛躍的に向上した。このため、低価格で高性能のプロセ
ッサを容易に入手できるようになった。ところが、上述
したような従来の電源装置における使用法では、そのプ
ロセッサの負荷(処理量)は小さい。したがって、高性
能なプロセッサを使用すると、その性能を有効に利用で
きないことになる。
してきており、今後、損失を減少させたり、或いは回路
規模を小さくすることは難しいと推測される。また、ア
ナログ回路を使用していると、電源装置の仕様を変更す
る場合には、部品を変更する必要が生じたり、場合によ
っては回路の配線パターン等をも変更しなければならな
い。
の回路との間での信号伝達のためのI/O回路またはI
/F回路が多く、小型化および低価格化が困難である。 (4) 電力変換部およびアナログ回路部は、互いに独立し
て製造されることが多い。このことも、製造コストが高
くなる要因の1つである。
る。すなわち、本発明の課題は、仕様変更が容易であ
り、且つ損失の低い電源装置を提供することである。本
発明の他の課題は、電源装置の小型化および低コスト化
を計ることである。本発明のさらに他の課題は、搭載さ
れたプロセッサの性能を有効に利用する電源装置を提供
することである。
ロセッサを備える構成と前提とし、それぞれDC出力を
生成する複数の電源回路と、上記複数の電源回路の各出
力に係わるパラメータをそれぞれデジタルデータに変換
する変換手段とを有する。そして、上記変換手段により
得られたデジタルデータに基づいて上記複数の電源回路
の出力を制御する処理を上記プロセッサに実行させる。
実現していた機能を、プロセッサを用いたソフトウェア
処理で置き換えることができる。このため、電源装置と
しての回路規模が小さくなる。
るパルス信号に基づいてDC出力を生成する電源回路
と、上記電源回路の出力に係わる出力パラメータをデジ
タルデータに変換する変換手段と、上記変換手段により
得られるデジタルデータと基準値との差を増幅する演算
手段と、上記演算手段の出力に基づいて上記電源回路に
与えるパルス信号を生成する生成手段を有する。
路の出力を定義する値であり、変換手段により変換され
るパラメータに対応するデジタル値である。したがっ
て、演算手段および生成手段は、デジタル処理を実行す
る。このデジタル処理は、プロセッサ等を用いてソフト
ウェアプログラムを実行することにより実現される。
たはFIRフィルタ等のデジタルフィルタで実現する。
また、電源回路のDC出力をPWM方式で制御する場合
は、変換手段により得られるデジタルデータと上記基準
値との差に基づいてその電源回路に与えるパルス信号の
デューティが決定される。このデューティを決定する処
理も、ソフトウェアプログラムを実行することによるデ
ジタル処理である。
ナルコンピュータ等の装置に搭載され、その装置が備え
るバッテリを充電するための充電器、およびその装置に
おいて使用される複数のDC電圧をそれぞれ生成する複
数のDC電源を含む。尚、以下では、これらの充電器お
よびDC電源を総称して「電源回路」と呼ぶことがあ
る。
より各出力電圧をそれぞれ一定の値に保持する。出力電
圧を制御するためのPWM制御では、通常、電源回路の
出力電圧と基準電圧との差に従ってその電源回路に供給
するパルス信号のデューティが変更される。そして、電
源回路は、そのパルス信号に従って出力電圧を調整す
る。すなわち、フィードバック制御が実行される。本実
施形態では、電源装置が備えるプロセッサがこのフィー
ドバック制御を実行する。
ある。充電器10は、この電源装置を搭載する本体装置
(パーソナルコンピュータ等)が備える不図示のバッテ
リを充電する。DC電源20−1〜20−nは、それぞ
れ互いに異なるDC電圧を生成して負荷に供給する。
尚、充電器10およびDC電源20−1〜20−nは、
それぞれ基本的に互いに同じ構成であり、PWM部11
および電力変換部12を備える。
本体装置が備えるスイッチからのオン/オフ信号を受信
してプロセッサ(MPU)41に通知する。A/D変換
部32は、充電器10により充電されるバッテリに係わ
る情報(たとえば、バッテリ残量)をデジタルデータに
変換してプロセッサ41に渡す。シリアルI/F部33
は、プロセッサ41と上位機器との間の情報の送受信を
制御する。上位機器とは、たとえば、この電源装置を搭
載する本体装置が備えるCPU(メインプロセッサ)の
ことである。この場合、上位機器は、例えば、その動作
モードを通常モードからレジュームモードに切り換える
際に、電源装置に対してその出力電圧を低下させること
を指示する信号を送る。
(充電器10およびDC電源20−1〜20−n)が備
える電力変換部12からのフィードバック信号、および
各電源回路へ供給される入力電圧を受信し、プロセッサ
41からの指示に従ってその中から所定の1つを選択し
て出力する。電力変換部12からのフィードバック信号
は、電源回路の出力に係わるパラメータであり、たとえ
ば、各電源回路の出力電圧や出力電流である。A/D変
換部35は、多重化部34の出力をデジタルデータに変
換する。A/D変換部35により変換されたデジタルデ
ータは、プロセッサ41により読み取られる。セグメン
トコントローラ(SEG)36は、プロセッサ41から
の指示に従って、バッテリ残量等を不図示の表示装置に
表示するための信号を出力する。
がらROM42に格納されているプログラムを実行す
る。プロセッサ41により実行されるプログラムには、
I/O部31、A/D変換部32、シリアルI/F部3
3、およびA/D変換部35からのデジタルデータに従
ってこの電源装置の動作を制御するための処理手順が記
述されている。なお、このプログラムは、図1において
はROM領域に格納されているが、書き換えことができ
るようにしておいてもよい。また、プロセッサ41とし
て、DSP(Digital Signal Processor)を用いてもよ
い。
来の技術として上述したシーケンス制御、バッテリ管
理、状態監視/表示などを実行すると共に、電源回路の
出力電圧を一定の値に保持するための制御の実行する。
なお、この電源装置は、更に、クロック信号を生成する
クロック生成部44、およびタイマ45を備える。
電力変換部12は、基本的に、図20に示した従来の電
力変換部と同じである。すなわち、電力変換部12は、
PWM部11からの指示に従って制御されるスイッチン
グ素子(図2では、MOSFET)13、整流用ダイオ
ードD、エネルギーを蓄積/放出するためのインダクタ
L、インダクタ電流または出力電流を検出するための抵
抗R、および出力を平滑化するための出力コンデンサC
out を備える。また、電力変換部12は、PWM部11
からのパルス信号を増幅してスイッチング素子13を駆
動するドライバ(駆動回路)14を備える。なお、上記
整流用ダイオードDをMOSトランジスタ等に置き換え
てもよい。この場合、2つのMOSトランジスタは、同
時にオン状態にならないように、互いに逆位相のスイッ
チング制御信号によりオン/オフが行われる。
ータまたはDC/DCコンバータにより生成される。D
C出力は、負荷(バッテリを含む)に供給される。上記
構成において、スイッチング素子13がオン状態の期間
は、インダクタ電流がランプアップしてゆき、負荷に電
流が供給されるとともに、余った電荷は出力コンデンサ
Cout に蓄積される。一方、スイッチング素子13がオ
フ状態の期間は、インダクタ電流がランプダウンしてゆ
き、必要に応じて出力コンデンサCout に蓄積されてい
る電荷を放出しながら負荷へ電流を供給する。したがっ
て、電力変換部12の出力電圧、すなわち各電源回路の
出力電圧は、スイッチング素子13のオン時間とオフ時
間との比率に応じて変化させることができる。
オフ状態は、PWM部11により生成されるパルス信号
に従って制御される。本実施例では、パルス信号の
「H」をスイッチング素子13のオン状態に対応させ、
そのパルス信号の「L」をオフ状態に対応させる。した
がって、電源回路の出力電圧は、そのパルス信号の
「H」時間と「L」時間との比率に従って変化させるこ
とができる。
ッチング素子13を制御するためのパルス信号の周期は
一定である。したがって、そのパルス信号のデューティ
を指定するためには、そのパルス信号の1周期内の
「H」時間または「L」時間を指定すればよい。本実施
形態では、パルス信号の周期および「H」の時間を指定
することにより、デューティを指定する。なお、以下で
は、パルス信号の「H」をスイッチング素子13のオン
状態に対応させるので、パルス信号が「H」である時間
を「オン時間Ton」を呼ぶことがある。
係わるパラメータをフィードバック信号として多重化部
34へを送る。この実施例で使用されるパラメータは、
出力端子の電圧(出力電圧Vout )、およびインダクタ
Lと抵抗Rとの接続点の電圧(電圧Vs )である。これ
らのパラメータは、上述したように、A/D変換部35
によりデジタルデータに変換されてプロセッサ41に送
られる。プロセッサ41は、このデジタルデータによ
り、出力電圧Vout を検出すると共に、「(電圧Vs −
出力電圧Vout )/R」を演算することにより、出力電
流を検出する。
について説明する図である。ここでは、図1に示す充電
器10およびDC電源20−1〜20−nの中の任意の
1つの電源回路に着目して説明する。なお、図3におい
ては、この着目する電源回路を識別する番号を「i」と
している。また、図3では、出力電圧制御に直接的には
関係していない要素については省略している。
変換部35を介して受信するパラメータに基づいて、電
力変換部12のスイッチング素子13を制御するための
パルス信号のパルス幅(即ち、そのパルス信号のデュー
ティ)を演算する。使用するパラメータは、ここでは、
電力変換部12の出力電圧である。したがって、演算部
51は、出力電圧をデジタルデータに変換した値である
Vout を受け取る。なお、この演算部51は、ROM4
2に格納されている所定のプログラムがプロセッサ41
によって実行されることにより実現される。
びパルス幅計算部53を備える。デジタルフィルタ52
は、後述詳しく説明するが、出力電圧Vout と参照値V
refとの差を増幅して出力する。この参照値Vref は、
この電源回路が保持すべき出力電圧の代用値である。た
とえば、この電源回路が保持すべき出力電圧を2.5V
とすると、参照値Vref は、「2.5V」がA/D変換
部35に入力されたならば得られるであろうデジタルデ
ータである。なお、充電器10およびDC電源20−1
〜20−nの各出力電圧を制御する処理を記述したプロ
グラムは、基本的には互いに同じであるが、異なる出力
電圧を得るためにこの参照値Vref の値を互いに変えて
いる。
るが、デジタルフィルタ52の出力に基づいて「オン時
間Ton」を算出する。このオン時間は、スイッチング素
子13のスイッチング周期内においてそのスイッチング
素子13をオン状態にする時間である。パルス幅計算部
53は、このオン時間をPWM部11のオン時間レジス
タ62に書き込む。
時間レジスタ62、タイマ63、およびパルス生成部6
4を備える。周期レジスタ61は、出力するパルス信号
の周期を格納する記憶領域である。このパルス信号の周
期は、スイッチング素子13のスイッチング周期であ
り、この電源装置の初期設定シーケンスにおいて周期レ
ジスタ61に書き込まれる。オン時間レジスタ62は、
演算部51により算出されたオン時間を格納する記憶領
域である。タイマ63は、パルス信号の立上りエッジま
たは立下りエッジからの経過時間を計時する。パルス生
成部64は、タイマ63を使用し、周期レジスタ61に
格納されている周期およびオン時間レジスタ62に格納
されているオン時間に従ってパルス信号を生成する。
電力変換部12においてスイッチング素子13を制御す
るスイッチング信号として使用される。このように、本
実施形態の電源装置は、従来の電源装置のアナログ部の
機能を演算部51およびPWM部11により実行させる
ので、回路規模が小さくなる。また、本実施形態では、
アナログ回路をデジタル回路に置き換えるためにA/D
変換器が必要になるが、多重化部34を用いることによ
り、複数の電源回路が1つのA/D変換器を共用するの
で、回路規模はさほど大きくならない。さらに、本実施
形態の電源装置では、電力制御部12以外の部分をすべ
てLSI化することができるので、小型化、低コスト
化、および高機能化に寄与する。さらに、本実施形態
は、従来の電源装置のアナログ部をソフトウェアプログ
ラムで記述した構成である。したがって、従来のアナロ
グ回路により提供されていた機能を変更する必要が生じ
た場合であっても、プログラムを書き換えるだけで簡単
に対処できる。
する。デジタルフィルタ52は、基本的には、図20に
示した従来の電源装置において使用されていたアンプ5
23の特性(特に、G−Φ特性)をそのままインプリメ
ントするように設計する。従来の電源装置において使用
されていたアンプ523の具体的な回路の一例を図4
(a) に示す。このアンプの伝達関数は、下式の通りであ
る。
R(finite impulse response )フィルタおよびIIR
(infinite impulse response )フィルタが広く知られ
ている。デジタルフィルタ52は、いずれのデジタルフ
ィルタを用いても実現できるが、この実施例では、II
Rフィルタを用いるものとする。
性をそのままIIRフィルタに持たせるためには、s−
z変換を用いる。s−z変換は、s領域におけるアナロ
グフィルタの伝達関数G(s) をz領域へ変換する方法で
ある。
ンプ(アナログフィルタ)と等価なデジタルフィルタを
図4(b) に示す。このデジタルフィルタは、加算器7
1、係数乗算器72〜74、および単位遅延素子75〜
76を有する。図4(a) に示すアンプを図4(b) に示す
デジタルフィルタに置き換える方法は既知であるが、以
下に示しておく。
ある。
得られる。
得られる。また、係数乗算器72〜74に設定される係
数は、それぞれ上記(4) 式〜(6) 式により表される。上
記(3) 式((4) 式〜(6) 式を含む)は、ソフトウェアプ
ログラム内に記述され、プロセッサ41がそのプログラ
ムを実行することによりデジタルフィルタ52が実現さ
れる。このように、本実施形態では、従来の電源装置に
おいて使用されていたアナログアンプの動作および特性
をソフトウェアプログラムで記述し、そのプログラムを
実行することによってそのアナログアンプと同じ動作を
提供する。したがって、アナログアンプの特性を変更す
る際には、そのプログラムを書き換えるだけでよいので
簡単である。
ーチャートである。ここでは、図3に係わる説明と同様
に、充電器10およびDC電源20−1〜20−nの中
の任意の1つの電源回路に着目して説明する。また、参
照値Vref は予め設定されているものとする。なお、こ
のフローチャートの処理は、タイマ割込などにより所定
間隔ごとに実行される。
する。具体的には、まず、プロセッサ41が、複数の電
源回路の中から1つの電源回路を指定し、その指定した
電源回路を多重化部34に通知する。多重化部34に
は、複数の電源回路の出力電圧が入力されている。多重
化部34は、上記プロセッサ41からの通知に従って、
指定された電源回路の出力電圧をA/D変換部35へ出
力する。そして、プロセッサ41がこのA/D変換部3
5による変換結果であるデジタルデータ(出力電圧Vou
t )を読み込む。
る。ステップS3では、ステップS1で取得した出力電
圧Vout とステップS2で取得した参照値Vref との差
を算出する。そして、ステップS4においてデジタルフ
ィルタ演算を実行する。この処理は、ステップS3の算
出結果を図4(b) に示したデジタルフィルタに入力する
処理である。具体的には、ステップS3の算出結果を上
記(3) 式に代入する演算である。
の結果に基づいて、PWM部11において生成するパル
ス信号のデューティを算出する。ここで、パルス信号の
デューティについて図6を参照しながら簡単に説明して
おく。
一般に、三角波を用いて生成することが多い。三角波を
用いるとすると、ステップS5は、三角波のレベルとデ
ジタルフィルタ演算の結果とを比較する処理に相当す
る。この場合、デジタルフィルタ52の出力をVamp 、
三角波の周期をT、三角波の最大値をVmax とすると、
生成されるパルス信号のデューティは下記の式で表され
る。 D = Ton/T = (Vmax −Vamp )/Vmax ・・・(7) したがって、本実施形態では、三角波の最大値Vmax を
予め設定しておき、デジタルフィルタ52の出力を上記
(7) 式に代入することにより、パルス信号のデューティ
を得る。
デューティが予め決められている最大設定値以下である
か否かを調べる。ステップS5で求めたデューティが予
め決められている最大設定値以下であれば、ステップS
7において、そのデューティを用いて上記(7) 式に従っ
てオン時間Tonを求める。すなわち、Ton=D・Tを演
算する。一方、ステップS5で求めたデューティが予め
決められている最大設定値よりも大きかった場合には、
ステップS8において、ステップS5で求めたデューテ
ィDの代わりに最大設定値Dmax を用いてオン時間Ton
を求める。すなわち、Ton=Dmax ・Tを演算する。
はS8において算出されたオン時間をPWM部11のオ
ン時間レジスタ62に書き込む。上記ステップS1〜S
9は、所定間隔ごとに繰り返し実行される。このため、
オン時間レジスタ62には、電源回路の出力電圧に概ね
リアルタイムに対応したオン時間が常に書き込まれてい
ることになる。また、上記処理は、複数の電源回路に対
してサイクリックに実行され、各演算結果は、対応する
PWM部11のオン時間レジスタ62に書き込まれる。
る。図5に示した処理では、オン時間を算出する毎にオ
ン時間レジスタ62を更新する。これに対して、図7に
示す処理では、新たに算出したオン時間がすでにオン時
間レジスタ62に書き込まれている場合には、プロセッ
サ41からオン時間レジスタ62へのアクセスを省略す
る。
ステップS1〜S8と同じである。ステップS11およ
びS12では、新たに算出したオン時間と、以前の演算
により得られてRAM43に保持してあるオン時間とを
比較する。これら2つのオン時間が互いに一致した場合
には、新たに算出したオン時間は既にPWM部11のオ
ン時間レジスタ62に書き込まれているものとみなし、
PWM部11へアクセスすることなく処理を終了する。
一方、上記2つのオン時間が互いに一致しなかった場合
には、ステップS9において、その新たに算出したオン
時間でオン時間レジスタ62を更新する。なお、この場
合、その新たに算出したオン時間をRAM43に格納
し、RAM43に先に保持してあったオン時間を消去す
る。
部11との間の信号の伝送を減らすことができる。ここ
で、パルス信号のデューティを算出するために用いた三
角波を決定する方法を説明しておく。PWM方式でスイ
ッチング素子のオン/オフ状態を制御することによって
電源回路の出力電圧を調整する場合、一般に、パルス信
号のデューティは、下式により近似される。ここで、V
INは、電源回路へのDC入力電圧であり、VOUT は、電
源回路の出力電圧である。
の最大値Vmax は、以下のように表される。
電源回路に供給される入力電圧VINに依存して変化す
る。すなわち、Vamp は、VINが大きくなると、それに
伴って大きくなる。したがって、Vamp の中心値をデジ
タルフィルタ52の出力範囲の中心に一致させておくこ
とが望ましい。
範囲を5v、入力電圧=12.5vとすると、保持すべ
き電圧が2.5vの電源回路のための三角波は、これら
の値を上記(9) 式に代入することにより、Vmax =3.
125vが得られる。
WM部11は、周期レジスタ61に格納されている周期
T、およびオン時間レジスタ62に格納されているオン
時間Tonに従ってパルス信号を生成する。
明するフローチャートである。ステップS21では、タ
イマ63を起動する。ステップS22では、そのタイマ
起動と同時にPWM部11の出力を「L」から「H」に
切り換える。ステップS23およびS24では、タイマ
63を起動した時からの経過時間がオン時間レジスタ6
2に格納されているオン時間Tonに達するまで、PWM
部11の出力を「H」に保持する。
間がオン時間Tonに達すると、ステップS25におい
て、PWM部11の出力を「H」から「L」に切り換え
る。ステップS26およびS27では、タイマ63を起
動した時からの経過時間が周期レジスタ61に格納され
ている周期Tに達するまでの間、PWM部11の出力を
「L」に保持する。そして、ステップS21のタイマ起
動からの経過時間が周期Tに達すると、ステップS21
に戻ってタイマ63を再起動する。
図8(b) に示すパルス信号が生成されることになる。そ
して、このパルス信号に従って、電力変換部12のスイ
ッチング素子13が制御される。
イッチング素子13を制御するためのパルス信号をソフ
トウェア処理により生成する。したがって、プログラム
の書き換えにより、各電源回路の出力電圧の設定、スイ
ッチング素子13のスイッチング周波数、応答特性など
を容易に変更できる。例えば、出力電圧の設定は、参照
値Vref の設定により決めることができる。また、スイ
ッチング周波数は、三角波の周波数により決まる。さら
に、応答特性は、デジタルフィルタの係数により変更可
能である。
に係わるパラメータとしてその出力電圧を用いていた
が、出力電流に基づいて電力変換部の動作を制御するこ
とも可能である。
の構成図である。ここでは、電力変換部12は、出力に
係わるパラパータとして、インダクタLと出力端子との
間に設けられている抵抗Rの両端の各電位(Vout 、V
s )を出力する。これらの電位は、それぞれ多重化部3
4に入力される。
づいて電源回路の出力電流を見積もり、過電流を検出し
た場合には、スイッチング素子13を介して流れる電流
を強制的に小さくするか、或いはスイッチング素子13
を強制的にオフ状態にする。なお、演算部81は、図3
に示した演算部51と同様に、ROM42に格納されて
いる所定のプログラムがプロセッサ41によって実行さ
れることにより実現される。
ローチャートである。ステップS31およびS32で
は、抵抗Rの両端の各電位を取得する。続いて、ステッ
プS33では、これら2つの電位の差、および抵抗Rの
抵抗値に基づいて、出力電流を算出する。そして、ステ
ップS34では、この出力電流が予め決められている上
限電流を越えているか否かを調べる。
ていた場合には、ステップS35において、過電流保護
処理を実行する。過電流保護は、たとえば、以下のよう
な処理である。
「0」、または演算部51により算出されたオン時間よ
りも小さい値を書き込む。 (2) スイッチング素子13を強制的にオフ状態にするた
めの信号を電力変換部12へ送る。
イッチング素子13および負荷を過電流から保護するこ
とができる。なお、ステップS34において、算出した
出力電流が上限電流を越えていなかった場合には、過電
流保護処理を実行することなく処理を終了する。この場
合、オン時間レジスタ62には、図3に示した演算部5
1により算出されたオン時間がそのまま書き込まれる。
の値に保持するためのフィードバック信号として出力電
圧を使用する構成であるが、本発明は、この構成に限定
されるものではない。本発明は、たとえば、出力電流
(または、インダクタ電流)をフィードバック信号とし
て、或いは出力電流(または、インダクタ電流)および
出力電圧をフィードバック信号としてを電源回路の出力
を制御する構成にも適用可能である。
作を制御する電源装置の構成図である。この電源装置
は、図3に示した電源装置に図9に示したアイデアを導
入することによって実現できる。
51は、抵抗Rの両端の各電位の差を算出する減算部5
4を備える。そして、デジタルフィルタ52は、この減
算部54の出力と予め設定されている基準値との差を増
幅する。パルス幅計算部53の処理は基本的に図3を参
照しながら説明した通りである。すなわち、パルス幅計
算部53は、デジタルフィルタ52の出力に基づいてオ
ン時間を算出し、その算出したオン時間をオン時間レジ
スタ62に書き込む。
プログラムの記述により、所望の特性を容易にえること
ができる。たとえば、出力電流の設定、垂下特性の定義
が容易である。
る。本実施形態の電源装置が備える各電源回路(充電器
10、及びDC電源20−1〜20−n)は、それぞれ
「ON状態」、「ONシーケンス」、「OFF状態」、
「OFFシーケンス」からなる4つの動作状態の中のい
ずれか1つに属する。「ON状態」および「OFF状
態」は、それぞれ作動中状態、および停止状態である。
「ONシーケンス」は、「OFF状態」から「ON状
態」への移行過程状態であり、反対に、「OFFシーケ
ンス」は、「ON状態」から「OFF状態」への移行過
程状態である。
に、入力電圧、出力電圧、出力電流、負荷電流、温度、
などをモニタし、それらに基づいて各電源回路の動作状
態の遷移を制御する。この制御は、プロセッサ41によ
り実行される。
ために、図12に示す項目A〜項目Jをモニタする。項
目Bおよび項目Fに係わるデータは、I/O部31を介
してプロセッサ41に通知される。項目Cおよび項目G
に係わるデータは、各電源回路に供給される入力電圧が
A/D変換部35により変換されてプロセッサ41に通
知される。他の項目に係わるデータは、各電源回路から
出力され、A/D変換部35により変換されてプロセッ
サ41に通知される。
遷移する必要があるか否かは、上記項目A〜項目Jの判
断に従うが、図12に示すように、各状態ごとにすべて
の項目について判断を要するわけではない。たとえば、
ある電源回路が、現在、ON状態に属しているとする
と、項目A〜項目D、および項目Jのみをモニタすれば
よい。
態管理テーブルを模式的に示した図である。この状態管
理テーブルは、たとえば、RAM43の所定領域に設け
られる。状態管理テーブルは、各電源回路ごとに作成さ
れている。そして、電源回路ごとに、当該電源回路の現
在の状態、および当該電源回路についての各項目ごとの
判定結果が格納される。判定結果は、フラグとして格納
される。ここでは、該当する項目の条件が満たされてい
る場合が「0」、条件が満たされていない場合が「1」
に対応するものとする。図13に示す例では、電源回路
が「ON状態」に属しており、且つ、その電源回路にお
いて過電流が発生していることを示している。
1により随時更新される。即ち、プロセッサ41は、た
とえば、所定間隔毎に入力電圧、出力電圧、出力電流、
負荷電流、温度、などをモニタし、その都度、各項目の
条件を満たすか否かを判断する。そして、状態管理テー
ブルは、その判断結果により更新される。また、後述す
る方法により電源回路の状態遷移が検出されたときも、
状態管理テーブルは更新される。
図である。電源回路の状態は、図14に示す判定式1〜
判定式14により決定される。例えば、現在の状態が
「ON状態」であった場合には、判定式1〜判定式3が
実行される。現在の状態は、状態管理テーブルを参照し
て認識する。また、実行する判定式に必要な情報は、状
態管理テーブルから読み出す。
ている。たとえば、判定式1は、項目Aとして過電圧、
項目Dとして過電流、項目Jとして短絡検出に関する判
定結果を状態管理テーブルから読み出し、それらの論理
和を演算する。もし、これら3つの項目の中の少なくと
も1つの項目において異常が検出されると、論理和演算
の結果が「1」となり、「ON状態」から「OFF状
態」に遷移すべきであると判断する。
説明しておく。判定式2は、「この電源装置を搭載する
本体装置の主スイッチがオフ状態であるか、或いは入力
電圧が所定の範囲外である」という条件と、「過電圧、
過電流、および短絡がいずれも発生していない」という
2つの条件が同時に得られたときに、その演算結果が
「1」になる。判定式2の演算結果が「1」になったと
きには、電源回路の状態は、「ON状態」から「OFF
シーケンス」に遷移する。
の動作状態を把握するために必要な情報を統括して管理
するので、すべての電源回路の状態制御を確実に行うこ
とができる。また、上記情報は、判定項目ごとにフラグ
として格納してあり、簡単な論理式にそのフラグの値を
代入することで状態遷移を判断するので、各電源回路の
状態制御を迅速に且つ確実に行うことができる。
の構成図である。図16は、図15に示すプログラムの
動作を説明する図である。ここでは、2つの電源回路
(3.4V用DC電源、および2.5V用DC電源)を制御する
例を示す。また、これらの電源回路の動作の制御に際し
て、各電源回路ごとの出力電圧、各電源回路ごとの出力
電流、および各電源回路への入力電圧が使用される。そ
して、多重化部34の入力チャネルCH1〜CH5に、
それぞれ、3.4V用DC電源の出力電圧、3.4V用DC電源
の出力電流、2.5V用DC電源の出力電圧、2.5V用DC電
源の出力電流、およびこれらの電源回路への入力電圧が
入力されている。
に示すメインプログラムの他に、図16に示すように、
A/D変換割込サブルーチン、およびタイマ割込サブル
ーチンを含む。メインプログラムには、各電源回路の状
態制御に係わる処理、PWM制御のパルス信号を生成す
る処理などが記述されている。A/D変換割込サブルー
チンには、多重化部34の入力チャネルを指定してその
入力チャネルに対応するデジタルデータをA/D変換部
35から読み込む処理などが記述されている。タイマ割
込サブルーチンは、所定時間ごとに発生するタイムアウ
ト割込を検出したときにメインプログラムを再実行する
プログラムである。
る。「初期設定」は、各種レジスタの初期化、タイマの
設定(図16に示すサンプリング周期の設定)、割込処
理の設定、PWM部11の設定などを含む。PWM部1
1の設定としては、周期レジスタ61に所定の値を書き
込む処理、およびON時間レジスタをリセットする処理
を含む。「タイマスタート」は、「初期設定」において
設定されたタイマを起動する処理である。
入力チャネルを指示する処理、およびその指示に対応す
るデジタルデータをA/D変換部35から読み込む処理
を含む。なお、本実施例では、サンプリング周期ごとに
複数のデータを読み込む構成であるが、第1回目のデー
タ読込処理はメインプログラムに記述され、2回目以降
の処理はA/D変換割込サブルーチンに記述されてい
る。ここで、A/D変換割込サブルーチンは、多重化部
34の入力チャネルが指定されてからA/D変換部35
による変換処理に要する時間が経過したときに呼び出さ
れる。そして、A/D変換割込サブルーチンは、入力チ
ャネルの指定およびデータの読込を実行すると、処理を
メインプログラムに戻す。
化部34の入力チャネルCH2を指定すると共に、前回
指定した入力チャネルCH1からのデータを読み込む
と、処理をメインプログラムに渡す。プロセッサ41
は、期間T2 〜T3 は、メインプログラムを実行する。
この期間は、図15に示す処理などが実行される。ま
た、この期間は、A/D変換部35がそこに入力される
アナログデータをデジタルデータに変換するのに十分な
時間である。したがって、時刻T3 までには、A/D変
換部35は、入力チャネルCH2を介して入力されたア
ナログデータに対する変換処理を終了している。続い
て、時刻T3 において、割込によりA/D変換割込サブ
ルーチンが呼び出される。そして、期間T3 〜T4 にお
いて、多重化部34の入力チャネルCH2から入力され
てA/D変換部35により変換されたデジタルデータを
読み込む。また、このとき、次の入力チャネルを指定
し、その後に処理をメインプログラムに戻す。この処理
は、各入力チャネルに対して実行される。
照しながら説明した処理である。すなわち、図13に示
す状態管理テーブルを参照し、電源回路ごとの現在の動
作状態を検出すると共に、検出した動作状態に対応する
項目のフラグを取り出す。そして、取り出した複数のフ
ラグに基づいて、他の動作状態に遷移すべきか否かを判
断する。
1〜S8に対応する処理である。すなわち、出力電圧を
検出し、デジタルフィルタ演算を実行し、その演算結果
に基づいてスイッチング素子13のオン時間を決定す
る。
出力電圧を徐々に上昇させるための処理である。この動
作を実現するため、デジタルフィルタ52に与えられる
参照値を時間経過に従って大きくしていく処理が実行さ
れる。具体的には、デジタルフィルタ52に与えられる
参照値を格納するための不図示のレジスタを更新する処
理である。そして、参照値が更新されるごとに、図5の
ステップS1〜S8に対応する処理が実行され、スイッ
チング素子13のオン時間が決定される。
子13をオフ状態に保持する処理である。なお、整流用
ダイオードDをトランジスタに置き換えた電源回路にお
いては、そのトランジスタもオフ状態に保持する。
の出力電圧を徐々に下降させるための処理である。この
動作を実現するため、デジタルフィルタ52に与えられ
る参照値を時間経過に従って小さくしていく処理が実行
される。具体的には、デジタルフィルタ52に与えられ
る参照値を格納するための不図示のレジスタを更新する
処理である。そして、参照値が更新されるごとに、図5
のステップS1〜S8に対応する処理が実行され、スイ
ッチング素子13のオン時間が決定される。
「ONシーケンスの処理」または「OFFシーケンスの
処理」により残出されたオン時間をオン時間レジスタ6
2に書き込む処理である。なお、「OFF状態の処理」
の場合には、オン時間レジスタ62に「0」を書き込む
ようにしてもよい。
項目についての判定を行い、図13に示す状態管理テー
ブルにその判定結果を格納する処理である。上記各処理
が終了すると、「タイマスタート」により起動されたタ
イマのタイムアウトを待つ。そして、タイムアウトを検
出すると、「タイマスタート」に戻り、「データ読込」
から「データ条件判定」の処理を繰り返す。
グラムは、定数として与えられる参照値や係数などを電
源回路ごとに変更する必要があるが、基本的には互いに
同じ記述でよい。したがって、電源回路の数を増加させ
る場合であっても、プログラムの追加・修正は容易であ
る。
定の値に保持する構成の電源回路を採り上げたが、本発
明はこれに限定されるものではない。本発明は、例え
ば、PFM(パルス周波数変調)により出力電圧を制御
する構成の電源回路にも適用可能である。
である。この電源装置の基本構成は図3に示した電源装
置と同じである。ただし、PWM部11の代わりに、P
FM部91が設けられている。PFM部91は、オフ時
間レジスタ92およびオン時間レジスタ93を備える。
間またはオフ時間を一定の値に固定しておき、オン時間
を固定した場合にはオフ時間を変化させることにより、
オフ時間を固定した場合にはオン時間を変化させること
によりパルス信号のデューティを変化させる。図18に
示す例では、オフ時間を固定している。
る場合、予め決められたオフ時間が初期設定時にオフ時
間レジスタ92に設定される。また、オン時間レジスタ
93は、演算部94によりオン時間が計算される毎に更
新される。そして、PFM部91は、これらのレジスタ
の設定に従ってパルス信号を生成する。なお、デジタル
フィルタ95の係数、およびオン時間計算部96におい
て用いる計算式は、デジタルフィルタ52の係数、およ
びパルス幅計算部53において用いる計算式とは必ずし
も同じではない。
処理するので、従来のアナログ回路が不要になり、回路
規模が小さくなる。また、ソフトウェア処理なので、電
源回路の出力電圧を一定に保持する制御だけでなく、高
度な制御が容易に実現できる。さらに、複数の電源回路
を統括的に扱うことができるので、電源回路の数の変更
の際の作業が簡単である。
する図である。
たアンプの具体的な回路図である。(b) は、IIRを用
いて作成した図4(a) に示すアンプと等価なデジタルフ
ィルタである。
る。
チャートである。(b) は、生成されるパルス信号の例で
ある。
る。
る。
源装置の構成図である。
表である。
る。
る。
である。
はDC電源の構成図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 与えられるパルス信号に基づいてDC出
力を生成する電源回路と、 上記電源回路の出力に係わる出力パラメータをデジタル
データに変換する変換手段と、 上記変換手段により得られるデジタルデータと基準値と
の差を増幅する演算手段と、 上記演算手段の出力に基づいて上記電源回路に与えるパ
ルス信号を生成する生成手段と、を有し、 上記演算手段は、プロセッサを用いて予め記述されたソ
フトウェアプログラムを所定間隔ごとに実行することに
より実現されるデジタルフィルタであって、新たに入力
された上記デジタルデータと上記基準値との差、過去に
入力された上記デジタルデータと上記基準値との差、お
よび過去に当該演算手段が出力した演算結果に基づい
て、次の演算結果を出力する ことを特徴とする 電源装
置。 - 【請求項2】 上記出力パラメータが上記電源回路の出
力電圧である請求項1に記載の電源装置。 - 【請求項3】 上記出力パラメータが上記電源回路の出
力電流である請求項1に記載の電源装置。 - 【請求項4】 上記デジタルフィルタがIIRフィルタ
またはFIRフィルタである請求項1に記載の電源装
置。 - 【請求項5】 DC出力を生成する電源回路を備え、そ
の電源回路が、作動中状態、停止状態、作動中状態から
停止状態への移行過程状態、および停止状態から作動中
状態への移行過程状態の中のいずれか1つの動作状態に
属する構成の電源装置であって、 上記電源回路の出力電圧、上記電源回路の出力電流、上
記電源回路に供給される入力電圧、および上記電源回路
の負荷電流の中の少なくとも1つをデジタルデータに変
換する変換手段と、 上記変換手段により得られるデジタルデータが予め決め
られた複数の条件をそ れぞれ満たすか否かを判定する判
定手段と、 上記判定手段により得られる複数の判定結果に基づいて
上記電源回路を制御する制御手段と、を有し、 上記制御手段が、上記判定手段による複数の判定結果の
中の1以上の判定結果をそれぞれ使用する複数の条件式
の中から、上記電源回路の現在の動作状態に対応する1
または複数の条件式を選択し、その選択した1または複
数の条件式を満たしているか否かに応じて、その電源回
路が次に遷移すべき動作状態を認識し、その認識結果に
従った制御を実行することを特徴とする電源装置。
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